JPH09111597A - 織機でタオル織地を製造するためのパイルたて糸の制御装置 - Google Patents

織機でタオル織地を製造するためのパイルたて糸の制御装置

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JPH09111597A
JPH09111597A JP8216311A JP21631196A JPH09111597A JP H09111597 A JPH09111597 A JP H09111597A JP 8216311 A JP8216311 A JP 8216311A JP 21631196 A JP21631196 A JP 21631196A JP H09111597 A JPH09111597 A JP H09111597A
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ワルター、トルイヤン
Adnan Wahhoud
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Peter Czura
ペーター、チューラ
Hans-Dieter Scorl
ハンス‐ディーター、スコルル
Josef Hehle
ヨーゼフ、ヘーレ
Werner Birner
ウェルナー、ビルナー
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D39/00Pile-fabric looms
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 織物移動原理に基づいて作動する摩擦装置を
備えた公知の織機において、動的な運動推移の限界が特
に、よこ糸群打ちつけの時間帯においてパイルたて糸が
補正軸の表面から浮き上がることによって明白にされ
る。これはたて糸の重なりを生じさせ、その結果、ふし
およびたて糸破断が生ずる。本発明のこの問題を解決す
る。 【解決手段】 補正軸(8)が偏心して支持され、転向
レバー(8)によってばね荷重で付勢され、そのばね
(46)の力がたて糸(4)の引張り力と均衡を保つ。
ばね(46)は開口形成の際にたて糸長さを補償する。
補正軸(8)の転向レバー(48)に作動シリンダ(5
2)のピストンロッド(52a)が作用している。作動
シリンダ(52)の付勢によって補正軸(8)は偏心し
て置かれた軸(14)を中心として回転され、パイルた
て糸(4)が補正軸(8)から浮き上がることなしにパ
イルたて糸提供分(54)が用意される。作動シリンダ
(52)はよこ糸打ちつけのために片側が付勢される
か、あるいは縁飾り織りのために両側が付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許請求の範囲請
求項1の上位概念部分に記載の織機でタオル織地を製造
する際にパイルたて糸(Polkettfaden)の引張り力を制御
するためおよびループを形成するためにパイルたて糸提
供分を準備するための制御装置に関する。ドイツ特許第
4310840C1号明細書において、織機でタオル織
地を製造する際にパイルたて糸群における引張り力を制
御する方法と装置が知られている。
【0002】パイルたて糸の張りを制御する際に、補正
軸(Tanzerwelle) とも呼ばれる張りビームおよびその制
御が非常に重要な働きをする。その補正軸装置はタオル
織地を製造する際に次の課題を有する。 a) いわゆる製品制御の際にパイルたて糸長さの提供
分(Rate)を用意する。 b) 開口形成の際にたて糸長さを補償する。 c) おさのよこ糸群の打ちつけごとにループ列を形成
するためにパイルたて糸提供分を確保する。 d) パイルたて糸巻きと補正軸との間のパイルたて糸
の経路に配置されている定置案内ローラの位置に関する
振動運動可能に配置されている補正軸の現在位置を、た
て糸張力測定装置によるパイルたて糸張力を求めるため
に使用する。
【0003】補正軸装置は織機の出力の一層の増大に関
して即ち回転数上昇に関して動的な運動推移を制限す
る。
【0004】ここでは特に、案内ローラの形成、補正軸
の配置およびそのたて糸送出し装置と摩擦装置との同期
制御のようなパイルたて糸巻きの後ろにおけるパイルた
て糸の運動経路内の相互に制御される構成要素の寸法、
配置および共働作用が重要である。
