JPH09130815A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置

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JPH09130815A
JPH09130815A JP7287711A JP28771195A JPH09130815A JP H09130815 A JPH09130815 A JP H09130815A JP 7287711 A JP7287711 A JP 7287711A JP 28771195 A JP28771195 A JP 28771195A JP H09130815 A JPH09130815 A JP H09130815A
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JP
Japan
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white balance
processing
color space
image
image data
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JP7287711A
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Yasuhiko Murayama
靖彦 村山
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ圧縮を行うために、輝度情報と彩度情
報とを別に扱える色空間に変換する処理を行う画像処理
装置において、同一色空間にてホワイトバランス処理と
データ圧縮処理を可能とすることにより処理の効率化を
図る。 【解決手段】 画像入力部1により入力された画像デー
タを、色変換部2によりYUV色空間に変換し、データ
収集部31によって、前記YUV色空間に変換された画
像データから、彩度情報U,Vを抽出し、その彩度情報
U,Yの平均値Ua,Vaを求める。そして、補正部3
2によって、前記データ収集部31により抽出されたパ
ラメータ(前記平均値)を用いて、補正前のU,Vから
平均値Ua,Vaを引くことにより、ホワイトバランス
処理を行い、その後、画像データ圧縮・展開処理部4に
よって圧縮・展開処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入力手段によ
り入力された画像にホワイトバランス処理を施す画像処
理方法および画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】照射される光源の色が白色以外の場合、
或る対象物をCCDカメラなどにより撮影すると、その
対象物がたとえ白であっても白として撮影されないとい
う現象が生じる。そこで、照射される光源の色に関係な
く、対象物本来の色の画像データを取り出すために、ホ
ワイトバランス処理が行われる。
【0003】このホワイトバランス処理は、画像の表示
を行う表示装置を考慮して、RGB色空間あるいはYI
Q色空間にて行うのが一般的である。たとえば、パソコ
ンの表示装置は、RGB色空間による画像データ処理で
あるため、RGBの色空間においてホワイトバランス処
理を行う。そのホワイトバランス処理の方法としては、
画面全体の平均色は無彩色(グレー)であるとの前提を
基に、輝度情報を多く含むGを固定として、RとBに或
る係数を掛けて平均色が無彩色になるような補正方法、
あるいは、画像情報から色温度を算出して、予め準備さ
れている色温度と補正計数値のテーブルより、補正係数
を決定し、補正を行う方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CCDカメ
ラなどから取り込んだ画像データを圧縮したのち展開す
る処理が一般に行われている。この場合の画像データ圧
縮は、RGBの色空間をYUV色空間に変換して行うの
が普通である。これは、人間の視覚特性を考慮したもの
で、人間は輝度(Y)の変化には敏感であるが、彩度
(U,V)の変化にはあまり敏感でないということを利
用して、輝度情報と彩度情報とを別に扱える色空間であ
るYUV色空間に変換し、彩度情報を間引いてデータ量
を減らすことでデータの圧縮率を高めるようにしたもの
である。
【0005】しかしながら、従来のホワイトバランス処
理は前記したように、表示装置を考慮してRGB(また
はYIQ)の色空間において行うのが一般的である。従
