JPH09121465A - 二次電池の充電回路 - Google Patents

二次電池の充電回路

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JPH09121465A
JPH09121465A JP7277829A JP27782995A JPH09121465A JP H09121465 A JPH09121465 A JP H09121465A JP 7277829 A JP7277829 A JP 7277829A JP 27782995 A JP27782995 A JP 27782995A JP H09121465 A JPH09121465 A JP H09121465A
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信雄 塩島
Masanori Isshiki
正憲 一色
Kazuo Mukai
和夫 向
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放電遮断機能が働いても充電可能な二次電池の
充電回路を提供する。 【解決手段】第1および第2の端子a−1,b−1間に
二次電池11と直列接続され、二次電池11の放電電流
を流すスイッチ素子FET1と、二次電池11の電圧と
第1の設定電圧V1とを比較し、二次電池11の電圧が
第1の設定電圧V1より低下すると過放電検出出力を発
生する第1の電圧比較手段12と、過放電検出出力によ
りスイッチ素子1の遮断を保持し、二次電池に充電電流
が流れるとスイッチ素子1を導通させる放電制御手段1
3と、端子間電圧と第2/3の設定電圧V2/V3とを
比較する第2/3の電圧比較手段22/23と、二次電
池にI1,I2およびI3なる充電電流を供給する第
1、第2および第3の充電用電源24,25,26と、
第2および第3の電圧比較手段21,22の出力から二
次電池11の充電を制御する充電制御手段23とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池の充電回
路に係り、特に保護回路を内蔵した電池パックを充電す
る充電回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、リチウム二次電池などの非水溶
媒系二次電池や鉛蓄電池は、放電や放置で電池電圧が低
下し過ぎたり、あるいは逆に充電中に電池電圧が高くな
り過ぎると、電池性能が劣化したり、安全性が損なわれ
ることがある。特にリチウム二次電池の場合、例えば電
池電圧が2V以下になると、負極に使われている集電体
の銅が電解液内に溶解し始めて電池性能が劣化し、また
電池電圧が4.5V以上になると電解液の分解によりガ
スが発生する結果、電池内部の圧力が上昇して安全弁が
作動し、漏液が生じることがある。
【0003】このため、電池電圧を監視して、電池電圧
が所定範囲内となるように充電や放電を制御して使用す
る必要がある。従来では、リチウム二次電池を使用する
場合、電池電圧が低下して、予め設定した放電禁止電圧
に達すると放電電流を遮断し、電池電圧が上昇して充電
禁止電圧に達すると充電を遮断する機能を有する保護回
路を介して充放電を行う方法が一般的にとられている。
ここで、放電禁止電圧は負極の銅が溶解し始める電圧2
Vより高い電圧、例えば2.3Vに設定され、充電禁止
電圧は電解液の分解が始まる電圧より若干低い電圧、例
えば4.35Vに設定される。
【0004】また、このようなリチウム二次電池の充電
に際して、充電電流を流す前に電池電圧をチェックし、
電圧が低すぎた場合(例えば2.15V以下)や、電圧
が高すぎた場合(例えば4.35V)には、充電を行わ
ないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、正常な電池を放電状態で放置して、電池電圧が例え
ば2.3V未満で2.15V以上の範囲に低下した場
合、保護回路が遮断状態となり、充電器の出力電圧が0
ボルトとなる。この場合上述した従来の充電器で充電し
ようとしても、出力電圧が0ボルトであるため、電池は
正常であるにもかかわらず充電ができなくなり、その電
池を使用できなくなるという問題がある。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、電池電圧が保護回路の放電遮断電圧より低いが電池
が異常状態となるほど低下していない場合、すなわち電
池は正常であるが、保護回路の放電遮断機能が働いた場
合でも正常に充電を行うことができる二次電池の充電回
路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記事情を解決するた
め、本発明は二次電池が放電遮断状態となった場合、そ
の遮断状態を一旦解除して二次電池の端子電圧を監視し
ながら充電を行うようにしたものである。
【0008】すなわち、本発明に係る二次電池の充電回
路は、第1および第2の端子間に二次電池と直列に接続
