JPH09102811A - 電話機筐体構造 - Google Patents

電話機筐体構造

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JPH09102811A
JPH09102811A JP25866095A JP25866095A JPH09102811A JP H09102811 A JPH09102811 A JP H09102811A JP 25866095 A JP25866095 A JP 25866095A JP 25866095 A JP25866095 A JP 25866095A JP H09102811 A JPH09102811 A JP H09102811A
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case
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JP25866095A
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Hitoshi Masuda
斉 益田
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話機等のダイヤルボタンの形状やレイア
ウトに影響を及ぼさない筐体の締結構造を得る。 【解決手段】フロントケース1とリアカバー5からなる
携帯電話機等の筐体構造において、フロンケース1の長
手中央部の内側面に嵌合突起11を設ける。フロントケ
ース1に実装するキーシート2や回路基板3等をまたぐ
ようにコ字状に形成し且つ嵌合突起11に対応した切り
欠き穴41を立ち壁に設けたスペーサ4を、フロントケ
ース1に圧入嵌合させて構成する。リアカバー5は頭部
側を嵌合爪によりフロントケース1に引掛けた後、スペ
ーサ4平坦部中央に設けたねじ座42にねじ止めを行う
と共に、スペーサ4の幅方向両サイドに設けた嵌合爪4
3に嵌合して、スペーサ4に固定される。すなわち、リ
アカバー5はスペーサ4を介してフロントケース1との
締結が行われることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話機筐体構造に関
し、特に携帯電話機等の筐体を構成するフロントケース
とリアカバーの締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電話機筐体構造は、図4
に示すように、フロントケース9にキーシート2や回路
基板3を実装し、電話機頭部近くのねじ止め二ケ所は回
路基板3単独の締結用として使用される。そしてリカバ
ー10の頭部は嵌合爪等によりフロントケース9に引っ
かける構造となっており、リカバー10の長手中央部及
び下方の計4ケ所のねじ止めにより、フロントケース9
とリカバー10の締結が行われるのが一般的であり、リ
アカバー10をフロントケース9に設けたねじ止めボス
91にねじ止めすることにより、キーシート2や回路基
板3等の実装物を一緒に共締めする構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電話機
筐体構造では、リアカバー10の長手中央部のねじ止め
位置がダイヤルボタン92の構成範囲に掛かるため、フ
ロントケース9に設けるねじ止めボス91をキーシート
2や回路基板3は逃げる必要が生じる。このためダイヤ
ルボタン92やダイヤルキーはこのねじ止めボス91を
逃げるため、細い形状にしたり、R形状にしたり、キー
ピッチを広げたりと種々の対応をとらざるを得ない。こ
れは全体のキー形状のバランスが取りにくく、デザイン
面の品質低下を招くばかりか、ダイヤルボタンの小型化
を余儀なくされることにより、操作性が悪化する等の問
題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題であるフロント
ケースの長手中央のねじ止めボスを無くし、キー配置に
及ぼす影響を取り除くことを目的としており、ねじ止め
にボス代わりねじ座を設けたスペーサをフロントケース
に圧入嵌合して構成し、これにリアカバーをねじ止め締
結する電話機筐体構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電話機筐体構造
は、フロントケースとリアカバーからなる携帯電話機等
の筐体構造において、前記フロントケースの長手中央部
の内側面に嵌合突起を設け、前記フロントケース内に実
装されるキーシートや回路基板等の実装物をまたぐよう
にコ字状に形成され且つ前記嵌合突起に嵌合係止する切
り欠き穴ならびに平坦部中央に取付ねじ座を有してなる
スペーサを設けて前記フロントケースに圧入嵌合させ、
このスペーサの前記取付ねじ座に前記リアカバーをねじ
止めすべく構成したものである。
【0006】この電話機筐体構造において、前記スペー
サの副方向両サイドに嵌合爪を設け、前記リアカバーに
はこの嵌合爪に係合する嵌合穴を設けることにより、前
記リアカバーと前記スペーサとの締結を前記取付ねじ座
によるねじ止めだけでなく前記嵌合爪による爪嵌合によ
っても行うことができ、また前記スペーサを前記キーシ
ートや前記回路基板等の実装物を一体に搭載するフレー
ムの一部として形成してもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0008】図1は本発明の第1の実施の形態を示す分
解斜視図、図2は図1のA−A線断面図である。また、
図3は本発明の第2の実施の形態の要部を示す分解斜視
図である。
【0009】図1及び図2に示す本発明の第1の実施の
形態において、携帯電話機の筐体は、フロントケース1
と、電池収納ベース53と一体化したリアカバー5とか
ら構成され、フロントケース1にはキーシート2と回路
基板3が実装され、またフロントケース1の長手中央部
の内側面には嵌合突起11が設けられる。この嵌合突起
11に嵌合する切り欠き穴41を立ち壁に形成し、かつ
平面部中央にねじ座42を有してコ字状に形成したスペ
ーサ4を設ける。キーシート2や回路基板3をフロント
