JPH09112966A - 空気調和機及び空気調和機の室外機並びに室外機の脚 - Google Patents

空気調和機及び空気調和機の室外機並びに室外機の脚

Info

Publication number
JPH09112966A
JPH09112966A JP27013495A JP27013495A JPH09112966A JP H09112966 A JPH09112966 A JP H09112966A JP 27013495 A JP27013495 A JP 27013495A JP 27013495 A JP27013495 A JP 27013495A JP H09112966 A JPH09112966 A JP H09112966A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor unit
panel
air conditioner
refrigerant
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27013495A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Iketani
和則 池谷
Tatsuya Mochizuki
達哉 望月
Hiroshi Iwasaki
岩崎  弘
Tetsuya Iizuka
哲矢 飯塚
Shinichi Moriya
慎一 守屋
Kenichi Unno
賢一 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27013495A priority Critical patent/JPH09112966A/ja
Publication of JPH09112966A publication Critical patent/JPH09112966A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で、保守点検が容易に行える空気
調和機の室外機を構成する。 【解決手段】 室外機の筐体1には、正面パネル2、右
側面パネル3、左側面パネル4、背面パネル6を一体成
形により形成し、各パネルの境界には波状部15、1
6、17、18を形成して、この波状部を折り曲げるこ
とにより成形し、各パネルの接続に必要なネジ等を減少
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和機及び空
気調和機の室外機並びに室外機の脚に関し、特に、低コ
スト化できる室外機の筐体の構成及び室外機を支持する
脚の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1 従来、空気調和機の室外機の筐体は、底面を除く他の5
面を、5枚のパネルにより構成したり、正面と側面のパ
ネルをコ字状に形成したものが知られている。
【0003】従来例2 また、室外機の把手は部品点数を減少させるために、天
面パネルの内側に入り込む側面パネル上部を筐体内部側
へ凹ませて形成し、把手そのものを別部材として必要と
しない構成のものが知られている(実開昭63−772
4号公報)。
【0004】従来例3 室外機内には電気品を集中させた電気品箱があり、特
に、パワートランジスタの放熱を確保する必要があり、
放熱フィン等が用いられていた。
【0005】従来例4 空気調和機に用いられる冷媒を流通させる接続配管に
は、通常銅管等を用い、銅管同士を接続するために、該
銅管を切断するなどの加工がなされる。この際、銅管を
削ったカスが生じ、配管中の冷媒に混ざり運ばれると、
圧縮機やキャピラリーチューブ等に付着する問題がある
ため、これを漉し取るために冷媒回路中には特にストレ
ーナが設けられていた。図15はこの従来のストレーナ
100を示す一部切欠側面図である。
【0006】従来例5 室外機を傾斜した設置面に設置するための構成には、傾
斜に対応して、室外機を支持する4本の脚の長さを予め
前後で長短を揃えたものが知られている(特公平2−2
67437号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来例1のものでは、
5枚の各パネルにより組み立て構成した場合には部品点
数が増え、コストがかかり、またコ字状のものでは、組
み立ては容易となるが、保守点検の際に作業性が低下す
る問題があった。
【0008】また、従来例2のものでは、部品点数を減
少させることができるが、筐体内部へ凹んだ把手部分
は、室外機内部の専有体積を減少させてしまう問題があ
った。
【0009】また、従来例3のものでは、電気品箱内で
のパワートランジスタの絶縁(漏れ電流対策)が必要で