され、該二次電池の放電電流を流すためのスイッチ素子
と、二次電池の電圧と第1の設定電圧とを比較し、二次
電池の電圧が第1の設定電圧より低下したとき過放電検
出出力を発生する第1の電圧比較手段と、この第1の電
圧比較手段の過放電検出出力に対してスイッチ素子の遮
断状態を保持させ、二次電池に充電電流が流れたときス
イッチ素子を導通状態にする放電制御手段と、第1およ
び第2の端子の端子間電圧と第1の設定電圧より低い第
2の設定電圧とを比較する第2の電圧比較手段と、端子
間電圧と第2の設定電圧より低い第3の設定電圧とを比
較する第3の電圧比較手段と、二次電池にI1,I2お
よびI3なる(但し、I1<I2<I3)充電電流を供
給するための第1、第2および第3の充電用電源と、第
2および第3の電圧比較手段の出力に基づいて二次電池
の充電を制御する充電制御手段とを有し、この充電制御
手段は、(a) 端子間電圧が第2の設定電圧以上の場合は
第3の充電用電源から二次電池に充電電流を供給し、
(b) 端子間電圧が第2の設定電圧に満たない場合は第1
の充電用電源から二次電池に充電電流を供給し、(c)
(b) の状態で端子間電圧が第3の設定電圧に満たない場
合は第1、第2および第3の充電用電源から二次電池へ
の充電電流の供給を停止し、(d) (b) の状態で端子間電
圧が第3の設定電圧以上の場合は第2の充電用電源から
二次電池に所定量だけ充電電流を供給し、(e) (d) の状
態で端子間電圧が第2の設定電圧以上の場合は第3の充
電用電源から二次電池に充電電流を供給し、(f) (d) の
状態で端子間電圧が第2の設定電圧に満たない場合は第
1、第2および第3の充電用電源からの電流の供給を停
止する制御を行う。
【0009】ここで、リチウム二次電池の場合を例にと
ると、第1の設定電圧は負極の銅が溶解し始める電圧よ
り若干高い値の放電禁止電圧に設定され、第3の設定電
圧は電圧が低くなり過ぎて充電することが危険になる充
電禁止電圧に設定され、第2の設定電圧は第1の設定電
圧と第3の設定電圧との中間の値に設定される。
【0010】このように構成された二次電池の充電回路
によれば、二次電池の端子電圧(電池電圧)が第1の設
定電圧(放電禁止電圧)より低くなりスイッチ素子が遮
断状態になって、二次電池が放電遮断状態になった場
合、第1および第2の端子間電圧が第2の設定電圧以上
のときは、第3の充電用電源により急速充電を行う。ま
た、端子間電圧が第2の設定電圧に満たないときは、第
1の充電用電源から二次電池に電流が流れることでスイ
ッチ素子は導通状態になり、二次電池の放電遮断状態は
解除されて導通状態となる。その状態で、端子間電圧が
第3の設定電圧以上の場合は第2の充電用電源により所
定量の充電が行われた後、端子間電圧が第2の設定電圧
以上になった場合は第3の充電用電源により急速充電が
行われる。
【0011】また、電池電圧が第1の設定電圧以上のと
きは、上述した場合において二次電池の放電遮断状態が
解除され導通状態となった以後と同様に、端子間電圧に
応じて第2もしくは第3の充電用電源により充電が行わ
れる。
【0012】このように本発明では、電池電圧が放電遮
断電圧より低いが、電池が異常状態となるほど低下して
いない場合、すなわち電池は正常であるが、放電遮断機
能が働いている場合においても、正常かつ端子間電圧に
応じて適切な充電を行うことができる。この際、第2の
設定電圧を適当に設定することで効率の良い充電が行わ
れる。また、二次電池の放電遮断状態が解除された後の
充電においては端子間電圧が第3の設定電圧(充電禁止
電圧)より低い場合は充電を行わず、充電をする際もい
きなり第1の充電用電源による急速充電を行うことはな
く、第2の充電用電源によって一定量の充電を行い、第
2の設定電圧以上になってから第1の充電充電用電源に
よる急速充電を行う。また、第2の充電用電源による充
電を行ったにもかかわらず第2の設定電圧に満たない場
合は充電は中止される。このため、仮に二次電池に異常
が発生していても、二次電池には急速充電による負担が
かからず、二次電池の異常に対しても適切な対応をとる
ことができる。
【0013】本発明においては、スイッチ素子と並列に
二次電池の充電方向に順方向が一致するようにダイオー
ドを接続し、放電制御手段は二次電池の電圧が第1の設
定電圧に到達したときスイッチ素子を導通状態にするよ
うに構成されてもよい。
【0014】このような構成の二次電池の充電回路で
は、二次電池が放電遮断状態になった状態で、端子間電
圧が第2の設定電圧に満たないときはスイッチ素子は遮
断状態を保持しながら、第1の充電用電源から二次電池
にダイオードを介して電流が流れて二次電池の充電が始
められる。その後、端子間電圧に応じて第1、第2、お
よび第3の充電用電源によって二次電池の充電が行わ
れ、電池電圧が第1の設定電圧(放電禁止電圧)に到達
すると、スイッチ素子が導通状態となる。すなわち、電
池電圧が放電禁止電圧に到達するまでは、二次電池の放
