JPH089930Y2 - パラボラアンテナ装置 - Google Patents
パラボラアンテナ装置Info
- Publication number
- JPH089930Y2 JPH089930Y2 JP7947490U JP7947490U JPH089930Y2 JP H089930 Y2 JPH089930 Y2 JP H089930Y2 JP 7947490 U JP7947490 U JP 7947490U JP 7947490 U JP7947490 U JP 7947490U JP H089930 Y2 JPH089930 Y2 JP H089930Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rectangular waveguide
- feed horn
- converter
- microwave
- parabolic antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は放送衛星および通信衛星等のマイクロ波を受
信するパラボラアンテナ装置に関する。
信するパラボラアンテナ装置に関する。
第４図に示すように、マイクロ波を受信する従来のパ
ラボラアンテナ装置は、アルミ材等により円形または楕
円形に形成され、取付金具72を介して支柱71に装着した
リフレクタ７と、フィードホーン81を備え、アーム９を
介して前記リフレクタ７に付設し、同リフレクタ７の反
射するマイクロ波を導入して中間周波信号に変換するコ
ンバータ８等とにより構成されている。ところで、衛星
放送に用いるマイクロ波は円偏波が使われ、衛星通信に
用いるマイクロ波は直線偏波が使われている。
ラボラアンテナ装置は、アルミ材等により円形または楕
円形に形成され、取付金具72を介して支柱71に装着した
リフレクタ７と、フィードホーン81を備え、アーム９を
介して前記リフレクタ７に付設し、同リフレクタ７の反
射するマイクロ波を導入して中間周波信号に変換するコ
ンバータ８等とにより構成されている。ところで、衛星
放送に用いるマイクロ波は円偏波が使われ、衛星通信に
用いるマイクロ波は直線偏波が使われている。
このため、双方を受信する場合は、それぞれ専用のコ
ンバータを備えた高価で嵩張る複数のパラボラアンテナ
装置を設置する必要があった。
ンバータを備えた高価で嵩張る複数のパラボラアンテナ
装置を設置する必要があった。
本考案は上記従来の欠点を解決し、スペースをとら
ず、安価で、かつ、容易に衛星放送および衛星通信等を
受信することができるパラボラアンテナ装置を提供する
ことを目的としている。
ず、安価で、かつ、容易に衛星放送および衛星通信等を
受信することができるパラボラアンテナ装置を提供する
ことを目的としている。
上記課題を解決するために本考案では、マイクロ波を
受信反射するパラボラアンテナのリフレクタと、前記マ
イクロ波のうちの円偏波に対応する円−直線変換器と同
円−直線変換器の後端部に隣接する第１の方形導波管と
から成る第１のフィードホーンと、前記マイクロ波のう
ちの直線偏波に対応する収束器と同収束器の後端部を内
部に突出する第２の方形導波管とから成る第２のフィー
ドホーンと、前記第１の方形導波管と前記第２の方形導
波管とを連通する第３の方形導波管と、入力端子とを備
えると共に、同入力端子の先端が前記第１の方形導波管
乃至前記第３の方形導波管の何れかの内部にあって前記
第１のフィードホーンまたは前記第２のフィードホーン
を経由するマイクロ波を取り込み中間周波信号に変換す
るコンバータとによりパラボラアンテナ装置を構成し
た。
受信反射するパラボラアンテナのリフレクタと、前記マ
イクロ波のうちの円偏波に対応する円−直線変換器と同
円−直線変換器の後端部に隣接する第１の方形導波管と
から成る第１のフィードホーンと、前記マイクロ波のう
ちの直線偏波に対応する収束器と同収束器の後端部を内
部に突出する第２の方形導波管とから成る第２のフィー
ドホーンと、前記第１の方形導波管と前記第２の方形導
波管とを連通する第３の方形導波管と、入力端子とを備
えると共に、同入力端子の先端が前記第１の方形導波管
乃至前記第３の方形導波管の何れかの内部にあって前記
第１のフィードホーンまたは前記第２のフィードホーン
を経由するマイクロ波を取り込み中間周波信号に変換す
るコンバータとによりパラボラアンテナ装置を構成し
た。
上記構成によれば、リフレクタは衛星からのマイクロ
波を受信すると共に、第１のフィードホーンまたは第２
のフィードホーンに向けて反射する。
波を受信すると共に、第１のフィードホーンまたは第２
のフィードホーンに向けて反射する。
第１のフィードホーンはリフレクタの反射するマイク
ロ波を一次放射器より導入し、円形導波管内の円−直線
変換器により円偏波を直線偏波に変換し、第１の方形導
波管に伝送する。第２のフィードホーンはリフレクタの
反射するマイクロ波を一次放射器より導入すると共に、
円形導波管内の収束器は回動手段により水平または垂直
の２位置に回動して、マイクロ波のうちの水平または垂
