JPH09103007A - ガス絶縁開閉機器の監視装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉機器の監視装置

Info

Publication number
JPH09103007A
JPH09103007A JP7258800A JP25880095A JPH09103007A JP H09103007 A JPH09103007 A JP H09103007A JP 7258800 A JP7258800 A JP 7258800A JP 25880095 A JP25880095 A JP 25880095A JP H09103007 A JPH09103007 A JP H09103007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
waveform
memory
address
insulated switchgear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7258800A
Other languages
English (en)
Inventor
Aya Yamamoto
綾 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7258800A priority Critical patent/JPH09103007A/ja
Publication of JPH09103007A publication Critical patent/JPH09103007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測データの組み合わせ条件をトリガとし
て、一連の計測データを1つの事象として取り込み且つ
保持し、波形処理を可能にしたガス絶縁開閉機器の監視
装置を得る。 【解決手段】 ガス絶縁開閉機器Gに接続されたセンサ
1と、検出データを処理演算する監視盤22Aと、処理
演算結果データが伝送される上位系の親側データ処理部
23とを備え、監視盤は、アナログ信号の検出データを
デジタル信号の計測データに変換するA/D変換手段2
と、計測データを光信号にして送信する光伝送路3と、
光伝送路を介した光信号を受信して一連のデータとして
取り込むためのメモリを有する波形取り込み手段4と、
メモリから読み出された一連のデータの波形を処理する
波形処理手段6と、波形処理結果を親側データ処理部に
伝送する伝送処理手段7とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガス絶縁開閉機
器の異常およびその前兆を早期に検出するガス絶縁開閉
機器の監視装置に関し、特にコストアップを招くことな
く高精度な監視を実現したガス絶縁開閉機器の監視装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10はたとえば特開昭63−2094
12号公報に記載された従来のガス絶縁開閉機器の監視
装置(予防保全システム)を示すブロック構成図であ
り、図11は図10の監視装置を詳細に示す機能ブロッ
ク図、図12は同公報に記載された他の構成例を示す機
能ブロック図である。
【0003】図10において、ガス絶縁開閉機器Gの本
体部分には、各種のデータを検出するセンサ1が取付け
られ、各センサ1には、ガス絶縁開閉機器Gの各回線毎
または複数回線毎に設置される監視盤22が接続されて
いる。各監視盤22には、光ケーブル24を介して親側
データ処理部23が接続されており、各監視盤22は、
各センサ1によって検出されたデータを処理および演算
した後、親側データ処理部23に伝送するように構成さ
れている。
【0004】図11において、各センサ1は、開閉機器
動作時間センサ、油圧ポンプ運転コンタクタ、地絡セン
サ、ガス圧センサ、コロナセンサ、油圧センサ等を含ん
でいる。また、各監視盤22は、各センサ1に対応する
受信器または中継リレー25と、各受信器または中継リ
レー2の出力(検出データ)を処理および演算するデー
タ処理部26とから構成されている。
【0005】監視盤22内のデータ処理部26は、入力
インタフェース、I/Oインタフェース、CPU、RO
M/RAM、LEDディスプレイ、デジタルスイッチ、
プリンタ、E/Oインタフェース等を含んでいる。ま
た、親側データ処理部23は、O/Eインタフェース、
データ処理装置、ディスク、ディスプレイ、プリンタ、
キーボード、警報表示出力部等を含んでいる。
【0006】個々の監視盤22は、それぞれ独立に、デ
ータの計測、処理および伝送を行うことができるように
構成されており、計測したデータを一定期間保持し、そ
れらのデータのうちの一部を選択するようになってい
る。また、各監視盤22は、ある種のデータに関して
は、ある期間において平均値化等の演算処理を行い、親
側データ処理部23に伝送するように構成されている。
親側データ処理部23は、各監視盤22から送られたデ
ータを処理するとともに、ディスクまたは磁気テープ等
に記憶させるように構成されている。
【0007】上記のような構成を有するガス絶縁開閉機
器Gの予防保全システムにおいて、各監視盤22は、そ
れぞれ独立して機能するとともに、親側データ処理部2
3から独立してある程度の計測および演算処理を行うの
で、親側データ処理部23や、他の監視盤22が停止し
た場合でも、すべての監視機能が停止してしまうことは
ない。
【0008】また、ガス絶縁開閉機器Gの定期点検時お
よび異常時においては、当該回線部分を停止させて点検
を実施するが、各監視盤22が各回線毎に独立して機能
するので、他回線の監視盤22および親側データ処理部
23は通常の監視状態を維持したままで、当該回線の監
視盤22のみを定期点検時のデータ処理および異常時の
診断に用いることができる。
【0009】さらに、監視盤22には、図11のよう
に、LEDディスプレイ、デジタルスイッチおよびプリ
ンタ等が取り付けられているので、定期点検時のデータ
チェック等を容易に行うことができる。
【0010】一方、他の構成例を示す図12において、
監視盤32内のデータ処理部36には、計算機インタフ
ェース40が配設されており、計算機インタフェース4
0には、データ伝送手段41を介してデータ処理装置4
2が着脱自在に取り付けられている。データ処理装置4
2は、ディスプレイ、キーボード、プリンタおよび記憶
装置等を具備しており、記憶装置は、ディスク、RO
M、RAM等から構成されている。
【0011】上記のような構成を有するガス絶縁開閉機
器Gの予防保全システムによれば、定期点検時等におい
