JPH09103365A - ご飯の状態選択制御方法 - Google Patents

ご飯の状態選択制御方法

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JPH09103365A
JPH09103365A JP8230321A JP23032196A JPH09103365A JP H09103365 A JPH09103365 A JP H09103365A JP 8230321 A JP8230321 A JP 8230321A JP 23032196 A JP23032196 A JP 23032196A JP H09103365 A JPH09103365 A JP H09103365A
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JP
Japan
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rice
temperature
hard
state
soft
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Application number
JP8230321A
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English (en)
Inventor
Sokyoku Ryu
相旭 柳
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Daiu Denshi Kk
WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daiu Denshi Kk
Daewoo Electronics Co Ltd
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Priority claimed from KR1019950027573A external-priority patent/KR0161251B1/ko
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/196Products in which the original granular shape is maintained, e.g. parboiled rice
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L5/00Preparation or treatment of foods or foodstuffs, in general; Food or foodstuffs obtained thereby; Materials therefor
    • A23L5/10General methods of cooking foods, e.g. by roasting or frying
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者が炊飯途中に水の量を調節しなくても
普通飯、柔らかい飯または堅い飯などのようなご飯の状
態を選択して炊飯でき、炊飯途中に沸騰維持点以下の工
程でも状態の変更が可能なご飯の状態選択を制御する方
法を提供する。 【解決手段】 標準状態で炊飯する場合に使用者が場合
によって直接水の量を調節しなくても普通飯、堅い飯、
非常に堅い飯柔らかい飯、非常に柔らかい飯などの状態
選択が容易で、炊飯途中にも沸騰維持温度以下の温度に
おいては状態の変更が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はご飯の状態選択制御
方法にかかり、特に電気炊飯器により使用者が炊飯途中
で水の量を調節しなくても普通飯、堅い飯または柔らか
い飯など、ご飯の状態を選択して炊くことができ、沸騰
維持点以下の工程でもご飯の状態が変更できるご飯の状
態選択を制御するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、電気炊飯器(以下、電気釜ともい
う)は各内容物により工程別の作動条件が備えられてい
るが、これは最初内釜の設置された状態が感知された以
後炊飯キーの動作により炊飯工程が始まる。
【0003】一般的な電気炊飯器による炊飯の一例とし
て白米の炊飯工程を図1を参照して概略的に調べてみる
と次のとおりである。図1は電気炊飯器による一般的な
炊飯工程を説明するためのグラフである。
【0004】まず、内釜の設置を感知するキーにより内
釜が据えられ、確認されると、メニューキーを押して白
米を選択した後、ご飯炊きの開始キーを押すと工程別の
進行プログラムが活性化する。その後、電気釜は工程別
のプログラムとおり進む。即ち、吸収(ふやかし)工
程、加熱工程、沸騰維持工程−蒸らし工程−保温工程の
順に炊飯工程が行われる。まず、電気炊飯器に内蔵され
たヒーターを10分間加熱して内釜温度、即ち、炊飯用
の米の温度を常温25℃から45℃に上昇させ、前記4
5℃を維持して炊飯用の米をふやかす(ふやけさせる)
ことにより前記吸収工程が完了する。前記加熱工程は第
一加熱工程および第二加熱工程から成る。前記吸収工程
が完了した後、4分間前記ヒーターを加熱して前記炊飯
用の米の温度を45℃から75℃に増加させることによ
り第1加熱工程が完了する。
【0005】ついで、2分間前記ヒーターを加熱して前
記炊飯用の米の温度を75℃から102℃に増やすこと
により第2加熱工程が完了する。その後、3分間前記ヒ
ーターを加熱して前記炊飯用の米の温度を102℃から