【0005】動的な運動推移の限界は特に、補正軸を介
して案内されるパイルたて糸がよこ糸群打ちつけの時間
帯においてパイルたて糸が補正軸の表面から浮き上がる
ように抜重されることによって明白にされる。その場合
この状態およびたて糸に存在するねじれがたて糸を相互
に交差してしまう。たて糸にこぶが生じてしまうのでけ
ば(Flor)の形成が妨げられ、たて糸破断が排除されな
い。たて糸送出し装置のたて糸送出しによってパイルた
て糸巻きと織物の打ちつけ縁との間のパイルたて糸材料
が振動し、これも同様にパイルたて糸の規則的な案内に
不利に作用する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、織機
でタオル織地を製造する際にパイルたて糸の引張り力を
制御するためおよびパイルたて糸提供分を準備するため
の制御装置を、織機の出力を一層増大するために、補正
軸の集積機能がそこから分離され、個々の装置に付属さ
れるように作ることにある。本発明の他の目的は、たて
糸を送り出す際のたて糸材料の振動を十分に排除するこ
と、および特によこ糸群の打ちつけ中に一方では案内ロ
ーラと補正軸との間および他方では案内ローラとパイル
たて糸巻きとの間で一定したたて糸張力を維持すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は、後部織機側壁において軸受に回転可能に配置された
支持要素を有し、各支持要素にその回転軸線から垂直方
向に間隔を隔てられ引張り力がかかっている補正軸が支
持され、織物を移動するためのそれ自体公知の少なくと
も一つの摩擦駆動装置が少なくとも一つの支持要素に連
動結合され、これによって摩擦駆動装置の運動と補正軸
の運動との間に同期運動経過が存在するような第1の制
御装置によって達成される。
【0008】本発明の第2の要旨は、補正軸が支持要素
に偏心して支持され、これによってその軸が支持要素の
回転軸線に対して転向できることにある。そのような転
向は、補正軸に固く結合されている転向レバーの付勢に
よって補正軸が、この補正軸を包囲するパイルたて糸の
所定の分量即ちいわゆるパイルたて糸提供分が、パイル
たて糸がこれが巻きつく補正軸の外周面上で浮き上がる
ほどにパイルたて糸がその糸張力を抜重することなし
に、織物形成の方向に自由にされるように揺動すること
を保証する。
【0009】本発明の要点は更に、補正軸の両側自由端
がたて糸張力を調整できるばね張り機構に、補正軸およ
び従ってパイルたて糸にその必要な基礎張力と均衡を保
つ張力が与えられるように連動接続されていることにあ
る。
【0010】ばね張り機構は、摩擦駆動装置と無関係な
作用によって、開口形成中においてパイルたて糸の長さ
補償が行われることを保証する。
【0011】更に本発明の要点は、各ばね張り機構に制
御作動ユニット特に空気ピストン・シリンダが作用する
ことにある。このピストン・シリンダは、織り過程内の
所定の時点で即ちよこ糸群打ちつけの直前に、補正軸を
それに対して偏心して配置された回転軸線を中心とし
て、パイルたて糸張力を維持した状態でパイルたて糸が
よこ糸群打ちつけ中に所定のパイルたて糸提供分を用立
てるように揺動する働きをする。ばね後退の部分抜重の
際に補正軸がパイルたて糸によって織物の方向に浮き上
がらず単にその回転軸線を中心として揺動するだけであ
ることから、必要なパイルたて糸提供分が用意されるに
もかかわらず同時に必要な大きさのパイルたて糸張力が
維持されるという有利な効果が得られる。
【0012】更に本発明の要旨はばね張り機構が補正軸
に固く結合された少なくとも一つの転向レバーであるこ
とにある。その転向レバーの自由端部分に少なくとも一
つのばねの一端がヒンジ接続され、ばねの他端が支持要
素に接続されている引張りボルトに接続されている。引
張りボルトは更に支持要素に支持さればね引張り力を調
整するために使用するねじ付きスピンドルに接続されて
いる。必要なばね張力を調整するためにねじ付きスピン
ドルは適当な駆動手段例えば電動駆動装置に接続されて
いる。
【0013】補正軸と案内ローラとの間のパイルたて糸
の範囲に配置されたたて糸張力測定装置は案内ローラと
補正軸との間で維持すべきたて糸張力を検出する。適当
な光学的な表示器を介してたて糸張力値が認識され、場
合によっては張力がねじ付きスピンドルを介して手動で
調整され、あるいは織機制御装置の内部において目標値