電電流を流すためのスイッチ素子は遮断されたままなの
で、仮に、放電禁止電圧より低い範囲で回路に故障等が
起こって充電電流が遮断されるようなことが生じても、
二次電池は放電遮断状態を保持し続けるため、二次電池
の安全性を確保できる。
【0015】また、本発明においては第1の充電用電源
と第2の充電用電源とを共通に、もしくは第2の充電用
電源と第3の充電用電源とを共通に構成しても良い。こ
の場合、充電制御手段は、(a) 端子間電圧が第2の設定
電圧以上の場合は第2の充電用電源から二次電池に充電
電流を供給し、(b) 端子間電圧が第2の設定電圧に満た
ない場合は第1の充電用電源から二次電池に充電電流を
供給し、(c) (b) の状態で端子間電圧が第3の設定電圧
に満たない場合は第1および第2の充電用電源から二次
電池への充電電流の供給を停止し、(d) (b) の状態で端
子間電圧が第3の設定電圧以上の場合は第1の充電用電
源から二次電池に所定量だけ充電電流を供給し、(e)
(d) の状態で端子間電圧が第2の設定電圧以上の場合は
第2の充電用電源から二次電池に充電電流を供給し、
(f) (d) の状態で端子間電圧が第2の設定電圧に満たな
い場合は第1および第2の充電用電源からの電流の供給
を停止する制御を行う。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る二次電池の充電回路の構成を示す図である。この二
次電池の充電回路は、大きく分けて電池パック10と、
これを充電するための充電器20とからなる。
【0017】電池パック10は、二次電池11、放電電
流を流すためのFET(電界効果トランジスタ)1、お
よび充電電流を流すためのFET2、第1の電圧比較部
12、放電制御回路13、および第4の電圧比較部14
からなる。外部端子a−1とb−1との間に、二次電池
11、FET2、およびFET2が直列に接続されてい
る。なお、FET1にはダイオードD1が二次電池11
の充電方向に順方向が一致するように接続され、FET
2にはダイオードD2が二次電池11の放電方向に順方
向が一致するように接続されている。
【0018】第1の電圧比較部12は、二次電池11の
端子電圧が第1の設定電圧(基準電圧V1)より低下し
たとき過放電検出出力を発生するものであり、コンパレ
ータA1と基準電圧V1を発生する基準電圧発生回路R
EF1とからなる。コンパレータA1の反転入力端子は
二次電池11のプラス端子と外部端子a−1とに共通接
続され、コンパレータA1の非反転入力端子は基準電圧
発生回路REF1のプラス端子に接続され、基準電圧発
生回路REF1のマイナス端子は二次電池11のマイナ
ス端子に接続されている。なお、基準電圧V1は、例え
ばリチウム二次電池において負極の銅が溶解し始める電
圧の値より若干高い値の充電禁止電圧に設定される。
【0019】第4の電圧比較部14は、コンパレータA
2と基準電圧Vaを発生する基準電圧発生回路REF2
とからなり、コンパレータA2の反転入力端子は二次電
池11のプラス端子に接続され、コンパレータA2の非
反転入力端子は基準電圧発生回路REF2のプラス端子
に接続され、基準電圧発生回路REF2のマイナス端子
は二次電池11のマイナス端子に接続されている。な
お、基準電圧Vaは、例えばリチウム二次電池において
電圧が高くなり過ぎて電解液の分解が始まる電圧より若
干低い値の充電禁止電圧に設定される。
【0020】放電制御回路13は、R−S型フリップフ
ロップ回路FFとコンパレータA3と基準電圧Vbを発
生する基準電圧発生回路REF3とで構成されている。
フリップフロップ回路FFのセット入力端子Sはコンパ
レータA1の出力端子に接続され、リセット入力端子R
はコンパレータA3の出力端子に接続され、コンパレー
タA3の非反転入力端子は二次電池11のマイナス端子
に接続され、反転入力端子は基準電圧発生回路REF3
のプラス端子に接続されている。また、FET1のソー
ス端子は二次電池11のマイナス端子に接続され、FE
T1のドレイン端子、FET2のドレイン端子、および
基準電圧発生回路REF3のマイナス端子は互いに共通
接続され、FET2のソース端子は外部端子b−1に接
続されている。フリップフロップ回路FFの反転出力端
子/QはFET1のゲート端子に、また、FET2のゲ
ート端子はコンパレータA2の出力端子に接続されてい
る。なお、基準電圧Vbは、ダイオードD1の順方向電
圧降下電圧をVF としたときに、VF >Vb>0となる
ように設定する。
【0021】充電器20は、第2の電圧比較部21と、
第3の電圧比較部22と、充電制御回路23と、第2、
第3および第4のスイッチ素子SW2,SW3およびS
W4と、第1、第2、および第3の充電用電源24,2
5および26とからなる。
【0022】第2の電圧比較部21は、コンパレータA
4と第2の設定電圧である基準電圧V2を発生する基準
電圧発生回路REF4とからなり、コンパレータA4の
非反転入力端子は外部端子a−2に接続され、コンパレ
ータA4の反転入力端子は基準電圧発生回路REF4の