ケース1に実装後、これらをまたぐようにしてスペーサ
4を嵌合突起11に圧入嵌合させ、リアカバー5のねじ
止め座として機能させる。またスペーサ4の内側には押
さえリブ44を設けておくことにより、圧入後、回路基
板3等を押さえ固定することができる。嵌合突起11の
両側のガイドリブ12は、スペーサ4圧入時のガイド機
能を持たせている。
【0010】このような構成によれば、フロントケース
1の中央部にねじ止め用のボスを設けることなく、フロ
ントケース1に圧入嵌合したスペーサ4のねじ座42を
利用し、リアカバー5をそのねじ穴52からフロントケ
ース1にねじ止め締結することができる。
【0011】上述した実施の形態においては、リアカバ
ー5の長手中央部のねじ止めによる締結は一ケ所である
ため、落下衝撃やひねり等の外力を受けるとスペーサ4
の中央部が引っ張られ、形状的な特性から立ち壁は内側
に倒れ、嵌合突起11から外れる方向に変形することに
なる。この弱点を補強する対策として、ある程度の衝撃
に対してもフロントケース1とスペーサ4の嵌合状態を
保てるよう、スペーサ4の幅方向両サイドに嵌合爪43
を設け、リアカバー5の嵌合穴51に嵌入させることに
より、衝撃による外力をスペーサ4の平坦部全体で受
け、立ち壁の内側への変形を抑えることができる。
【0012】図3に示す本発明の第2の実施の形態は、
回路基板等の実装物を搭載するフレームの一部としてス
ペーサを一体に設けたものである。
【0013】リアカバー6は長手中央部で切断されてお
り、その代りとしての電池収納ベース72を先端に有し
かつその下部にキーシート2、回路基板3等の実装物を
一体に搭載するフレーム7の中央部分にスペーサ部8を
形成する。スペーサ部8は第1の実施の形態におけるス
ペーサ4と同様に、両端に切り欠き穴81、中央にねじ
座82、平坦部に嵌合爪83を有する。フレーム7の他
方には第2の回路基板31を搭載する基板ベース71が
ある。このようなフレーム7を、図1に示すようなフロ
ントケース1の嵌合突起11に圧入嵌合して固定させた
後、リアカバー6の嵌合穴61を嵌合爪83と嵌合さ
せ、ねじ穴62とねじ座82を用いてリアカバー6をフ
レーム7に締結固定する。即ち、フレーム7を介してリ
アカバー6をフロントケース1に締結することができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、長
手中央部の締結を、フロントケースにはねじ用ボスを設
置せずにスペーサやフレーム等の別部品にねじ座を設
け、このスペーサやフレームをフロントケースに圧入嵌
合させる構成によって行うことにより、キーシートや回
路基板の逃げ面積を最小限に抑えることができるため、
ダイヤルボタンの形状やレイアウトに及ぼす影響を回避
することができ、デザインの自由度を向上させることが
可能であると共に、ダイヤルボタン外形への制約もない
ため、操作性の良い大型ボタンの採用も可能になる。ま
た、スペーサ両サイドに設けた嵌合爪により、ねじ止め
は中央部一ケ所でも対衝撃性の面において問題ない構造
とすることが出来、全体としてはねじ止め箇所を減らす
ことになり、組立工数の削減につながる。さらにスペー
サ部をフレームと一体構造とした場合は、あらたにスペ
ーサとしての部品を増やすことなく対応できるため、コ
ストアップにつながることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
【図4】従来の電話機筐体構造の一例を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1,9 フロントケース 2 キーシート 3,31 回路基板 4 スペーサ 5,6,10 リアカバー 7 フレーム 8 スペーサ部 11 嵌合突起 12 ガイドリブ 41,81 切り欠き穴 42,82 ねじ座 43,83 嵌合爪 44 押さえリブ 51,61 嵌合穴 52,62 ねじ穴 53,72 電池収納ベース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントケースとリアカバーからなる携
    帯電話機等の筐体構造において、前記フロントケースの
    長手中央部の内側面に嵌合突起を設け、前記フロントケ
    ース内に実装されるキーシートや回路基板等の実装物を
    またぐようにコ字状に形成され且つ前記嵌合突起に嵌合
    係止する切り欠き穴ならびに平坦部中央に取付ねじ座を
    有してなるスペーサを設けて前記フロントケースに圧入
    嵌合させ、このスペーサの前記取付ねじ座に前記リアカ
    バーをねじ止めすべく構成したことを特徴とする電話機
    筐体構造。
  2. 【請求項2】 前記スペーサの副方向両サイドに嵌合爪
    を設け、前記リアカバーにはこの嵌合爪に係合する嵌合
    穴を設けることにより、前記リアカバーと前記スペーサ
    との締結を前記取付ねじ座によるねじ止めだけでなく前
    記嵌合爪による爪嵌合によっても行うべくしたことを特
    徴とする請求項1記載の電話機筐体構造。
  3. 【請求項3】 前記スペーサを前記キーシートや前記回
    路基板等の実装物を一体に搭載するフレームの一部とし
    て形成したことを特徴とする請求項1または2記載の電
    話機筐体構造。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007005074A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Sanyo Electric Co Ltd 充電台と携帯機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007005074A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Sanyo Electric Co Ltd 充電台と携帯機器
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