125℃に増加させることにより沸騰維持工程が完了す
る。その後、10分間前記炊飯用の米を115℃に維持
して蒸らし工程が完了する。そして、ご飯の炊き上がり
が完了したことを知らせる炊飯完了表示により炊事工程
は終了する。このように、電気釜の使用者は正常的に内
釜が釜内に設置された以後には続けて工程別の順序通り
進むことが確認できる。
【0006】ところが、前記進行過程はすでに所定の基
準値(標準状態)として定めた状態で工程別の順序通り
炊飯工程が進むので、ある状態変化の条件ではこれに能
動的に対応できない。特に、本発明に関わる、堅い飯、
柔らかい飯または普通飯のようなご飯の状態を選択して
炊飯する方法において更に困難がある。例えば、標準炊
飯として設定され続く工程別に進む途中で堅い飯、柔ら
かい飯または普通飯を選択して炊くためにその状態を変
化させようとするときは、内釜の水の量を加減させるべ
きである。これは当然電気釜の蓋を開閉して水の量を調
節しなければならない。従って、前記方法はご飯の味を
低下させ、場合によっては状態選択のできない状況も発
生させ得るという問題点がある。
【0007】それで、炊飯途中で任意に蓋を開閉しなく
ても、即ち、水の量を加減しない状態で普通飯、柔らか
い飯、または堅い飯のようなご飯の状態を選択して炊け
ると同時に消費者が自由にご飯の状態を調節できる方法
が望まれてきた。ご飯の状態選択制御方法の例として、
オオニシらによる米国特許第4,670,282号(1
987年6月2日)を挙げることができる。米国特許第
4,670,282号による米の炊飯方法は水と米の混
合物をポット内に位置させる段階、および混合物の上部
が下部よりさらに高い温度を持つようにポット下部から
分離されポットとケース間の空間に配列された輪型でシ
ース状の電気ヒーターの対流加熱により混合物内の温度
傾きを形成し、それにより対流加熱により混合物の上部
は下部より短時間内に最適料理温度に達し、最適温度内
に維持された混合物層を形成し、他領域の米よりさらに
多量の水を吸収する混合物層内に位置する米はポット内
の水面が徐々にポット下部に低くなり、つまり混合物層
は次第に低まり、それと同時にポット内の各領域の米は
同一時間の間最適料理温度範囲内に残り、ポット内の米
はポット内の位置に関係なく水を吸収しながら、前記水
と米の混合物を加熱する段階から成る。しかしながら、
米国特許第4,670,282号では米と水の混合物の
安置されたポット内の位置に関わらず均等に調理する効
果はあるが、水の量を加減しない状態で普通飯、柔らか
い飯、または堅い飯などをそれぞれ選択して炊飯でき
ず、また使用者が自由にご飯の状態を調節できないとい
う短所があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明
の技術的課題は電気炊飯器により標準状態で炊飯をする
場合に消費者が直接水の量を調節しなくても自由に普通
飯、柔らかい飯または堅い飯などの状態選択が可能であ
り、炊飯途中だけでなく沸騰維持点以下の温度でもご飯
の状態変更の容易なご飯の状態選択制御方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、 a)電気炊飯器により吸収工程が始まりご飯の状態が選
択されたか否かを判断して、前記ご飯の状態が選択され
た場合には前記状態選択データを貯蔵する段階と、 b)前記電気炊飯器の内釜温度が前記段階a)で選択さ
れたご飯の状態による該当ふやかし制御温度以上か否か
を判断して、前記内釜温度が前記該当ふやかし工程制御
温度以上でない場合には前記吸収工程を始めた後、前記
選択されたご飯の状態による該当ふやかし時間が経過し
たか否かを判断する段階と、 c)前記段階b)で前記該当ふやかし時間が経過され吸
収工程が完了した場合には前記内釜を第1加熱工程完了
温度まで加熱し第1加熱工程開始温度から第1加熱工程
完了温度までの炊飯量の判定用の時間を演算して貯蔵す
る段階と、 d)前記段階a)で貯蔵されたご飯の状態に応じて前記
段階c)で貯蔵された炊飯量の判定用の時間に対応する
該当第2加熱工程用の熱量で前記内釜を加熱して第2加
熱工程を遂行する段階と、 e)前記段階a)で貯蔵されたご飯の状態に応じて前記
段階c)で貯蔵された炊飯量の判定用の時間に対応する
該当沸騰維持工程用の熱量で前記内釜を加熱して沸騰維
持工程を遂行する段階と、 f)蒸らし工程を始め、前記蒸らし工程を開始した後、
前記段階a)で貯蔵されたご飯の状態による該当蒸らし
時間が経過されたか否かを判断して、前記該当蒸らし時
間が経過された場合には蒸らし工程を完了する段階とか
らなることを特徴とするご飯の状態選択制御方法を提供
する。
【0010】望ましくは、前記ご飯の状態は普通飯、堅
い飯、非常に堅い飯、柔らかい飯、および非常に柔らか
い飯などを含む。より望ましくは前記ふやかし制御温度
は非常に柔らかい飯、柔らかし飯、普通飯、堅い飯およ
び非常に堅い飯の順に高い。
【0011】望ましくは、前記段階d)において、前記
該当第2加熱工程用の熱量はS1×(k/M)×G1に
より演算され、前記S1は該当状態の第2加熱工程基本
熱量の最少熱量であり、前記kは前記段階c)で貯蔵さ
れた炊飯量の判定用の時間であり、前記Mは前記電気炊
飯器による第1加熱工程の最大所要時間であり、前記G
1は前記該当状態の第2加熱工程基本熱量のマージンで
ある。
【0012】望ましくは、前記段階d)において、前記
該当沸騰維持工程用の熱量はS2×(k/M)×G2に
より演算され、前記S2は該当状態の沸騰維持工程基本
熱量の最少熱量であり、前記kは前記段階c)で貯蔵さ
れた炊飯量の判定用の時間であり、前記Mは前記電気炊
