JPH09130877A - 設備故障通報装置 - Google Patents

設備故障通報装置

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JPH09130877A
JPH09130877A JP7286070A JP28607095A JPH09130877A JP H09130877 A JPH09130877 A JP H09130877A JP 7286070 A JP7286070 A JP 7286070A JP 28607095 A JP28607095 A JP 28607095A JP H09130877 A JPH09130877 A JP H09130877A
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Koji Doi
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備故障が発生した場合、保全担当者が保全
指示障情報53を入手したかどうかを確認し、該保全担
当者から連絡がなかった場合に、自動的に代行者へ保全
指示情報53を報知しうる設備故障通報装置を提供す
る。 【解決手段】 設備機械から設備故障情報51を受けた
設備管理コントローラ1は、情報送信機2を介して該当
保全担当者に保全指示情報53を通知し、通知を受けた
該当保全担当者は、確認情報入力端末3から保全確認情
報56を入力する。保全指示情報53を送信してから一
定時間経過後に、保全確認情報入力56がない場合に
は、設備管理コントローラ1は代行者を決定し、情報送
信機2を介して、該代行者に対し保全指示情報53を通
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生産ラインにおけ
る設備機械の故障発生をラインの保全担当者に報知する
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ラインにおける設備機械の故
障が発生した場合には、設備構内の設備故障通報装置に
より、設備構内にいる生産ラインの保全担当者に対し、
故障発生及び故障内容を報知していた。
【0003】また、構内の設備機械だけでなく、外部の
管理用機器に対する故障発生報知および故障内容報知機
能を持つ設備故障通報装置により、設備構内にいる生産
ラインの保全担当者に対して報知するものもあった。
【0004】設備故障通報装置には以下のようなものが
あった。 (イ)円筒形表示灯(赤、緑、黄の三色のものがよく使
われる)などによる視覚的な設備故障通報装置。 (ロ)ブザー、チャイム、構内放送などによる聴覚的な
報知手段。 (ハ)構内無線を用いた報知手段による設備故障通報装
置。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の設備故障通報装置は、設備故障を一方的に報知する
ため、保全担当者が保全指示情報を確実に入手したかど
うかが保証されないという問題があった。
【0006】また、保全担当者からの連絡がなかった場
合の対応が困難であり、別の保全担当者を呼び出すまで
の間、機械の停止時間が長くなり、生産損失の増加につ
ながるという問題があった。
【0007】さらに、設備故障の内容によっては、保全
指示情報を入手した保全担当者が措置できない場合もあ
り、より高度な技術を有する保全担当者を改めて呼ぶ必
要がある場合もあるという問題もあった。
【0008】本発明はこのような従来の問題に着目して
なされたもので、設備故障が発生した場合、保全担当者
が保全指示情報を確実に入手したかどうかが保証される
とともに、保全担当者からの連絡がなかった場合には、
代行者へ自動的に報知することができ、該故障に対応し
うる最適な保全担当者へ自動的に報知できる設備故障通
報装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、生産ラインにおける設備
機械の故障発生をラインの保全担当者に報知する設備故
障通報装置において、設備機械から設備故障情報を受信
して当該設備機械の保全指示情報を出力する設備管理手
段と、上記設備管理手段からの保全指示情報を受信して
該保全指示情報を送信する情報送信手段と、上記情報送
信手段からの保全指示情報を受信して該保全指示情報を