あり、また、室外に設置される室外機においては水の浸
入による絶縁性について特に問題となるものであった。
【0010】従来例4のものでは、ストレーナは個別に
形成されていたために、結局部品点数が増えてしまう問
題があった。
【0011】従来例5のものでは、4本の脚の長さは予
め決定されているため、実際の設置場所で適切な長短の
長さに対応することが困難であり、多数の長短のタイプ
の脚を予め用意すると、その保管、管理が煩雑になって
しまうという問題があった。また、傾斜面での設置以外
には利用が困難である。
【0012】このために、この発明では、室外機の部品
点数を減少させると共に、パネルの取り外しをより容易
行える空気調和機の室外機を提供することを目的とす
る。
【0013】また、室外機の把手部分についての部品点
数を増加させず、また、室外機の専有体積を狭めること
がない室外機を提供することを目的とする。
【0014】また、室外機の電気品箱においてパワート
ランジスタの絶縁(漏れ電流対策)ができ、水の浸入に
よる絶縁性を高めることができる室外機を提供すること
を目的とする。
【0015】また、ストレーナの機能を低下させること
なく部品点数の少ない空気調和機を提供することを目的
とする。
【0016】また、室外機を傾斜のある設置面やその他
の設置場所にも容易に設置できる室外機の脚を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】このために請求項1に係
る発明では、圧縮機、熱交換器、ファン、電気品箱を覆
う正面パネル及び側面パネルを一体に構成した空気調和
機の室外機であって、上記正面パネルと側面パネルの何
れかに天面パネルまたは背面パネルが一体に形成されて
いることを特徴とする。
【0018】また、請求項2に係る発明では、正面パネ
ルと側面パネル、正面パネルと天面パネル、側面パネル
と天面パネル、側面パネルと背面パネルの何れかが、各
パネル同士の位置を変化させる可動手段により接続され
ていることを特徴とする。
【0019】また、請求項3に係る発明では、天面パネ
ルを縁取る縁部には、この天面パネル自体を室外機の外
方へ突出されて形成された把手が設けられていることを
特徴とする。
【0020】また、請求項4に係る発明では、内部に電
気品箱を有する空気調和機の室外機であって、パワート
ランジスタを有する配線基板に接触して上記パワートラ
ンジスタの熱を放出する放熱フィンと、この放熱フィン
を上記電気品箱に固定する樹脂製の固定具とを備えたも
のである。
【0021】また、請求項5に係る発明では、固定具は
放熱フィンの外周を包囲する周縁部を有し、この周縁部
が電気品箱に取り付けられることを特徴とする。
【0022】また、請求項6に係る発明では、電気品箱
の側面には放熱フィンが位置する切欠を設け、固定具に
はこの切欠の縁に係合する係合手段を形成したことを特
徴とする。
【0023】また、請求項7に係る発明では、冷媒が流
通する冷媒回路に設けられたストップバルブ内の流路
に、冷媒に運ばれるゴミを捕集するストレーナを設けた
ことを特徴とする。
【0024】また、請求項8に係る発明では、ストップ
バルブ内の流路に流路の径が狭まる凸部を形成し、この
凸部近傍にも縮径した縮径部を形成して上記凸部と縮径
部との間にストレーナを収容する収容部を設けたことを
特徴とする。
【0025】また、請求項9に係る発明では、ストップ
バルブの流路に流路の径が広がる拡大部を形成し、この
拡大部に挿入される接続配管の先端と拡大部との間にス
トレーナを位置させたことを特徴とする。
【0026】また、請求項10に係る発明では、ストレ
ーナは、冷媒の通過する多数の空間を有する網と、この
網の端縁を保持し冷媒の通過しないホルダーとから構成
されることを特徴とする。
【0027】また、請求項11に係る発明では、室外機
を載置する基部と、この基部に複数位置で着脱可能に接
続される前脚体及び後脚体と、この前脚体と上記基部と
を連結する連結具とを備え、上記基部には長穴の上辺に
凹部を複数形成し、この凹部に上記連結具の先端側が係
合する調節部が設けられ、上記前客体及び後脚体には長
手方向に複数個のネジ穴が形成され、上記後脚体には脚
体自身の強度を補う補強部が形成され、この補強部と上
記上記連結具とを係合可能としたことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
実施の形態1 この実施の形態では、特に室外機の筐体について説明す
る。図1は室外機の分解斜視図であり、図において1は
室外機の筐体であり、正面パネル2、右側面パネル3、
左側面パネル4、天面パネル5、背面パネル6からな
り、その内部には、底板7に設置された圧縮機8、熱交
換器9、送風機(ファンを含む)10を備え、仕切板1