て、データ処理装置42で測定したデータを、データ伝
送手段41を介して監視盤32内に取り込むことがで
き、さらに、伝送されたデータを親側データ処理装置2
3内のディスクに記憶させることもできる。
【0012】また、測定したデータをデータ処理装置4
2に入力した後、過去に監視盤32で自動計測して親側
データ処理装置23内に記憶されているデータを、光ケ
ーブル24および当該監視盤32を経由してデータ処理
装置42に取り込み、定期点検データの解析に役立てる
ことができるので、定期点検の能率を著しく向上させる
ことができる。
【0013】また、上記のようなデータ処理中において
も、他の監視盤32は独立して連続運転できるので、万
一、他回線部分に異常が発生しても、早急にそれを検出
し、対応することができる。また、データ処理装置42
には、キーボード、ディスプレイ、プリンタ等のマンマ
シンインタフェースに必要な部品が設けられているの
で、作業員が容易に異常を診断でき、また、定期点検時
のデータ解析を行うことができる。
【0014】また、データ処理装置42は着脱可能に配
設されているので、作業時以外には監視盤32から取り
はずし、変電所の制御室等に保管しておくことができ、
監視盤32が特に大形化することもない。さらに、デー
タ処理装置42を監視盤32の適当な箇所に取り付けれ
ば、他の監視盤32の保持するデータを、当該監視盤3
2および親側データ処理部23に至るデータ伝送部を介
して取り込むことができるので、定期点検時等には、測
定データを他回線のものと容易に比較することができ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉機
器Gの監視装置は以上のように、ガス絶縁開閉機器Gに
取り付けられたセンサ1によって検出されたデータを、
監視盤22または32で処理および演算した後、その演
算処理結果を親側データ処理部23に伝送しているの
で、処理済みの計測データが破棄されてしまい、異常検
出時の前後の状態を取り込むことができず、また、関連
するセンサ1間のデータを解析することができないとい
う問題点があった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、計測データの組み合わせ条件を
トリガとして、一連の計測データを1つの事象として取
り込み且つ保持することにより、データの波形処理を可
能にしたガス絶縁開閉機器の監視装置を得ることを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るガス絶縁開閉機器の監視装置は、監視対象となるガス
絶縁開閉機器に接続されたセンサと、センサによって検
出されたデータを処理および演算する監視盤と、処理お
よび演算された結果としてのデータが伝送される上位系
の親側データ処理部とを備えたガス絶縁開閉機器の監視
装置において、監視盤は、センサから出力されるアナロ
グ信号のデータをデジタル信号の計測データに変換する
A/D変換手段と、計測データを光信号にして送信する
光伝送路と、光伝送路を介した光信号を受信して一連の
データとして取り込むためのメモリを有する波形取り込
み手段と、メモリから読み出された一連のデータの波形
を処理する波形処理手段と、波形処理結果を親側データ
処理部に伝送する伝送処理手段とを含むものである。
【0018】また、この発明の請求項2に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項1において、波形取り込
み手段は、メモリに対するデータ書き込み用のアドレス
を生成するアドレス発生手段を含み、アドレス発生手段
は、メモリが見かけ上リングメモリとなるようにアドレ
スを発生し、メモリ内に連続波形を保持するものであ
る。
【0019】また、この発明の請求項3に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項1または請求項2におい
て、波形取り込み手段は、メモリを複数有し、波形処理
手段は、波形取り込み手段内の複数のメモリを切り替え
制御する切り替え制御手段を含み、切り替え制御手段
は、複数のメモリのうちの1つのメモリがアクセスされ
ている間に、センサから出力されるデータの波形を他の
メモリに取り込むように制御するものである。
【0020】また、この発明の請求項4に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項3において、波形取り込
み手段内のメモリは、センサの回線毎の計測データを書
き込み、波形取り込み手段は、あらかじめ設定された各
回線毎のデータのしきい値と計測データとの比較結果を
2値化データとして出力する2値化手段と、各回線毎の
2値化データの組み合わせパターンにより計測データを
取り込むための基準信号をトリガ信号として生成するト
リガ判定手段とを含み、任意の計測データを同時に取り
込むようにしたものである。
【0021】また、この発明の請求項5に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項4において、波形処理手
段は、2値化手段内で比較されるしきい値と、トリガ判
定手段内でトリガ信号を生成するための組み合わせパタ
ーンとを、それぞれ任意の値および任意のタイミングで
設定するものである。
【0022】また、この発明の請求項6に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項4または請求項5におい
て、波形取り込み手段内のメモリは、ブロック分割さ
れ、波形取り込み手段は、ブロック毎のメモリに対応し
た2値化データを書き込む複数のインデックスメモリを
含み、メモリ内のどのブロック部分にしきい値を越えた
計測データが存在するかを波形処理手段から認識可能に
したものである。
【0023】また、この発明の請求項7に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項4から請求項6までのい
ずれかにおいて、トリガ信号の状態を波形処理手段に通
達するための割込み発生手段を含み、計測データを取り
込むためのトリガ信号の発生を波形処理手段に通達可能
にしたものである。
【0024】また、この発明の請求項8に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項4から請求項7までのい
ずれかにおいて、波形取り込み手段は、アドレス記憶手
段を含み、アドレス記憶手段は、メモリに対する波形デ
ータの取り込み開始アドレスおよび取り込み終了アドレ
スを記憶し、波形処理手段が波形取り込み手段のメモリ
