JPH0910231A - 歯冠補綴物の製作方法 - Google Patents
歯冠補綴物の製作方法Info
- Publication number
- JPH0910231A JPH0910231A JP19693195A JP19693195A JPH0910231A JP H0910231 A JPH0910231 A JP H0910231A JP 19693195 A JP19693195 A JP 19693195A JP 19693195 A JP19693195 A JP 19693195A JP H0910231 A JPH0910231 A JP H0910231A
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- JP
- Japan
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- data
- tooth
- crown
- shape data
- crown shape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ＮＣによる工作機又はレーザーリソグラフィー
によりマージンに適合する歯冠補綴物を製作する。 【構成】モデル処理部８は計測データからサーフェイス
モデルからなる支台歯，周囲の歯を作成する。またマー
ジン抽出手段１１は支台歯からマージンラインを抽出す
る。選択手段９はサーフェスモデルからなる支台歯、歯
と歯冠形状のサーフェスモデルとを比較照合し所望のモ
デルを選択し、変形手段１０は選択されたモデルを上記
サーフェスモデルに合わせて拡大又は縮小あるいは回転
するものである。マージン適合曲面形成手段１２は変形
された歯冠形状データの最大豊隆部とマージンラインの
間にサーフェスからなる曲面部を作成してマージンライ
ンに適合する歯冠形状データを作成し、加工データ作成
手段１３により加工データを作成し、加工手段３を制御
することにより歯冠補綴物を製作する。 【効果】マージンに適合する歯冠補綴物を製作できる。
によりマージンに適合する歯冠補綴物を製作する。 【構成】モデル処理部８は計測データからサーフェイス
モデルからなる支台歯，周囲の歯を作成する。またマー
ジン抽出手段１１は支台歯からマージンラインを抽出す
る。選択手段９はサーフェスモデルからなる支台歯、歯
と歯冠形状のサーフェスモデルとを比較照合し所望のモ
デルを選択し、変形手段１０は選択されたモデルを上記
サーフェスモデルに合わせて拡大又は縮小あるいは回転
するものである。マージン適合曲面形成手段１２は変形
された歯冠形状データの最大豊隆部とマージンラインの
間にサーフェスからなる曲面部を作成してマージンライ
ンに適合する歯冠形状データを作成し、加工データ作成
手段１３により加工データを作成し、加工手段３を制御
することにより歯冠補綴物を製作する。 【効果】マージンに適合する歯冠補綴物を製作できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＮＣの切削加工、研削
加工又は光造形加工を行って歯冠補綴物を製作する方法
に関する。
加工又は光造形加工を行って歯冠補綴物を製作する方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】クラウン、ブリッジ等の歯冠補綴物は埋
没鋳造法の原理を用いて製作されており、例えばクラウ
ン等歯冠補綴物の製作手順は、通法に従い支台歯形成
後、口腔内の前記支台歯およびその周囲と対合歯の印象
を採得し、咬合紙に咬合状態を記録する。次に歯科用硬
石膏を印象内に注入し分割歯型による作業模型を製作す
る。次に石膏模型の支台歯にマージンラインを描く。次
に咬合器および咬合紙を用いて作業模型上にワックスパ
ターンを形成する。この場合、マージンラインからワッ
クスがはみ出さないようにする。次にスプルーを設けて
耐火材で埋没する。次にワックスを焼成後、ワックスパ
ターン形状の空間にスプルーを通して溶融した金属を充
填し、冷却する。その後スプルーを取り除き、表面を研
摩して所望の歯冠補綴物を得る。ところで、上記製作方
法で得られたこの種補綴物の品質はその製作に携わる技
工士等技術力の負うところが大きく、技工士等の熟練度
の差により品質のバラッキがあり品質基準の設定が難し
い。近年三次元システムを用いて歯冠補綴物を製作する
方法の研究が進められ、これにより品質に対する技工士
等の熟練度の影響を軽減することにより品質の均一化を
確保できる傾向にある。三次元システムを用いて歯冠補
綴物を製作する方法は、、支台歯およびその周囲と対合
歯の印象を採得し、歯科用硬石膏を印象内に注入し硬化
させて作業模型を形成し、この作業模型の形状を三次元