保全担当者に報知する報知手段と、上記報知手段より保
全指示情報の報知を受けた保全担当者によって保全確認
情報が入力される確認情報入力手段と、上記設備管理手
段が指示した保全指示情報および上記確認情報入力手段
より入力された保全確認情報等の履歴を蓄積する記憶手
段と、から構成される、ことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
設備故障通報装置において、上記設備管理手段は、設備
機械において故障が発生すると、設備コード及び故障コ
ードからなる設備故障情報が設備機械より通知される、
ことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
設備管理手段において、上記設備管理手段は、設備機械
より通知される該設備故障情報に発生時刻を追加して、
設備故障履歴として記憶手段へ蓄積する、ことを特徴と
する。
【0012】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
設備故障通報装置において、上記設備管理手段は、設備
コード及び故障コードより最適な保全担当者を決定し、
該保全担当者に報知すべき保全指示情報を情報送信機へ
通知する、ことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明では、請求項3記載の
設備管理手段において、上記設備管理手段は、保全指示
情報に保全指示情報作成時刻を追加し、保全指示履歴と
して記憶手段へ蓄積する、ことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
設備故障通報装置において、上記設備管理手段は、保全
担当者が確認情報入力手段から入力した保全確認情報の
通知を受ける、ことを特徴とする。
【0015】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
設備管理手段において、上記設備管理手段は、一定時間
内に上記確認情報入力手段より確認情報の通知がない場
合には、代行者に対して保全指示情報を報知することを
上記情報通信機に対して要求する、ことを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明では、請求項6記載の
設備管理手段において、上記設備管理手段は、一定時間
内に上記確認情報入力手段より確認情報の通知がない場
合において、代行者が設定されていない場合には、保全
指示情報を報知することを上記情報通信機に対して要求
しない、ことを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明では、請求項6記載の
設備管理手段において、上記設備管理手段は、確認情報
入力手段から通知される保全確認情報に発生時刻情報を
追加し、保全確認履歴として記憶手段へ蓄積する、こと
を特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明では、請求項1記載
の設備故障通報装置において、上記設備管理手段は、設
備が故障から復旧すると、設備機械から設備復旧情報の
通知を受ける、ことを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明では、請求項10記
載の設備管理手段において、上記設備管理手段は、設備
機械から通知される設備復旧情報に発生時刻情報を追加
し、設備復旧履歴として記憶手段へ蓄積する、ことを特
徴とする。
【0020】請求項12記載の発明では、請求項1記載
の設備故障通報装置において、上記情報送信機は、上記
設備管理手段より指示を受けることにより、該当保全担
当者の報知手段に対して、設備コード、故障コード及び
保全指示コード等からなる保全指示情報を報知する、こ
とを特徴とする。
【0021】請求項13記載の発明では、請求項12記
載の情報送信機において、上記報知手段は、上記設備管
理手段より指示を受けることにより、設備コード、故障
コード及び保全指示コードからなる保全指示情報を報知
する、ことを特徴とする。
【0022】請求項14記載の発明では、請求項1記載
の設備故障通報装置において、上記記憶手段は、該記憶
手段へ蓄積された履歴情報から、設備ごとの故障発生回
