JPH09108223A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

Info

Publication number
JPH09108223A
JPH09108223A JP7270904A JP27090495A JPH09108223A JP H09108223 A JPH09108223 A JP H09108223A JP 7270904 A JP7270904 A JP 7270904A JP 27090495 A JP27090495 A JP 27090495A JP H09108223 A JPH09108223 A JP H09108223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transducer
attenuation
diagnostic apparatus
ultrasonic diagnostic
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7270904A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Satou
比呂光 佐藤
Takemitsu Harada
烈光 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP7270904A priority Critical patent/JPH09108223A/ja
Publication of JPH09108223A publication Critical patent/JPH09108223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動子と反射点との間の距離が各チャネルで
異なることによる受信信号の減衰に起因する信号対雑音
比の劣化を改善し、画質を向上する。 【解決手段】 補償ゲイン発生器18が、振動子の座標
と、走査制御信号14から得られるステアリング角度と
を用いて、各チャネルに対するステアリング角度補償増
幅率を算出する。減衰補償処理回路15は、チャネルご
との受信信号12にこの補償増幅率をチャネル信号増幅
部20の乗算器により掛け合わせ、ステアリング角度に
依存した受信信号12の減衰が補償された受信信号を出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体内部の組織断層
像や運動反射体速度を表示する超音波診断装置、特に複
数の振動子を有し電子フォーカスを行う超音波診断装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置において、超音波を送受
信する複数の振動子をアレイ状に配置し、各振動子に接
続された遅延回路の遅延量を調節することにより、超音
波ビームの電子フォーカスが行われている。電子フォー
カスは送信フォーカスと受信フォーカスとがある。送信
フォーカスでは、所定の点において各振動子からの送信
波の時相が一致するように各振動子の送信遅延量を設定
して、超音波ビームがこの点に向けて集束するようなビ
ームフォーミングが実現される。一方、受信フォーカス
では、所定の点からの受信波の時相が一致するように各
振動子の受信信号に遅延を与えた後、この受信信号を加
算することにより、受信信号の距離及び方位についての
分解能を向上することができる。
【0003】超音波ビームのパルスは、送信フォーカス
された方向に進行し、この方向のいろいろな深さに存在
する反射点で反射される。反射波は振動子に近いところ
で反射したものから順次、振動子に戻る。反射点の深さ
は、超音波パルスの音速及び応答時間(送信から受信ま
での時間)とから計算できる。同じ深さを有する点全体
は振動子アレイを中心として円弧的な曲線(又は球面的
な曲面)を形成するが、受信フォーカスによればこの曲
線上の一部分に対して受信感度を上げることができる。
応答時間に連動して受信フォーカス位置を時間的に変化
させるダイナミックフォーカスにより、受信方向につい
ても有指向性を実現できる。すなわち一直線の受信ビー
ムが得られる。電子セクタ走査では、送受信の電子フォ
ーカスの指向方向を時間とともに変化させることによ
り、セクタ状の画像を得る。
【0004】さて、深さの異なる点からの受信信号は送
信時からの減衰量が異なる。すなわち応答時間が遅い、
遠方の反射波ほど、生体内での減衰を強く受けて、受信
波は弱くなる。そのため、遠方の反射波ほど増幅率を上
げて受信信号振幅を補償する、TGC(Time Gain Comp
ensation)処理、又はSTC(Sensitivity Time Contr
ol)処理が行われる。
【0005】従来は、ある深さの受信信号については、
超音波ビームのステアリング角度に関わり無く、全ての
振動子チャネルに対して一律の増幅率を乗じていた。
【0006】図5は、従来の受信処理系の構成を示すブ
ロック図である。反射波は、N個の振動子51で、Nチ
ャネルの信号として受信される。各振動子からの受信信
号52は、チャネルごとに遅延部53で遅延される。こ
の遅延時間は、走査制御信号54によってダイナミック
フォーカスを実現するように制御される。遅延部53か
ら出力された受信信号はSTC処理回路55にて後述の