って、画像データの圧縮処理が必要な場合の画像処理装
置においては、CCDカメラなどから取り込まれた画像
データをRGB(またはYIQ)色空間に変換した後、
ホワイトバランス処理を行い、その後で、データ圧縮の
ためにRGB色空間をYUV色空間に変換するというよ
うに、色空間の変換を何回も繰り返す処理があった。
【0006】このように、輝度情報と彩度情報とを別に
扱える色空間に変換し、彩度情報を間引いてデータ量を
減らすことで、データ圧縮を行う画像処理装置にあって
は、ホワイトバランス処理を行う際、ホワイトバランス
処理を行うために、取り込まれた画像データを、表示装
置を考慮してRGB(またはYIQ)色空間に変換して
ホワイトバランス処理を行った後、データ圧縮を行うた
めに、YUV色空間に変換するというように、ホワイト
バランス処理、データ圧縮処理のそれぞれに対応した色
変換を行う必要があり、色変換処理が煩雑で処理の効率
が悪いという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、ホワイトバランス処理
を、画像データ圧縮を行う色空間にて可能とすることに
より、画像データの圧縮処理を必要とする場合におい
て、圧縮処理と同一の色空間でホワイトバランス処理を
可能とし、処理の効率化を図り、かつ、見た目に近い自
然なホワイトバランス処理を可能とする画像処理方法お
よび画像処理装置を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理方法
は、画像入力手段により入力された画像データを、輝度
情報と彩度情報とを別に扱える色空間の画像データに変
換する色変換工程、この色変換工程により変換された色
空間において人間の視覚特性を考慮した画像データ圧縮
を行う画像データ圧縮工程を少なくとも有する画像処理
方法において、前記入力された画像データにホワイトバ
ランス処理を施すホワイトバランス処理工程を有し、こ
のホワイトバランス処理工程は、前記色変換工程により
変換された色空間における彩度情報を基に、ホワイトバ
ランス処理のために必要なパラメータを抽出し、この抽
出されたパラメータを用いて、ホワイトバランスを施す
ための演算を行うことでホワイトバランス処理を行うこ
とを特徴とする。これによれば、ホワイトバランス処理
をデータ圧縮処理と同一の色空間で行え、色変換を何回
も行うことなくホワイトバランス処理とデータ圧縮処理
を効率良く行うことができる。
【0009】前記ホワイトバランス処理のために必要な
パラメータは、入力された1画面の画像データにおける
彩度の平均値とする。これによれば、簡単な処理でパラ
メータの抽出が行える。
【0010】そして、前記ホワイトバランスを施すため
の演算は、ホワイトバランス処理前の画素の彩度情報か
ら前記彩度の平均値を引く方法が一例としてある。この
方法によれば、きわめて簡単な処理でホワイトバランス
処理を行うことができる。
【0011】前記平均値に対して予め設定したしきい値
を設定し、求められた平均値がしきい値以上の場合は、
その平均値はホワイトバランス処理のためのデータとし
て用いないようにする。このようにすれば、画面全体が
或る単一な色の画像に対しては、ホワイトバランス処理
を行わないので、単一な色で構成された画像に対して不
自然なホワイトバランス処理が施されるのを防止するこ
とができる。
【0012】ところで、前記輝度情報と彩度情報とを別
に扱える色空間としては、たとえばYUV色空間を用い
る。
【0013】また、本発明の画像処理装置は、画像入力
手段により入力された画像データを、輝度情報と彩度情
報とを別に扱える色空間の画像データに変換する色変換
手段、この色変換手段により変換された色空間において
人間の視覚特性を考慮した画像データ圧縮を行う画像デ
ータ圧縮手段を少なくとも有する画像処理装置におい
て、前記入力された画像データにホワイトバランス処理
を施すホワイトバランス処理手段を有し、このホワイト
バランス処理手段は、前記色変換手段により変換された
色空間における彩度情報を基に、ホワイトバランス処理
のために必要なパラメータを抽出するデータ収集部と、
このデータ収集部により抽出されたパラメータを用い
て、ホワイトバランスを施すための演算を行うことでホ
ワイトバランス処理を行うことを特徴とする。これによ
れば、前記同様、ホワイトバランス処理をデータ圧縮処
理と同一の色空間で行え、色変換を何回も行うことなく
ホワイトバランス処理とデータ圧縮処理を効率良く行う
ことができ、また、画像処理装置の構成を簡略化するこ
とができる。