プラス端子に接続され、基準電圧発生回路REF4のマ
イナス端子は外部端子b−2に接続されている。なお、
基準電圧V2は、基準電圧V1と後述する基準電圧V3
との中間の適当な値に設定する。
【0023】第3の電圧比較部22は、コンパレータA
5と第2の設定電圧より低い第3の設定電圧である基準
電圧V3を発生する基準電圧発生回路REF5とからな
り、コンパレータA5の非反転入力端子は外部端子a−
2に接続され、コンパレータA5の反転入力端子は基準
電圧発生回路REF5のプラス端子に接続され、基準電
圧発生回路REF5のマイナス端子は外部端子b−2に
接続されている。なお、基準電圧V3は、例えばリチウ
ム二次電池において電圧が低くなり過ぎて充電すること
が危険になる値である充電禁止電圧に設定する。
【0024】充電制御回路23は、第2の電圧比較部2
1および第3の電圧比較部22の出力信号によりスイッ
チ素子SW2,SW3およびSW4を導通もしくは遮断
させるもので、スイッチ素子SW2,SW3およびSW
4の一方の端子は外部端子a−2に接続される。
【0025】第1の充電用電源24は最大充電電流I1
を、第2の充電用電源25は最大充電電流I2を、第3
の充電用電源26は最大充電電流I3をそれぞれ出力す
る。第1の充電用電源24の一方の端子は第2のスイッ
チ素子SW2の他方の端子に、第2の充電用電源25の
一方の端子は第3のスイッチ素子SW3の他方の端子
に、第3の充電用電源26の一方の端子は第4のスイッ
チ素子SW4の他方の端子に接続される。これらの充電
用電源24,25、および26は例えば交流電源の出力
を整流して直流を得る電源回路や、その他の比較的大容
量の電池が用いられる。なお、最大充電電流I1,I
2、およびI3はI1<I2<I3の関係であるとし、
各々の電流が電池パック10に供給された際に、最大充
電電流I1はFET1およびFET2での電圧降下が極
めて小さくなるような微小電流とし、最大充電電流I2
は後述する所定時間Taの充電によって二次電池11の
端子電圧VBがV3から基準電圧V2に上昇するのに十
分な電流とし、最大充電電流I3は二次電池11を急速
に充電するのに十分な電流とする。
【0026】次に、本実施形態の動作を図2に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。まず、二次電池11の
端子電圧VBについて、基準電圧V1および基準電圧V
aとの比較を行う。ここで、基準電圧V1は二次電池1
1の放電禁止電圧として例えば2.3Vに設定してあ
り、また基準電圧Vaは二次電池11の過充電防止電圧
として例えば4.35Vに設定してあるものとする。
【0027】Va≧VB≧V1のときは、コンパレータ
A1の出力は低レベルであるため、フリップフロップ回
路FFの反転出力端子/Qは高レベルのままであり、従
ってFET1は導通状態である。また、コンパレータA
2の出力は高レベルであるためFET2も導通状態であ
る。このとき電池パック10と充電器20とを接続する
と、外部端子a−1とa−2と、b−1とb−2とがそ
れぞれ接続される。充電制御回路23はスイッチ素子S
W2,SW3およびSW4を遮断し、コンパレータA4
は二次電池11、FET1、およびFET2の直列回路
の電圧である端子間電圧Vpと基準電圧V2とを比較す
る。このとき充放電電圧が0であり、FET1およびF
ET2は共に導通状態であるから、FET1およびFE
T2での電圧降下がなく、端子間電圧Vpは端子電圧V
Bに等しくなる。また、基準電圧V2の値は、例えば1
セル当たり2.15Vに設定してあるものとする。
【0028】Vp≧V2のとき(ステップS2でYE
S)は、充電制御回路23が第4のスイッチ素子SW4
を導通させ、第3の充電用電源26から大電流が二次電
池11に供給されることによって、急速充電が開始され
る。
【0029】Vp<V2のとき(ステップS2でNO)
は、充電制御回路23が第2のスイッチ素子SW2のみ
を導通させ(ステップ3)、第1の充電用電源24から
二次電池11に微小電流を流す。ここで端子間電圧Vp
と基準電圧V3とをコンパレータA5で比較する。この
とき充放電電流が非常に小さくFET1およびFET2
は共に導通状態であり、その内部抵抗も非常に小さい
(例えば1つのFET当たり50mΩ)ため、電圧降下
がほとんどなく、端子間電圧Vpは端子電圧VBにほぼ
等しくなる。また、基準電圧V3の値は二次電池11の
電圧が低すぎて異常になる電圧値を考慮して、例えば1
セル当たり2.0Vに設定する。
【0030】Vp<V3のとき(ステップS4でNO)
は、端子電圧VBが低すぎて異常であるためスイッチ素
子SW2,SW3およびSW4を遮断状態とし、充電を
行わない。このとき必要に応じて電池異常の表示をする
(ステップS6)。
【0031】Vp≧V3のとき(ステップS4でYE
S)は、スイッチ素子SW3のみ導通し、第2の充電用
電源24から最大充電電流I2によって二次電池11を