の有効な部分を示し、波形処理を最小にしたものであ
る。
【0025】また、この発明の請求項9に係るガス絶縁
開閉機器の監視装置は、請求項8において、アドレス記
憶手段は、トリガ信号の発生時点でのアドレスを、トリ
ガ発生アドレスとして記憶し、波形処理を最小にしたも
のである。
【0026】また、この発明の請求項10に係るガス絶
縁開閉機器の監視装置は、請求項1から請求項9までの
いずれかにおいて、表示装置、記憶媒体、キーボード、
プリンタ、ポインティングデバイス等からなる入出力機
器および記憶媒体と、入出力機器および記憶媒体を波形
処理手段に接続するためのペリフェラルインタフェース
手段とを備え、計測データの入出力、表示および記憶を
可能にしたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1(請求項
1に対応)を図について説明する。図1はこの実施の形
態1の概略構成を示す機能ブロック図であり、22Aは
監視盤22に対応しており、G、1および23は前述
(図10)と同様のものである。図1において、ガス絶
縁開閉機器Gにはセンサ1が取り付けられ、各センサ1
の検出信号は監視盤22Aに入力されている。
【0028】監視盤22Aは、センサ1からのアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段2と、デ
ジタル信号に変換された検出信号を伝送する光伝送路3
と、A/D変換手段2からのデジタル信号を光伝送路3
を介して取り込む波形取り込み手段4と、波形取り込み
手段4に結合されたバス5と、バス5を介して波形取り
込み手段4と接続された波形処理手段6と、波形処理手
段6から上位系に監視盤22A内の情報を伝送する伝送
処理部7とを備えている。
【0029】次に、図1に示したこの発明の実施の形態
1の動作について説明する。まず、ガス絶縁開閉機器G
に取り付けられたセンサ1からのアナログ信号(計測デ
ータ)は、監視盤22A内のA/D変換手段2によりデ
ジタル信号のデータに変換され、光伝送路3を介して波
形取り込み手段4に送信される。
【0030】ここで、デジタル信号のデータ伝送に光伝
送路3を用いているのは、ガス絶縁開閉機器Gが設置さ
れる環境において、電子機器を破壊する一因であるサー
ジの影響を受けにくく、且つ長距離の伝送においても信
号成分の減衰が少ないからである。
【0031】こうして、デジタル信号に変換された計測
データは、波形取り込み手段4内のメモリに書き込ま
れ、一連の事象として格納される。波形処理手段6は、
波形取り込み手段4内のメモリから読み出された計測デ
ータを処理し、その処理結果を伝送処理手段7を介して
親側データ処理部23に伝送する。
【0032】このように、図1のガス絶縁開閉機器Gの
監視装置によれば、監視盤22A内の波形取り込み手段
4により、各センサ1の計測データを一連の事象として
取り込んでいるので、親側データ処理部23は、異常レ
ベルにおよぶまでのデータの変化を解析することがで
き、監視精度の高い装置を実現することができる。
【0033】すなわち、センサ1からの計測データDが
ガス絶縁開閉機器Gの異常または異常の前兆であると判
断した場合に、その時点およびその前後を含めた計測デ
ータDを取り込み保持する。これにより、異常発生の事
象全体を把握でき、動作電流センサおよび遮断電流セン
サ等の関連する各種センサ1の相互間の計測データDの
干渉や比較など、異常発生した事象の解析を行うことが
可能となる。
【0034】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、波形取り込み手段4の具体的な処理動作について特
に言及しなかったが、安価な構成で処理を行うようにし
てもよい。次に、比較的安価な構成で波形取り込み処理
を行うようにしたこの発明の実施の形態2(請求項2に
対応)を図について説明する。
【0035】図2はこの実施の形態2の要部を示す機能
ブロック図であり、図1内の波形取り込み手段4の詳細
構成を機能毎に示している。なお、図示しない他の構成
は、図1に示した通りである。
【0036】図2において、波形取り込み手段4は、A
/D変換器2からの光信号(デジタル信号)を受信する
受信手段51と、受信されたデータDを保存するための
リングメモリ55と、リングメモリ55のアドレスAを
生成するためのアドレス発生手段57と、リングメモリ
55を管理する制御手段59と、リングメモリ55およ
び制御手段59をバス5と関連付けるためのバスインタ
フェース手段61とを備えている。
【0037】次に、図1および図2を参照しながら、こ
の発明の実施の形態2の動作について説明する。A/D
変換手段2から送信されたデジタルデータは、波形取り
込み手段4内の受信手段51により受信され、光信号
(デジタル信号)から電気信号からなるデータDに変換
されてリングメモリ55に書き込まれる。
【0038】リングメモリ55は、物理的にはリング形
状を有していないが、0番地からアドレスAをインクリ
メントしていき、最終番地になると0番地に戻るように
なっている。
【0039】アドレス発生手段57は、データDを書き
込むためのアドレスAを生成してリングメモリ55に出
力する。これにより、リングメモリ55内の指定された
アドレスAに、受信されたデータDが順次格納される。
【0040】このときのデータDの書き込み動作は、波
形処理手段6から波形取り込み手段4に対して書き込み
終了信号が入力されることにより終了する。波形処理手
段6は、データDの書き込みを終了させた後、リングメ
モリ55内のデータDを読み出して処理を行う。
【0041】このように、図2の構成によれば、波形取
り込み手段4内のメモリをリングメモリ55とし、デー
タDを書き込むためのアドレスAをアドレス発生手段5
7からリング状に生成することにより、センサ1からの
計測データDの連続波形を波形取り込み手段4内の各部
品で取り込むことができ、少ない部品による安価な構成
で連続波形を保持することができる。
【0042】実施の形態3.なお、上記実施の形態2で
は、波形取り込み手段4内のリングメモリを単一のメモ
リで構成したが、並設された複数のメモリで構成しても
よい。次に、複数のリングメモリを備えたこの発明の実
施の形態3(請求項3に対応)を図について説明する。
【0043】図3はこの発明の実施の形態3の要部を示
す機能ブロック図であり、A、D、2、3、5、51お
よび61は前述(図2)と同様のものである。また、4
A、6A、57Aおよび59Aは、それぞれ、波形取り
込み手段4、波形処理手段6、アドレス発生手段57お
よび制御手段59に対応し、55a〜55cはリングメ
