JPH09100557A - 光ファイバーケーブル摺動支持装置および光ファイバーケーブル送り装置 - Google Patents

光ファイバーケーブル摺動支持装置および光ファイバーケーブル送り装置

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JPH09100557A
JPH09100557A JP7286798A JP28679895A JPH09100557A JP H09100557 A JPH09100557 A JP H09100557A JP 7286798 A JP7286798 A JP 7286798A JP 28679895 A JP28679895 A JP 28679895A JP H09100557 A JPH09100557 A JP H09100557A
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JP
Japan
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optical fiber
fiber cable
base
guides
water pipe
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JP7286798A
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English (en)
Inventor
Takashi Sato
尊伺 佐藤
Masayuki Ibe
雅之 井辺
Toshiharu Mikami
俊春 三上
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Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水が充満されている状態において光ファイバ
ーケーブルを長手方向に送り、水道管の異常発生箇所を
検査すること。 【解決手段】 ハウジング10に固着され、穴部11が
形成されたベース1と、前記ベース1の一端に螺着され
穴部31が形成されたキャップ3と、光ファイバーケー
ブル2の外周部22と前記穴部11との間に介挿され前
記光ファイバーケーブル2をガイドする一対の半割りの
第1のガイド4と、前記外周部22と前記キャップ3の
前記穴部31との間に介挿される一対の半割りの第2の
ガイド5と、前記ベース1と前記外周部22との間に介
挿されたシール部材6と、前記第1および第2のガイド
の間に介挿された水漏れ防止用のパッキン7と、前記光
ファイバーケーブル2を長手方向に送り出すローラ8
と、該ローラ8を回転駆動する駆動装置9とから成る光
ファイバーケーブル摺動支持装置および光ファイバーケ
ーブル送り装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の部分に比べて
外径の大きな先端部を備えた水道管等の中空筒状体の内
部に光ファイバーケーブルを挿入する際の摺動支持を可
能にするとともに、水を充満させた状態で光ファイバー
ケーブルの送りを行えるようにした光ファイバーケーブ
ル摺動支持装置および光ファイバーケーブル送り装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来水道の配管内部を検査するために、
例えば、公知の胃カメラに使用する光ファイバースコー
プと同じ構造で、光ファイバースコープ内では、複数の
光ファイバー(光照射用、カメラ用)と共に数本のワイ
ヤが束ねられ、光ファイバースコープの先端部には広角
レンズが設けられた構造となっており、上記ワイヤを操
作することにより上記先端部の向きを変更することで所
望の箇所の検査が行える光ファイバースコープが使用さ
れることがあった。従来、上記光ファイバースコープを
使用して検査する場合には、水道管上流側の止弁を閉じ
水道管の接続部の接続をはずし、前記水道管内に水が残
っていない状態で前記接続部から光ファイバースコープ
を通し、先端部の向き変更用のワイヤを操作して、水道
管内周面に向けて検査するのが一般的であった。この場
合、前記光ファイバースコープの送りは、もっぱら作業
者が手作業で行い、漏れ箇所や内部の腐食状態を確認し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来においては、
前記水道管内に水が残っていない状態で、もっぱら作業
者が前記光ファイバースコープの送りを手作業で行い、
漏れ箇所を確認するものであり該水道管に水が充満され
ている状態において異常発生箇所を検査することが出来
ないという問題があった。
【0004】また従来において、前述したように光ファ
イバーケーブルの先端部には、束となった光ファイバー
