JPH09105714A - 同位体ガス分光測定方法及び測定装置 - Google Patents

同位体ガス分光測定方法及び測定装置

Info

Publication number
JPH09105714A
JPH09105714A JP26174495A JP26174495A JPH09105714A JP H09105714 A JPH09105714 A JP H09105714A JP 26174495 A JP26174495 A JP 26174495A JP 26174495 A JP26174495 A JP 26174495A JP H09105714 A JPH09105714 A JP H09105714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
concentration
component
concentration ratio
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26174495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2947737B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kubo
康弘 久保
Katsuhiro Morisawa
且廣 森澤
Yasushi Zashiyuu
靖 座主
Tamotsu Hamao
保 浜尾
Eiji Ikegami
英司 池上
Kazunori Tsutsui
和典 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP26174495A priority Critical patent/JP2947737B2/ja
Priority to EP96932807A priority patent/EP0797765B1/en
Priority to CNB961913029A priority patent/CN1138978C/zh
Priority to CA002402305A priority patent/CA2402305C/en
Priority to ES03021664T priority patent/ES2413004T3/es
Priority to AT03021659T priority patent/ATE314005T1/de
Priority to EP05015633A priority patent/EP1596183A3/en
Priority to CNB021557136A priority patent/CN1281942C/zh
Priority to PT96932807T priority patent/PT797765E/pt
Priority to DE69636921T priority patent/DE69636921T2/de
Priority to EP05015632A priority patent/EP1596182A3/en
Priority to PT3021664T priority patent/PT1380833E/pt
Priority to CNB2004100588791A priority patent/CN1299108C/zh
Priority to AT96932807T priority patent/ATE354795T1/de
Priority to US08/849,351 priority patent/US5964712A/en
Priority to DK03021659T priority patent/DK1380258T3/da
Priority to DE69635688T priority patent/DE69635688T2/de
Priority to DK96932807T priority patent/DK0797765T3/da
Priority to AU71451/96A priority patent/AU707754B2/en
Priority to EP05015638A priority patent/EP1596184A3/en
Priority to CNB021219109A priority patent/CN1237337C/zh
Priority to EP03021659A priority patent/EP1380258B1/en
Priority to DK03021664.2T priority patent/DK1380833T3/da
Priority to ES03021659T priority patent/ES2253623T3/es
Priority to CA002402303A priority patent/CA2402303C/en
Priority to CA002401553A priority patent/CA2401553C/en
Priority to KR10-2001-7008303A priority patent/KR100415336B1/ko
Priority to CNB021219117A priority patent/CN1242253C/zh
Priority to EP03021664.2A priority patent/EP1380833B8/en
Priority to CA002206788A priority patent/CA2206788C/en
Priority to CNB021557144A priority patent/CN100416259C/zh
Priority to PCT/JP1996/002876 priority patent/WO1997014029A2/en
Priority to EP03021665A priority patent/EP1378743A3/en
Priority to EP05015626A priority patent/EP1596181A3/en
Priority to MX9704239A priority patent/MX9704239A/es
Priority to KR1019970703824A priority patent/KR100355258B1/ko
Priority to ES96932807T priority patent/ES2281086T3/es
Priority to ARP960104656A priority patent/AR003829A1/es
Publication of JPH09105714A publication Critical patent/JPH09105714A/ja
