JPH09100374A - ポリプロピレンブレンド - Google Patents
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- JPH09100374A JPH09100374A JP8168254A JP16825496A JPH09100374A JP H09100374 A JPH09100374 A JP H09100374A JP 8168254 A JP8168254 A JP 8168254A JP 16825496 A JP16825496 A JP 16825496A JP H09100374 A JPH09100374 A JP H09100374A
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Abstract
ピレンのポリマーブレンドを得る。 【解決手段】 イソタクチックポリプロピレン及びシン
ジオタクチックポリプロピレンのポリマーブレンドはフ
ィルム用途における加工性を高める。最高4重量%の量
のシンジオタクチックポリプロピレンは分子量分布を向
上させる。最高13.9重量%の量のシンジオタクチッ
クポリプロピレンでは2軸延伸フィルムの透明度又は曇
り度が改良される。約2.34重量%〜約13.9重量
%のシンジオタクチックポリプロピレンの範囲内では、
メルトフローがシンジオタクチックホモポリマー又はイ
ソタクチックホモポリマーのいずれのものよりも高い。
約2重量%〜約13.9重量%のシンジオタクチックポ
リプロピレンの範囲内では、キシレン可溶物の量がシン
ジオタクチックホモポリマー又はイソタクチックホモポ
リマーのいずれのものよりも高い。適した触媒が選択さ
れると、所望の混合物の反応器ブレンドを生産すること
ができる。
Description
微細構造を有するポリプロピレン類の反応器ブレンド、
すなわちイソタクチックポリプロピレン及びシンジオタ
クチックポリプロピレンの反応器ブレンド、ならびに向
上した分子量分布、改良された透明度、より高いメルト
フロー及びより高いキシレン可溶物を有するそのような
ブレンドを製造するための方法に関する。
ばメタロセン化合物に基づく触媒を組み合わせて分子量
分布などの性質に影響を与えることができることは既知
である。米国特許第4,530,914号は、α−オレ
フィン類、主にエチレンの重合において2種又はそれ以
上のメタロセン類を含む触媒系を用い、広い分子量分布
を得ることを開示している。メタロセン類それぞれは異
なる成長及び停止速度定数を有する。メタロセン類はア
ルモキサンと混合され、触媒系を形成している。
れている通り、Ziegler重合触媒を用いてイソタ
クチック及びシンジオタクチックポリプロピレンのブレ
ンドを生成できることは既知である。米国特許第3,2
68,627号に開示されている通り、約50〜97重
量%のイソタクチックポリプロピレン及び約3〜50重
量%のシンジオタクチックポリプロピレンの混合物を最
高約20重量%のアタクチックポリプロピレンと共に生
成することができる。
器において2種又はそれ以上の重合可能な材料を重合さ
せることにより、ポリマーブレンドを生産することも既
知である。米国特許第4,937,299号に開示され
ている通り、重合物が第1の反応器で生産され、次いで
第1の重合物が第2の反応器に通過し、そこで第2の重
合物が生産され、それにより第1及び第2の重合物のブ
レンドを得る。
キサンを含む均質触媒系の使用により、単一反応器にお
いてポリオレフィン類の反応器ブレンドを生産すること
も既知である。米国特許第4,937,299号に開示
されている通り、2種のメタロセン類は、単一反応器に
おいてエチレン及びプロピレンを重合させてエチレン−
プロピレンコポリマーを生成することができる。
オタクチックポリプロピレンの両ホモポリマーより改良
された性質を有するイソタクチックポリプロピレン及び
シンジオタクチックポリプロピレンのポリマーブレンド
を製造するための方法の提供は有利である。さらに単一
