JPH09108217A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH09108217A
JPH09108217A JP7271592A JP27159295A JPH09108217A JP H09108217 A JPH09108217 A JP H09108217A JP 7271592 A JP7271592 A JP 7271592A JP 27159295 A JP27159295 A JP 27159295A JP H09108217 A JPH09108217 A JP H09108217A
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JP
Japan
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pulse
ultrasonic
ultrasonic probe
control
control circuit
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JP7271592A
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Inventor
Junichi Ichikawa
純一 市川
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも電源投入時からソフトウェアが立
ち上がるまでの間、確実に超音波プローブを停止させ
る。 【解決手段】 制御部12に電源投入すると、パワーオ
ンリセット回路15から/RESET20がフリップフ
ロップ14aのCLRに供給され、出力/QをHにす
る。この結果、パルス出力制御回路14の出力PULS
E OUT23はHに固定され、ステッピングモータ1
1にパルスは供給されず、ステッピングモータ11は動
作しない。コントロール回路13内の制御ソフトウェア
の初期化が完了した後、コントロール回路13から/C
S20をフリップフロップ14aのPRに送り込み、フ
リップフロップ14aの出力/QをLに固定する。パル
ス信号PULSE IN22はゲート14bでマスクさ
れることなく、ドライバ17に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置、特
に、先端に超音波振動子を設けた超音波プローブを体腔
内等に挿入して、超音波パルスエコー法によって被検体
の超音波断層像を得る超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体腔内等に細い管状の腔内を
超音波走査して、その周辺の断層像を得る装置として超
音波プローブが開発されている。従来の超音波プローブ
ではリニア像、ラジアル像がそれぞれ単独にしか得られ
なかったが、近年は被検体にできている腫瘍などの形状
を把握したり、体積を計測したりできるような3次元像
が得られる超音波プローブの開発の必要性が高まってい
る。
【0003】このような3次元像が得られる超音波プロ
ーブとしては、本出願人は、例えば特開平6−3093
9号公報において、ラジアル走査をしながらプローブを
軸方向に移動させて、スパイラル状に3次元スキャンを
行う超音波プローブを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−30939号公報に開示されている超音波診断
装置では、電源投入時からソフトウェアが立ち上がるま
での間、プローブがユーザの意志に反してリニア方向に
動いてしまうことがあり、その場合、機械的に突き当た
ってしまう等で装置が疲弊し装置の寿命を短くしてしま
う虞がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、少なくとも電源投入時からソフトウェアが立ち
上がるまでの間、確実に超音波プローブを停止させるこ
とのできる超音波診断装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波診断装置
は、動力伝達手段に連結された超音波振動子を先端に有
する超音波プローブと、前記超音波プローブが着脱自在
に連結され、前記動力伝達手段を介して前記超音波振動
子を移動させる駆動手段と、前記超音波振動子に前記駆
動手段を介して電気的に接続され、前記超音波振動子か
らの信号を信号処理する超音波信号処理手段と、前記駆
動手段と電気的に接続され、前記駆動手段の動作を制御
する制御手段と備えた超音波診断装置において、前記制
