JPH09114824A

JPH09114824A - 文書処理装置

Info

Publication number: JPH09114824A
Application number: JP7271115A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Nishida; 博西田
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1995-10-19
Filing date: 1995-10-19
Publication date: 1997-05-02

Abstract

(57)【要約】【目的】カーソルのある文字に移動するだけで、ペン
キーボードの入力モード状態が切り替わり、表示が行わ
れる。オペレータがペンキーボードの入力モード切り替
えを行う操作が不要になる。【構成】ペンキーボード３、手書き入力４、ＯＣＲ認
識装置７、およびテキストを保持するテキストメモリー
２、カーソルのある文字のテキスト中の位置（アドレ
ス）を保持するためのカーソルポインタを保有し、ま
た、入力文字１やカーソル移動を受け付け、テキストの
編集２、表示画面３を制御するＣＰＵ６を備える。特
に、手書き文字認識４やＯＣＲ認識装置７から得られる
データは１文字を認識させると得られる結果に２つ以上
の候補があることも多いため、テキストメモリー２は、
テキスト中の各文字について、候補数、候補の文字、優
先順位をも保持できるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、文書処理装置に関
し、より詳しくは、作成された文書を訂正できる装置
や、印刷物からテキスト情報をとりだせる文書処理装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の日本語ワードプロセッサ等では、
キーによる入力／訂正のほかにペンキーボードや手書き
入力を可能としている場合でも、キーボードが行ってい
る処理をそのままペンキーボードや手書き入力に置き換
えているだけである。このため、すでに作成した文書を
訂正する場合に、ペンキーボードや手書き入力の特性を
十分利用した訂正方法を用いていない。具体的に述べる
と、すでに作成した文章に対して、数値の部分を手早く
変更したいような場合に、カーソルを数字の位置に移動
してからペンキーボードの種類（文字入力のモード）を
「英数字」に設定する必要があり、オペレータの負担を
軽減できていない。この場合の例を図１９に示す。

【０００３】なお、ペンキーボードとは表示装置の画面
にキーボードのイメージを表示しており、この画面その
ものが座標入力装置と一体になっていて、キーボードの
イメージにペンタッチすることで、座標データが発生さ
れ、この座標に対応するキーが入力されるものを表して
いる。

【０００４】また、ＯＣＲ（光学的文字読み取り装置）
による文字認識により文字を日本語ワードプロセッサな
どの文章に取り込んだ場合は、オペレータは、取り込ん
だ文章をひととおり目視で確認するのが通常である。あ
る文字について、別の候補を選択したり、訂正したりす
る必要がある場合は、オペレータはその文字にカーソル
を移動させてから操作をおこなうが、従来は、候補が２
つ以上ある文字のみ手早く修正したいという場合でも、
全部の文字にカーソルを移動して、候補の文字を確認す
る処理をおこなわなければならず、操作が繁雑であっ
た。

【０００５】なお、文字入力のモードの切り替え操作を
改善する方法として、以下のような特許も提案されてい
る。特開平２−１３５５６８（平成２年５月２４日公
開）においては、カーソル位置または所定の範囲にある
文字データを読み込み、その文字種別に応じた文字モー
ド設定を行うようにしている。

【０００６】特開平６−８３５１４（平成６年３月２５
日公開）では、あらかじめ設定した文字モードを切り替
える位置において、文字モードを自動的に切り替えるよ
うにしている。

【０００７】しかし、これらの提案についても、以下の
ような問題点が有る。特開平２−１３５５６８は、文字
モードを自動的に設定するが、ペンキーボードなどの画
面表示は想定しておらず、これらのボードの切り替え処
理を自動的には行わない。特開平６−８３５１４では、
あらかじめ文字モードを切り替える位置を設定する必要
があるので操作が繁雑である。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、カーソルのある文字に連動して、自動的にペンキー
ボードの状態を切り替える手段を提供することで、オペ
レータがペンキーボードの種類をいちいち設定しなくて
もよくすることで、操作の負担を軽減することを目的と
する。

【０００９】本発明の別の目的は、手書き入力では、認
識結果の候補は２つ以上であることが多く、オペレータ
が、候補の中から最適な文字を選ぶ必要がある。この際
の操作の負担を軽減するために、カーソルのある文字に
連動して、手書き入力の候補の優先順位を変化させる手
段を提供することを目的とする。これにより、数字の訂
正の場合に数字の候補を優先して表示でき、オペレータ
が少ない操作で作業をおこなうことができる。

