JPH0910010A - 靴中敷型容器 - Google Patents
靴中敷型容器Info
- Publication number
- JPH0910010A JPH0910010A JP19567995A JP19567995A JPH0910010A JP H0910010 A JPH0910010 A JP H0910010A JP 19567995 A JP19567995 A JP 19567995A JP 19567995 A JP19567995 A JP 19567995A JP H0910010 A JPH0910010 A JP H0910010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- fibers
- foot
- innersole
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】靴中敷型容器で中に液剤などを入れて使用する
ことにより、従来の外用薬のように手で塗布するという
操作をせずに、靴を履くだけで目的とする薬剤の効果が
得られる。このような容器を供給することを目的とす
る。 【構成】塩化ビニールなど柔軟性のある素材で作成した
靴中敷型容器であるが、その表面全体にミクロン単位の
小孔を多数設けるか、あるいは小孔の代わりに細いチュ
ーブを多数取りつける。容器は前・中・後の３ケの部屋
に仕切りそれぞれ独立した容器とし、それぞれの容器の
一端に液剤の注入口を設ける。更に表面がビロードのじ
ゅうたん状になるように、全体に細い化学繊維を垂直方
向に密に植える。そのときつま先と土踏まずの繊維は長
めにして、容器を足に当てた時、足底全体に均等に繊維
が当たるようにする。
ことにより、従来の外用薬のように手で塗布するという
操作をせずに、靴を履くだけで目的とする薬剤の効果が
得られる。このような容器を供給することを目的とす
る。 【構成】塩化ビニールなど柔軟性のある素材で作成した
靴中敷型容器であるが、その表面全体にミクロン単位の
小孔を多数設けるか、あるいは小孔の代わりに細いチュ
ーブを多数取りつける。容器は前・中・後の３ケの部屋
に仕切りそれぞれ独立した容器とし、それぞれの容器の
一端に液剤の注入口を設ける。更に表面がビロードのじ
ゅうたん状になるように、全体に細い化学繊維を垂直方
向に密に植える。そのときつま先と土踏まずの繊維は長
めにして、容器を足に当てた時、足底全体に均等に繊維
が当たるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は種々の液剤を中に入れ
靴の中に敷き、足底の皮膚疾患の治療やスキンケアに対
して使用する、靴中敷型の容器に関するものである。
靴の中に敷き、足底の皮膚疾患の治療やスキンケアに対
して使用する、靴中敷型の容器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】足底に使用する薬剤の剤型としては、軟
膏・クリーム・ゲル及び液剤等があったが、容器として
はチューブ及び瓶型の容器が一般的で、それ以外の特殊
なものとしてはスプレーしか存在しなかった。スプレー
以外のどの容器のものもただ単に薬剤を入れるだけの機
能しかなく、またスプレーも薬剤を噴霧する機能がある
だけで、いずれのものも毎日患部に塗布しなければなら
ず面倒であった。
膏・クリーム・ゲル及び液剤等があったが、容器として
はチューブ及び瓶型の容器が一般的で、それ以外の特殊
なものとしてはスプレーしか存在しなかった。スプレー
以外のどの容器のものもただ単に薬剤を入れるだけの機
能しかなく、またスプレーも薬剤を噴霧する機能がある
だけで、いずれのものも毎日患部に塗布しなければなら
ず面倒であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の薬剤用容器は薬
剤を入れるという機能しかなく、よっていずれの容器に
入ったものも、使う時にはその都度手で塗布するという
作業が必要であった。今回の発明は足底の皮膚症状に限
られるが、これらの欠点を解決するためのものである。
つまり薬剤を入れる容器としての機能だけでなく、それ
を使うことにより毎日塗布するという作業をせずとも目
的の効果を得ることが可能になる、治療器具としての機
能を兼ね備えた容器の開発である。