御手段が、前記駆動手段と電気的に接続され、前記駆動
手段に駆動パルスを供給するパルス発生手段と、前記パ
ルス発生手段と電気的に接続し、前記パルス発生手段を
制御するパルス制御手段と、前記パルス制御手段に電気
的に接続し、電源立ち上げを感知する感知手段と、前記
感知手段により感知した前記電源立ち上げ時から、前記
パルス制御手段の制御ソフトウェアの初期化処理終了ま
での間、前記パルス発生手段の前記駆動パルスの出力を
禁止させるパルス出力制御手段とを備えて構成される。
【0007】本発明の超音波診断装置では、前記パルス
出力制御手段が、前記感知手段により感知した前記電源
立ち上げ時から、前記パルス制御手段の制御ソフトウェ
アの初期化処理終了までの間、前記パルス発生手段の前
記駆動パルスの出力を禁止させることで、少なくとも電
源投入時からソフトウェアが立ち上がるまでの間、確実
に超音波プローブを停止させることを可能とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0009】図1ないし図3は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は超音波診断装置の構成を示す構成
図、図2は図1の制御部の構成を示す構成図、図3は図
2の制御部の各信号のタイミングを示すタイミング図で
ある。
【0010】(構成)図1に示すように、超音波プロー
ブ1の先端には、超音波を送受波する超音波振動子2が
配設されており、超音波振動子2は、シース3内に延在
するシャフト4に接続されている。シース3及びシャフ
ト4は、駆動部5内のコネクタ6に着脱自在に接続され
ている。また、シース3は、外シース3aで覆われてお
り、外シース3aは駆動部5に固定されている。
【0011】シャフト4は、コネクタ6を介してDCモ
ータ7に接続されており、DCモータ7の回転を受け超
音波振動子2が回転駆動されるようになっている。
【0012】超音波振動子2には、図示しないケーブル
が接続されており、このケーブルがシャフト4、コネク
タ6及びDCモータ7を介して超音波観測部8に接続さ
れている。そして、超音波観測部8は、超音波振動子2
からの超音波エコー信号により、超音波像を図示しない
モニタに表示するようになっている。
【0013】コネクタ6は、フランジ9を介してボール
ネジ10に接続され、ボールネジ10はステッピングモ
ータ11に接続されている。そして、ステッピングモー
タ11の回転がボールネジ10に伝達され、フランジ9
を介して連結されているコネクタ6を軸方向に進退させ
超音波振動子2をリニア方向に往復駆動させるようにな
っている。
【0014】DCモータ7及びステッピングモータ11
は、制御部12に接続されており、この制御部12は、
超音波振動子2のDCモータ7による回転駆動及びステ
ッピングモータ11による進退駆動を制御し、いわゆる
スパイラル走査が行えるようになっている。
【0015】図2に示すように、制御部12内には、コ
ントロール回路13が設けられており、コントロール回
路13は、コントロール回路13内に格納されている制
御ソフトウェアにより制御される。
【0016】コントロール回路13には、パルス出力制
御回路14とパワーオンリセット回路15、パルス発生
回路16が接続されている。パルス出力制御回路14に
はドライバ17が接続されており、ドライバ17には駆
動部5内のステッピングモータ11が接続している。
【0017】パルス出力制御回路14は、フリップフロ
ップ14a及びゲート14bより構成され、フリップフ
ロップ14aのプリセット端子(PR)にはコントロー
ル回路13からの制御信号/CS20が、またクリア端
子(CLR)にはパワーオンリセット回路15からのリ
セット信号/RESET21が入力されている。なお。
記号”/”は、不論理を示す。
【0018】フリップフロップ14aの出力/Qは、ゲ
ート14bの一方の端子に入力され、ゲート14bの他
方の端子にはパルス発生回路16からのパルス信号PU
LSE IN22が入力されており、ゲート14bは、
これらの入力に応じてパルス出力PULSE OUT2
3をドライバ17に出力することで、ドライバ17がス
テッピングモータ11を駆動するようになっている。
【0019】また、ドライバ18は、コントロール回路
13からのモータ制御信号24によりDCモータ7を駆
動するようになっている。
【0020】(作用)上記のように構成された超音波診
断装置において、超音波観測部8に設けた発信器(図示
せず)からの信号を受けて、超音波プローブ1の先端に
配置した超音波振動子2から超音波を被検体に向けて送