1により、機械室12と送風機室13とに区画されてい
る。機械室12の上部には各構成に係る電気品を集中し
た電気品箱14が設置されている。
【0029】図1において、正面パネル2、左右側面パ
ネル4、3、背面パネル6を1枚の板金をプレスにより
成形してあり、別体の天面パネル5を左右側面パネル
4、3にネジ止めするようにしてある。よって筐体1は
2ピース構成からなる。図2は図1の筐体1を抽出した
拡大図である。15、16、17は、筐体角部に波状に
凹凸が生じるように形成され、正面パネル2と左右側面
パネル4、3とが、また、右側面パネル3と背面パネル
6とがそれぞれ位置を変化させる可動手段としての波状
部である。波状部15〜17の凹及び凸の本数は2〜3
が適当であるが、パネルの厚さや強度により適宜設定す
ればよい。
【0030】以上の構成からなる空気調和器の室外機に
よれば、各パネルを組み立てる際には部品点数が減少
し、その使用時には、各パネル間に継ぎ目の数が激減す
るため、雨水等の浸入をより防止し易くでき、更に、室
外機を保守点検する際には、波状部15〜17により、
筐体は各パネル自体を取り外すことなく折り返すことに
より容易にパネルを剥がすことができ、保守点検が容易
となる。
【0031】なお図3は、筐体1を、天面パネル5、正
面パネル2、左右側面パネル4、3を1ピースとしたも
のに、背面パネル6を別体で構成した例を表している。
18は波状部15〜17と同様の波状部である。さら
に、全パネルを全て1ピース構成とし、筐体1を1枚の
板金から構成するようにしてもよい。
【0032】実施の形態2 図4空気調和機の室外機を表す一部切欠斜視図であり、
図において20は室外機の天面パネルを示し、側面パネ
ル21に嵌合してネジ止めされている。22は把手であ
り、矩形の天面パネル20の対向する短辺23側にそれ
ぞれ設けられている。把手22は天面パネル20の短辺
23をプレス成形して、その縁部24が室外機の外方へ
突出されるように構成されている。図5は把手22の部
分断面図であり、25は縁部24が側面パネル21側へ
入り込むように形成されたカーリングであり、縁部24
のうち側面パネルよりも外方へ突出する部分全てに渡っ
て形成されている。
【0033】以上の構成によれば、手を掛ける把手を形
成するために特別の部材を必要とせず、しかも側面パネ
ル21を室外機内側へ凹ませる必要もなく、従って室外
機の専有体積を減少させることもない。また、カーリン
グ25が円弧を形成するように縁部24が丸められてい
るため、手を傷めることなく把持し易くできる。
【0034】実施の形態3 図6は図1に示されるような空気調和機の室外機に設置
される電気品箱の分解斜視図である。図において電気品
箱30は各電気品を収納し、電気品箱30の一部を構成
する壁面31に切欠32を有している。33は配線基板
であり、パワートランジスタ34を備ている。パワート
ランジスタ34には、その熱を放出するためのアルミ製
の放熱フィン35が取り付けてあり、放熱フィン35と
パワートランジスタ34は共に配線基板33にネジ止め
してあり、放熱フィン35は樹脂製の固定具36により
切欠32に固定されるようにしてある。従って固定具3
6により、電気品箱30の壁面31に配線基板33、放
熱フィン35、パワートランジスタ34が固定される。
【0035】固定具36は放熱フィン35の外周を包囲
する周縁部37を有し、この周縁部37に放熱フィン3
5が嵌合することにより固定する。固定具はさらに壁面
31の切欠32を縁取る縁37に係合するため係合手段
38を備えている。図6のものでは嵌合する手段を備え
ているが、係合の態様はいかようであってもよい。従っ
てネジ係合のためのネジ穴を有することによっても実現
できる。
【0036】以上の構成による電気品箱を備えた室外機
では、配線基板32は樹脂製の固定具36により電気品
箱30の壁面31に固定されることになり、配線基板3
2の絶縁が確保され、電気品箱30が導電性の材質であ
っても差し支えないこととなり、漏れ電流対策が可能と
なる。さらに係合手段38が嵌合により行われるため、
電気品箱30内に水が容易には入り込み難くなり絶縁性
をより確実にできる。
【0037】実施の形態4 この実施の形態では、ストレーナを単独で設けずに部品
点数を減少させる空気調和機を説明する。まず前提とな
る図7の空気調和機の暖房時の冷媒回路を説明する。低
温低圧のガス冷媒は、圧縮機40で高温高圧のガス冷媒
に圧縮され四方弁41に導かれる。高温高圧のガス冷媒
は室内熱交換器42へ導かれ、ここでガス冷媒は液化
し、この時凝縮熱を室内に放出する。こうして室内に温
風を送り暖房する。さらに液化した高圧の冷媒は毛細管
43により、より低温低圧の気液二相冷媒になり、室外
