JPH09124697A - ペプチド及びモノクローナル抗体 - Google Patents

ペプチド及びモノクローナル抗体

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JPH09124697A
JPH09124697A JP7308184A JP30818495A JPH09124697A JP H09124697 A JPH09124697 A JP H09124697A JP 7308184 A JP7308184 A JP 7308184A JP 30818495 A JP30818495 A JP 30818495A JP H09124697 A JPH09124697 A JP H09124697A
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vpf
monoclonal antibody
peptide
antibody
human
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Makoto Asano
誠 浅野
Ayako Koda
綾子 幸田
Mitsuya Hanatani
満也 花谷
Tomoe Matsumoto
友恵 松本
Masaji Okamoto
雅次 岡本
Hideo Suzuki
日出夫 鈴木
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Toagosei Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒト血管透過性因子の一部のペプチド及び該
ペプチドを認識する血管透過性因子モノクロナール抗体
の提供。 【解決手段】 ヒト血管透過性因子の一部のペプチド及
び該ペプチドを認識する血管透過性因子モノクロナール
抗体を提供することを目的とする。 【効果】 本発明のペプチドは、血管透過性因子に対す
るモノクロナール抗体を作製するための抗原として、本
発明のモノクロナール抗体と同様に、生化学試薬や癌そ
の他の疾病の診断薬、治療薬として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒト血管内皮細胞
増殖因子(血管透過性因子とも呼ばれ以下VPFとい
う)の一部分の連続したアミノ酸配列に相当するペプチ
ド及びこのペプチドと反応するVPFモノクローナル抗
体に関するものである。このペプチドはVPFに対する
モノクローナル抗体と反応することから、VPFに対す
る抗体の作製或いはVPFの生化学的な解析、例えばV
PF受容体に対するVPFの結合様式の解析などに有用
であり、又、このペプチドと反応するVPFモノクロー
ナル抗体はVPFの生化学的な解析、癌やその他のVP
Fの関与する疾病治療等に広く利用することができるも
のであり、生化学や薬学等において本発明は利用される
ものである。
【0002】
【従来の技術】血管新生、即ち、毛細血管内皮細胞の増
殖、移動及び組織への浸潤は胎児の生長、創傷治癒、癌
細胞の増殖等の生理的又は病理的現象において重要な役
割を果たしていることが知られている[(Folkman,J.,Can
cer Res.46:467(1986)]。血管新生を誘導する因子とし
ては、直接的に血管内皮細胞に作用する物質として塩基
性線維芽細胞増殖因子(basic fibroblast growth facto
r, bFGF)、酸性線維芽細胞増殖因子(acidic fibroblast
growth factor, aFGF)、血管内皮細胞増殖因子/血管
透過性因子(vascular endothelial cell growth factor
/vascularpermeability factor, VEGF/VPF)、血小板由
来内皮細胞増殖因子(platelet-derived endothelial ce
ll growth factor, PD-ECGF)等が、又、間接的に血管内
皮細胞に作用する物質としてtransforming growth fact
or-α(TGF-α)、transforming growth factor-β(TGF-
β)、angiogenin、tumor necrosis factor-α(TNF-α)
等が見つけられている[Folkman,J. & Shing,Y.,J.Biol.