信し、被検体から反射された超音波を超音波振動子2で
受信してエコー信号に変換し、このエコー信号を処理し
て、被検体の超音波像を図示しないモニタ上に表示す
る。
【0021】本実施の形態の超音波診断装置では、ドラ
イバ18がコントロール回路13からのモータ制御信号
24により駆動部5内に配置したラジアル用のDCモー
タ7を駆動することでDCモータ7の回転がコネクタ6
及びシャフト4を介して超音波振動子2に伝えられ、超
音波振動子2が回転する。
【0022】また、ドライバ17による駆動部5内のス
テッピングモータ11の回転をボールネジ10で直線運
動に変換し、フランジ9を介してコネクタ6を軸方向に
直線運動させることにより、コネクタ6を介して接続し
ている超音波プローブ1をリニア方向に直線運動させ
る。このとき、制御部12内のパルス発生回路16は、
コントロール回路13の信号に応じてパルス信号PUL
SE IN22を発生させ、パルス出力制御回路14、
ドライバ17を介してステッピングモータ11にモータ
駆動用パルスを供給している。
【0023】ここで、図2及び図3を用いて電源投入時
の動作について説明する。
【0024】制御部12に電源投入すると、パワーオン
リセット回路15からリセット信号/RESET20が
生成される。リセット信号/RESET20は、パルス
出力制御回路14内のフリップフロップ14aのクリア
端子(CLR)に供給され、フリップフロップ14aの
出力/QをHにする。この結果、パルス出力制御回路1
4の出力、すなわちパルス出力制御回路14内のゲート
14bの出力であるPULSE OUT23はHに固定
され、ステッピングモータ11にパルスは供給されず、
ステッピングモータ11は動作しない。従って、電源投
入時においては、超音波プローブ1が直線方向に関して
停止している状態を保たれる。
【0025】直線運動を再開させるときは、コントロー
ル回路13内の制御ソフトウェアの初期化が完了した
後、コントロール回路13から制御信号/CS20をパ
ルス出力制御回路14内のフリップフロップ14aのプ
リセット端子(PR)に送り込み、フリップフロップ1
4aの出力/QをLに固定することで、パルス信号PU
LSE IN22がゲート14bでマスクされることな
く、そのままのパルス波形でドライバ17に供給され
る。従って、ステッピングモータ11が駆動され、超音
波プローブ1が直線方向にリニア走査される。
【0026】(効果)このように、本実施の形態の超音
波診断装置によれば、電源投入時の予期しない軸方向の
超音波プローブ1の移動を防ぐことができ、装置の寿命
が長くなるとともに、使い勝手を向上させることができ
る。
【0027】図4ないし図9は本発明の第2の実施の形
態に係わり、図4は制御部の構成を示す構成図、図5は
図4の制御部の作用を説明する第1の説明図、図6は図
4の制御部の作用を説明する第2の説明図、図7は図4
のフォトインタラプタの代わりに外シースの根元に接触
時ONとなるSWを備えた超音波プローブの構成を示す
構成図、図8は図7のSWの作用を説明する第1の説明
図、図9は図7のSWの作用を説明する第2の説明図で
ある。
【0028】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0029】(構成)本実施の形態では、図4に示すよ
うに、制御部12内のコントロール回路13には、情報
を入力するキーボード30が接続されていると共に、制
御部12内のCRT31を接続しているディスプレイ表
示回路32及び駆動部5内のフランジ9を検出するフォ
トインタラプタ33が接続されている。その他の構成は
第1の実施の形態と同じである。
【0030】(作用)上記のように構成された超音波診
断装置において、キーボード30からの入力情報をもと
にコントロール回路13は、パルス発生回路16に駆動
パルスを生成させ、ドライバ17に供給する。ドライバ
17はパルス発生回路16からのパルス信号を使ってス
テッピングモータ11に駆動用パルスを供給する。ステ
ッピングモータ11は供給された駆動用パルスに応じて
回転し、超音波プローブ1の軸方向進退を実現する。
【0031】プローブの往復動作の結果、駆動部5内の
フォトインタラプタ33によりフランジ9が検知された
場合、フォトインタラプタ33はコントロール回路13
に検知信号を送る。検知信号を受信したコントロール回
路13は超音波プローブ1が軸方向へ移動し過ぎたと判
断し、コントロール回路13はパルス発生回路16に着
脱位置復帰用のパルスを発生させることを指示すると共
に、ディスプレイ表示回路32に対して着脱位置へ復帰