熱交換器44へ導かれる。ここで、戸外の空気から熱を
吸収した冷媒は蒸発し低温低圧のガス冷媒となる。その
後四方弁41を通り圧縮機40へ冷媒を送り込み、暖房
循環運転が行われる。
【0038】図8は四方弁41を回転させて流路を変え
て逆に冷房時の運転を表す冷媒回路を示している。低温
低圧のガス冷媒は、圧縮機40で高温高圧のガス冷媒に
圧縮され四方弁41に導かれる。高温高圧のガス冷媒は
室外熱交換機44へ導かれ、ここでガス冷媒は液化し、
この時凝縮熱を室外に放出する。液化した高圧の冷媒は
毛細管43により低温低圧の気液二相冷媒になり室内熱
交換器42へ導かれる。ここで、室内の空気から熱を吸
収し冷媒は蒸発し低温低圧のガス冷媒となる。室内空気
から熱を吸収することにより冷房が行われる。その後、
四方弁41を通り圧縮機40へ冷媒を送り込み冷凍サイ
クル運転が行われる。
【0039】図7、8において45、47はストップバ
ルブを示し、室外機に設けられる。空気調和機を実際に
設置する場合には、冷媒は室外機内の冷媒回路46中に
封じられており、この冷媒が漏れ出さないようにストッ
プバルブ45、47が封止している。
【0040】図9は空気調和機の使用時のストップバル
ブ45、47の断面図であり、封鎖時用のバルブは省略
してあり、暖房時の冷媒の流れが矢印により示されてい
る。ストップバルブ45、47の流路48を形成する管
状部49には流路48の径が狭まる凸部50が形成され
ている。この凸部50近傍には管状部49が縮径した縮
径部51が形成され、凸部50と縮径部51とでストレ
ーナ52を収容する収容部53が構成される。なお、ス
トレーナ52は、管状部49が未だ縮径成形されない状
態で収容部50に予め収容しておき、その後縮径成形す
ることによりストップバルブ45、47中に挿入するこ
とができる。但し、ストレーナ52の収容状態はストレ
ーナが固定され、動かないことが好ましいが、若干ぐら
つく程度でもよい。ストレーナ52は、半円球状で多数
の空間を有する金網58の端縁を環状で冷媒が通過しな
い(穴がない)ホルダー57に取り付けたものでよい。
【0041】空気調和機を設置する際に冷媒回路を構成
する冷媒配管を切断・接続する際に管の切り屑等が生
じ、実際の運転中に冷媒中に含有され易い。この場合特
に、毛細管43に切り屑等が入ると詰まりを起こし易
い。しかし、上記のような構成からなる空気調和機で
は、暖房運転をした際に室内熱交換器42からストップ
バルブ45を通過する冷媒中に含まれる切り屑等はスト
レーナ52の金網に漉されて冷媒回路46中を循環する
ことが減少し、特に毛細管43で詰まりを起こすことも
防止できる。しかも、本例では、ストレーナ52を単独
で構成せず、ストップバルブ45に直接簡易に組み込む
ため、必要な部品点数が減少し、空気調和機のコストを
減少させ、簡易な組み立て工程により実現することが可
能となる。
【0042】また、ストレーナ52は、冷媒を通過させ
ないホルダーが金網を保持するようにしているため、流
路48内の冷媒は全て金網を通過し、濾過作用を十分に
行うことができる。
【0043】なお、冷房運転を行い、冷媒の経路が冷媒
回路中で逆になる(図7及び図8参照)りストレーナ5
2の金網に捕捉された切り屑等が逆流することが想定さ
れる。しかし、逆流した切り屑等は圧縮機40の液溜4
0a内に沈殿し滞留するため、逆流した切り屑等が毛細
管43に還流することはない。
【0044】図10はストップバルブ45、47を他の
構成により実現した例を表し、54は流路48の径が広
がる拡大部を示し、この拡大部54には接続配管55が
挿入される。接続配管55の先端56と拡大部54との
間にはストレーナ52のホルダー57が位置し、ホルダ
ー57は金網58を流路48のほぼ中央に保持してい
る。本例の場合拡大部54は流路48の径が広がった部
分を意味する。
【0045】この例によれば、接続配管55の先端56
と拡大部54との間でストレーナ52を保持するから、
接続配管55をストップバルブ45、47に接続するだ
けでストレーナ52を組み付ける作業が完了し、ストレ
ーナ52をストップバルブ45、47に組み込む作業が
極めて容易であり、ストレーナ52を単独に構成する従
来のものに比べて製造コストを低減でき、製造作業性も
向上する。また、ストップバルブ45、47自体には、
ストレーナ52を組み込んだ後の成形作業が不要である
利点も有する。
【0046】図11はさらに他の構成からなるストップ
バルブを示し、ストレーナ52は拡大部54の内径輪郭
に相似の輪郭を有するフレア52aを有し、ホルダーを
使用していない。このフレア52aが接続配管55の先
端56と拡大部54との間に位置している。但し、フレ
ア52aの接続配管55側にはストレーナ52を押さえ
るためのリング59を設けてある。リング59の材質は