飯器による沸騰維持工程の最大所要時間であり、前記G
2は前記該当状態の沸騰維持工程基本熱量のマージンで
ある。
【0013】望ましくは、前記方法は、b−1)前記段
階b)で前記該当ふやかし時間が経過されていない場合
には前記内釜温度が前記該当ふやかし工程制御温度以上
であるかを再び判断する段階と、b−2)前記段階b−
1)で前記内釜温度が前記該当ふやかし工程制御温度以
上の場合には前記電気炊飯器のヒーターの駆動を停止
し、該当ふやかし時間が経過したか否かを判断する段階
に復帰し、前記内釜温度が前記該当ふやかし工程制御温
度以上でない場合には前記段階a)で入力された状態に
よる該当ふやかし用の熱量を前記内釜に提供して前記内
釜温度が前記該当ふやかし工程制御温度以上であるかを
再び判断する段階に復帰する段階とをさらに含める。
【0014】望ましくは、前記方法は、f−1)前記段
階f)で前記蒸らし工程を始め、前記段階a)で貯蔵さ
れたご飯の状態による該当蒸らし時間が経過したか否か
を判断して、前記該当蒸らし時間が経過されていない場
合には前記内釜温度が前記該当蒸らし工程制御温度以上
であるかを判断する段階と、f−2)前記段階f−1)
で前記内釜温度が前記該当蒸らし工程制御温度以上の場
合には前記電気炊飯器のヒーターの駆動を停止し、前記
該当蒸らし時間が経過したか否かを判断する段階に復帰
し、前記内釜温度が前記該当蒸らし制御温度以上でない
場合には前記段階a)で貯蔵された状態による該当蒸ら
し用の熱量を内釜に提供し前記該当蒸らし時間が経過し
たか否かを判断する段階に復帰する段階とをさらに含
む。
【0015】このように、本発明は標準状態で炊飯する
場合に使用者が場合によって直接水の量を調節しなくて
も普通飯、堅い飯、非常に堅い飯、柔らかい飯、および
非常に柔らかい飯などの状態選択が容易であり、炊飯途
中でも沸騰維持温度以下の温度においては状態の変更が
可能である。
【0016】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは次ぎに参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て本発明の実施例によるご飯の状態選択制御方法の構成
及び動作を説明する。図2は本発明に使用される電気炊
飯器2の回路構成を示すための図面である。前記電気炊
飯器2はキー入力部21、状態選択キー22、内釜温度
センサ23、ヒーター24、データ貯蔵部25及び制御
部26で構成される。
【0018】図3は図2に示されたキー入力部21の一
例を示す。キー入力部21は各メニュー別のモードを活
性化するための命令と工程進行の開始を知らす命令を制
御部26に入力する。前記キー入力部21はメニューキ
ー31、炊飯開始キー32、保温/取り消しキー33、
時間選択キー34及び予約キー35で構成される。メニ
ューキー31は白米、玄米、雑穀、お焦げ、お焦げ湯及
び別昧煮詰めをそれぞれ選択するための白米キー31
1、玄米キー312、雑穀キー313、お焦げキー31
4、お焦げ湯キー315及び別昧煮詰めキー316を含
む。
【0019】図4は図2に示された状態選択キー22の
一例を示す。前記状態選択キー22は普通飯選択キー4
1、堅い飯選択キー42、非常に堅い飯選択キー43、
柔らかい飯選択キー44及び非常に柔らかい飯選択キー
45で構成される。前記のような普通飯選択キー41、
堅い飯選択キー42、非常に堅い飯選択キー43、柔ら
かい飯選択キー44及び非常に柔らかい飯選択キー45
の各状態選択キーの操作により普通飯、堅い飯、非常に
堅い飯、柔らかい飯及び非常に柔らかい飯というように
炊き上がるご飯のかたさ、やわらかさがそれぞれ選択さ
れ得る。内釜温度センサ23は内釜の底の温度を感知し
て制御部26に入力して各工程別の動作条件の動作制御
に対する基準に設定する。ヒーター24は炊飯用及び保
温用ヒーター(図示せず)を具備し、各工程別の条件に
より制御部26の制御出力でオン/オフされ炊飯動作の
ための加熱動作がなされるようにする。
【0020】データ貯蔵部25は普通飯選択データ、堅
い飯選択データ、非常に堅い飯選択データ、柔らかい飯
選択データ及び非常に柔らかい飯選択データを前記状態
選択キー22の操作によって選択的に貯蔵する。前記デ
ータ貯蔵部25は炊事量(炊飯量)判定用時間、つま
り、第1加熱工程時に50℃から75℃まで到達する時
間を貯蔵して制御部26の出力制御により第2加熱工程
及び沸騰維持工程時の状態選択キー22による状態選択
により各加熱熱量を決定するデータとして利用する。
【0021】制御部26はキー入力部21及び内釜温度
センサ23の入力条件により工程別プログラムを活性化
する。前記制御部26は状態選択キー22によるキー入
力があると判断されれば、前記データ貯蔵部25から炊
飯量判定に対するデータの入力を受けて該当熱量に工程
プログラムを活性化する。本発明の実施例において、制
御部26の吸収工程においては普通飯、堅い飯及び柔ら
かい飯のふやかし制御温度はそれぞれ45℃、40℃及
び50℃であり、ふやかし時間はそれぞれ10分、8分
及び12分であり、ふやかし熱量は前記電気炊飯器の最
大熱量100%に対してそれぞれ70%、80%及び6
0%にプログラムされている。第1加熱工程において加
熱熱量は普通飯、堅い飯及び柔らかい飯がそれぞれ80
%、90%及び70%で前記吸収工程より多量で制御部
26に設定されている。
【0022】図5は本発明の一実施例による炊事量の判
定を説明するためのグラフである。また、制御部26に
よって第1加熱工程で内釜温度Tを50℃から75℃ま
で加熱するのに所要される最大所要時間M=500秒
(非常に堅い飯の最大炊事量に対する所要時間)に設定