Chem.,267:10931(1992)]。
【0003】VPFは、マウス、ラット、モルモット、
ウシ及びヒトの正常又は腫瘍細胞株で分泌されており、
又、組織別では脳、下垂体、腎臓、卵巣に存在すること
が明らかにされている[(Ferrara,N., et.al. Endocrine
Rev iews 13:18(1992)]。又、ヒトVPFは乳癌の血管
新生と転移[Weider,N, et.al. N.Engl.J.Med. 324:1(19
91)]や腎細胞癌の血管新生[医学のあゆみ 168:231(199
4)]、或いは網膜疾患における血管新生[Adamis,A.P. e
t.al., Biochem.Biophys.Res.Comm.,193:631(1993)]に
関与していることが報告されている。さらにVPFは標
的細胞表面に存在する受容体(Flt-1,Flk-1/KD
R) と結合することにより細胞内へシグナルを伝達する
ことが明らかになっているが[De Vies,C. et.al. Scien
ce,255:989(1992),Terman,B.I. et al. Biochem.Biophy
s.Res.Commun.,187:1579(1992)]、VPFとその受容体
との相互作用機構やシグナル伝達機構については詳細に
は解明されていない。
【0004】ヒトVPF遺伝子についてはそのcDNA
がすでに単離されて塩基配列が決定され、アミノ酸配列
も決定されている。このVPF遺伝子からアミノ酸残基
数の異なる4種類の蛋白(アミノ酸残基数が121個、
165個、189個、206個の4種類)が作られ、そ
れらの中で121個のアミノ酸残基数のもの(以下VP
F121という)と165個のアミノ酸残基数のもの(以下
VPF165という)が血管内皮細胞に対する作用が強い[F
errara,N., et.al. Endocrine Reviews 13:18(1992)]。
VPF121はVPF165のカルボキシル末端付近の44個
のアミノ酸が欠損したものであるが、VPF121とVP
F165の間に生体において血管内皮細胞に対する作用の
違いがあるかどうかについての詳細は明らかでない。
【0005】一方、モノクローナル抗体は抗血清(ポリ
クローナル抗体)に比べて特異性が高く、抗原決定基が
単一であるため必要な親和性の抗体を選択でき、恒常的
に均一な品質のものを得ることができる。したがって、
現在では生化学的な解析や臨床的には種々の疾患の診断
に広くモノクローナル抗体が使用されている。ヒトVP
Fに対するモノクローナル抗体もVPF165については
すでに取得されているが、その抗体のVPF中の反応部
位は明らかではない[Kim,K.J. et.al. Growth Factors,
7:53(1992)] 。又、 マウスモノクローナル抗体の作製技
術は、Kohler & Milstein によりにすでに確立されてお
り[Kohler & Milstein, Nature 256:495(197 5)] 、蛋
白質、ペプチド、糖質、脂質或いは低分子化合物に対す
るモノクローナル抗体の作製が可能である。しかしなが
ら効率よくモノクローナル抗体を作製するためには免疫
する抗原として何を用いるかが重要である。すなわち、
VPFのような蛋白質(高分子物質)を抗原とする場合、
モノクローナル抗体と反応する部位は分子表面に存在す
るアミノ酸であるため、抗原分子中のどのアミノ酸が分
子表面に存在するかを明らかにすれば、その部分のアミ
ノ酸配列を抗原として用いることによって、容易にモノ
クローナル抗体を作製できると考えられる。本発明者等
は既にVPF121に対するモノクローナル抗体を得て報
告しているが、本発明者等はそれらのモノクローナル抗
体より強い抗腫瘍活性を有しているモノクローナル抗体
を見いだすべく研究を行ったのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は血管新生が関
与する疾患、特に腫瘍に対して格別に優れた活性、即
ち、優れた抗腫瘍活性を有するモノクローナル抗体の作
製に有効なVPF121の部分的なペプチド及びこれに反
応する優れた抗腫瘍活性を有するモノクローナル抗体の
提供を課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題に
にもとづいて鋭意研究を行った結果、既に報告のあるモ
ノクローナル抗体以上に強い抗腫瘍活性を有したモノク
ローナル抗体を得るとともにVPFのアミノ酸配列中の
連続した12アミノ酸からなる67種類のペプチドのな
かに、遺伝子工学的に得られたVPFに対する上記モノ
クローナル抗体と反応するペプチドを見い出し、言い換
えれば該ペプチドに反応するモノクローナル抗体の取得
に成功し本発明を完成させた。即ち、本発明は、アミノ
酸配列が配列番号1、配列番号2又は配列番号3のいず
れかであるペプチドに関するものである。更に本発明
は、前記ペプチドを認識するVPFモノクローナル抗
体、特に等電点 pIが5.2〜5.5であるモノクローナ
ル抗体に関するものである。更に本発明は、前記VPF
モノクローナル抗体、該VPFモノクローナル抗体から
のキメラ抗体又はひと化抗体を有効成分とする医薬品に
関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。本
発明のペプチドはVPFモノクローナル抗体と特異的に
反応し得るものである。 (1)モノクローナル抗体の製造 VPFモノクローナル抗体は動物をVPFで免疫し脾細
胞を取り出しこれをミエローマ細胞とを融合して得たハ
イブリドーマ細胞を培養することにより製造することが
できる。このハイブリドーマの製造は例えばKohlerとMi
lsteinの方法[Nature,256:495(1975)]等により行うこと
ができる。 抗体産生細胞の調製 免疫用動物にはマウス、ラット、ウサギ等の齧歯類が用
いられる。ミエローマ細胞としてはマウスまたはラット
由来の細胞が用いられる。そして免疫動物1匹に対して
VPF10〜100μgの量を抗原として2〜3週間ご
とに最低2〜3回免疫を行う。動物の飼育及び脾細胞の
採取は常法に従って行われる。尚、免疫の際にはVPF
に例えばグルタチオン-S-トランスフェラーゼ等を融合
させて得られた蛋白質又はキーホールリンペットヘモシ
アニン等を結合させて得られた複合蛋白質を抗原として
用いることもできる。 ミエローマ細胞の調製 ミエローマ細胞としてはマウスミエローマSp2/O−Ag
14(Sp2、P3/NS1/1-Ag4-1(NS-1、P3×63Ag8U.