冷媒に化学反応しない材質であれば何でもよい。また、
接続配管55とストップバルブ45、47との境界部に
はロー付け60が施され、両者の接続状態をより強固と
してある。この例によれば、上記の例と同様に簡易にス
トレーナ52をストップバルブ45、47に組み込むこ
とができる。
【0047】実施の形態5 本例は空気調和機の室外機を載置する脚の斜視図を表
し、特に、室外機を吊り下げ、平面への設置、傾斜面へ
の設置等を可能とする多用途の脚である。図12は平面
への設置状態のための外観斜視図であり、図において6
0はL字状の枠部材を矩形に組み合わせた基部であり、
各角部にはL字状の脚体61をネジ止めにより接続して
ある。基部60の矩形の平行する2本の短辺にはそれぞ
れ長穴の上辺に凹部62を複数形成した調節部63が平
行に設けられている。脚体61には一定間隔をおいてネ
ジ穴69を長手方向に多数、L字状の2面それぞれで並
ぶように穿設してある。脚体61には前脚体61aと後
脚体61bとがあり、後脚体61bにはネジ穴を有する
補強部64が前脚体61a側に構成されている。その他
65は連結具、66は防振用ゴムであり、脚体61にネ
ジにより着脱可能に取付られている。
【0048】図13は、本例に係る脚が、傾斜面に用い
られる場合に取られる形態を示す外観斜視図であり、図
12に示した脚を別に組み替えたものである。前脚体6
1aは一旦基部60から外されL字が外側を向くように
して再度基部60へ固定される(この際一旦、仮り止め
をし、傾斜角度が決定された後本固定すればよい)。連
結具65を一旦基部60から取り外し、連結具65の先
端の凸部65aを調節部63の凹部へ挿入し、他端65
bを前脚体61aの下端側のネジ穴69の適宜位置とネ
ジにより連結する。前脚体61aの傾斜角度は、複数の
凹部62へ凸部65aを試し挿入することにより最適の
状態を見いだすことができる。前脚体61aの傾斜角度
が決定したら、ネジ67を本固定すればよい。前脚体6
1aは左右に2組あるが両方共同様に組み付ければよ
い。なお、図13の脚では、後脚体61bは不要とな
る。図13の脚では、基部60の短辺、連結具65、前
脚体61aとが3角形を形成しているため、室外機の固
定のための強度は容易に得られる。なお、防振用ゴム6
6も一旦各脚体から外され、再度脚体のL字面の適宜位
置にネジ固定される。
【0049】図14は、室外機を宙づりにする際(例え
ば集合住宅のベランダ等の壁面に室外機を設置する場
合)に、図12、13に示した脚を別に組み替えた外観
斜視図である。図14では後脚体61bを付加した点以
外は図13と同様の構成であるので説明は省略する。但
し、前脚体61aと基部60の短辺とが構成する角度は
この場合に厳密に規定されない。後脚体61bは補強部
64を連結具65にネジにより係合70され、補強部6
4の近傍のネジ穴ともネジ係合70される。そして後脚
体61bの上部は吊り具となる。よって、室外機を載置
する基部60は前脚体61a、連結具65、後脚体61
bとにより吊り固定される。
【0050】以上のように、本例の脚によれば、基部6
0、前脚体61a、後脚体61b、連結具65により室
外機を平坦面にも傾斜面にも宙づり状態にも設置できる
ため従来のように各設置状態に応じた脚を個別にそれぞ
れ製造、保管、管理する必要をなくすことができ、多様
な設置状態に対応可能な脚を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る室外機の分解斜
視図である。
【図2】 この発明の実施の形態に係る室外機筐体の斜
視図である。
【図3】 この発明の実施の形態に係る室外機筐体の斜
視図である。
【図4】 この発明の実施の形態に係る室外機筐体の要
部斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態に係る室外機筐体の要
部断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態に係る電気品箱の分解
斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態に係る空気調和機の暖
房時の冷媒回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態に係る空気調和機の冷
房時の冷媒回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態に係るストップバルブ
の断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態に係るストップバル
ブの断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態に係るストップバル