剤を入れるという機能しかなく、よっていずれの容器に
入ったものも、使う時にはその都度手で塗布するという
作業が必要であった。今回の発明は足底の皮膚症状に限
られるが、これらの欠点を解決するためのものである。
つまり薬剤を入れる容器としての機能だけでなく、それ
を使うことにより毎日塗布するという作業をせずとも目
的の効果を得ることが可能になる、治療器具としての機
能を兼ね備えた容器の開発である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】塩化ビニールなど柔軟性
のある素材で作成した靴中敷型容器の表面全体に、ミク
ロン単位の小孔を多数設けるか、あるいは小孔の代わり
に細いチューブを多数取りつける。容器は前・中・後の
３ケの部屋に仕切りそれぞれ独立した容器とし、それぞ
れの容器の一端に液剤の注入口を設ける。更に表面がビ
ロードのじゅうたん状になるように、全体に細い化学繊
維を垂直方向に密に植える。そのときつま先と土踏まず
の繊維は長めにして、容器を足に当てた時、足底全体に
均等に繊維が当たるようにする。また靴下を履く人のた
めには、靴下型のサポーターを作成し、直接足に取りつ
ける。
のある素材で作成した靴中敷型容器の表面全体に、ミク
ロン単位の小孔を多数設けるか、あるいは小孔の代わり
に細いチューブを多数取りつける。容器は前・中・後の
３ケの部屋に仕切りそれぞれ独立した容器とし、それぞ
れの容器の一端に液剤の注入口を設ける。更に表面がビ
ロードのじゅうたん状になるように、全体に細い化学繊
維を垂直方向に密に植える。そのときつま先と土踏まず
の繊維は長めにして、容器を足に当てた時、足底全体に
均等に繊維が当たるようにする。また靴下を履く人のた
めには、靴下型のサポーターを作成し、直接足に取りつ
ける。
【０００５】
【作用】今回の製品に液剤を注入し靴の中に敷くと、体
重及び歩くときの圧力により、中の液剤が小孔あるいは
チューブを通して少しずつ圧出され、それが繊維を伝っ
て趾間を含めた足底の患部全体に達する。患部が局在し
ている場合は、それに対する部分の容器にのみ液剤を入
れるが、その場合患部には当然液剤が効果的に浸透する
が、その周囲の部分にも繊維を伝って液剤が少量ではあ
るが分配される。
重及び歩くときの圧力により、中の液剤が小孔あるいは
チューブを通して少しずつ圧出され、それが繊維を伝っ
て趾間を含めた足底の患部全体に達する。患部が局在し
ている場合は、それに対する部分の容器にのみ液剤を入
れるが、その場合患部には当然液剤が効果的に浸透する
が、その周囲の部分にも繊維を伝って液剤が少量ではあ
るが分配される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。塩
化ビニールなど柔軟性のある素材で作成した靴中敷型容
器の表面全体に、ミクロン単位の小孔を多数設けるかあ
るいは細いチューブを多数取りつける。容器は前・中・
後の３ケの部屋に仕切りそれぞれ独立した容器とし、そ
れぞれの容器の一端に液剤の注入口を設ける。更に表面
がビロードのじゅうたん状になるように、全体に細い化
学繊維を垂直方向に密に植える。そのときつま先と土踏
まずの繊維は長めにして、容器を足に当てた時、足底全
体に均等に繊維が当たるようにする。容器本体及び化学
繊維の材質に関しては、この考案の趣旨にあったもので
あれば特に規定するものではない。また容器表面及び化
学繊維は抗菌処理をする。小孔・チューブの大きさ及び
容器の容積は、使用条件にもよるが、満タン状態で１日
１０時間使用するとして、液剤が容器内に２週間以上残
存するように決定する。本発明は以上のような構造でこ
れを使用するときは、製品に液剤を注入して、靴の中に
敷くか、あるいは靴下型のサポーターにより直接足底に
取りつける。患部が足底全体ではなく局在している場合
や、部位によって異なる皮膚症状がある場合は、３ケに
分かれた容器の必要な部位にのみ液剤を注入したり、そ
れぞれの症状に合わせ容器ごとに別の液剤を注入する。
すると体重及び歩くときの圧力により、中の液剤が小孔
あるいはチューブを通して少しずつ圧出され、それが繊
維を伝って趾間を含めた足底の患部全体に達する。患部
が局在している場合は、それに対する部分の容器にのみ
液剤を入れるが、その場合患部には当然液剤が効果的に