Priority to ARP980100077 priority patent/AR011375A2/es
Priority to ARP980100080 priority patent/AR011520A2/es
Priority to AU26010/99A priority patent/AU721808B2/en
Priority to US09/303,427 priority patent/US6274870B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2947737B2 publication Critical patent/JP2947737B2/ja
Priority to HK03101978.1A priority patent/HK1050392B/zh
Priority to HK04106726A priority patent/HK1064153A1/xx
Priority to HK04106713A priority patent/HK1063845A1/xx
Priority to HK04106719.3A priority patent/HK1063847A1/xx
Priority to HK05103548A priority patent/HK1070944A1/xx
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の成分ガスを含む被測定ガスをセルに導
き、分光測定をする場合に、成分ガスの濃度比の測定精
度を向上させる。 【解決手段】成分ガスの濃度(12CO2 )が既知で、成
分ガスの濃度比(13CO2 12CO2 )が一定の被測定
ガスについて、成分ガス(13CO2 12CO2)の波長
ごとの吸光度を求め、検量線を用いて成分ガスの濃度(
12CO2 )及び濃度比(13CO2 12CO2 )を求めプ
ロットすることにより補正線(図10)を得、被測定ガ
スについて得られた成分ガスの濃度(12CO2 )をこの
補正線に当てはめて成分ガスの濃度比補正量を求め、測
定された成分ガスの濃度比(13CO2 12CO2 )を、
補正線から得られた成分ガスの濃度比補正量で補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】同位体の入った薬物を生体に
投与した後、同位体の濃度変化、又は濃度比の変化を測
定することにより、生体の代謝機能を測定することがで
きるので、同位体の分析は、医療の分野での病気の診断
に利用されている。また、医療の分野以外でも、同位体
の分析は、光合成の研究、植物の代謝作用の研究に利用
され、地球化学分野では生態系のトレースに利用されて
いる。
【0002】本発明は、同位体の光吸収特性の相違に着
目して、同位体ガスの濃度を測定する同位体ガス分光測
定方法及び測定装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】一般に、胃潰瘍、胃炎の原因として、ス
トレスの他に、ヘリコバクタピロリー(HP)と言われ
ているバクテリアが存在することが知られている。患者
の胃の中にHPが存在すれば、抗生物質の投与等による
除菌治療を行う必要がある。したがって、患者にHPが
存在するか否かを確認することが重要である。HPは、
強いウレアーゼ活性を持っていて、尿素を二酸化炭素と
アンモニアに分解する。
【0004】一方、炭素には、質量数が12のものの
他、質量数が13や14の同位体が存在するが、これら
の中で質量数が13の同位体13Cは、放射性がなく、安
定して存在するため取扱いが容易である。そこで、同位
13Cでマーキングした尿素を生体に投与した後、最終
代謝産物である患者の呼気中の13CO2 の濃度、具体的
には13CO2 13CO2 との濃度比を測定することがで
きれば、HPの存在を確認することができる。
【0005】ところが、13CO2 13CO2 との濃度比
は、自然界では1:100と大きく、このため患者の呼
気中の濃度比を精度よく測定することは難しい。従来、
13CO2 12CO2 との濃度比を求める方法として、赤
外分光を用いる方法が知られている(特公昭61−42
219号、特公昭61−42220号公報参照)。
【0006】特公昭61−42220号記載の方法は、
長短2本のセルを用意し、一方のセルでの13CO2 の吸
収と、一方のセルでの12CO2 の吸収とが等しくなるよ
うなセルの長さにし、2本のセルを透過した光を両方の
セルに導いて、それぞれ最大感度を実現する波長での光
強度を測定する方法である。この方法によれば、自然界
の濃度比での光吸収比を1にすることができ、これから
濃度比がずれると、ずれた分だけ光吸収比がずれるの
で、光吸収比の変化を知って濃度比の変化を知ることが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報記載
の方法を用いて濃度比を求めようとしても、次のような
問題がある。12CO2 の濃度と13CO2 の濃度を求める
には、12CO2 濃度の分かっているガスと、12CO2
度の分かっているガスを用いて、それぞれ検量線を作成
しなければならない。
【0008】12CO2 濃度の検量線を作成するには、12
CO2 濃度を幾通りか変えてみて、 12CO2 の吸光度を
測定し、横軸を12CO2 濃度にとり、縦軸を12CO2
光度にとり、プロットし、最小自乗法を用いて曲線を決
定するのが通常である。また、13CO2 濃度の検量線の
作成も同様にして行なう。ところが赤外分光法で濃度を
測定する場合、濃度と吸光度との関係がLambert-Beerの
法則に従うと仮定して検量線を作成するが、Lambert-Be
erの法則自体は近似式であり、実際にはLambert-Beerの
法則に従わないことがある。したがって、前記検量線を
作成しても限られたデータポイントに、検量線がうまく
フィッティングしないことが考えられる。
【0009】図9は、濃度比(13CO2 濃度/12CO2
濃度)が一定(1.077%)で、 12CO2 濃度の違う
被測定ガスについてそれぞれ吸光度を測定し、作成され
た検量線を用いて12CO2 濃度を求め、作成された検量
線を用いて13CO2 濃度を求め、それらの濃度比をプロ
ットしたグラフである。同グラフによれば、12CO2
度が異なると、測定された濃度比が実際の濃度比(1.
077%)から波打つようにずれている。
【0010】このずれの原因はよく分からないが、濃度
に依存して反射率、屈折率、迷光などが変化し、さらに
検量線を求めたときに用いた最小自乗法の誤差特性と重
なった結果であると考えられる。このずれの特性を補正
しないで、成分ガスの濃度を求めると、大きな誤差が入
ってくることが予想される。
【0011】そこで、本発明は、上述の技術的課題を解
