JPH09134230A - 入力操作盤用のスタンド具 - Google Patents

入力操作盤用のスタンド具

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JPH09134230A
JPH09134230A JP8128930A JP12893096A JPH09134230A JP H09134230 A JPH09134230 A JP H09134230A JP 8128930 A JP8128930 A JP 8128930A JP 12893096 A JP12893096 A JP 12893096A JP H09134230 A JPH09134230 A JP H09134230A
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operation panel
stand
shaft
panel housing
support base
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JP8128930A
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Toshihiko Shirai
敏彦 白井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パソコンのキーボードなどの入力操作盤は、
使用時、非使用時に拘わらず、常時一定の場所に寝せた
状態で置かれることが多いため、もっぱらマウスを使っ
て操作したい場合やディスプレイの前で資料を広げて照
合したい、書き込みたい場合などがあっても、一時的に
せよ、そのスペースを空けて使うことができない。そこ
で、入力操作盤に装着して、簡単に、繰返し、確実に立
てて置くことができ、しかも外観的に装着したことを意
識させることがないスタンド具を提供して、このような
不便さを取り除く。 【構成】 入力操作盤に装着するスタンド具は、スタン
ド軸1の一端を支持台6に回動自在に軸支し、他端に
は、操作盤筐体Aに回動自在に軸支させるための回転軸
部2、3を設ける。そして、スタンド軸1を軸支させて
支持台6上に立てて載せた操作盤筐体Aを、支持台6上
に設けた係止部7で係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パソコンのキーボード
などのように、キーやスイッチ類などを備えた操作面を
有し、該操作面を上方に向けて寝せた状態で使用する入
力操作盤に装着して、使用しない時には、テーブル上に
立てた状態で置いて、該入力操作盤による占有面積を縮
小できるようにしたスタンド具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キーボードなどの、入力キー付き
で、常時テーブル上で寝せた状態で置かれる入力操作盤
の操作面は、指先で入力操作を行うものであるから、操
作性の観点から余り小さくすることはできなかった。ま
た、入力操作盤に自らを格納する仕組を持たないため
に、使用時、非使用時に拘わらず、常に一定の専用スペ
ースを確保しておく必要もあった。しかし、従来、この
ような入力操作盤は、主としてビジネス用として特定な
用途で、限定された分野に、少数のものが使用されてい
るに過ぎなかったので、その占有面積が大きな問題にな
ることはなかった。また、キーボードを立てることによ
って、占有面積を縮小するスタンド具としては、図21
に示すように、キーボード筐体fの左右の側面に、1対
の保持具a、bをはめ込んで保持させ、該保持具a,b
上で回動自在に軸支したスタンド軸cを、該保持具a,
b上に設けたストッパーd、eにより掛止させるように
構成して、キーボード筐体fを立てて置くことを可能に
したスタンド具がある(実登3008565参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入力キー付きの入力操
作盤には、パソコンのキーボードや電卓、電子音楽用鍵
盤及びゲーム機などがあり、今後更に、入力キー付きの
液晶表示装置など多種多様な入出力端末が開発されて、
いろいろな場所で使用されるようになると予想されてい
る。また、パソコンや通信端末用として、特に、家庭で
使用される割合が更に大きくなる傾向にある。これらの
入力操作盤は、通常、操作面を上に向けて寝せた状態で
使用されるが、入力操作盤の操作面は、余り小さくでき
ないことも関係して、その占有面積は無視できないもの