【００１０】更に、従来、ＯＣＲ文字認識などにより文
字を日本語ワードプロセッサなどの文書に取り込んだ場
合は、オペレータは、取り込んだ文章をひととおり目視
で確認するのが通常である。ある文字について、別の候
補を選択したり、訂正したりする必要がある場合は、オ
ペレータはその文字にカーソルを移動させてから操作を
行なうが、この場合、すべての文字にカーソルを移動し
て候補の文字を確認する処理を行なわなければならず、
操作が繁雑であった。

【００１１】そこで、本発明の目的は、ＯＣＲ文字認識
などから得られる２種類以上の候補をもつ文書におい
て、候補の結果が１つしかない文字にはカーソルが移動
せず、候補が２つ以上ある文字にのみカーソルを移動さ
せる手段を提供することを目的とする。これにより、全
部の文字にカーソルを移動することなく、候補が２つ以
上ある文字のみ手早く修正することを可能とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題の解
決を目的としてなされたもので、本発明の手段として、
ペンキーボード、手書き入力、ＯＣＲ認識装置、および
テキストを保持するテキストメモリー、カーソルのある
文字のテキスト中の位置（アドレス）を保持するための
カーソルポインタを保有し、また、入力文字やカーソル
移動を受け付け、テキストの編集、表示画面を制御する
ＣＰＵを備える。とくに、手書き文字認識やＯＣＲ認識
装置から得られるデータは１文字を認識させると得られ
る結果に２つ以上の候補があることも多いため、テキス
トメモリーは、テキスト中の各文字について、候補数、
候補の文字、優先順位をも保持できるようになってい
る。

【００１３】より具体的には、請求項１記載の発明で
は、文字記号を入力するための手書き入力ボードと、表
示装置の画面に表示されたキーボードのイメージにペン
タッチすることで、対応するキーが入力されるペンキー
ボードと、読み込んだ文書データを表示する表示手段と
を備えた文書処理装置において、前記ペンキーボードあ
るいはペンによる手書き入力により文字訂正を行う際、
カーソルのある文字に連動して、カーソル位置の文字の
データ種を認識し、該認識結果に対応するペンキーボー
ドを自動的に前記ペンキーボード上の前記表示部に表示
し、オペレータが表示された前記ペンキーボードをペン
タッチすることにより、訂正入力が可能となることを特
徴とする文書処理装置である。

【００１４】また、請求項２記載の発明では、カーソル
のある文字に連動して、その文字のデータ種を認識する
手段と、該認識結果に対応して手書き文字認識の結果候
補のデータ種の優先順位を変化させる手段を備える文書
処理装置である。

【００１５】更に、請求項３記載の発明では、ＯＣＲ文
字認識などから得られる２種類以上の候補をもつ文書に
おいて、候補の結果が１つしかない文字にはカーソルが
移動せず、候補が２つ以上ある文字にのみカーソルを移
動させる手段を備える文書処理装置である。

【００１６】請求項１記載の発明によれば、カーソルの
ある文字をテキストメモリーから読みだし、文字種に応
じて自動的にペンキーボードの状態を切り替え、画面に
表示することができる。

【００１７】請求項２記載の発明によれば、カーソルの
ある文字をテキストメモリーから読みだし、文字種に応
じて自動的に手書き入力の認識結果の候補の優先順位を
切り替え、画面に表示することができる。

【００１８】請求項３記載の発明によれば、テキスト中
の文字の候補数をテキストメモリーから読みだし、候補
数が１の文字にはカーソルが移動しないようし、次の候
補数が２以上の文字にカーソルを移動させることができ
る。

【００１９】

【発明の実施の形態】図１は本発明に関する実施の形態
による文書処理装置のシステム構成図である。

【００２０】図１のシステム構成図に示すように、キー
ボード１はキー入力装置であり、キーが押されると、キ
ーコードを発生させる。キーボード１には文字として文
書に格納される文字キー１−１と、カーソル移動を指示
するためのカーソルキー１−２を備える。編集装置２は、受け付けたキーに対応した文字を格納す
る。この中には、キー入力された文字やＯＣＲ認識装置
からの認識結果文字列を格納する編集バッファ２−１を
備える。

