JPH09137740A - 内燃機関の排出ガス浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排出ガス浄化装置

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JPH09137740A
JPH09137740A JP7295034A JP29503495A JPH09137740A JP H09137740 A JPH09137740 A JP H09137740A JP 7295034 A JP7295034 A JP 7295034A JP 29503495 A JP29503495 A JP 29503495A JP H09137740 A JPH09137740 A JP H09137740A
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JP
Japan
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catalyst
exhaust gas
supercharger
control
passage
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JP7295034A
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English (en)
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Taiji Isobe
大治 磯部
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出ガス還流通路を二次空気通路に兼用して
触媒暖機を行う。 【解決手段】 触媒暖機制御時には、スーパーチャージ
ャ18の駆動中に三方弁35をサージタンク19側に切
り替えて、過給エアの一部を通路36→三方弁35→E
GR通路33→排出ガス還流口31の経路で逆流させ、
二次空気として排気管28の触媒29の上流側へ供給す
ると共に、燃料噴射量を増量補正して排出ガス中のC
O、HCを増加させ、それらを触媒29で二次空気中の
酸素と反応させ、その反応熱で触媒29を効率良く暖機
する。過給時には、バイパス開閉弁21を閉鎖してスー
パーチャージャ18を駆動し、三方弁35をスーパーチ
ャージャ18の上流側(通路37側)に切り替えて、排
出ガス還流制御を行う。非過給時には、スーパーチャー
ジャ18を停止してバイパス開閉弁21を開放し、三方
弁35をサージタンク19側に切り替えて、排出ガス還
流制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気系に設けられ
た過給機を備えた内燃機関の排出ガス浄化装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両に搭載されている排出ガス
浄化用の三元触媒は、排出ガス中の有害成分(HC,C
O,NOx)を高温状態下で酸化/還元反応させて無害
化するものであり、その排出ガス浄化能力を有効に発揮
させるためには、触媒の温度を活性温度(一般的には3
00〜350℃)まで上昇させる必要がある。従って、
エンジン始動後に触媒温度が活性温度に上昇するまで
は、排出ガス浄化能力が低く、排出ガス中の有害成分の
排出量が多くなり、エミッションが悪化する。
【0003】この問題を解決するために、近年、エンジ
ン始動後に触媒を早期に活性温度にまで暖機するため
に、例えば特開平5−171973号公報に示すよう
に、触媒上流側の排気管に外部から二次空気(大気)を
導入しつつ、燃料噴射量をリッチ側に制御して排出ガス
中のCOを増加させ、これを触媒内で二次空気中の酸素
と反応させてその反応熱で触媒を暖機するようにしたも
のがある。しかし、エンジンから排出ガスが吐出される
排気管内の排気圧は大気圧よりも高くなるため、排気管
内に外部から多量の二次空気を導入するには、二次空気
を排気管内に圧送するエアポンプと、このエアポンプの
停止中に二次空気の流路を遮断する電磁弁とからなる二
次空気供給装置を必要とし、構成が複雑化してコスト高
になるという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特開平5−
86847号公報に示すように、機械駆動型の過給機
(いわゆるスーパーチャージャ)を備えたエンジンにお
いて、排出ガス還流通路を二次空気通路に兼用し、設定
負荷以下の運転領域で、吸気圧が排気圧より高いとき
に、吸入空気の一部を排出ガス還流通路を逆流させて排
気管へ供給すると共に、排出ガスのNOxの低減を狙っ
て空燃比をリッチ側に制御することで、排出ガス浄化性
能を向上させるようにしたものがある。
【0005】この公知例は、排出ガス還流通路を二次空
気通路に兼用することで、従来の二次空気供給装置を必
要としない極めて合理的な構成となっているが、排出ガ
ス還流通路を二次空気通路として利用する領域が設定負
荷以下で吸気圧が排気圧より高い運転領域であり、触媒
の暖機具合を考慮した制御は全く行われない。要する
に、この公知例は、エンジン高温時に発生し易いNOx
の低減を狙って空燃比をリッチ側に制御して燃焼温度を
低下させると共に、リッチ側に制御することで発生する
CO、HCを触媒で二次空気中の酸素と反応させて排出
ガスを浄化するものである。従って、この公知例の制御
では、エンジン始動直後の未暖機時に必要とされる触媒
早期暖機を効果的に行うことは不可能である。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、過給機による過給エ
アを利用して触媒暖機を効率良く行うことができる内燃
機関の排出ガス浄化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の内燃機関の排出ガス浄化装置
は、触媒の暖機具合を触媒暖機判定手段により判定し、
触媒が未暖機状態と判定されているときには、触媒暖機
制御手段は、過給機の駆動中に排出ガス還流通路中の排
出ガス還流制御弁を開放し、過給機から吐出された過給
エアの一部を排出ガス還流通路を逆流させて排気系へ供
給すると共に、内燃機関への燃料噴射量をリッチ側に制
御し、排出ガス中のCO、HCを増加させて、それらを
触媒で二次空気中の酸素と反応させ、その反応熱で触媒
