JPH09130072A - コンデンサ装置 - Google Patents

コンデンサ装置

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JPH09130072A
JPH09130072A JP28470195A JP28470195A JPH09130072A JP H09130072 A JPH09130072 A JP H09130072A JP 28470195 A JP28470195 A JP 28470195A JP 28470195 A JP28470195 A JP 28470195A JP H09130072 A JPH09130072 A JP H09130072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
condenser
cooling air
cooling
housing
Prior art date
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Pending
Application number
JP28470195A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sato
充宏 佐藤
Yoshihiro Yamaguchi
芳廣 山口
Kazuaki Fukuda
和明 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Transport Engineering Inc filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH09130072A publication Critical patent/JPH09130072A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ端子部の汚損による不具合を解消
すると共に、コンデンサ装置全体の小型・軽量化を図る
ことを目的とする。 【解決手段】 筐体11には冷却風を取り入れ排出する換
気口11aが形成される。筐体11内部にはコンデンサ10が
複数収納される。コンデンサ10は取りつけ板12に取りつ
けられ、コンデンサ10の胴体部10bが冷却風の流入する
部位に配置されるように、取りつけ板12は据えつけられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の床下に搭載
されるコンデンサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にコンデンサの寿命は周囲温度等の
使用環境により大きく左右され、高温部で使用する場合
は著しく寿命が短くなる。この対策としてはコンデンサ
を収納するコンデンサ装置の周りにデットスペースを作
り放熱面積を多く取るか、冷却器等によりコンデンサの
胴体部(放熱部)及び周囲温度を下げる方法を用いる。
その方法の多くは、コンデンサを図10,図11に示すよう
に、ファン5又はブロア7等により冷却する強制風冷方
式を採用している。
【0003】図10において、コンデンサ1は図示を一部
省略した筐体2内部に収納され、取りつけ板3に固定さ
れる。コンデンサ1は密閉部4に配置される。又密閉部
4にはファン5が備えられ、密閉部4内の空気を攪拌す
る。これは、密閉部4内では上部の方が、下部に比べて
熱がこもりやすく温度が上昇する為、上下部の温度を均
一にするためである。又図11に示すように、開放部6に
ブロア7を設け、密閉部4内をフィルタ8を介して外気
を吸入してコンデンサ1を冷却する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図10に示
すように、密閉部4内の上下部の温度を均一にしてコン
デンサ1の周囲温度を低下させるにはファン5を数多く
取りつける必要が有る。又図11に示すように、ブロア7
により外気を密閉部4内に吸入し冷却した場合、コンデ
ンサ1の端子部1aを汚損し、それが不具合の要因とな
る。さらに冷却するためにはブロア7及びフィルタ8と
いった用品が必要となり装置の大型化、質量増につなが
るという問題があった。
【0005】そこで本発明は、上述した問題点を解決す
るためになされたもので、コンデンサを自己通風方式に
より冷却することで、コンデンサ端子部の汚損による不
具合を解消すると共に、コンデンサ装置全体の小型・軽
量化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために請求項1に記載の発明は、冷却風を取り入れ排出
する換気口を有する筐体と、この筐体内部の冷却風が流
入する部位に胴体部が配置されるコンデンサとを有して
なる。
【0007】又請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の発明において、コンデンサを複数個取りつける取り
つけ板を備え、コンデンサの胴体部が冷却風が流入する
部位に配置されるように取りつけ板を据えつけることを
特徴とする。
【0008】又請求項3に記載の発明は、請求項2に記
載の発明において、コンデンサの胴体部が対向するよう
に取りつけ板を複数枚据えつけ、冷却風が流入する部位
を複数枚の取りつけ板で囲んで開放部を形成し、複数枚
の取りつけ板で囲まれない領域を密閉部とし、この密閉
部にコンデンサの端子部が配置されることを特徴とす
る。
【0009】又請求項4に記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の発明において、コンデンサ
の胴体部に冷却フィンを備えたことを特徴とする。又請
求項5に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の
発明において、複数個のコンデンサの胴体部に共通の冷
却フィンを備えたことを特徴とする。