【００２１】表示装置／ペンキーボード座標入力装置３
は、表示制御部５からのビットマップデータにしたがっ
て表示を行うことにより、編集バッファ２−１の内容や
メッセージの文字等の表示を行う。また、この表示装置
３はペンキーボード座標入力装置を兼ねている。表示装
置３にはペンキーボードが表示でき、表示されたペンキ
ーボードにペンタッチするとペンの座標が入力される。

【００２２】手書き入力文字認識装置４は、手書き入力
した文字を認識し、結果の候補の文字コードを出力す
る。

【００２３】表示制御部５は、キャラクジェネレータ
（ＣＧ）データと呼ばれる文字コードと表示のためのビ
ットマップデータとの対応テーブルをもち、ＣＰＵ６か
ら文字コードを受け取り、表示装置３にその文字に対応
するビットマップデータを出力する。さらに、ペンキー
ボードの表示のためのビットマップデータであるペンキ
ーボード表示データ５−１も備えている。

【００２４】ＣＰＵ６はシステム全体の動作を制御する
中央演算装置である。

【００２５】ＯＣＲ認識装置７は印刷物等を読み込み、
文字を認識して結果の候補の文字コードを発生させるも
のである。

【００２６】図２は請求項１の本発明の第１の実施の形
態の動作を示すフローチャートである。図２のフローチ
ャートによれば、キーボードのカーソル移動キーが押さ
れる（ＳＴＥＰ１）と、カーソル位置が移動する。たと
えば、カーソル［→］キーの場合は、カーソルポインタ
を次の文字（通常は編集バッファのアドレスが１文字分
高位になる文字）を示すように進める。このとき、編集
装置からカーソルのある文字コードを読み出す（ＳＴＥ
Ｐ２）。文字コードはＪＩＳ漢字コードを用いているも
のとする。

【００２７】文字コードの範囲をチェックする（ＳＴＥ
Ｐ３）ことで、文字が「ひらがな」「カタカナ」「英数
字」「漢字」そのほかの文字かどうかを判別できる。具
体的に述べると、ＪＩＳ漢字コードを用いていれば、コ
ードの範囲が２４２１Ｈ〜２４７ＥＨならひらがなであ
る。２５２１Ｈ〜２５７ＥＨはカタカナ、３０２１Ｈ〜
４Ｆ５ＥＨは漢字、それ以外は英数字（記号類も英数字
とみなす）と判別できる。

【００２８】ＪＩＳ漢字コードと分類の関係を図３ない
し図９のＪＩＳ漢字コードと文字種の表に示す。

【００２９】表示制御部では、この結果にしたがい、
「ひらがなボード」「カタカナボード」「英数字ボー
ド」のいずれかを表示装置に表示する（ＳＴＥＰ４）。
これによって、カーソルのある文字に連動して、自動的
にペンキーボードの入力モード状態を切り替えることが
できる。

【００３０】図１０にペンキーボードの表示例を、また
図１１にテキストのカーソル表示位置によってペンキー
ボードの表示種類が変化する例を示す。

【００３１】次に、図１１を例にして、図２のフローチ
ャートにしたがって説明する。

【００３２】最初、カーソルは漢字“価”の位置にあ
り、「ひらがなペンキーボード」を表示した状態でカー
ソル移動キーを待ち続けているものとする（ＳＴＥＰ
１）。

【００３３】カーソル［→］キーが押されると、カーソ
ルを次の文字に移動させ、新しいカーソル位置の文字コ
ードを編集バッファから読み出す（ＳＴＥＰ２）。

【００３４】読み出した文字コードをチェックする。例
の場合では、文字は“１”でＪＩＳ漢字コードは２３３
１Ｈである。（ＳＴＥＰ３）。

【００３５】チェック結果が、英数字であるため、英数字
入力モードに切り替えて、「英数字ペンキーボード」を表
示する（ＳＴＥＰ４）。

【００３６】第２の実施の形態の動作を図１２のフロー
チャートに示す。図１２のフローチャートによれば、手
書き認識装置にたいし、手書きの入力データを与える
と、認識処理を行った後に、結果の文字コードが得られ
る。通常は、１文字分の入力に対し、１または２以上の
候補が得られる。このとき、編集装置からカーソルのあ
る文字コードを読み出す。文字コードはＪＩＳ漢字コー
ドを用いているものとする。