を効率良く暖機する。これにより、排出ガス還流通路を
二次空気通路に兼用して触媒暖機を効率良く行うことが
できる。
【0008】更に、請求項2では、過給機の駆動/停止
を制御する過給機制御手段は、触媒暖機判定手段により
触媒が未暖機状態と判定されたときに過給領域を拡大す
る。これにより、触媒が未暖機状態のときの触媒暖機制
御領域を拡大でき、触媒暖機能力を更に向上できる。
尚、過給領域を拡大する際に、内燃機関に加わる過給機
駆動負荷に対抗して機関回転数を上昇させるようにして
も良い。
【0009】また、請求項3では、排出ガス還流通路を
過給機の上流側と下流側とに切り替える通路切替手段を
設け、触媒暖機制御時及び非過給時には切替制御手段に
よって前記通路切替手段を過給機の下流側に切り替え
る。これにより、触媒暖機制御時は、過給圧(過給機の
吐出圧)を排出ガス還流通路に有効に作用させて排気系
に供給する二次空気の流れを円滑にする。また、非過給
時には、排気系から還流してくる排出ガス(EGRガ
ス)を過給機の下流側に供給することで、排出ガスの還
流を円滑にする。一方、触媒暖機制御時以外の過給時に
は、前記通路切替手段を過給機の上流側に切り替えるこ
とで、過給機の吸入負圧を排出ガス還流通路に有効に作
用させて排出ガスの還流を促進し、排出ガス還流制御に
よる排出ガスの浄化率を高める。
【0010】また、請求項4では、機関始動後の経過時
間を計時手段により計時し、触媒暖機判定手段は、機関
始動後の経過時間によって触媒の暖機具合を判定する。
つまり、機関始動後の時間の経過に伴って、触媒が暖機
され、触媒温度が上昇するので、機関始動後の経過時間
によって触媒の暖機具合を判定すれば、機関始動後の経
過時間により間接的に触媒の温度上昇を推定した触媒暖
機制御が可能となる。
【0011】また、請求項5では、触媒の温度又は触媒
温度を反映した温度情報を温度センサにより検出し、触
媒暖機判定手段は、前記温度センサにより直接又は間接
的に検出した触媒温度によって触媒の暖機具合を判定す
る。
【0012】上述した請求項4の始動後の経過時間によ
る制御では、始動時の触媒温度によって触媒暖機効果が
影響を受けてしまうが、請求項5では、触媒温度を直接
又は間接的に検出して、触媒温度によって触媒暖機を制
御するので、触媒暖機効果が始動時の触媒温度の影響を
受けなくなり、安定した触媒暖機効果が得られる。
【0013】また、請求項6では、機械駆動型の過給機
と並列に設けられたバイパス吸気路と、前記過給機の停
止中に前記バイパス吸気路を開放して吸入空気を該バイ
パス吸気路を通して内燃機関に供給するバイパス開閉弁
と、排出ガス還流通路を前記過給機の上流側と下流側と
に切り替える通路切替手段とを備え、触媒暖機制御時
は、前記バイパス開閉弁を閉鎖して前記過給機を駆動す
ると共に前記通路切替手段を前記過給機の下流側に切り
替えて前記排出ガス還流制御弁を開放し、且つ内燃機関
への燃料噴射量をリッチ側に制御し、触媒暖機制御時以
外の過給時は、前記バイパス開閉弁を閉鎖して前記過給
機を駆動すると共に前記通路切替手段を前記過給機の上
流側に切り替えて排出ガス還流制御を行い、非過給時
は、前記過給機を停止して前記バイパス開閉弁を開放す
ると共に前記通路切替手段を前記過給機の下流側に切り
替えて排出ガス還流制御を行う。これにより、排出ガス
還流通路を利用して、触媒暖機制御時の二次空気の排
気系への供給、過給時の排出ガス還流制御、非過給
時の排出ガス還流制御の3つの制御モードを適宜切り替
えて円滑に行うことができる。
【0014】また、請求項7では、触媒暖機判定手段に
より触媒が未暖機状態と判定されているときには、過給
機の駆動中に流量制御弁を開放して過給エアの一部を連
通路を介して触媒の上流へ供給するとともに内燃機関の
燃料噴射量をリッチ側に制御する。これにより、排出ガ
ス中のCO,HCの量を増加させて、それらを触媒で二
次空気中の酸素と反応させ、その反応熱で触媒を効率良
く暖機することができる。
【0015】更に、請求項8では、暖機具合が排出ガス
浄化を促進させる下限温度未満のとき、触媒暖機制御手
段による制御を禁止する。つまり、触媒内でHC,CO
が酸素と反応し始める温度になってから触媒暖機制御を
実行するため、更に効率良く触媒を暖機することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の第1
実施例を図1乃至図14に基づいて説明する。まず、図
1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説
明する。内燃機関であるエンジン11の吸気管12の最
上流部にはエアクリーナ13が設けられ、このエアクリ
ーナ13には吸入空気温度THAを検出する吸気温セン
サ14が取り付けられている。このエアクリーナ13の
下流側には、吸入空気量QAを検出する吸入量センサ1
6と、スロットルバルブ16と、スロットル開度THを
検出するスロットル開度センサ17とが設けられてい
る。
【0017】また、吸気管12の下流側には機械駆動型
の過給機(以下「スーパーチャージャ」という)18が
設けられ、過給時にはこのスーパーチャージャ18から
吐出される圧縮空気がサージタンク19と吸気マニホー
ルド20を介してエンジン11の各気筒に充填される。
通常、このスーパーチャージャ18は、エンジン11か
らベルト伝達機構32を介して伝達されるエンジン回転
力によって駆動され、その駆動/停止がエンジン負荷に
応じてスーパーチャージャ18内の電磁クラッチ(以下
「S/Cクラッチ」という)によって切り替えられる。
このスーパーチャージャ18が駆動される過給領域は、
エンジン負荷(エンジン回転数NEや吸入空気量QA
等)が所定以上の運転領域であり、非過給領域であるア
イドル運転時、軽負荷時には上記S/Cクラッチが開放
されてスーパーチャージャ18の駆動が停止される。そ
して、非過給領域での吸気を確保するために、スーパー
チャージャ18と並列にバイパス吸気路20が設けら
れ、このバイパス吸気路20の途中には、スーパーチャ
ージャ18の停止中に開放されるバイパス開閉弁21
(電磁弁)が設けられている。
【0018】各気筒の吸気マニホールド20には、それ
ぞれ燃料噴射弁22が取り付けられている。また、エン
ジン11には各気筒毎に点火プラグ23が取り付けら
れ、各点火プラグ23には、点火回路(図示せず)で発
生した高圧電流がディストリビュータ24を介して供給