浸透するが、その周囲の部分にも繊維を伝って液剤が少
量ではあるが分配される。また靴中敷型の容器に入れる
ものは液剤が最もこの考案の趣旨に合うが、特に規定す
るものではなく、用途によってはゲルなど固形状の物質
や顆粒状物などでもよい。今回の靴中敷型容器の表面を
化学繊維のじゅうたんではなく、多孔性のウレタンスポ
ンジにすることによっても同様の効果を得ることができ
る。また薬剤を特殊な基剤（マイクルカプセル等）に含
有させたものを化学繊維に付着させ、それで靴中敷を作
成する。表面はやはりビロードのじゅうたん様に織る。
その基剤は適当な湿度と温度により徐々に溶け出す除放
作用のあるものを使用。これによっても請求項１の考案
と同様の効果を得ることができる。この請求項１の考案
を、靴中敷型ではなくサンダル・スリッパやシューズ本
体に応用する。この靴中敷型容器の中に入れるものは、
原則として何でも良い訳であるが、それを抗真菌剤にし
て足白癬の治療に応用する。さらにこの考案を手袋型に
して、手掌の皮膚疾患の治療に応用する。
化ビニールなど柔軟性のある素材で作成した靴中敷型容
器の表面全体に、ミクロン単位の小孔を多数設けるかあ
るいは細いチューブを多数取りつける。容器は前・中・
後の３ケの部屋に仕切りそれぞれ独立した容器とし、そ
れぞれの容器の一端に液剤の注入口を設ける。更に表面
がビロードのじゅうたん状になるように、全体に細い化
学繊維を垂直方向に密に植える。そのときつま先と土踏
まずの繊維は長めにして、容器を足に当てた時、足底全
体に均等に繊維が当たるようにする。容器本体及び化学
繊維の材質に関しては、この考案の趣旨にあったもので
あれば特に規定するものではない。また容器表面及び化
学繊維は抗菌処理をする。小孔・チューブの大きさ及び
容器の容積は、使用条件にもよるが、満タン状態で１日
１０時間使用するとして、液剤が容器内に２週間以上残
存するように決定する。本発明は以上のような構造でこ
れを使用するときは、製品に液剤を注入して、靴の中に
敷くか、あるいは靴下型のサポーターにより直接足底に
取りつける。患部が足底全体ではなく局在している場合
や、部位によって異なる皮膚症状がある場合は、３ケに
分かれた容器の必要な部位にのみ液剤を注入したり、そ
れぞれの症状に合わせ容器ごとに別の液剤を注入する。
すると体重及び歩くときの圧力により、中の液剤が小孔
あるいはチューブを通して少しずつ圧出され、それが繊
維を伝って趾間を含めた足底の患部全体に達する。患部
が局在している場合は、それに対する部分の容器にのみ
液剤を入れるが、その場合患部には当然液剤が効果的に
浸透するが、その周囲の部分にも繊維を伝って液剤が少
量ではあるが分配される。また靴中敷型の容器に入れる
ものは液剤が最もこの考案の趣旨に合うが、特に規定す
るものではなく、用途によってはゲルなど固形状の物質
や顆粒状物などでもよい。今回の靴中敷型容器の表面を
化学繊維のじゅうたんではなく、多孔性のウレタンスポ
ンジにすることによっても同様の効果を得ることができ
る。また薬剤を特殊な基剤（マイクルカプセル等）に含
有させたものを化学繊維に付着させ、それで靴中敷を作
成する。表面はやはりビロードのじゅうたん様に織る。
その基剤は適当な湿度と温度により徐々に溶け出す除放
作用のあるものを使用。これによっても請求項１の考案
と同様の効果を得ることができる。この請求項１の考案
を、靴中敷型ではなくサンダル・スリッパやシューズ本
体に応用する。この靴中敷型容器の中に入れるものは、
原則として何でも良い訳であるが、それを抗真菌剤にし
て足白癬の治療に応用する。さらにこの考案を手袋型に
して、手掌の皮膚疾患の治療に応用する。
【０００７】
【発明の効果】今回の靴中敷型容器表面と足が接触して
いる間は持続的に薬剤が患部に移行するため、靴を履く
だけで効果的に薬剤の目的とする効果が得られる。また
患部が足底の一部に局在していると思われる場合でも、
その辺縁も少し侵されていることが多い。その場合、そ
の患部に対する部分の容器にのみ液剤を入れても、主な
患部には当然液剤が効果的に浸透するが、その周囲の部
分にも繊維を伝って液剤が少量ではあるが浸透するの
で、より効果的に治療できる。この製品を使用すること
により、今まで忙しく外用剤を塗布するのを忘れたり、
面倒でなかなか塗布しなかった人も、治療のことを気に
せずに継続治療可能となる。