・実際値比較の枠内で目標値がアナログ信号としてねじ
付きスピンドルに結合された張力調節用のモータに導か
れる。
【0014】更に本発明の要点は、パイルたて糸巻きの
たて糸送り出しにより連続的に用意されたパイルたて糸
を案内ローラと補正軸との間で一定したパイルたて糸張
力を維持した状態で織り過程に導くために、案内ローラ
がモータ駆動装置に接続されていることにある。この場
合重要なことは、案内ローラの駆動が同様に張力測定装
置で求められた張力値に関係して制御されることであ
る。
【0015】モータで制御される案内ローラはパイルた
て糸巻きと案内ローラとの間のパイルたて糸部分並びに
案内ローラと補正軸との間のパイルたて糸部分において
たて糸張力に影響を与えるという有利な作用をする。か
かる作用は上述のパイルたて糸部分におけるパイルたて
糸の振動を抑制する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面に示した実施の形態を参
照して本発明を詳細に説明する。
【0017】図1において織機1の高所位置にパイルた
て糸巻き2が、サポート3で受けられ図では見えない軸
を中心として回転可能に支持されている。パイルたて糸
巻き2から公知のようにして公知のたて糸送出し装置
(図示せず)を利用してパイルたて糸(Polkettfaden)4
がモータで駆動される案内ローラ5まで、サポート3に
支持され二重矢印6の方向に変位調整できる張りローラ
7を通過して導かれている。
【0018】パイルたて糸4は続いて補正軸(Tanzerwel
le) 8に到達する。この補正軸8は支持要素9に支持さ
れ、この支持要素9は後部側壁10における軸受11に
それに結合された軸ピン12で回転可能に支持されてい
る。支持要素9は垂直脚部9aと水平脚部9bを有する
角形レバーの形に形成されている。脚部9aの自由端の
範囲に軸ピン12が固く結合されている。各脚部9aは
軸ピン12の中心軸線12a(図2も参照)から距離を
隔てて軸受13を有している。補正軸8に固く結合され
補正軸8の中心軸線8aに対して偏心して配置された軸
14が軸受13に回転可能に支持されている。軸受13
の上側に存在するヒンジ15に連結棒16の一端が支持
され、連結棒16の他端はそれ自体公知の摩擦駆動装置
17に結合されている。ヒンジ15はここでは長孔9c
として形成されている(図3も参照)。摩擦駆動装置は
固定して位置するよこ打ち点19に対する織物18の振
動移動を制御するために使用する。そのよこ打ち点19
でよこ糸群(図示せず)は回転軸20を中心として揺動
可能に支持されているおさ21によって打ちつけられ
る。
【0019】公知の摩擦駆動装置17は摩擦軸23から
成り、この摩擦軸23上に少なくとも一つの偏心輪24
が固定して配置され、その外周面のカム軌道に制御レバ
ー26に支持されている接触ローラ26aが接触してい
る。制御レバー26に第1の連結棒27がヒンジ結合さ
れ、この連結棒27は連結部材28を介して第2の連結
棒29に結合されている。連結棒29はレバー31にヒ
ンジ結合され、このレバー31は織物18を二重矢印3
0の方向に振動運動する送りローラ32に接続され、そ
の接続部材は図示されていない。
【0020】基礎たて糸40を提供するために基礎たて
糸巻き41が織機1の後部側壁10に回転可能に支持さ
れている。基礎たて糸40は基礎たて糸巻き41から案
内ローラ42およびバックレスト43を介して開口形成
機構に導かれている。この開口形成機構はここでは装甲
ひも(Harnischschnuren)38と復帰引張りばね37を備
えたジャカード装置39によって暗示的に示されてい
る。バックレスト43はここではいわゆる摩擦駆動装置
17に基づく基礎摩擦運動を実施するためにばね47a
で荷重されている二重レバー47の一端に支持されてい
る。二重レバー47は回転点47bに支持されている。
回転点47bは機械固定の軸45aを中心として揺動で
きる単腕状レバー45に存在している。レバー45の自
由端に連結棒44がヒンジ結合され、この連結棒44は
摩擦駆動装置17の制御レバー26に作用的に接続され
ている。
【0021】図2には本発明に基づく他の特徴が示され
ている。
【0022】水平脚部9bおよび垂直脚部9aから成る
支持要素9は軸ピン12によって左右の側壁10に軸受
11において回転可能に支持されている。支持要素9を