反応器で生産することができるポリマーブレンドの提供
は有利である。
ピレン及びシンジオタクチックポリプロピレンの反応器
ブレンドを提供する。
てイソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチッ
クポリプロピレンのポリマーブレンドを提供することで
ある。
を与えるために最高4重量%のシンジオタクチックポリ
プロピレンを有するポリマーブレンドを提供することで
ある。
の透明度又は曇り度を改良するために最高2.34重量
%のシンジオタクチックポリプロピレンを有するポリマ
ーブレンドを提供することである。
〜約13.9重量%のシンジオタクチックポリプロピレ
ンを有し、メルトフローがシンジオタクチックホモポリ
マー又はイソタクチックホモポリマーのいずれのメルト
フローより高いポリマーブレンドの提供である。
13.9重量%のシンジオタクチックポリプロピレン、
及びシンジオタクチックホモポリマー又はイソタクチッ
クホモポリマーのいずれの量より高いキシレン可溶物を
有するポリマーブレンドの提供である。
の均質触媒及び少なくとも1種の不均質触媒を好ましく
は単一反応器において用いることにより達成される。
重合し、非晶質(アタクチック)又は結晶形態でポリオ
レフィン類を生成することができる。結晶形態の例はイ
ソタクチック及びシンジオタクチックである。
の立体配置を有する繰り返し単位及び鎖における少数の
みの誤りの短い反転を含む。イソタクチックポリプロピ
レンは
基がポリマーの主鎖を通る仮定的面の同じ側上で、連続
的モノマー単位の第3炭素原子に結合しており、すなわ
ちメチル基はすべて面の上又は下にある。
介する方法である。イソタクチックペンタド(pent
ad)に関するBoveyのNMR命名法は...mm
mm...であり、各「m」は「メソ」ディヤード(d
yad)又は面における同じ側上の連続的メチル基を示
す。当該技術分野において既知の通り、鎖の構造におけ
るいずれの変動又は反転もポリマーのイソタクチック度
及び結晶性を低下させる。
に互い違いの立体異性体の単位を含み、構造:
の第3炭素原子に結合しているメチル基は、ポリマーの
面の互い違いの側上にある。
は....rrrr....として記載され、ここで各
「r」は「ラセミ」ディヤード、すなわち面の互い違い
の側上の連続的メチル基を示す。鎖におけるrディヤー
ドのパーセンテージはポリマーのシンジオタクチック度
を決定する。シンジオタクチックポリマー類は結晶性で
あり、イソタクチックポリマー類と同様にキシレンに不
溶性である。この結晶性は、キシレンに可溶性のアタク
チックポリマーからシンジオタクチック及びイソタクチ
ックポリマー類の両方を区別している。
示さないポリマー鎖はアタクチックポリマーである。商
業的用途の場合、あるパーセンテージのアタクチックポ
リマーが典型的に結晶性形態と共に生産される。アタク
チックポリマーの量の1つの指標は、熱キシレンに可溶
性のポリマーの量である(キシレン可溶物)。
た別々の重合が可能であるプロピレンの重合のための多
−触媒系がある。好ましくは多−触媒系はオレフィン
類、より好ましくはα−オレフィン類、最も好ましくは
プロピレンの重合において有用である。この触媒系は1
991年10月11日出願の米国特許出願番号776,
498に開示されており、その記載事項は引用すること
により本明細書の内容となる。
メタロセン触媒の成分及び少なくとも1種の従来の担持
Ziegler−Natta触媒の成分を混合すること
により得られる。一般にメタロセン触媒の成分はメタロ
セン化合物及びイオン化剤である。一般に従来の担持Z
iegler−Natta触媒の成分は、場合により電
子供与体を伴うことができるアルミニウムアルキル及び
遷移金属化合物である。
ためのいずれの従来の不均質Ziegler−Natt
a遷移金属化合物触媒成分も本発明で用いることができ
る。化合物は一般式MR+ xのものが好ましく、ここでM
は金属であり、R+はハロゲン又はヒドロカルボキシル