決し、複数の成分ガスを含む被測定ガスをセルに導き、
分光測定をする場合に、成分ガスの濃度比を精密に測定
することができる同位体ガス分光測定方法及び測定装置
を実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の同位体ガス分光
測定方法は、被測定ガスをセルに導き、各成分ガスの波
長に対応する吸光度を求める第1の工程、既知の濃度の
成分ガスを含む被測定ガスを測定することによって作成
された検量線を用いて、成分ガスの濃度及び濃度比を求
める第2の工程、並びに成分ガスの濃度及び濃度比が既
知の被測定ガスを測定することによって作成された補正
線を用いて、成分ガスの濃度に応じて成分ガスの濃度比
を補正する第3の工程を含むものである。
【0013】前記の構成によれば、従来の方法と比べ
て、第3の工程において、成分ガスの濃度及び濃度比が
既知の被測定ガスを測定することによって作成された補
正線を用いて、成分ガスの濃度に応じて成分ガスの濃度
比を補正する方法が追加されている。この濃度比の補正
により、成分ガスの濃度比が本来一定であるべきだが、
成分ガスの濃度の違いに応じて成分ガスの濃度比が変動
するという、従来見られていた現象を補正して、成分ガ
スの濃度比の測定精度を高めることができる。
【0014】前記第3の工程における補正線は、具体的
には、成分ガスの濃度及び濃度比が既知の被測定ガスに
ついて、成分ガスの波長に対応する吸光度を求め、前記
検量線を用いて成分ガスの濃度及び濃度比を求め、求め
られた成分ガスの濃度及び濃度比をプロットすることに
より得られるものであり、前記第3の工程における補正
方法は、被測定ガスについて第2の工程で得られた成分
ガスの濃度を補正線に当てはめて成分ガスの濃度比補正
値を求め、第2の工程で得られた被測定ガスの濃度比
を、補正線から得られた前記成分ガスの濃度比補正値で
割ることにより行う(請求項2)。
【0015】請求項2の方法において、求められた成分
ガスの濃度及び濃度比の関係は、4次の曲線で近似する
ことができる(請求項3)。図9に示したようなずれの
グラフは、経験上4次曲線で近似できることが分かって
いるからである。複数の成分ガスは、二酸化炭素12CO
2 と、二酸化炭素13CO2 であってよい(請求項4)。
【0016】また、本発明の同位体ガス分光測定装置
は、前記本発明の同位体ガス分光測定方法を実施するた
めの測定装置であって、データの処理機能の実現手段と
して、セルに導かれた被測定ガスについて測定された、
各成分ガスに適した波長に対応する光の光量に基づいて
吸光度を求める吸光度算出手段と、既知の濃度の成分ガ
スを含む被測定ガスを測定することによって作成された
検量線を用いて、成分ガスの濃度及び濃度比を求める濃
度算出手段と、成分ガスの濃度及び濃度比が既知の被測
定ガスを測定することによって作成された補正線を用い
て、前記濃度算出手段によって求められた成分ガスの濃
度に応じて前記濃度算出手段によって求められた成分ガ
スの濃度比を補正する濃度比補正手段とを含むものであ
る(請求項5)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、同位体13Cでマーキングし
たウレア診断薬を人間に投与した後、呼気中の13CO2
の濃度を分光測定する場合の、本発明の実施の形態を、
添付図面を参照しながら詳細に説明する。 I.呼気テスト まず、ウレア診断薬を投与する前の患者の呼気を呼気バ
ッグに採集する。呼気バッグの容量は、250ml程度
でよい。その後、ウレア診断薬を経口投与し、10−1
5分後、投与前と同様の方法で呼気バッグに呼気を採集
する。
【0018】投与前に投与後の呼気バッグをそれぞれ同
位体ガス分光測定装置の所定のノズルにセットし、以下
の自動制御を行う。 II.同位体ガス分光測定装置 図1は、同位体ガス分光測定装置の全体構成を示すブロ
ック図である。投与後の呼気(以下「サンプルガス」と
いう)を採集した呼気バッグと投与前の呼気(以下「ベ
ースガス」という)を採集した呼気バッグとはそれぞれ
ノズルN1 ,N2 にセットされる。ノズルN1 は、透明
樹脂パイプ(以下単に「パイプ」という)を通して三方
バルブにV1 につながり、ノズルN2 は、パイプを通し
て三方バルブV2 につながっている。
【0019】一方、ガスボンベからリファレンスガス
(測定対象波長域に吸収のないガスであれば何でもよ
い。例えば窒素ガス)が供給されている。リファレンス
ガスは二方に分かれ、一方は流量計M1 を通してリファ
レンスセル11cに入り、他方は流量計M2 を通して三
方バルブV3 に通じている。リファレンスセル11cに
入ったリファレンスガスはリファレンスセル11cから
出てそのまま排出される。
【0020】三方バルブV3 から分かれた一方は、三方
バルブV1 につながり、他方は、12CO2 の吸収を測定
するための第1サンプルセル11aにつながっている。
また、三方バルブV2 から分かれた一方は、二方バルブ
4 を通して第1サンプルセル11aにつながり、他方
は三方バルブV1 につながっている。さらに、三方ハル
ブV3 と第1サンプルセル11aとの間には、サンプル
ガス又はベースガスを定量的に注入するためのガス注入
器21(容量60cc)が介在している。このガス注入
器21は、ピストンとシリンダーを有する注射器のよう
な形状のもので、ビストンの駆動は、図示しないモータ
と、モータに連結された送りネジと、ピストンに固定さ
れたナットとの共働によって行われる。
【0021】セル室11は、図1に示すように、12CO
2 の吸収を測定するための短い第1サンプルセル11
a、13CO2 の吸収を測定するための長い第2サンプル
セル11b及びリファレンスガスを流すリファレンスセ
ル11cからなり、第1サンプルセル11aと第2サン
プルセル11bとは連通しており、第1サンプルセル1
1aに導かれたガスは、そのまま第2サンプルセル11
bに入り、排気されるようになっている。また、リファ
レンスセル11cにはリファレンスガスが導かれ、排気
されるようになっている。第1サンプルセル11aの長
さは具体的には13mmであり、第2サンプルセル11
bの長さは具体的には250mmであり、リファレンス
セル11cの長さは具体的には236mmである。
【0022】符号Lは、赤外線光源装置を示す。赤外線
光源装置Lは赤外線を照射するための2つの導波管23
a,23bを備えている。赤外線発生の方式は、任意の
ものでよく、例えばセラミックスヒータ(表面温度45
0℃)等が使用可能である。また、赤外線を一定周期で
しゃ断し通過させる回転するチョッパ22が設けられて
いる。赤外線光源装置Lから照射された赤外線のうち、
第1サンプルセル11a及びリファレンスセル11cを
通るものが形成する光路を「第1の光路」といい、第2