処理を受けた後、加算器56で加え合わされた加算信号
57となり、表示処理を行う各処理部に出力される。
【0007】さてSTC処理回路55の処理を説明す
る。STCゲイン発生器58は、受信信号の生体内の発
生深さによる減衰差を補正する増幅率であるゲイン信号
59を発生する。この増幅率を、以下、深さ補償増幅率
と呼ぶ。この深さ補償増幅率は受信信号の応答時間に応
じて変化するが、各チャネル間では共通である。受信信
号52は乗算器60でゲイン信号59を乗算、増幅さ
れ、振幅の減衰量を補正される。STC処理回路55の
処理は各チャネル間で共通であるので、加算信号57に
対して行うことも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】超音波ビームをステア
リングする場合、超音波が各振動子から送信され、生体
内のある点で反射され、再び各振動子に戻るまでの行路
長は一般に振動子間で相違する。ステアリング角度が大
きいほどこの行路差も大きくなる。この行路差に応じて
周波数依存減衰の影響も異なるので、受信信号強度も各
チャネル間で差異を生じる。従来においては、このチャ
ネル間強度差を考慮せずに一律に増幅していた。そのた
めステアリング角度が大きいほど各チャネルを加算した
信号の強度が小さくなって、信号対雑音比が劣化し、こ
の信号を用いて画像表示した際に画質劣化を生ずるとい
う問題があった。
【0009】本発明は、信号対雑音比を改善し、画質が
向上した超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
超音波診断装置は、フォーカス点までの振動子ごとの行
路長の差による受信信号振幅の減衰率の差異を補償する
ように、受信信号を振動子ごとに増幅する減衰補償処理
回路を有することを特徴とする。
【0011】すなわち、フォーカス点に対する距離が大
きい振動子の受信信号ほど減衰を強く受けるので、大き
い増幅率で増幅する。
【0012】本発明の請求項2記載の超音波診断装置
は、減衰補償処理回路が、超音波ビームのステアリング
角度と振動子の位置とを用いて、前記減衰率の差異に応
じた振動子ごとの増幅率を計算して出力する補償ゲイン
演算部と、該増幅率を用いて各振動子からの受信信号振
幅を増幅するチャネル信号増幅部と、を有することを特
徴とする。
【0013】本発明の請求項3記載の超音波診断装置
は、補償ゲイン演算部が、プローブ両端の2つの振動子
に対する減衰率の差異を計算し、これを補間近似するこ
とによって他の振動子の減衰率を求めて、振動子ごとの
増幅率を決定することを特徴とする。
【0014】本発明の請求項4記載の超音波診断装置
は、減衰補償処理回路が、前記減衰差を補償する増幅率
の、超音波ビームのステアリング角度と振動子の位置と
をパラメータとしたテーブルを格納した補償ゲイン記憶
部と、該増幅率を読み出して各振動子からの受信信号振
幅を増幅するチャネル信号増幅部と、を有することを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0016】[実施形態1]図1は、本発明を実施した
超音波診断装置のブロック図である。プローブ1は振動
子アレイを有し、この振動子アレイを生体に押し当てた
状態で、超音波を送受信する。送受信器2で発生する送
信信号により、振動子アレイからは超音波パルスが生体
内に放射される。超音波パルスは生体内組織の音響イン
ピーダンスの変化に応じた強度の反射を生じる。反射波
は前記振動子アレイで検出され複数チャネルの受信信号
となり、この受信信号は送受信器2で各振動子間の加算
処理が行われる。走査制御器3は送受信器2に対し走査
制御信号を出力し、送信時には電子フォーカスによる超
音波ビームのステアリングを制御し、受信時には反射波
の応答時間に連動してダイナミックフォーカスを制御す
る。この走査制御器3の制御により、送受信器2からは
生体内をセクタ走査した受信信号が出力される。組織断
層エコー処理部4、カラードプラ処理部5又はスペクト
ルドプラ処理部6は、それぞれこの受信信号を処理/加
工して、映像信号をDSC(Digital ScanConverter)
7に出力する。DSC7は、セクタ走査の周期で書き込
まれる映像を、表示器8のフレームレートに合わせて読
み出すために用いられる。
【0017】図2は、送受信器2内の受信処理系の構成
を示すブロック図である。N個の振動子11で受信され
たNチャネルの受信信号12は、チャネルごとに遅延部
13で遅延される。この遅延時間は、走査制御信号14
によってダイナミックフォーカスを実現するように制御
される。遅延部13から出力された受信信号はチャネル
ごとに、本発明の特徴的構成要素である減衰補償処理回
路15にて、受信信号12の生体内での行路差に応じた
減衰量の違いを補償され強度を揃えられた後、加算器1
6で加え合わされた加算信号17となり、表示処理を行
う各処理部に出力される。減衰補償処理回路15を構成
する補償ゲイン発生器18は、補償ゲイン演算部を内蔵
し、補償ゲイン演算部は振動子の座標と、走査制御信号
14から得られるステアリング角度とを用いて、各チャ
ネルに対するステアリング角度補償増幅率を算出する。
補償ゲイン発生器18はこのステアリング角度補償増幅
率と併せて、従来のSTC処理の深さ補償増幅率を算出
し、両増幅率の積をゲイン信号19として出力する。ゲ