1等が挙げられる。これらの細胞の継代培養は常法に従
って行われる。 細胞融合 脾細胞とミエローマ細胞とを1:1〜1:10の割合で
混合してポリエチレングリコールと混合するか電気パル
ス処理することにより細胞融合を行うことができる。 ハイブリドーマの選択 融合細胞(ハイブリドーマ)の選択はヒポキサンチン
(10-3〜10-5M)、アミノプテリン(10-6〜10-7
M)、チミジン(10-5〜10-6M)を含む培地を用いて
培養して生育してくる細胞をハイブリドーマとすること
により行われる。 ハイブリドーマの培養 ハイブリドーマのクローン化は限界希釈法により少なく
とも2回繰り返して行う。ハイブリドーマを通常の動物
細胞と同様にして培養すれば培地中に本発明のモノクロ
ーナル抗体が産生される。又、ハイブリドーマ細胞をマ
ウス腹腔内に移植して増殖することにより腹水中に本発
明のモノクローナル抗体を蓄積させることもできる。 モノクローナル抗体の採取及び精製 ハイブリドーマ細胞の培養液中又は腹水中に蓄積したモ
ノクローナル抗体は従来から用いられている硫安分画
法、PEG分画法、イオン交換クロマトグラフィー及び
ゲル濾過クロマトグラフィーを用いる方法で精製され
る。又、プロテインAやプロテインG等のアフィニティ
ークロマトグラフィーによる方法も利用できる場合があ
る。モノクローナル抗体の選別には酵素免疫測定法、ウ
エスタンブロッティング法等が用いられる。又、モノク
ローナル抗体のアイソタイプの決定はモノクローナル抗
体の酵素免疫測定法又はオクタロニー法等によって行う
ことができる。
【0009】(2)モノクローナル抗体の反応部位の同
定 VPFのアミノ酸配列の一部分に相当するペプチドの作
製 VPF121の連続した12個のアミノ酸を1つのペプチ
ドとしてVPF121の全配列を網羅する67種類のペプ
チドを設計する。設計された各ペプチドは例えばマルチ
ピンペプチド合成法[Maeji,N.J. et al.,J.Immunol.Me
thod,134:23(1990)]等により合成することができる。
尚、合成したペプチドの定量はオルトフタルアルデヒド
を用いてアミノ基を定量する事により行うことができ
る。 モノクローナル抗体と反応するペプチドの同定 以上のようにして合成した67種類のペプチドはVPF
121の全領域に対応するものである。従って67種の
ペプチドとモノクローナル抗体の反応性を調べることに
よりモノクローナル抗体がVPFのどの部位に反応して
いるかを明らかにすることができる。反応性の測定には
酵素免疫測定法,オクタロニー法,ウエスタンブロッテ
ィング法等が用いられる。
【0010】(3)モノクローナル抗体の制癌剤として
の使用 本発明のVPFモノクローナル抗体又はキメラ抗体又は
ヒト化抗体を制癌剤として投与する場合には投与する対
象を特に限定しない。例えば個々の癌種の予防或いは治
療することを特異目的として用いることができる。又投
与する方法は経口又は非経口でもよく経口投与には舌下
投与を包含する。非経口投与には注射例えば皮下、筋
肉、血管内注射,点滴、座剤等を含む。又、その投与量
は動物か人間かによって、又年齢、投与経路、投与回数
により異なり、広範囲に変えることができる。この場合
本発明のVPFモノクローナル抗体の有効量と適切な希
釈剤および薬学的に使用し得る担体の組成物として投与
される有効量は0.1〜100mg/kg体重/日であり1日
1回から数回に分けて投与される。本発明のVPFモノ
クローナル抗体を経口投与する場合はそれに適用される
錠剤・顆粒剤・細粒剤・散剤・カプセル剤等は通常それ
らの組成物中に製剤上一般に使用される結合剤・包含剤
・賦形剤・滑沢剤・崩壊剤・湿潤剤のような添加剤を含
有する。又、経口用液体製剤としては内用水剤・懸濁剤
・乳剤・シロップ剤等いずれでの状態であってもよく、
又、使用する際に再溶解させる乾燥生成物であっても良
い。更にその組成物は添加剤・保存剤の何れを含有して
