JPH09104547A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09104547A
JPH09104547A JP7262983A JP26298395A JPH09104547A JP H09104547 A JPH09104547 A JP H09104547A JP 7262983 A JP7262983 A JP 7262983A JP 26298395 A JP26298395 A JP 26298395A JP H09104547 A JPH09104547 A JP H09104547A
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JP
Japan
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size
manual feed
feed tray
tray
image forming
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JP7262983A
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English (en)
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Hajime Yamazaki
一 山▲崎▼
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙サイズ設定作業を容易にすると共に、サ
イズ設定に関する制御を簡略化した画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 4段の給紙カセット及び1つの手差しト
レイを備えたプリンタにおいて、手差しトレイを仮想的
な2つのトレイとして扱う。そして、計6つの給紙手段
に対して1〜6のID番号を割り当てる。給紙手段の指
定はトレイのID番号を基にTRAYという変数に数値
又は記号を格納し、手差しトレイが指定された場合は、
記録紙サイズを検出するセンサの有効又は無効を示す変
数SENSにより仮想的な2つのトレイのどちらが指定
されたか(ガイド板によるサイズ設定かホストマシンに
よるサイズ設定か)を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機・プリンタ等の画像形
成装置において、手差しによる記録紙の給紙機能を有す
るものが提供されており、標準サイズ以外の不定形サイ
ズの記録紙や給紙カセット又は給紙トレイからの給紙に
適さない厚手の記録紙を使用する場合、あるいは一連の
画像形成動作中に割り込んで別の画像形成動作を行う場
合などに便利な機能である。
【0003】しかしながら、一般に手差し給紙は補助的
な給紙機能として備えられており、手差しトレイに付設
されたガイド部材等により記録紙の位置合わせを行うだ
けで用紙サイズを検出する手段を持たない装置も多い。
この種の装置では、画像形成動作を行うにあたり、手差
しトレイからサイズ情報が得られないので、操作パネル
もしくはホスト・コンピュータを介してユーザからの用
紙サイズ情報を得るしかなく、手差しトレイについては
用紙サイズ入力という余分な作業をユーザに強いること
となっていた。
【0004】このような不都合を解決するため、手差し
トレイにセットされた記録紙のサイズを検知可能とした
画像形成装置が提案されている。しかし、記録紙の幅及
び長さ方向のサイズを検知するためには多数のセンサを
必要とし、コストが高くなってしまう。そのため、手差
しトレイに設けたガイド板をスライド可能とし、そのガ
イド板のスライドに連動して記録紙の幅方向のサイズを
読み取るようにして、記録紙の幅方向のサイズのみを検
知可能とした装置が広く用いられている。しかし、記録
紙は、幅方向のサイズが同じでも長さが異なる組合せ
(例えば、A3縦とA4横)が多数存在し、記録紙の長
さを特定することはできない。
【0005】そこで、この様な、手差しトレイに記録紙
の幅方向のサイズのみを検知できる手段を設けた画像形
成装置における、ユーザの用紙サイズ設定作業を容易に
するための方法・装置が提案されている。例えば、特開
平6−337560号公報には、手差しトレイを使用す
る際は、トレイに設けた副走査検知センサからの情報に
基づくサイズ群を操作パネル上に表示して、ユーザに選
択を促すようにした複写装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記複
写装置においては、用紙サイズが決定されるまでには複
数のキー操作(カーソルキー及びOKキー等を使用す
る)によるサイズ選択が必要とされ、用紙サイズ設定作
業を充分容易にするものではなかった。また、用紙サイ
ズ群を表示できるだけの大きさを持つ表示手段を用意す
る必要があり、操作パネル等の大型化を招くとともにコ
スト上昇の原因になるという問題があった。ディスプレ
イ大型化を避けるために、仮に、この用紙サイズ群を表