いる間は持続的に薬剤が患部に移行するため、靴を履く
だけで効果的に薬剤の目的とする効果が得られる。また
患部が足底の一部に局在していると思われる場合でも、
その辺縁も少し侵されていることが多い。その場合、そ
の患部に対する部分の容器にのみ液剤を入れても、主な
患部には当然液剤が効果的に浸透するが、その周囲の部
分にも繊維を伝って液剤が少量ではあるが浸透するの
で、より効果的に治療できる。この製品を使用すること
により、今まで忙しく外用剤を塗布するのを忘れたり、
面倒でなかなか塗布しなかった人も、治療のことを気に
せずに継続治療可能となる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年２月２日
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００４
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００４】柔軟性のある素材で、靴中敷の形をした中
が中空の容器を作成する。その容器の表面全体に小孔を
多数設ける。容器は１〜３の３ケの部屋に仕切りそれぞ
れ独立した容器とし、それぞれの容器の一端に液剤の注
入口を設ける。
が中空の容器を作成する。その容器の表面全体に小孔を
多数設ける。容器は１〜３の３ケの部屋に仕切りそれぞ
れ独立した容器とし、それぞれの容器の一端に液剤の注
入口を設ける。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】今回の製品に液剤を注入し靴の中に敷く
と、体重及び歩くときの圧力により、中の液剤が小孔を
通して少しずつ圧出され、足底の患部に達する。
と、体重及び歩くときの圧力により、中の液剤が小孔を
通して少しずつ圧出され、足底の患部に達する。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】以下、本発明の実施例について説明する。
塩化ビニールなど柔軟性のある素材で、容積が３０〜４
０ｍｌ程度の靴中敷型の容器を作成する。その容器の表
面全体に、ミクロン単位の小孔を多数設ける。あるいは
小孔の代わりに細いチューブを多数取りつける。容器は
１〜３ケの部屋に仕切りそれぞれ独立した容器とし、そ
れぞれの容器の一端に液剤の注入口を設ける。更に表面
がビロードのじゅうたん状になるように、全体に細い化
学繊維を垂直方向に密に植える。そのときつま先と土踏
まずの繊維は長めにして、容器を足に当てた時、足底全
体に均等に繊維が当たるようにする。また容器表面及び
化学繊維は抗菌処理をする。小孔・チューブの大きさ及
び容器の容積は、使用条件にもよるが、満タン状態で１
日１０時間使用するとして、液剤が容器内に２週間以上
残存するように決定する。容器本体及び化学繊維の材質
に関しては、この考案の趣旨にあったものであれば特に
規定するものではない。本発明は以上のような構造でこ
れを使用するときは、容器に注入口から液剤を注入して
靴の中に敷くか、あるいは靴下型のサポーターにより直
接足底に取りつける。患部が足底全体ではなく局在して
いる場合や、部位によって異なる皮膚症状がある場合
は、２〜３ケに分かれた容器を使用し、その必要な部位
にのみ液剤を注入したり、それぞれの症状に合わせ容器
ごとに別の液剤を注入する。すると体重及び歩くときの
圧力により、中の液剤が小孔あるいはチューブを通して
少しずっ圧出され、それが繊維を伝って祉間を含めた足
底の患部全体に達する。患部が局在している場合は、そ
れに対する部分の容器にのみ液剤を入れるが、その場合
患部には当然液剤が効果的に浸透するが、その周囲の部
分にも繊維を伝って液剤が少量ではあるが分配される。
また靴中敷型の容器に入れるものは液剤が最もこの考案
の趣旨に合うが、特に規定するものではなく、用途によ
ってはゲルなど固形状の物質や顆粒状物などでもよい。
今回の靴中敷型容器の表面を化学繊維のじゅうたんでは
なく、多孔性のウレタンスポンジにすることによっても
同様の効果を得ることができる。また薬剤を特殊な基剤
（マイクルカプセル等）に含有させたものを化学繊維に
付着させ、それで靴中敷を作成する。表面はやはりビロ
ードのじゅうたん様に織る。その基剤は適当な湿度と温
度により徐々に溶け出す除放作用のあるものを使用。こ
れによっても請求項１、２の考案と同様の効果を得るこ