ケーブル、先端部の向きを変更するワイヤ間への水の侵
入を防ぐためにカバーがされている。そのため、先端部
の径は、他の部分に比べて大きくなっている。このよう
な先端部の径が大きな光ファイバーケーブルを水道管内
に挿入し、液密状態で該光ファイバーケーブルを前記水
道管の長手方向に送るための具体的手段を解決しなけれ
ばならないという問題があった。
【0005】そこで本発明者らは、他の部分に比べて外
径の大きな光ファイバーケーブルの先端部より大きな内
径の穴部内に該先端部を挿入した後、該穴部と前記光フ
ァイバーケーブルの外周部との間に一対の半割りの前記
光ファイバーケーブルをガイドする摺動内周面を備えた
一対の半割りのガイドを挿入することにより、該光ファ
イバーケーブルの挿入および摺動支持を可能にするとい
う本発明の第1の技術的思想に着眼とともに、光ファイ
バーケーブルを摺動支持して、該光ファイバーケーブル
を駆動装置により回転駆動されるローラによって、水を
充満させた状態で光ファイバーケーブルの送りを行える
ようにするという本発明の第2の技術的思想に着眼し、
更に研究開発を重ねて、水道管内に光ファイバーケーブ
ルを挿入および摺動支持して、水道管に水が充満されて
いる状態において液密状態で該光ファイバーケーブルを
水道管の長手方向に送り、該水道管の異常発生箇所を検
査することを可能にするという目的を達成する本発明に
到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の光ファイバーケーブル摺動支持装置は、
先端部の径が他の部分に比べて、大径となった光ファイ
バーケーブルを摺動支持する装置において、ハウジング
に固着され、前記光ファイバーケーブルの先端部より大
きな内径の穴部が形成された中空筒状体のベースと、前
記光ファイバーケーブルの先端部以外の摺動する外周部
と前記ベースの前記穴部との間に介挿され前記光ファイ
バーケーブルをガイドする摺動内周面を備えた一対の半
割りの第1のガイドと、前記ベースと前記光ファイバー
ケーブルの摺動する前記外周部との間に介挿されたシー
ル部材とから成るものである。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の光
ファイバーケーブル摺動支持装置は、前記第1発明にお
いて、前記ベースの一端に光ファイバーケーブルの先端
部より大きな内径の穴部が形成された中空筒状体のキャ
ップが螺着され、前記光ファイバーケーブルの前記外周
部と前記キャップの前記穴部との間に、前記光ファイバ
ーケーブルをガイドする摺動内周面を備えた一対の半割
りの第2のガイドと、前記第1および第2のガイドの間
に配置され水漏れを防止するパッキンとが介挿されるも
のである。
【0008】本発明(請求項3に記載の第3発明)の光
ファイバーケーブル送り装置は、前記第2発明におい
て、前記光ファイバーケーブルを長手方向に送り出すロ
ーラと、該ローラを回転駆動する駆動装置とを備えたも
のである。
【0009】(作用)上記構成より成る第1発明の光フ
ァイバーケーブル摺動支持装置は、ハウジングに固着さ
れた中空筒状体の前記ベースに形成された光ファイバー
ケーブルの先端部より大きな内径の穴部内に光ファイバ
ーケーブルの先端部が挿入され、前記光ファイバーケー
ブルの外周部と前記ベースの前記穴部との間に介挿され
た一対の半割りの前記第1のガイドの前記光ファイバー
ケーブルをガイドする摺動内周面に沿って前記光ファイ
バーケーブルが挿入され、前記ベースと前記光ファイバ
ーケーブルの摺動する前記外周部との間に介挿された前
記シール部材が前記ベースと前記光ファイバーケーブル
との間をシールする。
【0010】上記構成より成る第2発明の光ファイバー
ケーブル摺動支持装置は、ハウジングに固着された中空
筒状体の前記ベースおよび前記ベースの一端に螺着され
た中空筒状体のキャップに形成された光ファイバーケー
ブルの先端部より大きな内径の各穴部内に光ファイバー
ケーブルの先端部が挿入され、前記光ファイバーケーブ
ルの外周部と前記ベースの前記穴部との間に介挿された
一対の半割りの前記第1および第2のガイドの前記光フ
ァイバーケーブルをガイドする各摺動内周面に沿って前
記光ファイバーケーブルが挿入され、前記ベースと前記
光ファイバーケーブルの摺動する前記外周部との間に介
挿された前記シール部材および前記第1および第2のガ
イドの間に介挿された前記パッキンが前記ベースと前記
光ファイバーケーブルとの間をシールする。
【0011】上記構成より成る第3発明の光ファイバー
ケーブル送り装置は、前記駆動装置によって回転駆動さ
れた前記ローラが、前記光ファイバーケーブルを長手方
向に送り出すことにより、ハウジングに固着された中空
筒状体の前記ベースおよび前記ベースの一端に螺着され