サンプルセル11bを通るものが形成する光路を「第2
の光路」という(図2参照)。
【0023】符号Dは、セルを通過した赤外線を検出す
る赤外線検出装置を示している。赤外線検出装置Dは、
第1の光路に置かれた第1の波長フィルタ24aと第1
の検出素子25a、第2の光路に置かれた第2の波長フ
ィルタ24bと第2の検出素子25bを備えている。第
1の波長フィルタ24aは、12CO2 の吸収を測定する
ため約4280nmの波長の赤外線を通し(バンド幅約
20nm)、第2の波長フィルタ24bは、 13CO2
吸収を測定するため約4412nmの波長の赤外線を通
すように設計されている(バンド幅約50nm)。第1
の検出素子25a、第2の検出素子25bは赤外線を検
出する素子であれば任意のものでよく、例えばPbSe
といった半導体赤外センサが使用される。
【0024】第1の波長フィルタ24a、第1の検出素
子25aは、Ar等の不活性ガスで満たされたパッケー
ジ26aの中に入っており、第2の波長フィルタ24
b、第2の検出素子25bも、同じく不活性ガスで満た
されたパッケージ26bの中に入っている。赤外線検出
装置Dの全体はヒータ及びペルチェ素子により一定温度
(25°C)に保たれ、パッケージ26a,26bの中
の検出素子の部分はペルチェ素子により0°Cに保たれ
ている。
【0025】図2は、前記セル室11の詳細な構造を示
す断面図である。セル室11は、それ自体ステンレス製
であり、上下左右が金属板(例えば真鍮板)12で挟ま
れ、上下又は左右に挟まれたヒータ13を介して、断熱
材14で密閉されている。セル室11の中は、2段に分
かれ、一方の段には第1サンプルセル11aと、リファ
レンスセル11cとが配置され、他方の段には第2サン
プルセル11bが配置されている。
【0026】第1サンプルセル11a及びリファレンス
セル11cには第1の光路が直列に通り、第2サンプル
セル11bには第2の光路が通っている。符号15,1
6,17は、赤外線を透過させるサファイヤ透過窓であ
る。前記セル室11は、ヒータ13により一定温度(4
0℃)に保たれるよう制御されている。 III .測定手順 測定は、リファレンスガス測定→ベースガス測定→リフ
ァレンスガス測定→サンプルガス測定→リファレンスガ
ス測定→‥‥という手順で行う。しかし、この手順の他
に、ベースガス測定→リファレンスガス測定→ベースガ
ス測定,サンプルガス測定→リファレンスガス測定→サ
ンプルガス測定,‥‥という手順でもよいが、同じベー
スガス、サンプルガスを2回測定しなければならないの
で効率は落ちる。以下、効率の良い前者の手順を説明す
る。
【0027】測定の間、リファレンスガス11cにはリ
ファレンスガスが常時流れている。 III −1.リファレンス測定 図3に示すように、同位体ガス分光測定装置のガス流路
及びセル室11に、清浄なリファレンスガスを約15秒
間、毎分200ml流してガス流路及びセル室11の洗
浄をする。
【0028】次に、図4に示すように、ガス流路を変え
てリファレンスガスを流し、ガス流路及びセル室11の
洗浄をする。約30秒経過後、それぞれの検出素子25
a,25bにより、光量測定をする。このようにリファ
レンス測定をするのは、吸光度の算出をするためであ
る。このようにして、第1の検出素子25aで得られた
光量を121 、第2の検出素子25bで得られた光量を
131 と書く。 III −2.ベースガス測定 次に、リファレンスガスが第1サンプルセル11a、第
2サンプルセル11bを流れないようにして、呼気バッ
グより、ベースガスをガス注入器21で吸い込む(図5
参照)。
【0029】ベースガスを吸い込んだ後、図6に示すよ
うに、ガス注入器21を用いてベースガスを一定流量で
機械的に押し出す。この間、それぞれの検出素子25
a,25bにより、光量測定をする。このようにして、
第1の検出素子25aで得られた光量を12B、第2の検
出素子25bで得られた光量を13Bと書く。 III −3.リファレンス測定 再び、ガス流路及びセルの洗浄と、リファレンスガスの
光量測定をする(図3、図4参照)。
【0030】このようにして、第1の検出素子25aで
得られた光量122 、第2の検出素子25bで得られた
光量132 と書く。 III −4.サンプルガス測定 リファレンスガスが第1サンプルセル11a、第2サン
プルセル11bを流れないようにして、呼気バッグよ
り、サンプルガスをガス注入器21で吸い込む(図7参
照)。
【0031】サンプルガスを吸い込んだ後、図8に示す
ように、ガス注入器21を用いてサンプルガスを一定速
度で機械的に押し出す。この間、それぞれの検出素子2
5a,25bにより、光量測定をする。このようにし
て、第1の検出素子25aで得られた光量を12S、第2
の検出素子25bで得られた光量を13Sと書く。 III −5.リファレンス測定 再び、ガス流路及びセルの洗浄と、リファレンスガスの
光量測定をする(図3、図4参照)。
【0032】このようにして、第1の検出素子25aで
得られた光量を123 、第2の検出素子25bで得られ
た光量を133 と書く。 IV.データ処理 IV−1.ベースガスの吸光度の算出 まず、前記リファレンスガスの透過光量121
131 、ベースガスの透過光量12B、13B、リファレン
スガスの透過光量122 132 を使って、ベースガス
における12CO2 の吸光度12Abs(B) と、13CO2 の吸
光度13Abs(B) とを求める。
【0033】ここで12CO2 の吸光度12Abs(B) は、12 Abs(B) =− log〔212B/(121 122 )〕 で求められ、13CO2 の吸光度13Abs(B) 、13 Abs(B) =− log〔213B/(131132 )〕 で求められる。
【0034】このように、吸光度を算出するときに、前
後で行ったリファレンス測定の光量の平均値(R1 +R
2 )/2をとり、その平均値と、ベースガス測定で得ら
れた光量とを用いて吸光度を算出しているので、ドリフ
ト( 時間変化が測定に影響を及ぼすこと) の影響を相殺
することができる。したがって、装置の立ち上げ時に完
全に熱平衡になるまで( 通常数時間かかる) 待たなくて
も、速やかに測定を始めることができる。
【0035】なお、III .の冒頭で述べたようにべース
ガス測定→リファレンスガス測定→ベースガス測定→サ
ンプルガス測定→リファレンスガス測定→サンプルガス
測定,……という手順を採用した場合は、ベースガスの
12CO2 の吸光度12Abs(B)は、12 Abs(B) =− log〔(121 122 )/212R〕 で求められ、13CO2 の吸光度13Abs(B) は、13 Abs(B) =− log〔(131132 )/213R〕 で求められる。ここで、Rは、リファレンスガスの透過