となっている。更に、設置する場所によっては、その外
観が違和感を感じさせる場合もある。そのために、限ら
れた作業スペースをさらに有効に利用するためにも、少
なくとも使用しないときには片付けて、他の作業の邪魔
にならないようにしたいという要求や、パソコンのキー
ボードのように、別置きのディスプレイと共に使用する
場合で、ディスプレイと資料を照合しながらの点検を行
う場合或は一時的にキーボード以外の入力機器を使って
操作する場合などでは、キーボードを片付けて、そのス
ペースを使いたいという要求もある。このような要求を
満たす入力操作盤用のスタンド具の機能要件としては、
簡単な操作で、短時間に立てたり戻したりの繰返し操作
ができ、また、立てた状態を確実に保持する構造を持つ
ことなどがある。しかし、従来の技術は、一般的な操作
性は優れているが、キーボード筐体をスタンド軸だけで
立てているので、スタンド軸の回転軸部にはキーボード
筐体の荷重による回転モーメントが働くことになる。そ
こで、この技術では、その回転モーメントを止めるため
のストッパーを保持具上に別途設ける必要があり、キー
ボード筐体が重い場合には、ストッパーにかなり大きい
力が働くため、小型化と外観デザインを阻害するなどの
問題があった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、寝せた状態で使用する入力操作盤の筐体に装着
して、入力操作盤を使用しないときには、寝せて置いた
該筐体を立てて置くという操作を、簡単にかつ繰返し行
えるスタンド具を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における入力操作盤用のスタンド具は、スタ
ンド軸の一端を支持台上に回動自在に軸支し、かつ、該
スタンド軸の他端に、操作盤筐体上に回動自在に軸支さ
せるための回転軸部を設け、スタンド軸を軸支して支持
台上に立てて載せた操作盤筐体の前側部又は後側面を、
支持台上に設けた係止部により係止させるように構成し
てなるものである。
【0006】また、スタンド軸の一端に操作盤筐体上で
回動自在に軸支させるための回転軸部を設け、操作盤筐
体に対して前側部の近辺で回動するように支持台を操作
盤筐体上に取り付け、該スタンド軸の他端を、支持台上
に設けた係止部により係止させることにより、操作盤筐
体を立てて置くことができるように構成してもよい。
【0007】また、このスタンド具は、操作盤筐体に固
着できる1対の保持具を設けて、その保持具に、スタン
ド軸の回転軸部を回動自在に軸支するように構成するこ
ともできる。
【0008】
【作用】操作盤筐体と支持台を、それぞれスタンド軸に
回動自在に軸支したスタンド具を装着した入力操作盤
は、スタンド軸を介して支持台に連結されており、この
操作盤筐体は、スタンド軸の回転軸部を回転中心として
回動する。また、操作盤筐体をテーブル上に寝せて置い
た状態、つまり操作盤筐体の定位置では、支持台は操作
盤筐体の背面を載せている。この状態で操作盤筐体の後
側面側を起すと、スタンド軸で軸支された支持台は、テ
ーブル上を前側面側に向って滑動する。そこで、操作盤
筐体を少し持ち上げて前側面を浮かせると、支持台の係
止部側の先端が操作盤筐体とテーブル面の間に入り込
む。この時点で操作盤筐体を下すと、操作盤筐体は、立
てた前側面を支持台上に置いた状態になる。他方、定位
置にある操作盤筐体の前側面側を起してそのまま倒立さ
せると、操作盤筐体は、その後側面側を支持台上で滑ら
せながら倒立した状態になる。これらのいずれの場合
も、操作盤筐体、支持台及びスタンド軸により構成され
る三角形が形成される。この状態で、支持台上に載せた
操作盤筐体の前側面又は後側面を該支持台上に設けた係
止部により係止させると、閉じた力の三角形が形成さ
れ、操作盤筐体、支持台及びスタンド軸からなる三角形
が保持さる。このことは、支持台上で操作盤筐体がスタ
ンド軸に支えられて保持されていることを意味する。一
方、操作盤筐体をテーブル上に立てた状態の占有面積
は、立てた操作盤筐体及び支持台によるテーブル上の投
影面積であるので、操作盤筐体をテーブル上に寝せて置
いた場合に比べて明らかに縮小する。
【0009】また、スタンド軸と支持台を、それぞれ個
別に、操作盤筐体上に回動自在になるように取り付けて
構成した場合は、定位置にある操作盤筐体の後側面側を
起して立てると、操作盤筐体に軸支されたスタンド軸が
自重により回転して、その自由端が支持台上に設けた係
止部方向に移動し、該係止部で係止され、支持台上で操
作盤筐体を立てることができるようになる。