される。このディストリビュータ24内には、エンジン
回転数NEに応じた周波数のパルス信号を出力する回転
角センサ25と、特定気筒を判別するための気筒判別信
号Gを出力する気筒判別センサ26とが設けられてい
る。また、エンジン11にはエンジン冷却水温THWを
検出する水温センサ27が取り付けられている。
【0019】一方、エンジン11の排気管28の途中に
は、排出ガス中の有害成分(CO,HC,NOx等)を
低減させる三元触媒等の触媒29が設けられ、この触媒
29の上流側に、排出ガスの空燃比λに応じたリニアな
空燃比信号を出力する空燃比センサ30が設けられてい
る。また、触媒29の上流側には、排出ガス還流口31
が形成され、この排出ガス還流口31と吸気系との間が
排出ガス還流通路(以下「EGR通路」という)33で
接続され、このEGR通路33の途中には、電磁弁から
なる排出ガス還流制御弁(以下「EGR弁」という)3
4が設けられている。
【0020】更に、EGR通路33の吸気系側には、通
路切替手段である電磁式の三方弁35が設けられ、この
三方弁35の1つのポートaが通路36を介してサージ
タンク19に接続され、他のポートbが通路37を介し
てスーパーチャージャ18の上流側の吸気管12に接続
されている。これにより、三方弁35を切り替えること
で、EGR通路33の吸気系側の連通先をサージタンク
19側(スーパーチャージャ18の下流側)とスーパー
チャージャ18の上流側とに切り替えることができるよ
うになっている。
【0021】前述した水温センサ27等の各種のセンサ
の出力は電子制御回路38内に入力ポート39を介して
読み込まれる。この電子制御回路38は、CPU40、
ROM41,RAM42,バックアップRAM43等を
備えたマイクロコンピュータを主体にして構成され、R
OM41に記憶されている各種のエンジン制御プログラ
ムに従って燃料噴射量や点火時期を演算し、その演算結
果に応じて噴射信号TAUや点火信号を出力ポート44
から燃料噴射弁22や点火回路(図示せず)に出力して
エンジン11の運転を制御する。更に、電子制御回路3
8は、後述するようにエンジン負荷と触媒29の暖機具
合応じて過給領域、非過給領域、触媒暖機制御領域の3
つの制御領域に区分し、各制御領域毎にスーパーチャー
ジャ18、バイパス開閉弁21、三方弁35、EGR弁
34を次のように制御する。
【0022】(1)過給領域(触媒暖機制御領域を除
く) 過給領域は、エンジン負荷(例えばエンジン回転数N
E、吸入空気量QA)が所定以上となる運転領域であ
り、例えばエンジン回転数NE、吸入空気量QAをパラ
メータとする二次元マップにより過給領域と非過給領域
とが区分される。過給領域では、バイパス開閉弁21を
閉鎖してスーパーチャージャ18を駆動し、吸入空気を
圧縮して各気筒に送り込むと共に、三方弁35をスーパ
ーチャージャ18の上流側(通路37側)に切り替え
て、スーパーチャージャ18の吸入負圧をEGR通路3
3に作用させながらEGR弁34の開度を制御して排出
ガス還流制御を行う。この場合には、エンジン11から
排気管28内に吐出された排出ガスの一部が排出ガス還
流口31→EGR通路33→三方弁35→通路37→吸
気管12→スーパーチャージャ18の経路で還流する。
【0023】(2)非過給領域 非過給領域となるアイドル運転時、軽負荷時には、エン
ジントルクが小さいため、スーパーチャージャ18を停
止してバイパス開閉弁21を開放し、吸気管12内を流
れる吸入空気をバイパス吸気路20を通してサージタン
ク19に流入させると共に、三方弁35をサージタンク
19側(スーパーチャージャ18の下流側)に切り替え
て、サージタンク19の吸入負圧をEGR通路33に作
用させながらEGR弁34の開度を制御して排出ガス還
流制御を行う。この場合には、排出ガスの一部が排出ガ
ス還流口31→EGR通路33→三方弁35→通路36
→サージタンク19の経路で還流する。
【0024】(3)触媒暖機制御領域 この触媒暖機制御領域は過給領域内において次のように
設定される。エンジン始動完了後の経過時間が所定時間
に達するまでは、触媒29が未暖機状態と判定される。
但し、未暖機状態と判定されても、非過給領域であれば
エンジントルクが小さいため、過給領域になるまで触媒
暖機制御を待機する。従って、過給領域内において触媒
29が未暖機状態と判定されている期間が触媒暖機制御
領域となる。
【0025】この触媒暖機制御領域では、三方弁35を
サージタンク19側(スーパーチャージャ18の下流
側)に切り替えて、過給圧(スーパーチャージャ18の
吐出圧)をEGR通路33に作用させながらEGR弁3
4を開放する。これにより、EGR通路33の吸気系側
の圧力(過給圧)が排気管28側の圧力(排気圧)より
も高くなり、スーパーチャージャ18からサージタンク
19内に送り込まれる圧縮空気(過給エア)の一部が通
路36→三方弁35→EGR通路33→排出ガス還流口
31の経路で逆流し、二次空気として排気管28の触媒
29の上流側へ供給される。これと同時に、各燃料噴射
弁22の燃料噴射量を増量補正してエンジン11の各気
筒に供給する混合ガスの空燃比をリッチに制御し、排出
ガス中のCO、HCを増加させて、それらを触媒29で
二次空気中の酸素と反応させ、その反応熱で触媒29を
効率良く暖機する。尚、以下の説明において、触媒暖機
制御領域を除く過給領域と非過給領域とを通常制御領域
という。
【0026】以上説明した各領域の制御は、図2以降に
示す各プログラムによって実行される。図2に示すベー
スルーチンは例えば4ms毎に割込み処理にて実行され
る。電子制御回路38に電源が投入され、このベースル
ーチンが起動されると、まずステップ100にて初期化
処理し、RAM42等を初期化する。この初期化処理は
電源投入時のみ実行される。そして、次のステップ20
0にて、後述する図3の触媒暖機制御領域判定ルーチン
を実行し、現在の運転領域が触媒暖機制御領域か通常制
御領域かを判定する。この後、ステップ300にて、後
述する図5の燃料噴射制御ルーチンを実行し、燃料噴射
量TAUを算出する。この際、触媒暖機制御のための燃
料増量係数FSCも算出される。
【0027】次のステップ400にて、後述する図7の
三方弁制御ルーチンを実行し、過給領域、非過給領域、
触媒暖機制御領域に合わせて三方弁35を切り替える。
その後、次のステップ500にて、後述する図9のEG
R弁制御ルーチンを実行し、上記ステップ400で三方
