JPH09116502A - 監視用ループバック回路を有する高出力光増幅中継器 - Google Patents

監視用ループバック回路を有する高出力光増幅中継器

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JPH09116502A
JPH09116502A JP7299262A JP29926295A JPH09116502A JP H09116502 A JPH09116502 A JP H09116502A JP 7299262 A JP7299262 A JP 7299262A JP 29926295 A JP29926295 A JP 29926295A JP H09116502 A JPH09116502 A JP H09116502A
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optical amplifier
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JP7299262A
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Inventor
Tomohiro Otani
朋広 大谷
Koji Goto
光司 後藤
Haruo Abe
春夫 安部
Masato Tanaka
正人 田中
Shingo Ito
信吾 伊藤
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K D D KAITEI CABLE SYST KK
KDDI Corp
Original Assignee
K D D KAITEI CABLE SYST KK
Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号光を高利得で増幅することができ、かつ
光海底ケーブルシステムの線路監視を十分に行うことの
できる高出力光増幅中継器を提供すること。 【解決手段】 1ファイバ対からなる線路の各々に、第
1および第2の増幅器3a、3bと、第3および第4の
増幅器4a、4bが挿入されている。また、該第1、第
2の増幅器3a、3bの間と、第3、第4の増幅器4
a、4bの間とを光学的に結合する第1のループバック
回路5と、前記第2の増幅器の出力端と前記第4の増幅
器の出力端とを光学的に結合する第2のループバック回
路6とが設けられている。線路1を伝送されてきた信号
光は、第1および第2の増幅器3a、3bにより高利得
で増幅される。また、第1の増幅器3aの出力信号光
は、第1のループバック回路5を経て、反対線路2へ折
返される。また、第2の増幅器3bの下流側で発生した
散乱光は、第2のループバック回路6を経て、反対線路
2へ折返される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は監視用ループバッ
ク回路を有する高出力光増幅中継器に関し、特に、光海
底ケーブルの中継器間隔が大きくなるような場所に設置
して好適な監視用ループバック回路を有する高出力光増
幅中継器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光海底ケーブルのシステム構成の
一例を、図5を参照して説明する。通常、光海底ケーブ
ルでは、上りの光ファイバケーブル51と下りの光ファ
イバケーブル52とからなる1光ファイバ対が基本構成
となっている。該上り、下りの光ファイバケーブル5
1、52の各々には、50〜100km間隔で光増幅中
継器53a,53b,53c等が配置されている。この
光増幅中継器の具体的構成例を、光増幅中継器53bを
代表として、図6に示す。
【0003】図示されているように、光増幅中継器53
bは、エルビウムドープ光ファイバ61、66、WDM
カプラ62、67、ポンプLD63、68、アイソレー
タ64、69およびループバック回路65から構成され
ている。また、該ループバック回路65は、上り、下り
の光ファイバケーブル51、52との間に結合された1
0dBカプラ65a、65bおよびループバック回路6
5の途中に設けられた25dBカプラ65c、65dを
具備している。
【0004】さて、上記のような構成の伝送システムで
は、LME装置による線路監視は次のようにして行われ
る。光増幅中継器53bに入力してくる信号光S1、S
2を、中継器内にあるループバック回路65によりある
一定量を減衰させて、上り回線の入力信号光S1は下り
回線に、下り回線の入力信号光S2は上り回線にそれぞ
れ折り返す。そして、そのループバック信号をHLLB
回路54または55から取り出し、線路監視装置(Line
Monitoring Equipment:LME) 56または57に導いて、
そのパワーを測定する。LME装置56、57は、この
測定により、光ファイバケーブル51、52の障害や、