であり、xは金属の原子価である。好ましくはMは第I
VB、VB又はVIB族金属、より好ましくは第IVB
族、最も好ましくはチタンである。好ましくはR+は塩
素、臭素、アルコキシ又はフェノキシ、より好ましくは
塩素又はエトキシ、最も好ましくは塩素である。遷移金
属化合物触媒成分の代表的例はTiCl4、TiBr4、
Ti(OC2H5)3Cl、Ti(OC2H5)Cl3、Ti
(OC4H9)3Cl、Ti(OC3H7)2Cl2、Ti
(OC6H13)2Cl2、Ti(OC2H5)2Br2及びT
i(OC12H25)Cl3である。遷移金属化合物の混合
物を用いることができる。少なくとも1種の遷移金属化
合物が存在すれば、遷移金属化合物の数に関する制限は
ない。
成分のいずれとも化学的に非反応性である不活性固体上
に担持されている。担体は好ましくはマグネシウム化合
物である。触媒成分のための担体の供給源を与えるため
に用いられるマグネシウム化合物の例はハロゲン化マグ
ネシウム類、ジアルコキシマグネシウム類、アルコキシ
マグネシウムハライド類、オキシハロゲン化マグネシウ
ム類、ジアルキルマグネシウム類、酸化マグネシウム、
水酸化マグネシウム及びマグネシウムのカルボン酸塩類
である。
を有し、ここでR#は炭素数が1〜8のアルキルであ
り、R#は同一又は異なることができる。アルミニウム
アルキル類の例はトリメチルアルミニウム(TMA)、
トリエチルアルミニウム(TEAl)及びトリイソブチ
ルアルミニウム(TiBAl)である。好ましいアルミ
ニウムアルキルはTEAlである。
Natta触媒の場合に有効な電子供与体のいずれかで
ある。典型的に、電子供与体は有機シリコン化合物であ
る。電子供与体の例はシクロヘキシルメチルジメトキシ
シラン(CMDS)、ジフェニルジメトキシシラン(D
PMS)及びイソブチルトリメトキシシラン(IBM
S)である。電子供与体の他の例は米国特許第4,21
8,339号、第4,395,360号、第4,32
8,122号、第4,473,660号、第4,56
2,173号及び第4,547,552号に開示されて
おり、それらの記載事項は引用することにより本明細書
の内容となる。
物、すなわちシクロペンタジエンの金属誘導体から生成
される。本発明において有用なメタロセン化合物は2つ
のシクロペンタジエン環を含み、一般式: R”(C5H4)(C4H4-mR’mC5C4H4-nR’n)M
eQp [式中、(C5H4)はシクロペンタジエニル環であり、
(C4H4-mR’mC5C4H4-nR’n)は置換シクロペン
タジエニル環、好ましくはフルオレニル環又は置換フル
オレニル環であり、置換基は好ましくはアルキル、アル
コキシ、ジアルキルアミノ、ハロゲン、シクロアルキル
もしくはアリールであり;R’はヒドロカルビル基、ハ
ロゲン、炭素数が1〜20のアルコキシ、アルコキシア
ルキルもしくはアルキルアミノ基であり、各R’は同一
又は異なることができ;R”は立体的剛性を与えるため
の(C5H4)及び(C4H4-mR’mC5C4H4-nR’n)
環の間の構造的架橋であり、好ましくは炭素数が1〜4
のアルキレン基又は原子数が7〜20のアリールアルキ
ルもしくはジアリールアルキル基、シリコンヒドロカル
ビル化合物、ゲルマニウムヒドロカルビル化合物、アル
キルホスフィン又はアルキルアミンであり;Qは炭化水
素基、例えば炭素数が1〜20のアルキル、アリール、
アルケニル、アルキルアリール又はアリールアルキル基
であるか、あるいはハロゲンであり;Meは元素の周期
表に位置する第IIIB、IVB、VB又はVIB族金
属であり;0≦m≦4であり;0≦n≦4であり;pは
Meの原子価マイナス2である]のものである。
(C4H4-mR’mC5C4H4-nR’n)は左右対称又は擬
−左右対称を有していなければならない。左右対称は、
片側に置換基がないか、又は1つもしくはそれ以上の置
換基があり、同じ相対的位置において他の側に置換基が
ないか、又は1つもしくはそれ以上の置換基があり、相