摩擦駆動装置17に結合する連結棒16が垂直脚部9a
のヒンジ15に支持されている。これによって制御レバ
ー26に結合されている接触ローラ26aを介して偏心
輪24の回転駆動に同期して摩擦運動が支持要素9に伝
達される。支持要素9に軸ピン12の中心軸線に対して
垂直方向に間隔を隔てて軸受13が設けられている。補
正軸8に固く結合された軸14が軸受13に補正軸8の
中心軸線8aに対して偏心して中心軸線14aを中心と
して回転可能に支持されている。この軸14は管として
形成された補正軸8の両側においてその中に必要な長さ
寸法だけ達している。補正軸8の両側自由端範囲に外周
にU字形に形成された転向レバー48が固定して配置さ
れている。転向レバー48に少なくとも一つの引張りば
ねあるいは引張り重ねばね46の一端が作用している。
ばね46の他端は支持要素9の水平脚部9bに存在する
ばね張り機構51にヒンジ結合されている。ばね張り機
構51は支持要素9の水平脚部9bに支持されている。
これによって、連結棒16を介しての摩擦駆動装置17
の制御運動の伝達がパイルたて糸を抜重する方向におけ
る支持要素9の転向を行うにもかかわらず、パイルたて
糸4を張る補正軸8がよこ糸群打ちつけを実施するため
のおさ打ちつけの直前にはじめてパイルたて糸の張力を
維持した状態でパイルたて糸提供分を制御して用意する
ことが達成される。
【0023】図3は図1に示されているおさ22による
よこ糸の打ちつけ中における補正軸8の転向位置および
支持要素9の転向位置を示している。摩擦駆動装置17
はここでは連結棒16を介して支持要素9を軸受11に
おける軸ピン12を中心として矢印55の方向に揺動す
る。同時に織機の固定点53にヒンジ結合されている作
動ユニット52例えば複動空気ピストン・シリンダを矢
印49の方向に作動することによって、ピストンロッド
52aにより補正軸8に固く結合されている転向レバー
48の連結要素50に押圧運動が生ずる。その場合、補
正軸8はそれに固く結合されている軸14の中心軸線1
4aを中心として揺動し、パイルたて糸提供分54を自
由にする。補正軸8の偏心的な支持およびピストン・シ
リンダユニット52によって部分的にばね荷重を軽減さ
れた補正軸8に基づいて、パイルたて糸4が補正軸8の
外周面から不利に浮き上がることはない。図1と同様に
図3において案内ローラ5と補正軸8との間のパイルた
て糸範囲にパイルたて糸・張力測定装置56が一体に設
けられている。この測定装置56はここでは例えば絶対
センサとして形成され、織機の電子制御装置(図示せ
ず)に信号伝達接続されている。
【0024】制御装置においてたて糸張力の目標値と実
際値を比較することによって、パイルたて糸の送出しが
制御され、これによって公知のようにパイルたて糸張力
の調節が行われる。更にたて糸張力が目標値からずれた
際、ばね張り機構51によりばね46の張力の調節調整
が行われる。このために支持要素9の各水平脚部9b
に、ねじ付きスピンドル58に結合されている引張りボ
ルト59が案内されている連結リンクガイド57が存在
している。引張りボルト59は脚部9bの外側側面と面
接触する側面ガイド要素60を有している。ねじ付きス
ピンドル58の自由端に図4に示されているように電動
式調整装置61が装備される。
【0025】図4には各支持要素9に接続されているば
ね46を張るための機構51が示されている。ねじ付き
スピンドル58は例えば支持要素9に固く結合され一部
しか示されていない受け62に支持されている。ねじ付
きスピンドル58は例えば雌ねじを備えたねじ部分(図
示せず)にねじ込み結合されている。このねじ付き部分
はばね46が作用している引張りボルト59の構造部品
である。ねじ付きスピンドル58の自由端はここでは制
御可能な電動式調整装置61に結合されている。ねじ付
きスピンドル58を電動式にあるいは手動で調整するこ
とによって、転向レバー48の連結要素50および引張
りボルト59にヒンジ結合されているばね46の張力お
よび従って補正軸8を包囲するパイルたて糸4への補正
軸8の張力が調整できる。
【0026】図5は図1に示されているおさ22がよこ
糸群を打ちつける前にパイルたて糸提供分54を準備す
るために補正軸8への作動ユニット52の作用を示して
いる。作動ユニット52は複動空気ピストン・シリンダ
として形成されている。ピストンロッド側のシリンダ室