中継器回路53a,53b,53c等の障害を監視す
る。
【0005】また、コヒーレント光パルス試験(Coheren
t-Optical Time Domain Reflectometry:C-OTDR) を行う
ために、上りもしくは下り光ファイバケーブル51、5
2の散乱光を反対回線に折り返す経路も、前記と同様に
ループバック回路65に確保されている。コヒーレント
光パルス試験は、LTE58、59をC−OTDR測定
装置に置き換えることで実施される。ここで、前記LM
Eによる線路監視と、前記コヒーレント光パルス試験に
ついて、簡単に説明する。
【0006】該光増幅器53b1 の出力光信号は、常時
前記10dBカプラ65aにより、10dBの減衰を受
け、ループバック回路65に導かれる。続いて、25d
Bカプラ65cにより25dBの減衰を受け、さらに1
0dBカプラ65bにより減衰を受けて反対回線である
下り光ファイバケーブル52に折り返される。その後、
前記HLLB回路54を経てLME装置56に導かれ、
必要に応じて、該LME装置56によって、光増幅器5
3b1 の出力光がモニタされる。このように、LME用
の信号は、合計で約45dBの損失を受けて、LME装
置56に導かれることになる。例えば、中継器回路53
bの光増幅器53b1 に何らかの障害が発生したとする
と、LME装置は、約45dBの損失を受けた光増幅器
53b1の出力信号をモニタすることにより、光増幅器
53b1 に障害があったことを検知される。
【0007】一方、C−OTDRの信号光は、経路の光
ファイバにより散乱され信号光の進行方向とは逆方向に
進む。例えば、上り光ファイバケーブル51の点51a
(図5参照)で発生した散乱光は、前記ループバック回
路65の10dBカプラ65aにより10dBの減衰を
受け、次に2つの25dBカプラ65d、65cを減衰
を受けずに通過し、10dBカプラ65bにより10d
Bの損失をうけ反対回線52に折り返される。そして、
該折り返された散乱光は、LTE58と置換して設置さ
れたC−OTDR測定装置により測定される。この結
果、例えば上り光ファイバケーブル51の点51aで切
断等の障害が発生した場合には、該点51a以後からの
散乱光が小さくなったり、切断点からの反射光が発生し
て、C−OTDR測定装置によって測定されるので、該
点51aでの障害が検知される。この場合には、前記2
5dBカプラ65d、65cを通過する場合、通過経路
は損失の無い方の経路となるため、合計損失は、約21
dB程度となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、通常の
光海底ケーブルでは、光増幅中継器53a,53b,5
3cはほぼ等間隔に挿入されるが、該光海底ケーブルが
敷設される地理的条件、あるいは敷設費用の削減等の理
由で、ある光増幅中継器の前後だけ、例えば光増幅中継
器53bの前後だけ、中継間隔を長くしなければならな
い場合がある。このような場合、光増幅中継器53bと
して高利得なものが必要となり、本発明者は該高利得な
光増幅中継器(以下、高出力光増幅器と呼ぶ)として、
図7に示されているようなものを考えた。
【0009】この高出力光増幅中継器60としては、光
増幅器53b1 、53b2 を2個直列に接続した光増幅
器を、上りおよび下りの光ファイバケーブルの各々に配
置し、該上りおよび下りの光ファイバケーブル間に従来
型のループバック回路65を配置したものを考えた。こ
の光増幅中継器を用いれば、入力信号光を高利得で増幅
して出力することができるので、該光増幅中継器の前後
の中継間隔が長くなっても、これに対処することができ
る。
【0010】しかしながら、光海底ケーブルに図7の高
出力光増幅中継器60を適用すると、前記したLME装
置による線路監視が十分にできないという問題があっ
た。例えば図7の上りの光ファイバケーブルであって、
高出力光増幅中継器60の上流側の光ファイバケーブル
51aに何らかの障害が発生して、該高出力光増幅中継
器60に入力する信号光のパワーが低下したとすると、
この信号光パワーは2段の光増幅器53b1 により増幅
され、前記したようにループバック回路65を経て下り
の光ファイバケーブルに導かれ、送信端局に設けられて
いるLME装置56に入力することになるが、利得飽和
領域で動作させた光増幅器53b1 を2個直列で用いる
と、入力信号光パワーに大きな変動があっても出力が定
常値に近付くので、該入力信号光パワーの変動はLME
装置56に現れにくくなる。この結果、前記したよう
に、LME装置による線路監視が十分にできないという
問題があった。この発明の目的は、前記した従来技術の
問題点を除去し、信号光を高利得で増幅することがで
き、かつ光海底ケーブルシステムの線路監視を十分に行
うことのできる高出力光増幅中継器を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明は、上り、下りの1光ファイバ対で形成