【００３７】読み出した文字コードの範囲をチェックす
ることで、文字が「ひらがな」「カタカナ」「英数字」
「漢字」そのほかの文字かどうかを判別できる。

【００３８】ひらがなの場合を例にとって説明すると、
編集バッファは、図１３のような構造になっており、１
つの文字についての候補は下位アドレスにあるものが優
先順位が高くなるように並んでいる。このため、各候補
文字のコードをチェックして、ひらがなのものが、そう
でないコードよりも下位アドレスに存在するように並べ
換える。この操作により、ひらがなの時はひらがなが優
先されるように候補の順序を並べ換えることができる。

【００３９】同様に、かたかなの時はカタカナ候補が、
英数字のときは英数字候補が優先されるように並べ換え
る。表示制御部５では、この結果にしたがい、認識結果
の候補を表示する。これによって、カーソルのある文字
に連動して、自動的に手書き入力の認識結果候補の優先
順位を変化させることができる。

【００４０】図１４にテキストのカーソル表示位置によ
って手書き認識の候補の順序が変化する例を示す。

【００４１】次に、図１５及び図１６を例にして、図１
２のフローチャートにしたがって説明する。最初、カ
ーソルは漢字“価”の位置にあるものとする。

【００４２】カーソル［→］キーでカーソルを１文字移
動させ、この状態で手書き認識装置に１文字手書き文字
を入力すると、結果の候補が得られる。結果の候補は
“イ”,“Ｉ”，“１”の３つであったとする（ＳＴＥ
Ｐ１）。

【００４３】この候補は、編集バッファに格納される
が、この時の編集バッファの様子を図１５に示す。

【００４４】カーソルのある文字コードを編集バッファ
から読み出す。この場合文字は“１”でコードは２３３
１Ｈである（ＳＴＥＰ２）。

【００４５】文字コードをチェックする。この場合は英
数字に該当する（ＳＴＥＰ３）。

【００４６】英数字の候補が優先されるように候補を並
べ変える（ＳＴＥＰ４）。この時の編集バッファの様子
を図１６に示す。

【００４７】結果の候補を編集バッファの優先順位にし
たがって表示する（ＳＴＥＰ５）。

【００４８】本発明の第３の実施の形態の動作を図１７
のフローチャートに示す。図１７のフローチャートによ
れば、ＯＣＲ文字認識の結果を編集する場合、編集装置
では各文字について候補数と第１候補文字、第２以降の
候補文字を保持しており、候補文字の表示や選択が行え
るようになっているのが通常である。

【００４９】この前提のもとで、カーソル移動キーが押
されると、カーソル位置が移動する。このとき、編集装
置からカーソルのある文字の候補数を読み出す。候補数
が１であれば終了である。候補数が２以上の場合は、さ
らに次の文字にカーソルが移動し、カーソルのある文字
の候補数を読み出す。この処理が候補数が１になるまで
繰り返される。これによって、候補の結果が１つしかな
い文字にはカーソルが移動せず、候補が２つ以上ある文
字にのみカーソルが移動する。

【００５０】図１８にＯＣＲ認識の候補の数によって、
カーソルが移動する例を示す。

【００５１】次に、図１８を例にして、図１７のフロー
チャートにしたがって説明する。

【００５２】最初、編集バッファは図１３の状態になっ
ており、カーソルは数字“０”の位置にあって、カーソ
ル移動キーを待ち続けているものとする（ＳＴＥＰ
１）。

【００５３】カーソル［→］キーを押すとカーソルが１
文字移動する。例では、文字“万”に移動する（ＳＴＥ
Ｐ２）。

【００５４】カーソルのある文字の候補数を編集バッフ
ァから読み出す（ＳＴＥＰ３）。

【００５５】例の文字“万”の候補数は１である。した
がって、ＳＴＥＰ２にもどり、再度［→］キーが入力さ
れた場合と同じようにカーソルが移動する。この例では
カーソルは文字“円”に移動する。そして再びカーソル
位置の文字の候補数を読み出す。今度は候補数が２であ
るので、カーソル移動を終了する（ＳＴＥＰ４）。

