JPH09133026A - ガスタービン及びそのケーシング - Google Patents

ガスタービン及びそのケーシング

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JPH09133026A
JPH09133026A JP29392995A JP29392995A JPH09133026A JP H09133026 A JPH09133026 A JP H09133026A JP 29392995 A JP29392995 A JP 29392995A JP 29392995 A JP29392995 A JP 29392995A JP H09133026 A JPH09133026 A JP H09133026A
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JP
Japan
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casing
casings
gas turbine
flanges
vertical
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Application number
JP29392995A
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English (en)
Inventor
Yasushi Hayasaka
靖 早坂
Hajime Toritani
初 鳥谷
Tetsuo Sasada
哲男 笹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ケーシングの組立分解性を保ち、ケーシング軸
方向のせん断力分布に起因する垂直フランジ部での滑り
を防止できるガスタービンを提供する。 【解決手段】水平分割フランジを有する複数のケーシン
グと、複数のケーシングに設けられた垂直フランジと水
平分割フランジをボルト締結することにより形成された
ガスタービンケーシングと、ガスタービンケーシングを
支持するサポートと、ガスタービンケーシング内に軸受
け支持されたロータとを備え、水平分割面より下方側の
垂直フランジにラベットを設け、ラベットを組合わせて
複数のケーシングを連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービン及び
それに用いられるケーシングに係り、特に、ガスタービ
ン及びケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンのケーシングのフランジの
締結に関する従来の技術として、特開平6−193467 号公
報に記載のようにガスタービンケーシングと排ガスケー
シングとのシール性を保ち、機械のカバーを部分的に取
外し可能にするもの、特開平7−34901号公報に記載のよ
うに、ケーシングのフランジ部を繊維強化プラスチック
を介してボルトで締結するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のフラ
ンジの締結は、図16に示すように平面的なフランジの
面を突き合わせてボルトで締結しているものである。
【0004】しかし、ガスタービンのケーシングには、
図2に示すように、ロータ軸方向に大きなせん断力分布
が作用するため、複数に分割されたケーシングで連結さ
れた構造のガスタービンのケーシングにおいては、この
力が隣り合う垂直フランジ間の摩擦力に打ち勝ち、フラ
ンジ間の滑りを生じさせることがある。図2に示すよう
に、ロータ軸に平行にX座標を定義した場合、せん断力
が正の時は、ケーシング垂直分割面に対してX座標の大
きい位置に配置されたケーシングがX座標の小さい位置
に配置されたケーシングに対して下方側にスリップする
可能性がある。逆に、せん断力が負の時は、X座標の小
さい位置に配置されたケーシングがX座標の大きい位置
に配置されたケーシングに対して下方にスリップする可
能性がある。
【0005】ケーシングA上半1a,ケーシングA下半
2a,ケーシングB上半1b,ケーシングB下半2bを
ボルト21とナット22により締結したスリップのない
状態を模式的に示した図16と、せん断力によりケーシ
ングB上半1bとケーシングB下半2bにスリップが発
生した場合を模式的に示す図17から分かるようにスリ
ップが生じると、設定されたロータとケーシング間のク
リアランスが変わることになる。このため、ロータとケ
ーシングの接損事故,ガスタービンの性能低下が生じる
という問題があった。
【0006】本発明の目的は、ケーシングの組立分解性
を保ち、ケーシング軸方向のせん断力分布に起因する垂
直フランジ部での滑りを防止できるガスタービン及びそ
のケーシングを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のガスタービンは、水平分割フランジを有す
る複数のケーシングと、該複数のケーシングに設けられ
た垂直フランジと前記水平分割フランジをボルト締結す
ることにより形成されたガスタービンケーシングと、該