光量、B1 ,B2 は、それぞれリファレンスガスの測定
前後のベースガスの透過光量である。 IV−2. サンプルガスの吸光度の算出 次に、前記リファレンスガスの透過光量122
132 、サンプルガスの透過光量12S、13S、リファレ
ンスガスの透過光量123 133 を使って、サンプル
ガスにおける12CO2 の吸光度12Abs(S) と、13CO2
の吸光度13Abs(S) とを求める。
【0036】ここで12CO2 の吸光度12Abs(S) は、12 Abs(S) =− log〔212S/(122 123 )〕 で求められ、13CO2 の吸光度13Abs(S) は、13 Abs(S) =− log〔213S(132 133 )〕 で求められる。
【0037】このように、吸光度を算出するときに、前
後で行ったリファレンス測定の光量平均値をとり、その
平均値と、サンプルガス測定で得られた光量とを用いて
吸光度を算出しているので、ドリフトの影響を相殺する
ことができる。なお、III .の冒頭で述べたようにべー
スガス測定→リファレンスガス測定→ベースガス測定,
サンプルガス測定→リファレンスガス測定→サンプルガ
ス測定,……という手順を採用した場合は、サンプルガ
スの12CO2 の吸光度12Abs(S) は、12 Abs(S) =− log〔(121 122 )/212R〕 で求められ、13CO2 の吸光度13Abs(S) は、13 Abs(S) =− log〔(131 132 )/213R〕 で求められる。ここで、Rは、リファレンスガスの透過
光量、S1 ,S2 は、それぞれリファレンスガスの測定
前後のサンプルガスの透過光量である。 IV−3.濃度の算出 検量線を使って、12CO2 の濃度と13CO2 の濃度を求
める。
【0038】検量線は、12CO2 濃度の分かっている被
測定ガスと、13CO2 濃度の分かっている被測定ガスを
用いて、作成する。検量線を求めるには、12CO2 濃度
を0%〜6%程度の範囲で変えてみて、12CO2 の吸光
度を測定する。横軸を12CO2 濃度にとり、縦軸を12
2 吸光度にとり、プロットし、最小自乗法を用いて曲
線を決定する。2次式で近似したものが、比較的誤差の
少ない曲線となったので、本実施形態では、2次式で近
似した検量線を採用している。
【0039】また、13CO2 濃度を0.00%〜0.0
7%程度の範囲で変えてみて、13CO2 の吸光度を測定
する。横軸を13CO2 濃度にとり、縦軸を13CO2 吸光
度にとり、プロットし、最小自乗法を用いて曲線を決定
する。2次式で近似したものが、比較的誤差の少ない曲
線となったので、本実施形態では、2次式で近似した検
量線を採用している。
【0040】なお厳密にいうと、12CO2 の入っている
ガスと、13CO2 の入っているガスをそれぞれ単独で測
定するのと、12CO2 13CO2 とが混合しているガス
を測定するのでは、13CO2 の吸光度が違ってくる。こ
れは、使用する波長フィルタがバンド幅を持っているこ
とと、12CO2 の吸収スペクトルと13CO2 の吸収スペ
クトルとが一部重なっているからである。本測定では12
CO2 13CO2 とが混合しているガスを測定対象とす
るので、検量線を決定するときに前記重なり分を補正し
ておく必要がある。本測定では実際、吸収スペクトルの
一部重なりを補正した検量線を採用している。
【0041】前記検量線を用いて求められた、ベースガ
スにおける12CO2 の濃度を12Conc(B) 、ベースガスに
おける13CO2 の濃度を13Conc(B) 、サンプルガスにお
ける 12CO2 の濃度を12Conc(S) 、サンプルガスにおけ
13CO2 の濃度を13Conc(S) と書く。 IV−4.濃度比の算出13 CO2 12CO2 との濃度比を求める。ベースガスに
おける濃度比は、13 Conc(B) /12Conc(B) サンプルガスにおける濃度比は、13 Conc(S) /12Conc(S) で求められる。
【0042】なお、濃度比は、13Conc(B) /12Conc(B)
13Conc(B) ,13Conc(S) /12Conc(S) +13Conc(S) と
定義してもよい。12CO2 の濃度のほうが13CO2 の濃
度よりはるかに大きいので、いずれもほぼ同じ値となる
からである。 IV−5.濃度比の補正 前記のようにして得られる濃度比は、〔発明が解決しよ
うとする課題〕で説明したように、12CO2 濃度の違い
に応じて、実際の濃度比からずれた値となっている。
【0043】このずれの原因はよく分からないが、12
2 濃度に依存して反射率、屈折率、迷光などが変化
し、さらに検量線を求めたときに用いた最小自乗法の誤
差特性と重なった結果であると考えられる。このずれの
特性を補正しないで、濃度比を求めると、大きな誤差が
入ってくることが予想されるので、成分ガスの濃度が異
なり、濃度比がー定の被測定ガスを作って、成分ガスの
吸光度12Abs,13Absを求め、前記検量線を用いて成分
ガスの濃度及び濃度比を求め、成分ガスの濃度12Concを
横軸に、濃度比13Conc/12Concを縦軸にプロットする。
【0044】この結果は、具体的には、図9で示したも
のである。図9のグラフでは、縦軸の濃度比が規格化さ
れていないので、縦軸の濃度比を規格化したほうが扱い
やすい。縦軸の濃度比を、CO2 濃度が一番低いガスの
濃度比を「1」として規格化したグラフを図10に示す
(規格化された濃度比を以下「規格化濃度比」とい
う)。
【0045】さらに、これらのプロットされた点同士を
つなぐため、最小自乗近似を行う。近似式は、4次式、 F(x)=ax4 +bx3 +cx2 +dx十e (F:規格化濃度比,a〜e:係数,x:12CO2
度) で表したものが、精度のよい近似となることが経験的に
分かっているので、4次式で行う。なお、4次式以外
に、スプライン関数を用いることもできる。
【0046】被測定ガスである患者の呼気について得ら
れた成分ガスの濃度12Conc(B) ,12Conc(S) をそれぞれ
補正式に当てはめて成分ガスの規格化濃度比を求め、
測定から得られた被測定ガスの濃度比13Conc(B) /12Co
nc(B) ,13Conc(S) /12Conc(S) を、補正式から得ら
れた規格化濃度比で割って、補正された濃度比を得る。
【0047】 補正後の濃度比=13Conc(B) /〔12Conc(B) F(12Conc)〕 補正後の濃度比=13Conc(S) /〔12Conc(S) F(12Conc)〕 IV−6.13Cの変化分の決定 サンプルガスとベースガスとを比較した13Cの変化分は
次の式で求められる。 Δ13C=〔サンプルガスの濃度比−ベースガスの濃度
比〕×103 /〔ベースガスの濃度比〕 (単位:パー