とができる。この請求項１、２の考案を、靴中敷ではな
くサンダル・スリッパやシューズ本体に組み込む。この
靴中敷型容器の中に入れるものは、原則として何でも良
い訳であるが、それを抗真菌剤にして足白癖の治療に応
用する。さらにこの考案を手袋型にして、手掌の皮膚疾
患の治療に応用する。
塩化ビニールなど柔軟性のある素材で、容積が３０〜４
０ｍｌ程度の靴中敷型の容器を作成する。その容器の表
面全体に、ミクロン単位の小孔を多数設ける。あるいは
小孔の代わりに細いチューブを多数取りつける。容器は
１〜３ケの部屋に仕切りそれぞれ独立した容器とし、そ
れぞれの容器の一端に液剤の注入口を設ける。更に表面
がビロードのじゅうたん状になるように、全体に細い化
学繊維を垂直方向に密に植える。そのときつま先と土踏
まずの繊維は長めにして、容器を足に当てた時、足底全
体に均等に繊維が当たるようにする。また容器表面及び
化学繊維は抗菌処理をする。小孔・チューブの大きさ及
び容器の容積は、使用条件にもよるが、満タン状態で１
日１０時間使用するとして、液剤が容器内に２週間以上
残存するように決定する。容器本体及び化学繊維の材質
に関しては、この考案の趣旨にあったものであれば特に
規定するものではない。本発明は以上のような構造でこ
れを使用するときは、容器に注入口から液剤を注入して
靴の中に敷くか、あるいは靴下型のサポーターにより直
接足底に取りつける。患部が足底全体ではなく局在して
いる場合や、部位によって異なる皮膚症状がある場合
は、２〜３ケに分かれた容器を使用し、その必要な部位
にのみ液剤を注入したり、それぞれの症状に合わせ容器
ごとに別の液剤を注入する。すると体重及び歩くときの
圧力により、中の液剤が小孔あるいはチューブを通して
少しずっ圧出され、それが繊維を伝って祉間を含めた足
底の患部全体に達する。患部が局在している場合は、そ
れに対する部分の容器にのみ液剤を入れるが、その場合
患部には当然液剤が効果的に浸透するが、その周囲の部
分にも繊維を伝って液剤が少量ではあるが分配される。
また靴中敷型の容器に入れるものは液剤が最もこの考案
の趣旨に合うが、特に規定するものではなく、用途によ
ってはゲルなど固形状の物質や顆粒状物などでもよい。
今回の靴中敷型容器の表面を化学繊維のじゅうたんでは
なく、多孔性のウレタンスポンジにすることによっても
同様の効果を得ることができる。また薬剤を特殊な基剤
（マイクルカプセル等）に含有させたものを化学繊維に
付着させ、それで靴中敷を作成する。表面はやはりビロ
ードのじゅうたん様に織る。その基剤は適当な湿度と温
度により徐々に溶け出す除放作用のあるものを使用。こ
れによっても請求項１、２の考案と同様の効果を得るこ
とができる。この請求項１、２の考案を、靴中敷ではな
くサンダル・スリッパやシューズ本体に組み込む。この
靴中敷型容器の中に入れるものは、原則として何でも良
い訳であるが、それを抗真菌剤にして足白癖の治療に応
用する。さらにこの考案を手袋型にして、手掌の皮膚疾
患の治療に応用する。
Claims (1)
- 【請求項１】 表面が化学繊維のビロードのじゅうたん
状で、繊維間には多数の小孔がある靴中敷型容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19567995A JPH0910010A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 靴中敷型容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19567995A JPH0910010A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 靴中敷型容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910010A true JPH0910010A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=16345206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19567995A Pending JPH0910010A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 靴中敷型容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0910010A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5494812A (en) * | 1992-03-31 | 1996-02-27 | Sawao Murao | Suidatrestin and production thereof |