モリ55に対応している。
【0044】この場合、アドレス発生手段57Aは、並
設された複数のリングメモリ55a〜55cに対応した
アドレスAを生成し、制御手段59Aは、リングメモリ
55a〜55cを個々に管理して切り替え制御を行うよ
うになっている。また、波形処理手段6Aは、波形取り
込み手段4A内のリングメモリ55a〜55cを切り替
え制御する切り替え制御手段を含んでいる。ここでは、
3個のリングメモリ55a〜55cを設置したが、任意
数のリングメモリを設置可能なことは言うまでもない。
【0045】次に、図1および図3を参照しながら、こ
の発明の実施の形態3の動作について説明する。波形取
り込み手段4A内の制御手段59Aは、各リングメモリ
55a〜55cを選択する選択信号を出力し、リングメ
モリ55a〜55cから選択した1つのリングメモリに
データDの書き込みを行う。
【0046】このときのリングメモリ55a〜55cの
切り替え動作は、波形処理手段6Aから、バス5および
バスインタフェース手段61を介して、制御手段59A
に入力されるメモリ切り替え信号によって、制御手段5
9Aからの選択信号が切り替えられることにより行われ
る。
【0047】波形処理手段6Aは、リングメモリ55a
〜55cを切り替えた後、書き込みを終了したリングメ
モリ内のデータDを処理する。このとき、波形取り込み
手段4A内のメモリが複数のリングメモリ55a〜55
cで構成されているので、処理中の計測データDをも取
り込むことが可能となり、事象を示す計測データDを取
り逃がすことはない。
【0048】また、事象を示す計測データDを取り込ん
だリングメモリ55a〜55cは、波形処理手段6Aが
データDを読み出して上書きを許可するまで書き込み禁
止状態となり、データDを保持することができる。した
がって、リアルタイムにリングメモリ55a〜55c内
のデータDを処理をする必要がなく、他の優先順位の高
い処理を行った後、データDの処理を行うことができ
る。
【0049】このように、図3の構成によれば、複数の
リングメモリ55a〜55cを設けることにより、計測
データDの波形処理をしている間も新規の計測データD
を取り込むことができるので、ガス絶縁開閉機器Gに異
常が発生した場合の必要なデータを取り逃がすことがな
く、監視装置としての信頼性が向上する。
【0050】実施の形態4.なお、上記実施の形態3で
は、波形処理対象となるデータDの比較基準について特
に言及しなかったが、しきい値を設定して事象に応じて
キメ細かい波形処理を行うようにしてもよい。次に、デ
ータDの比較基準となるしきい値を設定するようにした
この発明の実施の形態4(請求項4および請求項5に対
応)を図について説明する。
【0051】図4はこの発明の実施の形態4の要部を示
す機能ブロック図であり、A、D、2、3、5、51、
55a〜55c、57Aおよび61は前述(図3)と同
様のものである。また、4B、6Bおよび59Bは、そ
れぞれ、波形取り込み手段4A、波形処理手段6Aおよ
び制御手段59Aに対応している。
【0052】図4において、波形取り込み手段4Bは、
前述(図3)の構成に加えて、受信データDとしきい値
との比較結果を2値化データBとして出力する2値化手
段52と、2値化データBをトリガ条件と比較してトリ
ガ信号Tを生成するトリガ判定手段53と、トリガ信号
Tを他の波形取り込み手段4Bと伝搬し合うトリガ入出
力手段54とを備えている。
【0053】次に、図1および図4を参照しながら、こ
の発明の実施の形態4の動作について説明する。この場
合、制御手段59Bは、リングメモリ55a〜55cを
受信データDの値によって切り替える。
【0054】また、2値化手段52は、各センサ1に対
応して波形処理手段6Bにより設定されたしきい値を有
しており、計測データDとしきい値とを比較して、計測
データDがしきい値を越えている場合には「1」、計測
データDがしきい値を越えていない場合には「0」とい
うように、比較結果を2値化データBとしてトリガ判定
手段53に出力する。
【0055】トリガ判定手段53は、波形処理手段6B
から設定されたパターン、すなわち各センサ1の2値化
データBの組み合わせパターンをトリガ条件として有し
ており、入力された2値化データBとトリガ条件とを比
較し、もし両者が一致していれば、トリガ信号Tをトリ
ガ入出力手段54に出力する。
【0056】このとき、2値化手段52およびトリガ判
定手段53内にそれぞれ設定されるしきい値およびトリ
ガ条件は、波形処理手段6Bにより随時変更設定可能と
なっている。したがって、たとえば、しきい値は、ガス
絶縁開閉機器Gの危険レベルまたは異常レベルなど、検
出したいレベルに応じて設定することができ、トリガ条
件は、センサ1の関連をパターンにより設定することが
できる。
【0057】トリガ判定手段53からトリガ信号Tが発
生すると、ある一定時間経過後に、リングメモリ55a
〜55cが切り替わり、計測データDは次のリングメモ
リに書き込まれる。トリガ信号Tが発生してからリング
メモリ55a〜55cが切り替わるまでの時間は、波形
処理手段6Bにより設定することができ、且つ、随時変
更可能となっており、最小で「0」の値を取ることもで
きるので、計測データDがしきい値に達した時点の前の
波形をも取り込むこともできる。
【0058】トリガ入出力手段54は、トリガ信号T
を、バス5を介して接続された他の波形取り込み手段4
Bに出力し、データDの取り込みのための同期をとる。
逆に、他の波形取り込み手段4Bから発生したトリガ信
号Tがバス5を介してトリガ入出力手段54に入力され
ると、当該波形取り込み手段4B内のトリガ入出力手段
54は、制御手段59Bを起動して、当該波形取り込み
手段4B内のリングメモリ55a〜55cを設定時間後
に切り替える。
【0059】このように、図4の構成によれば、しきい
値を異常レベルまたは危険レベルなど、検出したいレベ
ルの値に設定することにより、監視したいレベルの計測
データDを取り込むことができる。また、計測データD
としきい値との比較結果である2値化データBの組み合
わせパターンに応じてトリガ信号Tを生成するので、関
連するセンサ1からのデータDを関連させて取り込むこ
とができる。
【0060】実施の形態5.なお、上記実施の形態4で
は、処理対象となるデータDを常にリングメモリ55a
〜55cから読み出すようにしたが、必要に応じて代表
的な概略データのみを高速に読み出すようにしてもよ
い。次に、代表的なインデックスデータを格納するよう
にしたこの発明の実施の形態5(請求項6に対応)を図
について説明する。
【0061】図5はこの発明の実施の形態5の要部を示
す機能ブロック図であり、A、B、D、T、2、3、