数、故障停止時間、全設備平均の故障発生回数、故障停
止時間、保全担当者ごとの報知から確認入力までの応答
時間、全保全担当者平均の報知から確認入力までの応答
時間、保全担当者ごとの代行報知回数、全保全担当者平
均の代行報知回数を、要求に応じて提供しうる、ことを
特徴とする。
【0023】このため、本発明では、設備故障が発生し
た場合に、設備管理手段が情報送信機を介して保全指示
情報を報知手段に報知することができるので、故障の発
生した設備、故障内容からみて、最も適切に対応できる
保全担当者に保全指示情報を報知することができる。
【0024】また、本発明では、該保全担当者は、入手
した保全指示情報に対し、保全確認情報を入力するの
で、保全担当者が保全指示情報を入手できたかどうかを
把握することができる。
【0025】また、本発明では、保全指示情報を報知し
た後、保全確認情報が確認情報入力端末に、一定時間入
力されない場合には、代行者に対し保全指示情報を報知
するので、設備故障に対する対策を確実に実施すること
ができる。
【0026】また、本発明では、保全指示情報報知や保
全情報確認入力の履歴がデータベースに蓄積され、指示
発生から確認入力までの時間を定量的に把握でき、設備
故障に対する対策実施の迅速化などの改善につながると
いう効果が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る設備故障通報
装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0028】図1に、本発明に係る設備故障通報装置の
実施形態の構成を示す。
【0029】この設備故障通報装置は、設備機械より設
備故障情報51を受信し、情報送信機2に対し保全指示
情報53を送信することにより、設備管理手段として機
能する設備管理コントローラ1、設備管理コントローラ
1より保全指示情報53を受信すると、該当保全担当者
に対し保全指示情報55を送信する情報送信手段として
機能する情報送信機2、情報送信機2より受信した保全
指示情報55を該当保全担当者に対して報知する報知手
段として機能するポケットベル3、該当保全担当者が、
保全指示情報55を受信したことを確認するために、保
全確認情報56を入力する確認情報入力端末4と設備管
理コントローラ1から設備故障履歴52、保全指示履歴
54、保全確認履歴57および設備復旧履歴59を受信
して蓄積し、管理する履歴データベース5とから構成さ
れている。
【0030】図2に、本実施形態に係る設備管理コント
ローラ1の構成を示す。
【0031】設備管理コントローラ1は、設備機械より
設備故障情報51および設備復旧情報58の通知を受け
ると設備情報収集部22へ通知し、また、保全確認情報
入力端末3より保全確認情報56の通知を受けると確認
情報収集部23へ通知する受信情報制御部21、受信情
報制御部21より設備故障情報51の通知を受けると、
保全指示作成部25に通知するとともに、履歴情報蓄積
部24に設備故障履歴52を通知し、設備復旧情報58
の通知を受けると、履歴情報蓄積部24に設備復旧履歴
58を通知する設備情報収集部22、受信情報制御部2
1より保全確認情報56の通知を受けると、履歴情報蓄
積部24に保全確認履歴57を通知するとともに、タイ
マ部27にカウントをリセットするよう指示する確認情
報収集部23、設備情報収集部22より設備故障情報5
1および設備復旧情報58の通知を受けた場合、発生時
刻情報を追加して、それぞれを設備故障履歴52及び設
備復旧履歴59として履歴データベース5へ蓄積し、ま
た、確認情報収集部23より保全確認情報56の通知を
受けた場合、発生時刻情報を追加して、保全確認履歴5
7として履歴データベース5へ蓄積し、さらに、保全指
示作成部25及び代行者決定部28より保全指示情報5
3の通知を受けた場合には、発生時刻情報を追加し、保
全指示履歴54として履歴データベース5へ蓄積する履
歴情報蓄積部24、設備情報収集部22及び代行者決定
部28より保全指示情報53の通知を受けると保全指示
送信部26へ通知する保全指示作成部25、保全指示作
成部25より保全指示情報53の通知を受けると、情報
送信機2に対し保全指示情報55を送信するとともに、
タイマ部27に対しカウントをセットするように指示す
