JPH09111136A - インドリルフタリド化合物およびそれを使用した記録材料 - Google Patents

インドリルフタリド化合物およびそれを使用した記録材料

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JPH09111136A
JPH09111136A JP7274514A JP27451495A JPH09111136A JP H09111136 A JPH09111136 A JP H09111136A JP 7274514 A JP7274514 A JP 7274514A JP 27451495 A JP27451495 A JP 27451495A JP H09111136 A JPH09111136 A JP H09111136A
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JP
Japan
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group
compound
electron
alkyl
alkyl group
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JP7274514A
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English (en)
Inventor
Shunsaku Azuma
俊作 東
Naoto Yanagihara
直人 柳原
Takashi Usami
隆志 宇佐美
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09111136A publication Critical patent/JPH09111136A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B11/00Diaryl- or thriarylmethane dyes
    • C09B11/04Diaryl- or thriarylmethane dyes derived from triarylmethanes, i.e. central C-atom is substituted by amino, cyano, alkyl
    • C09B11/26Triarylmethane dyes in which at least one of the aromatic nuclei is heterocyclic

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Color Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な濃度の青からシアンの画像を与え、画
像部の耐光性に優れた新規な電子供与性無色染料及びそ
れを用いた記録材料を提供する。 【構成】 下記一般式(I)で表されるインドリルフタ
リド化合物及びそれを含有する記録材料。式中、R1
好ましくはアルキル基、R2 は水素原子、アルキル基を
表し、R3 はアルキル基、アルコキシ基等を表し、R4
は低級アルキル基、R5 はアルキル基、フェニル基を表
し、R6 〜R9 は水素原子、アルキル基等を表し、環A
は好ましくは4−アザフタリド環、フタリド環等を表
す。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なインドリル
フタリド化合物および該インドリルフタリド化合物を使
用した記録材料に関するものである。本発明のインドリ
ルフタリド化合物は、電子供与性無色染料と電子受容性
化合物を使用した記録材料、特に感圧記録材料、感熱記
録材料等の記録材料用電子供与性無色染料として有用で
ある。また、本発明の記録材料は良好な濃度の青からシ
アン色の画像を与え、画像部の光に対する堅牢性が良好
である。
【0002】
【従来の技術】電子供与性無色染料と電子受容性化合物
を使用した記録材料は、感圧紙、感熱紙、感光感圧紙、
通電感熱記録紙、感熱転写紙等として既によく知られて
いる。
【0003】記録材料として、近年、画像濃度、画像部
の堅牢性および白地部の堅牢性などの特性改良に対する
研究が鋭意行われている。
【0004】青からシアン色の画像を与える電子供与性
無色染料としてトリフェニルメタンフタリド系化合物、
フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化合物
など各種種々のものが知られている。
【0005】インドリルフタリド系化合物のうちフタリ
ド部のベンゼン環の炭素原子が窒素原子で置換された所
謂インドリルアザフタリド系化合物の例は幾つか知られ
ている。具体的には特公昭61−4856、特開昭50
−5116、特開昭60−86166、特開昭61−1
68664、特開昭61−291654、特公平3−1
6954などに詳しく記載されている。これらのものの
なかには良好な濃度の青からシアン色の画像を与えるも
のもあるが、画像の発色濃度、画像部の光に対する堅牢
性が良好で白地部の光ステインが少ないという全ての性
能を満足するものはないという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は良好な濃度の
青からシアン色の画像を与え、画像部の光に対する堅牢
性が良好な電子供与性無色染料およびそれを用いた記録
材料を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、青からシ
アン色の画像を与える電子供与性無色染料で上記性能を
満足する化合物に関して鋭意検討した結果、特定のアル
コキシ置換フェニルアミノ基を有する新規なインドリル
フタリド系化合物で目的とする性能を満たすものを見出
した。
【0008】即ち、上記課題は、下記一般式(I)で表
される新規なインドリルフタリド化合物および電子供与
性無色染料と電子受容性化合物を使用した記録材料にお
いて、下記一般式(I)で表されるインドリルフタリド
化合物を少なくとも1種以上含むことを特徴とする記録
材料により達成された。
【0009】
【化5】
【0010】式中、R1 はアルキル基又はフェニル基を
表す。R2 は水素原子又はアルキル基を表す。R3 はア
ルコキシ基、アルキル基、アシルアミノ基、アルキルチ
オ基、アセチルオキシ基、フェノキシ基またはハロゲン
原子を表す。R4 はアルキル基を表す。R5 はアルキル
基又はフェニル基を表す。R6 、R7 は各々独立に水素
原子、アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表
す。ここで、R1 とR 6 とは互いに環を形成していても
よい。R8 は水素原子、アルキル基、アルコキシ基又は
ハロゲン原子を表す。R9 は水素原子、アルキル基、ア
ルコキシ基またはハロゲン原子を表す。また、環Aは下
記式で表されるいずれかを表す。
【0011】
【化6】
【0012】また、本発明の記録材料は、電子供与性無
色染料と電子受容性化合物を使用した記録材料におい
て、上記一般式(I)で表されるインドリルフタリド化