弁35を切り替えるのと同時にそのときの状態にあった
EGR弁34の開度に制御し、排出ガス還流量又は二次
空気量を制御する。そして、次のステップ600にて、
後述する図11のS/Cクラッチ制御ルーチンを実行
し、スーパーチャージャ18の電磁クラッチ(S/Cク
ラッチ)のON/OFFを制御する。その後、ステップ
700にて、後述する図12のバイパス開閉弁制御ルー
チンを実行し、バイパス開閉弁21の開閉を制御する。
【0028】次に、図2のステップ200で実行する触
媒暖機制御領域判定ルーチンの処理の流れを図3のフロ
ーチャートに従って説明する。本ルーチンは、特許請求
の範囲でいう触媒暖機判定手段及び低温暖機制御禁止手
段として機能し、例えば40ms毎に割込み処理にて実
行される。本ルーチンでは、まずステップ201にて、
水温センサ27により検出された冷却水温THWがスー
パーチャージャ18の駆動下限温度T1(例えば20
℃)以上か否かを判定する。ここで、駆動下限温度T1
は、これ以上の温度であればスーパーチャージャ18を
駆動してもドライバビリティの悪化を招かない下限温度
であり、冷却水温THWが駆動下限温度T1以上の場合
には、ステップ202に進み、冷却水温THWが完全暖
機温度T2より低いか否かを判定する。ここで、完全暖
機温度T2は、触媒29とエンジン11が共に完全暖機
状態と判断される温度であり、T2以上では触媒29の
暖機は不要である。
【0029】従って、T1≦THW<T2の場合のみ、
触媒暖機制御領域を判定するため、ステップ203に進
み、エンジン回転数NEが500rpmに到達したか否
かで始動完了か否かを判定する。もし、始動完了(NE
≧500rpm)であれば、ステップ204で、始動後
経過時間カウンタCSTA(計時手段に相当)をインク
リメントし、続くステップ205,206で、始動後経
過時間カウンタCSTAの値がα1<CSTA≦α2で
あるか否かを判定する。ここで、α1は、排出ガスの熱
により触媒温度が排出ガス中のCO,HCと二次空気の
酸素との反応を促進させるための下限温度TG1に上昇
するまでに必要な時間である。また、α2は、触媒暖機
制御により触媒温度が活性化温度TG2にに上昇するま
でに必要な時間である。
【0030】以上の処理により、T1≦THW<T
2、NE≧500rpm、α1<CSTA≦α2の
条件を全て満たす時にのみ、ステップ207に進み、触
媒未暖機判定フラグFLG1を触媒未暖機区間を示す
「1」にセットする。上記条件が1つでも成立しなけれ
ば、ステップ214にて、触媒未暖機判定フラグFLG
1を「0」にリセットする。尚、THW<T1の場合、
又はNE<500rpmの場合には、ステップ213
で、始動後経過時間カウンタCSTAを「0」にリセッ
トする。また、THW≧T2の場合、又はCSTA>α
2の場合には、始動後経過時間カウンタCSTAのオー
バーフローを防止するため、ステップ217で、始動後
経過時間カウンタCSTAの値を「α2+1」にセット
する。
【0031】触媒未暖機判定フラグFLG1=1(触媒
未暖機区間)の場合には、ステップ208,209に進
み、回転角センサ25と吸気量センサ14からそれぞれ
出力されるエンジン回転数NEと吸入空気量QAを読み
込み、続くステップ210で、上記NE、QA情報を基
に、触媒未暖機時のS/CクラッチON/OFF指令値
CSCを算出する(つまり運転領域が過給領域か非過給
領域かを判定する)。ここでは、通常制御のCSCマッ
プと異なる触媒未暖機時専用のCSCマップ(図4参
照)を用い、この触媒未暖機時専用のCSCマップは過
給領域を低負荷側(吸入空気量小側及びエンジン回転数
小側)に拡大されている。尚、S/CクラッチON/O
FF指令値CSCの値はS/CクラッチONを意味する
「1」又はS/CクラッチOFFを意味する「0」のい
ずれかである。
【0032】そして、次のステップ211で、CSCが
S/CクラッチONを意味する「1」であるか否かを判
定し、CSC=1であれば、過給領域と判定して、ステ
ップ212に進み、触媒暖機制御実行フラグFLG2を
触媒暖機制御実行を示す「1」にセットして本ルーチン
を終了する。これに対し、ステップ211で、CSC=
0(S/CクラッチOFF)のときには、非過給領域と
判定し、触媒暖機制御実行フラグFLG2を触媒暖機制
御禁止を示す「0」にセットして本ルーチンを終了す
る。
【0033】一方、触媒未暖機判定フラグFLG1が
「0」の場合には、ステップ215に進み、触媒暖機制
御実行フラグFLG2を触媒暖機制御禁止を示す「0」
にセットし、続くステップ216で、通常のS/Cクラ
ッチ制御を実行し、エンジン回転数NEと吸入空気量Q
Aを基に、S/CクラッチON/OFF指令値CSCを
算出する(つまり運転領域が過給領域か非過給領域かを
判定する)。このときのCSCの算出は通常制御のCS
Cマップ(図示せず)を用いる。
【0034】次に、図2のステップ300で実行する燃
料噴射制御ルーチンの処理の流れを図5のフローチャー
トに従って説明する。本ルーチンは例えば180℃A毎
に実行され、まずステップ301,302で、エンジン
回転数NEと吸入空気量QAを読み込み、次のステップ
303で、上記NE、QAを基に基本燃料噴射量TPを
算出する。この後、ステップ304で、触媒暖機制御実
行フラグFLG2が触媒暖機制御実行を示す「1」にセ
ットされているか否かを判定し、FLG2=1(触媒暖
機制御実行)であれば、ステップ305に進み、触媒暖
機増量係数FSCを算出する。この触媒暖機増量係数F
SCは図6に示すFSC算出テーブルにより算出され、
エンジン回転数NEが高くなるほど触媒暖機増量係数F
SCが大きくなる。
【0035】そして、次のステップ306で、空燃比セ
ンサ30からの信号に応じて空燃比を理論空燃比(空気
過剰率λ=1)にフィードバック制御するためのフィー
ドバック補正係数FAFを「1.0」にセットし、次の
ステップ307で、最終噴射量TAUを次式により算出
して本ルーチンを終了する。 TAU=TP×FSC×FC×FAF+TV ここで、TPは基本噴射量、FSCは触媒暖機増量係
数、FCは基本噴射量補正係数、FAFはフィードバッ
ク補正係数、TVは無効噴射時間である。
【0036】一方、上記ステップ304で、触媒暖機制
御実行フラグFLG2=0(触媒暖機制御禁止)であれ
ば、ステップ308に進み、触媒暖機増量係数FSCを
「1.0」にセットして、最終噴射量TAUを上式によ