【0010】スタンド軸の回転軸部を、固着して操作盤
筐体と一体化した1対の保持具上に回動自在に軸支させ
て、該保持具を操作盤筐体上に固着できる構造にして
も、上述の支持台とスタンド軸による作用は全く変わら
ない。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1〜図2において、入力操作盤用のスタンド具は、スプ
リング鋼などの丸棒をコ字形に折り曲げ、更に、その両
先端を連結軸部4に平行となるように内側に曲げて回転
軸部2、3としたスタンド軸1において、操作盤筐体A
の背面に1対の軸穴を設けて、該回転軸部2、3を挿入
して回動自在に軸支できるようにする。一方、連結ベー
ス9の一端に溝状の係止部7と、他端に軸穴部8を設け
た硬質プラスチック成形による支持台6において、該軸
穴部8内に、スタンド軸1の連結軸部4を挿入して、回
動自在に取り付ける。ここで、軸穴部8内に連結軸部4
を挿入するには、連結軸部4を分割構造にして、挿入後
に連結固定するか、軸穴部8に軸穴に沿う開口部を設
け、そこから圧入して行うなどの方法がある。支持台6
上に設けた溝状の係止部7は、操作盤筐体Aを立てなが
ら前側面Bを載せると、側面の一部又は全てが溝内に落
ち込んで係止される。支持台6は、軸穴部8側を係止部
7側より高くし、軸穴部8側で操作盤筐体Aの背面が接
触するようにして、平坦な底面を持つ操作盤筐体Aを寝
せて置いたときに不安定にならないようにする。また、
連結軸部4の両端付近に、テーブル面20に接して連結
軸部4を支持するプラスチック製のスタンドオフ5−
1、5−2を設けて、支持台6上に立てて載せた操作盤
筐体Aを安定して支持させる。また、スタンド軸1の取
付け方向を逆にして、回転軸部2、3側を支持台6上で
軸支し、連結軸部4側を操作盤筐体Aの背面で軸支して
もよいし、回転軸部2、3を延長し、開放端のない外形
状にして、それぞれに軸支しても構わない。
【0012】図3および図20において、入力操作盤用
のスタンド具は、コ字形に折り曲げたスタンド軸1の回
転軸部2、3を、操作盤筐体Aの左右の側面の略中央部
分に設けた軸穴に挿入して、回動自在に取り付けること
ができるようにしたものである。また、スタンド軸1の
外形状は、連結軸部4を支持台6に装着した状態で、操
作盤筐体Aの軸穴を回転中心として、操作盤筐体Aの後
側面Cに接触することなく回動できるように設定する。
この場合、支持台6上に寝せて載せた操作盤筐体Aの前
側面B側を持ち上げて、連結ベース部9上で後側面Cを
回転させながら倒立させ、操作盤筐体Aを支持台6上で
倒立状態にして立てることもできる。
【0013】図4〜図6において、一方のコ字形のスタ
ンド軸1の回転紬部2、3を、操作盤筐体Aの背面に設
けた軸穴に挿入して回動自在に取り付け、他方の係止部
7を設けた支持台6の軸穴部8を、操作盤筐体Aの前側
面部Bの近辺で軸支させている。この実施例では、スタ
ンド軸1と支持台6は、操作盤筐体Aの背面内に格納で
きる構造として示している。また、格納時におけるスタ
ンド軸1の係止端の位置は、前側面部B及び後側面部C
のいずれの方向を向けても、殆ど同じ操作で操作盤筐体
Aを立てることができる。更に、支持台6は、細いスプ
リング鋼線で作成して軽量化を計ることができる。な
お、支持台6を後側面部Cの近辺で軸支させる構造にし
て、操作盤筐体Aを倒立させるようにすることもでき
る。
【0014】図7〜図14においては、支持台6及びそ
の係止部7のいろいろな実施例を示している。
【0015】図7において、支持台6は溝状の係止部7
を有している。この溝の方向と大きさは、被係止部の形
状と大きさに合わせて設定する。溝による係止には、被
係止面の一部を溝内に落して行う場合と全てを入れて行
う場合がある。
【0016】図8において、支持台6は、スポンジなど
の弾性体による係止部7を有しており、係止部7が、操
作盤筐体Aの重さにより変形することで係止させる。こ
のスポンジの厚さと硬さは、載せる操作盤筐体Aによる
負荷により選定する。また、スポンジ状の弾性体の代わ
りに、表面に凹凸を有する一種の滑止め用のゴム製シー
トのようなものでもよい。更に、磁石と磁性体との間の
磁性引力を係止に利用して、係止部7の部分に板状の磁
石を固定し、操作盤筐体Aの被係止部に鉄製板などの磁
性体を取り付けてもよい。勿論、この場合、磁石と磁性
体の取付け関係を逆にしても構わない。
【0017】図9において、支持台6の係止部7は、連
結ベース9の一端に、断面が鍵穴形状をなす半円柱状の
