JPH09108705A - 形鋼の圧延方法及びその装置 - Google Patents

形鋼の圧延方法及びその装置

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JPH09108705A
JPH09108705A JP27230395A JP27230395A JPH09108705A JP H09108705 A JPH09108705 A JP H09108705A JP 27230395 A JP27230395 A JP 27230395A JP 27230395 A JP27230395 A JP 27230395A JP H09108705 A JPH09108705 A JP H09108705A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被圧延材のウェブの偏りを修正すると共に、
左右のフランジ幅の不均一を修正して寸法精度の良好な
製品を製造することのできる形鋼の製造方法及びその装
置を得ること。 【解決手段】 ユニバーサル圧延機の入側若しくは出側
又は入側と出側に設けたローラガイド装置Gにより、被
圧延材1の左右のフランジ幅が不均一の場合は、この被
圧延材1をフランジ幅の短い方向に移動させ、その中心
をずらせてユニバーサル圧延機に誘導する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、H形鋼やI形鋼の
ようなフランジを有する形鋼の圧延方法及びその装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】フランジを有する形鋼のユニバーサル圧
延において、被圧延材の寸法精度向上に用いられる装置
の一例として、特開平5−23725号公報に開示され
た技術がある。この形鋼の圧延用ガイドは、図8に示す
ように、被圧延材1のウェブ2を上下に挟む左右対称の
ウェブガイド21a,21bと、被圧延材1のフランジ
3a,3bの端部に接して転動するフランジ拘束ローラ
22a,22bとにより、被圧延材1をユニバーサル圧
延機に案内する装置であって、被圧延材1のウェブ2が
フランジ3a,3bの中心に対して上下何れかにずれを
生じる中心の偏りを防止するために適用される。
【0003】このようなウェブガイド21a,21bと
フランジ拘束ロール22a,22bとは、ユニバーサル
圧延機に対して上下左右対称に配置され、被圧延材1の
ウェブ2及びフランジ3a,3bを拘束してユニバーサ
ル圧延機へ誘導することにより、ウェブ2の中心の偏り
を防止する。
【0004】また、特開平6−218413号公報に
は、4つのフランジ拘束ローラの位置をそれぞれ独立し
て制御し、ウェブの偏りを修正するようにした圧延方法
が開示されている。この圧延方法は、図9に示すよう
に、被圧延材1のフランジ3a,3b又はウェブ2を拘
束するガイドローラ23a,23b及び23c,23d
を、左右非対称に上下にそれぞれ独立して移動させるこ
とにより、被圧延材1を傾けてユニバーサル圧延機に誘
導するようにしたもので、左右のフランジ3a,3bの
中心の偏りが上下逆の場合でもこれを解消することがで
きるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】フランジ拘束ローラを
使用した上述の従来技術は、ウェブの中心の偏りを防止
するという点において有効とされているが、被圧延材の
フランジ幅が左右不均一の場合は、これを修正すること
ができない。
【0006】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、被圧延材のウェブの中心の偏りを修正すると
共に、左右のフランジ幅が不均一の場合にこれを修正し
て均一なフランジ幅を有する寸法精度の良好な製品を製
造することのできる形鋼の圧延方法及びその装置を得る
ことを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る形鋼の圧延