【0014】前記データ収集部は、入力された1画面分
の画像データにおける彩度情報を収集して、収集した彩
度情報の平均値をホワイトバランス処理のためのパラメ
ータとして抽出するようにする。これによれば、前記同
様、簡単な処理でパラメータの抽出が行え、また、デー
タ収集部を簡単な構成で実現できる。
【0015】そして、前記補正部は、補正処理の一例と
して、ホワイトバランス処理前の画素の彩度情報から前
記彩度の平均値を引くことで、ホワイトバランスを施す
処理を行うようにする。これによれば、前記同様、簡単
な処理でホワイトバランス処理を行うことができ、ま
た、補正部を簡単な構成で実現できる。
【0016】前記平均値に対して予め設定したしきい値
を設定し、求められた平均値がしきい値以上の場合は、
その平均値はホワイトバランス処理のためのデータとし
て用いないようにする。このようにすれば、前記同様、
画面全体が或る単一な色の画像に対しては、ホワイトバ
ランス処理を行わないので、単一な色で構成された画像
に対して不自然なホワイトバランス処理が施されるのを
防止することができる。
【0017】また、前記同様、輝度情報と彩度情報とを
別に扱える色空間としては、たとえばYUV色空間を用
いる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0019】図1は画像データの圧縮・展開処理を行う
機能およびホワイトバランス処理を行う機能を有した画
像処理装置の概略構成を説明するブロック図であり、大
きく分けると、画像入力部1、色変換部2、ホワイトバ
ランス処理部3、画像データ圧縮・展開処理部4、逆色
変換部5などから構成されている。
【0020】前記色変換部2は画像入力部1から出力さ
れる画像データ(ここではRGB色空間による画像デー
タ)を、(1)式に示すような変換式を用いてYUV色
空間に変換するもので、このように、YUV色空間に変
換するのは、前記したように、人間の視覚特性を考慮し
て彩度情報を間引いてデータ量を減らし、データの圧縮
率を高めるためである。
【0021】
【数1】
【0022】前記ホワイトバランス処理部3は、データ
収集部31、補正部32から構成され、前記色変換部2
でYUV色空間に色変換されたデータを基にホワイトバ
ランス処理を行う。なお、このホワイトバランス処理の
具体例については後述する。
【0023】前記画像データ圧縮・展開処理部4はたと
えばJPEG(Joint Photographic Expert Grou
p)などが用いられるがこれに限定されるものではな
い。また、逆色変換部5は、YUV色空間をRGBの色
空間に(2)式に示すような変換式を用いて変換する。
【0024】
【数2】
【0025】次にホワイトバランス処理について説明す
る。図2は本発明のホワイトバランス処理を説明するフ
ローチャートであり、まず、YUV色空間に変換された
画像データから、1画面分の画像データの彩度情報U,
Vの平均値Ua,Vaを求める(ステップs1)。この
処理は図1におけるデータ収集部31にて行うもので、
処理対象となる1画面全体の画像の総ての画素ごとに
U,Vの値を求め、前記画素ごとのU,Vからその平均
値Ua,Vaを算出し、この平均値Ua,Vaを、補正
を行うためのパラメータとして出力する。
【0026】そして、次にステップs2にて補正を行う
が、この補正は図1の補正部32で行われ、具体的に
は、次のような補正処理が行われる。
【0027】すなわち、補正前の各画素の彩度をUo,
Vo、補正後の各画素の彩度をUn,Vnとし、このU
n,Vnを、 Un=Uo−Ua・・・(3) Vn=Vo−Va・・・(4) により求めることによって、ホワイトバランス処理を行
う。
【0028】このホワイトバランス処理は、たとえば、
撮影対象が赤い色の強い光源によって照射されている場
合、平均値Ua,Vaは赤色を多く含んだデータとなる
ため、その赤色を多く含んだデータを補正前のUo,V
oから差し引く処理であり、これにより得られた補正後
のUn,Vnは本来の色に近いデータとすることができ
る。つまり、前記平均値Ua,Vaはそのときの光源の
色に近い値となると考えられ、1画面分の画像全体の平
均色は無彩色であるとの前提の基に、平均値Ua,Va
を0とするような補正を行えば、これにより得られた補
正後のUn,Vnは本来の色に近いデータとなる。その
補正方法は種々考えられるが、この実施の形態では、演
算の簡単な方法として、前記(3)、(4)式に示した
ように、補正前のUo,Voから平均値Ua,Vaを引