合物を少なくとも1種以上含むことを特徴とするもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、本発明のインドリルフタ
リド化合物について詳細に説明する。
【0014】本発明のインドリルフタリド化合物は、上
記一般式(I)で表されるが、上記一般式(I)におい
て、R1 は炭素数1から16のアルキル基又はフェニル
基が好ましく、炭素数1から8のアルキル基がより好ま
しい。これらのアルキル基又はフェニル基はさらに置換
されていてもよい。
【0015】R1 として具体的にはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、i
−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−
エチルヘキシル基、n−デシル基、n−ドデシル基、フ
ェニル基、p−トリル基、p−メトキシフエニル基、p
−クロロフェニル基、などが好ましい。
【0016】R2 は水素原子又は炭素数1から16のア
ルキル基が好ましく、炭素数1から8のアルキル基がよ
り好ましい。
【0017】これらのアルキル基はさらに置換されてい
てもよい。R2 として具体的にはメチル基、エチル基、
n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−
ブチル基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペ
ンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチ
ルヘキシル基、n−デシル基、n−ドデシル基、などが
好ましい。
【0018】上記一般式(I)において、R3 は炭素数
1から8のアルコキシ基、炭素数1から4のアルキル
基、炭素数2から8のアシルアミノ基、炭素数1から4
のアルキルチオ基、炭素数2から8のアセチルオキシ
基、フェノキシ基または塩素原子、フッ素原子が好まし
く、炭素数1から4のアルコキシ基、炭素数1から3の
アルキル基、炭素数2から5のアシルアミノ基、炭素数
1から2のアルキルチオ基、炭素数2から5のアセチル
オキシ基、フェノキシ基または塩素原子がより好まし
い。また、これらのうちアシルアミノ基は、ハロゲン原
子、アルコキシ基、アリールオキシ基、N−アルキルア
ミノ基、N−アリールアミノ基などで置換されていても
よい。
【0019】R3 として具体的にはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、sec−ブチル基、メトキシ基、エトキ
シ基、n−ブチルオキシ基、アセリアミノ基、ベンゾイ
ルアミノ基、メトキシカルボニルアミノ基、エトキシカ
ルボニルアミノ基、n−プロポキシカルボニルアミノ
基、N−n−ブチルカルバモイルアミノ基(n−C4
9 −NHCONH−基)、N−フェニルカルバモイルア
ミノ基、アシルオキシ基などが好ましい。
【0020】R4 は炭素数1から4のアルキル基が好ま
しい。R4 として具体的にはメチル基、エチル基、n−
プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチ
ル基、sec−ブチル基などが好ましく、メチル基がよ
り好ましい。
【0021】上記一般式(I)において、R5 は炭素数
1から16のアルキル基または置換可能な炭素数6から
20のフェニル基が好ましく、置換基としてはアルキル
基、アルコキシ基、ハロゲン原子などが挙げられ、特に
は炭素数1から8のアルキル基、または置換可能な炭素
数6から16のフェニル基が好ましく、置換基としては
炭素数7から10のアルキル基、炭素数1から10のア
ルコキシ基、塩素原子などが好ましい。
【0022】R5 として具体的にはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、
i−ブチル基、sec−ブチル基、n−ペンチル基、i
−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−
エチルヘキシル基、n−デシル基、n−ドデシル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基、ベンジル基、2−
フェネチル基、1−フェネチル基、フェニル基、p−ト
リル基、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブ
チリル基、ベンゾイル基、塩素原子などが好ましい。
【0023】R6 〜R9 は、それぞれ水素原子、炭素数
1から6のアルキル基、炭素数1から6のアルコキシ
基、塩素原子、フッ素原子等が好ましく、特には炭素数
1から4のアルキル基、炭素数1から3のアルコキシ
基、塩素原子が好ましい。
【0024】R6 〜R9 として具体的には水素原子、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、
n−ブチル基、i−ブチル基、sec−ブチル基、n−
ペンチル基、i−ペンチル基、n−ヘキシル基、メトキ
シ基、エトキシ基、塩素原子などが好ましい。
【0025】また、R1 とR6 とは互いに環を形成して
いてもよい。上記一般式(I)において、環Aとして
は、下記式(A−1)、(A−2)、(A−3)で表さ
れるものが好ましく、特には、下記式(A−1)又は
(A−2)で表されるものが好ましい。
【0026】
【化7】
【0027】次に本発明に係るインドリルフタリド化合
物の具体的な化合物を例示するが、本発明はこれにより
限定されるものではない。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【化8】
【0032】本発明のインドリルフタリド化合物は製造
時に副生する異性体混合物でもよい。例えば、フタリド
体の他、4−アザフタリド体と7−アザフタリド体の混
合物や5−アザフタリド体と6−アザフタリド体の混合
物であってもよい。
【0033】本発明に係るインドリルフタリド化合物は
単独で用いても2種類以上を併用して用いてもよい。例
えば、2種類以上の4−アザフタリド体を併用してもよ
く、フタリド体1種と4−アザフタリド体と、又は、4
−アザフタリド体1種類と6−アザフタリド体1種類
と、を併用してもよい。
【0034】本発明のインドリルフタリド化合物は感熱
記録材料の電子供与性無色染料として用いる場合、従来
より公知のトリフェニルメタンフタリド系化合物、フル
オラン系化合物、フェノチアジン系化合物、インドリル
フタリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダ
ミンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化合物、
トリアゼン系化合物、スピロピラン系化合物、フルオレ
ン系化合物など各種の化合物と併用することができる。
フタリド類の具体例は米国再発行特許明細書第23,0
24号、米国特許明細書第3,491,111号、同第
3,491,112号、同第3,491,116号およ
び同第3,509,174号、フルオラン類の具体例は
米国特許明細書第3,624,107号、同第3,62
7,787号、同第3,641,011号、同第3,4