り算出し、本ルーチンを終了する。
【0037】次に、図2のステップ400で実行する三
方弁制御ルーチンの処理の流れを図7のフローチャート
に従って説明する。本ルーチンは、特許請求の範囲でい
う切替制御手段として機能し、例えば40ms毎に割込
み処理にて実行される。本ルーチンでは、まずステップ
401で、S/CクラッチON/OFF指令値CSCが
S/CクラッチONを示す「1」であるか否かを判定
し、CSC=1(過給領域)の場合には、ステップ40
2に進み、触媒暖機制御実行フラグFLG2が触媒暖機
制御実行を示す「1」であるか否か判定する。もし、F
LG2=1(触媒暖機制御実行)であれば、ステップ4
03に進み、三方弁制御フラグSVALを「1」にセッ
トして、三方弁35をサージタンク19側(ポートa,
c連通)に切り替え、スーパーチャージャ18の下流側
と排気管28側とをEGR通路33を通して連通させ
る。これにより、過給圧(スーパーチャージャ18の吐
出圧)がサージタンク19からEGR通路33に作用し
て、EGR通路33の吸気系側の圧力が排気管28側の
圧力(排気圧)よりも高くなり、過給エアの一部が図8
に実線矢印で示すようにサージタンク19から通路3
6、三方弁35のポートa,cを通ってEGR通路33
を逆流し、二次空気として排気管28の触媒29の上流
側へ供給される。
【0038】一方、CSC=1(S/CクラッチON:
過給領域)で、且つFLG2=0(触媒暖機制御禁止)
の場合には、ステップ404に進み、三方弁制御フラグ
SVALを「0」にセットして、三方弁35をスーパー
チャージャ18の上流側(ポートb,c連通)に切り替
え、スーパーチャージャ18の上流側と排気管28側と
をEGR通路33を通して連通させる。これにより、ス
ーパーチャージャ18の吸入負圧がEGR通路33に作
用して、図8に一点鎖線矢印で示すように排気管28側
からEGR通路33と通路37を通って排気還流ガス
(EGRガス)がスーパーチャージャ18に吸い込まれ
る。
【0039】また、上記ステップ401で、CSC=0
(S/CクラッチOFF:非過給領域)の場合には、ス
テップ403に進み、三方弁制御フラグSVALを
「1」にセットして、三方弁35をサージタンク19側
(ポートa,c連通)に切り替え、スーパーチャージャ
18の下流側のサージタンク19と排気管28側とをE
GR通路33を通して連通させる。この非過給時には、
スーパーチャージャ18が停止状態でサージタンク19
内が負圧になっているため、EGR通路33の吸気系側
の圧力が排気管28側の圧力(排気圧)よりも低くな
り、EGR弁34を開弁すると、図8に点線矢印で示す
ように排気管28側からEGR通路33と通路36を通
ってEGRガスがサージタンク19内に導入される。
【0040】次に、図2のステップ500で実行するE
GR弁制御ルーチンの処理の流れを図9のフローチャー
トに従って説明する。本ルーチンは例えば4ms毎に割
込み処理にて実行され、まずステップ501,502
で、エンジン回転数NEと吸入空気量QAを読み込む。
続くステップ503で、触媒暖機制御実行フラグFLG
2が触媒暖機制御実行を示す「1」であるか否か判定
し、FLG2=1であればステップ504に進み、図1
0に示す二次空気制御マップを検索し、そのマップよ
り、エンジン回転数NEと吸入空気量QAを基に、要求
される二次空気量tSAirを算出する(ステップ50
5)。
【0041】つまり、触媒暖機制御実行中は、燃料噴射
量を増量して混合ガスの空燃比をリッチ制御し、排出ガ
ス中のCO,HCを増加させるため、このCO,HCを
触媒29内で酸化反応させるのに必要な酸素を含む二次
空気量tSAirをエンジン回転数NEと吸入空気量Q
Aを基にEGR弁34の開度に換算して算出し(ステッ
プ505)、このEGR弁開度tSAirを目標EGR
弁開度SEGRのメモリにストアする(ステップ50
6)。この後、ステップ507で、目標EGR弁開度S
EGRの信号をEGR弁34に出力し、EGR弁34を
目標EGR弁開度SEGRの位置まで駆動する。
【0042】一方、上記ステップ503でFLG2=0
(触媒暖機制御禁止)であれば、ステップ508,50
9に進み、触媒未暖機判定フラグFLG1=1(触媒未
暖機区間)の場合、或はFLG1=0で冷却水温THW
<完全暖機温度T2の場合には、EGR制御を行うとド
ライバビリティ不良を発生する領域と判断して、ステッ
プ517に進み、目標EGR弁開度SEGRのメモリに
「0」をストアし、EGR弁34を全閉して(ステップ
507)、EGR制御を禁止する。
【0043】これに対し、FLG1=0で冷却水温TH
W≧完全暖機温度T2の場合には、ステップ510に進
み、CSC=1(S/CクラッチON)か否かで過給領
域であるか否かを判定し、過給領域であれば、ステップ
511に進み、図10と同様の過給時EGRマップ(図
示せず)を検索し、そのマップより、過給時EGR量を
最適EGR量(ドライバビリティやエミッションを悪化
させずにNOX 低減効果を最大にするEGR量)に制御
するためのEGR弁開度tPEgrを算出し(ステップ
512)、このEGR弁開度tPEgrを目標EGR弁
開度SEGRのメモリにストアする(ステップ51
3)。
【0044】また、上記ステップ510で、CSC=0
(S/CクラッチOFF:非過給領域)と判定された場
合には、ステップ514に進み、図10と同様の非過給
時EGRマップ(図示せず)を検索し、そのマップよ
り、非過給時EGR量を最適EGR量に制御するための
EGR弁開度tNEgrを算出し(ステップ515)、
このEGR弁開度tNEgrを目標EGR弁開度SEG
Rのメモリにストアする(ステップ516)。
【0045】以上のようにして、各制御領域毎に目標E
GR弁開度SEGRをストアした後、この目標EGR弁
開度SEGRの信号をEGR弁34に出力し、EGR弁
34を目標EGR弁開度SEGRの位置まで駆動して
(ステップ507)、本ルーチンを終了する。
【0046】次に、図2のステップ600で実行するS
/Cクラッチ制御ルーチンの処理の流れを図11のフロ
ーチャートに従って説明する。本ルーチンは特許請求の
範囲でいう過給機制御手段として機能し、例えば40m
s毎に割込み処理にて実行される。本ルーチンでは、ま
ずステップ601にて、CSC=1(S/CクラッチO
N)か否かで過給領域であるか否かを判定し、過給領域
であれば、ステップ602に進み、S/CクラッチをO