されている。任意の炊飯量に対する所要時間kは炊事量
によって変わる。たとえば、前述したように、最大所要
時間が500秒であり、普通飯の場合に炊事量が少
(小)、中及び多(大)の場合はそれぞれ100秒、2
50秒及び400秒として設定できる。第2加熱工程に
おいて前記電気炊飯器2の最大熱量100%に対して普
通飯の場合基本熱量が80%であり可変量が±10%、
マージン20%でその熱量は70%+(k/M)×20
%であり、堅い飯の場合基本熱量が90%であり可変量
が±10%、マージン20%でその熱量は80%+(k
/M)×20%であり、柔らかい飯の場合基本熱量が7
0%であり可変量が±10%、マージン20%でその熱
量は60%+(k/M)×20%である。
【0023】以下、本発明の一実施例によるご飯の状態
選択制御方法の動作を図面を参照して詳細に説明する。
図6乃至図11は本発明の一実施例によるご飯の状態選
択制御方法の動作を説明するための流れ図である。ま
ず、使用者が炊事用の米及び水の入った内釜を電気炊飯
器2に据えた後、キー入力部21に具備されたメニュー
キー31によって所望のメニューを選択する。そして、
メニュー別の工程が活性化され吸収工程が始まる(段階
ステップS1)。その後、制御部26は使用者の操作に
より状態選択キー22の普通飯選択キー41が入力され
普通飯が選択されたか否かを判断する(段階S2)。
【0024】前記段階S2において、前記普通飯が選択
されたと判断された場合には制御部26は前記普通飯に
対する選択データをデータ貯蔵部25に貯蔵する(段階
S3)。そして、制御部26は内釜温度センサ23を制
御して内釜温度センサ23が内釜温度T、つまり炊事用
の米及び水の温度を感知するようにし、前記感知された
内釜温度Tが普通飯用のふやかし制御温度45℃以上で
あるか否かを判断する(段階S4)。
【0025】前記段階S4において、前記内釜温度Tが
普通飯用のふやかし制御温度45℃以上に判断される場
合には(T≧45℃)、ふやかしを始め(段階S5)、
制御部26は普通飯用のふやかし時間10分が経過され
たか否かを判断する(段階S41)。前記段階S41に
おいて、前記10分が経過されなかったと判断された場
合には前記段階S4に復帰するが、前記10分が経過さ
れたと判断された場合には段階S42に進行して、制御
部26は現在状態を異常炊飯に判断してそれによる炊事
を遂行するように制御する。
【0026】一方、前記段階S4において、前記内釜温
度Tが普通飯用のふやかし工程制御温度45℃より低い
場合には(T<45℃)、制御部26は前記ふやかし工
程が始まって(段階S5)、普通飯用のふやかし時間1
0分が経過したか否かを判断する(段階S6)。
【0027】前記段階S6において、前記ふやかし工程
が始まった後、前記10分が経過されていない場合に
は、制御部26は内釜温度センサ23によって感知した
内釜温度Tが前記普通飯用のふやかし制御温度45℃以
上であるかを再び判断する(段階S7)。
【0028】前記段階S7において、前記内釜温度Tが
普通飯用のふやかし制御温度45℃以上である場合には
(T≧45℃)、制御部26はヒーター24を制御して
前記ヒーター24の駆動を停止させ(段階S71)、前
記段階S6に復帰して後に続く過程を再び遂行する。し
かし、前記段階S7において、内釜温度Tが前記普通飯
用のふやかし制御温度45℃以上でない場合には(T<
45℃)、制御部26はヒーター24の駆動を制御して
普通飯ふやかし用の熱量70%で前記内釜を加熱するよ
うにし(段階S8)、前記段階S6に復帰する。その
後、内釜温度Tが普通飯用のふやかし制御温度45℃に
維持され炊事用の米がふやかされるまで前述した方法で
段階S6、S7及びS8が繰り返されふやかし(吸収)
工程が完了するようにする。
【0029】一方、前記段階S2において、前記普通飯
が選択されなかったと判断される場合には制御部26は
使用者の操作により状態選択キー22の堅い飯選択キー
42が入力され堅い飯が選択されたか否かを判断する
(段階S21)。
【0030】前記段階S21において、前記堅い飯が選
択されたと判断される場合には制御部26は前記堅い飯
に対する選択をデータ貯蔵部25に貯蔵する(段階S2
101)。その後、制御部26は内釜温度センサ23を
制御して内釜温度センサ23が内釜温度Tを感知するよ
うにし、前記感知された内釜温度Tが堅い飯用のふやか
し制御温度40℃以上であるか否かを判断する(段階S
211)。
【0031】前記段階S211において、前記内釜温度
Tが堅い飯用のふやかし制御温度40℃以上であると判
断された場合には(T≧40℃)、制御部26は堅い飯
用のふやかし時間の8分が経過されたか否かを判断する
(段階S2111)。前記段階S2111において、前
記8分が経過されなかったと判断された場合には段階S
211に復帰するが、前記8分が経過されたと判断され
た場合には段階S2112に進行して、制御部26は異
常炊飯として判断してそれによる炊事を遂行するように
制御する。
【0032】一方、前記段階S211において、前記内
釜温度Tが堅い飯用のふやかし制御温度40℃より低い
場合には(T<40℃)、ふやかしを始め(段階S21
01)、制御部26は前記ふやかし工程が始まって堅い
飯用ふやかし時間8分が経過したか否かを判断する(段
階S212)。
【0033】前記段階S212において、前記ふやかし
工程が始まった後、前記8分が経過されなかった場合に
は、制御部26は内釜温度センサ23によって感知した
内釜温度Tが前記堅い飯用ふやかし制御温度40℃以上
であるか否かを再び判断する(段階S213)。
【0034】前記段階S213において、前記内釜温度