示するディスプレイとして装置に接続されたホストマシ
ン(コンピュータ等)の画面を利用するとしても、満足
できる解決策とはいえない。
【0007】さらに、操作パネル或いはホストマシンか
らの用紙サイズ指定とトレイに設けられたセンサからの
信号の優先順位の決定など処理が複雑となり、作業効率
低下及びコスト上昇を招くという問題があった。
【0008】本発明は、従来の、手差しトレイに記録紙
の幅方向のサイズを検知する手段を有する画像形成装置
における前述の問題を解決し、用紙サイズ設定作業を容
易にすると共に、サイズ設定に関する制御を簡略化した
画像形成装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、手差しトレイを備え、該手差しトレイに記録紙の
幅方向のサイズを検知する検知手段を有する画像形成装
置において、前記1つの手差しトレイを、前記検知手段
の検知情報を有効に扱う第1の手差しトレイと、前記検
知手段の検知情報を無効とする第2の手差しトレイ、の
仮想的な2つのトレイとして取り扱うことにより解決さ
れる。
【0010】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、画像形成動作を実行する際に、前記第1の手差し
トレイからの給紙が選択された場合は、当該画像形成装
置の操作パネル又は該装置が接続されたホストマシンか
らの記録紙サイズ情報を受け付けなくすることを提案す
る。
【0011】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、記録紙サイズ情報格納領域として、前記第1の
手差しトレイ及び前記第2の手差しトレイに夫々別個の
格納領域を確保することを提案する。
【0012】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記第1及び第2の手差しトレイのうち現在ど
ちらのトレイが選択されているか、及び、設定された記
録紙サイズは何か、を当該装置の操作パネル又はホスト
マシン上に表示することを提案する。
【0013】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、装置の電源投入時に、前記第2の手差しトレイ
のサイズ情報として所定の初期値が設定されることを提
案する。
【0014】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記所定の初期値をユーザが任意に設定可能な
ことを提案する。さらに、本発明は、前記の課題を解決
するために、前記所定の初期値として、装置の電源OF
F直前のサイズ値を記憶することを提案する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例の概略構成を示すもの
である。この図に示された画像形成装置10は、図示し
ないホストコンピュータに接続されたプリンタである。
このプリンタ10は、装置本体内に第一〜第四給紙カセ
ット1〜4を備えており、本体側面には手差しトレイ5
を有している。この手差しトレイ5には、トレイにセッ
トされた記録紙の幅方向のサイズを検知する機構が設け
られており、図示しないセンサにより、ガイド板(図示
せず)のスライドに連動して記録紙の幅方向のサイズを
読み取るようになっている。そして、プリント後の用紙
をフェイスダウンで排出するための排紙ビン11〜15
を本体上面に有しており、プリント後の用紙をフェイス
アップで排出するための排紙トレイ16を本体側面に備
えている。
【0016】このプリンタ10は、手差しによる給紙ト
レイとしては手差しトレイ5のみを備えているだけであ
るが、本発明により、物理的には1つしか存在しない手
差しトレイ5を仮想的に2つの手差しトレイが存在する
かのように扱うことを特徴としている。すなわち、1つ
の手差しトレイ5を、前述の用紙サイズを検出するため
のセンサの検知信号を有効にする(用紙サイズ検出を行
う)トレイAと、センサ信号を無効にする(用紙サイズ
検出を行わない)トレイBの、2つの手差しトレイとし
て取り扱う。
【0017】ところで、プリントを行う際に、給紙カセ
ット1〜4及び手差しトレイ5のうちのどの給紙手段を
使用するかはプリンタ10の操作パネル(図示せず)も
しくはホストコンピュータから電気的コマンドとして指
定される。このとき、給紙カセット1〜4及び上記2つ
の手差しトレイA,Bに対し、夫々次のようなID番号
を割り当てる。なお、各カセット及びトレイに割り当て
るID番号は任意に設定可能である。
【0018】 第一給紙カセット1 :ID=1 第二給紙カセット2 :ID=2 第三給紙カセット3 :ID=3 第四給紙カセット4 :ID=4 手差しトレイA(センサ有効):ID=5 手差しトレイB(センサ無効):ID=6 次に、プリンタ10における給紙手段の指定について、
図2のフローチャートを参照して説明する。操作パネル
もしくはホストコンピュータから給紙カセット又はトレ
イが指定されると(ステップ1、以下ステップをSと略