ブの断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態に係る室外機の脚の
外観斜視図である。
【図13】 この発明の実施の形態に係る室外機の脚の
外観斜視図である。
【図14】 この発明の実施の形態に係る室外機の脚の
外観斜視図である。
【図15】 従来のストレーナを示す一部切欠側面図で
ある。
【符号の説明】
1は筐体、2は正面パネル、3は右側面パネル、4は左
側面パネル、5は天面パネル、6は背面パネル、7は底
板、8は圧縮機、9は熱交換器、10は送風機、11は
仕切板、12は機械室、13は送風機室、14は電気品
箱、15、16、17、18は波状部、20は天面パネ
ル、21は側面パネル、22は把手、23は短辺、24
は縁部、25はカーリング、30は電気品箱、31は壁
面、32は切欠部、33は配線基板、34はパワートラ
ンジスタ、35は放熱フィン、36は固定具、37は縁
部、38は嵌合手段、40は圧縮機、41は四方弁、4
2は室内熱交換器、43は毛細管、44は室外熱交換
器、45はストップバルブ、46は冷媒回路、47はス
トップバルブ、48は流路、49は管状部、50は凸
部、51は縮径部、52はストレーナ、53は収容部、
54は拡大部、55は接続配管、56は先端、57はホ
ルダー、58は金網、59はリング、60は基部、61
は脚体、62は凹部、63は調節部、64は補強部、6
5連結具、66は防振用ゴム、67はネジ、68はネ
ジ、69はネジ穴である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 哲矢 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 守屋 慎一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 海野 賢一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、熱交換器、ファン、電気品箱を
    覆う正面パネル及び側面パネルを一体に構成した空気調
    和機の室外機であって、上記正面パネルと側面パネルの
    何れかに天面パネルまたは背面パネルが一体に形成され
    ていることを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 【請求項2】 正面パネルと側面パネル、正面パネルと
    天面パネル、側面パネルと天面パネル、側面パネルと背
    面パネルの何れかが、各パネル同士の位置を変化させる
    可動手段により接続されていることを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機の室外機。
  3. 【請求項3】 天面パネルを縁取る縁部には、この天面
    パネル自体を室外機の外方へ突出されて形成された把手
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の空気
    調和機の室外機。
  4. 【請求項4】 内部に電気品箱を有する空気調和機の室
    外機であって、パワートランジスタを有する配線基板に
    接触して上記パワートランジスタの熱を放出する放熱フ
    ィンと、この放熱フィンを上記電気品箱に固定する樹脂
    製の固定具とを備えた空気調和機の室外機。
  5. 【請求項5】 固定具は放熱フィンの外周を包囲する周
    縁部を有し、この周縁部が電気品箱に取り付けられるこ
    とを特徴とする請求項4記載の空気調和機の室外機。
  6. 【請求項6】 電気品箱の側面には放熱フィンが位置す
    る切欠を設け、固定具にはこの切欠の縁に係合する係合
    手段を形成したことを特徴とする請求項4記載の空気調
    和機の室外機。
  7. 【請求項7】 冷媒が流通する冷媒回路に設けられたス
    トップバルブ内の流路に、冷媒に運ばれるゴミを捕集す
    るストレーナを設けたことを特徴とする空気調和機。
  8. 【請求項8】 ストップバルブ内の流路に流路の径が狭
    まる凸部を形成し、この凸部近傍にも縮径した縮径部を
    形成して上記凸部と縮径部との間にストレーナを収容す
    る収容部を設けたことを特徴とする請求項7記載の空気
    調和機。
  9. 【請求項9】 ストップバルブの流路に流路の径が広が
    る拡大部を形成し、この拡大部に挿入される接続配管の
    先端と拡大部との間にストレーナを位置させたことを特
    徴とする空気調和機。
  10. 【請求項10】 ストレーナは、冷媒の通過する多数の