【００５６】

【発明の効果】請求項１によれば、カーソルのある文字
に移動するだけで、ペンキーボードの入力モード状態が
切り替わり、表示が行われる。これにより、オペレータ
がペンキーボードの入力モード切り替えを行う操作が不
要になり、作成済みの文書の数値を訂正するような場合
において、作業効率があがるという効果がある。

【００５７】請求項２によれば、カーソルのある文字に
連動して手書き入力文字認識の結果候補の優先順位が変
わる。これにより、数値の訂正などでは、数字の候補が
優先的に表示されるため、オペレータの作業効率があが
る効果がある。

【００５８】更に、請求項３によれば、候補が１つしか
ない文字にはカーソルが移動しないので、オペレータが
候補を確認して選択を行う必要のある文字を捜し出すと
きの作業効率があがる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態のシステム構成図である。

【図２】本発明の第１の実施の形態のフローチャートで
ある。

【図３】本発明の実施の形態で使用されるＪＩＳ漢字コ
ードと文字種の表である。

【図４】本発明の実施の形態で使用されるＪＩＳ漢字コ
ードと文字種の表である。

【図５】本発明の実施の形態で使用されるＪＩＳ漢字コ
ードと文字種の表である。

【図６】本発明の実施の形態で使用されるＪＩＳ漢字コ
ードと文字種の表である。

【図７】本発明の実施の形態で使用されるＪＩＳ漢字コ
ードと文字種の表である。

【図８】本発明の実施の形態で使用されるＪＩＳ漢字コ
ードと文字種の表である。

【図９】本発明の実施の形態で使用されるＪＩＳ漢字コ
ードと文字種の表である。

【図１０】本発明の実施の形態のペンキーボードの表示
例を示す図面である。

【図１１】本発明の実施の形態のカーソル位置をペンキ
ーボードの表示例を示す図面である。

【図１２】本発明の第２の実施の形態のフローチャート
である。

【図１３】本発明の実施の形態で使用される編集バッフ
ァの構造を示す図面である。

【図１４】本発明の実施の形態で使用されるカーソル位
置と手書き候補の表示例を示す図面である。

【図１５】本発明の実施の形態で使用される、手書き認
識装置から認識結果の候補を得た直後の編集バッファの
状態を示す図面である。

【図１６】本発明の実施の形態で使用される、手書き認
識装置から得た候補をカーソルの文字種に応じて並べ換
えたときの編集バッファの状態を示す図面である。

【図１７】本発明の第３の実施の形態のフローチャート
である。

【図１８】本発明の実施の形態で使用される、ＯＣＲ認
識結果の候補数とカーソル移動の例を示す図面である。

【図１９】従来技術において、ペンキーボードを使用す
る場合の動作を示すフローチャートである。

【符号の説明】

１キーボード１−１文字キー１−２カーソルキー２編集装置２−１編集バッファ３表示装置／ペンキーボード座標入力装置４手書き入力文字認識装置５表示制御部５−１ペンキーボード表示データ６ＣＰＵ７ＯＣＲ認識装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】文字記号を入力するための手書き入力ボ
ードと、表示装置の画面に表示されたキーボードのイメ
ージにペンタッチすることで、対応するキーが入力され
るペンキーボードと、読み込んだ文書データを表示する
表示手段とを備えた文書処理装置において、前記ペンキーボードあるいはペンによる手書き入力によ
り文字訂正を行う際、カーソルのある文字に連動して、
カーソル位置の文字のデータ種を認識し、該認識結果に
対応するペンキーボードを自動的に前記ペンキーボード
上の前記表示部に表示し、オペレータが表示された前記
ペンキーボードをペンタッチすることにより、訂正入力
が可能となることを特徴とする文書処理装置。
【請求項２】カーソルのある文字に連動して、その文
字のデータ種を認識する手段と、該認識結果に対応して
手書き文字認識の結果候補のデータ種の優先順位を変化
させる手段を備える請求項１記載の文書処理装置。
【請求項３】ＯＣＲ文字認識などから得られる２種類
以上の候補をもつ文書において、候補の結果が１つしか
ない文字にはカーソルが移動せず、候補が２つ以上ある
文字にのみカーソルを移動させる手段を備える請求項１
記載の文書処理装置。