た中空筒状体のキャップに形成された光ファイバーケー
ブルの先端部より大きな内径の各穴部内に光ファイバー
ケーブルの先端部が挿入され、前記光ファイバーケーブ
ルの外周部と前記ベースの前記穴部との間に介挿された
一対の半割りの前記第1および第2のガイドの前記光フ
ァイバーケーブルをガイドする各摺動内周面に沿って前
記光ファイバーケーブルが自動的に挿入される。
【0012】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の光ファイバ
ーケーブル摺動支持装置は、前記光ファイバーケーブル
の先端部が挿入された後、一対の半割りの前記第1のガ
イドの前記光ファイバーケーブルをガイドする摺動内周
面に沿って前記光ファイバーケーブルが挿入され、前記
シール部材が前記ベースと前記光ファイバーケーブルと
の間をシールされるので、水道管に水が充満されている
状態において液密状態で該光ファイバーケーブルが水道
管の長手方向に挿入でき、水が充満されている該水道管
の液密状態における検査を可能にするとともに、該水道
管の異常の検査を可能にするという効果を奏する。
【0013】上記作用を奏する第2発明の光ファイバー
ケーブル摺動支持装置は、前記光ファイバーケーブルの
先端部が挿入された後、一対の半割りの前記第1および
第2のガイドの前記光ファイバーケーブルをガイドする
摺動内周面に沿って前記光ファイバーケーブルが挿入さ
れ、前記シール部材および前記パッキンが前記ベースと
前記光ファイバーケーブルとの間をシールされるので、
水道管に水が充満されている状態において液密状態で該
光ファイバーケーブルが水道管の長手方向に挿入でき、
水が充満されている水道管の一層液密状態における検査
を可能にするとともに、前記水道管の異常の検査を可能
にするという効果を奏する。
【0014】上記作用を奏する第3発明の光ファイバー
ケーブル送り装置は、前記駆動装置によって回転駆動さ
れた前記該ローラが、前記光ファイバーケーブルを長手
方向に送り出すことにより、一対の半割りの前記第1お
よび第2のガイドの前記光ファイバーケーブルをガイド
する各摺動内周面に沿って前記光ファイバーケーブルが
自動的に水道管の長手方向に送られ、水が充満されてい
る水道管内を検査して、その異常発生箇所を把握するこ
とを可能にするという効果を奏する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を用いて説明する。
【0016】(第1実施形態)第1実施形態の光ファイ
バーケーブル摺動支持装置および光ファイバーケーブル
送り装置は、図1ないし図5に示すようにハウジング1
0に固着され、光ファイバーケーブル2が介挿される穴
部11が形成されたベース1と、前記ベース1の一端に
螺着され穴部31が形成されたキャップ3と、前記光フ
ァイバーケーブル2の外周部22と前記ベース1の前記
穴部11との間に介挿され前記光ファイバーケーブル2
をガイドする一対の半割りの第1のガイド4と、前記光
ファイバーケーブル2の前記外周部22と前記キャップ
3の前記穴部31との間に、前記光ファイバーケーブル
2をガイドする一対の半割りの第2のガイド5と、前記
ベース1と前記外周部22との間に介挿されたシール部
材6と、前記第1および第2のガイド4、5の間に介挿
された水漏れ防止用のパッキン7と、前記光ファイバー
ケーブル2を長手方向に送り出すローラ8と、該ローラ
8を回転駆動する駆動装置9とから成るものである。
【0017】前記ベース1は、図1に示すように一端に
前記ハウジング10に固着されるフランジ12を備える
とともに他端に小径部13を備え、光ファイバーケーブ
ル2の先端部21の外径より大きな内径の穴部11が形
成された中空筒状体になっている。
【0018】また、前記ベース1には、図1に示すよう
に前記フランジ12より右方に螺子溝が形成された突出
部13が形成されるとともに、図中左端内周壁に前記シ
ール部材6用の大径部14が形成され、外周部の長手方
向中央部の円周方向に溝部15が形成され、前記ハウジ
ング10との間にシール用のOリング16が介挿され
る。
【0019】一対の半割りの前記第1のガイド4のそれ
ぞれは、図1に示すように前記光ファイバーケーブル2
をガイドする摺動内周面41を備えた半割りの弓形形状
に形成され、対向配置するとリング状の断面形状を成
し、前記光ファイバーケーブル2の前記先端部21以外
の摺動する外周部22と前記ベース1の前記穴部11と
の間に介挿される。
【0020】前記キャップ3は、図1に示すように一端
に底部がコの字状の断面形状に形成された中空筒状体に
よって構成され、前記ベース1の一端の突出部13に螺
着される他端の大径の内周壁に螺溝が形成されるととも
に、前記光ファイバーケーブル2の前記先端部21より
大きな内径の穴部31が形成されている。