Nしてスーパーチャージャ18を駆動する。一方、CS
C=0(S/CクラッチOFF:非過給領域)であれ
ば、ステップ603に進み、S/CクラッチをOFFし
てスーパーチャージャ18を停止する。
【0047】次に、図2のステップ700で実行するバ
イパス開閉弁制御ルーチンの処理の流れを図12のフロ
ーチャートに従って説明する。本ルーチンは例えば40
ms毎に割込み処理にて実行され、まずステップ701
で、CSC=1(S/CクラッチON)か否かで過給領
域であるか否かを判定し、過給領域であれば、ステップ
702に進み、バイパス開閉弁制御信号VBYを閉鎖を
示す「0」に設定し、続くステップ703で、バイパス
開閉弁21を閉鎖する。一方、CSC=0(S/Cクラ
ッチOFF:非過給領域)であれば、ステップ704に
進み、バイパス開閉弁制御信号VBYを開放を示す
「1」に設定し、続くステップ705で、バイパス開閉
弁21を開放する。
【0048】以上説明した制御を行った場合の一例を図
13及び図14のタイムチャートに従って説明する。ま
ず、図13は、エンジン始動から触媒暖機制御が終了す
るまでの動作をタイムチャートで表したものである。エ
ンジン始動後、エンジン回転数NEが500rpmに到
達すると、始動完了と判定し、その時点から始動後経過
時間カウンタCSTAをインクリメントしていく。そし
て、触媒温度が第1の所定温度TG1に到達すると推定
される時間α1から、第2の所定温度TG2に到達する
と推定される時間α2までの期間(α1<CSTA≦α
2)では、触媒未暖機状態と判定し、触媒未暖機判定フ
ラグFLG1を「1」にセットする。ここで、TG1は
触媒暖機制御を有効に働かせるための触媒暖機制御下限
温度であり、TG2は触媒29の活性化温度である。
【0049】次に、触媒未暖機状態(FLG1=1)に
おいて、スーパーチャージャ18を動作させても、ドラ
イバビリティやエミッションを損なわない領域、つまり
過給領域であるか否かを判定し、過給領域であれば、触
媒暖機制御実行フラグFLG2を「1」にセットする。
これにより、バイパス開閉弁21を閉鎖してスーパーチ
ャージャ18を駆動し、三方弁35をサージタンク19
側に切り替えて触媒暖機制御を実行する。この触媒暖機
制御中は、過給エアの一部がサージタンク19から通路
36を通ってEGR通路33を逆流し、二次空気として
排気管28の触媒29の上流側へ供給される。これと同
時に、触媒暖機増量係数FSCを1.0より大きな値に
設定して燃料噴射量をリッチ制御し、排出ガス中のC
O、HCを増加させて、それらを触媒29で二次空気中
の酸素と反応させ、その反応熱で触媒29を効率良く暖
機する。この触媒暖機制御中は、排出ガスの空燃比がλ
=1となるように二次空気量を算出し、EGR弁34の
開度を制御する。
【0050】その後、始動後経過時間カウンタCSTA
の値がα2に到達すると、触媒暖機完了と判定し、FL
G1及びFLG2を共に「0」にリセットし、以後、通
常制御を行う。
【0051】一方、図14は、触媒暖機制御時及び過給
/非過給時の三方弁35、バイパス開閉弁21、EGR
弁34の動作を表したタイムチャートであり、以下、こ
れについて説明する。
【0052】エンジン始動直後は、スーパーチャージャ
18が駆動されず、バイパス開閉弁21が開放されると
共に、三方弁35がスーパーチャージャ18の下流側
(サージタンク19側)に切り替えられるが、EGR弁
34が全閉され、EGR通路33が遮断される。その
後、触媒暖機制御実行フラグFLG2が「1」にセット
されると、バイパス開閉弁21が閉鎖され、スーパーチ
ャージャ18が駆動されて触媒暖機制御が開始され、E
GR弁41が開放され、その開度を制御することで排気
管28側に供給する二次空気量が制御される。
【0053】その後、触媒暖機が完了し、FLG1及び
FLG2が共に「0」にリセットされると、通常制御に
移行する。このとき、S/CクラッチがON(CSC=
1)でスーパーチャージャ18が駆動されているため、
三方弁35をスーパーチャージャ18の上流側(通路3
7側)に切り替える。しかし、この時点では、冷却水温
THWが完全暖機温度T2以下であるため、EGR弁3
4を全閉する。これはTHW≦T2ではドライバビリテ
ィやエミッションが悪化しないようにEGR制御が禁止
されているためである。その後、冷却水温THWが完全
暖機温度T2以上になると、EGR制御が許可され、過
給時EGR制御に基づいてEGR弁34の開度を制御す
る。このとき、EGRガスはスーパーチャージャ18の
上流側へ導入される。
【0054】その後、S/CクラッチがOFF(CSC
=0)に切り替えられ、スーパーチャージャ18が停止
すると、自然吸気のエンジンと同じ制御となり、バイパ
ス開閉弁21を開放し、吸気管12内を流れる吸入空気
をバイパス吸気路20を通してサージタンク19に流入
させると共に、三方弁35をスーパーチャージャ18の
下流側に切り替え、EGRガスをEGR通路33→三方
弁35→通路36→サージタンク19の経路で還流させ
る。
【0055】以上説明した第1実施例によれば、触媒暖
機制御時にスーパーチャージャ18の過給圧とEGR通
路33を利用して過給エアの一部をEGR通路33を逆
流させて二次空気として排気管28側に供給できるの
で、従来のような専用の二次空気供給装置が不要とな
り、構成が複雑化することなく触媒暖機を効率良く行う
ことができる。しかも、触媒が未暖機状態と判定された
ときに過給領域を拡大するようにしたので、触媒暖機制
御領域を拡大できて、触媒暖機能力を向上できる。
【0056】尚、過給領域を拡大する際に、エンジン1
1に加わるスーパーチャージャ18の駆動負荷に対抗し
てエンジン回転数を上昇させるようにしても良く、例え
ば、触媒が未暖機状態のときは、アイドル回転数を上昇
させることでアイドル時も過給領域(触媒暖機制御領
域)となるようにしても良い。しかしながら、本発明は
過給領域を変えない構成としても良く、この場合でも本
発明の所期の目的を十分に達成できる。
【0057】上記第1実施例では、始動後経過時間カウ
ンタCSTAによって計時した始動後の経過時間によっ
て触媒暖機制御領域を判定するようにしているため、エ
ンジン始動時の触媒温度によって触媒暖機制御完了時の
触媒温度が多少変わってくることは避けられない。
【0058】そこで、図15及び図16に示す本発明の
実施の形態の第2実施例では、触媒29に触媒温度セン
サ45を取り付け、この触媒温度センサ45によって直