52bおよびピストン側のシリンダ室52cはそれぞれ
制御される高速排気弁63、64に接続されている。各
弁63、64に通じている入口配管ないし出口配管6
5、66は制御可能な弁67、68および配管69を介
して圧力源(図示せず)に通じている。ピストン側のシ
リンダ室52cに供給することによって、ピストンロッ
ド52aに結合された転向レバー48を介してばね46
の張力を部分的に抜重しながら補正軸8が転向され、よ
こ糸群を打ちつける過程においてループ列を形成するた
めにパイルたて糸供給分54が自由にされる。縁飾り織
りをするために公知のようによこ糸群の形成は行われな
い。従ってパイルたて糸供給分54も用意する必要がな
い。縁飾りを形成するためにピストンロッド側のシリン
ダ室52bは縁飾り織りの時間中に連続して圧力を供給
されるかピストンロッド52aの運動が少なくとも拘束
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御装置を備えた織機の概略側面図。
【図2】制御装置を備えた織機のたて糸巻き側部分の斜
視図。
【図3】パイルたて糸提供分を準備した状態の図1に相
当した部分側面図。
【図4】ばね復元力を調整するための電動駆動装置を備
えたばね張り機構の図。
【図5】ばね張り機構に接続されている空気制御式作動
ユニットの図。
【符号の説明】
1 織機 2 パイルたて糸巻き 3 ホルダ 4 パイルたて糸 5 案内ローラ 8 補正軸 8a 中心軸線 9 支持要素 9a 垂直脚部 9b 水平脚部 9c 長手ガイドあるいは長孔 11 軸受 12 軸ピン 12a 中心軸線 13 軸受 14 軸 14a 中心軸線 16 連結棒 17 摩擦駆動装置 18 織物 19 打ちつけ点 22 おさ 39 ジャカード装置 40 基礎たて糸 41 基礎たて糸巻き 42 案内ローラ 43 バックレスト 44 連結棒 46 引張りばね 48 転向レバー 50 連結要素 52 作動ユニット 54 パイルたて糸提供分 56 パイルたて糸張力測定装置 58 ねじ付きスピンドル
フロントページの続き (72)発明者 アドナン、ハーホート ドイツ連邦共和国リンダウ‐ボドルツ、ワ イエルウェーク、6 (72)発明者 ペーター、チューラ ドイツ連邦共和国ワンゲン、ランゲ、ガー セ、25 (72)発明者 ハンス‐ディーター、スコルル ドイツ連邦共和国リンダウ、バイエルシュ トラーセ、19 (72)発明者 ヨーゼフ、ヘーレ オーストリア国ヘルブランツ、バッケンロ イター、シュトラーセ、25 (72)発明者 ウェルナー、ビルナー ドイツ連邦共和国リンダウ‐ボドルツ、ド クトル‐エミール‐ハーゼル‐ジートルン グ、30

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイルたて糸(4)がパイルたて糸巻き
    (2)から少なくとも一つの案内ローラ(5)および補
    正軸(8)を介してパイルたて糸の張りを維持した状態
    で連続的に送り出され、よこ糸群をおさ(22)によっ
    て打ちつける前におよび織物(8)の打ちつけ縁(1
    9)がよこ糸群の打ちつけに伴っておさ(22)の打ち
    つけ位置の方向に移動する前にパイルたて糸提供分(5
    4)が準備されるような織機でタオル織地を製造する際
    にパイルたて糸(4)の引張り力を制御するためおよび
    パイルたて糸提供分を準備するための制御装置におい
    て、 案内ローラ(5)が制御可能な電動駆動装置に連動接続
    され、案内ローラ(5)がそれを包囲するパイルたて糸
    (4)に摩擦力を与えるローラ表面を有し、補正軸
    (8)の両側自由端にその中心軸線(8a)に対して偏
    心して軸(14)が固く結合され、これらの軸(14)
    がそれぞれ支持要素(9)に回転運動可能に支持され、
    各支持要素(9)が軸(14)の軸受(13)から間隔
    を隔てて機械固定の軸受(11)に回転可能に支持され
    ている軸ピン(12)を有し、補正軸(8)の両側自由
    端に少なくとも一つのばね(46)で付勢されている少
    なくとも一つの転向レバー(48)が作用し、そのばね
    (46)が一方では転向レバー(48)の連結要素(5
    0)に他方では支持要素(9)に調整可能に形成されて