も良い。また非経口投与の場合には安定剤・緩衝剤・保
存剤・膨張化剤等の添加剤を含有し通常単位投与量アン
プル若しくは多投与量容器又はチューブの状態で提供さ
れる。上記の組成物は使用する際に適当な担体たとえば
発熱物質不含の滅菌された溶解剤で再溶解させる粉体で
あっても良い。
【0011】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。但し本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない (1)VPFモノクローナル抗体を産生するハイブリド
ーマの作製 単離したヒトVPFcDNAにて形質転換した酵母の培
養液よりヒトVPFを精製し(YVPF;特開平7−3
1496号参照)、キーホールリンペットヘモシアニン
(KLH)とグルタルアルデヒドを用いて複合体を作製
し、得られた蛋白を抗原として常法に従ってマウスモノ
クローナル抗体を作製した。即ち、KLH-YVPFで
免疫したマウスの脾細胞とマウスミエローマ細胞(Sp2)
をポリエチレングリコール存在下で細胞融合させた。得
られたハイブリドーマは限界希釈法によりクローニング
した。YVPFとクローン化したハイブリドーマの培養
上清の反応性を酵素免疫測定法により調べ、YVPFと
反応するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ
を選択した。又、このハイブリドーマが産生するモノク
ローナル抗体をMV833と命名した。なお得られたモノ
クローナル抗体を産生するハイブリドーマは通商産業省
工業技術院生命工学工業技術研究所にFERMP−15
192として寄託されている。
【0012】(2)VPFモノクローナル抗体の調製 選択したハイブリドーマをヌードマウスの腹腔内に移植
し、モノクローナル抗体を大量に含む腹水を採取した。
この腹水中からプロテインGアフィニティーカラム(M
AbTrapGII、ファルマシア社製)を用いてモノクロー
ナル抗体を精製した。又、抗体のクラスを抗マウス免疫
グロブリンサブクラス特異的抗体を用いた酵素免疫測定
法により調べた結果、MV833抗体のクラスはIgG1で
あった。又、下記の方法で測定したVPF121及びVP
F165に対する解離定数は以下の通りであり本発明のモ
ノクローナル抗体はVPFに対して強い親和性を有する
ことがわかる。 ○ 1.14×10-11M±0.07×10-11M(VPF
121) ○ 1.10×10-10M±0.11×10-10M(VPF
165) 解離定数の測定方法 モノクローナル抗体を0.1M塩化ナトリウムを含む2
5mM炭酸緩衝液(pH=9.0)で2μg/mlに調製し取り外
し可能な有穴プレートに100μlずつ添加し4℃で一
晩放置する。次に穴から溶液を除き1%BSA-PBS
を30μlずつ添加し37℃で4時間放置する。1%B
SA-PBSを取り除いた後0.1%BSA-PBSで調
製したVPFと125I標識VPF(125I標識VPF121は
YVPFをクロラミンT法により標識、125I標識VP
F165はアマシャム社より購入)反応混液を穴あたり20
0μl添加して一晩放置する。この反応混液中のVPF
濃度はVPF121が0〜1ng/穴,VPF165が0〜10n
g/穴、125I標識VPFが1×104cpm/穴(125I標識
VPF121 ; 66.7pg/穴、125I標識VPF165 ;1
16pg/穴)とする。穴から反応混液を取り除き0.1%
BSA-PBSで6回洗浄した後、穴を1個ずつ切り離
して分析用チューブに入れガンマーカウンターにてカウ
ントしその結果から作成した散布図から解離定数を求め
る。又、下記の方法で測定した本発明のモノクローナル
抗体の等電点は pI=5.2〜5.5であった。現時点で
報告のある他のIgG1タイプの抗VPFモノクローナル
抗体の等電点は我々の報告しているMV101が pI=7.