【0021】一対の半割りの前記第2のガイド5のうち
の1つは、図1に示すように前記光ファイバーケーブル
2をガイドする摺動内周面51を備えた半割りの弓形形
状に形成され、対向配置するとリング状の断面形状を成
し、前記光ファイバーケーブル2の前記外周部22と前
記キャップ3の前記穴部31との間に介挿される。
【0022】前記シール部材6は、図1に示すように前
記ベース1の図中左端内周壁に形成された前記シール部
材6用の前記大径部14に介挿されたフェルトキャップ
60内に配設され前記光ファイバーケーブル2の前記外
周部22に液密に摺動する摺動内周面を備えた中空円筒
状のフェルト61によって構成され、該フェルト61お
よびフェルトキャップ60は、前記ベース1の図中左端
外周壁に装着されたコの字状の断面の止めキャップ63
によって係止されている。
【0023】水漏れ防止用の前記パッキン7は、図1に
示すように前記第1および第2のガイド4、5の間に介
挿されたOリングによって構成されている。
【0024】また前記送り出しローラ8は、図2および
図3に示すように前記光ファイバーケーブル2の外周部
に当接するV溝82が外周面に形成され間隔をおいて前
記光ファイバーケーブル2を長手方向に列設された弾性
変形可能な複数のローラ81によって構成され、回転駆
動される前記ローラ81のV溝82との当接によって、
前記光ファイバーケーブル2を長手方向に送り出す構成
より成るものである。
【0025】前記駆動装置9は、図2および図3に示す
ようにウオーム92を回転駆動するサーボモータ91
と、該ウオーム92に噛合するピニオン93によって回
転駆動され間隔をおいて列設された第1の歯車列94
と、該第1の歯車列94の隣り合う歯車の間に両者に噛
合して配設された第2の歯車列95と、該第2の歯車列
95に対向して配設され噛合するとともに前記各ローラ
81と同軸一体的に配設された第3の歯車列98とから
成り、該第3の歯車列98と一体的に各ローラ81が回
転駆動される。
【0026】前記サーボモータ91は、図2に示すよう
にスイッチ961、速度制御用ダイヤル962、水道管
への送り方向切換スイッチ963が配設された制御装置
96からの指令に基づき、モータ駆動装置97よって駆
動される構成より成る。
【0027】上記構成より成る第1実施形態の光ファイ
バーケーブル摺動支持装置および光ファイバーケーブル
送り装置の作用について、以下述べる。水道管100の
検査に先立ち、光ファイバーケーブル2を次のようにし
て駆動装置9、ベース1に取り付ける。前記駆動装置9
における前記制御装置96からの指令に基づき、前記モ
ータ駆動装置97によって駆動される前記サーボモータ
91によって前記ウオーム92が回転駆動される。
【0028】前記サーボモータ91によって回転駆動さ
れる前記ウオーム92に噛合する前記ピニオン93によ
って間隔をおいて列設された前記第1の歯車列94およ
び前記第2の歯車列95が回転駆動され、該第2の歯車
列95に噛合する前記第3の歯車列96と一体的に形成
された前記各ローラ81が回転駆動される。
【0029】前記第3の歯車列98によって前記各ロー
ラ81が回転駆動されるので、前記光ファイバーケーブ
ル2を長手方向に送り出すことにより、図4および図5
に示すように前記ハウジング10に固着された前記ベー
ス1および前記ベース1の一端に螺着された前記キャッ
プ3に形成された前記光ファイバーケーブル2の前記先
端部21より大きな内径の各穴部11、31内に該光フ
ァイバーケーブル2の前記先端部21が挿入される。な
お、光ファイバーケーブル2の先端部21を各ローラ8
1に挿入する際には、各ローラ81が弾性変形するた
め、光ファイバーケーブル2の径に関係なく長手方向に
送ることができる。
【0030】前記光ファイバーケーブル2の前記先端部
21が挿入された後、図5に示すように前記光ファイバ
ーケーブル2の前記先端部21以外の径の小さな前記外
周部22と、前記ベース1の前記穴部41との間に弓形
形状の一対の前記第1および第2のガイド4および5、
前記パッキン7が介挿され、前記キャップ3が前記ベー
ス1の一端に装着される。前記駆動装置9のハウジング
10に図1および図2に示すように配管105を固着
し、他方のフランジ104に止弁102の一方のフラン
ジ106を固着する。なお、この配管105は、ハウジ
ング10に直接止弁102を取り付けた時キャップ3と
止弁102の図略の弁と干渉するので取り付けてある。
【0031】次に、水道管100の内部を検査する場合
には、検査する水道管100の上流側に設けられた図略
の止弁を閉じた状態で、止弁102のフランジ107に
検査する水道管100のフランジ101を固着する。そ
して、検査する水道管100の上流側の図略の止弁を開
き、次に止弁102を徐々に開き、水圧が急に光ファイ