互の側に鏡像が形成されるような状態として定義され
る。擬左右対称は、置換基の存在及び位置に関して相互
の側に鏡像が存在するが、置換基自身が同一ではない対
称として定義される。
性又はシンジオ特異性である。そのような触媒は米国特
許第4,895,851号;第5,162,278号;
第5,155,080号;第5,132,381号、及
びヨーロッパ特許出願公開番号0 387 609;0
387 690;0 387 691;及びPCT国
際出願公開番号WO 92/1218に開示されてお
り、そのすべての記載事項は引用することにより本明細
書の内容となる。
アルキル、他のルイス酸又はそれらの組み合わせであ
り、それらは中性のメタロセン化合物をイオン化してカ
チオン性メタロセン触媒を生成する。本発明において有
用なイオン化剤の例はメチルアルモキサン(MAO)で
ある。
単一の重合反応器で一緒に生産される、異なる物理的性
質を有する2種類の微細構造のポリプロピレンの混合物
である。1つの反応器において定常条件下でそのような
ポリマーブレンドを生産する場合に用いられる触媒は、
2種又はそれ以上の別々の触媒を含み、1つが主に1つ
の微細構造のポリプロピレンの生成を触媒し、他が主に
他の微細構造のポリプロピレンの生成を触媒するであろ
う。
ロピレン及びシンジオタクチックポリプロピレンのブレ
ンドである。シンジオタクチックポリプロピレンの量を
変化させると分子量分布、2軸延伸フィルムの透明度又
は曇り度、メルトフロー及びキシレン可溶物に影響を与
える。
実施例を本発明の特定の実施態様として、及び本発明の
実行及び利点を示すために与える。実施例は例示のため
に与え、明細書又は続く特許請求の範囲をいかようにも
制限するものではない。
の乾燥シリカのスラリを、MAO/シリカの重量比を約
0.2〜1.0に保ちながら、トルエンに溶解されたメ
チルアルモキサン(MAO)で処理する。混合物を還流
下で4時間加熱し、液体をデカンテーションする。固体
をトルエンで数回洗浄し、乾燥する。窒素下で、トルエ
ンに溶解されたメタロセンを、トルエン中のMAO処理
シリカのスラリに加える(MAO処理シリカに基づいて
2〜10重量%のメタロセン)。反応が完了したら、固
体を単離し、ヘキサンでさらに洗浄し、乾燥する。シン
ジオ特異的メタロセンが用いられると、紫色の固体が得
られる。固体を不活性雰囲気下で、及び光から遠ざけて
保存する。メタロセン対MAO−処理シリカの比率は2
〜10重量%の範囲に保つ。
比)中の7.7ミリモルのトリエチルアルミニウム(T
EAl)及びトリイソブチルアルミニウム(TIBA
l)の5:1モル混合物を0.05ミリモルのシクロヘ
キシルメチルジメトキシシラン(CMDS)と共にステ
ンレススチールのボンベに入れ、振ることにより混合し
た。30mgの従来の担持Ziegler−Natta
触媒成分の鉱油スラリを移送ボンベ中に導入し、続いて
上記の通りに調製されたMAO−処理シリカ上に担持さ
れた33mgのジフェニルメチル(フルオレニル)(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリドの鉱油ス
ラリを導入した。移送ボンベの内容物を混合し、750
gのプロピレンと共に750gのプロピレン及び32ミ
リモルの水素を含む2リットルのジッパークレーブ反応
器中に装填した。反応器混合物を室温で7分間撹拌し、
温度を60℃に上げた。重合を60℃において1時間続
けた。この時間の最後に、反応器から未反応モノマーを
急速に排気することにより重合を停止させた。ポリマー
分析を表1に示す。
(Mw)対数平均分子量(Mn)の比率である:MWD=
Mw/Mn。この比率は多分散性としても既知である。
を溶解し、溶液を0℃に冷却し、イソタクチック形態を
析出させることにより測定する。キシレン可溶物は冷キ
シレンに可溶性であったポリマーの重量%である。
した。
BAI/TEAl混合物及び0.065ミリモルのCM
DSを用いた以外は、実施例1の方法を繰り返した。ポ
リマー分析を表Iに示す。