充電する。ここで、所定時間Taが経過するまでは(ス
テップS8でNO)、第2の充電用電源24での充電を
継続する。なお、所定時間Taは端子電圧VBがV3か
ら基準電圧V2に上昇するのに十分な時間が設定され
る。所定時間Taが経過したら(ステップS8でYE
S)、スイッチ素子SW2,SW3およびSW4を遮断
し(ステップS9)、端子間電圧Vpと基準電圧V2と
を比較する。ここでVp≧V2のとき(ステップS10
でYES)は、スイッチ素子SW4を導通状態とし(ス
テップS11)、第3の充電用電源26から最大充電電
流I3によって二次電池11を充電することによって、
急速充電が開始される。Vp<V3のとき(ステップS
10でNO)は、二次電池11が異常であるため、スイ
ッチ素子SW2,SW3およびSW4を遮断し(ステッ
プS5)、充電を行わない。
【0032】次に、二次電池11の端子電圧VBがVB
<V1のときは、コンパレータA1の出力は高レベルで
あるため、フリップフロップ回路FFの反転出力端子/
Qは低レベルであり、FET1は遮断状態である。一
方、コンパレータA2の出力も高レベルであり、FET
2は導通状態である。このとき電池パック10と充電器
20とを接続すると、充電制御回路23はスイッチ素子
SW2,SW3およびSW4を遮断状態とし(ステップ
S1)、この状態でコンパレータA2は端子間電圧Vp
と基準電圧V2とを比較する。このときFET1は遮断
状態であり充電電流は0であるから、端子間電圧Vpは
0Vとなる。したがってVp<V2であり(ステップS
2でNO)、充電制御回路23が第2のスイッチ素子S
W2のみを導通させ(ステップS3)、第1の充電用電
源24から二次電池11に微小電流を流す。するとFE
T1のソースとドレインとの間は遮断しているが、ダイ
オードD1を通って充電電流が流れ、このときのダイオ
ードD1の順方向電圧効果電圧をVF とし、基準電圧V
bをVF >Vb>0となるように設定すると、ソース−
ドレイン間の電圧VSDがVSD>Vbとなるため、コンパ
レータA3の出力が高レベル、すなわちフリップフロッ
プ回路FFのリセット入力端子Rが高レベルとなり、フ
リップフロップ回路FFはリセットされ、反転出力端子
/Qが高レベルとなり、FET1はFET2と同様に導
通状態となる。これ以降は、二次電池11の端子電圧が
Va≧VB≧V1のときのステップS4以降と同様の動
作を行う。
【0033】なお、図1に示した電池パック10には第
2の電圧比較回路14からなる過充電防止機能があり、
充電器20の異常等で端子電圧VBが基準電圧Vaより
大きくなった場合、コンパレータA2の出力が低レベル
となることによってFET2を遮断状態とし、電池パッ
ク10と充電器20とを接続しても充電されないように
している。
【0034】このように、本実施形態に係る二次電池の
充電回路では、電池電圧が放電遮断電圧より低いが、電
池が異常状態となるほど電池電圧が低下していない場
合、すなわち電池は正常であるが、保護回路の放電遮断
機能が働いていて、電池パック10の外部出力端子a−
1およびa−2に電圧が出ていない場合でも、正常に充
電ができる。
【0035】以下、本発明の他の実施形態について図3
を参照しながら説明するが、以降の実施形態においては
図1、および図2と相対応する部分に同一符号を付し
て、第1の実施形態との相違点を中心に述べる。
【0036】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態に係る二次電池の充電回路の構成を示す図で
ある。本実施形態では、図1における放電制御回路13
について、コンパレータA3の非反転入力端子は二次電
池11のプラス端子に接続され、反転入力端子は基準電
圧V1を発生する基準電圧発生回路REF6のプラス端
子に接続され、基準電圧発生回路REF6のマイナス端
子は二次電池11のマイナス端子に接続される構成にし
たものである。
【0037】本実施形態においては、二次電池11の端
子電圧VBがVB<V1のときは、コンパレータA1の
出力が高レベルになり、同時にコンパレータA1の出力
が低レベルになることで、フリップフロップ回路FFの
反転出力端子/Qが低レベルになりFET1は遮断さ
れ、二次電池11は放電遮断状態となる。これ以降は、
第1の実施形態と同様に、端子間電圧Vpの値に応じて
第1、第2および第3の充電用電源24,25および2
6によって二次電池11の充電が行われ、二次電池11
に異常等があるときは充電を停止する。
【0038】この際、第1の実施形態においてはダイオ
ードD1に充電電流が流れると、即座にコンパレータA
3によってFET1は導通状態になり、二次電池11は
放電遮断状態を解除されるのに対し、本実施形態では、
二次電池11の端子電圧VBが第1の基準電圧V1に到
達するまでは、二次電池11は放電遮断状態が保持さ
れ、充電電流はダイオードD1を介することで二次電池
11に供給される。そして、端子電圧VBが第1の基準
電圧V1に到達すると、コンパレータA3によってFE