接触媒温度を検出し、その検出温度に基づいて触媒未暖
機状態を判定するようにしている。この触媒未暖機状態
の判定は図16に示すフローチャートに従って行われ
る。図16は、前記第1実施例で用いた図3の変更点を
示し、図3におけるステップ205,206の処理を2
05a、206aの処理に変更し、始動後経過時間カウ
ンタCSTAの処理を行うステップ204,213,2
17の処理を削除したものであり、これ以外のステップ
は図3と同じである。
【0059】本ルーチンでは、ステップ201〜203
で、冷却水温THWがT1以上T2未満でエンジン回転
数NEが500rpm以上になったときに、ステップ2
05aに進み、触媒温度センサ45により検出した触媒
温度THGが触媒暖機制御を有効に働かせるための触媒
暖機制御下限温度TG1より高いか否かを判定する。も
し、THG≦TG1であれば、触媒暖機制御を禁止する
ために、ステップ214に進み、触媒未暖機判定フラグ
FLG1を「0」にリセットする。上記ステップステッ
プ205aで、THG>TG1と判定されれば、ステッ
プ206aに進み、触媒温度THGが活性化温度TG2
以下であるか否かを判定する。もし、THG>TG2で
あれば、触媒暖機完了と判定して、ステップ214に進
み、触媒未暖機判定フラグFLG1を「0」にリセット
する。上記ステップ206aで、THG≦TG2と判定
されれば、触媒未暖機状態と判定して、ステップ207
に進み、触媒未暖機判定フラグFLG1を「1」にセッ
トする。以後の処理は前記図3の処理と同じである。
【0060】以上説明した第2実施例では、触媒温度を
触媒温度センサ45により検出するため、触媒暖機制御
領域の触媒温度がエンジン始動時の触媒温度の影響を受
けず、安定した触媒暖機効果が得られる。
【0061】尚、上記第2実施例では、触媒温度を触媒
温度センサ45により直接検出するようにしたが、触媒
温度を反映した温度情報、例えばエンジン冷却水温、排
気温度、空燃比センサ30の素子温度やヒータ温度等を
検出する各種の温度センサ(水温センサ27、排気温度
センサ、素子温度センサ、ヒータ温度センサ等)の出力
信号に基づいて触媒温度を間接的に検出するようにして
も良い。
【0062】また、第1実施例において触媒未暖機区間
を決めるための所定時間α1、α2をエンジン始動時の
冷却水温に応じて補正するようにしても良い。このよう
にすれば、始動後の経過時間に基づく触媒温度の推定を
精度よく行うことができる。
【0063】次に、本発明の実施の形態の第3実施例と
して、図17に示すようなスーパーチャージャ18の下
流と触媒29の上流とを連通する連通路46を介して、
触媒未暖機時に過給エアの一部を触媒29に供給する例
を説明する。
【0064】以下に、過給領域(触媒暖機制御時を除
く)、非過給領域、触媒暖機制御領域の3つの運転領域
での流量制御弁47及びバイパス開閉弁21の作動につ
いて説明する。
【0065】まず、触媒暖機制御時を除く過給領域では
バイパス開閉弁21及び流量制御弁47を閉じるととも
にスーパーチャージャ18を駆動し、吸入空気を圧縮し
て各気筒に送り込む。次に非過給領域ではスーパーチャ
ージャ18の駆動を停止させるとともにバイパス開閉弁
21を開放し、流量制御弁47を閉じる。このとき、吸
入空気はバイパス開閉弁21を通ってサージタンク19
に流入する。
【0066】最後に触媒暖機制御領域ではスーパーチャ
ージャ18を駆動するとともにバイパス開閉弁21を閉
じ、流量制御弁47を開放する。これにより、過給され
た空気の一部が2次エアとして連通路46を介して触媒
上流に供給され、触媒29の暖機が促進される。なお、
このときには上記各実施例と同じように連通路46を介
して供給された空気量に応じて燃料噴射量を増量する。
なお、この触媒暖機制御は第1実施例と同様に、触媒2
9の暖機具合が排出ガス浄化を促進させる下限温度まで
上昇してから活性化温度となるまで実行される。
【0067】このように、過給エアの一部を2次エアと
して供給するための流路がEGR通路37でなくとも、
スーパーチャージャ下流と触媒上流とを連通する連通路
46と流量制御弁47とがあれば、第1,第2実施例と
同様の制御を実行でき、同様の効果を得ることができ
る。
【0068】また、この流量制御弁47は連通路46を
開放/遮断する開閉弁でも開度をリニアに制御できる弁
であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1実施例を示すエンジ
ン制御システムの概略構成図
【図2】ベースルーチンの処理の流れを示すフローチャ
ート
【図3】触媒暖機制御領域判定ルーチンの処理の流れを
示すフローチャート
【図4】触媒未暖機時CSCマップを概念的に示す図
【図5】燃料噴射制御ルーチンの処理の流れを示すフロ
ーチャート
【図6】エンジン回転数NEから触媒暖機増量係数FS
Cを算出するテーブルを概念的に示す図
【図7】三方弁制御ルーチンの処理の流れを示すフロー
チャート
【図8】各制御領域におけるEGRガス又は二次空気の
流れを説明する図
【図9】EGR弁制御ルーチンの処理の流れを示すフロ
ーチャート
【図10】エンジン回転数NEと吸入空気量QAから二
次空気量tSAirを算出するマップを概念的に示す図
【図11】S/Cクラッチ制御ルーチンの処理の流れを
示すフローチャート
【図12】バイパス開閉弁制御ルーチンの処理の流れを
示すフローチャート
【図13】触媒暖機制御の挙動を示すタイムチャート
【図14】三方弁、バイパス開閉弁、EGR弁の挙動を
示すタイムチャート
【図15】本発明の実施の形態の第2実施例を示すエン
ジン制御システムの概略構成図
【図16】第2実施例の触媒暖機制御領域判定ルーチン
の主要部の処理の流れを示すフローチャート
【図17】本発明の実施の形態の第3実施例を示すエン
ジン制御システムの概略構成図
【符号の説明】
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管、15…吸
気量センサ、18…スーパーチャージャ(過給機)、1
9…サージタンク、20…バイパス吸気路、21…バイ
パス開閉弁、25…回転角センサ、27…水温センサ、
28…排気管、29…触媒、30…空燃比センサ、31
…排出ガス還流口、33…EGR通路(排出ガス還流通
路)、34…EGR弁(排出ガス還流制御弁)、35…
三方弁(通路切替手段)、36,37…通路、38…電