ガスタービンケーシングを支持するサポートと、前記ガ
スタービンケーシング内に軸受け支持されたロータとを
備え、前記水平分割面より下方側の前記垂直フランジに
ラベットを設け、該ラベットを組合わせて前記複数のケ
ーシングを連結していることを特徴とする。
【0008】又、前記水平分割面より下方側の前記水平
フランジの垂直分割面上にピン穴を設け、該ピン穴にピ
ンを挿入することにより隣り合うケーシングを連結して
いることを特徴とする。
【0009】又、前記水平分割面より下方側45度以内
の前記垂直フランジにピン穴を設け、該ピン穴にピンを
挿入することにより隣り合うケーシングを連結している
ことを特徴とする。上記角度は、30度以内とすること
が好ましい。
【0010】又、前記水平分割面より下方側45度以内
の前記垂直フランジの垂直分割面上にピン穴を設け、該
ピン穴にピンを挿入することにより隣り合うケーシング
を連結していることを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、本発明のガスタ
ービン用のケーシングは、水平分割フランジを有する複
数のケーシングと、該複数のケーシングに設けられた垂
直フランジと前記水平分割フランジをボルト締結するこ
とにより形成されたガスタービンケーシングを形成する
ものであって、前記水平分割面より下方側の前記垂直フ
ランジにラベットを設けたことを特徴とする。
【0012】又、前記水平分割面より下方側の前記水平
フランジの垂直分割面上にピン穴を設け、該ピン穴にピ
ンを挿入することにより隣り合うケーシングを連結する
ことを特徴とする。
【0013】又、前記水平分割面より下方側45度以内
の前記垂直フランジにピン穴を設け、該ピン穴にピンを
挿入することにより隣り合うケーシングを連結すること
を特徴とする。
【0014】又、水平分割フランジを有する複数のケー
シングと、該複数のケーシングに設けられた垂直フラン
ジと前記水平分割フランジをボルト締結することにより
形成されたガスタービンケーシングであって、前記水平
分割面より下方側45度以内の前記垂直フランジの垂直
分割面上にピン穴を設け、該ピン穴にピンを挿入するこ
とにより隣り合うケーシングを連結することを特徴とす
る。
【0015】上記のように、ケーシング下半部の垂直フ
ランジにラベットを設けているので、連結された各ケー
シング間のせん断力により下半部ケーシングが滑ろうと
しても、ラベットが接触することにより、ケーシング下
半部に滑りによるずれが発生しない。ケーシング下半部
に滑りが発生しないので、ケーシングとロータとのセン
ターラインのずれを防止できる。又、上記のようにピン
を設けているので、下半部ケーシングの垂直フランジが
せん断力により滑りが発生しようとしてもピンとピン穴
とが接触し、滑りの発生を防止できる。
【0016】又、スリップを防止するためのラベット又
はピンをケーシング下半部に設ける構造とすることによ
り、ケーシングの水平分割面での分解・組立て性をよく
することができ、ガスタービンのメンテナンス性をよく
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1から
図7により説明する。図1は、ガスタービンのケーシン
グの構成を示す側面図、図2は、ガスタービンのケーシ
ングに作用するせん断力の分布を示す図、図3は、ラベ
ット付下半ケーシングの組立て状態を示す斜視図、図4
は、雄側のラベット付下半ケーシングの斜視図、図5
は、雌側のラベット付下半ケーシングの斜視図、図6
は、ガスタービンのケーシングの垂直フランジの滑り防
止を説明する断面図、図7は、ガスタービンのケーシン
グの垂直フランジの滑り防止を説明する断面図である。
【0018】図1に示すように、ガスタービンは、大別
して回転部品であるロータと、内部の高圧気体を封じ込
めるためのケーシングにより構成される。ケーシング
は、その組立分解の必要性からロータ軸方向に平行で鉛
直軸に垂直な面である水平分割面を有し、この水平分割
面にはフランジを設けて、フランジ部をボルト締結する
構造が多く採用されている。又、ケーシングは、ロータ
軸方向に幾つかの分割面を有し、分割面には分割された
各ケーシングをロータ軸方向に連結するための垂直フラ
ンジを設け、フランジ部をボルト締結する構造が多く採
用されている。
【0019】図1では、ケーシングは、A,B,C,
D,E,Fと6分割された例を示しており、各々水平分
割面を有し、水平フランジでボルト締結されている。例
えばケーシングEについて述べると、ケーシングE上半
部1eは、ケーシングE下半部2eとケーシングE上半
部水平フランジ4e,ケーシングE下半部水平フランジ
5eにおいてボルト7で締結されている。同様に、ケー
シングA上半部1aとケーシングA下半部2a,ケーシ
ングB上半部1bとケーシングB下半部2b,ケーシン
グC上半部1cとケーシングC下半部2c,ケーシング
D上半部1dとケーシングD下半部2d,ケーシングF
上半部1fとケーシングF下半部2fについても上記し
た締結方法が採用されており、それぞれケーシングA上
半部水平フランジ4aとケーシングA下半部水平フラン
ジ5a,ケーシングB上半部水平フランジ4bとケーシ