された光線路に挿入される高出力光増幅中継器であっ
て、上り線路に順次配置された第1、第2の光増幅器
と、下り線路に順次配置された第3、第4の光増幅器
と、前記第1と第2の光増幅器の間と前記第3と第4の
光増幅器の間とを光学的に結合する第1のループバック
回路と、前記第2の光増幅器の出力端と前記第4の光増
幅器の出力端とを光学的に結合する第2のループバック
回路とを具備した点に特徴がある。また、他の特徴は、
前記第2および第4の増幅器を自動利得制御機能を有す
る増幅器で構成した点に特徴がある。
【0012】この発明によれば、前記上りあるいは下り
線路を伝送されてきた信号光は、2つの光増幅器で順次
増幅されるので、高い出力パワーとなる。また、第1ま
たは第3の増幅器の出力光は、第1のループバック回路
を経て反対線路に折返されるので、LME装置はこの折
返されてきた信号光のパワーを観測することにより、線
路の監視をすることができる。また、線路内で発生した
散乱光は、第2のループバック回路を経て反対線路に折
返されるので、LTE装置に代えて接続されたコヒーレ
ント光パルス試験装置は、該散乱光を測定することによ
り、線路状態を監視することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の高出
力光増幅中継器の構成を示すブロック図である。同図
(a) に示されているように、本実施形態の高出力光増幅
中継器10は、上りの光ファイバケーブル1に挿入され
た第1、第2の光増幅器3a、3bと、下りの光ファイ
バケーブル2に挿入された第3、第4の光増幅器4a、
4bと、前記第1の光増幅器3aの出力を減衰して反対
回線である下り光ファイバケーブル2に、あるいは前記
第3の光増幅器4aの出力を減衰して反対回線である上
り光ファイバケーブル1に折返すLME用ループバック
回路5と、前記第2の光増幅器3bの下流側の光ファイ
バケーブル1中で散乱された信号光を反対回線である下
り光ファイバケーブル2に、あるいは前記第4の光増幅
器4bの下流側の光ファイバケーブル2中で散乱された
信号光を反対回線である上り光ファイバケーブル1に導
くC−OTDR用ループバック回路6とから構成されて
いる。
【0014】ここに、前記第1〜4の光増幅器3a〜4
bは、それぞれ同図(b) に示されているような構成を有
している。すなわち、エルビウムドープ光ファイバ1
1、WDMカプラ12、ポンプLD13およびアイソレ
ータ14から構成されている。図2は、該光増幅器3a
〜4bの各々の光増幅器の増幅特性を示している。横軸
は入力パワーを示し、縦軸は利得(ゲイン)を示してい
る。図から明らかなように、入力信号に対する利得特性
は、入力信号が比較的小さい領域では一定であるが、中
継器入力信号パワーが大きくなると利得は減少する。し
たがって、動作点Xを図示のように利得飽和領域に設定
すると、自動的に入力信号の変動に対して利得が変化
し、出力パワーを一定にすることができる。つまり、入
力信号が該動作点Xに相当する基準値よりも小さい場合
は利得が増加するのに対して、該基準値よりも大きい場
合には利得が減少するので光増幅器の出力パワーが一定
に保たれる。なお、入力信号が基準値よりも大幅に減少
した場合には、動作点が飽和領域外となり利得は一定と
なるため、中継器出力信号光パワーは予定の大きさより
も減少する。出力が減少すると、折返されるLME信号
も減少するので、中継器入力パワーの減少を感知するこ
とができる。
【0015】また、前記LME用ループバック回路5
は、二つのカプラ(例えば、10dBカプラ)5a、5
bと、二つの減衰器(例えば、25dB減衰器)5c、
5dを有している。また、前記C−OTDR用ループバ
ック回路6は、二つのカプラ(例えば、10dBカプ
ラ)6a、6bと一つの減衰器(例えば、1dB減衰
器)6cを有している。
【0016】次に、本実施形態の動作を、図3を参照し
て説明する。図3は、本実施形態の高出力光増幅中継器
10を光海底ケーブルシステムに適用した時のシステム
図を示し、図中の符号は、図1および図5の同一符号の
ものと同一または同等物を示す。図示されているよう
に、高出力光増幅中継器10の前後の中継器間隔は、例
えば100〜200kmというように、他の中継器間隔
よりも大きくあいている。
【0017】上りの光ファイバケーブル1を通って高出
力光増幅中継器10に入力してきた信号光は、第1およ
び第2の光増幅器3a、3bで大きく増幅され、高い光
パワーで出力される。この時、第1の光増幅器3aで増
幅された信号光の一部はLME用ループバック回路5に
より下りの光ファイバケーブル2に折返され、HLLB
回路54を介してLME装置56に入力する。
【0018】さて、今、該高出力光増幅中継器10の上
流側にある光ファイバケーブル1あるいは該高出力光増
幅中継器10中の第1の光増幅器3aに何らかの障害が