る保全指示送信部26、保全指示送信部26よりセット
命令を受けると、カウントを開始し、一定時間内に確認
情報収集部23から、リセットの指示を受けない場合
は、代行者決定部28に対して、タイムアウトの指示を
出し、一定時間内に確認情報収集部23から、リセット
の指示を受けた場合は動作を終了するタイマ部27、タ
イマ部27よりタイムアウト命令を受けると、代行者を
決定し、保全指示作成部25に対し、該代行者を保全担
当者として新たな保全指示情報53を通知する代行者決
定部28から構成されている。
【0032】図3に、本実施形態に係り、各構成要素間
で授受される各種データのデータフォーマットのデータ
テーブルを示す。
【0033】設備故障情報のデータフォーマット31
は、故障した設備に対応する設備コードおよび故障内容
に対応する故障コードから構成される。
【0034】設備故障履歴のデータフォーマット32
は、該設備コード、該故障コードおよび故障発生時刻デ
ータから構成される。
【0035】保全指示情報のデータフォーマット33
は、保全に当たる保全担当者に対応する保全担当者コー
ド、代行者の有無を示す代行フラグ、保全指示内容に対
応する保全指示コード、該設備コード、該故障コードと
から構成される。
【0036】保全指示履歴のデータフォーマット34
は、保全に当たる保全担当者に対応する保全担当者コー
ド、代行者の有無を示す代行フラグ、保全指示内容に対
応する保全指示コード、該設備コード、該故障コード、
指示発生時刻データとから構成される。
【0037】保全担当者が所有するポケットベルに表示
される、保全指示情報のデータフォーマット35は、該
当保全担当者コード、該代行フラグ、該保全指示コー
ド、該設備コード、該故障コードから構成される。
【0038】保全確認情報のデータフォーマット36
は、該当保全担当者コード、該代行フラグ、該保全指示
コード、該設備コード、該故障コードとから構成され
る。
【0039】保全確認履歴のデータフォーマット37
は、該当保全担当者コード、該代行フラグ、該保全指示
コード、該設備コード、該故障コード、指示発生時刻デ
ータとから構成される。
【0040】設備復旧情報のデータフォーマット38
は、該設備コードから構成される。
【0041】設備復旧履歴のデータフォーマット39
は、該設備コード及び故障復旧時刻データとから構成さ
れる。
【0042】図4に本実施形態に関わり、各設備コード
と各故障コードに対応する保全担当者コードおよび保全
指示コードを示す保全担当者テーブル41および該保全
担当者コードに対応する代行者コードを示す代行者テー
ブル42を示す。
【0043】保全担当者テーブル41において示される
ように、設備コードと故障コードの組み合わせにより、
該当保全担当者と該当保全指示内容が決定されることに
なる。
【0044】代行者テーブル42において示されるよう
に、保全担当者には該当する代行者が定められている。
【0045】次に、図1のように構成された本実施形態
に係る設備故障通報装置の動作について詳細に説明す
る。
【0046】本実施形態において、設備管理コントロー
ラ1は、設備機械において設備故障が発生すると、該設
備機械より設備故障情報51を受けとり、該情報に発生
時刻を追加して、設備故障履歴52として履歴データベ
ース5へ蓄積する。その後、設備管理コントローラ1
は、設備故障情報51を構成する設備コード及び故障コ
ードより最適な保全担当者を決定して、該当保全担当者
に報知すべき保全指示情報53を情報通信機2へ通知
し、保全指示情報53に保全指示情報作成時刻を追加し
たものを保全指示履歴54として履歴データベース5へ
蓄積する。
【0047】情報送信機2は、設備管理コントローラ1
より保全指示情報53の通知を受け、該当保全担当者が
所有するポケットベル3に対し保全指示情報55を報知
する。
【0048】該当保全担当者は、ポケットベル3により
保全指示情報55を受信し、どの施設にどのような故障
が発生し、どのような保全が必要かを知り、その設備の
ある場所へ移動する。その後、該当保全担当者は、設備
近くに設置された確認情報入力端末4を介して、保全確
認情報54を入力し、保全に着手する。
【0049】確認情報入力端末4は、該当保全担当者に
よって入力された保全確認情報56を設備管理コントロ
ーラ1へ通知する。