突起を設けたものである。操作盤筐体Aの被係止部側に
は、この突起に対応した引っ掛ける部分又ははめ込む部
分を設けて係止させる。
【0018】図10において、支持台6は、プラスチッ
ク成形になる連結ベース部9を延長し、その先端に突起
した折曲げ部分を設けて係止部7としている。この折曲
げ部分にバネ力を持たせて、起伏動作が可能な構造とす
ることもできる。
【0019】図11において、支持台6は、同様にプラ
スチック成形になる連結ベース部9を延長し、その先端
に、軸穴方向の切欠き溝を両端にもつ軸穴10を設け、
その軸穴10と切欠き溝内に、略C字状の外形を成すス
プリング鋼線による係止部7をはめ込む。なお、切欠き
溝の大きさと形状を適切に設定することにより、係止部
7に起伏動作が可能な仕組を持たせることもできる。
【0020】図12においては、外形が略くさび形をな
す支持台6である。この支持台6は、硬質ゴム又はプラ
スチックなどで一体成型したもので、連結ベース部9の
一部が傾斜面をなしている。
【0021】図13において、支持台6は、連結ベース
部9を中空状にして係止部7と一体化した部分と、該連
結ベース部9の中空内部に挿入して摺動する摺動ガイド
板11を軸穴部8と一体化した部分の2つに分離したス
ライド形式の支持台である。この支持台は、連結ベース
部9を摺動ガイド板11上で前後に摺動させることによ
り、係止させた操作盤筐体の傾斜角度を変えることがで
きる。なお、摺動ガイド板11を定位置に固定するに
は、両者のはめ合いをかためにして、摩擦抵抗を大きく
設定したり、ネジ止めなどで機械的に固定する。
【0022】図14において、支持台6は、連結ベース
9を左右方向に延長して軸受サポート部12とし、その
両先端部分に1対の軸受部8−1、8−2を設けて、そ
の軸穴にスタンド軸を通して支持するようにしたもので
ある。
【0023】図15において、支持台6は、図14の例
と構造はほぼ同様であるが、それぞれの軸穴部8−1、
8−2に、独立した1対のスタンド軸1−1、1−2の
一端をそれぞれ軸支し、他端を操作盤筐体Aに軸支する
ように構成したものである。
【0024】図16〜図19においては、操作盤筐体A
にスタンド軸を装着するために、操作盤筐体A上に固着
して使用する、スタンド具を構成する保持具13、14
のいろいろな実施例を示している。
【0025】図16において、保持具13、14は、操
作盤筐体Aの左右の側面に被せて、相互のはめ合いによ
り固定される1組のプラスチック成形によるキャップ
で、それぞれにスタンド軸1を軸支するための軸穴1
5、16を設けてある。
【0026】また、図17において、保持具13、14
は、操作盤筐体Aの左右の側面に接着剤又は粘着テープ
により固着できる1組のプラスチック成形による平板
で、それぞれにスタンド軸1を軸支するための軸穴1
5、16を設けてある。
【0027】また、図18において、保持具13、14
は、図17に示す構造の保持具に、それぞれガイド爪1
7を2個ずつ設ける。このガイド爪17は、操作盤筐体
Aに保持具13、14を接着固定する際に、位置合せを
容易にするためと、操作盤筐体Aを保持具13、14上
に機械的に保持するためのもので、操作盤筐体A側のし
かもその表裏に相当する部分に取り付ける。また、保持
具13、14のそれぞれに、スタンド軸1を軸支するた
めの軸穴15、16を設ける。なお、ガイド爪17は、
スプリング鋼板を切断して成形するか、或は1mm程度
のスプリング鋼線を曲げて製作したもので、それを保持
具13、14上で固定している。
【0028】また、図19において、保持具13、14
は、トレイ底板19と共に、操作盤筐体Aを載せて支え
るトレイ18を構成している。トレイ底板19は、プラ
スチック成形又は薄鋼板により成形したもので、スタン
ド軸1を軸支するための軸穴15、16を設けた保持具
13、14をネジなどで固定している。このトレイ18
は、保持具13、14を操作盤筐体Aに直接、固着する
ことなく保持できる。
【0029】
【発明の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0030】請求項1に述べる入力操作盤用のスタンド
具は、寝せて置いた操作盤筐体を支持台上に立てて載せ
ると、操作盤筐体と、スタンド具の構成部品であるスタ
ンド軸及び支持台が、閉じた力の三角形を形成する。そ
の構成辺には、各辺に沿った力のみが働くので、スタン
ド具の回転軸部には回転モーメントは働かない。本発明
によるスタンド軸と支持台を用いる場合と、従来の技術
でのスタンド軸のみの場合を比較すると、前者の場合で