【0010】又請求項6に記載の発明は、請求項5に記
載の発明において、冷却フィンに細管ヒートパイプを取
りつけたことを特徴とする。又請求項7に記載の発明
は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の発明にお
いて、コンデンサ装置を車両の床下に搭載した際に、車
両の床下に対向する面と側面に換気口を有したことを特
徴とする。
【0011】又請求項8に記載の発明は、請求項3に記
載の発明において、開放部に冷却風を送風する冷却ファ
ンを有してなる。従って、請求項1乃至請求項3に記載
の発明によれば、従来は密閉部に配置していたコンデン
サを、発熱するコンデンサの胴体部を開放部に配置する
ことで、筐体の換気口から入風して排風する冷却風によ
り冷却することができ、筐体の内部温度を低減させ、コ
ンデンサの長寿命化を図ることができる。又、コンデン
サの端子部は筐体の密閉部に配置されるため外気(冷却
風)による汚損を防ぎ、さらに従来の冷却方式では必要
であったブロアやフィルタを不要にできる為、コンデン
サ装置全体の小形化、軽量化を図ることができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明によれば、冷
却フィンを胴体部に取りつけることにより、開放部を流
れる冷却風により更に放熱効果を良くすることができ、
コンデンサ装置の筐体内の温度上昇を低減させることが
できる。
【0013】また、請求項5に記載の発明によれば、冷
却フィンをコンデンサそれぞれに対して共通に取りつけ
ることにより、放熱効果を良くするだけでなく、コンデ
ンサの振動を防止することができる。
【0014】また、請求項6に記載の発明によれば、冷
却フィンに細管ヒートパイプを組み込むことにより、コ
ンデンサから発生する細管ヒートパイプ内に封入される
冷媒の作用により、更に低減することができる。
【0015】また、請求項7に記載の発明によれば、コ
ンデンサ装置を交換する時に横に引きだすような構成の
ものにおいても、自然冷却を十分に行うことができる。
また、請求項8に記載の発明によれば、冷却ファンを備
えることにより冷却効率を向上させ、コンデンサの長寿
命化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を図面を参照して詳細に説
明する。図1乃至図3は請求項1乃至請求項3に記載の
発明の実施の形態を示す図で、図1はコンデンサ装置の
正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のD−
D断面図である。
【0017】コンデンサ10は図示を一部省略した筐体11
内部に収納され、取りつけ板12に固定される。筐体11に
は換気口11aが備えられ、冷却風は換気口11aから流入
する。そして、取りつけ板12は、コンデンサ10の胴体部
10bが冷却風が流入する部位に配置されるように据えつ
けられる。つまり取りつけ板12で囲まれた領域が開放部
13となり、その他の領域が密閉部14となる。この構成に
より、コンデンサ10の胴体部10bは開放部13に配置さ
れ、コンデンサ10の端子部10aは密閉部14に配置され
る。
【0018】従って、従来は密閉部に配置していたコン
デンサを、発熱するコンデンサ10の胴体部10bを開放部
13に配置することで、筐体11の換気口11aから入風して
排風する冷却風により冷却することができ、筐体11の内
部温度を低減させ、コンデンサ10の長寿命化を図ること
ができる。
【0019】又、コンデンサ10の端子部10aは筐体11の
密閉部14に配置されるため外気(冷却風)による汚損を
防ぎ、さらに従来の冷却方式では必要であったブロアや
フィルタを不要にできる為、コンデンサ装置全体の小形
化、軽量化を図ることができる。
【0020】次に図4は、請求項4に記載の発明の実施
の形態を示す図で、コンデンサ装置を上から見た図であ
る。本実施の形態は、コンデンサ10の胴体部10bに冷却
フィン15を取りつけた構成で、その他は図1乃至図3に
示した実施の形態と同じ構成である。この様に冷却フィ
ン15を胴体部10bに取りつけることにより、開放部13を
流れる冷却風により更に放熱効果を良くすることがで
き、コンデンサ装置の筐体11内の温度上昇を低減させる
ことができる。
【0021】次に図5,図6は請求項5又は請求項6に
記載の発明の実施の形態を示す図で、図5はコンデンサ
装置を上から見た図、図6は図5のB−B断面図であ
る。図5において、複数のコンデンサ10の胴体部10bに
共通の冷却フィン16が取りつけられ、その他の構成は、
図1乃至図3に示した実施の形態と同じ構成である。コ
ンデンサ10が複数ある場合、車両に搭載された時に、取
りつけ板12だけではコンデンサ10が振動してしまうた
め、冷却フィン16をコンデンサ10それぞれに対して共通
に取りつけることにより、放熱効果を良くするだけでな
く、コンデンサ10の振動を防止することができる。
【0022】又図6において、冷却フィン16に細管ヒー
トパイプ17を組み込むことにより、コンデンサ10から発
生する細管ヒートパイプ17内に封入される冷媒の作用に
より、更に低減することができる。
【0023】次に図7,図8は請求項7に記載の発明の
実施の形態を示す図で、図7はコンデンサ装置の断面
図、図8は図7のC−C断面図である。本実施の形態は
換気口11a,11bをコンデンサ装置の側面と天井面に設
けた構成である。
【0024】この様に換気口11a,11bを配置すること
により、コンデンサ装置を交換する時に横に引きだすよ
うな構成のものにおいても、自然冷却を十分に行うこと
ができる。
【0025】次に図9は請求項8に記載の発明の実施の
形態を示すコンデンサ装置の断面図である。本実施の形
態は、コンデンサ10の発熱量が多い場合、自然換気を補
助するために、換気口11aに冷却ファン18を備えた構成
である。このように冷却ファン18を備えることにより冷