5、51〜54、55a〜55c、57Aおよび61は
前述(図4)と同様のものである。また、4C、6Cお
よび59Cは、それぞれ、波形取り込み手段4B、波形
処理手段6Bおよび制御手段59Bに対応している。
【0062】図5において、波形取り込み手段4Cは、
前述(図4)の構成に加えて、リングメモリ55a〜5
5cのインデックスデータ(代表値)を書き込み保存す
るためのインデックスメモリ56a〜56cを備えてい
る。図6はリングメモリ55a〜55cの内容16とイ
ンデックスメモリ56a〜56cの内容17とを関連付
けて示す説明図である。
【0063】次に、図1、図5および図6を参照しなが
ら、この発明の実施の形態5の動作について説明する。
この場合、2値化手段52からの2値化データBは、ト
リガ判定手段53に入力されるとともに、リングメモリ
55a〜55c内の代表値として、インデックスメモリ
56a〜56cに書き込まれる。
【0064】ここで、たとえば、2値化手段52内の比
較基準となるしきい値を、図6のように「D000
(H)」および「3000(H)」と設定した場合、2
値化手段52は、計測データDとの比較結果を、それぞ
れ2値化データBとして以下のように出力する。
【0065】すなわち、2値化データBの値は、計測デ
ータDが「D000(H)」以上の場合には「01」、
計測データDが「D000(H)」未満で且つ「300
0(H)」以上の場合には「00」、計測データDが
「3000(H)」未満の場合には「10」となる。
【0066】こうして得られた2値化データBは、トリ
ガ判定手段53に入力されるとともに、インデックスメ
モリ56a〜56c内に書き込まれる。この場合、リン
グメモリ55a〜55cは、たとえばを1Kバイト毎の
ブロックに分割されており、各々の代表値は、インデッ
クスメモリ56a〜56c内に書き込まれるようになっ
ている。これにより、各インデックスメモリ56a〜5
6c内の2ビットの値は、各リングメモリ55a〜55
c内の1Kバイト分の概略情報を示すことになる。
【0067】したがって、波形処理手段6Cは、計測デ
ータDの読み出しを行う場合に、インデックスメモリ5
6a〜56c内の情報を参照することにより、リングメ
モリ55a〜55c内の計測データDのうち、解析に必
要となる最小限のデータのみを高速に読み出すことがで
きる。
【0068】なお、図6に示す例では、リングメモリ5
5a〜55cの各ブロック毎の代表値の取り方として、
各ブロック内に「D000(H)」以上、または「30
00(H)」未満の値が存在すれば、これに対応する2
値化データBを代表値として採用する方式を示してい
る。
【0069】このように、図5の構成によれば、波形取
り込み手段4C内のメモリを、所定容量のブロックに分
割された複数のリングメモリ55a〜55cで構成し、
各ブロック内にしきい値を越えた計測データDが存在す
るか否かの比較結果(2値化データB)を代表値として
インデックスメモリ56a〜56cに格納したので、波
形処理手段6Cは、インデックスメモリ56a〜56c
の内容を読み出すのみで、解析に必要な計測データDの
有無を認識することができ、波形取り込み手段4C内の
メモリの読み出しブロックを高速且つ正確に確認するこ
とができる。
【0070】実施の形態6.なお、上記実施の形態5で
は、波形処理部6Cがリアルタイムで計測データDを監
視して波形処理を行うようにしたが、トリガ信号Tが発
生した時点に応答して波形処理を行うようにしてもよ
い。この場合、リアルタイムで計測データDを監視する
必要がないため、波形処理部の負荷は軽減される。
【0071】次に、トリガ信号Tに応答して波形処理を
行うようにしたこの発明の実施の形態6(請求項7に対
応)を図について説明する。図7はこの発明の実施の形
態6の要部を示す機能ブロック図であり、A、B、D、
T、2、3、5、51〜54、55a〜55c、56a
〜56c、57Aおよび61は前述(図5)と同様のも
のである。また、4D、6Dおよび59Dは、それぞ
れ、波形取り込み手段4C、波形処理手段6Cおよび制
御手段59Cに対応している。
【0072】図7において、波形取り込み手段4Dは、
前述(図5)の構成に加えて、トリガ信号Tを波形処理
手段6Dに通達するための割込み発生手段60を備えて
いる。この場合、波形処理手段6Dは、事象のポーリン
グによりチェックすることが可能であるが、各事象に関
する計測データDの波形処理効率を向上させるために、
波形取り込み手段4Dは、トリガ信号Tの発生に応答し
て、割り込み発生手段60から波形処理手段6Dに割り
込み通知を行う。
【0073】これにより、波形処理手段6Dは、リング
メモリ55a〜55c内の必要な計測データDの波形処
理を行う。このように、図7の構成によれば、割り込み
発生手段60により、トリガ信号Tの発生が波形処理手
段6Dに通達されるので、波形処理部は、通達があった
時点のみにおいて計測データDの波形処理を実行すれば
よい。したがって、リアルタイムで計測データDを監視
する必要がないため、波形処理の負荷が軽減される。
【0074】実施の形態7.なお、上記各実施の形態3
〜6では、リングメモリ55a〜55cに対するアドレ
スAを特に格納しなかったが、有効な計測データDが書
き込まれているリングメモリ55a〜55cの開始アド
レスおよび終了アドレスを記憶するとともに、トリガ信
号Tの発生時点でのトリガ発生アドレスを記憶するよう
にしてもよい。
【0075】この場合、有効データが書き込まれている
リングメモリ55a〜55cの開始アドレスおよび終了
アドレスを記憶することにより、リングメモリ55a〜
55cを帯状のメモリとして展開することができ、波形
処理が容易になる。また、トリガ発生アドレスを記憶す
ることにより、しきい値を越えた時点のデータDを容易
に読み出すことができる。
【0076】次に、アドレスAを記憶するようにしたこ
の発明の実施の形態7(請求項8および請求項9に対
応)を図について説明する。図8はこの発明の実施の形
態7の要部を示す機能ブロック図であり、A、B、D、
T、2、3、5、51〜54、55a〜55c、56a
〜56c、57A、60および61は前述(図7)と同
様のものである。また、4E、6Eおよび59Eは、そ
れぞれ、波形取り込み手段4D、波形処理手段6Dおよ
び制御手段59Dに対応している。
【0077】図8において、波形取り込み手段4Eは、
前述(図7)の構成に加えて、リングメモリ55a〜5
5cのアドレスを記憶するためのアドレス記憶手段58
を備えている。アドレス記憶手段58は、リングメモリ
55a〜55cの先頭(開始)アドレスおよび後尾(終