方法は、形鋼の圧延に際して被圧延材の左右のフランジ
幅が異なるときは、ローラガイド装置により被圧延材を
フランジ幅の小さい方に移動させ、被圧延材をユニバー
サル圧延機にこのユニバーサル圧延機の左右の中心に対
してフランジ幅の小さい方にずらして噛み込ませ、被圧
延材を左右のフランジ幅が均等になるように圧延するも
のである。
【0008】本発明に係る形鋼の圧延装置は、被圧延材
のフランジの各端面に接して転動するフランジ拘束ロー
ラを有し、ユニバーサル圧延機の入側若しくは出側又は
入側と出側に設けられたローラガイド装置を備え、被圧
延材をユニバーサル圧延機に誘導するようにした形鋼の
圧延装置において、ローラガイド装置に、被圧延材の左
右のフランジの外側面に接して転動し、駆動手段により
被圧延材をその搬送方向と直交する方向に移動しうるよ
うに構成したものである。
【0009】また、本発明に係る形鋼の圧延装置は、ロ
ーラガイド装置を、被圧延材に対して上下対称に配置さ
れ被圧延材のウェブ及びフランジ内面をそれぞれ独立し
て案内する各一対のウェブガイドに、それぞれテーパ付
きのフランジ拘束ローラを小径部を中心部側に位置させ
て転動可能に取付け、駆動手段によりウェブガイドを被
圧延材の搬送方向と直交する方向に移動しうるように構
成したものである。
【0010】さらに、上記の形鋼の圧延装置において、
被圧延材の搬送ライン上に、被圧延材の左右のフランジ
幅を測定するフランジ幅測定装置を設け、このフランジ
幅測定装置による左右のフランジ幅の測定結果に基いて
フランジ中央拘束ローラ又はウェブガイドを移動させる
ようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は本発明を適用するフランジ
を有する形鋼の圧延設備の配置の一例を示すもので、圧
延素材は、加熱後ブレイクダウン圧延機BDにより粗圧
延され、続いて粗圧延機群R1 ,R2 により複数パス圧
延される。ここで、図2には、粗圧延機群R1 ,R2
して、ユニバーサル圧延機U1 ,U2 とフランジ圧延機
1 ,E2 を各1基ずつ隣接して配設した場合を示した
が、ユニバーサル圧延機U1 ,U2 とフランジ圧延機E
1 ,E2 の数及び配置はこの例に限定されるものではな
く、それぞれ1基以上隣接して配置したものであればよ
い。また、順序も任意に決定することができる。さら
に、粗圧延機群R1 ,R2 として2つの圧延設備を配置
した例を示したが、これは1つあるいは3つ以上でもよ
い。そして、粗圧延機群R1 ,R2 を通過した被圧延材
は、最終的に仕上げユニバーサル圧延機Fにより目標寸
法に仕上げられる。
【0012】ユニバーサル圧延機U1 ,U2 (以下単に
Uという)には、図3に示すように、その上流側(入
側)にフランジ幅測定装置M及びローラガイド装置Gが
設置されており、フランジ幅測定装置Mによって測定さ
れた被圧延材の左右のフランジ幅の寸法は、主演算装置
Cに送られて処理され、その結果に基いてローラガイド
装置Gが調整される。なお、図3にはローラガイド装置
Gをユニバーサル圧延機Uの上流側に設けた場合を示し
たが、ローラガイドGはユニバーサル圧延機Uの下流側
(出側)又は上流側と下流側の両方に設けてもよい。
【0013】実施形態1.図1は本発明に実施するロー
ラガイド装置Gの第1の実施形態の模式図である。図に
おいて、5a,5bは被圧延材1のフランジ3a,3b
の外側面に接して転動する一対のフランジ中央拘束ロー
ラで、軸受を介して支持部材6a,6bに転動自在に支
持され、駆動手段(図示せず)により被圧延材1の搬送
方向と直交して左右に移動しうるように構成されてお
り、被圧延材1のフランジ3a,3bの中央部外側面を
拘束する。7a,7b及び7c,7dは被圧延材1の上
下においてそれぞれ対向配置され、フランジ3a,3b
の端部を拘束するフランジ拘束ローラで、軸受を介して
支持部材8a,8b、8c,8dに転動自在に支持され
ており、支持部材8a〜8dはフレーム9a,9bに取
付けられている。
【0014】上記のようなローラガイド装置Gを有する