イン信号19はチャネル信号増幅部20でチャネルごと
に受信信号に掛け合わされ、生体内での周波数依存減衰
が補償される。ここでチャネル信号増幅部20はチャネ
ルごとに設けられた乗算器により構成される。
【0018】なお、補償ゲイン発生器18は、ステアリ
ング角度補償増幅率と深さ補償増幅率との積を出力する
としたが、本発明の特徴はステアリング角度補償増幅率
によってチャネルごとに受信信号を補償する点にある。
ここで、チャネル共通の深さ補償ゲインを発生する従来
同様のSTCゲイン発生器を別途設け、補償ゲイン発生
器はステアリング角度補償増幅率のみを発生することと
してもよい。
【0019】次に補償ゲイン発生器18の処理を詳しく
説明する。図3は、超音波ビームのステアリングによる
受信信号の行路差を説明する概略図である。振動子アレ
イはリニア型であって、x軸上の線分PQに配列される
とする。点Pにチャネル0の振動子、点Qにチャネル
(N−1)の振動子が配置され、またチャネルm(m=
0〜N−1)の振動子のx座標をxm とする。ここで座
標原点をPQの中点に採っているので、x0 =ξとする
とxN-1 =−ξである。Dは振動子アレイの両端P、Q
間の距離であり、これをプローブ開口と定義する。ステ
アリング角度θは超音波ビームとz軸とがなす角であ
る。また点Rは超音波の反射点であり、この点と原点と
の距離をrとする。さて、ΔL=|PR−QR|とする
と、プローブ開口の両端での行路差は、両点からRまで
の往復距離の差、2ΔLである。三角形OPR、OQR
に余弦定理を用いてPR、QRを求めることにより、Δ
Lは以下の式で表される。
【0020】 ΔL≒Dsin θ ……(1) 超音波の中心周波数をf0 、生体組織中の周波数依存減
衰係数をα、距離dを伝搬する前後の超音波の振幅比を
Aとすると、A=exp(−αf0 d) であり、dが微小で
あるときは、 A〓1−αf0 d ……(2) で表される。例えば図3のように反射点が点P寄りにあ
るときは、Qの受信信号はPの受信信号より減衰し、P
に対するQの振幅比AN-1 ( θ) は(2)式においてd
=2ΔLとして、 AN-1 ( θ) =1−2αf0 Dsin θ ……(3) となる。
【0021】受信信号の全チャネルを加算器16で足し
合わせた加算信号17を考える。図4は、加算信号17
に対する各チャネルの受信信号の寄与(加算効率)を示
すグラフである。図4(a)は各チャネルの受信信号間
に行路差による減衰の違いがないと仮定した場合の加算
効率のグラフである。加算効率は各チャネルで1であ
り、この場合のグラフ面積S0 =Dを加算信号17の比
較基準とする。さて実際には、各チャネル間では減衰量
に差がある。図4(b)は図3に例示する場合における
加算効率のグラフである。加算効率は点Pに対する各チ
ャネルの受信信号の振幅比である。加算効率は正確には
図に示すように曲線となるが、これを点P、Qにおける
加算効率値を通る直線で近似すると、グラフ面積Sは、 S〓D(1−αf0 Dsin θ) ……(4) となり、 S/S0 〓1−αf0 Dsin θ ……(5) である。よって各チャネル間の受信信号の行路差を補正
しない従来のSTC処理のみを施した加算信号57はス
テアリング角度θが大きいほど、減衰の影響を強く受け
て小さくなることがわかる。
【0022】そこで補償ゲイン発生器18は、チャネル
mの受信信号fm ( θ, r) に乗算されるゲイン信号1
9として、ステアリング角度に依存した減衰を補償する
ような増幅率Gm ( θ, r) を出力する。Gm ( θ,
r) はステアリング角度補償増幅率κm ( θ) と深さ補
償増幅率λ( r) との積で表される。
【0023】 Gm ( θ, r) =κm ( θ) ・λ( r) ……(6) 深さ補償増幅率λ( r) は従来からのSTC処理で使用
されている増幅率と同様でよいので、ここでは説明を省
略する。
【0024】ステアリングに依存した減衰率はプローブ
開口のいずれかの端部で最大値2αf0 Dsin θとな
る。ここで、各振動子位置での減衰率がプローブ開口端
からの距離に応じて直線的に変化すると近似すると、
【数1】 である。但し、θは点Rが点P寄りにあるとき正である
とする。加算信号17をF( θ, r) とすると、
【数2】 である。この加算信号17では、ステアリング角度に依
存した上記加算効率の劣化が補償されており、ステアリ
ング角度によらず良好な信号対雑音比が得られる。ま
た、これと合わせてステアリング角度の大きい領域や生
体内深い領域における信号レベルが補償されて向上する
ため、画像の画質が一様となり向上する。
【0025】補償ゲイン演算部は、マイクロプロセッサ
を有し、各チャネルに対する補償ゲインを算出する。
【0026】[実施形態2]本実施形態である超音波診
断装置のブロック構成は図1、図2と同様である。しか
し補償ゲイン発生器は、補償ゲイン演算部の代わりに、
ステアリング角度補償増幅率κm ( θ) のテーブルを格
納したROM(Read Only Memory)である補償ゲイン記
憶部を内蔵する点が特徴である。すなわち、κm ( θ)
を(7)式によって逐一算出するのではなく、ステアリ
ング角度θとチャネル番号mとをパラメータとしたテー
ブルに、あらかじめκm ( θ) を計算して格納してお
き、受信信号を処理する際はこれを読み出して補償処理
を行う。