了)アドレスを記憶するとともに、トリガ信号Tの発生
時点のアドレスをトリガ発生アドレスとして記憶する。
【0078】以下、図8に示したこの発明の実施の形態
7の動作について説明する。いま、たとえば、リングメ
モリ55aに計測データDを書き込み中において、波形
処理手段6Eから、リングメモリ55a〜55cに対す
る切り替え指令が発生したとする。このとき、アドレス
発生手段57Aから出力されたアドレスAは、リングメ
モリ55aの後尾(終了)アドレスとしてアドレス記憶
手段58に記憶されるとともに、リングメモリ55bの
先頭(開始)アドレスとしてアドレス記憶手段58に記
憶される。
【0079】ここで、リングメモリ55aの先頭アドレ
スは、計測データDの書き込みがリングメモリ55aを
1周していない場合には、リングメモリ55aに計測デ
ータDの書き込みを開始したアドレス、すなわち切り替
え時のアドレスとなる。しかし、計測データDの書き込
みがリングメモリ55aを1周している場合には、後尾
(終了)アドレスの次のアドレスがリングメモリ55a
の先頭アドレスとなる。
【0080】また、トリガ信号Tが出力された時点にお
いてアドレス発生手段57Aから出力されるアドレスA
は、トリガ発生アドレスとしてアドレス記憶手段58に
記憶される。したがって、波形処理手段6Eは、リング
メモリ55a〜55c内のデータDを読み出す場合に、
各リングメモリ55a〜55cの先頭アドレスおよび後
尾アドレスをアドレス記憶手段58から読み出すことに
より、リングメモリ55a〜55cを帯状のメモリとし
て認識することができる。
【0081】また、トリガ信号Tの発生時点付近のデー
タDを読み出す場合には、トリガ発生アドレスをアドレ
ス記憶手段58から読み出し、トリガ発生アドレス付近
のリングメモリ55a〜55c内のデータDを読み出せ
ばよい。
【0082】このように、図8の構成によれば、有効デ
ータが書き込まれている各リングメモリ55a〜55c
の開始アドレスおよび終了アドレスを記憶することによ
り、リングメモリ55a〜55cを帯状のメモリとして
展開することができ、波形処理が容易になる。また、ト
リガ信号Tの発生アドレスを記憶することにより、しき
い値を越えた時点のデータDを正確且つ迅速に読み出す
ことができる。
【0083】すなわち、波形処理手段6Eは、アドレス
記憶手段58内のアドレスデータを参照することによ
り、波形取り込み手段4E内のリングメモリ55a〜5
5cの有効な部分を認識し、波形処理を最小にすること
ができる。
【0084】実施の形態8.なお、上記各実施の形態1
〜7では特に言及しなかったが、波形処理手段を各種の
出力機器および記憶媒体と接続してもよい。この場合、
波形取り込み手段内の計測データDを、周辺機器に対し
て入出力、表示および記憶することができるので、計測
データDの解析がさらに容易になる。
【0085】次に、波形処理手段を各種の出力機器およ
び記憶媒体と接続するようにしたこの発明の実施の形態
8(請求項10に対応)を図について説明する。図9は
この発明の実施の形態8を示すブロック図であり、2〜
6は前述(図1)と同様のものである。また、図示しな
い構成は、図1に示した通りである。
【0086】図9において、10は波形処理手段6と関
連してバス5に設けられたペリフェラルインタフェース
手段である。11は表示装置(ディスプレイ)、12は
記憶媒体、13はプリンタ、14はキーボード、15は
ポインティングデバイスであり、それぞれ、ペリフェラ
ルインタフェース手段10およびバス5を介して、波形
処理手段6に接続されている。
【0087】表示装置11、プリンタ13、キーボード
14およびポインティングデバイス15は、波形処理手
段6の周辺の各種入出力機器を構成している。また、記
憶媒体12は、たとえばハードディスクおよびフロッピ
ーディスク等から構成される。
【0088】ペリフェラルインタフェース手段10は、
表示装置11、記憶媒体12、プリンター13、キーボ
ード14およびポインティングデバイス15のインタフ
ェースを含み、バス6に接続して用いられることによ
り、波形取り込み手段4から取り込んだ計測データDの
波形を表示出力するとともに記憶媒体12に記録するこ
とができるようになっている。
【0089】また、オペレータが表示装置11、キーボ
ード14およびポインティングデバイス15等を操作す
ることにより、ペリフェラルインタフェース手段10お
よび波形処理手段6を介して、波形取り込み手段4内の
2値化手段52(図4参照)に設定されているしきい値
を変更することができるようになっている。
【0090】したがって、監視装置の据付調整や保守の
際に、計測データDの波形取り込みの状態が最適となる
ように、しきい値のレベルをダイナミックに調整するこ
とができる。このように、図9の構成によれば、計測デ
ータDの入出力、表示および記憶が可能となるので、計
測データDの解析がさらに容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の概略構成を示す機
能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による波形取り込み
手段を示す機能ブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態3による波形取り込み
手段を示す機能ブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態4による波形取り込み
手段を示す機能ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態5による波形取り込み
手段を示す機能ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるリングメモリ
およびインデックスメモリの各データ内容を対応して示
す説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態6による波形取り込み
手段を示す機能ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による波形取り込み
手段を示す機能ブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態8によるペリフェラル
インタフェース手段およびバスの接続関係を示す機能ブ
ロック図である。
【図10】 従来のガス絶縁開閉機器の監視装置を概略
的に示すブロック構成図である。図12は同公報に記載
された
【図11】 従来のガス絶縁開閉機器の監視装置を詳細
に示す機能ブロック図である。