却効率を向上させ、コンデンサ10の長寿命化を図ること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1乃至請求
項8に記載の発明によれば、コンデンサ装置内部の冷却
を自己通風方式により行い、コンデンサ端子部の汚損に
よる不具合を解消すると共に、コンデンサ装置全体の小
型・軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すコンデンサ装
置の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のD−D断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すコンデンサ装
置の上視図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すコンデンサ装
置の上視図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す図5のB−B
断面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示すコンデンサ装
置の断面図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【図9】本発明の第6の実施の形態を示すコンデンサ装
置の断面図である。
【図10】従来のコンデンサ装置の側面図である。
【図11】従来のコンデンサ装置の側面図である。
【符号の説明】
10 コンデンサ 10a 端子部 10b 胴体部 11 筐体 11a,11b 換気口 12 取りつけ板 13 開放部 14 密閉部 15,16 冷却フィン 17 細管ヒートパイプ 18 冷却ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 芳廣 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 福田 和明 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却風を取り入れ排出する換気口を有す
    る筐体と、 この筐体内部の前記冷却風が流入する部位に胴体部が配
    置されるコンデンサとを有するコンデンサ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンデンサ装置におい
    て、 前記コンデンサを複数個取りつける取りつけ板を備え、
    前記コンデンサの胴体部が前記冷却風が流入する部位に
    配置されるように前記取りつけ板を据えつけることを特
    徴とするコンデンサ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンデンサ装置におい
    て、 前記コンデンサの胴体部が対向するように前記取りつけ
    板を複数枚据えつけ、前記冷却風が流入する部位を複数
    枚の前記取りつけ板で囲んで開放部を形成し、複数枚の
    前記取りつけ板で囲まれない領域を密閉部とし、この密
    閉部に前記コンデンサの端子部が配置されることを特徴
    とするコンデンサ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のコンデンサ装置において、 前記コンデンサの胴体部に冷却フィンを備えたことを特
    徴とするコンデンサ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載のコンデン
    サ装置において、 複数個の前記コンデンサの胴体部に共通の冷却フィンを
    備えたことを特徴とするコンデンサ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコンデンサ装置におい
    て、 前記冷却フィンに細管ヒートパイプを取りつけたことを
    特徴とするコンデンサ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のコンデンサ装置において、 前記コンデンサ装置を車両の床下に搭載した際に、前記
    車両の床下に対向する面と側面に前記換気口を有したこ
    とを特徴とするコンデンサ装置。
  8. 【請求項8】 請求項3に記載のコンデンサ装置におい
    て、 前記開放部に冷却風を送風する冷却ファンを有するコン
    デンサ装置。
JP28470195A 1995-11-01 1995-11-01 コンデンサ装置 Pending JPH09130072A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6175494B1 (en) 1998-03-12 2001-01-16 Nec Corporation Cooling apparatus and cooling method capable of cooling an encapsulated type housing in a high cooling efficiency
JP2012183624A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Yaskawa Electric Corp ロボット制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6175494B1 (en) 1998-03-12 2001-01-16 Nec Corporation Cooling apparatus and cooling method capable of cooling an encapsulated type housing in a high cooling efficiency
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