形鋼の圧延設備においては、被圧延材1のリバース圧延
時に、ローラガイド装置Gの上流側に設けたフランジ幅
測定装置Mにより被圧延材1の左右のフランジ幅を測定
し、その測定信号を主演算装置Cに送る(図3参照)。
主演算装置Cはフランジ幅測定装置Mの測定結果から、
左右のフランジ幅の差に基いて被圧延材1の左右方向へ
の移動量を決定し、これに対応した制御信号をフランジ
中央拘束ローラ5a,5bの駆動手段に加える。なお、
左右のフランジ幅の差に代えて、左右のフランジ幅の基
準寸法に対する差を求めてもよい。
【0015】そして、この制御信号により駆動手段を駆
動して、被圧延材1を両フランジ幅の差に対応してフラ
ンジ幅の短い側(図1の場合はフランジ3aで、以下短
辺側という)に移動させ、ユニバーサル圧延機Uに誘導
する。ユニバーサル圧延機Uにおいては、フランジ幅の
長い方(以下長辺側という)のフランジ3bはウェブ2
に巻込まれてその幅が減少し、短辺側のフランジ3aは
ウェブ2が押出されてその幅が増大する。このような圧
延を左右のフランジ幅が等しくなるまで繰返すことによ
り、左右のフランジ幅が均等な製品を製造することがで
きる。
【0016】この場合、ローラガイド装置Gにより被圧
延材1を横方向にずらしてユニバーサル圧延機Uに噛込
ませる際のフランジ幅の変化量ΔBは、被圧延材1の移
動量xと被圧延材1の寸法によって定まり、次式で表わ
すことができる。 ΔB=f(x,tw ,tf ,H,B,…) ここで、tw :ウェブ厚、tf :フランジ厚、H:ウェ
ブ高さ、B:フランジ幅である。
【0017】ところで、短辺側のフランジのフランジ幅
を増大させる際に、ウェブからフランジに移動する材料
が図4に示すように倒れ込み、中心の偏りが増加するお
それがある。しかしながら、本実施形態においては、フ
ランジ拘束ローラ7a〜7dによりフランジ3a,3b
の端部を拘束してユニバーサル圧延機Uに誘導するよう
にしているので、フランジ3a,3bの上下位置が確実
に制御されてウェブ2が倒れにくくなるため、このよう
な中心の偏りを防止することができる。
【0018】実施例 上述のような本実施形態に係るローラガイド装置Gを用
いた圧延設備により、ウェブ高さ600mm、フランジ
幅300mの被圧延材を圧延する場合について説明す
る。図5は上記の被圧延材を圧延するユニバーサル圧延
機において、被圧延材を圧延機の中心から横方向に移動
させた場合の基準条件に対する移動量(横軸)と、これ
に対する被圧延材のフランジ幅の基準条件に対する変化
量(縦軸)との関係を示す線図である。図から明らかな
ように、被圧延材をフリー側(フランジの短辺側)へ移
動させることにより、フリー側のフランジ幅は増加し、
ドライブ側(フランジの長辺側)のフランジ幅は減少す
ることがわかる。
【0019】図5から、フランジ幅の変化量ΔBは、被
圧延材の移動量xを用いて、次のように表わすことがで
きた。 ΔB=0.095・x 上式によりユニバーサル圧延機Uに誘導する前の被圧延
材の、左右のフランジ幅の差を修正するための被圧延材
の横方向への移動量を求め、これによりローラガイド装
置Gの設定を行った。
【0020】本実施形態に係るローラガイト装置Gを用
いた圧延設備により前記の被圧延材を製造した場合の製
品の左右のフランジ幅の差は0.5mmであった。これ
に対して、被圧延材を横方向に移動させない従来の圧延
方法により被圧延材を製造した製品の左右のフランジ幅
の差は1.4mmであり、これにより、製品の中心部の
偏りを解消すると共に、製品の寸法精度を大幅に向上す
ることができた。
【0021】実施形態2.図6は本発明に実施するロー
ラガイド装置Gの第2の実施形態の模式図である。図に
おいて、10a,10b及び10c,10dは被圧延材
1の上下に対向配置された各一対のウェブガイドで、ほ
ぼコ字状に形成されて中心部側の辺の先端部は内側に折
曲げられ、被圧延材1のウェブ2及びフランジ3a,3
bの内面に近接するガイド部11a,11b、11c,
11dが形成されている。このウェブガイド10a〜1