ミル(千分率))
【0048】
【実施例】12CO2 の濃度12Concが1,2,3,4,5
及び6%で、濃度比13Conc/12Concが一定値1.077
%の被測定ガスを用いて、同位体ガス分光測定を行っ
た。得られた吸光度を検量線に当てはめて12CO2 の濃
12Concと、13CO2 の濃度13Concとを測定し、12Conc
を横軸に、13Conc/12Concを縦軸にプロットしたとこ
ろ、図11に示すようになった。
【0049】13Conc/12Concの最大値は1.083%、
最小値は1.076%で、その差は0.007%であっ
た。次に、補正式を用いて、濃度比13Conc/12Concを
補正したところ、図12に示すように、より平坦な結果
となった。図12では、13Conc/12Concの最大値は1.
078%、最小値は1.076%で、その差は0.00
15%であった。
【0050】したがって、補正式を用いて補正するこ
とにより、13Conc/12Concの変動幅が顕著に減少するこ
とが分かった。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の同位体ガス分光測
定方法又は測定装置によれば、複数の成分ガスを含む被
測定ガスをセルに導き、分光測定をする場合に、成分ガ
スの濃度比を、より良好な精度で測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】同位体ガス分光測定装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】セル室11の構造を示す断面図である。
【図3】同位体ガス分光測定装置のガス流路及びセル室
に、清浄なリファレンスガスを流して洗浄するときのガ
ス流路を示す図である。
【図4】同位体ガス分光測定装置のガス流路及びセル室
に、清浄なリファレンスガスを流して洗浄し、かつリフ
ァレンス測定をするときのガス流路を示す図である。
【図5】リファレンスガスが第1サンプルセル11a、
第2サンプルセル11bを流れないようにして、呼気バ
ッグより、ベースガスをガス注入器21で吸い込む途中
の状態を示す図である。
【図6】ベースガスを吸い込んだ後、ガス注入器21を
用いてべースガスをー定速度で機械的に押し出し、この
間、それぞれの検出素子25a,25bにより、光量測
定をするときのガス流路を示す図である。
【図7】リファレンスガスが第1サンプルセル11a、
第2サンプルセル11bを流れないようにして、呼気バ
ッグより、サンプルガスをガス注入器21で吸い込む途
中の状態を示す図である。
【図8】サンプルガスを吸い込んだ後、ガス注入器21
を用いてサンプルガスをー定速度で機械的に押し出し、
この間、それぞれの検出素子25a,25bにより、光
量測定をするときのガス流路を示す図である。
【図9】成分ガスの濃度が異なり、濃度比13ConC/12Co
ncがー定の被測定ガスについて、成分ガスの吸光度12
bs,13Absを求め、前記検量線を用いて成分ガスの濃度
13Conc,12conc及び濃度比13Conc/12Concを求め、成分
ガスの濃度12Coocを横軸に、濃度比13Conc/12Concを縦
軸にプロットしたグラフである。
【図10】縦軸の濃度比13Conc/12Concを、12CO2
12Conc=0.5%のときの値で規格化したグラフであ
る。
【図11】被測定ガスについて、12CO2 の濃度12Conc
と、13CO2 の濃度13Concとを測定し、12Concを横軸
に、13Conc/12Concを縦軸にブロットしたグラフであ
る。
【図12】被測定ガスについて、12CO2 の濃度12Conc
と、13CO2 の濃度13Concとを測定し、濃度比13Conc/
12Concを補正した後、12Concを横軸に、13Conc/12Conc
を縦軸にプロットしたグラフである。
【符号の説明】
D 赤外線検出装置 L 赤外線光源装置 M1 ,M2 流量計 N1 ,N2 ノズル V1 〜V4 バルブ 11a 第1サンプルセル 11b 第2サンプルセル 11c リファレンスセル 21 ガス注入器 24a 第1の波長フィルタ 25a 第1の検出素子 24b 第2の波長フィルタ 25b 第2の検出素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 英司 滋賀県甲賀郡水口町東名坂112番地 (72)発明者 筒井 和典 滋賀県甲賀郡水口町水口670番地の38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の成分ガスを含む被測定ガスをセルに
    導き、各成分ガスに適した波長の透過光の光量を測定し
    データ処理することによって、成分ガスの濃度を測定す
    る同位体ガス分光測定方法において、 被測定ガスをセルに導き、各成分ガスの波長に対応する
    吸光度を求める第1の工程、 既知の濃度の成分ガスを含む被測定ガスを測定すること
    によって作成された検量線を用いて、成分ガスの濃度及
    び濃度比を求める第2の工程、並びに成分ガスの濃度及
    び濃度比が既知の被測定ガスを測定することによって作
    成された補正線を用いて、成分ガスの濃度に応じて成分
    ガスの濃度比を補正する第3の工程を含むことを特徴と
    する同位体ガス分光測定方法。
  2. 【請求項2】前記第3の工程における補正線は、成分ガ
    スの濃度及び濃度比が既知の被測定ガスについて、成分
    ガスの波長に対応する吸光度を求め、前記検量線を用い
    て成分ガスの濃度及び濃度比を求め、求められた成分ガ
    スの濃度と濃度比をプロットすることにより得られ、 前記第3の工程における補正方法は、被測定ガスについ
    て第2の工程で得られた成分ガスの濃度を補正線に当て
    はめて成分ガスの濃度比補正値を求め、第2の工程で得
    られた被測定ガスの濃度比を、補正線から得られた前記
    成分ガスの濃度比補正値で割ることを特徴とする請求項
    1記載の同位体ガス分光測定方法。
  3. 【請求項3】前記第3の工程における補正線は、求めら
    れた成分ガスの濃度と濃度比の関係を、4次の曲線で近
    似して得られることを特徴とする請求項2記載の同位体
    ガス分光測定方法。
  4. 【請求項4】複数の成分ガスが、二酸化炭素12CO
    2 と、二酸化炭素13CO2 である請求項1から3のいず
    れかに記載の同位体ガス分光測定方法。
  5. 【請求項5】複数の成分ガスを含む被測定ガスをセルに
    導き、各成分ガスに遺した波長の透過光の光量を測定
    し、測定された光量をデータ処理手段によってデータ処
    理することによって、成分ガスの濃度を測定する同位体