中である旨表示するように指示する。その結果超音波プ
ローブ1は、図5に示すような着脱位置に移動して停止
する。
【0032】また、本実施の形態の超音波診断装置は、
例えばラジアル専用走査モードとラジアル・リニア同時
走査モード等の複数の走査モードを持ち、これらの走査
モードをソフトウェアにて切り替えることができる。切
り替え時には、切り替え指示信号がキーボード30から
入力され、コントロール回路13に伝達される。コント
ロール回路13は、パルス発生回路16に着脱位置復帰
用のパルスを発生させることを指示すると共に、ディス
プレイ表示回路32に対して着脱位置へ復帰中である旨
表示するように指示する。この場合も、超音波プローブ
1は、図5に示すような着脱位置に移動して停止する。
【0033】その他の作用は第1の実施の形態と同じで
ある。
【0034】(効果)このようにすることで、第1の実
施の形態の効果に加え、走査のモードを切り替えたとき
に、図5に示すような位置に超音波プローブ1を移動さ
せ超音波プローブ1の着脱が行えるようでき、図6に示
すような超音波プローブ1が着脱できない位置にて超音
波プローブ1が停止することがなくなり、操作性をより
向上させることができる。
【0035】また、超音波プローブ1が移動しすぎたと
きは、着脱位置に自動復帰するため、超音波プローブ1
をはずして異常がないかどうかすぐに確認することがで
き、取り扱いが容易になる。
【0036】なお、フォトインタラプタ33の代わり
に、プローブ着脱SWをキーボード30に設けて構成し
ても良い。この場合、フォトインタラプタ33の検知信
号の代わりにプローブ着脱SWが押されたときに発生さ
せる信号を用いて、強制的に超音波プローブ1を着脱位
置に移動させる。その結果、ユーザが超音波プローブ1
を着脱したいときにいつでも、着脱が行えるようにな
り、取り扱いを容易にすることができる。
【0037】また、フォトインタラプタ33の代わり
に、図7に示すように、外シース3aの根元に接触時O
NとなるSW41を設けて構成しても良い。この場合、
超音波プローブ1が前進しすぎると、超音波プローブ1
の先端が外シース3aにつきあたり、外シース3a全体
を引っ張るため、図8のようにSW41がOFFされ、
フォトインタラプタ33の検知信号の代わりとすること
ができる。なお、通常は、図9のようにSW41はON
となっている。SW41がOFFとなったことは、コン
トロール回路13に伝達され、強制的に超音波プローブ
1が着脱位置に戻るように制御される。従って、超音波
プローブ1が移動しすぎたとき、着脱位置に自動復帰す
るため、超音波プローブ1をはずして異常がないかどう
かすぐに確認することができる。
【0038】なお、SW41は外シース3aの内側にあ
っても良い。この場合は、超音波プローブ1が前進し
て、外シース3aに突き当たると、前記SW41がON
になり、超音波プローブ1が前進しすぎだとわかる。
【0039】また、上記第2の実施の形態では、着脱位
置への復帰のタイミングは、走査モードの切り替え時及
びフォトインタラプタ33によるフランジ9の検知時と
したが、これに限らず、例えば超音波観測部の図示しな
いフリーズSWが押され、超音波プローブ1のラジアル
回転が停止した場合にも、着脱位置にもどるようにして
もよい。なお、このとき、CRT31上に着脱OKの表
示を行う。
【0040】このようにすることで、フリーズして超音
波プローブ1の動作が止まっているとき、常に着脱可能
となり取り扱いが容易になる。
【0041】さらに、キーボード30に超音波プローブ
1の軸方向の微動を指示する微動SW(図示せず)を設
け、この微動SWを押すことでコントロール回路13に
軸方向微動の信号が送られるように構成しても良い。す
なわち、コントロール回路13が超音波プローブ1を軸
方向に1ステップだけ動かすようなパルス信号を発生さ
せるようパルス発生回路16を制御し、パルス発生回路
16がドライバ17に1ステップ駆動用のパルス信号を
供給し、ドライバ17が1ステップ分の駆動パルスをス
テッピングモータ11へ供給し、ステッピングモータ1
1に1ステップ動作をさせる。その結果、例えば、ある
特定の病変を観察する場合等、超音波プローブ1の取り
扱いが容易になる。
【0042】また、ラジアル用モータをDCモータ7で
はなく、ラジアル用ステッピングモータを用いてもよ
く、DCモータ7の場合、第1の実施の形態で説明した
ように、ドライバ18がコントロール回路13からのモ
ータ制御信号24によりDCモータ7を駆動するが、ラ
ジアル用ステッピングモータにすることで、ドライバ1
7により駆動する。