0〜7.5でありジェネンテック社のA4.6.1が pI
=4.2〜5.2[Kim,K.J. et.al. GrowthFactors,7:53
(1992)]であり本発明の物質はいずれの物質とも異なる
物質である。 等電点の測定方法 モノクローナル抗体の等電点電気泳動は市販の等電点電
気泳動用アガロースゲル(和科盛社)を使用し同社の等電
点電気泳動層にて泳動した。泳動は等電力出力可能なパ
ワーサプライ(バイオラド社)により3Wで30分間泳動
した。泳動後ゲルは銀染色キット(バイオラド社)にて蛋
白染色した。モノクローナル抗体の等電点は同時に泳動
した等電点マーカー蛋白の泳動度より抗体の等電点を求
めた。
【0013】(5)VPF中のモノクローナル抗体の反
応部位の同定 (a)VPFのアミノ酸配列の一部分に相当するペプチ
ドの作製 ヒトVPF121のアミノ配列の連続した12個のアミノ
酸を1つのペプチドとして全配列を網羅する67種のペ
プチドを考案し、各ペプチドをマルチピンペプチド合成
法[Maeji,N,J, et.al. J.Immunol.method,134:23(199
0)]により合成した。まず96穴アッセイプレート用ピ
ンブロックのピンの先端に導入された9-フルオレニルメ
トキシカルボニル(Fmoc)-β-アラニンからピペリジン
によりFmoc基を除去した後、ジシクロヘキシカルボジ
イミドとヒドロキシベンゾトリアゾール存在下でFmoc-
アミノ酸を縮合させた。N,N-ジメチルホルムアミドで洗
浄後、再びジシクロヘキシカルボジイミドとヒドロキシ
ベンゾトリアゾール存在下でFmoc-アミノ酸を縮合さ
せ、この操作を繰り返すことにより目的のペプチドを合
成した。縮合反応終了後、無水酢酸でアセチル化を行
い、さらにトリフルオロ酢酸で側鎖保護基を除去した。
ピン上で合成したペプチドはピンを中性溶液中に浸すこ
とにより切り出した。合成したペプチドの定量はオルト
フタルアルデヒドを用いてアミノ基を定量することによ
り行った。合成した67種のペプチドのアミノ酸配列を
表1に示した。数字はペプチド識別番号を示す。
【0014】
【表1】
【0015】(b)MV833抗体と反応するペプチドの
同定 以上のようにして合成した67種のペプチドはヒトVP
F121の全領域に対応するものである。したがって67
種のペプチドとMV833抗体との反応性を調べることに
よりMV833抗体がVPFのどの部位に反応しているか
を明らかにすることができる。そこで酵素免疫測定法に
より67種のペプチドとMV833抗体との反応性を調べ
た。96穴NOSプレート(コースター社製)に67種の
20μMペプチド溶液を入れ室温で2時間放置した。
0.1%BSA-PBSでプレートの穴を3回洗浄した
後、2%BSA-PBSを入れ室温で1時間放置した。
2%BSA-PBSを除いた後、MV833(1%BSA-P
BS溶液)を入れ室温で1時間放置した。0.1%BSA
-PBSで6回洗浄後ペルオキシダーゼ標識したヒツジ
抗マウスIgG(アマシャム社)(0.1%BSA-PBS溶
液)を入れ室温で1時間放置した。0.1%BSA-PB
Sで6回洗浄後8.3mg/mlオルトフェニレンジアミン2
塩酸塩および0.01%過酸化水素を含む0.2Mトリス
−クエン酸緩衝液(pH=5.2)を入れて発色させた。反
応は2規定硫酸を加えて停止させた後、吸光度(OD4
90/650)を測定した。以上の方法で測定した結果
をグラフにプロットし図1に示した。
【0016】MV833抗体は67種類のペプチドの中で
ペプチド識別番号31、32、33、60、63の5つ
のペプチドに強く反応した。ペプチド識別番号31〜3
3のペプチドにはKPSCVPLMRという配列が共通
に含まれていることより、この領域ではMV833抗体は
KPSCVPLMRというアミノ酸配列部分と反応して
いると考えられる。したがって、MV833抗体はVPF
のKPSCVPLMR配列とSFLQHNKCECRP
配列とKCECRPKKDRAR配列とに反応している
ことが予想される。抗体はタンパク質の表面に露出して
いる部分を認識すると考えられるため、この2種類のア
ミノ酸配列部分はVPFの表面に露出している部分であ
ると言える。又、モノクローナル抗体は抗原決定基が単
一であると言われているが、高次構造をとっている蛋白
質などの高分子物質が抗原の場合は抗体が立体的に抗原
を認識し、蛋白質の一次構造レベルで抗体の反応性を調
べた時に二箇所以上の不連続なアミノ酸配列に反応する
ことがある。MV833抗体がVPF中の二箇所のアミノ
酸配列部分に反応したことより、本抗体は二箇所のアミ
ノ酸配列部分を立体的に同時に認識していると考えられ
る。
【0017】微量タンパク質やウイルスの研究を行う場
合現在ではその遺伝子のクローニングを行い、その塩基
配列よりタンパク質のアミノ酸配列が予想できる。この
アミノ酸配列をもとにして親水性の高い部位を探索し、
その部位の合成ペプチドに対するポリクローナル抗体や
モノクローナル抗体を作製して免疫学的解析に用いてい
る。親水性の高い部位の探索にはHoop&Woodsらの方法