測定技術により測定して治療した歯とその周囲のデータ
をコンピュータに格納し、そのデータから三次元モデル
を作製し、この三次元モデルにデータベースの中から選
択された一般的な補綴物形状を重ね合わせ、複製におい
て必要とされる形状と機能に適合するようにその一般的
な形状を変形し、この変形された形状のＮＣデータを作
成し、このＮＣデータによりフライス盤などのＮＣ工作
機などを制御することにより歯冠補綴物を製作すものな
ど種々のものが提案されている。しかし、これらのもの
はいずれも支台歯と歯冠補綴物とのマージンラインの適
合が考慮されていない。
没鋳造法の原理を用いて製作されており、例えばクラウ
ン等歯冠補綴物の製作手順は、通法に従い支台歯形成
後、口腔内の前記支台歯およびその周囲と対合歯の印象
を採得し、咬合紙に咬合状態を記録する。次に歯科用硬
石膏を印象内に注入し分割歯型による作業模型を製作す
る。次に石膏模型の支台歯にマージンラインを描く。次
に咬合器および咬合紙を用いて作業模型上にワックスパ
ターンを形成する。この場合、マージンラインからワッ
クスがはみ出さないようにする。次にスプルーを設けて
耐火材で埋没する。次にワックスを焼成後、ワックスパ
ターン形状の空間にスプルーを通して溶融した金属を充
填し、冷却する。その後スプルーを取り除き、表面を研
摩して所望の歯冠補綴物を得る。ところで、上記製作方
法で得られたこの種補綴物の品質はその製作に携わる技
工士等技術力の負うところが大きく、技工士等の熟練度
の差により品質のバラッキがあり品質基準の設定が難し
い。近年三次元システムを用いて歯冠補綴物を製作する
方法の研究が進められ、これにより品質に対する技工士
等の熟練度の影響を軽減することにより品質の均一化を
確保できる傾向にある。三次元システムを用いて歯冠補
綴物を製作する方法は、、支台歯およびその周囲と対合
歯の印象を採得し、歯科用硬石膏を印象内に注入し硬化
させて作業模型を形成し、この作業模型の形状を三次元
測定技術により測定して治療した歯とその周囲のデータ
をコンピュータに格納し、そのデータから三次元モデル
を作製し、この三次元モデルにデータベースの中から選
択された一般的な補綴物形状を重ね合わせ、複製におい
て必要とされる形状と機能に適合するようにその一般的
な形状を変形し、この変形された形状のＮＣデータを作
成し、このＮＣデータによりフライス盤などのＮＣ工作
機などを制御することにより歯冠補綴物を製作すものな
ど種々のものが提案されている。しかし、これらのもの
はいずれも支台歯と歯冠補綴物とのマージンラインの適
合が考慮されていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、支台歯と歯冠補綴物とのマージンラインの適合が悪
くなるという問題がある。
は、支台歯と歯冠補綴物とのマージンラインの適合が悪
くなるという問題がある。
【０００４】そこで本発明は、支台歯と歯冠補綴物との
マージンラインの適合が良好な歯冠補綴物を製作する方
法を提供することを目的とする。
マージンラインの適合が良好な歯冠補綴物を製作する方
法を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の歯冠補綴物の製作方法は、計測データに基づ
いてデータベースから所望の歯冠形状データを選択し、
かつ変形し、この歯冠形状データに基づいて加工データ
を作成し、この加工データよりＮＣの切削加工、研削加
工又は光造形加工を行って歯冠補綴物を製作する方法に
おいて、前記変形された歯冠形状データの最大豊隆部又
は最大豊隆部より下方部と前記計測データから得られた
マージンラインとの間の形状データを作成して、マージ
ンラインに適合する歯冠形状データを作成し、この歯冠
形状データから加工データを作成するものである。
に本発明の歯冠補綴物の製作方法は、計測データに基づ
いてデータベースから所望の歯冠形状データを選択し、
かつ変形し、この歯冠形状データに基づいて加工データ
を作成し、この加工データよりＮＣの切削加工、研削加
工又は光造形加工を行って歯冠補綴物を製作する方法に
おいて、前記変形された歯冠形状データの最大豊隆部又
は最大豊隆部より下方部と前記計測データから得られた
マージンラインとの間の形状データを作成して、マージ
ンラインに適合する歯冠形状データを作成し、この歯冠
形状データから加工データを作成するものである。
【作用】本発明によれば、支台歯のマージンラインに合
わせた歯冠形状データが作成され、歯冠補綴物が製作さ
れる。
わせた歯冠形状データが作成され、歯冠補綴物が製作さ
れる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図１は歯科用綴物を製作するために構成され