【0043】この場合、上記ステッピングモータ11と
同様に、キーボード30に超音波プローブ1の回転方向
の微動を指示する回転微動SW(図示せず)を設け、こ
の回転微動SWを押すことでコントロール回路13に回
転方向微動の信号が送られるように構成し、コントロー
ル回路13が超音波プローブ1を回転方向に1ステップ
だけ動かすようなパルス信号を発生させるようパルス発
生回路16を制御し、パルス発生回路16がドライバ1
7に1ステップ駆動用のパルス信号を供給し、ドライバ
17が1ステップ分の駆動パルスをラジアル用ステッピ
ングモータへ供給し、ラジアル用ステッピングモータに
1ステップ動作をさせることができる。その結果、ある
特定の病変を観察する場合等、プローブの取り扱いが容
易になると共に、リニア走査時のオリエンテーションが
つけやすくなる。
【0044】また、ラジアル用モータをDCモータとし
た場合、通常はラジアル用のエンコーダによりDCモー
タの回転量を検出しDCモータを制御するが、ステッピ
ングモータを用いることで、ラジアル用のエンコーダが
省略でき、駆動部の小型化を計れる。
【0045】なお、上記第1または第2の実施の形態に
おいて、図10に示すように、超音波プローブ1内のシ
ャフト4に指標となるマーキング51を設けて構成して
もよい。超音波プローブ1は、図11に示すように、例
えば内視鏡52の処置具チャンネル53に通して使用さ
れる。
【0046】図12に示すように、内視鏡52は、得ら
れた内視鏡像を例えば観察モニタ54に表示し観察する
が、マーキング51を有する超音波プローブ1を用いる
ことで、マーキング51が内視鏡52の光学像上で確認
することができ、これを観察することで、超音波プロー
ブ1のリニア方向の移動量がわかる。つまり、マーキン
グ51が動くことにより、実際の超音波プローブ1の駆
動状況が確実に把握でき、操作性を向上させることがで
きる。
【0047】[付記] (付記項1) 動力伝達手段に連結された超音波振動子
を先端に有する超音波プローブと、前記超音波プローブ
が着脱自在に連結され、前記動力伝達手段を介して前記
超音波振動子を移動させる駆動手段と、前記超音波振動
子に前記駆動手段を介して電気的に接続され、前記超音
波振動子からの信号を信号処理する超音波信号処理手段
と、前記駆動手段と電気的に接続され、前記駆動手段の
動作を制御する制御手段とを備えた超音波診断装置にお
いて、前記制御手段は、前記駆動手段と電気的に接続さ
れ、前記駆動手段に駆動パルスを供給するパルス発生手
段と、前記パルス発生手段と電気的に接続し、前記パル
ス発生手段を制御するパルス制御手段と、前記パルス制
御手段に電気的に接続し、電源立ち上げを感知する感知
手段と、前記感知手段により感知した前記電源立ち上げ
時から、前記パルス制御手段の制御ソフトウェアの初期
化処理終了までの間、前記パルス発生手段の駆動パルス
の出力を禁止させるパルス出力制御手段とを備えたこと
を特徴とする超音波診断装置。
【0048】(付記項2) 動力伝達手段に連結された
超音波振動子を先端に有する超音波プローブと、前記超
音波プローブが着脱自在に連結され、前記動力伝達手段
を介して前記超音波振動子を移動させる駆動手段と、前
記超音波振動子に電気的に接続され、前記超音波振動子
からの信号を信号処理する超音波信号処理手段と、前記
駆動手段と電気的に接続され、複数の駆動制御モードで
前記駆動手段を制御する制御手段とを備えた超音波診断
装置において、前記制御手段は、前記制御モードが切り
替わるときに、前記駆動手段を制御し前記超音波プロー
ブを着脱可能な状態に移行することを特徴とする超音波
診断装置。
【0049】従来技術、例えば特開平6−30939号
公報における判断回路は、ハードウェアのみを考慮した
ものであり、ソフトのモード切り替え時等ソフトウェア
的にプローブの着脱位置に戻す必要が出た場合には、着
脱位置に戻せないという問題点がある。
【0050】付記項2の超音波診断装置では、制御手段
が前記制御モードが切り替わるときに、前記駆動手段を
制御し前記超音波プローブを着脱可能な状態に移行させ
ることで、上記問題を解決することを可能とする。
【0051】(付記項3) 動力伝達手段に連結された
超音波振動子を先端に有する超音波プローブと、前記超
音波プローブが着脱自在に連結され、前記動力伝達手段
を介して前記超音波振動子を移動させる駆動手段と、前
記超音波振動子に電気的に接続され、前記超音波振動子
からの信号を信号処理する超音波信号処理手段と、前記
駆動手段の動作をソフトウェアにて複数の制御モードで
制御する制御手段とを備えた超音波診断装置において、
前記制御手段は、前記駆動手段と電気的に接続され、前