【図12】 従来のガス絶縁開閉機器の監視装置の他の
構成例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 センサ、2 A/D変換手段、3 光伝送路、4,
4A〜4E 波形取り込み手段、5 バス、6,6A〜
6E 波形処理手段、7 伝送処理手段、10ペリフェ
ラルインタフェース手段、11 表示装置、12 記憶
媒体、13プリンタ、14 キーボード、15 ポイン
ティングデバイス、16 リングメモリの内容、17
インデックスメモリの内容、22A 監視盤、23 親
側データ処理部、51 受信手段、52 2値化手段、
53 トリガ判定手段、54トリガ入出力手段、55,
55a〜55c リングメモリ、56a〜56cインデ
ックスメモリ、57 アドレス発生手段、58 アドレ
ス記憶手段、59、59A〜59E 制御手段、60
割込み発生手段、61 バスインタフェース手段、A
アドレス、B 2値化データ、D 計測データ、G ガ
ス絶縁開閉機器、T トリガ信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02J 13/00 301 H02J 13/00 301A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象となるガス絶縁開閉機器に接続
    されたセンサと、 前記センサによって検出されたデータを処理および演算
    する監視盤と、 前記処理および演算された結果としてのデータが伝送さ
    れる上位系の親側データ処理部とを備えたガス絶縁開閉
    機器の監視装置において、 前記監視盤は、 前記センサから出力されるアナログ信号のデータをデジ
    タル信号の計測データに変換するA/D変換手段と、 前記計測データを光信号にして送信する光伝送路と、 前記光伝送路を介した前記光信号を受信して一連のデー
    タとして取り込むためのメモリを有する波形取り込み手
    段と、 前記メモリから読み出された一連のデータの波形を処理
    する波形処理手段と、 前記波形処理結果を前記親側データ処理部に伝送する伝
    送処理手段とを含むことを特徴とするガス絶縁開閉機器
    の監視装置。
  2. 【請求項2】 前記波形取り込み手段は、前記メモリに
    対するデータ書き込み用のアドレスを生成するアドレス
    発生手段を含み、 前記アドレス発生手段は、前記メモリが見かけ上リング
    メモリとなるように前記アドレスを発生し、前記メモリ
    内に連続波形を保持することを特徴とする請求項1に記
    載のガス絶縁開閉機器の監視装置。
  3. 【請求項3】 前記波形取り込み手段は、前記メモリを
    複数有し、 前記波形処理手段は、前記波形取り込み手段内の複数の
    メモリを切り替え制御する切り替え制御手段を含み、 前記切り替え制御手段は、前記複数のメモリのうちの1
    つのメモリがアクセスされている間に、前記センサから
    出力されるデータの波形を他のメモリに取り込むように
    制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のガス絶縁開閉機器の監視装置。
  4. 【請求項4】 前記波形取り込み手段内のメモリは、前
    記センサの回線毎の計測データを書き込み、 前記波形取り込み手段は、 あらかじめ設定された各回線毎のデータのしきい値と前
    記計測データとの比較結果を2値化データとして出力す
    る2値化手段と、 各回線毎の前記2値化データの組み合わせパターンによ
    り前記計測データを取り込むための基準信号をトリガ信
    号として生成するトリガ判定手段とを含むことを特徴と
    する請求項3に記載のガス絶縁開閉機器の監視装置。
  5. 【請求項5】 前記波形処理手段は、前記2値化手段内
    で比較される前記しきい値と、前記トリガ判定手段内で
    前記トリガ信号を生成するための前記組み合わせパター
    ンとを、それぞれ任意の値および任意のタイミングで設
    定することを特徴とする請求項4に記載のガス絶縁開閉
    機器の監視装置。
  6. 【請求項6】 前記波形取り込み手段内のメモリは、ブ
    ロック分割され、 前記波形取り込み手段は、前記ブロック毎のメモリに対
    応した2値化データを書き込む複数のインデックスメモ
    リを含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記
    載のガス絶縁開閉機器の監視装置。
  7. 【請求項7】 前記波形取り込み手段は、前記トリガ信
    号の状態を前記波形処理手段に通達するための割込み発
    生手段を含むことを特徴とする請求項4から請求項6ま
    でのいずれかに記載のガス絶縁開閉機器の監視装置。
  8. 【請求項8】 前記波形取り込み手段は、アドレス記憶
    手段を含み、 前記アドレス記憶手段は、前記メモリに対する前記波形
    データの取り込み開始アドレスおよび取り込み終了アド
    レスを記憶することを特徴とする請求項4から請求項7
    までのいずれかに記載のガス絶縁開閉機器の監視装置。
  9. 【請求項9】 前記アドレス記憶手段は、前記トリガ信
    号の発生時点でのアドレスを、トリガ発生アドレスとし
    て記憶することを特徴とする請求項8に記載のガス絶縁
    開閉機器の監視装置。
  10. 【請求項10】 表示装置、記憶媒体、キーボード、プ
    リンタ、ポインティングデバイス等からなる入出力機器
    および記憶媒体と、 前記入出力機器および記憶媒体を前記波形処理手段に接
    続するためのペリフェラルインタフェース手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれ
    かに記載のガス絶縁開閉機器の監視装置。
JP7258800A 1995-10-05 1995-10-05 ガス絶縁開閉機器の監視装置 Pending JPH09103007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7258800A JPH09103007A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 ガス絶縁開閉機器の監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7258800A JPH09103007A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 ガス絶縁開閉機器の監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09103007A true JPH09103007A (ja) 1997-04-15