T1は導通状態になり二次電池11の放電遮断状態が解
除される。
【0039】このため、仮に放電禁止電圧より低い範囲
で回路に故障等が起こって充電電流が遮断されるような
ことが生じても、二次電池11は放電遮断状態を保持し
続けるため、二次電池の安全性を確保できる。
【0040】本発明は上記実施形態に限定されるもので
なく、次のように種々変形して実施することができる。 (1)上記実施形態では、最大充電電流I1,I2およ
びI3の充電電流を発生する第1、第2および第3の充
電用電源24,25および26を用いて、3つの充電用
電源を有する場合について説明したが、I1とI2とを
共通、またはI2とI3とを共通にして、2つの充電用
電源を有する構成にしても良い。また、第1、第2およ
び第3の充電用電源はパルス状でもよく、その場合平均
がI1,I2,I3となるようにすればよい。 (2)上記実施形態では、過放電保護と過充電保護の2
つの保護機能がある場合について説明したが、過大電流
充電や過大電流放電保護やその他の保護機能を付加して
もよい。 (3)上記実施形態では、電池パック10と充電器20
とを分離した使用形態で説明したが、機器本体内に二次
電池11と充電回路とをあらかじめ内蔵してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二次電池が放電遮断状態となった場合、その遮断状態を
一旦解除して電池電圧を監視しながら充電を行うこと
で、電池電圧が保護回路の放電遮断電圧より低いが電池
が異常状態となるほど低下していない場合、すなわち電
池は正常であるが、保護回路の放電遮断機能が働いた場
合でも正常に充電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る二次電池の充電
回路の構成を示す図
【図2】同実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート
【図3】本発明の第2の実施形態に係る二次電池の充電
回路の構成を示す図
【符号の説明】
10…電池パック 11…二次電池 12…第1の電圧比較部 13…放電制御回路 14…第4の電圧比較部 20…充電器 21…第2の電圧比較部 22…第3の電圧比較部 23…充電制御回路 24…第1の充電用電源 25…第2の充電用電源 26…第3の充電用電源 FET1,FET2…電界効果トランジスタ A1〜A5…コンパレータ REF1〜REF6…基準電圧発生回路 V1〜V3,Va,Vb…基準電圧 D1,D2…ダイオード FF…フリップフロップ回路 S…セット入力端子 R…リセット入力端子 /Q…反転出力端子 a−1,b−1…外部端子 a−2,b−2…外部端子 SW2…第2のスイッチ素子 SW3…第3のスイッチ素子 SW4…第4のスイッチ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向 和夫 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社エイ・ティーバッテリー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の端子間に二次電池と直列
    に接続され、該二次電池の放電電流を流すためのスイッ
    チ素子と、 前記二次電池の電圧と第1の設定電圧とを比較し、二次
    電池の電圧が第1の設定電圧より低下したとき過放電検
    出出力を発生する第1の電圧比較手段と、 この第1の電圧比較手段の過放電検出出力に対して前記
    スイッチ素子の遮断状態を保持させ、前記二次電池に充
    電電流が流れたとき前記スイッチ素子を導通状態にする
    放電制御手段と、 前記第1および第2の端子の端子間電圧と前記第1の設
    定電圧より低い第2の設定電圧とを比較する第2の電圧
    比較手段と、 前記端子間電圧と前記第2の設定電圧より低い第3の設
    定電圧とを比較する第3の電圧比較手段と、 前記二次電池にI1,I2およびI3(但し、I1<I
    2<I3)なる充電電流を供給するための第1、第2お
    よび第3の充電用電源と、 前記第2および第3の電圧比較手段の出力に基づいて前
    記二次電池の充電を制御する充電制御手段とを有し、 前記充電制御手段は、 (a) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧以上の場合は
    前記第3の充電用電源から前記二次電池に充電電流を供
    給し、 (b) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧に満たない場
    合は前記第1の充電用電源から前記二次電池に充電電流
    を供給し、 (c) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    に満たない場合は前記第1、第2および第3の充電用電