    いる引張りボルト(59)にヒンジ結合され、各支持要
    素(9)がこれらの支持要素(9)に移動可能にヒンジ
    結合されている少なくとも一つの連結棒(16)を介し
    てそれ自体公知の摩擦駆動装置(17)に連動接続さ
    れ、ばねで荷重された転向レバー(48)を振動運動す
    る少なくとも一つの作動ユニット(52)が各転向レバ
    ー(48)に制御可能で機械に固定して配置されている
    ことを特徴とする織機でタオル織地を製造する際にパイ
    ルたて糸(4)の引張り力を制御するためおよびパイル
    たて糸提供分を準備するための制御装置。
  2. 【請求項2】転向レバー(48)が、ばね(46)およ
    び支持要素(9)にに連結リンクガイド(57)で受け
    られ支持要素(9)に支持されているねじ付きスピンド
    ル(58)に連動接続されている引張りボルト(59)
    と一緒に、ばね張り機構(51)を形成していることを
    特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 【請求項3】各ねじ付きスピンドル(58)が電動調整
    装置(61)に接続されていることを特徴とする請求項
    2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】ねじ付きスピンドル(58)が手動操作す
    るための手段を有していることを特徴とする請求項2記
    載の制御装置。
  5. 【請求項5】織機(1)の電子制御装置が調整装置(6
    1)を同期して制御しねじ付きスピンドル(58)を同
    期して駆動することを特徴とする請求項3記載の制御装
    置。
  6. 【請求項6】パイルたて糸(4)が案内ローラ(5)と
    補正軸(8)との間でたて糸張力測定装置(56)を通
    過して走り、測定された張力値に関係して公知のように
    してたて糸送出し制御装置が制御され、追加的にばね張
    り機構(51)の調整装置(61)あるいは電動駆動式
    の案内ローラ(5)の制御装置が制御されることを特徴
    とする請求項1記載の制御装置。
  7. 【請求項7】電動駆動式の案内ローラ(5)が織機
    (1)の電子制御装置に信号伝達接続され、たて糸張力
    に関係して制御されることを特徴とする請求項1記載の
    制御装置。
  8. 【請求項8】制御される作動ユニット(52)が、一方
    では適当な機械固定点(53)に他方では転向レバー
    (48)の連結要素(50)にヒンジ結合された単動式
    あるいは複動式の空気ピストン・シリンダであることを
    特徴とする請求項1記載の制御装置。
  9. 【請求項9】案内ローラ(5)の電動駆動装置が案内ロ
    ーラ(5)に一体化された一定回転形の直流モータであ
    ることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  10. 【請求項10】支持要素(9)が垂直脚部(9a)およ
    びこれに対して水平に配置された脚部(9b)によって
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の制御装
    置。
  11. 【請求項11】連結棒(16)のヒンジ点が補正軸
    (8)の基礎摩擦運動を調整するために支持要素(9)
    の長孔(9c)において調整できることを特徴とする請
    求項1記載の制御装置。
  12. 【請求項12】ヒンジ点(15)の調整が連結棒に接続
    されているねじ付きスピンドルを介して手動あるいは自
    動で行われることを特徴とする請求項11記載の制御装
    置。
  13. 【請求項13】作動ユニット(52)がタオル織地を製
    造するためにピストン側が摩擦駆動装置(17)の摩擦
    運動に同期して付勢されることを特徴とする請求項1又
    は8記載の制御装置。
  14. 【請求項14】作動ユニット(52)が平滑織物を製造
    するためにピストンロッド側だけが摩擦駆動装置(1
    7)の摩擦運動に同期して付勢されることを特徴とする
    請求項1又は8記載の制御装置。
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