【0050】また、設備管理コントローラ1は、確認情
報入力端末4より通知を受けると、保全確認情報56に
発生時刻情報を追加し、保全確認履歴57として履歴デ
ータベース5へ蓄積する。
【0051】尚、設備管理コントローラ1が、情報送信
機2に対して保全指示情報53を通知した後、一定時間
経過しても、確認情報入力端末4から保全確認情報56
が通知されない場合には、設備管理コントローラ1は、
代行者を決定し、保全指示情報53を再度作成して情報
送信機2に通報する。その場合において、設備管理コン
トローラ1は、該設備指示情報に作成時刻情報を追加
し、保全指示履歴54として履歴データベース5へ蓄積
する。なお、代行者が予め設定されていない場合は、代
行通報は実施しない。
【0052】その後、設備が故障から復旧すると、設備
管理コントローラ1は、設備機械より設備復旧情報58
の通知を受け、設備管理コントローラ1は、設備復旧情
報58に発生時刻情報を追加し、設備復旧履歴59とし
て履歴データベース5へ蓄積する。
【0053】次に、図2のように構成される設備管理コ
ントローラ1に設備故障が発生した場合の動作につい
て、図5に示したフローチャートを用いて詳細に説明す
る。なお、設備管理コントローラ1が受信する情報は、
設備故障情報51、設備復旧情報58、保全確認情報5
6の3つしかない場合を前提として説明する。
【0054】設備管理コントローラ1が設備機械より情
報を受信した場合(ステップ100“あり”)、設備管
理コントローラ1は、該情報が設備故障情報51である
かどうかを判断する(ステップ110)。
【0055】該情報が、設備故障情報51でなかった場
合(ステップ110“no”)、該情報が設備復旧情報
58であるか、保全確認情報56であるかを判断する
(ステップ200)。
【0056】該情報が、設備復旧情報58である場合
(ステップ200“yes”)、設備管理コントローラ
1は、設備復旧情報58を受信し(ステップ210)、
設備復旧情報58を設備復旧履歴59として履歴データ
ベース5へ蓄積して(ステップ220)、スタートへ戻
る。
【0057】該情報が、保全確認情報56である場合
(ステップ200“no”)、設備管理コントローラ1
は、保全確認情報56を受信し(ステップ230)、タ
イマ部27のタイマをリセットし(ステップ240)、
保全確認情報56を保全確認履歴57として履歴データ
ベース5へ蓄積して(ステップ250)、スタートへ戻
る。
【0058】該情報が設備故障情報51であった場合
(ステップ110“yes”)、設備管理コントローラ
1は、設備故障情報51を受信し(ステップ120)、
設備故障情報51を設備故障履歴52として履歴データ
ベース5へ蓄積する(ステップ130)とともに、設備
故障情報51における設備コードと故障コードより、該
当保全担当者を決定し(ステップ140)、保全指示情
報53を作成して(ステップ150)、情報送信機2に
対して、保全指示情報53を送信する(ステップ16
0)。その後、設備管理コントローラ1は、保全指示情
報53を保全指示履歴54として履歴データベース5へ
蓄積する(ステップ170)。
【0059】設備管理コントローラ1は、該保全担当者
に対する代行者の設定がなされているかどうかを判断し
(ステップ180)、設定されていなければ(ステップ
180“なし”)スタートへ戻り、設定されていれば
(ステップ180“あり”)タイマ部27のタイマをセ
ットする(ステップ300)。すると、タイマ部27
は、一定時間が経ったかどうかを判断し(ステップ31
0)、一定時間が経過すると(ステップ310“ye
s”)、該当する代行者を決定し(ステップ320)、
ステップ150に戻り、保全指示情報53を作成する
(ステップ150)。
【0060】従って、本実施形態によれば、設備管理コ
ントローラ1は、設備機械からの設備故障情報51を受
けて、該当する保全担当者を決定し、故障設備機械、故
障内容、保全指示内容等の保全指示情報53を情報送信
機2に対して送信するので、保全指示情報53を受けた
情報送信機2は、該当保全担当者の保有するポケットベ
ル3に対し、保全指示情報53を通信することにより、
保全指示情報53を通知することができる。
【0061】また、本実施形態によれば、該当保全担当
者は、入手した保全指示情報53に対し、保全確認情報
