JPH09121997A - 汗の吸収・蒸散具およびつぼ刺激具 - Google Patents

汗の吸収・蒸散具およびつぼ刺激具

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JPH09121997A
JPH09121997A JP30352095A JP30352095A JPH09121997A JP H09121997 A JPH09121997 A JP H09121997A JP 30352095 A JP30352095 A JP 30352095A JP 30352095 A JP30352095 A JP 30352095A JP H09121997 A JPH09121997 A JP H09121997A
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Masao Izumi
正雄 泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マットないしシートや枕などのように人体と接
する用具に用いることで人体の汗を吸収し、かつ蒸散さ
せたりする汗の吸収・蒸散具、および人体のつぼの刺激
に適するつぼ刺激具に関し、より少量の木炭粒で健康増
進、安眠の促進を図ることができ、しかも防虫・防カビ
などが可能となり、十分な弾力性が得られ、かつ人体の
つぼの刺激やマッサージ効果が得られるようにすること
を目的とする。 【解決手段】少なくとも木炭の粒や小片をシートないし
マット状に包装し、木炭の粉粒は通過せず、湿気が通過
可能とする用具であって、前記の包装を行なう手段は、
木炭粒片1側から、木炭粉とパルプとを含む木炭シート
2、月桃紙3、生地4の順に積層されている構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マットないしシートや
枕などのように人体と接する用具に用いることで人体の
汗を吸収し、かつ蒸散させたりする汗の吸収・蒸散具、
および人体のつぼの刺激に適するつぼ刺激具に関する。
【0002】
【従来の技術】人体と接するマットや枕などに木炭の粒
体を内蔵することで、木炭のもつ除湿効果や脱臭効果、
磁場効果などを効果的に利用し、安眠や健康増進を図る
ことが種々提案されている。
【0003】例えば、実開平6−21470号公報に
は、木炭の細片を詰めた棒体を帯状袋内に並行に固着
し、桐材の細片を詰めた枕体を同帯状袋の両端部に固着
した構造よって、頭部の熱を吸収し放熱することで安眠
を誘うようにした枕が提案されている。
【0004】また、特開平7−31532号公報には、
炭粒体を主材とする装填物を、通気性を有するシートか
ら成る袋体に袋詰めし、座布団や枕、クッションなどの
ように人体と接する用具に利用することで、健康維持を
図ることが提案されている。
【0005】さらに、特開平7−108018号公報に
は、シート材の上面には、枡目状の格子により囲まれた
約10cm四方で、深さが2〜5cmの凹部が複数個形
成されており、この凹部には、大谷石を主成分として、
これに700℃以下の温度で焼き上げた木炭と700℃
以上の温度で焼き上げた木炭とを小さく砕いたものが充
填されており、全体の表面は不織布により被覆されてい
る寝具が提案されている。
【0006】このような構成とすることで、黒炭および
白炭により、アルカリ性および酸性の両方のガスを吸着
し、さらに大谷石により、水蒸気を吸着する上に、有機
ガスを吸着分解させ、脱臭性、吸湿性を改善できる。し
かも、黒炭、白炭および大谷石からなる充填材を約10
cm四方の凹部に充填したことで、人間の重みで充填材
が移動し、一部に片寄るのを防止でき、また全体にわた
って平坦であり、寝ていて床ずれが少なく、寝心地が良
くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに木炭粒や大谷石などを詰める構成では、大量に詰め
ない限り、薄手で安価に見え、また大量に詰めると重く
て、扱いにくくなる。一方、木炭粒のみに、放熱効果や
脱臭、吸湿などを頼るには、木炭粒を大量に使用しなけ
ればならず、重量が重くなるほか、高価となる。
【0008】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、より少量の木炭粒で健康増進、安眠の促進を図
ることができ、しかも防虫・防カビなどが可能となり、