62,828号、同第3,681,390号、同第3,
920,510号、同第3,959,571号、スピロ
ジピラン類の具体例は米国特許明細書第3,971,8
08号、ピリジン系およびピラジン系化合物類は米国特
許明細書第3,775,424号、同第3,853,8
69号、同第4,246,318号、フルオレン系化合
物の具体例は特開昭63−94878号等に記載されて
いる。
【0035】本発明に係る電子供与性無色染料の塗布量
は特には限定されないが、0.1〜2.0g/m2 、特
には0.2〜1.5g/m2 が好ましい。
【0036】本発明の記録材料に用いられる電子受容性
化合物としては、フェノール誘導体、サリチル酸誘導
体、芳香族カルボン酸の金属塩、酸性白土、ベントナイ
ト、ノボラック樹脂、金属処理ノボラック樹脂、金属錯
体などが挙げられる。
【0037】これらの例は特公昭40−9309号、特
公昭45−14039号、特開昭52−140483
号、特開昭48−51510号、特開昭57−2108
86号、特開昭58−87089号、特開昭59−11
286号、特開昭60−176795号、特開昭61−
95988号等に記載されている。
【0038】使用される電子供与性無色染料と電子受容
性化合物の比は、重量比で1:10から1:1の間が好
ましく、さらには1:5から2:3の間が特に好まし
い。
【0039】本発明に係るインドリルフタリド化合物は
従来より公知の紫外線吸収剤、蛍光増白剤、酸化防止剤
と併用してもよい。
【0040】併用できる紫外線吸収剤として好ましいも
のは、ベンゾフエノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリアゾ
ール系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、シア
ノアクリレート系紫外線吸収剤、オキザリックアシッド
アニリド系紫外線吸収剤などが挙げられる。これらの例
は特開昭47−10537号、同58−111942
号、同58−212844号、同59−19945号、
同59−46646号、同59−109055号、同6
3−53544号、特公昭36−10466号、同42
−26187号、同48−30492号、同48−31
255号、同48−41572号、同48−54965
号、同50−10726号、米国特許2,719,08
6号、同3,707,375号、同3,754,919
号、同4,220,711号などに記載されている。
【0041】併用できる蛍光増白剤として好ましいもの
は、クマリン系蛍光増白剤などが挙げられる。これらの
例は特公昭45−4699号、同54−5324号など
に記載されている。
【0042】併用できる酸化防止剤として好ましいもの
は、ヒンダードアミン系酸化防止剤、ヒンダードフエノ
ール系酸化防止剤、アニリン系酸化防止剤、キノリン系
酸化防止剤などが挙げられる。これらの例は特開昭59
−155090号、同60−107383号、同60−
107384号、同61−137770、同61−13
9481号、同61−160287などに記載されてい
る。
【0043】併用できる紫外線吸収剤、蛍光増白剤、酸
化防止剤の使用量としては0.05〜1.0g/m2
特には0.1〜0.4g/m2 が好ましい。
【0044】本発明の記録材料を感圧紙に用いる場合に
は、米国特許第2,505,470号、同2,505,
471号、同2,505,489号、同2,548,3
66号、同2,712,507号、同2,730,45
6号、同2,730,457号、同3,103,404
号、同3,418,250号、同4,010,038号
などの先行特許に記載されているように種々の形態をと
りうる。最も一般的には電子供与性無色染料および電子
受容性化合物を別々に含有する少なくとも一対のシ−ト
から成る。
【0045】カプセルの製造方法については、米国特許
2,800,457号、同2,800,458号に記載
された親水性コロイドゾルのコアセルベーションを利用
した方法、米国特許3,287,154号、英国特許8
67,797号、同950,443号、同989,26
4号、同990,443号、同1,091,076号、
特公昭38−19574号、同42−446号、同42
−771号などに記載された界面重合法、米国特許3,
418,250号、同3,660,304号に記載され
たポリマーの析出による方法、米国特許3,418,2
50号に記載されたイソシアネートポリオール壁材料を
用いる方法、米国特許3,914,511号に記載され
たイソシアネート壁材料を用いる方法、米国特許4,0
01,140号、同4,087,376号、同4,08
9,802号に記載された尿素−ホルムアルデヒド系、
尿素ホルムアルデヒド−レゾルシノール系壁材料を用い
るメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、ヒドロキシプロピ
ルセルロース等の壁形成材料を用いる方法、特公昭36
−9168号、特開昭51−9079号に記載されたモ
ノマーの重合によるin−situ法、英国特許95
2,807号、同965,074号に記載された電解分
散冷却法、米国特許3,111,407号、英国特許9
30,422号に記載されたスプレードライング法など
がある。これらに限定されるものではないが、芯物質を
乳化した後マイクロカプセル壁として高分子膜を形成す
ることが好ましい。
【0046】一般的には、電子供与性無色染料を、溶媒
(アルキル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、アル
キル化ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニル、塩
素化パラフィンなどの合成油:木綿油、ヒマシ油などの
植物油:動物油:鉱物油あるいはこれらの混合物など)
に溶解し、これをマイクロカプセル中に含有させ、紙、
上質紙、プラスチックシート、樹脂コートテッド紙など
に塗布することにより発色剤シートをうる。
【0047】また電子受容性化合物および必要に応じて
添加剤を単独又は混合して、スチレンブタジエンラテッ
クス、ポリビニールアルコールの如きバインダー中に分
散させ、顔料とともに紙、プラスチックシート、樹脂コ
ートテッド紙などの支持体に塗布することにより顕色剤
シートを得る。
【0048】バインダーとしてはカルボキシ変性スチレ
ンブタジエンラテックスと水溶性高分子を併用すること
が、耐光性、耐水性の点から好ましい。また顔料として
は平均粒径5.0μ以下の炭酸カルシウムを、全顔料の
60重量%以上用いるのが、顕色能の点から好ましい。
【0049】電子供与性無色染料および電子受容性化合
物の使用量は所望の塗布厚、感圧記録紙の形態、カプセ
ルの製法、その他の条件によるので、その条件に応じて
適宜選べばよい。当業者がこの使用量を決定することは
容易である。
【0050】感熱紙に用いる場合には、特開昭62−1
44,989号、特開平1−87291号明細書等に記
載されているような形態をとる。具体的には,電子供与
性無色染料および電子受容性化合物は分散媒中で10μ
以下、好ましくは3μ以下の粒径まで粉砕分散して用い
る。分散媒としては、一般に0.5ないし10%程度の