Tが堅い飯用ふやかし制御温度40℃以上である場合に
は(T≧40℃)、制御部26はヒーター24を制御し
て前記ヒーター24の駆動を停止させ(段階S21
5)、前記段階S212に復帰して過程を再び遂行す
る。しかし、前記段階S213において、内釜温度Tが
前記堅い飯用ふやかし制御温度40℃以上でない場合に
は(T<40℃)、制御部26はヒーター24の駆動を
制御して堅い飯ふやかし熱量80%に前記内釜を加熱す
るようにし(段階S214)、前記段階S212に復帰
する。その後、内釜温度Tが堅い飯用ふやかし制御温度
40℃で維持され炊飯用米がふやかされるまで前記した
方法で段階S212、S213及びS214を繰り返し
てふやかし(吸収)工程を完了する。
【0035】一方、前記段階S21において、前記堅い
飯が選択されなかったと判断される場合には制御部26
は柔らかい飯が選択されたものとして判断して(段階S
22)、前記普通飯及び堅い飯に対する吸収工程と同一
な方法で段階S221〜S224を遂行して柔らかい飯
に対する吸収工程を完了する。
【0036】また、前記段階S6、S212及びS22
2で前記ふやかしが始まってそれぞれ10分、8分、お
よび12分が経過され、前記吸収工程が完了された場合
には、制御部26はヒーター24の駆動を制御し、タイ
マ(図示せず)をオンして、第1加熱工程完了温度まで
内釜を加熱するようにする(段階S9)。
【0037】その後、内釜温度Tが第1加熱工程完了温
度に到達して第1加熱工程が完了すると、制御部26は
タイマをオフする(段階S10)。
【0038】その後の段階S11において、制御部26
は図5に示すように、前記タイマによる前記第1加熱工
程中の温度区間、つまりふやかし制御温度以上の所定の
温度50℃から第1加熱工程完了温度75℃までの所要
時間kを演算してデータ貯蔵部25に貯蔵する(段階S
11)。前記演算されたkは第2加熱工程及び沸騰維持
工程で炊事量の判定基準値として利用される。
【0039】その後、第2加熱工程が始まって(段階S
12)、制御部26はデータ貯蔵部25に普通飯選択デ
ータが貯蔵されているか否かを判断する(段階S1
3)。
【0040】前記段階S13において、前記データ貯蔵
部25に普通飯選択データが貯蔵されていると判断され
る場合には、制御部26はヒーター24の駆動を制御
し、70%+(k/M)×20%の熱量、つまり、少
量、中量及び多量の普通飯の第2加熱用熱量74%、8
0%及び86%に内釜を加熱して第2加熱工程を完了す
る(段階S14)。この場合において、前記普通飯の場
合に基本熱量が80%で、可変量が±10%で、マージ
ン20%で、その熱量は70%+(k/M)×20%で
あり、堅い飯の場合に基本熱量が90%で、可変量が±
10%で、マージン20%で、その熱量は80%+(k
/M)×20%であり、柔らかい飯の場合には基本熱量
が70%で、可変量が±10%で、マージン20%で、
その熱量は60%+(k/M)×20%である。
【0041】前記電気炊飯器2による第1加熱工程の最
大所要時間M=500秒であり、普通飯、堅い飯及び柔
らかい飯の少量、中量及び多量の第1加熱時間がそれぞ
れ100秒、250秒及び400秒である場合、第2加
熱工程及び下記に説明される沸騰維持工程での熱量の例
を下記表1に示した。
【0042】
【表1】
【0043】前記段階S13において、前記データ貯蔵
部25に普通飯選択データが貯蔵されていないと判断さ
れた場合には制御部26は前記データ貯蔵部25に堅い
飯選択データが貯蔵されているかどうかを判断する(段
階S131)。前記段階S131において、前記データ
貯蔵部25に堅い飯選択データが貯蔵されていると判断
された場合には、制御部26はヒーター24の駆動を制
御して80%+(k/M)X20%で、前記表1に示す
ように、少量、中量及び多量の堅い飯の第2加熱用熱量
84%、90%及び96%で前記内釜を加熱して第2加
熱工程を完了する(段階S1311)。
【0044】前記段階S131において、前記データ貯
蔵部25に堅い飯選択データが貯蔵されていないと判断
される場合には、制御部26は前記データ貯蔵部25に
柔らかい飯選択データが貯蔵されていると判断して(段
階S132)、前記普通飯及び柔らかい飯に対する第2
加熱工程と同一な方法で、制御部26は60%+(k/
M)×20%の熱量で、つまり前記表1に示すように、
少量、中量及び多量の柔らかい飯の第2加熱用熱量64
%、70%及び76%で前記内釜を加熱して第2加熱工
程を完了する(段階S1321)。
【0045】その後、沸騰維持工程を始め(段階S1
5)、制御部26はデータ貯蔵部25に普通飯選択デー
タが貯蔵されているかどうかを判断する(段階S1
6)。
【0046】前記段階S16において、前記データ貯蔵
部25に普通飯選択データが貯蔵されていると判断され
る場合には、制御部26はヒーター24の駆動を制御し
て前記第2加熱工程と同一な熱量である普通飯沸騰維持
用熱量70%+(k/M)×20%で、内釜を加熱して
沸騰維持工程を完了する(段階S17)。
【0047】前記段階S16において、前記データ貯蔵
部25に普通飯選択データが貯蔵されていないと判断さ
れた場合には、制御部26はデータ貯蔵部25に堅い飯
選択データが貯蔵されているかどうかを判断する(段階
S161)。前記段階S161において前記データ貯蔵
部25に堅い飯選択データが貯蔵されていると判断され
た場合には、制御部26はヒーター24の駆動を制御し
て前記第2加熱工程と同一な熱量である堅い飯沸騰維持
用熱量80%+(k/M)×20%で内釜を加熱して沸
騰維持工程を完了する(段階S1611)。前記段階S
161において、前記データ貯蔵部25に堅い飯選択デ