十分な弾力性が得られ、かつ人体のつぼの刺激やマッサ
ージ効果が得られるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1の発明は、
少なくとも木炭の粒や小片をシートないしマット状に包
装し、木炭の粉粒は通過せず、湿気が通過可能とする汗
の吸収・蒸散具であり、前記の包装を行なう手段は、木
炭粒片1側から、木炭粉とパルプとを含む木炭シート
2、月桃紙3、生地4の順に積層されている構造となっ
ている。
【0010】請求項2の発明も、少なくとも木炭の粒や
小片をシートないしマット状に包装し、木炭の粉粒は通
過せず、湿気が通過可能とする汗の吸収・蒸散具である
あるが、請求項1の月桃紙3に代えて月桃の葉5を用い
たものであり、木炭粒片1側から、木炭粉とパルプとを
含む木炭シート2、乾燥した月桃の葉5、生地4の順に
積層された構造となっている。
【0011】請求項1、請求項2は積層の順序を特定す
るものであって、各層の間に他のシート材などを追加し
て挟んでも、本発明に含まれるものとする。また、本発
明による層構造は、図示例では両面構造になっている
が、木炭粒片1の片側だけに設け、他方には1枚または
複数枚の通常のシートなどを設けて、片面構造とするこ
ともできる。
【0012】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の包装手段の中に、少なくとも乾燥した月桃を細断し
たもの6と木炭の粒片1とが内蔵されている汗の吸収・
蒸散具である。月桃は茎に限らず、乾燥した葉も細断し
て入れてもよい。また、木炭粒片1と月桃片6とは、図
3(b)のように一緒に混ぜて入れてもよいし、図3
(a)のように仕切られた別々の区画に別々に入れても
よい。
【0013】請求項4から請求項6の発明はつぼ刺激具
であるが、請求項4は、少なくとも木炭の粒片1を、木
炭の粉粒は通過せず、湿気が通過できるように固まり状
に包装し、この固まり7を複数個、支持具8に取り付け
てなるつぼ刺激具である。支持具8は、固まり7を平面
内に多数分散配置できるようなシート状のものがよく、
材質は布などが適している。
【0014】請求項5の発明は、請求項4に記載の固ま
り7の中には、少なくとも乾燥した月桃を細断したもの
6と木炭の粒片1とが内蔵されているつぼ刺激具であ
る。月桃は茎に限らず、乾燥した葉も細断して入れても
よい。また、木炭粒片1と月桃片6とは、同一の固まり
7に一緒に混ぜて入れてもよいし、別々の固まりに別々
に入れてもよい。
【0015】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5に記載の支持具が、請求項1から請求項3中のいずれ
かの項に記載の汗の吸収・蒸散具によって構成されてい
るつぼ刺激具である。すなわち、請求項4または5のつ
ぼ刺激用の固まり7は、請求項1〜3の汗の吸収・蒸散
具に取り付けるが、請求項1、2、3の何れの汗の吸収
・蒸散具に取り付けてもよい。なお、木炭は、いわゆる
白炭および黒炭などのいずれを用いてもよい。
【0016】以上の各項において、最も外側に設ける生
地には、不織布なども含まれるものとし、材質のいかん
を問わない。
【0017】
【作用】請求項1によると、木炭粒片1側から、木炭粉
とパルプとを含む木炭シート2、月桃紙3、生地4の順
に積層して、木炭の粒片1を包装することで、木炭シー
ト2と月桃紙3によって木炭粉粒の通過が阻止され、湿
気のみが通過可能となる。
【0018】したがって、本発明の汗の吸収・蒸散具を
敷いて眠ると、汗が木炭粒片1や木炭シート2に吸収さ
れ、かつ蒸散されるので、木炭による防湿作用で快適な
睡眠が可能となる。しかも、木炭によって、マンナスイ
オンと磁場エネルギーと遠赤外線の作用による酸化防止
の効果や、防菌効果、脱臭効果なども得られる。
【0019】また、月桃紙3で包装されているが、月桃
紙3の原料である月桃は、防腐、防虫、防菌、防カビの
作用のほか、安眠を誘う香りを発するので、睡眠時に敷
くマットとして最適である。
【0020】請求項2のように、請求項1の月桃紙3に
代えて、乾燥した月桃の葉5を用い、木炭粒片1側か
ら、木炭シート2、乾燥した月桃の葉5、生地4の順に
積層した構成とすると、月桃の葉5をそのまま利用でき
るので、製造コストを低減できるほか、月桃葉5から生
じる香りがより多く発生し、安眠の効果がより高くな
る。
【0021】請求項1、請求項2における木炭シートは