発生したとすると、LME用ループバック回路5によっ
て折返され、下りの光ファイバケーブル2を通ってLM
E装置56に入力する信号光のパワーは、大きく減衰す
る。この結果、高出力光増幅中継器10の上流側にある
光ファイバケーブル1あるいは該高出力光増幅中継器1
0中の第1の光増幅器3aに障害が発生したことがわか
る。また、高出力光増幅中継器10の第2の光増幅器3
bまたはその下流側の光ファイバケーブル1に何らかの
障害が発生した場合には、光増幅中継器53cのループ
バック回路によって折返された信号光をLME装置56
で測定することにより、検知することができる。
【0019】また、前記した障害が第2の光増幅器3b
に発生したのか、あるいはその下流側の光ファイバケー
ブル1に発生したのかの区別は、LTE装置58に代え
てC−OTDR測定装置を接続することにより行うこと
ができる。すなわち、例えば、高出力光増幅中継器10
と光増幅中継器53cとの間の光ファイバケーブル1中
の点1aにおいて切断等の障害が発生した場合には、障
害点以後の信号光の散乱光が弱くなったり、該障害点1
aで反射が発生し、該散乱光および反射光はC−OTD
R用ループバック回路6を通って下り光ファイバケーブ
ル2に導かれ、前記C−OTDR測定装置により検知さ
れる。しかしながら、前記第2の光増幅器3bに障害が
発生した場合には、散乱光に変化は生じないので、C−
OTDR測定装置により散乱光の異常を検知されること
はない。したがって、LME装置およびC−OTDR測
定装置による測定結果を総合することにより、障害が光
増幅器で発生したのかあるいは光ファイバケーブルで発
生したのかの区別をすることができる。
【0020】次に、本発明の高出力光増幅中継器の第2
実施形態を、図4を参照して説明する。本実施形態の高
出力光増幅中継器20が前記第1実施形態と異なる点
は、前記第2の光増幅器3bおよび第4の光増幅器4b
として、自動利得制御機能(AGC機能)を有する光増
幅器3b´、4b´を用いた点である。すなわち、本実
施形態の第2および第4の光増幅器3b´および4b´
は、これらの光増幅器3b´、4b´の出力パワーをモ
ニタするためのカプラ21a、21bと、モニタされた
信号光を電気信号に変換するホトダイオード22a、2
2bと、該電気信号に変化が生じた場合にはこれが所定
値に復帰するような制御信号を生成し、該制御信号でポ
ンプLDのポンプレーザ電流を調節する自動利得制御回
路(ALC回路)23a、23bとを具備している。
【0021】この実施形態によれば、上りまたは下りの
光ファイバケーブル1または2を伝送してきた信号光
は、第1または第3の光増幅器3a´または4a´によ
り増幅され、さらに第2または第4の自動利得制御機能
を有する光増幅器3b´または4b´により増幅され
る。この結果、高出力光増幅中継器20からは、安定し
た高出力パワーの信号光が出力される。本実施形態で
は、該出力信号光は、第2または第4の光増幅器3b´
または4b´によりAGC制御をされるので、第1実施
形態の高出力光増幅中継器10に比べて、より安定した
パワーの高出力信号光を得ることができる。
【0022】また、LME用ループバック回路5を図示
されているように、上り光ファイバケーブル1の第1お
よび第2の光増幅器3a´および3b´の間、および下
り光ファイバケーブル2の第3および第4の光増幅器4
a´および4b´の間に、第1および第2のカプラ5
a、5bを介して設けたので、例えば第1の光増幅器3
a´の上流側で何らかの障害が起きて信号光が減衰した
時には、該信号光は第1の光増幅器3a´で増幅された
後、LME用ループバック回路5により下り光ファイバ
ケーブル2に折返されることになる。このため、送信端
局に設けられているLME装置56(図3参照)は、該
信号光の減衰を検知することができ、所定の線路監視を
行うことができる。また、C−OTDR用ループバック
回路6は、図示されているように、高出力光増幅中継器
20の上りおよび下り光ファイバケーブルの出力端に設
けられた第3および第4のカプラ6a、6bを介して設
けられているので、該高出力光増幅中継器20の下流側
で発生した散乱光を、確実に反対側の光ファイバケーブ
ルに折返す事ができる。この結果、何らの支障なく、L
TE装置に代えて接続されるC−OTDR装置により、
該散乱光の検知ができるようになる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、上りおよび下り線路の各々に増幅器を2段
挿入しているので大きな利得を得ることができると共
に、LME装置およびC−OTDR装置による線路監視
を何らの支障を生ずることなく行うことができる。この
ため、本発明の高出力光増幅中継器を、例えば離島間等
の、通常の光中継器を数台用いるほど中継間隔が長くな
いような地理的条件の所に用いると、光海底ケーブルの