56を確認情報入力端末3に入力し、確認情報入力端末
3は、保全確認情報53を設備管理コントローラ1に通
知するので、設備コントローラ1は、該当保全担当者が
保全指示情報53を入手できたかどうかを把握すること
ができ、もし、保全指示情報53に対する保全確認情報
56が一定時間通知されない場合には、該当保全担当者
に対応する代行者に対し、保全指示情報53を報知する
ので、設備故障に対する対策を確実に実施することがで
きる。
【0062】また、本実施形態では、設備故障情報5
1、保全指示情報53、保全確認情報56および設備復
旧情報58の履歴が履歴データベース5に蓄積されるの
で、履歴データベース5に蓄積された履歴情報から、ラ
インの改善担当者は、設備機械ごとの故障発生回数及び
故障停止時間、全設備平均の故障発生回数及び故障停止
時間、保全担当者ごとの通報から確認入力までの応答時
間、全保全担当者平均の通報から確認入力までの応答時
間、保全担当者ごとの代行通報回数および全保全担当者
平均の代行通報回数に関する情報を得ることができ、そ
れらの情報をもとにして、ラインの改善活動を進めるこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、故障
の発生した設備、故障内容からみて、最も適切に対応で
きる保全担当者に報知することができる。
【0064】また、本発明では、該当保全担当者は、報
知手段を通して保全指示情報を入手することができる。
【0065】また、本発明では、該当保全担当者は、入
手した保全指示情報に対し、保全確認情報を入力するの
で、該当保全担当者が保全指示情報を入手できたかどう
かを把握することができる。
【0066】また、本発明では、保全指示情報に対する
保全確認情報が一定時間通知されない場合には、代行者
に対し、保全指示情報を報知するので、設備故障に対す
る対策を確実に実施することができる。
【0067】また、本発明では、保全指示情報や保全情
報確認の履歴がデータベースに蓄積され、指示発生から
確認入力までの時間を定量的に把握できるので、設備故
障に対する対策実施の迅速化などの改善につながるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る設備故障通報装置の実施形態を示
す構成図。
【図2】本実施形態に係る設備管理コントローラの構成
図。
【図3】本実施形態に係り、各構成要素間で授受される
各種データのデータフォーマットの構成図。
【図4】本実施形態に関わり、各設備コードと各故障コ
ードに対応する保全担当者コードおよび保全指示コード
を示す保全担当者テーブル(1)と、該保全担当者コー
ドに対応する代行者コードを示す代行者テーブル
(2)。
【図5】本実施形態に係る設備故障通報装置の故障発生
時の処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 設備管理コントローラ 2 情報送信機 3 ポケットベル 4 確認情報入力端末 5 履歴データベース 21 受信情報制御部 22 設備情報収集部 23 確認情報収集部 24 履歴情報蓄積部 25 保全指示作成部 26 保全指示送信部 27 タイマ部 28 代行者決定部 31 設備故障情報のデータフォーマット 32 設備故障履歴のデータフォーマット 33 保全指示情報のデータフォーマット 34 保全指示履歴のデータフォーマット 35 ポケットベルに表示される保全指示情報のデータ
フォーマット 36 保全確認情報のデータフォーマット 37 保全確認履歴のデータフォーマット 38 設備復旧情報のデータフォーマット 39 設備復旧履歴のデータフォーマット 41 保全担当者テーブル 42 代行者テーブル 51 設備故障情報 52 設備故障履歴 53 保全指示情報 54 保全指示履歴 55 保全指示情報(ポケットベル表示) 56 保全確認情報 57 保全確認履歴 58 設備復旧情報 59 設備復旧履歴

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産ラインにおける設備機械の故障発生
    をラインの保全担当者に報知する設備故障通報装置にお
    いて、 設備機械から設備故障情報を受信して該設備機械の保全
    指示情報を出力する設備管理手段と、 上記設備管理手段からの保全指示情報を受信して該保全