濃度の水溶高分子水溶液が用いられ分散はボールミル、
サンドミル、横型サンドミル、アトライタ、コロイダル
ミル等を用いて行われる。
【0051】その際、熱応答性を改良するために熱可融
性物質を感熱発色層に含有させることができる。熱可融
性物質としては、芳香族エーテル、チオエーテル、エス
テル及び又は脂肪族アミド又はウレイドなどがその代表
である。
【0052】これらの例は特開昭58−57989号、
同58−87094号、同61−58789号、同62
−109681号、同62−132674号、同63−
151478号、同63−235961号、特開平2−
184489号、同2−215585号などに記載され
ている。
【0053】これらは電子供与性無色染料と同時又は電
子受容性化合物と同時に微分散して用いられる。これら
の使用量、電子受容性化合物に対して、20%以上30
0%以下の重量比で添加され、特に40%以上150%
以下が好ましい。
【0054】このようにして得られた塗液には、さらに
種々の要求を満たす為に必要に応じて添加剤が加えられ
る。添加剤の例としては記録時の記録ヘッドの汚れを防
止するために、バインダー中に無機顔料、ポリウレアフ
ィラー等の吸油性物質を分散させておくことが行われ、
さらにヘッドに対する離型性を高めるために脂肪酸、金
属石鹸などが添加される。したがって一般には、発色に
直接寄与する電子供与性無色染料、電子受容性化合物の
他に、熱可融性物質、顔料、ワックス、帯電防止剤、紫
外線吸収剤、消泡剤、導電剤、蛍光染料、界面活性剤な
どの添加剤が支持体上に塗布され、記録材料が構成され
ることになる。さらに必要に応じて感熱記録層の表面に
保護層を設けてもよい。
【0055】通常、電子供与性無色染料及び電子受容性
化合物は、バインダー中に分散して塗布される。バイン
ダーとしては水溶性のものが一般的であり、ポリビニル
アルコ−ル、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシ
プロピルセルロース、エピクロルヒドリン変性ポリアミ
ド、エチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−無
水マレイン酸共重合体、イソブチレン−無水マレインサ
リチル酸共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ア
ミド、メチロール変性ポリアクリルアミド、デンプン誘
導体、カゼイン、ゼラチン等があげられる。またこれら
のバインダーに耐水性を付与する目的で耐水化剤を加え
たり、疎水性ポリマーのエマルジョン、具体的には、ス
チレン−ブタジエンゴムラテックス、アクリル樹脂エマ
ルジョン等を加えることもできる。これらの使用量とし
ては、0.4〜5g/m2 が好ましく、さらには0.8
〜1.6g/m2 が好ましい。
【0056】得られた感熱塗液は、上質紙、下塗り層を
有する上質紙、合成紙、プラスチックフィルム等に塗布
される。この際JIS−P8119で規定される平滑度
が500秒以上特に800秒以上の支持体を用いるのが
ドット再現性の点から特に好ましい。
【0057】本発明の記録材料においてはその必要に応
じて、公知のワックス、帯電防止剤、消泡剤、導電剤、
蛍光染料、界面活性剤、紫外線吸収剤プリカーサーなど
各種添加剤を使用することができる。
【0058】本発明の記録材料には必要に応じて記録層
の表面に保護層を設けてもよい。保護層は必要に応じて
二層以上積層してもよい。保護層に用いる材料として
は、ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニル
アルコール、酢酸ビニル−アクリルアミド共重合体、珪
素変性ポリビニルアルコール、澱粉、変性澱粉、メチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
メチルセルロース、ゼラチン類、アラビアゴム、カゼイ
ン、スチレン−マレイン酸共重合体加水分解物、スチレ
ン−マレイン酸共重合物ハーフエステル加水分解物、イ
ソブチレン−無水マレイン酸共重合体加水分解物、ポリ
アクリルアミド誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリス
チレンスルホン酸ソーダ、アルギン酸ソーダなどの水溶
性高分子化合物、及びスチレン−ブタジエンゴムラテッ
クス、アクリロニトリル−ブタジエンゴムラテックス、
アクリル酸メチル−ブタジエンゴムラテックス、酢酸ビ
ニルエマルジョン等のラテックス類が用いられる。保護
層の水溶性高分子化合物を架橋してより一層保存安定性
を向上させることもでき、その架橋剤としては公知の架
橋剤を使用することができる。具体的にはN−メチロー
ル尿素、N−メチロールメラミン、尿素−ホルマリン等
の水溶性初期縮合物、グリオキザール、グルタルアルデ
ヒド等のジアルデヒド化合物類、硼酸、硼砂等の無機系
架橋剤、ポリアミドエピクロルヒドリンなどが挙げられ
る。保護層には、さらに公知の顔料、金属石鹸、ワック
ス、界面活性剤などを使用することもできる。保護層の
塗布量は0.2〜5g/m2 が好ましく、さらには0.
5〜2g/m2 が好ましい。またその膜厚は0.2〜5
μmが好ましく、特に0.5〜2μmが好ましい。
【0059】本発明の記録材料に保護層を使用する場
合、保護層中に公知のUV吸収剤やその前駆体を含有し
てもよい。
【0060】本発明の記録材料に使用できる支持体とし
ては、酸性紙、中性紙、コート紙、プラスチックフィル
ムラミネート紙、合成紙、プラスチックフィルムなどを
使用することができる。さらにこれら支持体に公知の下
塗り層を設けてもよい。この下塗り層は上記保護層と同
様にして設けることができる。
【0061】支持体のカールバランスを補正するため或
いは、裏面からの耐薬品性を向上させる目的で、バック
コート層を設けてもよく、また裏面に接着剤層を介して
剥離紙を組み合わせてラベルの形態にしてもよい。この
バックコート層についても上記保護層と同様にして設け
ることができる。
【0062】本発明のインドリルフタリド化合物を、米
国特許4,399,209号、同4,551,407
号、同4,440,846号、同4,536,463
号、特開昭63−184738号、同58−88739
号、同62−143044号、特開平2−188293
号、同2−188294号、3−72358号、同3−
87827号、同4−226455号、同4−2479
85号、同5−124360号、同5−294063号
等に記載の種々の記録材料に応用することができる。
【0063】本発明のインドリルフタリド化合物を感熱
記録材料、特に多色感熱記録材料に使用することができ
る。この多色感熱記録材料(感光感熱記録材料)につい
ては、特開平4−135787号公報、同4−1447
84号公報、同4−144785号公報、同4−194
842号公報、同4−247447号公報、同4−24
7448号公報、同4−340540号公報、同4−3
40541号、同5−34860号等に記載されてい
る。具体的には異なる色相に発色する感熱記録層を積層
することにより得ることができる。層構成としては特に
限定されるものではないが、特に感光波長が異なる2種
のジアゾニウム塩化合物をそれぞれのジアゾニウム塩化