    空間を有する網と、この網の端縁を保持し冷媒の通過し
    ないホルダーとから構成されることを特徴とする請求項
    7、8、9記載の空気調和機。
  11. 【請求項11】 室外機を載置する基部と、この基部に
    複数位置で着脱可能に接続される前脚体及び後脚体と、
    この前脚体と上記基部とを連結する連結具とを備え、上
    記基部には長穴の上辺に凹部を複数形成し、この凹部に
    上記連結具の先端側が係合する調節部が設けられ、上記
    前客体及び後脚体には長手方向に複数個のネジ穴が形成
    され、上記後脚体には脚体自身の強度を補う補強部が形
    成され、この補強部と上記上記連結具とを係合可能とし
    たことを特徴とする空気調和機の室外機の脚。
JP27013495A 1995-10-18 1995-10-18 空気調和機及び空気調和機の室外機並びに室外機の脚 Pending JPH09112966A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27013495A JPH09112966A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 空気調和機及び空気調和機の室外機並びに室外機の脚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27013495A JPH09112966A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 空気調和機及び空気調和機の室外機並びに室外機の脚

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003160525A Division JP3855967B2 (ja) 2003-06-05 2003-06-05 空気調和機の室外機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09112966A true JPH09112966A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17482033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27013495A Pending JPH09112966A (ja) 1995-10-18 1995-10-18 空気調和機及び空気調和機の室外機並びに室外機の脚

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09112966A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002081696A (ja) * 2000-09-01 2002-03-22 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外ユニット
EP1213545A1 (en) * 1999-08-24 2002-06-12 Daikin Industries, Ltd. Outdoor unit of air conditioner
JP2007147250A (ja) * 2005-11-01 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外ユニット
JP2008138940A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機
CN100410589C (zh) * 2005-03-15 2008-08-13 东芝开利株式会社 空调室外机
JP2010164221A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Panasonic Corp 空気調和機の室外ユニット
JP2012112552A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機
WO2016080461A1 (ja) * 2014-11-21 2016-05-26 ヤンマー株式会社 ヒートポンプ
US9453649B2 (en) 2013-08-06 2016-09-27 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit and air-conditioning apparatus

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1213545A1 (en) * 1999-08-24 2002-06-12 Daikin Industries, Ltd. Outdoor unit of air conditioner