TIBAI/TEAl混合物及び0.086ミリモルの
CMDSを用いた以外は、実施例1の方法を繰り返し
た。ポリマー分析を表Iに示す。
TIBAI/TEAl混合物及び0.125ミリモルの
CMDSを用いた以外は、実施例1の方法を繰り返し
た。ポリマー分析を表Iに示す。
のみが存在する以外は実施例1の方法を繰り返した。ポ
リマー分析を表Iに示す。
以外は実施例1の方法を繰り返した。ポリマー分析を表
Iに示す。
タクチックポリマーの種々の比率における溶液ブレンド
を作り、溶媒を除去した。得られる固体をC−13 N
MRによりタクチック性に関して分析した。種々のブレ
ンドに関するペンタド値を用いてキャリブレーション曲
線を構築した。実施例1〜4から得られる反応器ブレン
ドの組成を、それらの含有ペンタドをキャリブレーショ
ンされたグラフと比較することにより決定した。
マーブレンドを提供する。表Iに示される通り、約4.
0重量%未満のシンジオタクチックポリマーを有する、
すなわち最高約0.48:1の範囲のTi:Zrモル比
の場合のポリマーブレンドの分子量分布は約8.2〜約
9.6である。シンジオタクチックポリプロピレンのみ
の分子量分布は2.4であり、イソタクチックポリプロ
ピレンのみの分子量分布は8.4である。シンジオタク
チックポリプロピレン及びイソタクチックポリプロピレ
ンのポリマーブレンドは、シンジオタクチックホモポリ
マー又はイソタクチックホモポリマーのいずれよりも大
きい分子量分布を有する。多分散性の測定は、ポリマー
を生産した触媒及び用いられる装置に依存して変化し得
ることに注意しなければならない。8.2という分子量
分布は+/−1の推定偏差を有し、9.6という分子量
分布は1.5の推定偏差を有するであろう。しかしこれ
らの測定は同じ機械において、同じ方法を用いて、同時
に、又はほとんど同時に行われたので、それらは互いに
相対的な値の比較を示している。
マーブレンドを提供する。表Iに示される通り、約2重
量%〜約13.9重量%のシンジオタクチックポリプロ
ピレンの範囲内の、すなわち最高約0.21:1の範囲
のTi:Zrモル比の場合のポリマーブレンドのキシレ
ン可溶物は3.6重量%〜5.4重量%の範囲である。
シンジオタクチックポリプロピレンのみのパーセントキ
シレン可溶物は3.2%であり、イソタクチックポリプ
ロピレンのみのパーセントキシレン可溶物は2.4%で
ある。シンジオタクチックポリプロピレン及びイソタク
チックポリプロピレンのポリマーブレンドは、シンジオ
タクチックホモポリマー又はイソタクチックホモポリマ
ーのいずれのものよりも高いキシレン可溶物の量を有す
る。
ーブレンドを提供する。表Iに示される通り、約2.3
4重量%〜約13.9重量%のシンジオタクチックポリ
プロピレンの範囲内の、すなわち0.8:1〜0.2
1:1の範囲のTi:Zrモル比のポリマーブレンドの
メルトフローインデックスは、約3.5g/10分〜約
4.7g/10分である。シンジオタクチックポリプロ
ピレンのみのメルトフローインデックスは3.5g/1
0分であり、イソタクチックポリプロピレンのみのメル
トフローインデックスは2.1g/10分である。シン
ジオタクチックポリプロピレン及びイソタクチックポリ
プロピレンのポリマーブレンドは、シンジオタクチック
ホモポリマー又はイソタクチックホモポリマーのいずれ
のものよりも高いメルトフローを有する。
製した。ポリマーブレンドは0.1重量%のステアリン
酸カルシウム、0.05重量%の1,3,5−トリス
(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジ
メチルベンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,
6−(1H,3H,5H)−トリオン(America
n Cyanamid Companyの商品名−Cy
anox1790)及び0.05重量%のビス(2,4
−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホ
スファイト(G.E.Specialty Chemi
calsの商品名−Ultranox 626)を用い
て安定化した。混合物を可塑化し、押出機で圧縮した。
次いで熔融物を平押出ダイを通して押出し、冷却シリン
ダーと接触させた。そのようにして生産されるポリマー
シートを2軸的に、すなわち押出の方向に対して縦及び
横に、ポリマーブレンドの融点より低い温度で延伸す
る。縦方向の延伸比は少なくとも4:1であり、縦及び
横の延伸比の積は少なくとも16:1である。
より製造されるXL211 HazegardR系を用
い、試料の曇りによる光散乱の故に入射光路から偏向す
る光を測定することにより、透明度又は曇り度を決定し
た。結果を図1に示す。
された透明度又は曇り度のためのポリプロピレン組成物
を提供する。図1に示される通り、約2重量%未満〜約
13.9重量%のシンジオタクチックポリプロピレンの
範囲内の、すなわち最高約0.21:1のTi:Zrモ
ル比、さらに特定的には約1.7:1〜約0.21:1
のTi:Zrモル比の場合のポリマーブレンドのパーセ
ント曇り度は、約3%〜約5%である。イソタクチック
ポリプロピレンホモポリマーの%曇り度は9%であり、
シンジオタクチックポリプロピレンホモポリマーの%曇
り度は2%である。シンジオタクチックポリプロピレン
及びイソタクチックポリプロピレンのポリマーブレンド
は、イソタクチックホモポリマーの値より優れた曇り度
の値を有する。
の修正及び変更が可能である。従って添付の特許請求の
範囲の範囲内で、本明細書に特定的に記載されている以
外で本発明を実行できることが理解される。
である。
ンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプロピレン
が最高約4重量%であり、分子量分布が約7.4〜約1
1.1であるポリマーブレンド。
約2重量%未満である上記1項に記載のポリマーブレン
ド。
a触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担持
されたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物を
互いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成さ
せ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZi
egler−Natta触媒成分対メタロセン化合物の
比率は最高約0.48:1の範囲であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが最高約4重量
%であり、分子量分布が約7.4以上であることを含む
反応器ポリマーブレンドを得る方法。
約2重量%未満である上記3項に記載の方法。
マーブレンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプ
ロピレンが最高約13.9重量%であり、フィルムのパ
ーセント曇り度が約5%未満である2軸延伸フィルム。
約2.34%〜約13.9重量%である上記5項に記載
の2軸延伸フィルム。
ある上記5項に記載の2軸延伸フィルム。
a触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担持
されたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物を
互いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成さ
せ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZi
egler−Natta触媒成分対メタロセン化合物の
比率は最高約0.21:1であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが最高約13.