    源から前記二次電池への充電電流の供給を停止し、 (d) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    以上の場合は前記第2の充電用電源から前記二次電池に
    所定量だけ充電電流を供給し、 (e) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    以上の場合は前記第3の充電用電源から前記二次電池に
    充電電流を供給し、 (f) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    に満たない場合は前記第1、第2および第3の充電用電
    源からの電流の供給を停止する制御を行うことを特徴と
    する二次電池の充電回路。
  2. 【請求項2】第1および第2の端子間に二次電池と直列
    に接続され、該二次電池の放電電流を流すためのスイッ
    チ素子と、 前記二次電池の電圧と第1の設定電圧とを比較し、二次
    電池の電圧が第1の設定電圧より低下したとき過放電検
    出出力を発生する第1の電圧比較手段と、 この第1の電圧比較手段の過放電検出出力に対して前記
    スイッチ素子の遮断状態を保持させ、前記二次電池に充
    電電流が流れたとき前記スイッチ素子を導通状態にする
    放電制御手段と、 前記第1および第2の端子の端子間電圧と前記第1の設
    定電圧より低い第2の設定電圧とを比較する第2の電圧
    比較手段と、 前記端子間電圧と前記第2の設定電圧より低い第3の設
    定電圧とを比較する第3の電圧比較手段と、 前記二次電池にI1,I2(但し、I1<I2)なる充
    電電流を供給するための第1および第2の充電用電源
    と、 前記第2および第3の電圧比較手段の出力に基づいて前
    記二次電池の充電を制御する充電制御手段とを有し、 前記充電制御手段は、 (a) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧以上の場合は
    前記第2の充電用電源から前記二次電池に充電電流を供
    給し、 (b) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧に満たない場
    合は前記第1の充電用電源から前記二次電池に充電電流
    を供給し、 (c) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    に満たない場合は前記第1および第2の充電用電源から
    前記二次電池への充電電流の供給を停止し、 (d) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    以上の場合は前記第1の充電用電源から前記二次電池に
    所定量だけ充電電流を供給し、 (e) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    以上の場合は前記第2の充電用電源から前記二次電池に
    充電電流を供給し、 (f) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    に満たない場合は前記第1および第2の充電用電源から
    の電流の供給を停止する制御を行うことを特徴とする二
    次電池の充電回路。
  3. 【請求項3】第1および第2の端子間に二次電池と直列
    に接続され、該二次電池の放電電流を流すためのスイッ
    チ素子と、 前記二次電池の充電方向に順方向が一致するように前記
    スイッチ素子に並列に接続されたダイオードと、 前記二次電池の電圧と第1の設定電圧とを比較し、二次
    電池の電圧が第1の設定電圧より低下したとき過放電検
    出出力を発生する第1の電圧比較手段と、 この第1の電圧比較手段の過放電検出出力に対して前記
    スイッチ素子の遮断状態を保持させ、前記二次電池の電
    圧が前記第1の設定電圧に到達したとき前記スイッチ素
    子を導通状態にする放電制御手段と、 前記第1および第2の端子の端子間電圧と前記第1の設
    定電圧より低い第2の設定電圧とを比較する第2の電圧
    比較手段と、 前記端子間電圧と前記第2の設定電圧より低い第3の設
    定電圧とを比較する第3の電圧比較手段と、 前記二次電池にI1,I2およびI3(但し、I1<I
    2<I3)なる充電電流を供給するための第1、第2お
    よび第3の充電用電源と、 前記第2および第3の電圧比較手段の出力に基づいて前
    記二次電池の充電を制御する充電制御手段とを有し、 前記充電制御手段は、 (a) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧以上の場合は
    前記第3の充電用電源から前記二次電池に充電電流を供