記する)、指定されたカセット又はトレイのID番号を
元にして、「TRAY」という変数にトレイ番号を格納
する(代入する)。すなわち、第一給紙カセット1が指
定された場合は「TRAY=1」となり、第二給紙カセ
ット2の場合は「TRAY=2」となり、第三給紙カセ
ット3の場合は「TRAY=3」となり、第四給紙カセ
ット4の場合は「TRAY=4」となる。さらに、仮想
的な2つの手差しトレイが指定された場合は、トレイ
A,Bに対して共にMLTを格納して「TRAY=ML
T」となる(S2−1〜2−6)。「TRAY」という
変数は、どの給紙手段から給紙動作を行うかという情報
を格納する変数である。
【0019】給紙カセット1〜4が指定された場合はこ
の処理は終了するが、手差しトレイが指定された場合
は、さらに、「SENS」という変数に、トレイAが指
定されたときはYESを格納して「SENS=YES」
とし、トレイBが指定されたときはNOを格納して「S
ENS=NO」とする(S3−5,3−6)。以上でト
レイ指定処理は完了する。なお、「SENS」という変
数は、用紙サイズ検出のためのセンサからの信号を有効
にするか無効にするかという情報を格納する変数であ
る。
【0020】続いて、手差しトレイが指定された後のサ
イズ設定について以下に説明する。本実施例のプリンタ
10における用紙サイズを設定する際のトリガは、ト
レイに設けられたガイド板が移動したとき、操作パネ
ルもしくはホストコンピュータから用紙サイズが指定さ
れたとき、の2つがある。
【0021】まず、の「ガイド板が移動したとき」に
ついて図3のフローチャートを参照して説明する。ガイ
ド板が移動すると、現在の給紙手段が手差しトレイであ
るか否かを判断し(S1)、手差しトレイであれば前述
の変数「SENS」が有効か否かを判定する(S2)。
有効であれば、手差しトレイのサイズ情報を格納する変
数「SIZE_MLT」に、前述のガイド板のセンサ情
報に基づいた記録紙のサイズ値(ここではa)を格納す
る(S3)。
【0022】次に、の「操作パネルもしくはホストコ
ンピュータから用紙サイズが指定されたとき」について
図4のフローチャートを参照して説明する。ホストマシ
ンからサイズ指定コマンドが送られてくると、現在の給
紙手段が手差しトレイであるか否かを判断し(S1)、
手差しトレイであれば前述の変数「SENS」が有効か
否かを判定する(S2)。無効であれば、手差しトレイ
のサイズ情報を格納する変数「SIZE_MLT」にサ
イズ指定コマンドによる記録紙のサイズ値(ここでは
b)を格納する(S3)。
【0023】サイズ設定が行われた後、変数「SIZE
_MLT」に格納されたサイズ情報に基づいてプリント
動作が実行されるわけであるが、手差しトレイA(セン
サ有効)が指定された場合の変数「SIZE_MLT」
に格納されたサイズ情報「a」は、手差しトレイ5のセ
ンサからの情報であるので、記録紙の幅方向のサイズ情
報のみを含むものである。本実施例のプリンタ10にお
いては、手差しトレイA(センサ有効)が指定されたと
きは、変数「SIZE_MLT」に格納されたサイズ情
報により記録紙の長さ方向のサイズが一意的に決定され
て、プリント動作が実行される。これは、プリンタのエ
ンジン内部に用意した表(関係テーブル)に基づいて、
幅方向のサイズ情報により長さ方向のサイズを決定する
様にしている。一方、手差しトレイB(センサ無効)が
指定された場合の変数「SIZE_MLT」に格納され
たサイズ情報「b」は記録紙の幅と長さ方向のサイズ情
報を含むので、そのサイズ情報に基づいてプリント動作
が実行される。
【0024】このように、本実施例においては、1つの
手差しトレイを仮想的な2つの手差しトレイとして取り
扱うので、サイズ指定の制御方法が簡素になり、ユーザ
の用紙サイズ設定ミスを減らすことができる。また、手
差しトレイが指定された後に、変数「SENS」を判定
材料として仮想的な2つの手差しトレイのサイズ情報が
書き換えられるのを互いに防いでいる。従って、物理的
には1つしかない手差しトレイからの給紙の際に、手差
しトレイのガイド板を利用したサイズ設定でプリントす
るとき、操作パネル及びホストマシンからの用紙サイズ
情報でプリントされるようなことがなく、適切な(ユー
ザが意図した通りの)サイズ設定によるプリントが実行
される。すなわち、ユーザのミスによるサイズ情報の不
要な書き換えを防止することができ、手差しトレイAか
らの給紙の際にホストマシンから誤ったサイズ設定が行
われたとしても、トレイのガイド板のセンサ情報に基づ
いて適切なプリントが行われる。
【0025】なお、給紙カセット1〜4を使用したプリ
ントの場合には、変数「TRAY」でカセットの指定が
行われた後、各カセット毎に設定されたサイズ情報が給
紙カセットのサイズ情報を格納する変数「SIZE_C
ST」に格納され、その格納されたサイズ情報(幅と長
さ方向のサイズ情報を含む)に基づいてプリント動作が
実行される。
【0026】ところで、手差しトレイA(センサ有効)
又はB(センサ無効)からの給紙の際に、サイズ情報を
格納する変数としては、どちらも共通の変数「SIZE