脆いため、汗の吸収・蒸散具として外力を受けるような
使い方をする場合は、長期の使用に耐えられないが、そ
の外側に配置されている月桃紙や月桃葉は、月桃の繊維
が引っ張り強度に強いため、長期間にわたって安定した
使用が可能となる。
【0022】請求項3のように、シートないしマット状
の包装手段の中に、少なくとも乾燥した月桃の裁断片6
と木炭の粒片1とを内蔵した構成とすることにより、木
炭による効果に加えて、月桃裁断片6による防腐、防
虫、防菌の作用や香りによる安眠効果がより強くなる。
しかも、月桃裁断片6には、大きな隙間が有り、また月
桃裁断片6同士の間や月桃裁断片6と木炭粒片1との間
にも、隙間が生じやすいので、湿気の通過に適し、汗の
吸収・蒸散具として最適である。さらに、軽量化、木炭
粒片の節減によるコストダウンの効果も奏する。
【0023】請求項4は、少なくとも木炭の粒片1を、
木炭の粉粒は通過せず、湿気が通過できるように固まり
状に包み、この固まり7を複数個、シートなどの支持具
8に取り付けた構造なため、この固まり7に人体が当た
るようにして使用すると、つぼ刺激の効果が得られる。
特に、木炭粒片1などを団子状に包んだ固まり7を用い
るため、弾力にすぐれており、人体に弾力をもって圧接
するので、痛過ぎるといったこともなく、心地よい刺激
が得られる。
【0024】請求項5のように、前記の固まり7の中
に、少なくとも乾燥した月桃の細断片6と木炭粒片1と
を内蔵したことで、請求項1で述べたように、木炭によ
る作用に加えて、月桃による防腐、防虫、防菌の作用に
よって長持ちし、かつ香りの発生によって、安らかな気
持ちで、つぼ刺激を受けることができる。軽量化や木炭
粒片の節減によるコストダウンも可能となる。
【0025】請求項6のように、請求項4または請求項
5に記載の支持具8として、請求項1ないし請求項3の
汗の吸収・蒸散具を用いることにより、本発明によるつ
ぼ刺激具の作用と相まって、請求項1ないし請求項3の
汗の吸収・蒸散具の作用が得られるため、理想的な汗の
吸収・蒸散具およびつぼ刺激具が実現できる。
【0026】
【実施例】次に本発明による汗の吸収・蒸散具およびつ
ぼ刺激具が実際上どのように具体化されるかを実施例で
説明する。図1から図4は、本発明による汗の吸収・蒸
散具の各種実施例であり、図1は月桃紙を用いた実施例
の断面図である。
【0027】1は木炭の粒や小片、すなわち木炭粒片で
あり、木炭粉とパルプとからなる木炭シート2と月桃紙
3と生地4とによって、サンドイッチ状に包装されてい
る。すなわち、木炭粒片1側から、木炭シート2、月桃
紙3、生地4の順に積層されている。
【0028】そして、図4に例示するごとく、内部の木
炭粒片1が片寄らないように、碁盤目状に縫い合わせ
て、キルティング仕上げしてある。破線で示すように、
対角線方向にも縫い付けると、より有効である。このよ
うに、木炭粒片1を挟んで、キルティング状に縫い合わ
せることで、木炭の粉粒が外に漏れることはなく、湿気
は通過できるように、シートないしマット状に包装でき
る。
【0029】図1は、月桃の繊維で製造された月桃紙3
を用いているのに対し、図2は月桃の葉5を用いてい
る。すなわち、乾燥させた月桃の葉5を一定方向に並べ
て敷きつめるが、繊維の方向が一定しているので、例え
ばX方向に敷いたら、次はY方向に敷きつめることで、
どの方向にも十分な強度が得られるようにするのがよ
い。
【0030】このとき、内部の木炭粒片1の下側の月桃
葉5がX方向とすると、木炭粒片1の上側がY方向とな
るように敷きつめてもよいが、木炭粒片1の下側にもX
・Y両方向に敷きつめ、上側にも同様にX・Y両方向に
敷きつめるのが望ましい。
【0031】図1、図2においては、木炭粒片1のみが
内蔵されているが、図3のように、木炭粒片1に加え
て、乾燥した月桃を細断したもの6もサンドイッチ状に
包装するのがよい。このとき、図3(a)のように、キ
ルティング仕上げによって仕切られた各区画ごとに、木
炭粒片1と月桃裁断片6とを別々に内蔵してもよいが、
図3(b)のように、木炭粒片1と月桃裁断片6とを混
ぜて内蔵してもよい。
【0032】月桃裁断片6は、月桃の茎や葉を乾燥さ
せ、かつ裁断したものであり、特に茎の部分は、多数の
隙間があり、かつ弾力に富んでいる。なお、図3におい
ては、木炭粒片1や月桃裁断片6の包装手段の積層構造
は略してあるが、図1、図2のように、木炭シート2、
月桃紙3または月桃葉5、生地4の順に積層されている