    指示情報を送信する情報送信手段と、 上記情報送信手段からの保全指示情報を受信して該保全
    指示情報を保全担当者に報知する報知手段と、 上記報知手段より保全指示情報の報知を受けた保全担当
    者によって保全確認情報が入力される確認情報入力手段
    と、 上記設備管理手段が指示した保全指示情報および上記確
    認情報入力手段より入力された保全確認情報等の履歴を
    蓄積する記憶手段と、 から構成されることを特徴とする設備故障通報装置。
  2. 【請求項2】 上記設備管理手段は、設備機械において
    故障が発生すると、設備コード及び故障コードからなる
    設備故障情報が設備機械より通知されることを特徴とす
    る請求項1記載の設備故障通報装置。
  3. 【請求項3】 上記設備管理手段は、設備機械より通知
    される該設備故障情報に発生時刻を追加して、設備故障
    履歴として記憶手段へ蓄積することを特徴とする請求項
    2記載の設備管理手段。
  4. 【請求項4】 上記設備管理手段は、設備コード及び故
    障コードより最適な保全担当者を決定し、該当保全担当
    者に報知すべき保全指示情報を情報送信機へ通知するこ
    とを特徴とする請求項1記載の設備故障通報装置。
  5. 【請求項5】 上記設備管理手段は、該設備故障情報に
    保全指示情報作成時刻を追加し、保全指示履歴として記
    憶手段へ蓄積することを特徴とする請求項3記載の設備
    管理手段。
  6. 【請求項6】 上記設備管理手段は、保全担当者が確認
    情報入力手段から入力した保全確認情報の通知を受ける
    ことを特徴とする請求項1記載の設備故障通報装置。
  7. 【請求項7】 上記設備管理手段は、一定時間内に上記
    確認情報入力手段より確認情報の通知がない場合には、
    代行者に対して保全指示情報を報知することを上記情報
    通信機に対して要求することを特徴とする請求項6記載
    の設備管理手段。
  8. 【請求項8】 上記設備管理手段は、一定時間内に上記
    確認情報入力手段より確認情報の通知がない場合におい
    て、代行者が設定されていない場合には、保全指示情報
    を報知することを上記情報通信機に対して要求しないこ
    とを特徴とする請求項6記載の設備管理手段。
  9. 【請求項9】 上記設備管理手段は、確認情報入力手段
    から通知される保全確認情報に発生時刻情報を追加し、
    保全確認履歴として記憶手段へ蓄積することを特徴とす
    る請求項6記載の設備管理手段。
  10. 【請求項10】 上記設備管理手段は、設備が故障から
    復旧すると、設備機械から設備復旧情報の通知を受ける
    ことを特徴とする請求項1記載の設備故障通報装置。
  11. 【請求項11】 上記設備管理手段は、設備機械から通
    知される設備復旧情報に発生時刻情報を追加し、設備復
    旧履歴として記憶手段へ蓄積することを特徴とする請求
    項10記載の設備管理手段。
  12. 【請求項12】 上記情報送信機は、上記設備管理手段
    より指示を受けることにより、該当保全担当者の報知手
    段に対して、設備コード、故障コード及び保全指示コー
    ド等からなる保全指示情報を報知することを特徴とする
    請求項1記載の設備故障通報装置。
  13. 【請求項13】 上記報知手段は、上記設備管理手段よ
    り指示を受けることにより、設備コード、故障コード及
    び保全指示コードからなる保全指示情報を報知すること
    を特徴とする請求項12記載の情報送信機。
  14. 【請求項14】 上記記憶手段は、該記憶手段へ蓄積さ
    れた履歴情報から、設備ごとの故障発生回数、故障停止
    時間、全設備平均の故障発生回数、故障停止時間、保全
    担当者ごとの報知から確認入力までの応答時間、全保全
    担当者平均の報知から確認入力までの応答時間、保全担
    当者ごとの代行報知回数、全保全担当者平均の代行報知
    回数を、要求に応じて提供しうることを特徴とする請求
    項1記載の設備故障通報装置。
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