Family

ID=17325241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7258800A Pending JPH09103007A (ja) 1995-10-05 1995-10-05 ガス絶縁開閉機器の監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09103007A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11250777A (ja) * 1998-03-02 1999-09-17 Mitsubishi Electric Corp 開閉機器動作診断装置
KR100368425B1 (ko) * 2001-01-05 2003-01-24 주식회사 효성 가스절연개폐장치의 동작상태 감시진단 방법
KR100437942B1 (ko) * 2001-06-19 2004-07-01 주식회사 효성 가스절연 개폐장치
JP2008022670A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Nissin Electric Co Ltd ガス絶縁開閉装置状態監視システム
KR100895218B1 (ko) * 2006-06-26 2009-05-06 엔텍월드(주) 디지털화된 gis 현장 제어 시스템
JP2009192251A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Advics Co Ltd 異常判定装置及び異常判定方法
EP2685575A3 (en) * 2012-07-10 2014-11-26 Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. Cubicle type gas insulated switchgear monitoring and diagnosis system
CN111198531A (zh) * 2020-01-17 2020-05-26 刘睿妍 一种用于电力通信的智能控制***及其工作方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11250777A (ja) * 1998-03-02 1999-09-17 Mitsubishi Electric Corp 開閉機器動作診断装置
KR100368425B1 (ko) * 2001-01-05 2003-01-24 주식회사 효성 가스절연개폐장치의 동작상태 감시진단 방법
KR100437942B1 (ko) * 2001-06-19 2004-07-01 주식회사 효성 가스절연 개폐장치
KR100895218B1 (ko) * 2006-06-26 2009-05-06 엔텍월드(주) 디지털화된 gis 현장 제어 시스템
JP2008022670A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Nissin Electric Co Ltd ガス絶縁開閉装置状態監視システム
JP2009192251A (ja) * 2008-02-12 2009-08-27 Advics Co Ltd 異常判定装置及び異常判定方法
EP2685575A3 (en) * 2012-07-10 2014-11-26 Hyundai Heavy Industries Co., Ltd. Cubicle type gas insulated switchgear monitoring and diagnosis system
CN111198531A (zh) * 2020-01-17 2020-05-26 刘睿妍 一种用于电力通信的智能控制***及其工作方法
CN111198531B (zh) * 2020-01-17 2021-02-12 刘睿妍 一种用于电力通信的智能控制***及其工作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2617724C (en) Method and system for passively detecting and locating wire harness defects
KR100679988B1 (ko) 접지시스템 감시장치
JP5079878B2 (ja) 遠隔監視装置
KR20080076328A (ko) 주파수/위상 스펙트럼을 이용한 전력기기용 원격 부분방전 진단 시스템 및 방법
KR19990025593A (ko) 부분방전 온-라인 진단시스템
KR102375679B1 (ko) 패턴 분석을 이용한 인공지능 기반의 화재 예측 방법 및 장치
CN116626544B (zh) 频域触发数据采集***及方法
JPH09103007A (ja) ガス絶縁開閉機器の監視装置
KR101406135B1 (ko) 초음파 음향스캔 장치를 구비한 전력설비 결함 검출 시스템
CN114485921B (zh) 反应堆设备元件振动监测方法及***
KR101344411B1 (ko) 스마트단말기를 이용한 현장전력설비의 이상진단 장치 및 방법
CN109019349A (zh) 故障检测方法、检测器、计算机存储介质及起重机
KR100836747B1 (ko) 직류접지검출장치
KR20150042425A (ko) 온라인 부분방전 검출기
JPH11125694A (ja) 原子力プラント室内総合監視システム
JP2000099484A (ja) 診断システム
KR20230077368A (ko) Gis 부분방전 검출 장치 및 시스템
KR100998323B1 (ko) 화재 감시 시스템
JP2003141660A (ja) 地震保安システム
KR0143536B1 (ko) 전력선 반송 보호 계전 시스템에서의 고장 진단방법 및 장치
CN215646162U (zh) 一种直流牵引供电***用智能综合保护装置
CN215579597U (zh) 一种开关柜内温湿度监测装置
CN211347084U (zh) 松动部件探测***及核电***
JP6803005B2 (ja) 事故点探査装置用試験器および事故点探査装置の試験方法
CN108423580A (zh) 一种塔式起重机智能故障检测装置及***