_MLT」を用いているので、例えば、使用する手差し
トレイがB→A→Bというように切り換えられた場合に
は、元のトレイBのサイズ情報が書き換えられてしま
う。このような場合にはユーザがサイズ設定を再度し直
さなければならず手間が掛かる。そこで、仮想的な2つ
の手差しトレイA(センサ有効)及びB(センサ無効)
に、おのおの別個のサイズ情報格納領域を確保する(別
個の変数を用いる)ことを本発明の他の実施例として提
案する。
【0027】この仮想的な2つの手差しトレイに別個の
サイズ情報格納領域を確保した実施例について図5及び
6のフローチャートを参照して説明する。手差しトレイ
A(センサ有効)が指定されたときは、図5のフローチ
ャートにおいて、現在のトレイが手差しトレイであった
場合の変数「SENS」の判定の後、手差しトレイのサ
イズ情報を格納する変数「SIZE_MLT1」に、ガ
イド板のセンサ情報に基づいた記録紙のサイズ値(ここ
ではa)を格納する(S3)。これ以外は図3のフロー
チャートの場合と同様である。
【0028】また、手差しトレイB(センサ無効)が指
定されたときは、図6のフローチャートにおいて、現在
のトレイが手差しトレイであった場合の変数「SEN
S」の判定の後、手差しトレイのサイズ情報を格納する
変数「SIZE_MLT2」にホストマシンからのサイ
ズ指定コマンドによる記録紙のサイズ値(ここではb)
を格納する(S3)。これ以外は図4のフローチャート
の場合と同様である。
【0029】このように、本実施例においては、仮想的
な2つの手差しトレイに別個の変数を用いたので、トレ
イの切り換えが行われた後でも元の手差しトレイのサイ
ズ情報が残っており、サイズ設定をやり直す手間を省く
ことができる。
【0030】上記2つの実施例において、仮想的な2つ
の手差しトレイのうち、現在どちらのトレイが有効にな
っているか(指定されているか)、あるいは設定された
サイズは何であるかなどをユーザに伝えることができれ
ば使い勝手が向上する。そこで、図7に示すように、プ
リンタの操作パネル17に、設定されたサイズを示す表
示18及び手差しトレイのセンサの有効/無効を示す表
示19を設ける。このセンサの有効/無効を示す表示1
9は、LED等により有効/無効のどちらか一方を点灯
又は表示色を変えるようにしてやればよい。また、操作
パネルとともにホストコンピュータのディスプレイ上に
も同様の表示を行う。これにより、現在の設定状態をユ
ーザがはっきりと確認でき、操作性の向上につなげるこ
とができる。
【0031】ユーザへの情報提供としては、図8に示す
ように、手差しトレイ5のガイド板6a,6bのスライ
ド位置に応じた箇所に記録紙のサイズを表わすLED7
及びサイズ名8を設けて、手差しトレイのセンサ(図示
せず)の有効時のみLED7が点灯するようにしても良
い。
【0032】また、ホストコンピュータからサイズ設定
を行う場合には、手差しトレイBのサイズ情報はサイズ
コマンドにより初めて設定されるので、サイズ情報の初
期値として、使用頻度の高いサイズ、あるいは給紙カセ
ット1〜4が対応していないサイズ(カセットで設定で
きず手差しトレイのみで使えるサイズ)等を工場出荷時
に設定してやれば、手差しトレイの使い勝手を向上させ
ることができる。
【0033】さらには、サイズ情報を格納する(記憶す
る)手段として不揮発性メモリを用いてやれば、上記サ
イズ情報の初期値をユーザが自由に設定することができ
るので、ユーザのニーズに合わせて操作性を向上させる
ことができる。あるいは、電源をオフする直前のサイズ
情報を記憶させる様にして設定の手間を省くこともでき
る。この電源オフ直前のサイズ情報の記憶は、指定サイ
ズ情報が送られてくる度に不揮発性メモリに書き込むよ
うにしてやればよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、1つの手差しトレイを仮想的に2つの手
差しトレイとして取り扱うので、サイズ指定の制御方法
が簡素になり、ユーザの用紙サイズ設定ミスを減らすこ
とができる。
【0035】請求項2の構成により、第1の手差しトレ
イ(センサ有効)が指定されている時には用紙サイズを
指定できないようにしたので、ユーザのミスによるサイ
ズ情報の不要な書き換えを防止して、適切な画像形成動
作が実行される。
【0036】請求項3の構成により、仮想的な2つの手
差しトレイに夫々別個のサイズ情報格納領域を確保した
ので、トレイの切り換えが行われた後でも元の手差しト
レイのサイズ情報が残っており、サイズ設定をやり直す
手間を省くことができる。
【0037】請求項4の構成により、現在どちらのトレ
イが選択されているか、及び、設定された記録紙サイズ
は何かが表示されるので、現在の設定状態をユーザがは
っきりと確認でき、操作性が向上される。
【0038】請求項5の構成により、第2の手差しトレ
イのサイズ情報の初期値として、例えば使用頻度の高い
サイズ等を設定してやれば、手差しトレイの使い勝手を
向上させることができる。
【0039】請求項6の構成により、サイズ情報の初期
値をユーザが任意に設定可能とすることにより、ユーザ
のニーズに合わせて操作性を向上させることができる。
請求項7の構成により、サイズ情報の初期値として電源
をオフする直前のサイズ情報を記憶させることができる
ので、設定の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるプリンタの概略を示す
正面構成図である。
【図2】そのプリンタにおける給紙手段の指定を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】そのプリンタにおける、手差しトレイが指定さ
れた後のサイズ設定を説明するためのフローチャート
で、ガイド板が移動した場合を示す。
【図4】同じく、手差しトレイが指定された後のサイズ
設定を説明するためのフローチャートで、操作パネルも
しくはホストコンピュータから用紙サイズが指定された
場合を示す。
【図5】本発明の他の実施例における、手差しトレイの
サイズ設定を説明するためのフローチャートで、ガイド
板が移動した場合を示す。
【図6】その実施例における、手差しトレイのサイズ設
定を説明するためのフローチャートで、操作パネルもし
くはホストコンピュータから用紙サイズが指定された場
合を示す。
【図7】図1に示したプリンタの操作パネルを示す平面
図である。
【図8】図1に示したプリンタの手差しトレイを示す斜
視図である。
【符号の説明】
1〜4 給紙カセット 5 手差しトレイ 6a,6b ガイド板 7 LED 8 サイズ名 10 プリンタ 11〜15 排紙ビン 16 排紙トレイ 17 操作パネル 18 サイズ表示 19 センサ有効/無効表示

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手差しトレイを備え、該手差しトレイに
    記録紙の幅方向のサイズを検知する検知手段を有する画
    像形成装置において、 前記1つの手差しトレイを、前記検知手段の検知情報を
    有効に扱う第1の手差しトレイと、前記検知手段の検知
    情報を無効とする第2の手差しトレイ、の仮想的な2つ
    のトレイとして取り扱うことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 画像形成動作を実行する際に、前記第1
    の手差しトレイからの給紙が選択された場合は、当該画
    像形成装置の操作パネル又は該装置が接続されたホスト
    マシンからの記録紙サイズ情報を受け付けなくすること
    を特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記録紙サイズ情報格納領域として、前記
    第1の手差しトレイ及び前記第2の手差しトレイに夫々
    別個の格納領域を確保することを特徴とする、請求項1
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の手差しトレイのうち
    現在どちらのトレイが選択されているか、及び、設定さ
    れた記録紙サイズは何か、を当該装置の操作パネル又は
    ホストマシン上に表示することを特徴とする、請求項1
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 装置の電源投入時に、前記第2の手差し
    トレイのサイズ情報として所定の初期値が設定されるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の初期値をユーザが任意に設定
    可能なことを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 前記所定の初期値として、装置の電源O
    FF直前のサイズ値を記憶することを特徴とする、請求
    項5に記載の画像形成装置。
JP7262983A 1995-10-11 1995-10-11 画像形成装置 Pending JPH09104547A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006754A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置とそのトレイid割当方法,プログラム,および記録媒体
JP2009298561A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Sharp Corp 用紙処理装置、および画像形成装置
US7938392B2 (en) 2008-01-29 2011-05-10 Ricoh Company, Ltd. Medium feed control in an image forming apparatus
JP2017148970A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

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