合物と熱時反応して異なった色相に発色するカプラーを
組み合わせた感熱記録層2層と、電子供与性無色染料と
電子受容性化合物とを組み合わせた感熱記録層とを積層
した多色感熱記録材料が好ましい。
【0064】すなわち、支持体上に電子供与性無色染料
と電子受容性化合物を含む第1の感熱記録層、極大吸収
波長360nm±20nmであるジアゾニウム塩化合物
と該ジアゾニウム塩化合物と熱時反応して呈色するカプ
ラーを含有する第2の感熱記録層、極大吸収波長400
±20nmであるジアゾニウム塩化合物と該ジアゾニウ
ム塩化合物と熱時反応して呈色するカプラーを含有する
第3の感熱記録層とするものである。この例において、
各感熱記録層の発色色相を減色混合における3原色、イ
エロー、マゼンタ、シアンとなるように選んでおけば、
フルカラーの画像記録が可能となる。
【0065】この多色感熱記録材料の記録方法は、まず
第3の感熱記録層を加熱し、該層に含まれるジアゾニウ
ム塩とカプラーとを発色させる。次に400±20nm
の光を照射して第3の感熱記録層中に含まれている未反
応のジアゾニウム塩化合物を分解させたのち、第2の感
熱記録層が発色するに十分な熱を与え、該層に含まれて
いるジアゾニウム塩化合物とカプラーとを発色させる。
このとき第3の感熱記録層も同時に強く加熱されるが、
すでにジアゾニウム塩化合物は分解しており発色能力が
失われているので発色しない。さらに360±20nm
の光を照射して第2の感熱記録層に含まれているジアゾ
ニウム塩化合物を分解して、最後に第1の感熱記録層が
発色する十分な熱を与えて発色させる。このとき第3、
第2の感熱記録層も同時に強く加熱されるが、すでにジ
アゾニウム塩化合物は分解しており発色能力が失われて
いるので発色しない。
【0066】本発明の記録材料を多色感熱記録材料とし
た場合には感熱記録層相互の混色を防ぐため、中間層を
設けることもできる。この中間層はゼラチン、フタル化
ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ンなどの水溶性高分子化合物からなり、適宜各種添加剤
を含んでいてもよい。塗布量は2〜10g/m2 が好ま
しく、さらには4〜5g/m2 が好ましい。またその膜
厚は0.5〜10μmが好ましい。
【0067】
〔実施例1〕
本発明化合物8の合成 N−エチル−4,3’−ジメトキシジフェニルアミン2
5.7gと2−(1−エチル−2−メチルインドール−
3−イル)3−カルボキシピリジン30.8gとを無水
酢酸30mlと酢酸30mlの溶液中、65℃で3時間
反応させた。この反応混合物を氷水にあけて冷却し、ア
ンモニア水で中和した後、析出した結晶をろ過した。得
られた粗結晶を酢酸エチル−エタノールより再結晶し、
本発明化合物8を34.1g得た。
【0068】この化合物について、以下に 1H−NMR
により得たピークデータを示す。下記ピークの化学シフ
トデータ値は、基準物質であるTMSからのδ値を示
し、かっこ内にはそのピークにおけるプロトン数及びシ
ングレット、ダブレット等のピーク形状を示す。下記の
1H−NMR解析により、本発明化合物8の構造が確認
された。
【0069】1H−NMR(CDCl3 ) δ(TM
S,ppm) 1.16(3H,t)、1.30(3H,t)、2.4
9(3H,s)、3.19(3H,s)、3.65(2
H,qr)、3.79(3H,s)、4.14(2H,
qr)、6.05(1H,d)、6.14(1H,d
d)、6.88(2H,d),6.96−70.3(2
H,m)、7.05−7.13(3H,m),7.23
(1H,d)、7.31(1H,dd)、7.88(1
H,d)、8.14(1H,dd)、8.73(1H,
dd) 〔実施例2〕実施例1のN−エチル−4,3’−ジメト
キシジフェニルアミンと2−(1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)3−カルボキシピリジンを、N
−エチル−4,3’−ジメトキシジフェニルアミンと2
−(1−n−ヘキシル−2−メチルインドール−3−イ
ル)3−カルボキシピリジンに代えたほかは実施例1と
同様に反応させて、本発明化合物9(実施例2)を合成
した。この化合物の 1H−NMR解析の結果を示す。こ
の結果より化合物の構造が確認された。
【0070】(実施例2) 本発明化合物91 H−NMR(CDCl3 ) δ(TMS,ppm) 0.87(3H,t)、1.24−1.38(6H,
m)、1.69(2H,m)、2.47(3H,s)、
3.21(6H,s)、3.79(3H,s)、4.0
6(2H,t)、6.12(1H,dd)、6.18
(1H,dd)、6.88(2H,d)、6.98(1
H,t)、7.03−7.12(4H,m)、7.22
(1H,d)、7.31(1H,dd)、7.84(1
H,d)、8.14(1H,dd)、8.73(1H,
dd) 〔実施例3〕実施例1のN−エチル−4,3’−ジメト
キシジフェニルアミンと2−(1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)3−カルボキシピリジンを、N
−エチル−2,4,3’−トリメトキシジフェニルアミ
ンと2−(1−n−ペンチル−2−メチルインドール−
3−イル)3−カルボキシピリジンに代えたほかは実施
例1と同様に反応させて、本発明化合物19(実施例
3)を合成した。この化合物の 1H−NMR解析の結果
を示す。この結果より化合物の構造が確認された。
【0071】(実施例3) 本発明化合物191 H−NMR(CDCl3 ) δ(TMS,ppm) 0.98(3H,t)、1.28−1.37(4H,
m)、1.70(2H,m)、2.46(2H,s)、
3.13(3H,s)、3.20(3H,s)、3.7
2(3H,s)、3.79(3H,s)、4.04(2
H,t)、5.99(1H,dd)、6.04(1H,
dd)、6.43(1H,dd)、6.51(1H,
d)、6.96−70.2(2H,m)、7.04−
7.11(2H,m)、8.21(1H,d)、7.2
9(1H,dd)、7.86(1H,d)、8.12
(1H,dd)、8.71(1H,dd) 〔実施例4〕実施例1のN−エチル−4,3’−ジメト
キシジフェニルアミンと2−(1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)3−カルボキシピリジンを、N
−エチル−3,4,5,3’−テトラメトキシジフェニ
ルアミンと2−(1−n−ペンチル−2−メチルインド
ール−3−イル)3−カルボキシピリジンに代えたほか
は実施例1と同様に反応させて、本発明化合物22(実
施例4)を合成した。この化合物の 1H−NMR解析の
結果を示す。この結果より化合物の構造が確認された。
【0072】(実施例4) 本発明化合物221 H−NMR(CDCl3 ) δ(TMS,ppm) 0.91(3H,t)、1.31−1.37(5H,
m)、1.61(2H,m)、2.42(3H,s)、
3.24(6H,s)、3.78(6H,s)、3.8
3(3H,s)、4.06(2H,t)、6.26−
6.31(2H,m)、6.38(2H,s)、6.9
8(1H,t)、7.06−7.13(sH,m)、
7.23(1H,d)、7.33(1H,dd)、7.