【0027】振動子アレイを構成する振動子エレメント
数Nを128とし、これらはその中心に対し対称に配置
されている。またセクタ走査角の範囲を−π/2〜π/
2とし、この範囲を256に分割する。振動子エレメン
トの配置の対称性から、 κm ( θ) =κN-m-1 ( −θ) ……(9) であるので、θのパラメータ数またはmのパラメータ数
のいずれかを半減することができる。4バイトで表され
る単精度浮動小数点数を用いて1つのκm ( θ)を表現
すると、テーブルを格納するのに必要なメモリ容量は約
65Kバイトである。
【0028】このように、κm ( θ) をテーブル化して
ROMに格納することにより、逐次計算するよりも処理
を高速化することができる。また、あらかじめ計算する
ので、実施形態1の(7)式のような近似ではなく、正
確なκm ( θ) の値を計算/格納して使用することがで
き、補償精度が向上する。特に、この超音波診断装置は
コンベックスプローブを使用する場合に有効である。な
ぜなら、凸曲線に振動子が配列されたコンベックスプロ
ーブに対するステアリング角度補償増幅率の表現式は、
リニアプローブに対応した(7)式より複雑であり、そ
の表現式を用いてステアリング角度補償増幅率を逐一計
算するのでは時間がかかるからである。
【0029】
【発明の効果】本発明の超音波診断装置によれば、振動
子と反射点との間の距離が各チャネルで異なることによ
る受信信号の減衰が補償されて、信号対雑音比が改善さ
れ、画質が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である超音波診断装置のブ
ロック図。
【図2】 本発明に係る送受信器内の受信処理系の構成
を示すブロック図。
【図3】 超音波ビームのステアリングによる受信信号
の行路差を説明する概略図。
【図4】 加算信号に対する各チャネルの受信信号の寄
与を示すグラフ。
【図5】 従来の受信処理系の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 プローブ、2 送受信器、3 走査制御器、4 組
織断層エコー処理部、5 カラードプラ処理部、6 ス
ペクトルドプラ処理部、7 DSC、8 表示器、1
1,51 振動子、12,52 受信信号、13,53
遅延部、14,54 走査制御信号、15 減衰補償
処理回路、16,56 加算器、17,57 加算信
号、18 補償ゲイン発生器、19,59 ゲイン信
号、20 チャネル信号増幅部、55 STC処理回
路、58 STCゲイン発生器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波ビームを送受信する複数の振動子
    を備え、各振動子に遅延回路が接続されて超音波ビーム
    の電子フォーカスが行われる超音波診断装置において、 フォーカス点までの振動子ごとの行路長の差による受信
    信号振幅の減衰率の差異を補償するように、受信信号を
    振動子ごとに増幅する減衰補償処理回路を有することを
    特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波診断装置におい
    て、 減衰補償処理回路が、 超音波ビームのステアリング角度と、振動子の位置とを
    用いて、前記減衰率の差異に応じた振動子ごとの増幅率
    を計算して出力する補償ゲイン演算部と、 該増幅率を用いて各振動子からの受信信号振幅を増幅す
    るチャネル信号増幅部と、 を有することを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の超音波診断装置におい
    て、 補償ゲイン演算部が、プローブ両端の2つの振動子に対
    する減衰率の差異を計算し、これを補間近似することに
    よって他の振動子の減衰率を求めて、振動子ごとの増幅
    率を決定することを特徴とする超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の超音波診断装置におい
    て、 減衰補償処理回路が、 前記減衰差を補償する増幅率の、超音波ビームのステア
    リング角度と振動子の位置とをパラメータとしたテーブ
    ルを格納した補償ゲイン記憶部と、 該増幅率を読み出して各振動子からの受信信号振幅を増
    幅するチャネル信号増幅部と、 を有することを特徴とする超音波診断装置。
JP7270904A 1995-10-19 1995-10-19 超音波診断装置 Pending JPH09108223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7270904A JPH09108223A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7270904A JPH09108223A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 超音波診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09108223A true JPH09108223A (ja) 1997-04-28

Family