バーケーブル2に加わらないように徐々に全開にして光
ファイバーケーブル2が通過できるようにする。図2お
よび図3に示すように前記各ローラ81の回転駆動によ
り前記光ファイバーケーブル2を長手方向に送り出すこ
とにより、前記光ファイバーケーブル2をガイドする前
記第1および第2のガイド4および5の各摺動内周面4
1、51に沿って、前記光ファイバーケーブル2が前記
水道管100内長手方向(図2において右方向)に任意
の速度で自動的に挿入され、該水道管100内の異常箇
所が検査される。
【0032】前記ベース1と前記光ファイバーケーブル
2の摺動する前記外周部22との間に介挿された前記シ
ール部材6および前記第1および第2のガイド4、5の
間に介挿された前記パッキン7が、前記ベース1と前記
光ファイバーケーブル2との間をシールするので、上述
のように前記水道管100内に水が充満されている状態
での検査を可能にするものである。
【0033】上記作用を奏する第1実施形態の光ファイ
バーケーブル摺動支持装置は、一対の半割りの前記第1
および第2のガイド4および5の前記光ファイバーケー
ブル2をガイドする摺動内周面41、51に沿って前記
光ファイバーケーブル2が挿入され、前記シール部材6
および前記パッキン7によって前記ベース1と前記光フ
ァイバーケーブル2との間がシールされるので、前記水
道管100に水が充満されている状態において液密状態
で該光ファイバーケーブル2を該水道管100の長手方
向に挿入され、水が充満されている水道管100の一層
液密状態における検査を可能にするとともに、前記水道
管100の異常の検査を可能にするという効果を奏す
る。
【0034】また第1実施形態の光ファイバーケーブル
送り装置は、前記駆動装置9によって回転駆動された前
記該ローラ81が、前記光ファイバーケーブル2を長手
方向に送り出すことにより、一対の半割りの前記第1お
よび第2のガイド4、5の前記光ファイバーケーブルを
ガイドする各摺動内周面41、51に沿って前記光ファ
イバーケーブル2が自動的に前記水道管100の長手方
向に送られ、水が充満されている該水道管100内を検
査して、その異常箇所の自動検査を可能にするととも
に、初期的異常箇所を発見して、異常発生箇所を把握し
て、必要な対策を施すことを可能にするという効果を奏
する。
【0035】さらに第1実施形態装置は、前記シール部
材6は、図1に示すように前記フェルト61が前記フェ
ルトキャップ60および前記止めキャップ63によって
係止されているので、確実なシールを可能にするととも
に、シールの点検およびフェルトの交換が容易であると
いう効果を奏する。
【0036】また第1実施形態装置は、水漏れ防止用の
前記パッキン7が、図1に示すように前記第1および第
2のガイド4、5の間に介挿されたOリングによって構
成され、前記キャップ3によって第2のガイド5を介し
て係止されるものであるため、確実なシールを可能にす
るとともに、パッキン7の点検およびフェルトの交換が
容易であるという効果を奏する。なお、この第1実施形
態において、駆動装置9に配管105と止弁102を取
り付けているが、駆動装置9を水道管100に直接取り
付けても良い。
【0037】(第2実施形態)第2実施形態の光ファイ
バーケーブル摺動支持装置および光ファイバーケーブル
送り装置は、第1実施形態における前記光ファイバーケ
ーブル2の外周部22と前記ベース1および前記キャッ
プの前記穴部11、31との間に介挿され前記光ファイ
バーケーブル2をガイドする一対の半割りの第1および
第2のガイド4および5を、図6および図7に示すよう
にリング状の断面の一部に伸縮部42、52を形成した
点がであり、以下相違点を中心に説明する。
【0038】前記第1および第2のガイド4および5の
前記伸縮部42、52が、図6に示すように延びた状態
(内径が大きい状態)において、前記ベース1の前記穴
部11内に介挿された前記光ファイバーケーブル2の先
端部21が挿入された後、該第1および第2のガイド4
および5が、図7に示すように前記伸縮部42および5
2が縮んだ状態で前記ベース1の前記穴部11内および
前記キャップ3の前記穴部31内に夫々介挿される。
【0039】上記構成の第2実施形態の光ファイバーケ
ーブル摺動支持装置および光ファイバーケーブル送り装
置は、前記光ファイバーケーブル2の前記先端部21が
挿入された後、伸縮自在の前記第1および第2のガイド
4、5の前記光ファイバーケーブルをガイドする摺動内
周面41、51に沿って前記光ファイバーケーブル2が
挿入され、前記シール部材6および前記パッキン7によ
って前記ベース1と前記光ファイバーケーブル2との間
がシールされるので、前記水道管100に水が充満され
ている状態において液密状態で該光ファイバーケーブル
2を前記水道管100の長手方向(図2において右方