は、操作盤筐体の重さを利用した係止すなわち滑り止め
という簡単な方法で保持できるので、より簡単な係止構
造で、より大きい負荷を支えることができる。また、ス
タンド軸や支持台の大部分又は全てが、常時、操作盤筐
体の背後に隠されるので、外観的に目立たず、物理的に
邪魔になることもない。更に、スタンド具に全く手を触
れることなく、操作盤筐体を立てて置く、元に戻すとい
う操作ができるなど、操作がきわめて容易で、迅速かつ
確実に行え、しかも余り力を要しないので操作を繰返し
行っても苦にならない。また、支持台上に立てた操作盤
筐体は、支持台の面全体で支持されているので転倒し難
く、安定している。このように、立てた操作盤筐体を確
実に保持するので、キー付きの入力操作盤に使用する場
合は、立てた状態でもキー入力の操作ができる。また、
入力操作盤を立てることにより、操作盤筐体によるテー
ブル上の占有面積を1/3以下に縮小することができ
る。一方、操作盤筐体を支持台上に起して立てること及
び倒立させることの両方の操作が可能な構造にすること
もできるので、随時、状況に応じて、正面に操作面を向
けたり、背面を向けたりの2つの操作の使い分けがで
き、しかも、両者の占有面積の縮小効果も変わらない。
背面を正面に向けて立てた場合は、操作面が操作盤筐体
の背後に隠れることになるので、操作面へのほこりの付
着防止と、キーなどに触れて誤入力されることの防止に
もなる。更に操作盤筐体の背面に装飾用にデザインした
図形、文字、絵、写真などを印刷したり、ステッカーな
どにして貼り付けたりすると、背面を向けて倒立して置
いたときには装飾物のような外観になるので、例えば、
一般家庭用として、置き場所に合った装飾デザインを選
ぶことにより、違和感なく見せることもできる。また、
背面のその他の利用方法として、広告や操作手順などの
表示、カレンダーやスケジュール表などの貼付け、更に
入力操作盤とデジタル時計などを組み合わせることが可
能となる。本発明によるスタンド具は、これまで述べて
きたように、動的でかつ繰返しの操作を可能にした機構
を有することを特徴としており、以上のような効果を、
簡単な構造で、軽量、低価格でしかも優れた外観デザイ
ンで実現している。
【0031】請求項2に述べる入力操作盤用のスタンド
具は、請求項1によるものと操作盤筐体を保持する仕組
は変わらないので、占有面積の縮小効果は同じで、操作
性もほぼ同等なものが期待できる。加えて、スタンド軸
と支持台をそれぞれ独立させて操作盤筐体上に取り付け
ているので、スタンド軸と支持台を操作盤筐体の背面内
などに格納させやすい構造となっている。従って、しば
しば持って移動させることがある或は携帯用の入力操作
盤に使用すると便利である。
【0032】請求項3に述べる入力操作盤用のスタンド
具は、従来のキーボードなどの操作盤筐体上に機械的な
加工を施すことなく、保持具を固着するだけで、誰にで
も容易にスタンド具を装着することができる。また、こ
の保持具は、構造が簡単で、安価に製作できる。更に、
目立たず、優れた外観を呈しているので、入力操作盤の
外観デザインを害することが殆どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作盤筐体にスタンド具を装着してなる状態を
示す要部斜視図である。
【図2】操作盤筐体にスタンド具を装着してなる状態を
示す要部側面図である。
【図3】操作盤筐体にスタンド具を装着してなる状態を
示す要部斜視図である。
【図4】操作盤筐体にスタンド具を装着してなる状態を
示す要部側面図である。
【図5】操作盤筐体にスタンド具を装着してなる状態を
示す要部側面図である。
【図6】図4、図5の操作盤筐体を支持台上に立てた状
態を示す側面図である。
【図7】支持台の要部斜視図である。
【図8】支持台の要部斜視図である。
【図9】支持台の要部斜視図である。
【図10】支持台の要部斜視図である。
【図11】支持台の要部斜視図である。
【図12】支持台の要部斜視図である。
【図13】支持台の要部斜視図である。
【図14】支持台の要部斜視図である。
【図15】支持台にスタンド軸を装着してなる状態を示
す要部斜視図である。
【図16】保持具の要部斜視図である。
【図17】保持具の要部斜視図である。
【図18】保持具の要部斜視図である。
【図19】保持具の要部斜視図である。
【図20】図3のスタンド具において、操作盤筐体を支
持台上に立てた状態及び倒立させた状態を示す側面図で
ある。
【図21】従来の技術によるスタンド具に係わる要部斜
視図である。
【符号の説明】