くことにより、ホワイトバランス処理を行うようにして
いる。
【0029】このように、ホワイトバランス処理をデー
タ圧縮処理と同一の色空間で行うことができ、色変換を
何回も行うことなくホワイトバランス処理とデータ圧縮
処理を効率良く行うことができる。
【0030】なお、以上説明した本発明の実施の形態で
は、現在、取り込んだ1画面分の画像データに対し、そ
の取り込まれた画像データから平均値を求めて、前記
(3)、(4)式に示したような補正を行うようにした
が、実際の処理としては、現在、取り込んだ1画面分の
画像データから得られた平均値を保存して、その保存し
た数画面分の平均値を現在取り込まれている画像データ
の補正に用いるようにしてホワイトバランス処理を行
う。このように前に取り込んだ画像データにより求めら
れた平均値を用いて、現在取り込まれている画像データ
の補正を行うようにすれば、画像データの取り込み、平
均値の算出処理と、補正処理とを並列に行うことがで
き、処理の高速化が図れる。
【0031】また、データ収集部21にて行われるデー
タ収集は、処理対象となる1画面全体の画像の総ての画
素ごとにU,Vの値を求め、その平均値Ua,Vaを算
出するようにしたが、1画面全体の画像の総ての画素ご
とにU,Vの値を求めるのではなく、サンプル点を定め
てそのサンプル点の画素のU,Vの値を求め、その平均
値を求めるようにしてもよい。たとえば、縦方向および
横方向ともに4画素に1つの画素をサンプル点とし、そ
のサンプル点の画素のU,Vの値を求め、その平均値を
求めるようにしてもよい。このようにすれば、処理の高
速化が図れる。
【0032】また、前記1画面分の画像データから得ら
れた平均値を予め設定したしきい値と比較して、しきい
値以下か否かを判断して、それにより補正処理を行うか
どうかを決定することも可能である。たとえば、画面全
体が緑に覆われた森林などの画像に対して、前記したよ
うな平均値を求めると、求められた平均値は緑色の強い
値となり、これを前記(3)、(4)式を用いて補正を
行うと、本来は全体が緑の画像であるにも係わらず、ホ
ワイトバランス処理後は緑でない色となってしまうとい
う不都合が生じる。これに対処するため、求められた平
均値があまりにも大きい場合は、色々な色が存在する画
像ではなく、単一な色で構成された画像であるとみなし
て、その場合には、ホワイトバランス処理を行わないよ
うにする(前記した並列処理を行う場合は、その平均値
を補正用のデータとして用いないようにする)。このよ
うにすれば、単一な色で構成された画像に対して不自然
なホワイトバランス処理が施されるのを防ぐことができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
輝度情報と彩度情報とを別に扱える色空間、たとえば、
YUV色空間においてホワイトバランス処理を可能とし
たので、データ圧縮処理を行うためにYUV色空間に色
変換処理を行う画像処理装置においては、同一色空間で
ホワイトバランス処理とデータ圧縮処理が可能となり、
色変換を何回も繰り返す必要がなく、ホワイトバランス
処理とその後に続くデータ圧縮処理を効率よく行うこと
ができ、しかも、本発明のホワイトバランス処理は、き
わめて簡単な演算で行うことができる。
【0034】また、たとえば、画像全体の平均色は無彩
色であるとの前提で、YUV色空間おけるホワイトバラ
ンス処理においては、空の青、木の緑、海のマリンブル
ーなどが画像の大部分を占める場合(支配色画存在する
場合)、RGB色空間におけるホワイトバランス処理に
比べ、不自然な補正が生じにくいという効果が得られ
る。これは、RGB色空間による処理では、ホワイトバ
ランス処理により輝度も変化してしまうが、本発明のY
UV色空間によるホワイトバランス処理では、輝度の変
化はないためであると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を説明するブロック
図。
【図2】本発明の実施の形態の処理を説明するフローチ
ャート。
【符号の説明】
1・・・画像入力部 2・・・色変換部 3・・・ホワイトバランス処理部 4・・・画像データ圧縮・展開処理部 5・・・逆色変換部 31・・・データ収集部 32・・・補正部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力手段により入力された画像デー
    タを、輝度情報と彩度情報とを別に扱える色空間の画像
    データに変換する色変換工程、この色変換工程により変
    換された色空間において人間の視覚特性を考慮した画像