9重量%であり、 e)2軸延伸フィルムを製造し、ここでフィルムのパー
セント曇り度が約5%未満であることを含む反応器ポリ
マーブレンドを得る方法。
約2.34〜約13.9重量%である上記8項に記載の
方法。
である上記8項に記載の方法。
ン; b)シンジオタクチックポリプロピレン;の反応器ブレ
ンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプロピレン
が約2.34重量%〜約13.9重量%の範囲内であ
り、メルトフローが約3.5g/10”以上であるポリ
マーブレンド。
〜約4.7g/10分である上記11項に記載のポリマ
ーブレンド。
ta触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担
持されたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物
を互いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成
させ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZ
iegler−Natta触媒成分対メタロセン化合物
の比率は0.8:1〜0.21:1の範囲であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが約2.34重
量%〜約13.9重量%の範囲内であり、メルトフロー
が約3.5g/10”以上であることを含む反応器ポリ
マーブレンドを得る方法。
ン; b)シンジオタクチックポリプロピレン;の反応器ブレ
ンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプロピレン
が約2重量%未満〜約13.9重量%の範囲内であり、
キシレン可溶物の量が約3.2重量%以上であるポリマ
ーブレンド。
%〜約5.4重量%の範囲内である上記14項に記載の
ポリマーブレンド。
ta触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担
持されたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物
を互いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成
させ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZ
iegler−Natta触媒成分対メタロセン化合物
の比率は最高約0.21:1の範囲であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが約2重量%〜
約13.9重量%の範囲内であり、キシレン可溶物の量
が約3.2重量%以上であることを含む反応器ポリマー
ブレンドを得る方法。
数としての曇り度のグラフである。
Claims (8)
- 【請求項1】 a)イソタクチックポリプロピレン; b)シンジオタクチックポリプロピレン;の反応器ブレ
ンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプロピレン
が最高約4重量%であり、分子量分布が約7.4〜約1
1.1であるポリマーブレンド。 - 【請求項2】 a)従来のZiegler−Natta
触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担持さ
れたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物を互
いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成さ
せ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZi
egler−Natta触媒成分対メタロセン化合物の
比率は最高約0.48:1の範囲であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが最高約4重量
%であり、分子量分布が約7.4以上であることを含む
反応器ポリマーブレンドを得る方法。 - 【請求項3】 a)イソタクチックポリプロピレン; b)シンジオタクチックポリプロピレン;の反応器ポリ
マーブレンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプ
ロピレンが最高約13.9重量%であり、フィルムのパ
ーセント曇り度が約5%未満である2軸延伸フィルム。 - 【請求項4】 a)従来のZiegler−Natta
触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担持さ
れたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物を互
いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成さ
せ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZi
egler−Natta触媒成分対メタロセン化合物の
比率は最高約0.21:1の範囲であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが最高約13.
9重量%であり、 e)2軸延伸フィルムを製造し、ここでフィルムのパー
セント曇り度が約5%未満であることを含む反応器ポリ
マーブレンドを得る方法。 - 【請求項5】 a)イソタクチックポリプロピレン; b)シンジオタクチックポリプロピレン;の反応器ブレ
ンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプロピレン
が約2.34重量%〜約13.9重量%の範囲内であ
り、メルトフローが約3.5g/10”以上であるポリ
マーブレンド。 - 【請求項6】 a)従来のZiegler−Natta
触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担持さ
れたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物を互
いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成さ
せ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZi
egler−Natta触媒成分対メタロセン化合物の
比率は0.8:1〜0.21:1の範囲であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが約2.34重
量%〜約13.9重量%の範囲内であり、メルトフロー
が約3.5g/10”以上であることを含む反応器ポリ
マーブレンドを得る方法。 - 【請求項7】 a)イソタクチックポリプロピレン; b)シンジオタクチックポリプロピレン;の反応器ブレ
ンドを含み、ここでシンジオタクチックポリプロピレン
が約2重量%未満〜約13.9重量%の範囲内であり、
キシレン可溶物の量が約3.2重量%以上であるポリマ
ーブレンド。 - 【請求項8】 a)従来のZiegler−Natta
触媒成分、アルモキサンで処理されたシリカ上に担持さ
れたメタロセン化合物及び有機アルミニウム化合物を互
いに接触させて反応領域において活性化触媒を形成さ
せ、ここでTi:Zrモル比により示される従来のZi
egler−Natta触媒成分対メタロセン化合物の
比率は最高約0.21:1の範囲であり; b)反応領域にプロピレンを導入し; c)反応領域を重合条件に保持し; d)イソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチ
ックポリプロピレンのポリマーブレンドを取り出し、こ
こでシンジオタクチックポリプロピレンが約2重量%〜
約13.9重量%の範囲内であり、キシレン可溶物の量
が約3.2重量%以上であることを含む反応器ポリマー
ブレンドを得る方法。
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