0dには、外周がテーパ状に形成され、その小径部をロ
ーラガイドGの中心部側に位置させたフランジ拘束ロー
ラ12a,12b、12c,12dが軸受を介して転動
可能に支持されており、また、ウェブガイド10aと1
0c、10bと10dは、駆動手段(図示せず)に連結
された駆動軸13a,13c、13b,13dによりフ
レーム9a,9bに沿ってそれぞれ左右に移動可能に構
成されている。
【0022】上記のようなローラガイド装置Gを備えた
圧延設備においては、第1の実施形態の場合と同様にフ
ランジ幅測定装置Mにより被圧延材1の左右のフランジ
幅を測定し、その結果に基いて主演算装置Cによりフラ
ンジ拘束ローラ12a〜12dの横方向の移動量を決定
して制御信号を出力し、駆動手段を制御してウェブガイ
ド10a〜10bをフランジの短辺側の方向(図の場合
は矢印で示す方向)に移動させ、フランジ3a,3bの
少なくとも一方がフランジ拘束ローラ12a,12bに
拘束されている被圧延材1を同方向に移動させる。これ
により、被圧延材1を横方向にずらせた状態でユニバー
サル圧延機Uに誘導することができる。
【0023】実施形態3.図7は本発明に実施するロー
ラガイド装置Gの第3の実施形態の模式図である。本実
施形態では、外周にテーパが設けられ、その小径部をロ
ーラガイド装置Gの中心部側に位置させて対向配置した
フランジ拘束ローラ12a,12b及び12c,12d
を、それぞれ独立して上下方向に移動可能に構成し、被
圧延材1のフランジの短辺側のフランジ拘束ローラ(図
の場合は12a,12b)を両者の間隔が広くなるよう
に移動させ、他方のフランジ3b側のフランジ拘束ロー
ラ12c,12dを両者の間隔が狭くなるように移動さ
せる。これにより、フランジ3bの端部がフランジ拘束
ローラ12c,12dのテーパ面に沿って矢印方向に移
動し、被圧延材1を横方向にずらすようにしたものであ
る。
【0024】以上の説明から明らかなように、本発明の
主旨は、フランジを有する形鋼の圧延方法において、フ
ランジ拘束ローラを有するローラガイド装置によってユ
ニバーサル圧延機に対する被圧延材の横方向の噛み込み
位置を調整することにより、中心の偏り発生を防止する
と共に、左右のフランジ幅の不均一を解消するようにし
たものであり、上述の各実施形態に限定するものではな
い。例えば、図3に示したフランジ幅測定装置Mがな
く、圧延中の被圧延材のフランジ幅が測定できない場合
であっても、圧延ラインの下流において被圧延材あるい
は製品のフランジ幅を測定し、これに基いて次の被圧延
材の圧延にあたってローラガイド装置を設定するように
しても左右のフランジ幅の差を解消することができる。
【0025】また、上記の実施形態では、本発明により
H形鋼を圧延する場合を示したが、本発明はこれに限定
するものではなく、例えば平行フランジ溝形鋼の圧延設
備等、広く形鋼の圧延設備に実施することができる。
【0026】以上の説明から明らかなように、本発明に
係る形鋼の圧延方法及び装置は、ユニバーサル圧延機の
入側若しくは出側又は入側と出側に設けたローラガイド
装置により、被圧延材の左右のフランジ幅が不均一の場
合は、この被圧延材をフランジ幅の短い方向に移動さ
せ、その中心をずらせてユニバーサル圧延機に誘導する
ようにしたので、製品の中心の偏りを防止できると共
に、左右のフランジ幅の不均一を修正して、寸法精度の
良好な形鋼を製造することができる。
【0027】また、上記の形鋼の圧延装置において、被
圧延材の搬送ライン上に被圧延材の左右のフランジ幅を
測定するフランジ幅測定装置を設け、このフランジ幅測
定装置による測定結果に基いてフランジ中央拘束ローラ
又はウェブガイドを移動させるようにしたので、搬送ラ
イン上で左右のフランジの不均一を正確に測定すること
ができ、これに基いて被圧延材の移動量を自動的に制御
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるローラガイド装置の第1の実施
形態の模式図である。