向)に挿入され、水が充満されている前記水道管100
の一層液密状態における検査を可能にするとともに、前
記水道管100の異常の検査を可能にするという効果を
奏する。
【0040】また第2実施形態装置は、前記駆動装置9
によって回転駆動された前記該ローラ81が、前記光フ
ァイバーケーブル2を長手方向に送り出すことにより、
伸縮自在の前記第1および第2のガイド4、5の前記光
ファイバーケーブルをガイドする各摺動内周面41、5
1に沿って前記光ファイバーケーブルが自動的に任意の
速度で水道管の長手方向に送られ、水が充満されている
前記水道管100内を検査して、その異常発生箇所を未
然に把握することを可能にするという効果を奏する。
【0041】さらに第2実施形態装置は、前記第1実施
形態の2部材の一対の半割りのガイド4、5の代わりに
伸縮部42、52を備えた1部材のガイド4、5に変更
したので、部品数が少なく、コストが低いとともに、取
扱が容易であるという効果を奏する。
【0042】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態装置の要部を示す断面図
である。
【図2】本第1実施形態装置の全体を示す側面図であ
る。
【図3】本第1実施形態の送り装置を示す側面図であ
る。
【図4】本第1実施形態において、光ファイバーケーブ
ルの先端部をベースに挿入された状態を示す断面図であ
る。
【図5】本第1実施形態において、ベース内にガイドが
挿入されキャップが装着される状態を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施形態におけるガイドの伸縮部
が延びた状態を示す部分断面図である。
【図7】本第2実施形態におけるガイドの伸縮部が縮ん
だ状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 光ファイバーケーブル 3 キャップ 4 第1のガイド 5 第2のガイド 6 シール部材 7 パッキン 8 ローラ 10 ハウジング 11、31 穴部 22 外周部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部の径が他の部分に比べて、大径と
    なった光ファイバーケーブルを摺動支持する装置におい
    て、 ハウジングに固着され、前記光ファイバーケーブルの先
    端部より大きな内径の穴部が形成された中空筒状体のベ
    ースと、 前記光ファイバーケーブルの先端部以外の摺動する外周
    部と前記ベースの前記穴部との間に介挿され前記光ファ
    イバーケーブルをガイドする摺動内周面を備えた一対の
    半割りの第1のガイドと、 前記ベースと前記光ファイバーケーブルの摺動する前記
    外周部との間に介挿されたシール部材とから成ることを
    特徴とする光ファイバーケーブル摺動支持装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ベースの一端に光ファイバーケーブルの先端部より
    大きな内径の穴部が形成された中空筒状体のキャップが
    螺着され、前記光ファイバーケーブルの前記外周部と前
    記キャップの前記穴部との間に、前記光ファイバーケー
    ブルをガイドする摺動内周面を備えた一対の半割りの第
    2のガイドと、前記第1および第2のガイドの間に配置
    され水漏れを防止するパッキンとが介挿されることを特
    徴とする光ファイバーケーブル摺動支持装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記光ファイバーケーブルを長手方向に送り出すローラ
    と、 該ローラを回転駆動する駆動装置とを備えたことを特徴
    とする光ファイバーケーブル送り装置。
JP7286798A 1995-10-07 1995-10-07 光ファイバーケーブル摺動支持装置および光ファイバーケーブル送り装置 Pending JPH09100557A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103968257A (zh) * 2014-05-26 2014-08-06 青岛厚科化学有限公司 一种基于网格化光纤传感器的管道监测***及其方法
JP2016024114A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 積水化学工業株式会社 管路内への診断装置挿入器具
CN112670899A (zh) * 2020-12-04 2021-04-16 国网河南省电力公司平顶山供电公司 一种电力电缆高空架设装置

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