敷設を、技術的、価格的に、効率良く行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 図1の光増幅器の増幅特性を示す図である。
【図3】 本実施形態の高出力光増幅中継器を海底ケー
ブルに適用した時のシステム構成を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態の構成を示す回路図で
ある。
【図5】 従来の海底ケーブルのシステム構成を示す図
である。
【図6】 従来の光増幅中継器の構成例を示す回路図で
ある。
【図7】 容易に想到できる高出力光増幅中継器の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…上りの光ファイバケーブル、2…下りの光ファイバ
ケーブル、3a、3b、4a、4b、3a´、3b´、
4a´、4b´…光増幅器、5…LME用ループバック
回路、6…C−OTDR用ループバック回路、10、2
0…高出力光増幅中継器、22a、22b…ホトダイオ
ード、23a、23b…自動利得制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 朋広 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 後藤 光司 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 安部 春夫 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 田中 正人 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 伊藤 信吾 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上り、下りの1光ファイバ対で形成され
    た光線路に挿入される高出力光増幅中継器であって、 上り線路に順次配置された第1、第2の光増幅器と、下
    り線路に順次配置された第3、第4の光増幅器と、 前記第1、第2の光増幅器の間と前記第3、第4の光増
    幅器の間とを光学的に結合する第1のループバック回路
    と、 前記第2の光増幅器の出力端と前記第4の光増幅器の出
    力端とを光学的に結合する第2のループバック回路とを
    具備したことを特徴とする監視用ループバック回路を有
    する高出力光増幅中継器。
  2. 【請求項2】 請求項1の監視用ループバック回路を有
    する高出力光増幅中継器において、 前記第1〜4の光増幅器の各々は、エルビウムドープ光
    ファイバと、信号光を増幅するために該エルビウムドー
    プ光ファイバを励起するポンプLDと、増幅された信号
    光を一方向に伝送するアイソレータとから構成されてい
    ることを特徴とする監視用ループバック回路を有する高
    出力光増幅中継器。
  3. 【請求項3】 請求項1の監視用ループバック回路を有
    する高出力光増幅中継器において、 前記第2および第4の増幅器が自動利得制御機能を有す
    る増幅器であることを特徴とする監視用ループバック回
    路を有する高出力光増幅中継器。
  4. 【請求項4】 請求項1の監視用ループバック回路を有
    する高出力光増幅中継器において、 前記第1および第2のループバック回路には、それぞれ
    所定の減衰値を有する減衰器が挿入されていることを特
    徴とする監視用ループバック回路を有する高出力光増幅
    中継器。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の監視用ループバック回路
    を有する高出力光増幅中継器において、 前記第1のループバック回路は、前記第1の光増幅器の
    出力光を分岐する手段と、分岐された出力光に所定の損
    失を与える手段と、前記第3の光増幅器の入力に合流さ
    れる手段とを具備したことを特徴とする監視用ループバ
    ック回路を有する高出力光増幅中継器。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の監視用ループバック回路
    を有する高出力光増幅中継器において、 前記第2のループバック回路は、前記第2の光増幅器の
    出力側の光線路から戻ってくる散乱光を分岐する手段
    と、分岐された散乱光に所定の損失を与える手段と、前
    記第2の光増幅器の出力に合流させる手段とを具備した
    ことを特徴とする監視用ループバック回路を有する高出
    力光増幅中継器。
JP7299262A 1995-10-23 1995-10-23 監視用ループバック回路を有する高出力光増幅中継器 Pending JPH09116502A (ja)

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