ングB下半部水平フランジ5b,ケーシングC上半部水
平フランジ4cとケーシングC下半部水平フランジ5
c,ケーシングD上半部水平フランジ4dとケーシング
D下半部水平フランジ5dは、ボルト7によって締結さ
れている。
【0020】又、垂直分割面に関しては、例えばケーシ
ングDとケーシングEとの間の締結は、ケーシングDE
間垂直フランジ3dをボルト6で締結している。同様
に、ケーシングAとケーシングB,ケーシングBとケー
シングC,ケーシングCとケーシングD,ケーシングE
とケーシングFとの間の締結もそれぞれケーシングAB
間垂直フランジ3a,ケーシングBC間垂直フランジ3
b,ケーシングCD間垂直フランジ3c,ケーシングE
F間垂直フランジ3eをボルト6に締結することによっ
て行われる。
【0021】このようにして連結された各ケーシング
は、前側サポート9aと後側サポート9bによって支持
される。ここで、前側サポート9aとケーシングとは前
側サポートピン10aによって、後側サポート9bとケ
ーシングとは後側サポートピン10bによってそれぞれ
結合されている。
【0022】ケーシング内には、ロータとケーシングと
の間のクリアランスを適切に設定されてロータが軸受支
持されている。このクリアランスが大きすぎると流体の
漏れによりガスタービン効率が低下し、逆に、小さすぎ
るとロータとケーシングとの接触が生じ、ロータの破損
の原因となるので、ロータとケーシングとが接触しない
大きさで、かつガスタービン効率が最大となるように設
定されている。このように、クリアランスを設定するこ
とにより、燃焼器8から投入される熱エネルギーを効率
よく運動エネルギーに変換している。
【0023】図3,図4に示すように、ケーシングA下
半部12にはラベット14が設けられており、図5に示
すように、ケーシングB下半部13にはラベットメス側
17が設けられている。このラベット14とラベットメ
ス側17とが組合わされてケーシングA下半部12とケ
ーシングB下半部13とが連結され、ケーシングA下半
部水平フランジボルト穴15及びケーシングA下半部垂
直フランジボルト穴16をボルトとナットで固定するこ
とにより、ケーシングが組立てられている。このように
ケーシングを締結することにより、図6,図7に示すよ
うに、ラベット14によりケーシングA下半部とケーシ
ングB下半部はせん断力を伝え合うことができるので、
ケーシングA上半部,ケーシングA下半部,ケーシング
B上半部,ケーシングB下半部をボルト21とナット2
2で締結した状態でスリップを防ぐことができる。すな
わち、せん断力によりケーシングB下半部が、図7にお
いてスリップしようとした場合、下半部フランジでは、
ケーシングB下半部2bがケーシングA下半部2aに対
してスリップしようとしてもラベット14が接触し、ケ
ーシングA下半部2a,ケーシングB下半部2bの鉛直
方向の変形は等しくなるため、ケーシングのスリップが
発生しないことになる。ケーシング下半部においてスリ
ップが発生しないため、ロータとケーシングのセンター
ラインは一致しており、ロータとケーシングのクリアラ
ンスは、変化しないで設定値に保たれる。
【0024】ここで、ケーシングA上半部1a,ケーシ
ングB上半部1bにラベットを設けていないが、これは
ケーシング上半部を水平分割面で分離できるようにして
ガスタービンケーシング内部のメンテナンスを行う際の
分解・組立てを容易にするためである。
【0025】本発明の第2の実施例を図8から図12に
より説明する。図8は、本実施例のケーシングの組立て
状態を示す斜視図、図9は、ケーシングの垂直フランジ
の正面図、図10は、ケーシングの垂直フランジの側面
図、図11は、ケーシングの垂直フランジのせん断応力
の位置を示す図、図12は、ケーシングのせん断応力の
分布を示す図である。
【0026】図8から図10に示すように、本実施例
は、第1の実施例と同様に、ケーシングA上半部1aと
ケーシングA下半部2aはボルト35でケーシングA上
半部水平フランジ4a,ケーシングA下半部水平フラン
ジ5aにて締結され、ケーシングB上半部1bとケーシ
ングB下半部2bはボルト35でケーシングB上半部水
平フランジ4b,ケーシングB下半部水平フランジ5b
にて締結されている。水平フランジで締結されているケ
ーシングAとケーシングBの各々は、垂直フランジ27
a,27b、フランジ28a,28bにおいてボルト3
5でロータ軸方向に締結されている。これらの締結され
たガスタービンケーシングの水平分割面より下方側の水
平フランジの垂直分割面上には、ラジアルピン穴32が
設けられており、このラジアルピン穴32にはラジアル
ピン25が挿入されている。又、ケーシングBを支持し
ているサポート30には、サポート30とケーシングと
を連結するためのサポートピン31が挿入されている。
【0027】このように構成することにより、連結され
た各ケーシング垂直フランジ間でせん断力によりスリッ
プが発生しようとするが、ピン25がピン穴内面32と
接触することによりケーシング下半部の滑りを防止する
ことができる。ケーシング下半部において、滑りが発し
ないので、ケーシングとロータのセンターラインがずれ
ないようにすることができる。