ことは、言うまでもない。
【0033】図5から図9は、本発明によるつぼ刺激具
の各種実施例であり、団子状の固まり7が、木炭粒片1
や月桃裁断片6を月桃紙および生地で包装してある点
で、図1ないし図4と共通している。
【0034】図9は団子状の固まり7の製造方法を例示
する斜視図であり、まず(1)図のように、生地4a上
に月桃紙3aを重ね、その上に木炭粒片1や月桃裁断片
6を載せて、外周を一か所9にまとめてしばり、これを
逆さにすると、(2)図のように団子状の固まり7とな
る。なお、包み方は任意である。
【0035】この団子状の固まり7を支持具8に取付け
ると、各種のつぼ刺激具となる。図5は就寝用シートに
実施した例の斜視図であり、大きめのシートないしマッ
ト状の支持具8に、縦方向および横方向に一定間隔に団
子状の固まり7を配置し、前記のしばり口9側を支持具
8に縫い付けて固定してある。
【0036】図6は本発明のつぼ刺激具を座布団に実施
した例の斜視図であり、正方形のシートないしマット状
の支持具8において、人体と接する位置に、団子状の固
まり7を配置し、図9のしばり口9を該支持具8に縫い
付け固定してある。
【0037】図7は本発明のつぼ刺激具を背もたれ用シ
ートに実施した例の正面図であり、四角のシート状の支
持具8において、人体の背中のつぼの位置と対応する位
置に、団子状の固まり7を配置し、図9のしばり口9を
該支持具8に縫い付け固定してある。このシート状支持
具8には、自動車の座席シート、勉強用や事務用などの
椅子の背もたれに取付け固定するための取付けヒモが付
いている。
【0038】図8は本発明のつぼ刺激具を枕に実施した
例の斜視図であり、枕の本体の上面にシート状の支持具
8を重ねて取付け、この支持具8において、頭部や後頭
部などが接する位置に、団子状の固まり7を配置し、図
9のしばり口9を該支持具8に縫い付け固定してある。
【0039】このようにして、団子状の固まり7を支持
具8に配置し固定することで、いろいろなつぼ刺激具を
実現できる。なお、月桃紙3aの中に包み込まれるの
は、木炭の粒片1のみでもよいが、月桃裁断片6を混ぜ
ると、団子状の固まり7の弾力が向上する。月桃紙3a
の内側に木炭シートを重ね、木炭粒片1が木炭シートと
接するように構成することもできる。
【0040】以上のように、生地4aと月桃紙3aを重
ねて、木炭粒片1や月桃裁断片6を包み込んで、人体と
接する位置に配置し支持具8に取付けると、団子状の固
まり7が弾力に富んでいるので、人体に圧接して場合
に、痛過ぎることがなく、適度の刺激を与えることがで
きる。
【0041】また、木炭粒片1は月桃紙3aの中に包ま
れているので、木炭の粉粒が外にこぼれ出すことはな
く、湿気は通過可能なため、汗を吸収し、蒸散させるの
に適している。また、団子状の固まり7が人体と接した
場合に、団子状の固まり7の回りには、人体と接しない
部分が生じるので、通気性が向上し、汗の蒸散がより確
実となる。
【0042】団子状の固まり7を取付けるための図5な
いし図8の支持具8として、図1ないし図4の汗の吸収
・蒸散具を用いると、団子状の固まり7以外の部位は、
汗の吸収・蒸散具が人体と接するので、団子状の固まり
7から成るつぼ刺激具と汗の吸収・蒸散具の両方の作用
効果が得られる。
【0043】
【発明の効果】請求項1によると、木炭粒片1を木炭シ
ート2、月桃紙3を重ねて、シートないしマット状に包
装しているため、木炭粉粒が外に漏れることはなく、湿
気のみが通過可能となり、寝具として使用したとき、汗
が木炭粒片1や木炭シート2に吸収され、かつ蒸散さ
れ、木炭による防湿作用で快適な睡眠が可能となる。し
かも、木炭による酸化防止効果や防菌効果、脱臭効果な
どと月桃による防腐、防虫、防菌、防カビの作用との相
乗効果に加えて、月桃特有の香りによって、安眠効果が
倍増する。
【0044】請求項2のように、前記の月桃紙3に代え
て、乾燥した月桃の葉5を用いることで、製造コストを
低減できるほか、月桃葉5から生じる香りが強いため、
安眠効果がより向上する。
【0045】請求項1、請求項2のように、木炭シート
2の外側に、引っ張り強度の強い月桃紙や月桃葉を重ね
ることで、長期間にわたって安定した使用が可能とな
り、汗を吸収したりしても、耐久性が劣るのを防止でき
る。
【0046】請求項3のように、シートないしマット状
の包装手段の中に、木炭粒片1に加えて乾燥した月桃の
裁断片6を内蔵しておくと、月桃裁断片6による防腐、