子制御回路(過給機制御手段,触媒暖機判定手段,触媒
暖機制御手段,切替制御手段,計時手段)、45…触媒
温度センサ、46…連通路、47…流量制御弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 43/00 301 F02D 43/00 301N 301H 45/00 360 45/00 360C F02M 25/07 550 F02M 25/07 550R 570 570P

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気系に設けられた排出ガス浄化用の触
    媒と、排出ガスの一部を前記触媒の上流側から吸気系へ
    還流させる排出ガス還流通路と、この排出ガス還流通路
    を流れる排出ガスの量を調整する排出ガス還流制御弁
    と、吸気系に設けられた過給機とを備えた内燃機関の排
    出ガス浄化装置において、 前記内燃機関の運転状態が過給領域か否かを判定して前
    記過給機の駆動/停止を制御する過給機制御手段と、 前記触媒の暖機具合を判定する触媒暖機判定手段と、 前記触媒暖機判定手段により前記触媒が未暖機状態と判
    定されているときには前記過給機の駆動中に前記排出ガ
    ス還流制御弁を開放して過給エアの一部を前記排出ガス
    還流通路を逆流させて排気系へ供給すると共に前記内燃
    機関への燃料噴射量をリッチ側に制御する触媒暖機制御
    手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の排出ガス浄
    化装置。
  2. 【請求項2】 前記過給機制御手段は、前記触媒暖機判
    定手段により前記触媒が未暖機状態と判定されたときに
    前記過給領域を拡大することを特徴とする請求項1に記
    載の内燃機関の排出ガス浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記排出ガス還流通路を前記過給機の上
    流側と下流側とに切り替える通路切替手段と、触媒暖機
    制御時及び非過給時は前記通路切替手段を前記過給機の
    下流側に切り替え、触媒暖機制御時以外の過給時は前記
    通路切替手段を前記過給機の上流側に切り替える切替制
    御手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の内燃機関の排出ガス浄化装置。
  4. 【請求項4】 機関始動後の経過時間を計時する計時手
    段を備え、 前記触媒暖機判定手段は、前記計時手段の計時時間によ
    って前記触媒の暖機具合を判定することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関の排出ガス浄
    化装置。
  5. 【請求項5】 前記触媒の温度又は触媒温度を反映した
    温度情報を検出する温度センサを備え、 前記触媒暖機判定手段は、前記温度センサにより直接又
    は間接的に検出した触媒温度によって前記触媒の暖機具
    合を判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の内燃機関の排出ガス浄化装置。
  6. 【請求項6】 排気系に設けられた排出ガス浄化用の触
    媒と、 排出ガスの一部を前記触媒の上流側から吸気系へ還流さ
    せる排出ガス還流通路と、 前記排出ガス還流通路中に設けられた排出ガス還流制御
    弁と、 吸気系に設けられた過給機と、 前記過給機と並列に設けられたバイパス吸気路と、 前記バイパス吸気路中に設けられ、前記過給機の停止中
    に該バイパス吸気路を開放して吸入空気を該バイパス吸
    気路を通して前記内燃機関に供給するバイパス開閉弁
    と、 前記排出ガス還流通路を前記過給機の上流側と下流側と
    に切り替える通路切替手段とを備え、 触媒暖機制御時は、前記バイパス開閉弁を閉鎖して前記
    過給機を駆動すると共に前記通路切替手段を前記過給機
    の下流側に切り替えて前記排出ガス還流制御弁を開放し
    て過給エアの一部を前記排出ガス還流通路を逆流させて
    前記排気系へ供給し、且つ前記内燃機関への燃料噴射量
    をリッチ側に制御し、 触媒暖機制御時以外の過給時は、前記バイパス開閉弁を
    閉鎖して前記過給機を駆動すると共に前記通路切替手段
    を前記過給機の上流側に切り替えて排出ガス還流制御を
    行い、 非過給時は、前記過給機を停止して前記バイパス開閉弁
    を開放すると共に前記通路切替手段を前記過給機の下流
    側に切り替えて排出ガス還流制御を行うことを特徴とす
    る内燃機関の排出ガス浄化装置。
  7. 【請求項7】 排気系に設けられた排出ガス浄化用の触
    媒と、吸気系に設けられた過給機とを備えた内燃機関の
    排出ガス浄化装置において、 前記過給機の下流と前記触媒の上流とを連通する連通路
    と、 前記連通路の流量を制御する流量制御弁と、 前記内燃機関の運転状態が過給領域か否かを判定して前
    記過給機の駆動/停止を制御する過給機制御手段と、 前記触媒の暖機具合を判定する触媒暖機判定手段と、 前記触媒暖機判定手段により前記触媒が未暖機状態と判
    定されているときには前記過給機の駆動中に前記流量制
    御弁を開放して過給エアの一部を前記連通路を介して前
    記触媒の上流へ供給するとともに前記内燃機関の燃料噴
    射量をリッチ側に制御する触媒暖機制御手段とを備えた
    ことを特徴とする内燃機関の排出ガス浄化装置。
  8. 【請求項8】 前記触媒暖機判定手段により前記触媒の
    暖機具合が排出ガス浄化を促進させる下限温度未満のと
    き、前記触媒暖機制御手段による制御を禁止する低温暖
    機制御禁止手段を備えることを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれかに記載の内燃機関の排出ガス浄化装置。
JP7295034A 1995-09-18 1995-11-14 内燃機関の排出ガス浄化装置 Pending JPH09137740A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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