【0028】又、ラジアルピン32は、水平フランジで
はなく、垂直フランジに設け、水平面より45度以内の
位置に設けるようにしてもよい。図11,図12に円筒
の垂直断面のせん断力分布を示すように、水平フランジ
近傍においてはせん断力分担の割合が大きく、せん断力
を分担させるためには、ピンを水平フランジ付近、すな
わち上記したように水平面より45度以内に設置するの
が効果的であることが分かる。
【0029】ここで、ケーシングA上半部1a,ケーシ
ングB上半部1bにピンを設けていないが、これは第1
の実施例と同様、ケーシング上半部を水平分割面で分離
できるようにしてガスタービンケーシング内部のメンテ
ナンスを行う際の分解・組立てを容易にするためであ
る。
【0030】本発明の第3の実施例を図13から図15
により説明する。図13は、本実施例のケーシングの組
立て状態を示す斜視図、図14は、ケーシングの垂直フ
ランジの正面図、図15は、ケーシングの垂直フランジ
の側面図である。
【0031】本実施例も第1の実施例と同様に、ケーシ
ングA上半部1aとケーシングA下半部2aはボルト3
5でケーシングA上半部水平フランジ4a,ケーシング
A下半部水平フランジ5aにて締結され、ケーシングB
上半部1bとケーシングB下半部2bはボルト35でケ
ーシングB上半部水平フランジ4b,ケーシングB下半
部水平フランジ5bにて締結されている。水平フランジ
で締結されているケーシングAとケーシングBの各々
は、垂直フランジ27a,27b、フランジ28a,28
bにおいてボルト35でロータ軸方向に締結されてい
る。
【0032】本実施例では、第2の実施例と同様の理由
により、連結された隣り合うケーシングの水平分割面よ
り下方側の45度以内の垂直フランジにアクシャルピン
穴34が設けられており、このアクシャルピン穴34に
はアクシャルピン33が挿入されている。又、ケーシン
グBは、サポート30とケーシングを連結するサポート
ピン31により支持されている。このように構成されて
いるので、連結された各ケーシング垂直フランジ間でせ
ん断力が作用して、スリップが発生しようとするが、ピ
ン33がピン穴内面34に接触することにより、ケーシ
ング下半部に滑りが発生しない。この結果、ケーシング
とロータのセンターラインのずれが発生するのを防止で
きる。
【0033】ここで、本実施例においてもケーシングA
上半部1a,ケーシングB上半部1bにピンを設けてい
ないが、第1の実施例と同様、ケーシング上半部を水平
分割面で分離できるようにしてガスタービンケーシング
内部のメンテナンスを行う際の分解・組立てを容易にす
るためである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連結された各ケーシング垂直フランジ間でせん断力が作
用して、スリップが発生しようとしても、ケーシング下
半部の滑りを防止でき、その結果、ケーシングとロータ
のセンターラインのずれが発生するのを防止できる。そ
のため、ロータとケーシングとの接触を防止でき、ガス
タービンを効率よく運転できる。
【0035】又、ケーシング上半部にピン等を設けてい
ないため、ガスタービンケーシング内部のメンテナンス
を行う際の分解・組立てを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるガスタービンのケ
ーシングの構成を示す側面図である。
【図2】ガスタービンのケーシングに作用するせん断力
の分布を示す図である。
【図3】ラベット付下半ケーシングの組立て状態を示す
斜視図である。
【図4】雄側のラベット付下半ケーシングの斜視図であ
る。
【図5】雌側のラベット付下半ケーシングの斜視図であ
る。
【図6】ガスタービンのケーシングの垂直フランジの滑
り防止を説明する断面図である。
【図7】ガスタービンのケーシングの垂直フランジの滑
り防止を説明する断面図である。
【図8】本発明の第2の実施例であるケーシングの組立
て状態を示す斜視図である。
【図9】ケーシングの垂直フランジの正面図である。
【図10】ケーシングの垂直フランジの側面図である。
【図11】ケーシングの垂直フランジのせん断応力の位
置を示す図である。
【図12】ケーシングのせん断応力の分布を示す図であ
る。
【図13】本発明の第3の実施例であるケーシングの組
立て状態を示す斜視図である。
【図14】ケーシングの垂直フランジの正面図である。
【図15】ケーシングの垂直フランジの側面図である。
【図16】従来のケーシングの垂直フランジでの滑りを
説明する縦断面図である。
【図17】従来のケーシングの垂直フランジでの滑りを
説明する縦断面図である。
【符号の説明】
1a…ケーシングA上半部、1b…ケーシングB上半
部、1c…ケーシングC上半部、1d…ケーシングD上
半部、1e…ケーシングE上半部、1f…ケーシングF
上半部、2a,12…ケーシングA下半部、2b,13
…ケーシングB下半部、2c…ケーシングC下半部、2
d…ケーシングD下半部、2e…ケーシングE下半部、
2f…ケーシングF下半部、3a…ケーシングAB間垂
直フランジ、3b…ケーシングBC間垂直フランジ、3
c…ケーシングCD間垂直フランジ、3d…ケーシング