| JP2018527052A (ja) * | 2015-07-08 | 2018-09-20 | エッジ システムズ エルエルシー | 育毛を促進するための装置、システムおよび方法 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP19567995A patent/JPH0910010A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5494812A (en) * | 1992-03-31 | 1996-02-27 | Sawao Murao | Suidatrestin and production thereof |
| JP2018527052A (ja) * | 2015-07-08 | 2018-09-20 | エッジ システムズ エルエルシー | 育毛を促進するための装置、システムおよび方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2289194C (en) | Fluid filled insole | |
| US4744157A (en) | Custom molding of footgear | |
| CN109310527A (zh) | 用于通过光疗法来治疗牛皮癣的方法、组合物和设备 | |
| US4622035A (en) | Boot with continuous medicament supply | |
| ITPD960079A1 (it) | Suola per calzature | |
| US20060185196A1 (en) | Massage shoes | |
| Monkhouse et al. | Transdermal drug delivery-problems and promises | |
| EP2311340B1 (en) | Medical footwear | |
| US4170233A (en) | Device for correcting the posture of a human foot | |
| JPH0910010A (ja) | 靴中敷型容器 | |
| AU6676694A (en) | Fluid filled insole | |
| Bedinghaus et al. | Over-the-counter foot remedies | |
| CN201230628Y (zh) | 一种穴位按摩鞋 | |
| US20090307926A1 (en) | Adjustable midsole for footwear | |
| CN209547128U (zh) | 一种带有中药缓释保健功能的鞋垫和包含该鞋垫的鞋 | |
| JPH0824006A (ja) | 履物用の中敷 | |
| WO2017116223A1 (en) | A contoured shoe insole that provides foot arch support | |
| CN2280513Y (zh) | 健美保健鞋 | |
| CN215189662U (zh) | 一种药垫、药垫袜和药垫鞋 | |
| KR100446798B1 (ko) | 지압다이어트신발 | |
| RU2033132C1 (ru) | Обувь для воздействия на активные точки ступни ног | |
| JP3032621U (ja) | 履物の中底構造 | |
| CN2512283Y (zh) | 滚动按摩医疗保健鞋 | |
| CN201256661Y (zh) | 一种穴位按摩鞋 | |
| CN207266631U (zh) | 隐形鞋垫 |