防虫、防菌の作用や香りによる安眠効果が加わる。しか
も、月桃裁断片6には、大きな隙間が有るので湿気の通
過に適し、弾力にも富んでいるので、寝具用のシートな
いしマットとして最適である。木炭粒片1の節減と軽量
化も可能となる。
【0047】請求項4によると、木炭粒片1を、木炭粉
粒は通過せず、湿気が通過できるように包んでなる固ま
り7を、シートなどの支持具8に複数個取り付けた構造
なため、この固まり7によって、人体のつぼ刺激の効果
が得られる。特に、木炭粒片1などを団子状に包んだ固
まり7は、弾力にすぐれており、人体に弾力をもって圧
接するので、適度の心地よい刺激が得られる。
【0048】請求項5のように、前記の固まり7の中
に、木炭粒片1に加えて、乾燥した月桃の細断片6も内
蔵したことで、木炭による作用と、月桃による防腐、防
虫、防菌などの作用との相乗作用により、より効果的な
つぼ刺激具が実現でき、木炭粒片の節減と軽量化も可能
となる。
【0049】請求項6のように、請求項4または請求項
5のつぼ刺激用の固まり7を、請求項1ないし請求項3
の汗の吸収・蒸散具に取付けることにより、本発明によ
るつぼ刺激具の作用と、請求項1ないし請求項3の汗の
吸収・蒸散具の作用との相乗効果が得られ、理想的な汗
の吸収・蒸散具兼用のつぼ刺激具が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1から図4は、本発明による汗の吸収・蒸
散具の各種実施例であり、図1は月桃紙を用いた実施例
の断面図である。
【図2】 月桃葉を用いた汗の吸収・蒸散具を例示する
断面図である。
【図3】 木炭粒片と月桃裁断片を内蔵した汗の吸収・
蒸散具の断面図である。
【図4】 汗の吸収・蒸散具の積層構造を斜視図で例示
した図である。
【図5】 図5以降はつぼ刺激具の各種実施例であり、
図5は就寝用シートに実施した例の斜視図である。
【図6】 本発明のつぼ刺激具を座布団に実施した例の
斜視図である。
【図7】 本発明のつぼ刺激具を背もたれ用シートに実
施した例の正面図である。
【図8】 本発明のつぼ刺激具を枕に実施した例の斜視
図である。
【図9】 本発明のつぼ刺激具を構成する団子状の固ま
りを例示する斜視図である。
【符号の説明】
1 木炭の粒片 2 木炭粉とパルプとを含む木炭シート 3、3a 月桃紙 4、4a 生地 5 月桃の葉 6 乾燥した月桃の細断片(裁断片) 7 団子状の固まり 8 支持具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも木炭の粒や小片をシートない
    しマット状に包装し、木炭の粉粒は通過せず、湿気が通
    過可能とする用具であって、 前記の包装を行なう手段は、木炭粒片1側から、木炭粉
    とパルプとを含む木炭シート2、月桃紙3、生地4の順
    に積層されている構造であることを特徴とする汗の吸収
    ・蒸散具。
  2. 【請求項2】 少なくとも木炭の粒や小片をシートない
    しマット状に包装し、木炭の粉粒は通過せず、湿気が通
    過可能とする用具であって、 前記の包装を行なう手段は、木炭粒片1側から、木炭粉
    とパルプとを含む木炭シート2、乾燥した月1の葉5、
    生地4の順に積層されている構造であることを特徴とす
    る汗の吸収・蒸散具。
  3. 【請求項3】 前記の包装を行なう手段の中には、少な
    くとも乾燥した月桃を細断したもの6と木炭の粒片1と
    が内蔵されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の汗の吸収・蒸散具。
  4. 【請求項4】 少なくとも木炭の粒片1を、木炭の粉粒
    は通過せず、湿気が通過可能できるように固まり状に包
    み、この固まり7を複数個、支持具8に取り付けてなる
    ことを特徴とするつぼ刺激具。
  5. 【請求項5】 前記の固まり7の中には、少なくとも乾
    燥した月桃を細断したもの6と木炭の粒片1とが内蔵さ
    れていることを特徴とする請求項4記載のつぼ刺激具。
  6. 【請求項6】 前記の支持具が、請求項1から請求項3
    中のいずれかの項に記載の汗の吸収・蒸散具であること
    を特徴とする請求項4または請求項5に記載のつぼ刺激
    具。
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