EP1213545A4 (en) * 1999-08-24 2003-05-07 Daikin Ind Ltd OUTDOOR UNIT OF AIR CONDITIONING APPARATUS
JP4538925B2 (ja) * 2000-09-01 2010-09-08 三菱電機株式会社 空気調和機の室外ユニット
JP2002081696A (ja) * 2000-09-01 2002-03-22 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外ユニット
CN100410589C (zh) * 2005-03-15 2008-08-13 东芝开利株式会社 空调室外机
JP2007147250A (ja) * 2005-11-01 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の室外ユニット
JP2008138940A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Daikin Ind Ltd 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機
JP2010164221A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Panasonic Corp 空気調和機の室外ユニット
JP2012112552A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室外機
US9453649B2 (en) 2013-08-06 2016-09-27 Mitsubishi Electric Corporation Outdoor unit and air-conditioning apparatus
WO2016080461A1 (ja) * 2014-11-21 2016-05-26 ヤンマー株式会社 ヒートポンプ
US10605466B2 (en) 2014-11-21 2020-03-31 Yanmar Co., Ltd. Heat Pump
US11441794B2 (en) 2014-11-21 2022-09-13 Yanmar Power Technology Co., Ltd. Heat pump

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100388056B1 (ko) 분리형공기조화기의실외유니트
JP6227166B2 (ja) 室外機
JPH09112966A (ja) 空気調和機及び空気調和機の室外機並びに室外機の脚
JP4229196B2 (ja) 空気調和機の室外機
US20080314068A1 (en) Outdoor unit of air conditioner
WO2018025325A1 (ja) 室外ユニット、空気調和装置、及び、室外ユニットの取っ手の製造方法
JP3855967B2 (ja) 空気調和機の室外機
KR20050024157A (ko) 에어컨 실외기의 진동방지 및 절연 구조
JP3706575B2 (ja) アキュムレータ固定装置
JPH08285329A (ja) 空気調和機
JP2871542B2 (ja) 壁埋込形空気調和機
JP2005133971A (ja) 空気調和機
JP2006308283A (ja) 空気調和機
CN221055125U (zh) 一种空调
JPH0445335A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP3258785B2 (ja) 空気調和機
KR100267918B1 (ko) 분리형 공기조화기
JP2019078488A (ja) 空気調和装置
KR100423605B1 (ko) 에어컨 실외기의 응축기 고정구조
KR100931624B1 (ko) 에어컨배관 조인트 시스템박스
KR100432694B1 (ko) 에어컨 실외기의 소음 저감 구조
JPH11325643A (ja) 冷凍装置
CN117663292A (zh) 空调装置
JP3009046U (ja) 空気調和機の室外機
KR100297131B1 (ko) 룸에어컨용실내기

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Effective date: 20040721

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421