ータが貯蔵されていないと判断される場合には、制御部
26はデータ貯蔵部25に柔らかい飯選択データが貯蔵
されているものとして判断して(段階S162)、ヒー
ター24の駆動を制御して前記第2加熱工程と同一な熱
量である柔らかい飯沸騰維持用熱量60%+(k/M)
×20%で内釜を加熱して沸騰維持工程を完了する(段
階S1621)。
【0048】前記段階S17、段階S1611及びS1
621を遂行して沸騰維持工程を完了した後、蒸らし工
程を始め(段階S18)、制御部26は普通飯が選択デ
ータがデータ貯蔵部25に貯蔵されたか否かを判断する
(段階S19)。
【0049】前記段階S19において、前記普通飯選択
データが前記データ貯蔵部25に貯蔵されていると判断
される場合には制御部26は前記蒸らし工程が始まって
普通飯用の蒸らし時間の12分が経過されたか否かを判
断する(段階S20)。前記段階S20において、前記
12分が経過されなかったと判断された場合には制御部
26は内釜温度センサ23によって感知した内釜温度T
が前記普通飯用の蒸らし制御温度115℃以上であるか
否かを判断する(段階S2110)。
【0050】前記段階S2110において、前記内釜温
度Tが普通飯用の蒸らし制御温度115℃以上である場
合には(T≧115℃)、制御部26はヒーター24を
制御して前記ヒーター24の駆動を停止させ(段階S2
1110)、前記段階S20に復帰して過程を再び遂行
する。しかし、前記段階S2110において、内釜温度
Tが前記普通飯用蒸らし制御温度115℃以上でない場
合には(T<115℃)制御部26はヒーター24の駆
動を制御して普通飯吸収用熱量と同一熱量の普通飯蒸ら
し熱量70%で前記内釜を加熱するようにし(段階S2
210)、前記段階S20に復帰する。その後、内釜温
度Tが普通飯用蒸らし制御温度115℃で維持され炊事
用米が蒸らされるまで前記した方法で段階S20、S2
110及びS2210を繰り返して蒸らし工程を完了す
る。
【0051】一方、前記段階S19において、前記普通
飯選択データが前記データ貯蔵部25に貯蔵されていな
いものとして判断された場合には制御部26は堅い飯選
択データが前記データ貯蔵部25に貯蔵されているかど
うかを判断する(段階S201)。
【0052】前記段階S201において、前記堅い飯選
択データが前記データ貯蔵部25に貯蔵されていると判
断された場合には制御部26は前記蒸らし工程が始まっ
て堅い飯用蒸らし時間15分が経過されたか否かを判断
する(段階S202)。前記段階S202において、前
記15分が経過されなかったと判断された場合には、制
御部26は内釜温度センサ23によって感知した内釜温
度Tが堅い飯用蒸らし制御温度118℃以上であるか否
かを判断する(段階S203)。
【0053】前記段階S203において、前記内釜温度
Tが堅い飯用蒸らし制御温度118℃以上である場合に
は(T≧118℃)、制御部26はヒーター24を制御
して前記ヒーター24の駆動を停止させ(段階S20
5)、前記段階S202に復帰して過程を再び遂行す
る。しかし、前記段階S203において、内釜温度Tが
前記堅い飯用蒸らし制御温度118℃以上でない場合に
は(T<118℃)、制御部26はヒーター24の駆動
を制御して堅い飯蒸らし用熱量80%で前記内釜を加熱
するようにし(段階S204)、前記段階S202に復
帰する。その後、内釜温度Tが堅い飯用蒸らし制御温度
118℃で維持され炊事用米が蒸らされるまで前記した
方法で段階S202、S203及びS204を繰り返し
て蒸らし工程を完了する。
【0054】一方、前記段階S201において、前記堅
い飯選択データがデータ貯蔵部25に貯蔵されていない
と判断された場合には制御部26は柔らかい飯が選択さ
れたものとして判断して(段階S206)、前記普通飯
及び堅い飯に対する蒸らし工程と同一な方法で段階S2
07、S208、S209及びS300を遂行して柔ら
かい飯に対する蒸らし工程を完了する。
【0055】一方、前記段階S20、S202及びS2
07において前記普通飯用蒸らし制御時間12分、15
分及び9分がそれぞれ経過された場合には段階S31に
進行して炊事(炊飯)を完了しすべてのルーチンを終了
する。
【0056】このように、本発明によるご飯の状態選択
制御方法において、吸収工程では遂行する。吸収工程に
おいては電気炊飯器によって普通飯、堅い飯または柔ら
かい飯のようなご飯の状態が選択されたか否かを判断し
て、前記ご飯の状態が選択された場合には前記状態選択
データをデータ貯蔵部25に貯蔵する。その後、制御部
26は前記電気炊飯器の内釜温度Tが前記吸収工程にお
いて選択されたご飯の状態による該当ふやかし工程制御
温度以上であるか否かを判断して、前記内釜温度Tが前
記該当ふやかし工程制御温度以上でない場合には前記吸
収工程が始まったあと前記選択されたご飯の状態による
該当ふやかし時間が経過されたか否かを判断する。前記
該当ふやかし時間が経過された否かを判断した結果、前
記該当ふやかし時間が経過され吸収工程が完了されたも
のとして判断された場合には、制御部26はヒーター2
4を制御して前記内釜を第1加熱工程完了温度まで加熱
し前記第1加熱工程完了温度まで到達した炊事量判定用
時間kを演算して前記データ貯蔵部25に貯蔵する。
【0057】制御部26はヒーター24を制御して前記
吸収工程で貯蔵されたご飯の状態により前記データ貯蔵
部25に貯蔵された炊事量判定用時間kを利用して該当
第2加熱工程用熱量で前記内釜を加熱して第2加熱工程
を遂行する。前記吸収工程に貯蔵されたご飯の状態によ
って前記貯蔵された炊事量判定用時間を利用して該当沸
騰維持工程用熱量に前記内釜を加熱して沸騰維持工程を