た装置の実施例であり、三次元ＣＡＤ／ＣＡＭ１と、計
測手段２と、ＮＣによる工作機または光造形装置いわゆ
るレーザーリソグラフィーからなる加工手段３と、ディ
スプレイ４と、入力手段５からなっている。三次元ＣＡ
Ｄ／ＣＡＭ１は歯冠形状データベース６と、計測データ
メモリ７と、モデル処理部８と、選択手段９と、変形手
段１０と、マージン抽出手段１１と、マージン適合曲面
形成手段１２と、加工データ作成手段１３より構成され
ており、モデル処理部８は計測手段２により得られた三
次元座標値計測データより歯牙欠損部位の周囲情報とな
るサーフェスモデルを作成し、マージン抽出手段１１は
このサーフェスモデルからマージンラインを抽出する。
選択手段９は欠損部位とその周囲情報であるサーフェス
モデルと歯冠形状データベース６の歯冠形状データとを
比較照合し所望の歯冠形状データを選択する。変形手段
１０は選択された歯冠形状データ１６を比較した前記サ
ーフェスモデルに適合するように変形する。マージン適
合曲面形成手段１２は変形された歯冠形状データの最大
豊隆部又はそれより下方部とマージンラインとの間のサ
ーフェスを形成してマージンラインに適合する歯冠形状
のサーフェスモデルを作成するものである。計測手段２
は計測データメモリ７に支台歯およびその周囲と対合歯
などの計測データを入力可能な適宜装置を用いることが
でき、例えば接触式又は非接触式の三次元測定機を用い
る場合は、従来通り支台形成された支台歯、窩洞形成さ
れた支台歯またはコア形成された支台歯およびその周囲
と対合歯の印象を採得し、歯科用硬石膏を印象内に注入
し硬化させて作業模型を形成し、この作業模型の形状を
三次元測定機により測定して計測データメモリ７に格納
する。この場合、計測データは点列データをワイヤーフ
レーム化しスムージング処理を施したデータとして格納
するのが望ましい。ＣＴスキャンを用いる場合も同様に
前記作業模型を通法により測定した三次元データとして
計測データメモリ７に格納する。歯冠形状データベース
６には例えば多種標準モデルの模型を作成し、これを上
述した三次元の計測手段により計測して三次元座標値デ
ータを得、この三次元座標値データに基づき三次元ＣＡ
Ｄ／ＣＡＭを用いて通法により作成されたサーフェスモ
デルなどの形状データが格納されている。そしてこの歯
冠形状データは、前歯、臼歯の区別、上下左右の区別、
さらに第１小臼歯、第２小臼歯、第１大臼歯、第２大臼
歯、第３大臼歯などの歯牙種類別にグループ化されて保
存され、歯牙情報を入力することにより所望のグループ
を読み出し可能になっている。また歯冠形状データは図
３に示すように咬頭部１４から最大豊隆部１５までの歯
冠形状１６として作成されている。本実施例ではディス
プレイ４の表示内容との対話方式で操作するもので、例
えばクラウンの製作手順は、図６，図９に示すように歯
を治療した後、その歯を削って支台歯１７を形成し、口
腔内の前記支台歯１７およびその周囲の歯１８，１９と
対向歯２０，２１，２２を計測手段２により計測して計
測データメモリ７に入力する。また入力手段５により欠
損部位の属性データ、例えば右下第１大臼歯であること
などを入力する。次にモデル処理部８は計測データから
ワイヤフレームモデルを作成し、このモデルからサーフ
ェイスモデルからなる支台歯１７，歯１８，１９，２
０，２１，２２を作成する。またマージン抽出手段１１
は支台歯１７からマージンライン２３を抽出する。選択
手段９は図６，図９に示すようにサーフェスモデルから
なる支台歯１７、歯１８，１９，２０，２１，２２と歯
冠形状のサーフェスモデル１６とを比較照合し所望のモ
デル１６を選択し、変形手段１０は選択されたモデルを
上記サーフェスモデルに合わせて拡大又は縮小あるいは
回転するものである。マージン適合曲面形成手段１２は
図４，図７，図１０に示すように変形された歯冠形状デ
ータ１６の最大豊隆部１５とマージンライン２３の間に
サーフェスからなる曲面部２４を作成して図５，図８，
図１１に示すようにマージンライン２３に適合する歯冠
形状データ１６Ａを作成し、加工データ作成手段１３に
より加工データを作成し、加工手段３を制御することに
より歯冠補綴物を製作する。この場合、マージン適合曲
面形成手段１２は例えばマージンライン２３と最大豊隆
部１５とを選択してこの間のサーフェス形成を実行する
ものであり、マージン抽出手段１１は例えば支台歯１７
の形状データからマージンに相当する点を選択してこの
点によるワイヤーフレーム形成を実行する。歯冠形状デ
ータベース６に登録する形状データを当該患者の欠損前
の歯牙を計測した形状データにすることにより変形手段
１０による変形量を少なくできる、また、歯冠形状デー
タは図１２に示すように最大豊隆部１５より下方まで延