ID=17492610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7270904A Pending JPH09108223A (ja) 1995-10-19 1995-10-19 超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09108223A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6672131B1 (en) * 1999-01-18 2004-01-06 Clampon As Method for operating a measurement instrument
JP2006051355A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 General Electric Co <Ge> 調整可能な開口制御を伴う超音波空間複合イメージングための方法及び装置
JP2006217934A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Fuji Photo Film Co Ltd 超音波撮像装置及び超音波撮像方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6672131B1 (en) * 1999-01-18 2004-01-06 Clampon As Method for operating a measurement instrument
JP2006051355A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 General Electric Co <Ge> 調整可能な開口制御を伴う超音波空間複合イメージングための方法及び装置
JP2006217934A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Fuji Photo Film Co Ltd 超音波撮像装置及び超音波撮像方法
JP4585326B2 (ja) * 2005-02-08 2010-11-24 富士フイルム株式会社 超音波撮像装置及び超音波撮像方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4717995B2 (ja) 超音波ビーム経路の数値的最適化方式
US8672846B2 (en) Continuous transmit focusing method and apparatus for ultrasound imaging system
US6231511B1 (en) Ultrasonic signal focusing method and apparatus for ultrasonic imaging system
KR100749973B1 (ko) Prf 조절 방법 및 장치, 및 초음파 촬상 장치
US7744532B2 (en) Coherence factor adaptive ultrasound imaging methods and systems
US20060173313A1 (en) Coherence factor adaptive ultrasound imaging
US5172343A (en) Aberration correction using beam data from a phased array ultrasonic scanner
US6066099A (en) Method and apparatus for high-frame-rate high-resolution ultrasonic image data acquisition
US20150173713A1 (en) Diagnostic ultrasound apparatus
JPH10506800A (ja) 超音波画像における調節可能な周波数走査方法および装置
US6193665B1 (en) Doppler angle unfolding in ultrasound color flow and Doppler
JPH10295694A (ja) 超音波イメージング・システムの作動方法
JP3015527B2 (ja) 超音波診断装置
JPH0261254B2 (ja)
Hansen et al. Compounding in synthetic aperture imaging
US4679565A (en) Ultrasonic diagnostic apparatus using non-linear parameters of an organ
JPH0467856A (ja) バイスタティック送受信による超音波イメージャー
JP2004261572A (ja) ハーモニックな信号及びハーモニックでない信号を用いた超音波画像収差補正
JP2002017720A (ja) 信号処理方法および装置並びに画像撮影装置
JPH09108223A (ja) 超音波診断装置
JP2003339698A (ja) 超音波診断装置
JPH08289891A (ja) 超音波診断装置
JP4580490B2 (ja) 超音波診断装置
JP3492095B2 (ja) 超音波撮像装置
CN109187771A (zh) 一种融合特征值分解的低复杂度最小方差超声成像方法