DE間垂直フランジ、3e…ケーシングEF間垂直フラ
ンジ、4a…ケーシングA上半部水平フランジ、4b…
ケーシングB上半部水平フランジ、4c…ケーシングC
上半部水平フランジ、4d…ケーシングD上半部水平フ
ランジ、4e…ケーシングE上半部水平フランジ、5a
…ケーシングA下半部水平フランジ、5b…ケーシング
B下半部水平フランジ、5c…ケーシングC下半部水平
フランジ、5d…ケーシングD下半部水平フランジ、5
e…ケーシングE下半部水平フランジ、6,7,21,
35…ボルト、8…燃焼器、9a…前側サポート、9b
…後側サポート、10a…前側サポートピン、10b…
後側サポートピン、11…ロータ軸、14…ラベット、
15…ケーシングA下半部水平フランジボルト穴、16
…ケーシングA下半部垂直フランジボルト穴、17…ラ
ベットメス側、22…ナット、25…ラジアルピン、2
7a…ケーシングA上半部垂直フランジ、27b…ケー
シングA下半部垂直フランジ、28a…ケーシングB上
半部垂直フランジ、28b…ケーシングB下半部垂直フ
ランジ、30…サポート、31…サポートピン。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングと、該ガスタービンケー
    シングを支持するサポートと、前記ガスタービンケーシ
    ング内に軸受け支持されたロータとを備え、前記水平分
    割面より下方側の前記垂直フランジにラベットを設け、
    該ラベットを組合わせて前記複数のケーシングを連結し
    ていることを特徴とするガスタービン。
  2. 【請求項2】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングと、該ガスタービンケー
    シングを支持するサポートと、前記ガスタービンケーシ
    ング内に軸受け支持されたロータとを備え、前記水平分
    割面より下方側の前記水平フランジの垂直分割面上にピ
    ン穴を設け、該ピン穴にピンを挿入することにより隣り
    合うケーシングを連結していることを特徴とするガスタ
    ービン。
  3. 【請求項3】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングと、該ガスタービンケー
    シングを支持するサポートと、前記ガスタービンケーシ
    ング内に軸受け支持されたロータとを備え、前記水平分
    割面より下方側45度以内の前記垂直フランジにピン穴
    を設け、該ピン穴にピンを挿入することにより隣り合う
    ケーシングを連結していることを特徴とするガスタービ
    ン。
  4. 【請求項4】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングと、該ガスタービンケー
    シングを支持するサポートと、前記ガスタービンケーシ
    ング内に軸受け支持されたロータとを備え、前記水平分
    割面より下方側45度以内の前記垂直フランジの垂直分
    割面上にピン穴を設け、該ピン穴にピンを挿入すること
    により隣り合うケーシングを連結していることを特徴と
    するガスタービン。
  5. 【請求項5】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングを形成するものであっ
    て、前記水平分割面より下方側の前記垂直フランジにラ
    ベットを設けたことを特徴とするガスタービン用のケー
    シング。
  6. 【請求項6】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングであって、前記水平分割
    面より下方側の前記水平フランジの垂直分割面上にピン
    穴を設け、該ピン穴にピンを挿入することにより隣り合
    うケーシングを連結することを特徴とするガスタービン
    用のケーシング。
  7. 【請求項7】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングであって、前記水平分割
    面より下方側45度以内の前記垂直フランジにピン穴を
    設け、該ピン穴にピンを挿入することにより隣り合うケ
    ーシングを連結することを特徴とするガスタービン用の
    ケーシング。
  8. 【請求項8】水平分割フランジを有する複数のケーシン
    グと、該複数のケーシングに設けられた垂直フランジと
    前記水平分割フランジをボルト締結することにより形成
    されたガスタービンケーシングであって、前記水平分割
    面より下方側45度以内の前記垂直フランジの垂直分割
    面上にピン穴を設け、該ピン穴にピンを挿入することに
    より隣り合うケーシングを連結することを特徴とするガ
    スタービン用のケーシング。
JP29392995A 1995-11-13 1995-11-13 ガスタービン及びそのケーシング Pending JPH09133026A (ja)

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