出形成したものでもよく、この場合は延出端１５Ａとマ
ージンライン２３との間に曲面を形成する。このよう
に、本実施例においては計測データから得られたマージ
ンラインと選択された歯冠形状データとに基づきマージ
ンに適合する歯冠形状データを形成できるため、マージ
ンに適合した歯冠補綴物を容易に製作できる。なお本発
明は上記実施例に限定されるものではなく本発明の要旨
の範囲内において種々の変形実施が可形状データはサー
フェスを説明たがソリッドなどでもよい。また、本発明
でいう支台歯とは、支台形成された支台歯、窩洞形成さ
れた支台歯またはコア形成された支台歯をいう。
説明する。図１は歯科用綴物を製作するために構成され
た装置の実施例であり、三次元ＣＡＤ／ＣＡＭ１と、計
測手段２と、ＮＣによる工作機または光造形装置いわゆ
るレーザーリソグラフィーからなる加工手段３と、ディ
スプレイ４と、入力手段５からなっている。三次元ＣＡ
Ｄ／ＣＡＭ１は歯冠形状データベース６と、計測データ
メモリ７と、モデル処理部８と、選択手段９と、変形手
段１０と、マージン抽出手段１１と、マージン適合曲面
形成手段１２と、加工データ作成手段１３より構成され
ており、モデル処理部８は計測手段２により得られた三
次元座標値計測データより歯牙欠損部位の周囲情報とな
るサーフェスモデルを作成し、マージン抽出手段１１は
このサーフェスモデルからマージンラインを抽出する。
選択手段９は欠損部位とその周囲情報であるサーフェス
モデルと歯冠形状データベース６の歯冠形状データとを
比較照合し所望の歯冠形状データを選択する。変形手段
１０は選択された歯冠形状データ１６を比較した前記サ
ーフェスモデルに適合するように変形する。マージン適
合曲面形成手段１２は変形された歯冠形状データの最大
豊隆部又はそれより下方部とマージンラインとの間のサ
ーフェスを形成してマージンラインに適合する歯冠形状
のサーフェスモデルを作成するものである。計測手段２
は計測データメモリ７に支台歯およびその周囲と対合歯
などの計測データを入力可能な適宜装置を用いることが
でき、例えば接触式又は非接触式の三次元測定機を用い
る場合は、従来通り支台形成された支台歯、窩洞形成さ
れた支台歯またはコア形成された支台歯およびその周囲
と対合歯の印象を採得し、歯科用硬石膏を印象内に注入
し硬化させて作業模型を形成し、この作業模型の形状を
三次元測定機により測定して計測データメモリ７に格納
する。この場合、計測データは点列データをワイヤーフ
レーム化しスムージング処理を施したデータとして格納
するのが望ましい。ＣＴスキャンを用いる場合も同様に
前記作業模型を通法により測定した三次元データとして
計測データメモリ７に格納する。歯冠形状データベース
６には例えば多種標準モデルの模型を作成し、これを上
述した三次元の計測手段により計測して三次元座標値デ
ータを得、この三次元座標値データに基づき三次元ＣＡ
Ｄ／ＣＡＭを用いて通法により作成されたサーフェスモ
デルなどの形状データが格納されている。そしてこの歯
冠形状データは、前歯、臼歯の区別、上下左右の区別、
さらに第１小臼歯、第２小臼歯、第１大臼歯、第２大臼
歯、第３大臼歯などの歯牙種類別にグループ化されて保
存され、歯牙情報を入力することにより所望のグループ
を読み出し可能になっている。また歯冠形状データは図
３に示すように咬頭部１４から最大豊隆部１５までの歯
冠形状１６として作成されている。本実施例ではディス
プレイ４の表示内容との対話方式で操作するもので、例
えばクラウンの製作手順は、図６，図９に示すように歯
を治療した後、その歯を削って支台歯１７を形成し、口
腔内の前記支台歯１７およびその周囲の歯１８，１９と
対向歯２０，２１，２２を計測手段２により計測して計
測データメモリ７に入力する。また入力手段５により欠
損部位の属性データ、例えば右下第１大臼歯であること
などを入力する。次にモデル処理部８は計測データから
ワイヤフレームモデルを作成し、このモデルからサーフ
ェイスモデルからなる支台歯１７，歯１８，１９，２
０，２１，２２を作成する。またマージン抽出手段１１
は支台歯１７からマージンライン２３を抽出する。選択
手段９は図６，図９に示すようにサーフェスモデルから
なる支台歯１７、歯１８，１９，２０，２１，２２と歯
冠形状のサーフェスモデル１６とを比較照合し所望のモ
デル１６を選択し、変形手段１０は選択されたモデルを
上記サーフェスモデルに合わせて拡大又は縮小あるいは
回転するものである。マージン適合曲面形成手段１２は
図４，図７，図１０に示すように変形された歯冠形状デ
ータ１６の最大豊隆部１５とマージンライン２３の間に
サーフェスからなる曲面部２４を作成して図５，図８，
図１１に示すようにマージンライン２３に適合する歯冠