遂行する。その後、蒸らし工程を始め前記蒸らし工程が
始まった後、制御部26は前記データ貯蔵部25に貯蔵
されたご飯の状態による該当蒸らし時間が経過されたか
否かを判断して、前記該当蒸らし時間が経過された場合
には蒸らし工程を完了する。
【0058】また、本発明の実施例ではご飯の状態が普
通飯、堅い飯及び柔らかい飯のみである場合の炊事方法
を説明したが非常に堅い飯及び非常に柔らかい飯に対し
ても同一な方法で遂行可能である。たとえば、非常に柔
らかい飯及び非常に堅い飯のふやかし制御温度はそれぞ
れ55℃及び35℃で維持され、前記非常に柔らかい飯
及び非常に堅い飯のふやかし時間はそれぞれ14分及び
6分で維持され、前記非常に柔らかい飯及び非常に堅い
飯の蒸らし時間は6分及び18分で維持され、前記非常
に柔らかい飯及び非常に堅い飯のふやかし用熱量は前記
電気炊飯器2の最大熱量100%に対してそれぞれ60
%及び90%で維持され、前記非常に柔らかい飯及び非
常に堅い飯の蒸らし制御温度はそれぞれ109℃及び1
21℃で維持され炊事工程が遂行される。
【0059】
【発明の効果】本発明は標準状態で炊飯する場合に使用
者が場合によって直接水の量を調節しなくても普通飯、
堅い飯、非常に堅い飯、柔らかい飯、非常に柔らかい飯
などの状態選択が容易で、炊飯途中での沸騰維持温度以
下の温度においては状態の変更が可能である。
【0060】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な電気炊飯器による炊飯工程を説明する
ためのグラフである。
【図2】本発明に使用される電気炊飯器の回路構成を示
すためのブロック図である。
【図3】図2に示されたキー入力部の一例を示すための
概略図である。
【図4】図2に示された状態選択キーの一例を示すため
の概略図である。
【図5】本発明の一実施例による炊事量の判定を説明す
るためのグラフである。
【図6】本発明の一実施例によるご飯の状態選択制御方
法の動作を説明するための流れ図である。
【図7】同じく、その動作を説明するための流れ図であ
る。
【図8】同じく、その動作を説明するための流れ図であ
る。
【図9】同じく、その動作を説明するための流れ図であ
る。
【図10】同じく、その動作を説明するための流れ図で
ある。
【図11】同じく、その動作を説明するための流れ図で
ある。
【符号の説明】
2 電気炊飯器 21 キー入力部 22 状態選択キー 23 内釜温度センサ 24 ヒーター 25 データ貯蔵部 26 制御部 31 メニューキー 32 炊飯開始キー 33 保温/取り消しキー 34 時間選択キー 35 予約キー 41 普通飯選択キー 42 堅い飯選択キー 43 非常に堅い飯選択キー 44 柔らかい飯選択キー 45 非常に柔らかい飯選択キー

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)電気炊飯器により吸収工程が始まり
    ご飯の状態が選択されたか否かを判断して、前記ご飯の
    状態が選択された場合には前記状態選択データを貯蔵す
    る段階と、 b)前記電気炊飯器の内釜温度が前記段階a)で選択さ
    れたご飯の状態による該当ふやかし制御温度以上か否か
    を判断して、前記内釜温度が前記該当ふやかし制御温度
    以上でない場合には前記吸収工程を始めた後、前記選択
    されたご飯の状態による該当ふやかし時間が経過したか
    否かを判断する段階と、 c)前記段階b)で前記該当ふやかし時間が経過され吸
    収工程が完了した場合には前記内釜を第1加熱工程完了
    温度まで加熱し第1加熱工程開始温度から第1加熱工程
    完了温度までの炊事量の判定用の時間を演算して貯蔵す
    る段階と、 d)前記段階a)で貯蔵されたご飯の状態に応じて前記
    段階c)で貯蔵された炊事量の判定用の時間に対応する
    該当第2加熱工程用の熱量で前記内釜を加熱して第2加
    熱工程を遂行する段階と、 e)前記段階a)で貯蔵されたご飯の状態に応じて前記
    段階c)で貯蔵された炊事量の判定用の時間に対応する
    該当沸騰維持工程用の熱量で前記内釜を加熱して沸騰維
    持工程を遂行する段階と、 f)蒸らし工程を始め、前記蒸らし工程を開始した後、
    前記段階a)で貯蔵されたご飯の状態による該当蒸らし
    時間が経過されたか否かを判断して、前記該当蒸らし時
    間が経過された場合には蒸らし工程を完了する段階とか
    らなることを特徴とするご飯の状態選択制御方法。
  2. 【請求項2】 前記ご飯の状態は普通飯、堅い飯、非常
    に堅い飯、柔らかい飯、および非常に柔らかい飯を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のご飯の状態選択制御
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ふやかし制御温度は非常に柔らかい
    飯、柔らかい飯、普通飯、堅い飯および非常に堅い飯の
    順に高いことを特徴とする請求項1に記載のご飯の状態
    選択制御方法。
  4. 【請求項4】 前記柔らかい飯、前記普通飯及び前記堅
    い飯のふやかし制御温度はそれぞれ50℃、45℃およ
    び40℃であることを特徴とする請求項3に記載のご飯
    の状態選択制御方法。
  5. 【請求項5】 前記該当ふやかし時間は非常に柔らかい
    飯、柔らかい飯、普通飯、堅い飯、および非常に堅い飯
    の順に長いことを特徴とする請求項1に記載のご飯の状
    態選択制御方法。
  6. 【請求項6】 前記柔らかい飯、前記普通飯及び前記堅