    データ圧縮を行う画像データ圧縮工程を少なくとも有す
    る画像処理方法において、 前記入力された画像データにホワイトバランス処理を施
    すホワイトバランス処理工程を有し、このホワイトバラ
    ンス処理工程は、 前記色変換工程により変換された色空間における彩度情
    報を基に、ホワイトバランス処理のために必要なパラメ
    ータを抽出し、この抽出されたパラメータを用いて、ホ
    ワイトバランスを施すための演算を行うことでホワイト
    バランス処理を行うことを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記ホワイトバランス処理のために必要
    なパラメータは、入力された1画面の画像データにおけ
    る彩度の平均値であることを特徴とする請求項1記載の
    画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記ホワイトバランスを施すための演算
    は、ホワイトバランス処理前の画素の彩度情報から前記
    彩度の平均値を引くことで実現することを特徴とする請
    求項2記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記平均値に対して予め設定したしきい
    値を設定し、求められた平均値がしきい値以上の場合
    は、その平均値はホワイトバランス処理のためのデータ
    として用いないことを特徴とする請求項2または3記載
    の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記輝度情報と彩度情報とを別に扱える
    色空間は、YUV色空間であることを特徴とする請求項
    1、2、3、または4記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 画像入力手段により入力された画像デー
    タを、輝度情報と彩度情報とを別に扱える色空間の画像
    データに変換する色変換手段、この色変換手段により変
    換された色空間において人間の視覚特性を考慮した画像
    データ圧縮を行う画像データ圧縮手段を少なくとも有す
    る画像処理装置において、 前記入力された画像データにホワイトバランス処理を施
    すホワイトバランス処理手段を有し、このホワイトバラ
    ンス処理手段は、 前記色変換手段により変換された色空間における彩度情
    報を基に、ホワイトバランス処理のために必要なパラメ
    ータを抽出するデータ収集部と、このデータ収集部によ
    り抽出されたパラメータを用いて、ホワイトバランスを
    施すための演算を行うことでホワイトバランス処理を行
    うことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記データ収集部は、入力された1画面
    の画像データにおける彩度情報を収集して、収集した彩
    度情報の平均値をホワイトバランス処理のためのパラメ
    ータとして抽出することを特徴とする請求項6記載の画
    像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記補正部は、ホワイトバランス処理前
    の画素の彩度情報から前記彩度の平均値を引くことで、
    ホワイトバランスを施す処理を行うことを特徴とする請
    求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記平均値に対して予め設定したしきい
    値を設定し、求められた平均値がしきい値以上の場合
    は、その平均値はホワイトバランス処理のためのデータ
    として用いないことを特徴とする請求項7または8記載
    の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記輝度情報と彩度情報とを別に扱え
    る色空間は、YUV色空間であることを特徴とする請求
    項6、7、8、または9記載の画像処理装置。
JP7287711A 1995-11-06 1995-11-06 画像処理方法および画像処理装置 Pending JPH09130815A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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