    ガス分光測定装置において、前記データ処理手段が、 セルに導かれた被測定ガスについて測定された、各成分
    ガスに適した波長に対応する光の光量に基づいて吸光度
    を求める吸光度算出手段と、 既知の濃度の成分ガスを含む被測定ガスを測定すること
    によって作成された検最線を用いて、成分ガスの濃度及
    び濃度比を求める濃度算出手段と、 成分ガスの濃度及び濃度比が既知の被測定ガスを測定す
    ることによって作成された補正線を用いて、前記濃度算
    出手段によって求められた成分ガスの濃度に応じて前記
    濃度算出手段によって求められた成分ガスの濃度比を補
    正する濃度比補正手段とを含むことを特徴とする同位体
    ガス分光測定装置。
JP26174495A 1995-10-09 1995-10-09 同位体ガス分光測定方法及び測定装置 Expired - Fee Related JP2947737B2 (ja)

Priority Applications (47)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26174495A JP2947737B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 同位体ガス分光測定方法及び測定装置
EP96932807A EP0797765B1 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method of spectrometrically measuring the concentration ratio of two isotopes in a gas
CNB961913029A CN1138978C (zh) 1995-10-09 1996-10-02 测定同位素气体的光谱学方法及其仪器
CA002402305A CA2402305C (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
ES03021664T ES2413004T3 (es) 1995-10-09 1996-10-02 Aparato para medir espectrométricamente un gas isotópico
AT03021659T ATE314005T1 (de) 1995-10-09 1996-10-02 Atemgasprobentasche und gasmessvorrichtung
EP05015633A EP1596183A3 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
CNB021557136A CN1281942C (zh) 1995-10-09 1996-10-02 测定同位素气体的光谱学方法
PT96932807T PT797765E (pt) 1995-10-09 1996-10-02 Método de medição spectrometrica da proporção da concentração de dois isotopos num gás
DE69636921T DE69636921T2 (de) 1995-10-09 1996-10-02 Verfahren zur spektroskopischen messung des konzentrationsverhältnisses zweier isotope in einem gas
EP05015632A EP1596182A3 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
PT3021664T PT1380833E (pt) 1995-10-09 1996-10-02 Aparelho de medição espectrométrica de um gás isotópico
CNB2004100588791A CN1299108C (zh) 1995-10-09 1996-10-02 光谱测定同位素气体的仪器
AT96932807T ATE354795T1 (de) 1995-10-09 1996-10-02 Verfahren zur spektroskopischen messung des konzentrationsverhältnisses zweier isotope in einem gas
US08/849,351 US5964712A (en) 1995-10-09 1996-10-02 Apparatus and breathing bag for spectrometrically measuring isotopic gas
DK03021659T DK1380258T3 (da) 1995-10-09 1996-10-02 Respirationsprövepose og gasmåleudstyr
DE69635688T DE69635688T2 (de) 1995-10-09 1996-10-02 Atemgasprobentasche und Gasmessvorrichtung
DK96932807T DK0797765T3 (da) 1995-10-09 1996-10-02 Fremgangsmåde til spektrometrisk måling af koncentrationsforholdet mellem isotoper i en gas
AU71451/96A AU707754B2 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
EP05015638A EP1596184A3 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
CNB021219109A CN1237337C (zh) 1995-10-09 1996-10-02 光谱学测定同位素气体的仪器
EP03021659A EP1380258B1 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Breath sampling bag and gas measuring apparatus
DK03021664.2T DK1380833T3 (da) 1995-10-09 1996-10-02 Apparat til spektrometrisk måling af en isotopholdig gas
ES03021659T ES2253623T3 (es) 1995-10-09 1996-10-02 Bolsa de toma de muestras de aliento y aparato de medicion de gas.