[Proc. Natl. Acad. Sci. USA 78:3824(1981)]などを用
いて解析しているが、あらゆるタンパク質にあてはまる
とは限らない。したがって本発明によりVPFの表面に
露出している部位の中で腫瘍増殖に重要である部分が明
らかにされたことにより強い抗腫瘍活性を有したVPF
抗体を容易に作製できるようになり、また、本発明に採
用された方法は蛋白質の表面に露出している部位を明ら
かにする方法としても適用されるものである。
【0018】(6)VPFモノクローナル抗体の抗腫瘍
試験 HT-1080のヌードマウス腫瘍系を用いて本発明の
モノクローナル抗体の抗腫瘍試験を以下の通り行った。
予め腫瘍細胞HT-1080をヌードマウス皮下に移植
し腫瘍塊ができるまで飼育した。ついで腫瘍塊を2mm角
程度に切り取りこれを別のヌードマウスの腹部皮下に移
植した。移植翌日より本発明のモノクローナル抗体を2
5μg/マウス/日の投与量で合計9回腹腔内投与した(投
与日は1〜4、7〜11日目とした)。またモノクロー
ナル抗体と投与しないもの本発明ではないモノクローナ
ル抗体(MV101抗体およびMV303抗体)を投与したもの
を対照とした。なお実験に使用したヌードマウスは各群
4匹で行った。各群の腫瘍の形成および腫瘍の大きさ
(体積)を比較した結果、図2に示すとおりモノクローナ
ル抗体非投与のものと比較した場合はもちろん本発明の
もの以外のモノクローナル抗体を投与したものに比較し
ても本発明のモノクローナル抗体は優れた腫瘍増殖抑制
活性が確認された。図2中、白丸はモノクローナル抗体
非投与群,黒丸は本発明のVPFモノクローナル抗体M
V833投与群,黒三角および黒四角はいずれも本発明の
ものでないVPFモノクローナル抗体投与でありそれぞ
れMV101およびMV303を示す。
【0019】
【発明の効果】本発明によりVPFの腫瘍増殖に重要な
一部分のペプチドおよびこれと反応するモノクローナル
抗体が提供され、本発明のペプチドはVPFに対する強
い抗腫瘍活性を有した抗体の作製、VPFの活性発現を
生化学的な解析をするのに有用であり、また、該ペプチ
ドと反応する本発明のVPFモノクローナル抗体はVP
Fの生化学的な解析をするための試薬としてさらには血
管新生が関与する疾患の治療や癌の増殖の抑制剤として
も利用可能なものである。
【0020】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直線状 配列の種類:タンパク質 起源: セルライン: 配列番号:2 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直線状 配列の種類:タンパク質 起源: セルライン: 配列番号:3 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直線状 配列の種類:タンパク質 起源: セルライン:
【図面の簡単な説明】
【図1】ヒトVPF121中の一部分に相当する67種の
ペプチドに対するMV833抗体の反応性を調べた図であ
る。
【図2】MV833抗体の抗腫瘍活性を示す図である(MV
833抗体 ●:MV101抗体 ▲:MV303抗体 ■:非
投与 ○)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12N 15/09 C12P 21/08 15/02 9162−4B C12N 15/00 A C12P 21/08 9162−4B C // C12N 5/10 5/00 B (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 松本 友恵 茨城県つくば市大久保2番 東亞合成株式 会社つくば研究所内 (72)発明者 岡本 雅次 茨城県つくば市大久保2番 東亞合成株式 会社つくば研究所内 (72)発明者 鈴木 日出夫 茨城県つくば市大久保2番 東亞合成株式 会社つくば研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミノ酸配列が配列番号1、配列番号2
    又は配列番号3のいずれかであるペプチド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のペプチドと反応する血管
    内皮細胞増殖因子モノクローナル抗体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のペプチドと反応し等電点
    pIが5.2〜5.5である血管内皮細胞増殖因子モノク
    ローナル抗体。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の抗体を有効
    成分とする医薬
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3記載の抗体から得
    られるキメラ抗体又はヒト化抗体を有効成分とする医薬
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