85(1H,d)、8.15(1H,dd)、8.73
(1H,dd) 〔実施例5〕 1)電子供与性無色染料含有カプセルシートの調製 ポリビニルベンゼンスルホン酸の一部ナトリウム塩(ナ
シヨナルスターチ社製、VERSA、TL500)5部
を水95部に溶解する。これに水酸化ナトリウム水溶液
を加えてpH4.0とした。一方、電子供与性無色染料
である本発明化合物8を6.8gを溶解したジイソプロ
ピルナフタレン100部を前記ポリビニルベンゼンスル
ホン酸の一部ナトリウム塩の5%水溶液100部に乳化
分散して、直径4.0μの粒子サイズをもつ乳化液を得
た。
【0073】別にメラミン6部、37重量%ホルムアル
デヒド水溶液11部、水30部を60°Cに加熱攪拌し
て透明なメラミンホルムアルデヒド初期重合物の水溶液
を得た。この水溶液を上記乳化液と混合した。攪拌しな
がらリン酸水溶液でpHを6.0に調節し、液温を65
°Cに上げ6時間攪拌を続けた。このカプセル液を室温
まで冷却し水酸化ナトリウム水溶液でpH9.0に調節
した。
【0074】この分散液に対して10重量%ポリビニル
アルコール水溶液200部およびデンプン粒子50部を
添加し、加水してマイクロカプセル分散液の固形分濃度
20%溶液を調整した。
【0075】この塗液を50g/m2 の原紙に5g/m
2 の固形分が塗布されるようにエアナイフコーターにて
塗布、乾燥し電子供与性無色染料含有カプセルシートを
得た。 2)電子受容性化合物シ−トの調製 3,5−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛1
4部、炭酸カルシウム80部、酸化亜鉛20部、ヘキサ
メタリン酸ナトリウム1部と水200部からなる分散液
をサンドグライダ−にて平均粒径3μになるように分散
した。この分散液に10%PVA水溶液100部および
カルボキシ変性SBRラテックス10部(固形分とし
て)を添加し、固形分濃度が20%になるように加水
し、塗液を得た。この塗液を50g/m2 の原紙に5.
0g/m2 の固形分が塗布されるようにエアナイフコー
タ−にて塗布、乾燥し電子受容性化合物シートを得た。 3)画像記録 電子供与性無色染料含有マイクロカプセルシート面を、
電子受容性化合物シートに重ね300kg/cm2 の荷
重をかけ発色させ青色の色像を得た。 4)記録紙の性能評価 (画像部の耐光性試験)得られた画像(色像)に対し、
キセノンフェードメーター(FAL−25AX−HC
型、スガ試験機製)により4時間光照射した。光照射後
の画像濃度D及び光照射前の画像濃度D0 をそれぞれマ
クベス反射濃度計で測定した。光堅牢性を光照射後の画
像の残存率=(D/D0 )×100%を目安として示し
た。残存率が大きいほど光堅牢性が優れていることを示
す。 〔実施例6〜8〕実施例5の電子供与性無色染料(本発
明化合物8)を本発明化合物9(実施例6)、本発明化
合物19(実施例7)、本発明化合物22(実施例8)
にかえた他は、実施例5と同様にしてマイクロカプセル
シートを得た。実施例5と同様にして画像記録及び記録
紙の性能評価を行った。 〔比較例1〜2〕実施例5の電子供与性無色染料(本発
明化合物8)を下記比較化合物B−1(比較例1)及び
比較化合物B−2(比較例2)に変えた他は、実施例5
と同様にしてマイクロカプセルシートを得た。実施例5
と同様にして画像記録および記録紙の性能評価を行っ
た。
【0076】
【化9】
【0077】実施例5〜8および比較例1〜2の結果を
表4に示す。
【0078】
【表4】
【0079】表4に明らかなように、本発明の化合物を
用いた感熱記録材料はいずれも高い画像耐光性を有して
いた。一方、本発明の範囲外のインドリルフタリド化合
物を用いた比較例はいずれも画像耐光性が不充分である
ことがわかった。 〔実施例9〕 1)電子供与性無色染料等を固体分散した感熱記録材料
の調整 電子供与性無色染料である本発明化合物8、電子受容性
化合物であるビスフェノールA、熱可融性化合物である
4,4’,4”−トリメトキシトリフェニルアミン、各
々20gを、100gのポリビニルアルコール(PVA
105、クラレ社製)5%水溶液とともに一昼夜ボール
ミルで分散し、分散液を作製した。得られた分散液中の
各化合物の体積平均粒径は3μmであった。一方、焼成
カオリン(アニシレックス(Anisilex) −93:エンゲ
ルハルト社製)80gをヘキサメタリン酸ソーダの0.
5%溶液160gとともに、ホモジナイザーを用いて分
散した。
【0080】以上のようにして得た各分散液を、電子供
与性無色染料分散液5g、電子受容性化合物分散液5
g、熱可融性化合物分散液10g、焼成カオリン分散液
22gの割合で混合し、さらにステアリン酸亜鉛のエマ
ルジョン4gと、ジ(2−エチルヘキシル)スルホコハ
ク酸ナトリウム2%水溶液5gと、を添加して塗液を得
た。
【0081】この塗液を、坪量50g/m2 の上質紙上
に乾燥塗布量が6g/m2 なるようにワイヤーバーで塗
布した後、キャレンダー処理を行い塗布紙を得た。
【0082】以上のようにして得られた塗布紙を、サー
マルヘッドKLT−216−8MPD1(京セラ株式会
社製)を用いて印字したところ、青色の画像を得た。
【0083】この画像を記録した感熱記録材料に対し
て、光照射時間を24時間としたほかは実施例5と同様
にして記録紙の画像部の性能評価を行った。 〔実施例10−12〕実施例9における本発明化合物例
8を、本発明化合物9(実施例10)、本発明化合物1
9(実施例11)、本発明化合物22(実施例12)に
かえた他は、実施例5と同様にして感熱記録紙を得て、
画像記録を行った。得られた画像を記録した感熱記録材
料に対して実施例9と同様にして記録紙の画像部の性能
評価を行った。 〔比較例3〜4〕実施例9の電子供与性無色染料(本発
明化合物8)を前記比較化合物B−1(比較例3)及び
比較化合物B−2(比較例4)に変えた他は、実施例9
と同様にして感熱記録紙を得て、画像記録を行った。得
られた画像を記録した感熱記録材料に対して実施例9と
同様にして記録紙の画像部の性能評価を行った。
【0084】実施例9〜12および比較例3〜4の結果
を表5に示す。
【0085】
【表5】
【0086】表5に明らかなように、本発明の化合物を
用いた感熱記録材料は、固体分散系で作成した場合も、
カプセルに内包させた場合と同様にいずれも高い画像耐
光性を有していた。一方、本発明の範囲外のインドリル
フタリド化合物を用いた比較例はいずれも画像耐光性が
不充分であることがわかった。 〔実施例13〕以下に、イエロー、マゼンタ及びシアン
の3色を独立に熱記録し、フルカラーの画像を再現する
ことのできる本発明における多層多色感熱記録材料の作
製例を示す。(1)シアン感熱発色層(A層)用塗布液の調製 (電子供与性無色染料を含有するカプセル液の調製) 1.A層−1 実施例1(本発明化合物例8)のインドリルフタリド化
合物3部を酢酸エチル20部に溶解させた後、これにア
ルキルナフタレン(高沸点溶媒20部を添加し、加熱し
て均一に混合した。
【0087】得られた溶液に、キシリレンジイソシアナ
ート/トリメチロールプロパンの1対3の付加物(タケ
ネートD−110N:商品名、武田薬品工業製)20部
を添加して均一に攪拌し、電子供与性無色染料の溶液を
調製した。 2.A層−2 フタル化ゼラチン6%の水溶液54部中に、ドテシルス
ルホン酸ナトリウム2重量%の水溶液2部を添加して調
製した液に、上記の電子供与性無色染料の溶液を加え、
ホモジナイザーを用いて乳化分散し、乳化分散液を得
た。得られた乳化分散液に水68部を加え、混合して均
一にした後、該混合液を攪拌しながら50℃に加熱し、
マイクロカプセルの平均粒子径が1.6μmとなるよう
にカプセル化反応を3時間行わせてカプセル液を得た。 (電子受容性化合物乳化分散液の調製)実施例1で使用
した電子受容性化合物であるビスフェノールPをポリビ
ニルアルコール4%水溶液150部中に加えた後、ボー
ルミルにて24時間分散して分散液を作製し、フタル化
ゼラチン15%の水溶液45部及びドテシルスルホン酸
ナトリウム10%の水溶液5部を混合した溶液に投入
し、ホモジナイザーを使用して10分間乳化し、乳化分
散液を得た。 (塗布液の調製)電子供与性無色染料を含有するカプセ
ル液と電子受容性化合物乳化分散液とを、重量比で1対
4となるように混合して塗布液を得た。
【0088】(2)マゼンタ感熱発色層(B層)用塗布
液の調製 (ジアゾ化合物を含有するカプセル液の調製)4−N−
(2−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ)ブ
チリル)ピペラジノベンゼンジアゾニウムヘキサフルオ
ロホスフェート(ジアゾ化合物:365nmの波長の光
で分解)2.0部を、酢酸エチル20部に溶解した後、
更にアルキルナフタレン20部を添加し、加熱して均一
に混合した。得られた溶液にタケネートD−110N
(カプセル壁剤)15部を添加し、均一に混合してジア
ゾ化合物の溶液を得た。得られたジアゾ化合物の溶液
を、ポリビニルアルコール(重合度1700でケン化度
88%のもの)6%の水溶液54部と、ドデシルスルホ
ン酸ナトリウム2%の水溶液2部を混合した溶液に添加
し、ホモジナイザーを使用して乳化分散した。
【0089】得られた乳化分散液に水68部を加えて均
一に混合し、撹拌しながら40℃に加熱し、カプセルの
平均粒子径が1.1μmとなるように3時間カプセル化
反応を行わせてカプセル液を得た。 (カプラー乳化分散液の調製)1−フェニル−3−
(2,5−ジ−n−オクチルオキシフェニル)バルビツ
ール酸2部、1,2,3−トリフェニルグアニジン2
部、トリクレジルホスフェート0.3部及びマレイン酸
ジエチル0.1部を、酢酸エチル10部中に溶解した。
得られた溶液を、ゼラチン6重量%の水溶液50gとド
テシルスルホン酸ナトリウム2%の水溶液2gを混合し
た水溶液中に投入した後、ホモジナイザーを用いて10
分間乳化し、乳化分散液を得た。 (塗布液の調製)ジアゾ化合物を含有するカプセル液と
カプラー乳化分散液を重量比で2対3となるように混合
して、塗布液を得た。
【0090】(3)イエロー感熱発色層(C層)用塗布
液の調製 (ジアゾ化合物を含有するカプセル液の調製)2,5−
ジブトキシ−4−トリルチオベンゼンジアゾニウムヘキ
サフルオロホスフェート(ジアゾ化合物:420nmの
波長の光で分解)3.0部を酢酸エチル20部に溶解し
た後、これに高沸点溶媒としてアルキルナフタレン20
部を添加し、加熱して均一に混合した。得られた溶液
に、カプセル壁剤としてタケネートD−110Nを15
部添加し、均一に混合してジアゾ化合物の溶液を得た。
得られたジアゾ化合物の溶液を、フタル化ゼラチン6%
の水溶液54部とドテシルスルホン酸ナトリウム水溶液
2部を混合した溶液に添加し、ホモジナイザーを用いて
乳化分散した。得られた乳化分散液に水68部を加えて
均一に混合した溶液を、更に撹拌しながら40℃に加熱
し、カプセルの平均粒子径が1.3μmとなるように3
時間カプセル化反応を行わせてカプセル液を得た。 (カプラー乳化分散液の調製)2−クロロ−5−(3−
(2,4−ジ−tert−ペンチル)フェノキシプロピ
ルアミノ)アセトアセトアニリド2部、1,2,3−ト
リフェニルグアニジン1部、トリクレジルホスフェート
0.3部及びマレイン酸ジエチル0.1部を酢酸エチル
10部中に溶解し、ゼラチン6%の水溶液50gとドテ
シルスルホン酸ナトリウム2%の水溶液2gを混合した
水溶液中に投入した後、ホモジナイザーを用いて10分
間乳化し、乳化分散液を得た。 (塗布液の調製)ジアゾ化合物を含有するカプセル液と
カプラー乳化分散液とを、重量比で2対3となるように
混合して、塗布液を得た。(4)中間層用塗布液の調製 ゼラチン(#750:商品名、新田ゼラチン株式会社
製)24%の水溶液10gに、アクリル−スチレン系樹
脂製中空カプセル(ローペークOP−62:商品名、ロ
ームアンド・ハース社製)2.4gを加えて均一に混合
し、中間層液を得た。
【0091】(5)保護層用塗布液の調製 イタコン酸変性ポリビニルアルコール(KL−318:
商品名、クラレ株式会社製)6%の水溶液100gと、
エポキシ変性ポリアミド(FL−71:商品名、東邦化
学株式会社製)30%の分散液10gとを混合した液
に、ステアリン酸亜鉛40%の分散液(ハイドリンZ:
商品名、中京油脂株式会社製)15gを添加して保護層
液を得た。バック層用塗布液 ゼラチン4%水溶液1,200gをバック層用塗布液と
して使用した。下塗層を設けた支持体の調製 厚さ175μmのポリエチレンテレフタレートの両面に
SBRラテックスを固形分重量で0.3g/m2 となる
ように塗布した後、下記の下塗層用塗布液を片面当たり
の固形分重量が0.1g/m2 となるように両面に塗布
して下塗層を設けた支持体を得た。下塗層用塗布液の調製 ゼラチン5%水溶液(#810:新田ゼラチン株式会社
製)200g、粒子径2μmのポリメチルメタクリレー
ト樹脂粒子を5%分散したゼラチン分散物0.5g、
1,2−ベンゾチアゾリン−3−オン3%水溶液1.0
g、スルホン酸ジ(2−エチル)ヘキシル2%水溶液1
0gを混合して下塗り層塗布液を得た。(6)多色感熱記録材料の作製 既に調製した、下塗り層を設けた透明支持体の一方の面
に固形分重量で1.8g/m2 (乾燥後の厚さとして1
0μm)となるようにバック層用塗布液を塗布・乾燥し
た。
【0092】次いで、他方の面に、スライドタイプホッ
パー式ビード塗布装置を使用して、スライド上で、支持