CA002402303A CA2402303C (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
CA002401553A CA2401553C (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
KR10-2001-7008303A KR100415336B1 (ko) 1995-10-09 1996-10-02 호흡 공기 샘플링 백 및 기체 측정 장치
CNB021219117A CN1242253C (zh) 1995-10-09 1996-10-02 呼吸气采样袋及气体测量仪
EP03021664.2A EP1380833B8 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Apparatus for spectrometrically measuring an isotopic gas
CA002206788A CA2206788C (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
CNB021557144A CN100416259C (zh) 1995-10-09 1996-10-02 测定同位素气体的光谱学方法
PCT/JP1996/002876 WO1997014029A2 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
EP03021665A EP1378743A3 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Apparatus for spectrometrically measuring isotopic gas
EP05015626A EP1596181A3 (en) 1995-10-09 1996-10-02 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
MX9704239A MX9704239A (es) 1995-10-09 1996-10-02 Un metodo y aparato para medir espectrometricamente un gas isotopico.
KR1019970703824A KR100355258B1 (ko) 1995-10-09 1996-10-02 동위원소기체의분광학적측정을위한방법및장치
ES96932807T ES2281086T3 (es) 1995-10-09 1996-10-02 Procedimiento para medir espectrometricamente la relacion de concentracion de dos isotopos en un gas.
ARP960104656A AR003829A1 (es) 1995-10-09 1996-10-09 Un metodo para medir espectrometricamente un gas isotopico
ARP980100077 AR011375A2 (es) 1995-10-09 1998-01-07 Un aparato para medir espectrometricamente un gas isotopico.
ARP980100080 AR011520A2 (es) 1995-10-09 1998-01-07 Una bolsa de muestreo de respiracion y un aparato para medir gas
AU26010/99A AU721808B2 (en) 1995-10-09 1999-04-30 Apparatus for spectrometrically measuring isotopic gas
US09/303,427 US6274870B1 (en) 1995-10-09 1999-05-03 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
HK03101978.1A HK1050392B (zh) 1995-10-09 2003-03-18 光譜學測定同位素氣體的儀器
HK04106726A HK1064153A1 (en) 1995-10-09 2004-09-07 Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
HK04106713A HK1063845A1 (en) 1995-10-09 2004-09-07 Method for spectrometrically measuring isotopic gas
HK04106719.3A HK1063847A1 (en) 1995-10-09 2004-09-07 Method for spectrometrically measuring isotopic gas
HK05103548A HK1070944A1 (en) 1995-10-09 2005-04-26 Apparatus for spectrometrically measuring isotopicgas

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26174495A JP2947737B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 同位体ガス分光測定方法及び測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09105714A true JPH09105714A (ja) 1997-04-22
JP2947737B2 JP2947737B2 (ja) 1999-09-13

Family

ID=17366112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26174495A Expired - Fee Related JP2947737B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 同位体ガス分光測定方法及び測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2947737B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016535859A (ja) * 2013-11-11 2016-11-17 サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー 同位体比の測定方法
JP2017504028A (ja) * 2014-01-22 2017-02-02 エイヴィエル エミッション テスト システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAVL Emission Test Systems GmbH 赤外吸収分光法を用いて試料ガス流中の少なくとも1つのガスの濃度を測定する装置
CN109425583A (zh) * 2017-08-31 2019-03-05 株式会社堀场制作所 光谱分析装置、光谱分析方法和存储介质

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016535859A (ja) * 2013-11-11 2016-11-17 サーモ フィッシャー サイエンティフィック (ブレーメン) ゲーエムベーハー 同位体比の測定方法
US9874513B2 (en) 2013-11-11 2018-01-23 Thermo Fisher Scientific (Bremen) Gmbh Method of measuring isotope ratio
JP2017504028A (ja) * 2014-01-22 2017-02-02 エイヴィエル エミッション テスト システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングAVL Emission Test Systems GmbH 赤外吸収分光法を用いて試料ガス流中の少なくとも1つのガスの濃度を測定する装置
CN109425583A (zh) * 2017-08-31 2019-03-05 株式会社堀场制作所 光谱分析装置、光谱分析方法和存储介质
CN109425583B (zh) * 2017-08-31 2023-06-16 株式会社堀场制作所 光谱分析装置、光谱分析方法和存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2947737B2 (ja) 1999-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6444985B1 (en) Stable isotope measurement method and apparatus by spectroscopy
US6274870B1 (en) Method for spectrometrically measuring isotopic gas and apparatus thereof
US6940083B2 (en) Isotopic gas analyzer and method of judging absorption capacity of carbon dioxide absorbent
US7749436B2 (en) Gas injection amount determining method in isotope gas analysis, and isotope gas analyzing and measuring method and apparatus
JP3176302B2 (ja) 同位体ガス分光測定方法及び測定装置
JP2947737B2 (ja) 同位体ガス分光測定方法及び測定装置
JP2947742B2 (ja) 同位体ガス分光測定方法及び測定装置
JP3014652B2 (ja) 同位体ガス分光測定方法
JP2885687B2 (ja) 同位体ガス分光測定方法
JP3090412B2 (ja) 同位体ガス分光測定方法及び測定装置
JP2969066B2 (ja) 同位体ガス分光測定装置
JP2996611B2 (ja) 同位体ガス分光測定装置
JP4460134B2 (ja) 同位体ガス分析測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees