JPH09103655A - 中空糸膜ろ過装置 - Google Patents
中空糸膜ろ過装置Info
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- JPH09103655A JPH09103655A JP26572995A JP26572995A JPH09103655A JP H09103655 A JPH09103655 A JP H09103655A JP 26572995 A JP26572995 A JP 26572995A JP 26572995 A JP26572995 A JP 26572995A JP H09103655 A JPH09103655 A JP H09103655A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中規模のろ過に適したろ過能力回復機構のあ
る定形型のモジュールを利用した経済的なろ過装置はま
だ考案されていないので、本来ろ過能力回復機能がある
中空糸膜を用いた定形型のモジュールをハウジングに装
着したろ過装置を提供する。 【解決手段】 中空糸膜１の外側から内側へろ過する外
圧式のろ過装置であって、被処理液の入口、気泡の供給
機構２２及び気泡の排出機構２４を有する下方のろ過室
１１とろ過液出口を有する上方のろ過液室１２とを区画
する仕切板１４に、ろ過室側からＯリングを介して、脱
着式に、一本以上の、デザインが定形型カートリッジフ
ィルターである中空糸膜モジュールＭのろ過液出口７側
を装着し、該モジュールの他端を、被処理液の入口及び
気泡の供給機構に連通した穴２７を有する固定板１５に
ろ過室側から脱着式に装着し、中空糸膜モジュールを両
端で固定する。
る定形型のモジュールを利用した経済的なろ過装置はま
だ考案されていないので、本来ろ過能力回復機能がある
中空糸膜を用いた定形型のモジュールをハウジングに装
着したろ過装置を提供する。 【解決手段】 中空糸膜１の外側から内側へろ過する外
圧式のろ過装置であって、被処理液の入口、気泡の供給
機構２２及び気泡の排出機構２４を有する下方のろ過室
１１とろ過液出口を有する上方のろ過液室１２とを区画
する仕切板１４に、ろ過室側からＯリングを介して、脱
着式に、一本以上の、デザインが定形型カートリッジフ
ィルターである中空糸膜モジュールＭのろ過液出口７側
を装着し、該モジュールの他端を、被処理液の入口及び
気泡の供給機構に連通した穴２７を有する固定板１５に
ろ過室側から脱着式に装着し、中空糸膜モジュールを両
端で固定する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デザインが定形型
のカートリッジフィルターである中空糸膜モジュールを
使用し、モジュールのハウジングの主要部材にＪＩＳ規
格の管及びこれらの管に適合する継手類を用いながら、
逆洗及びエアーバブリングも可能にした経済的なろ過装
置に関する。
のカートリッジフィルターである中空糸膜モジュールを
使用し、モジュールのハウジングの主要部材にＪＩＳ規
格の管及びこれらの管に適合する継手類を用いながら、
逆洗及びエアーバブリングも可能にした経済的なろ過装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ろ過面積が有利になるので、
中空糸膜を利用して全ろ過する場合には、中空糸膜の外
側から内側にろ過する外圧式のろ過方式が多く採用され
ている。ろ過を続けると中空糸膜表面に除去された物質
が蓄積し、次第にろ過速度が低下する。
中空糸膜を利用して全ろ過する場合には、中空糸膜の外
側から内側にろ過する外圧式のろ過方式が多く採用され
ている。ろ過を続けると中空糸膜表面に除去された物質
が蓄積し、次第にろ過速度が低下する。
【０００３】蓄積した物質を膜表面から除去して再びろ
過能力を回復させるために、ろ過液などの液体や空気な
どの気体を中空糸膜の内側から外側に流して逆洗する方
法（例えば、特開昭５８−２０２０６号公報、特開昭５
８−１８３９１６号公報）、中空糸膜の外側に気泡を流
して中空糸膜収納容器内の液体を攪拌する（エアーバブ
リングする）方法（例えば、特開昭６１−１５３１０４
号公報、特開昭６１−２２２５０９号公報、特開昭６１
−２５４２０７号公報）、逆洗とエアーバブリングを併
用する方法（特開昭６２−４４０８号公報、特開昭６２
−２６２７０９号公報）などが考案された。これらはい
ずれも優れた方法であり、ろ過能力を効率的に回復し、
ろ過寿命の大幅な延長に役立っている。
過能力を回復させるために、ろ過液などの液体や空気な
どの気体を中空糸膜の内側から外側に流して逆洗する方
法（例えば、特開昭５８−２０２０６号公報、特開昭５
８−１８３９１６号公報）、中空糸膜の外側に気泡を流
して中空糸膜収納容器内の液体を攪拌する（エアーバブ
リングする）方法（例えば、特開昭６１−１５３１０４
号公報、特開昭６１−２２２５０９号公報、特開昭６１
−２５４２０７号公報）、逆洗とエアーバブリングを併
用する方法（特開昭６２−４４０８号公報、特開昭６２
−２６２７０９号公報）などが考案された。これらはい
ずれも優れた方法であり、ろ過能力を効率的に回復し、
ろ過寿命の大幅な延長に役立っている。
【０００４】これらのろ過装置は、大量ろ過が要求され
る特別な場合に効率的な構造であり、いずれもろ過室と
ろ過液室を区画する仕切板に中空糸膜モジュールは懸架
式に装着され、一本ずつ上方のろ過室側から脱着する構
造になっている。
る特別な場合に効率的な構造であり、いずれもろ過室と
ろ過液室を区画する仕切板に中空糸膜モジュールは懸架
式に装着され、一本ずつ上方のろ過室側から脱着する構
造になっている。
【０００５】一方、逆洗はできないが、比較的少量ろ過
するためのろ過モジュールとして、当業者にはよく知ら
れているように、古くから平面膜をプリーツ状に折り畳
み、外形寸法が製造業者によらず共通のデザインの構造
体に収納した、いわゆる経済的な定形型のカートリッジ
フィルターが多数使用されてきた。これら定形型のカー
トリッジフィルターと互換性を有する中空糸膜を組み込
んだモジュールも本発明者と同一人によって考案された
（特開平２−２２７１２５号公報、特開平６−１８２１
６１号公報など）。
するためのろ過モジュールとして、当業者にはよく知ら
れているように、古くから平面膜をプリーツ状に折り畳
み、外形寸法が製造業者によらず共通のデザインの構造
体に収納した、いわゆる経済的な定形型のカートリッジ
フィルターが多数使用されてきた。これら定形型のカー
トリッジフィルターと互換性を有する中空糸膜を組み込
んだモジュールも本発明者と同一人によって考案された
（特開平２−２２７１２５号公報、特開平６−１８２１
６１号公報など）。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ろ過能
力の回復機構のある大量ろ過に適した大型モジュールを
使用したろ過装置とろ過能力の回復機構のない少量ろ過
用の定形型モジュールを使用したろ過装置はあるもの
の、中規模のろ過に適したろ過能力回復機構のある定形
型のモジュールを利用した経済的なろ過装置はまだ考案
されていない。
力の回復機構のある大量ろ過に適した大型モジュールを
使用したろ過装置とろ過能力の回復機構のない少量ろ過
用の定形型モジュールを使用したろ過装置はあるもの
の、中規模のろ過に適したろ過能力回復機構のある定形
型のモジュールを利用した経済的なろ過装置はまだ考案
されていない。
【０００７】従来の定形型のモジュールを使用したろ過
装置は、前記のように逆洗等のろ過能力回復機構を持た
ないが、中空糸膜を用いた定形型のモジュールには本来
ろ過能力回復機能があるので、これらを装着するハウジ
ングにこのような機構を持たすことができれば、上記の
課題を解決することができる。
装置は、前記のように逆洗等のろ過能力回復機構を持た
ないが、中空糸膜を用いた定形型のモジュールには本来
ろ過能力回復機能があるので、これらを装着するハウジ
ングにこのような機構を持たすことができれば、上記の
課題を解決することができる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】すなわち、前述の課題解
決のために、本発明は、「中空糸膜の外側から内側へろ
過する外圧式のろ過装置であって、被処理液の入口、気
泡の供給機構及び気泡の排出機構を有する下方のろ過室
とろ過液出口を有する上方のろ過液室と区画する仕切板
に、ろ過室側からＯリングを介して、脱着式に、一本以
上の、デザインが定形型カートリッジフィルターである
中空糸膜モジュールのろ過液出口側を装着し、該モジュ
ールの他端を、被処理液の入口及び気泡の供給機構に連
通した穴を有する固定板にろ過室側から脱着式に装着
し、中空糸膜モジュールを両端で固定することによっ
て、逆洗時にも中空糸膜モジュールが両方の装着部分か
ら脱離しないことを特徴とする中空糸膜ろ過装置」を提
供するものである。
決のために、本発明は、「中空糸膜の外側から内側へろ
過する外圧式のろ過装置であって、被処理液の入口、気
泡の供給機構及び気泡の排出機構を有する下方のろ過室
とろ過液出口を有する上方のろ過液室と区画する仕切板
に、ろ過室側からＯリングを介して、脱着式に、一本以
上の、デザインが定形型カートリッジフィルターである
中空糸膜モジュールのろ過液出口側を装着し、該モジュ
ールの他端を、被処理液の入口及び気泡の供給機構に連
通した穴を有する固定板にろ過室側から脱着式に装着
し、中空糸膜モジュールを両端で固定することによっ
て、逆洗時にも中空糸膜モジュールが両方の装着部分か
ら脱離しないことを特徴とする中空糸膜ろ過装置」を提
供するものである。
【０００９】本発明は、中空糸膜のハウジングの主要部
材としてＪＩＳ規格の管及びこれら管に適合する継手
類、より好ましくはステンレス鋼、さらに好ましくは硬
質ポリ塩化ビニル製の管及び継手類を利用することによ
って、さらに経済性の優れたものになる。
材としてＪＩＳ規格の管及びこれら管に適合する継手
類、より好ましくはステンレス鋼、さらに好ましくは硬
質ポリ塩化ビニル製の管及び継手類を利用することによ
って、さらに経済性の優れたものになる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に使用することが
できる定形型の中空糸膜モジュールＭの一例を示す。こ
の中空糸膜モジュールＭの外形は、およそ７０ｍｍであ
り、全長は約２５、５０及び７５ｃｍの３種類が一般的
である。簡単に、定形型のろ過モジュールの従来の使用
方法を説明するが、このモジュールを装着する従来のハ
ウジングは、当業者にはよく知られているので図示を省
略する。
できる定形型の中空糸膜モジュールＭの一例を示す。こ
の中空糸膜モジュールＭの外形は、およそ７０ｍｍであ
り、全長は約２５、５０及び７５ｃｍの３種類が一般的
である。簡単に、定形型のろ過モジュールの従来の使用
方法を説明するが、このモジュールを装着する従来のハ
ウジングは、当業者にはよく知られているので図示を省
略する。
【００１１】この中空糸膜モジュールＭを簡単に説明す
れば、中央部でループ状に折り返された中空糸膜１の束
は、その一端部で円筒２の一端にウレタン樹脂やエポキ
シ樹脂などの熱硬化性樹脂からなる集束固定部３にてポ
ッティングされ、中空糸膜１の端部はこの集束固定部３
の端面に開口し、前記円筒２の端部にはヘッダー４が固
着されている。そして、円筒２の孔５及び底の穴６を通
って中空糸膜１の表面に供給された被処理液は、中空糸
膜１の外側から内側へろ過し、ろ過液は集束固定部３の
先端から前記ヘッダー４の出口７に集まり、ハウジング
のろ過液出口から取り出される。ここで、前記中空糸膜
モジュールＭは、ヘッダー４に設けたＯリング８を介し
てハウジングのろ過室とろ過液室を区画する仕切機構に
装着されている。このハウジングは、逆洗機能やエアー
バブリング機能を持たない。
れば、中央部でループ状に折り返された中空糸膜１の束
は、その一端部で円筒２の一端にウレタン樹脂やエポキ
シ樹脂などの熱硬化性樹脂からなる集束固定部３にてポ
ッティングされ、中空糸膜１の端部はこの集束固定部３
の端面に開口し、前記円筒２の端部にはヘッダー４が固
着されている。そして、円筒２の孔５及び底の穴６を通
って中空糸膜１の表面に供給された被処理液は、中空糸
膜１の外側から内側へろ過し、ろ過液は集束固定部３の
先端から前記ヘッダー４の出口７に集まり、ハウジング
のろ過液出口から取り出される。ここで、前記中空糸膜
モジュールＭは、ヘッダー４に設けたＯリング８を介し
てハウジングのろ過室とろ過液室を区画する仕切機構に
装着されている。このハウジングは、逆洗機能やエアー
バブリング機能を持たない。
【００１２】このモジュールをそのまま本発明に使用す
ることもできるが、構造体の一部、例えば穴６の形状を
変えた底や孔５の形状を変えた円筒２を使用する等の変
更も可能である。また、中空糸膜１の材質、寸法、孔径
などに制限はない。
ることもできるが、構造体の一部、例えば穴６の形状を
変えた底や孔５の形状を変えた円筒２を使用する等の変
更も可能である。また、中空糸膜１の材質、寸法、孔径
などに制限はない。
【００１３】（実施例１） 具体例による本発明のろ過装置の説明
【００１４】図２は、前記中空糸膜モジュールＭを１本
装着した本発明のろ過装置１０の一例を示す略図であ
る。ハウジングの構成材料はすべてＪＩＳ規格の硬質ポ
リ塩化ビニルパイプ及びその継手類である。
装着した本発明のろ過装置１０の一例を示す略図であ
る。ハウジングの構成材料はすべてＪＩＳ規格の硬質ポ
リ塩化ビニルパイプ及びその継手類である。
【００１５】すなわち、全長が７５ｃｍの図１で示した
定形型ろ過モジュールＭが１本、ろ過室１１とろ過液室
１２を区画する仕切板１４に設けた穴２６にＯリングを
介して装着されている。この仕切板１４には、気泡の排
出機構２４及び気泡の出口２５も配備されている。
定形型ろ過モジュールＭが１本、ろ過室１１とろ過液室
１２を区画する仕切板１４に設けた穴２６にＯリングを
介して装着されている。この仕切板１４には、気泡の排
出機構２４及び気泡の出口２５も配備されている。
【００１６】ろ過室１１の主管１６は、ＪＩＳ規格の呼
び径１００Ａの水道用硬質ポリ塩化ビニル管の両端にフ
ランジ継手２１を接続したものであり、その下端に被処
理液を導入する穴２７を有する固定板１５を配置してモ
ジュールＭの下端が装着されている。被処理液の導入孔
２８が穴２７のまわりにも複数設けられている。
び径１００Ａの水道用硬質ポリ塩化ビニル管の両端にフ
ランジ継手２１を接続したものであり、その下端に被処
理液を導入する穴２７を有する固定板１５を配置してモ
ジュールＭの下端が装着されている。被処理液の導入孔
２８が穴２７のまわりにも複数設けられている。
【００１７】固定板１５は、気泡の供給機構２２及び気
体の入口２３も有する。気泡の供給機構２２は金属パイ
プからなり、モジュールＭのほぼ中心線上に直径が０．
５〜２ｍｍの気泡の吹き出し穴が開いている。
体の入口２３も有する。気泡の供給機構２２は金属パイ
プからなり、モジュールＭのほぼ中心線上に直径が０．
５〜２ｍｍの気泡の吹き出し穴が開いている。
【００１８】ろ過液室１２は、仕切板１４、両端がフラ
ンジ継手１７、１９になっているエルボで構成されてい
る。被処理液の導入通路１３もろ過液の出口通路（ろ過
液室１２）と同様にフランジ継手１８、２０になってい
るエルボで構成されている。
ンジ継手１７、１９になっているエルボで構成されてい
る。被処理液の導入通路１３もろ過液の出口通路（ろ過
液室１２）と同様にフランジ継手１８、２０になってい
るエルボで構成されている。
【００１９】モジュールＭは、少なくとも３００ＫＰａ
の逆洗圧力に耐える強度を有するので、仕切板１４と固
定板１５で上下を固定することによって、モジュールＭ
が仕切板１４の穴２６から脱落することなく逆洗が可能
になる。
の逆洗圧力に耐える強度を有するので、仕切板１４と固
定板１５で上下を固定することによって、モジュールＭ
が仕切板１４の穴２６から脱落することなく逆洗が可能
になる。
【００２０】モジュールＭを取り出す場合、まず主管フ
ランジ２１、仕切板フランジ１４及びろ過液室フランジ
１７を固定するボルトを外し、出口フランジ１９の固定
ボルトを外してろ過液室１２（エルボ）を取り除く。次
に、仕切板１４に装着されたモジュールＭを主管１６か
ら引き抜き、それからモジュールＭを仕切板１４から外
す。
ランジ２１、仕切板フランジ１４及びろ過液室フランジ
１７を固定するボルトを外し、出口フランジ１９の固定
ボルトを外してろ過液室１２（エルボ）を取り除く。次
に、仕切板１４に装着されたモジュールＭを主管１６か
ら引き抜き、それからモジュールＭを仕切板１４から外
す。
【００２１】逆に、モジュールＭを装着する場合は、ま
ず、上部が開いている主管１６にモジュールＭを挿入
し、その下端を固定板１５の装着穴２７に納める。次
に、仕切板１４の装着穴２６にモジュールＭのろ過液出
口７を合わせたのち、仕切板１４を押し込む。再び、ろ
過液フランジ１７を重ねてボルトで固定し、出口フラン
ジ１９もボルトで固定する。
ず、上部が開いている主管１６にモジュールＭを挿入
し、その下端を固定板１５の装着穴２７に納める。次
に、仕切板１４の装着穴２６にモジュールＭのろ過液出
口７を合わせたのち、仕切板１４を押し込む。再び、ろ
過液フランジ１７を重ねてボルトで固定し、出口フラン
ジ１９もボルトで固定する。
【００２２】本発明のろ過装置の使用例
【００２３】図３は、図２のろ過装置の使用方法の説明
図である。試験液は、平均粒子径が０．１９μｍのコロ
イダルシリカの１００ｐｐｍ水分散液である。中空糸膜
は、ポリスルホン製であり、その内径が５００μｍ、外
径が８００μｍであり、孔径はこのコロイダルシリカを
通過させない大きさで、３０容量％のエタノール水溶液
を含ませたときの空気のバブルポイントが約５００ＫＰ
ａのものである。モジュールＭは、この中空糸膜を約１
６００本充填した、有効膜面積が約５．５ｍ2のもので
ある。
図である。試験液は、平均粒子径が０．１９μｍのコロ
イダルシリカの１００ｐｐｍ水分散液である。中空糸膜
は、ポリスルホン製であり、その内径が５００μｍ、外
径が８００μｍであり、孔径はこのコロイダルシリカを
通過させない大きさで、３０容量％のエタノール水溶液
を含ませたときの空気のバブルポイントが約５００ＫＰ
ａのものである。モジュールＭは、この中空糸膜を約１
６００本充填した、有効膜面積が約５．５ｍ2のもので
ある。
【００２４】コロイダルシリカの水分散液は、容量が約
２００Ｌ（リットル）のタンク１００に入っており、常
時攪拌機１０１で攪拌した。試験液が減ったときには同
じ試験液を追加した。
２００Ｌ（リットル）のタンク１００に入っており、常
時攪拌機１０１で攪拌した。試験液が減ったときには同
じ試験液を追加した。
【００２５】先ず、被処理液の供給バルブ１１２とろ過
液の排出バルブ１１３を開き、この試験液を、ろ過液流
量計１０６の流量が２０Ｌ／ｍｉｎになるように、バル
ブ１１１を調整し、ポンプ１０２でろ過装置１０に送っ
た。この間、加圧空気のバルブ１１４及び１１５、気泡
の出口バルブ１１６、洗浄液の排出バルブ１１７を閉じ
た。
液の排出バルブ１１３を開き、この試験液を、ろ過液流
量計１０６の流量が２０Ｌ／ｍｉｎになるように、バル
ブ１１１を調整し、ポンプ１０２でろ過装置１０に送っ
た。この間、加圧空気のバルブ１１４及び１１５、気泡
の出口バルブ１１６、洗浄液の排出バルブ１１７を閉じ
た。
【００２６】そして、被処理液の入口とろ過液の圧力を
それぞれ圧力計１０９と１１０で測定し、ヘッド圧力差
を補正して正味のろ過圧力を表した。ろ過は、典型的な
スケールろ過メカニズムを示し、ろ過圧は、ろ過開始直
後の約１０ＫＰａから直線的に上昇し、約１１００Ｌろ
過後には５０ＫＰａに達した。この時点でポンプ１０２
を停止し、バルブ１１２及び１１３を閉じた。
それぞれ圧力計１０９と１１０で測定し、ヘッド圧力差
を補正して正味のろ過圧力を表した。ろ過は、典型的な
スケールろ過メカニズムを示し、ろ過圧は、ろ過開始直
後の約１０ＫＰａから直線的に上昇し、約１１００Ｌろ
過後には５０ＫＰａに達した。この時点でポンプ１０２
を停止し、バルブ１１２及び１１３を閉じた。
【００２７】それから、バルブ１１６を開き、エアーコ
ンプレッサーのボンベ１０３に貯めた約１００ＫＰａの
加圧空気をバルブ１１４を開いて、ろ過液室１２（図２
参照）内のろ過液約１Ｌを、ろ過方向とは逆の方向から
流し、逆洗液をタンク１０４に受けた。次に、流量計１
０７の流量が４ＮＬ／ｍｉｎになるようにバルブ１１５
を調整し、モジュール下部のノズル２２（図２参照）か
ら１分間空気を流したのち、バルブ１１５、１１４を閉
じた。バルブ１１７を開いて、洗浄液をタンク１０５に
回収したが、排出液は、不透明に白濁していた。
ンプレッサーのボンベ１０３に貯めた約１００ＫＰａの
加圧空気をバルブ１１４を開いて、ろ過液室１２（図２
参照）内のろ過液約１Ｌを、ろ過方向とは逆の方向から
流し、逆洗液をタンク１０４に受けた。次に、流量計１
０７の流量が４ＮＬ／ｍｉｎになるようにバルブ１１５
を調整し、モジュール下部のノズル２２（図２参照）か
ら１分間空気を流したのち、バルブ１１５、１１４を閉
じた。バルブ１１７を開いて、洗浄液をタンク１０５に
回収したが、排出液は、不透明に白濁していた。
【００２８】バルブ類をろ過時の状態に戻し、同じ条件
で再びろ過した。初期ろ過圧は、初めのろ過時に比べて
約２０ＫＰａまでしか回復しなかったが、その後のろ過
圧は、初めのろ過圧とほぼ同じ上昇経過を示し、約６９
０Ｌろ過後には５０ＫＰａに達した。そして、前記と同
様な逆洗、エアーバブリングを繰り返してから、３回目
のろ過を行ったが、上記と同様な経過を示した。
で再びろ過した。初期ろ過圧は、初めのろ過時に比べて
約２０ＫＰａまでしか回復しなかったが、その後のろ過
圧は、初めのろ過圧とほぼ同じ上昇経過を示し、約６９
０Ｌろ過後には５０ＫＰａに達した。そして、前記と同
様な逆洗、エアーバブリングを繰り返してから、３回目
のろ過を行ったが、上記と同様な経過を示した。
【００２９】（実施例２） 他の具体例による本発明のろ過装置の説明
【００３０】図４は、前記モジュールＭを７本装着した
本発明の他のろ過装置２００の一例を示す略図である。
前記同様にハウジングの構成材料はすべてＪＩＳ規格の
硬質ポリ塩化ビニルパイプ及びその継手類である。
本発明の他のろ過装置２００の一例を示す略図である。
前記同様にハウジングの構成材料はすべてＪＩＳ規格の
硬質ポリ塩化ビニルパイプ及びその継手類である。
【００３１】全長が７５ｃｍの図１で示した定形型ろ過
モジュールＭが７本、ろ過室２１１とろ過液室２１２を
区画する仕切板２１４に設けた穴２２６にＯリングを介
して装着されている。この仕切板２１４には、気泡の排
出機構２２４及び気泡の出口２２５も配備されている。
モジュールＭが７本、ろ過室２１１とろ過液室２１２を
区画する仕切板２１４に設けた穴２２６にＯリングを介
して装着されている。この仕切板２１４には、気泡の排
出機構２２４及び気泡の出口２２５も配備されている。
【００３２】ろ過室２１１の主管２１６は、ＪＩＳ規格
の呼び径３００Ａの水道用硬質ポリ塩化ビニル管の両端
にフランジ継手２２１を接続したものであり、その下端
に被処理液を導入する穴２２７を有する固定板２１５を
配置してモジュールＭの下端が装着されている。被処理
液の導入孔２２８が穴２２７の間にも複数設けられてい
る。
の呼び径３００Ａの水道用硬質ポリ塩化ビニル管の両端
にフランジ継手２２１を接続したものであり、その下端
に被処理液を導入する穴２２７を有する固定板２１５を
配置してモジュールＭの下端が装着されている。被処理
液の導入孔２２８が穴２２７の間にも複数設けられてい
る。
【００３３】固定板２１５は、気泡の供給機構２２２及
び気体の入口２２３も有する。気泡の供給機構２２２は
金属パイプからなり、各モジュールＭのほぼ中心線上に
直径が０．５〜２ｍｍの気泡の吹き出し穴が開いてい
る。
び気体の入口２２３も有する。気泡の供給機構２２２は
金属パイプからなり、各モジュールＭのほぼ中心線上に
直径が０．５〜２ｍｍの気泡の吹き出し穴が開いてい
る。
【００３４】ろ過液室２１２は、仕切板２１４、スペー
サー用フランジ２２９及びろ過液通路２１２を形成する
ための１００Ａの管を溶接したフランジ２１７で囲まれ
た空間によって構成されている。ろ過液通路２１２の出
口はフランジ継手２１９となっている。被処理液の導入
通路２１３もろ過液の出口通路と同様に、固定板２１
５、スペーサー用フランジ２３０及びろ過液通路２１３
を形成するための１００Ａの管を溶接したフランジ２１
８で囲まれた空間によって構成されている。また、被処
理液の入口はフランジ継手２２０となっている。
サー用フランジ２２９及びろ過液通路２１２を形成する
ための１００Ａの管を溶接したフランジ２１７で囲まれ
た空間によって構成されている。ろ過液通路２１２の出
口はフランジ継手２１９となっている。被処理液の導入
通路２１３もろ過液の出口通路と同様に、固定板２１
５、スペーサー用フランジ２３０及びろ過液通路２１３
を形成するための１００Ａの管を溶接したフランジ２１
８で囲まれた空間によって構成されている。また、被処
理液の入口はフランジ継手２２０となっている。
【００３５】モジュールＭは、少なくとも３００ＫＰａ
の逆洗圧力に耐える強度を有するので、仕切板２１４と
固定板２１５で上下を固定することによって、モジュー
ルＭが仕切板２１４の穴２２６から脱落することなく逆
洗が可能になる。
の逆洗圧力に耐える強度を有するので、仕切板２１４と
固定板２１５で上下を固定することによって、モジュー
ルＭが仕切板２１４の穴２２６から脱落することなく逆
洗が可能になる。
【００３６】モジュールＭを取り出す場合、主管フラン
ジ２２１、仕切板フランジ２１４、スペーサー用フラン
ジ２２９及びろ過液通路を構成するフランジ２１７を固
定するボルトを外す。次に、出口フランジ２１９の固定
ボルトを外してろ過液室及びろ過通路部材を取り除く。
仕切板２１４に装着されたモジュールＭを主管２１６か
ら引き抜き、モジュールを仕切板から取り除く。
ジ２２１、仕切板フランジ２１４、スペーサー用フラン
ジ２２９及びろ過液通路を構成するフランジ２１７を固
定するボルトを外す。次に、出口フランジ２１９の固定
ボルトを外してろ過液室及びろ過通路部材を取り除く。
仕切板２１４に装着されたモジュールＭを主管２１６か
ら引き抜き、モジュールを仕切板から取り除く。
【００３７】モジュールＭを装着する場合は、先ず、上
部が開いている主管２１６にモジュールＭを挿入し、そ
れらの下端を固定板２１５の所定穴２２７に一本ずつ納
める。次に、仕切板２１４の各穴２２６にそれぞれのモ
ジュールのろ過液出口７（図１参照）を合わせたのち、
仕切板２１４を押し込む。再び、スペーサー用フランジ
２２９及びフランジ２１７を重ねてボルトで固定し、出
口フランジ２１９もボルトで固定する。
部が開いている主管２１６にモジュールＭを挿入し、そ
れらの下端を固定板２１５の所定穴２２７に一本ずつ納
める。次に、仕切板２１４の各穴２２６にそれぞれのモ
ジュールのろ過液出口７（図１参照）を合わせたのち、
仕切板２１４を押し込む。再び、スペーサー用フランジ
２２９及びフランジ２１７を重ねてボルトで固定し、出
口フランジ２１９もボルトで固定する。
【００３８】 他の具体例による本発明のろ過装置の使用例
【００３９】同じモジュールＭを７本使用して図３と同
様なろ過システムを作り、ｎ−ヘキサン抽出物が１ｐｐ
ｍ以下、電気伝導度が約４００μＳ／ｃｍ、濁度が約
２、０．４５μｍ以上の微粒子数が約５００００個／ｃ
ｍ3 、ＣＯＤ、ＴＯＣがそれぞれ約４及び２ｐｐｍ、Ｆ
Ｉ（ファウリングインデックス：目詰まりの指標）値が
約２０の活性汚泥処理水をろ過した。
様なろ過システムを作り、ｎ−ヘキサン抽出物が１ｐｐ
ｍ以下、電気伝導度が約４００μＳ／ｃｍ、濁度が約
２、０．４５μｍ以上の微粒子数が約５００００個／ｃ
ｍ3 、ＣＯＤ、ＴＯＣがそれぞれ約４及び２ｐｐｍ、Ｆ
Ｉ（ファウリングインデックス：目詰まりの指標）値が
約２０の活性汚泥処理水をろ過した。
【００４０】流量１００Ｌ／ｍｉｎで３０分間ろ過、ろ
過液による逆洗後のエアーバブリングを３０ＮＬ／ｍｉ
ｎで５分間、洗浄液の排出、のサイクルを繰り返しなが
ら、３週間継続して上記の活性汚泥処理水をろ過した。
過液による逆洗後のエアーバブリングを３０ＮＬ／ｍｉ
ｎで５分間、洗浄液の排出、のサイクルを繰り返しなが
ら、３週間継続して上記の活性汚泥処理水をろ過した。
【００４１】この間、初期ろ過圧は約３０ＫＰａであっ
たが、次第に上昇し、３週間後には１００ＫＰａとなっ
た。また、ろ過液の電気伝導度、ｎ−ヘキサン抽出物、
ＣＯＤ及びＴＯＣは原液とほとんど変わらなかったが、
ろ過液中の微粒子数は２００個／ｃｍ3 以下、ＦＩ値は
約３であった。低下したろ過性能は、酸及びアルカリで
中空糸膜を洗浄することによってほぼ初期の性能に回復
した。
たが、次第に上昇し、３週間後には１００ＫＰａとなっ
た。また、ろ過液の電気伝導度、ｎ−ヘキサン抽出物、
ＣＯＤ及びＴＯＣは原液とほとんど変わらなかったが、
ろ過液中の微粒子数は２００個／ｃｍ3 以下、ＦＩ値は
約３であった。低下したろ過性能は、酸及びアルカリで
中空糸膜を洗浄することによってほぼ初期の性能に回復
した。
【００４２】（比較例１）図５のように、図１の多孔円
筒２の代わりに、集束固定部３０３の近傍に直径８ｍｍ
の穴３０４が４個ある円筒３０２を使用し、図２の仕切
板１４の代わりに、円筒３０２を穴３２６に通してから
ガスケット３０６を重ねてボルトで仕切板３１４にモジ
ュール３００を固定した。
筒２の代わりに、集束固定部３０３の近傍に直径８ｍｍ
の穴３０４が４個ある円筒３０２を使用し、図２の仕切
板１４の代わりに、円筒３０２を穴３２６に通してから
ガスケット３０６を重ねてボルトで仕切板３１４にモジ
ュール３００を固定した。
【００４３】モジュール３００の下端は図２の固定板１
５から離れた状態にした。その他は、図２と同様にして
ろ過装置を作成した。このろ過装置を使用して実施例１
と同様にしてろ過試験を行ったが、同様な結果が得ら
れ、定形型と差は無かった。
５から離れた状態にした。その他は、図２と同様にして
ろ過装置を作成した。このろ過装置を使用して実施例１
と同様にしてろ過試験を行ったが、同様な結果が得ら
れ、定形型と差は無かった。
【００４４】
【発明の効果】以上にしてなる本発明によれば、中規模
のろ過に適したろ過能力回復機構のある定形型の中空糸
膜モジュールを利用した経済的な中空糸膜ろ過装置を提
供できる。
のろ過に適したろ過能力回復機構のある定形型の中空糸
膜モジュールを利用した経済的な中空糸膜ろ過装置を提
供できる。
【図１】中空糸膜を用いた定形型のろ過モジュールを示
す部分断面図である。
す部分断面図である。
【図２】本発明の中空糸膜ろ過装置の具体例を示す一部
省略断面図である。
省略断面図である。
【図３】本発明の中空糸膜ろ過装置の使用例を示す簡略
配管図である。
配管図である。
【図４】本発明の中空糸膜ろ過装置の他の具体例を示す
一部省略断面図である。
一部省略断面図である。
【図５】本発明のろ過装置との比較をするために作成し
た、従来と同様な懸架式のモジュールを一本使用したろ
過装置の一部を示す省略断面図である。
た、従来と同様な懸架式のモジュールを一本使用したろ
過装置の一部を示す省略断面図である。
Ｍ 中空糸膜モジュール １ 中空糸膜 ２ 円筒 ３ 集束固定部 ４ ヘッダー ５ 孔 ６ 穴 ７ 出口 ８ Ｏリング １０ ろ過装置 １１ ろ過室 １２ ろ過液室 １３ 被処理液の導入通路 １４ 仕切板 １５ 固定板 １６ 主管 １７，１８，１９，２０ フランジ継手 ２１ 主管フランジ ２２ 気泡の供給機構 ２３ 気体の入口 ２４ 気泡の排出機構 ２５ 気泡の出口 ２６，２７ 穴 ２８ 導入孔 １００ タンク １０１ 攪拌機 １０２ ポンプ １０３ ボンベ １０４ 逆洗液のタンク １０５ 洗浄液のタンク １０６ ろ過液の流量計 １０７ 気体の流量計 １０９，１１０ 圧力計 １１１ バルブ １１２ 供給バルブ １１３ 排出バルブ １１４，１１５ 加圧空気のバルブ １１６ 気泡の出口バルブ １１７ バルブ ２００ ろ過装置 ２１１ ろ過室 ２１２ ろ過液室 ２１３ 被処理液の導入通路 ２１４ 仕切板 ２１５ 固定板 ２１６ 主管 ２１７，２１８，２１９，２２０ フランジ継手 ２２１ 主管フランジ ２２２ 気泡の供給機構 ２２３ 気体の入口 ２２４ 気泡の排出機構 ２２５ 気泡の出口 ２２６，２２７ 穴 ２２８ 導入孔 ２２９，２３０ スペーサー用フランジ ３００ モジュール ３０２ 円筒 ３０３ 集束固定部 ３０４ 穴 ３０６ ガスケット ３１４ 仕切板 ３２６ 穴
Claims (5)
- 【請求項１】 中空糸膜の外側から内側へろ過する外圧
式のろ過装置であって、被処理液の入口、気泡の供給機
構及び気泡の排出機構を有する下方のろ過室とろ過液出
口を有する上方のろ過液室とを区画する仕切板に、ろ過
室側からＯリングを介して、脱着式に、一本以上の、デ
ザインが定形型カートリッジフィルターである中空糸膜
モジュールのろ過液出口側を装着し、該モジュールの他
端を、被処理液の入口及び気泡の供給機構に連通した穴
を有する固定板にろ過室側から脱着式に装着し、中空糸
膜モジュールを両端で固定することによって、逆洗時に
も中空糸膜モジュールが両方の装着部分から脱離しない
ことを特徴とする中空糸膜ろ過装置。 - 【請求項２】 中空糸膜モジュールを除く主要部材がＪ
ＩＳ規格の管及びこれらの管に適合する継手類からなる
請求項１記載の中空糸膜ろ過装置。 - 【請求項３】 ＪＩＳ規格の管及びこれらの管に適合す
る継手類が硬質ポリ塩化ビニル製である請求項１又は２
記載の中空糸膜ろ過装置。 - 【請求項４】 気泡の排出機構が仕切板に設けられてい
る請求項１又は２又は３記載の中空糸膜ろ過装置。 - 【請求項５】 気泡の供給機構が固定板に設けられいて
る請求項１又は２又は３記載の中空糸膜ろ過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26572995A JPH09103655A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 中空糸膜ろ過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26572995A JPH09103655A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 中空糸膜ろ過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09103655A true JPH09103655A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17421192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26572995A Pending JPH09103655A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 中空糸膜ろ過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09103655A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010501340A (ja) * | 2006-08-31 | 2010-01-21 | シーメンス・ウォーター・テクノロジーズ・コーポレーション | 低圧逆洗 |
| US8840783B2 (en) | 2007-05-29 | 2014-09-23 | Evoqua Water Technologies Llc | Water treatment membrane cleaning with pulsed airlift pump |
| US8858796B2 (en) | 2005-08-22 | 2014-10-14 | Evoqua Water Technologies Llc | Assembly for water filtration using a tube manifold to minimise backwash |
| US8956464B2 (en) | 2009-06-11 | 2015-02-17 | Evoqua Water Technologies Llc | Method of cleaning membranes |
| US9022224B2 (en) | 2010-09-24 | 2015-05-05 | Evoqua Water Technologies Llc | Fluid control manifold for membrane filtration system |
| US9023206B2 (en) | 2008-07-24 | 2015-05-05 | Evoqua Water Technologies Llc | Frame system for membrane filtration modules |
| US9533261B2 (en) | 2012-06-28 | 2017-01-03 | Evoqua Water Technologies Llc | Potting method |
| US9604166B2 (en) | 2011-09-30 | 2017-03-28 | Evoqua Water Technologies Llc | Manifold arrangement |
| US9675938B2 (en) | 2005-04-29 | 2017-06-13 | Evoqua Water Technologies Llc | Chemical clean for membrane filter |
| US9764289B2 (en) | 2012-09-26 | 2017-09-19 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane securement device |
| US9764288B2 (en) | 2007-04-04 | 2017-09-19 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane module protection |
| US9815027B2 (en) | 2012-09-27 | 2017-11-14 | Evoqua Water Technologies Llc | Gas scouring apparatus for immersed membranes |
| US9914097B2 (en) | 2010-04-30 | 2018-03-13 | Evoqua Water Technologies Llc | Fluid flow distribution device |
| US9925499B2 (en) | 2011-09-30 | 2018-03-27 | Evoqua Water Technologies Llc | Isolation valve with seal for end cap of a filtration system |
| US9962865B2 (en) | 2012-09-26 | 2018-05-08 | Evoqua Water Technologies Llc | Membrane potting methods |
| US10322375B2 (en) | 2015-07-14 | 2019-06-18 | Evoqua Water Technologies Llc | Aeration device for filtration system |
| US10427102B2 (en) | 2013-10-02 | 2019-10-01 | Evoqua Water Technologies Llc | Method and device for repairing a membrane filtration module |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP26572995A patent/JPH09103655A/ja active Pending
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| US8894858B1 (en) | 2005-08-22 | 2014-11-25 | Evoqua Water Technologies Llc | Method and assembly for water filtration using a tube manifold to minimize backwash |
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