記駆動手段に駆動パルスを供給するパルス発生手段と、
前記パルス発生手段と電気的に接続し、前記パルス発生
手段を制御するパルス制御手段と、電源立ち上げ時から
前記パルス制御手段の制御ソフトウェアの初期化処理終
了までの間、前記パルス発生手段の駆動パルスの出力を
禁止させるパルス出力制御手段とを備え、前記制御モー
ドが切り替わるときに、前記超音波プローブを着脱可能
な状態に移行することを特徴とする超音波診断装置。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明の超音波診断
装置によれば、パルス出力制御手段が、感知手段により
感知した電源立ち上げ時から、パルス制御手段の制御ソ
フトウェアの初期化処理終了までの間、パルス発生手段
の駆動パルスの出力を禁止させるので、少なくとも電源
投入時からソフトウェアが立ち上がるまでの間、確実に
超音波プローブを停止させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る超音波診断装
置の構成を示す構成図
【図2】図1の制御部の構成を示す構成図
【図3】図2の制御部の各信号のタイミングを示すタイ
ミング図
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る制御部の構成
を示す構成図
【図5】図4の制御部の作用を説明する第1の説明図
【図6】図4の制御部の作用を説明する第2の説明図
【図7】図4のフォトインタラプタの代わりに外シース
の根元に接触時ONとなるSWを備えた超音波プローブ
の構成を示す構成図
【図8】図7のSWの作用を説明する第1の説明図
【図9】図7のSWの作用を説明する第2の説明図
【図10】本発明の第1または第2の実施の形態の変形
例に係る超音波プローブの構成を示す構成図
【図11】図10の超音波プローブを処置具チャンネル
に挿通して用いる内視鏡を説明する説明図
【図12】図11の内視鏡による内視鏡像上の超音波プ
ローブを説明する説明図
【符号の説明】
1…超音波プローブ 2…超音波振動子 3…シース 3a…外シース 4…シャフト 5…駆動部 6…コネクタ 7…DCモータ 8…超音波観測部 9…フランジ 10…ボールネジ 11…ステッピングモータ 12…制御部 13…コントロール回路 14…パルス出力制御回路 14a…フリップフロップ 14b…ゲート 15…パワーオンリセット回路 16…パルス発生回路 17、18…ドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達手段に連結された超音波振動子
    を先端に有する超音波プローブと、 前記超音波プローブが着脱自在に連結され、前記動力伝
    達手段を介して前記超音波振動子を移動させる駆動手段
    と、 前記超音波振動子に前記駆動手段を介して電気的に接続
    され、前記超音波振動子からの信号を信号処理する超音
    波信号処理手段と、 前記駆動手段と電気的に接続され、前記駆動手段の動作
    を制御する制御手段とを備えた超音波診断装置におい
    て、 前記制御手段は、 前記駆動手段と電気的に接続され、前記駆動手段に駆動
    パルスを供給するパルス発生手段と、 前記パルス発生手段と電気的に接続し、前記パルス発生
    手段を制御するパルス制御手段と、 前記パルス制御手段に電気的に接続し、電源立ち上げを
    感知する感知手段と、 前記感知手段により感知した前記電源立ち上げ時から、
    前記パルス制御手段の制御ソフトウェアの初期化処理終
    了までの間、前記パルス発生手段の前記駆動パルスの出
    力を禁止させるパルス出力制御手段とを備えたことを特
    徴とする超音波診断装置。
JP7271592A 1995-10-19 1995-10-19 超音波診断装置 Withdrawn JPH09108217A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013521866A (ja) * 2010-03-10 2013-06-13 デビメデックス インコーポレイテッド 超音波撮像プローブおよび方法

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JP2013521866A (ja) * 2010-03-10 2013-06-13 デビメデックス インコーポレイテッド 超音波撮像プローブおよび方法

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