体側から順にシアン感熱発色層液、中間層液、マゼンタ
感熱発色層液、中間層液、イエロー感熱発色層液及び保
護層液となるように多層重層塗布し、乾燥して多色感熱
記録材料を得た。
【0093】塗布量は、乾燥後の固形分換算で、シアン
感熱記録層が6.1g/m2 、マゼンタ感熱記録層が
7.8g/m2 、中間層が(ゼラチン1.2g/m2
中空カプセル1.2g/m2 )2.4g/m2 、イエロ
ー感熱記録層が7.2g/m2、及び保護層が2.0g
/m2 となるように各塗布液を塗布した。(7)熱記録 得られた記録材料を用い、下記のようにして記録した。
【0094】サーマルヘッドKST型(商品名、京セラ
株式会社製)を用い、単位面積当たりの記録熱エネルギ
ーを印加電圧及びパルス幅を調節して、得られた記録材
料にマクベス濃度計で測定した画像部の濃度が0.5と
なるようにイエローの画像を記録した。
【0095】次いで、発光中心波長420nm及び出力
40Wの紫外線ランプ下に10秒間曝して、イエロー感
熱発色層を光定着した後、サーマルヘッドの記録熱エネ
ルギーを印加電圧及びパルス幅で調節し、更に、マクベ
ス濃度計で測定した画像部の濃度が0.5となるように
マゼンタの画像を記録した。
【0096】次に、発光中心波長が365nmで出力4
0Wの紫外線ランプ下に30秒間曝し、マゼンタ感熱発
色層を光定着した後サーマルヘッドの記録熱エネルギー
を印加電圧及びパルス幅で調節してマクベル濃度計で測
定した画像部の濃度が0.5となるようにシアン画像を
記録した。
【0097】この結果、イエロー、マゼンタ及びシアン
の各発色画像の他に、イエローとマゼンタの記録が重複
した画像部分は赤色に、マゼンタとシアンの記録が重複
した画像部分は青色に、イエローとシアンの記録が重複
した部分は緑色に、そしてイエロー、マゼンタ及びシア
ンの記録が重複した画像部分は黒色に発色した。 〔実施例14〕実施例13の電子供与性無色染料(本発
明化合物例8)を本発明化合物例9にかえた他は、実施
例13と同様にしてフルカラーの多層多色感熱記録材料
を得て、実施例14とした。実施例13と同様に画像記
録を行った。 〔比較例5〕実施例13の電子供与性無色染料(本発明
化合物例8)を比較化合物B−2にかえた他は、実施例
13と同様にしてフルカラーの多層多色感熱記録材料を
得て、比較例5とした。実施例13と同様に画像記録を
行った。
【0098】実施例13〜14及び比較例5で得られた
画像について、実施例9と同様にキセノンフェードメー
タによる光照射を24時間行い、画像の耐光性を評価し
た。結果を下記表6に示す。
【0099】
【表6】
【0100】表6に明らかなように、本発明のインドリ
ルフタリド化合物はフルカラーの多層多色感熱記録材料
に用いた場合にも高い画像耐光性を示した。一方、比較
例のインドリルフタリド化合物は、画像耐光性が不充分
であることがわかった。
【0101】
【発明の効果】本発明により、良好な濃度の青からシア
ン色の画像を与え、画像部の光に対する堅牢性が良好な
電子供与性無色染料及びそれを用いた記録材料を得るこ
とができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表されるインドリル
    フタリド化合物。 【化1】 式中、R1 はアルキル基又はフェニル基を表す。R2
    水素原子又はアルキル基を表す。R3 はアルコキシ基、
    アルキル基、アシルアミノ基、アルキルチオ基、アセチ
    ルオキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を表す。
    4 はアルキル基を表す。R5 はアルキル基又はフェニ
    ル基を表す。R6 、R7 は各々独立に水素原子、アルキ
    ル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表す。ここで、
    1 とR 6 とは互いに環を形成していてもよい。R8
    水素原子、アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子
    を表す。R9 は水素原子、アルキル基、アルコキシ基ま
    たはハロゲン原子を表す。また、環Aは下記式で表され
    るいずれかを表す。 【化2】
  2. 【請求項2】 電子供与性無色染料と電子受容性化合物
    を使用した記録材料において、一般式(I)で表される
    インドリルフタリド化合物を少なくとも1種以上含むこ
    とを特徴とする記録材料。 【化3】 式中、R1 はアルキル基又はフェニル基を表す。R2
    水素原子又はアルキル基を表す。R3 はアルコキシ基、
    アルキル基、アシルアミノ基、アルキルチオ基、アセチ
    ルオキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子を表す。
    4 はアルキル基を表す。R5 はアルキル基又はフェニ
    ル基を表す。R6 、R7 は各々独立に水素原子、アルキ
    ル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表す。ここで、
    1 とR 6 とは互いに環を形成していてもよい。R8
    水素原子、アルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子
    を表す。R9 は水素原子、アルキル基、アルコキシ基ま
    たはハロゲン原子を表す。また、環Aは下記式で表され
    るいずれかを表す。 【化4】
JP7274514A 1995-10-23 1995-10-23 インドリルフタリド化合物およびそれを使用した記録材料 Pending JPH09111136A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019107263A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 キヤノン株式会社 色素化合物及び感熱転写記録用シート
JP2019099795A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 キヤノン株式会社 色素化合物及び感熱転写記録用シート

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JP2019099795A (ja) * 2017-11-29 2019-06-24 キヤノン株式会社 色素化合物及び感熱転写記録用シート
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