    い飯のふやかし時間はそれぞれ12分、10分及び8分
    であることを特徴とする請求項5に記載のご飯の状態選
    択制御方法。
  7. 【請求項7】 前記該当蒸らし時間は非常に堅い飯、堅
    い飯、普通飯、柔らかい飯および非常に柔らかい飯の順
    に長いことを特徴とする請求項1に記載のご飯の状態選
    択制御方法。
  8. 【請求項8】 前記堅い飯、前記普通飯および前記柔ら
    かい飯の蒸らし時間はそれぞれ15分、12分および9
    分であることを特徴とする請求項7に記載のご飯の状態
    選択制御方法。
  9. 【請求項9】 前記段階d)において、前記該当第2加
    熱工程用の熱量はS1×(k/M)×G1により演算さ
    れ、前記S1は該当状態の第2加熱工程基本熱量の最少
    熱量であり、前記kは前記段階c)で貯蔵された炊事量
    の判定用の時間であり、前記Mは前記電気炊飯器による
    第1加熱工程の最大所要時間であり、前記G1は前記該
    当状態の第2加熱工程基本熱量のマージンであることを
    特徴とする請求項1に記載のご飯の状態選択制御方法。
  10. 【請求項10】 前記第2加熱工程用の熱量は非常に堅
    い飯、堅い飯、普通飯、柔らかい飯、非常に柔らかい飯
    の順に高いことを特徴とする請求項9に記載のご飯の状
    態選択制御方法。
  11. 【請求項11】 前記段階d)において、前記該当沸騰
    維持工程用の熱量はS2×(k/M)×G2により演算
    され、前記S2は該当状態の沸騰維持工程基本熱量の最
    少熱量であり、前記kは前記段階c)で貯蔵された炊事
    量の判定用の時間であり、前記Mは前記電気炊飯器によ
    る沸騰維持工程の最大所要時間であり、前記G2は前記
    該当状態の沸騰維持工程基本熱量のマージンであること
    を特徴とする請求項1に記載のご飯の状態選択制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記沸騰維持工程用の熱量は非常に堅
    い飯、堅い飯、普通飯、柔らかい飯および非常に柔らか
    い飯の順に高いことを特徴とする請求項11に記載のご
    飯の状態選択制御方法。
  13. 【請求項13】 前記b)段階で前記内釜温度が前記該
    当ふやかし制御温度以上の場合には異常炊飯工程を遂行
    する段階を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の
    ご飯の状態選択制御方法。
  14. 【請求項14】 b−1)前記段階b)で前記該当ふや
    かし時間が経過されていない場合には前記内釜温度が前
    記該当ふやかし制御温度以上であるかを判断する段階
    と、b−2)前記段階b−1)で前記内釜温度が前記該
    当ふやかし工程制御温度以上の場合には前記電気炊飯器
    のヒーターの駆動を停止し、該当ふやかし時間が経過し
    たか否かを判断する段階に復帰し、前記内釜温度が前記
    該当ふやかし工程制御温度以上でない場合には前記段階
    a)で入力された状態による該当ふやかし用の熱量を前
    記内釜に提供して前記内釜温度が前記該当ふやかし工程
    制御温度以上であるかを再び判断する段階に復帰する段
    階とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のご
    飯の状態選択制御方法。
  15. 【請求項15】 前記該当ふやかし用の熱量は非常に堅
    い飯、堅い飯、普通飯、柔らかい飯、および非常に柔ら
    かい飯の順に高いことを特徴とする請求項14に記載の
    ご飯の状態選択制御方法。
  16. 【請求項16】 前記堅い飯、前記普通飯および前記柔
    らかい飯のふやかし用の熱量は前記電気炊飯器の最大熱
    量100%に対してそれぞれ80%、70%および60
    %であることを特徴とする請求項15に記載のご飯の状
    態選択制御方法。
  17. 【請求項17】 f−1)前記段階f)で前記蒸らし工
    程を始め、前記段階a)で貯蔵されたご飯の状態による
    該当蒸らし時間が経過したか否かを判断して、前記該当
    蒸らし時間が経過されていない場合には前記内釜温度が
    前記該当蒸らし工程制御温度以上であるかを判断する段
    階と、 f−2)前記段階f−1)で前記内釜温度が前記該当蒸
    らし工程制御温度以上の場合には前記電気炊飯器のヒー
    ターの駆動を停止し、前記該当蒸らし時間が経過したか
    否かを判断する段階に復帰し、前記内釜温度が前記該当
    蒸らし制御温度以上でない場合には前記段階a)で貯蔵
    された状態による該当蒸らし用の熱量を内釜に提供し前
    記該当蒸らし時間が経過したか否かを判断する段階に復
    帰する段階とをさらに含むことを特徴とする請求項1に
    記載のご飯の状態選択制御方法。
  18. 【請求項18】 前記蒸らし制御温度は非常に堅い飯、
    堅い飯、普通飯、柔らかい飯および非常に柔らかい飯の
    順に高いことを特徴とする請求項17に記載のご飯の状
    態選択制御方法。
  19. 【請求項19】 前記堅い飯、前記普通飯、および前記
    柔らかい飯の蒸らし制御温度はそれぞれ118℃、11
    5℃および112℃であることを特徴とする請求項18
    に記載のご飯の状態選択制御方法。
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