A 操作盤筐体 B 前側面 C 後側面 1、1−1、1−2 スタンド軸 2、3 回転軸部 4 連結軸部 5−1、5−2 スタンドオフ 6 支持台 7 係止部 8、8−1、8−2 軸受部 9 連結ベース部 10 軸穴 11 摺動ガイド板 12 軸受サポート部 13、14 保持具 15、16 軸穴 17 ガイド爪 18 トレイ 19 トレイ底板 20 テーブル面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンド軸(1)の一端を支持台(6)
    上に回動自在に軸支し、該スタンド軸(1)の他端に操
    作盤筐体(A)上で回動自在に軸支させるための回転軸
    部(2、3)を設け、該スタンド軸(1)を軸支して支
    持台(6)上に立てて載せた該操作盤筐体(A)の前側
    部(B)又は後側面(C)を、支持台(6)上に設けた
    係止部(7)により係止させるように構成した入力操作
    盤用のスタンド具。
  2. 【請求項2】 スタンド軸(1)の一端に、操作盤筐体
    (A)上で回動自在に軸支させるための回転軸部(2、
    3)を設け、操作盤筐体(A)に対して前側部(B)の
    近辺で回動するように、支持台(6)を操作盤筐体
    (A)上に取り付け、該スタンド軸(1)の他端を、支
    持台(6)上に設けた係止部(7)により係止させて、
    操作盤筐体(A)を立てて置くことができるように構成
    した入力操作盤用のスタンド具。
  3. 【請求項3】 操作盤筐体(A)上に固着するための1
    対の保持具(13、14)に、請求項1のスタンド軸
    (1)の回転軸部(2、3)を回動自在に軸支して構成
    した入力操作盤用のスタンド具。
JP8128930A 1995-09-05 1996-04-15 入力操作盤用のスタンド具 Pending JPH09134230A (ja)

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JP8128930A JPH09134230A (ja) 1995-09-05 1996-04-15 入力操作盤用のスタンド具
US09/171,255 US6290411B1 (en) 1996-04-15 1997-04-14 Stand utensil for keyboard and keyboard with stand mechanism
PCT/JP1997/001293 WO1997039402A1 (fr) 1996-04-15 1997-04-14 Ustensile de support pour clavier et clavier pourvu de cet ustensile de support

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JP26608895 1995-09-05
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JP8128930A Pending JPH09134230A (ja) 1995-09-05 1996-04-15 入力操作盤用のスタンド具

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JP (1) JPH09134230A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5946866A (en) * 1995-07-21 1999-09-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Modular damper
JP2013011978A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Hakuba Shashin Sangyo Kk タブレットコンピュータ用ケース
JP2013025420A (ja) * 2011-07-15 2013-02-04 Lenovo Singapore Pte Ltd 電子機器用ケース及びキーボード装置、並びに電子機器
JP2014021476A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Casio Comput Co Ltd カバー

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