形状データ１６Ａを作成し、加工データ作成手段１３に
より加工データを作成し、加工手段３を制御することに
より歯冠補綴物を製作する。この場合、マージン適合曲
面形成手段１２は例えばマージンライン２３と最大豊隆
部１５とを選択してこの間のサーフェス形成を実行する
ものであり、マージン抽出手段１１は例えば支台歯１７
の形状データからマージンに相当する点を選択してこの
点によるワイヤーフレーム形成を実行する。歯冠形状デ
ータベース６に登録する形状データを当該患者の欠損前
の歯牙を計測した形状データにすることにより変形手段
１０による変形量を少なくできる、また、歯冠形状デー
タは図１２に示すように最大豊隆部１５より下方まで延
出形成したものでもよく、この場合は延出端１５Ａとマ
ージンライン２３との間に曲面を形成する。このよう
に、本実施例においては計測データから得られたマージ
ンラインと選択された歯冠形状データとに基づきマージ
ンに適合する歯冠形状データを形成できるため、マージ
ンに適合した歯冠補綴物を容易に製作できる。なお本発
明は上記実施例に限定されるものではなく本発明の要旨
の範囲内において種々の変形実施が可形状データはサー
フェスを説明たがソリッドなどでもよい。また、本発明
でいう支台歯とは、支台形成された支台歯、窩洞形成さ
れた支台歯またはコア形成された支台歯をいう。
【０００７】
【発明の効果】本発明はマージンに適合した歯冠補綴物
を製作可能な方法を提供できる。
を製作可能な方法を提供できる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図２】フローチャート図である。
【図３】歯冠形状データを示す概略説明図である。
【図４】歯冠形状データをを示す概略説明図である。
【図５】歯冠形状データを示す概略説明図である。
【図６】歯冠形状データ作成状態を示す概略説明図であ
る。
る。
【図７】歯冠形状データ作成状態を示す概略説明図であ
る。
る。
【図８】歯冠形状データ作成状態を示す概略説明図であ
る。
る。
【図９】歯冠形状データ作成状態を示す概略説明図であ
る。
る。
【図１０】歯冠形状データ作成状態を示す概略説明図で
ある。
ある。
【図１１】歯冠形状データ作成状態を示す概略説明図で
ある。
ある。
【図１２】歯冠形状データを示す概略説明図である。
２ 計測手段 ３ 加工手段 ６ 歯冠形状データベース ９ 選択手段 １０変形手段 １１ マージン適合曲面形成手段
Claims (1)
- 【請求項１】計測データに基づいてデータベースから所
望の歯冠形状データを選択し、かつ変形し、この歯冠形
状データに基づいて加工データを作成し、この加工デー
タによりＮＣの切削加工、研削加工又は光造形加工を行
って歯冠補綴物を製作する方法において、前記変形され
た歯冠形状データの最大豊隆部又は最大豊隆部より下方
部と前記計測データから得られたマージンラインとの間
の形状データを作成して、マージンラインに適合する歯
冠形状データを作成し、この歯冠形状データから加工デ
ータを作成することを特徴とする歯冠補綴物の製作方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19693195A JPH0910231A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 歯冠補綴物の製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19693195A JPH0910231A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 歯冠補綴物の製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910231A true JPH0910231A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16366048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19693195A Pending JPH0910231A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 歯冠補綴物の製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910231A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0872389A2 (en) | 1997-04-18 | 1998-10-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air bag apparatus for passenger seat |