    給し、 (b) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧に満たない場
    合は前記第1の充電用電源から前記二次電池に充電電流
    を供給し、 (c) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    に満たない場合は前記第1、第2および第3の充電用電
    源から前記二次電池への充電電流の供給を停止し、 (d) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    以上の場合は前記第2の充電用電源から前記二次電池に
    所定量だけ充電電流を供給し、 (e) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    以上の場合は前記第3の充電用電源から前記二次電池に
    充電電流を供給し、 (f) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    に満たない場合は前記第1、第2および第3の充電用電
    源からの電流の供給を停止する制御を行うことを特徴と
    する二次電池の充電回路。
  4. 【請求項4】第1および第2の端子間に二次電池と直列
    に接続され、該二次電池の放電電流を流すためのスイッ
    チ素子と、 前記二次電池の充電方向に順方向が一致するように前記
    スイッチ素子に並列に接続されたダイオードと、 前記二次電池の電圧と第1の設定電圧とを比較し、二次
    電池の電圧が第1の設定電圧より低下したとき過放電検
    出出力を発生する第1の電圧比較手段と、 この第1の電圧比較手段の過放電検出出力に対して前記
    スイッチ素子の遮断状態を保持させ、前記二次電池の電
    圧が前記第1の設定電圧に到達したとき前記スイッチ素
    子を導通状態にする放電制御手段と、 前記第1および第2の端子の端子間電圧と前記第1の設
    定電圧より低い第2の設定電圧とを比較する第2の電圧
    比較手段と、 前記端子間電圧と前記第2の設定電圧より低い第3の設
    定電圧とを比較する第3の電圧比較手段と、 前記二次電池にI1,I2(但し、I1<I2)なる充
    電電流を供給するための第1および第2の充電用電源
    と、 前記第2および第3の電圧比較手段の出力に基づいて前
    記二次電池の充電を制御する充電制御手段とを有し、 前記充電制御手段は、 (a) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧以上の場合は
    前記第2の充電用電源から前記二次電池に充電電流を供
    給し、 (b) 前記端子間電圧が前記第2の設定電圧に満たない場
    合は前記第1の充電用電源から前記二次電池に充電電流
    を供給し、 (c) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    に満たない場合は前記第1および第2の充電用電源から
    前記二次電池への充電電流の供給を停止し、 (d) (b) の状態で前記端子間電圧が前記第3の設定電圧
    以上の場合は前記第1の充電用電源から前記二次電池に
    所定量だけ充電電流を供給し、 (e) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    以上の場合は前記第2の充電用電源から前記二次電池に
    充電電流を供給し、 (f) (d) の状態で前記端子間電圧が前記第2の設定電圧
    に満たない場合は前記第1および第2の充電用電源から
    の電流の供給を停止する制御を行うことを特徴とする二
    次電池の充電回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014029436A1 (de) * 2012-08-23 2014-02-27 Siemens Aktiengesellschaft Stromausgabeeinheit für eine ladeeinrichtung
KR20170038304A (ko) * 2015-09-30 2017-04-07 엘지디스플레이 주식회사 게이트 드라이버 및 이를 이용한 표시장치

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WO2014029436A1 (de) * 2012-08-23 2014-02-27 Siemens Aktiengesellschaft Stromausgabeeinheit für eine ladeeinrichtung
KR20170038304A (ko) * 2015-09-30 2017-04-07 엘지디스플레이 주식회사 게이트 드라이버 및 이를 이용한 표시장치

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