【図2】本発明を実施する圧延設備の一例の説明図であ
る。
【図3】図2の要部の詳細図である。
【図4】本発明を実施した圧延設備による被圧延材の圧
延状態を説明するための説明図である。
【図5】本発明による被圧延材の移動量とフランジ幅の
変化量との関係を示す線図である。
【図6】ローラガイドの第2の実施形態の模式図であ
る。
【図7】ローラガイドの第3の実施形態の要部の説明図
である。
【図8】従来の形鋼の圧延用ガイドの模式図である。
【図9】従来の他の形鋼の圧延用ガイドの模式図であ
る。
【符号の説明】
1 被圧延材 2 ウェブ 3a,3b フランジ 5a,5b フランジ中央拘束ローラ 7a〜7d,12a〜12d フランジ拘束ローラ 9a,9b フレーム 10a,10b ウェブガイド U ユニバーサル圧延機 G ローラガイド装置 M フランジ幅測定装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被圧延材のフランジの各端面に接して転
    動するフランジ拘束ローラを有し、ユニバーサル圧延機
    の入側若しくは出側又は入側と出側に設けられたローラ
    ガイド装置を備え、 形鋼の圧延に際して前記被圧延材の左右のフランジ幅が
    異なるときは、前記ローラガイト装置により前記被圧延
    材をフランジ幅の小さい方に移動させ、該被圧延材を前
    記ユニバーサル圧延機に該ユニバーサル圧延機の左右の
    中心に対してフランジ幅の小さい方にずらせて噛み込ま
    せ、被圧延材を左右のフランジ幅が均等になるように圧
    延することを特徴とする形鋼の圧延方法。
  2. 【請求項2】 被圧延材のフランジの各端面に接して転
    動するフランジ拘束ローラを有し、ユニバーサル圧延機
    の入側若しくは出側又は入側と出側に設けられたローラ
    ガイド装置を備え、前記被圧延材をユニバーサル圧延機
    に誘導するようにした形鋼の圧延装置において、 前記ローラガイド装置に、前記被圧延材の左右のフラン
    ジの外側面に接して転動し、駆動手段により前記被圧延
    材をその搬送方向と直交する方向に移動しうるように構
    成したフランジ中央拘束ローラを設けたことを特徴とす
    る形鋼の圧延装置。
  3. 【請求項3】 被圧延材のフランジの各端面に接して転
    動するフランジ拘束ローラを有し、ユニバーサル圧延機
    の入側若しくは出側又は入側と出側に設けられたローラ
    ガイド装置を備え、前記被圧延材をユニバーサル圧延機
    に誘導するようにした形鋼の圧延装置において、 前記ローラガイド装置を、前記被圧延材に対して上下対
    称に配置され被圧延材のウェブ及びフランジ内面をそれ
    ぞれ独立して案内する各一対のウェブガイドに、それぞ
    れテーパ付きのフランジ拘束ローラを小径部を中心部側
    に位置させて転動可能に取付け、駆動手段により前記ウ
    ェブガイドを被圧延材の搬送方向と直交する方向に移動
    しうるように構成したことを特徴とする形鋼の圧延装
    置。
  4. 【請求項4】 被圧延材の搬送ライン上に、被圧延材の
    左右のフランジ幅を測定するフランジ幅測定装置を設
    け、該フランジ幅測定装置による左右のフランジ幅の測
    定結果に基いて前記フランジ中央拘束ローラ又はウェブ
    ガイドを移動させることを特徴とする請求項1又は2記
    載の形鋼の圧延装置。
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KR101388269B1 (ko) * 2012-04-30 2014-04-23 현대제철 주식회사 가속냉각용 소재 안내장치 및 이를 갖는 가속냉각설비
CN104399759A (zh) * 2014-10-20 2015-03-11 山东钢铁股份有限公司 一种用于热轧h型钢轧件的导卫装置及导卫方法

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