| DE102017208951A1 (de) | 2016-05-30 | 2017-11-30 | Fujitsu Limited | Zahnachsen-Abschätzungsprogramm, Zahnachsen-Abschätzungsvorrichtung und Verfahren dazu, Zahnprofildaten-Erzeugungsprogramm, Zahnprofildaten-Erzeugungsvorrichtung und Verfahren dazu |
| KR20170135731A (ko) | 2016-05-30 | 2017-12-08 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 치아의 종류 판정 프로그램, 치관 위치 판정 장치 및 그 방법 |
| US10285781B2 (en) | 2015-03-09 | 2019-05-14 | Fujitsu Limited | Method for acquiring tooth crown shape information from data relating to oral cavity shape to automatically construct a database for tooth crown shapes |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP19693195A patent/JPH0910231A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0872389A2 (en) | 1997-04-18 | 1998-10-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Air bag apparatus for passenger seat |
| US10285781B2 (en) | 2015-03-09 | 2019-05-14 | Fujitsu Limited | Method for acquiring tooth crown shape information from data relating to oral cavity shape to automatically construct a database for tooth crown shapes |
| DE102017208951A1 (de) | 2016-05-30 | 2017-11-30 | Fujitsu Limited | Zahnachsen-Abschätzungsprogramm, Zahnachsen-Abschätzungsvorrichtung und Verfahren dazu, Zahnprofildaten-Erzeugungsprogramm, Zahnprofildaten-Erzeugungsvorrichtung und Verfahren dazu |
| KR20170135731A (ko) | 2016-05-30 | 2017-12-08 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 치아의 종류 판정 프로그램, 치관 위치 판정 장치 및 그 방법 |
| US10262417B2 (en) | 2016-05-30 | 2019-04-16 | Fujitsu Limited | Tooth axis estimation program, tooth axis estimation device and method of the same, tooth profile data creation program, tooth profile data creation device and method of the same |
| DE102017208951B4 (de) | 2016-05-30 | 2022-11-17 | Fujitsu Limited | Zahnachsen-Abschätzungsprogramm, Zahnachsen-Abschätzungsvorrichtung und Verfahren dazu, Zahnprofildaten-Erzeugungsprogramm, Zahnprofildaten-Erzeugungsvorrichtung und Verfahren dazu |
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