直の直線偏波の何れかを選択的に収束し収束器の後端部
を内部に突出する第２の方形導波管に伝送する。第３の
方形導波管は第１の方形導波管と第２の方形導波管とを
連通する。そして、コンバータは、一端部より突出する
入力端子の先端を第１の方形導波管乃至第３の方形導波
管の何れかの内部に配設せしめ、第１のフィードホーン
または第２のフィードホーンを経由するマイクロ波を取
り込み、コンバータ回路に於いて中間周波信号に変換す
る。
ロ波を一次放射器より導入し、円形導波管内の円−直線
変換器により円偏波を直線偏波に変換し、第１の方形導
波管に伝送する。第２のフィードホーンはリフレクタの
反射するマイクロ波を一次放射器より導入すると共に、
円形導波管内の収束器は回動手段により水平または垂直
の２位置に回動して、マイクロ波のうちの水平または垂
直の直線偏波の何れかを選択的に収束し収束器の後端部
を内部に突出する第２の方形導波管に伝送する。第３の
方形導波管は第１の方形導波管と第２の方形導波管とを
連通する。そして、コンバータは、一端部より突出する
入力端子の先端を第１の方形導波管乃至第３の方形導波
管の何れかの内部に配設せしめ、第１のフィードホーン
または第２のフィードホーンを経由するマイクロ波を取
り込み、コンバータ回路に於いて中間周波信号に変換す
る。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
る。
第１図および第２図に示すように、１は円偏波および
直線偏波を成す12GHz帯のマイクロ波を受信，反射する
パラボラアンテナのリフレクタ、２は前記リフレクタ１
の反射する円偏波を導入し、前記円偏波を直線偏波に変
換する第１のフィードホーン、３は前記リフレクタ１の
反射する垂直または水平の直線偏波を導入する第２のフ
ィードホーン、５は前記第１のフィードホーン２および
第２のフィードホーン３を介して導入した前記マイクロ
波を中間周波信号に変換するコンバータ、６は前記リフ
レクタ１と支柱61との間に介在し、同リフレクタ１を回
動するためのアクチュエータである。
直線偏波を成す12GHz帯のマイクロ波を受信，反射する
パラボラアンテナのリフレクタ、２は前記リフレクタ１
の反射する円偏波を導入し、前記円偏波を直線偏波に変
換する第１のフィードホーン、３は前記リフレクタ１の
反射する垂直または水平の直線偏波を導入する第２のフ
ィードホーン、５は前記第１のフィードホーン２および
第２のフィードホーン３を介して導入した前記マイクロ
波を中間周波信号に変換するコンバータ、６は前記リフ
レクタ１と支柱61との間に介在し、同リフレクタ１を回
動するためのアクチュエータである。
前記リフレクタ１は硬質アルミ材またはFRP等により
円形または楕円形に形成され、背面中央部にて抑角調整
手段11を備えた取付金具12により前記アクチュエータ６
に結合している。そして、前記取付金具12より前記リフ
レクタ１の前面にアーム13を延出し、その先端部14にて
前記コンバータ５を支持している。次に、第３図に示す
ように、前記第１のフィードホーン２は一端部に一次放
射器22を備えた金属製の円形導波管21と、同円形導波管
21に内装され前記円偏波を直線偏波に変換する円−直線
変換器23と、同円−直線変換器23の後端部に隣接すると
共に、一端部を前記円形導波管21に連通する第１の方形
導波管24とにより構成され、前記第１の方形導波管24の
他端開口部を前記コンバータ５の一端部に連結してい
る。なお、25は交差偏波特性改善用の抵抗板シートであ
る。
円形または楕円形に形成され、背面中央部にて抑角調整
手段11を備えた取付金具12により前記アクチュエータ６
に結合している。そして、前記取付金具12より前記リフ
レクタ１の前面にアーム13を延出し、その先端部14にて
前記コンバータ５を支持している。次に、第３図に示す
ように、前記第１のフィードホーン２は一端部に一次放
射器22を備えた金属製の円形導波管21と、同円形導波管
21に内装され前記円偏波を直線偏波に変換する円−直線
変換器23と、同円−直線変換器23の後端部に隣接すると
共に、一端部を前記円形導波管21に連通する第１の方形
導波管24とにより構成され、前記第１の方形導波管24の
他端開口部を前記コンバータ５の一端部に連結してい
る。なお、25は交差偏波特性改善用の抵抗板シートであ
る。
前記第２のフィードホーン３は、一端部に一次放射器
32を備えた金属製の円形導波管31と、同円形導波管31に
隣接する第２の方形導波管33と、前端部35が前記円形導
波管31内にあって前記マイクロ波を収束し、後端部を36
を前記第２の方形導波管33内に突出する収束器34と、前
記後端部36に合成樹脂製の継手37を介して連結し、前記
垂直または水平の偏波を選択的に受信するために前記前
端部35を垂直または水平の２位置に回動する回動手段38
とにより構成されている。そして、前記第１の方形導波
管24と、前記第２の方形導波管33とは第３の方形導波管
４を介して連通している。前記コンバータ５は、一端部
に前記マイクロ波を取り込む入力端子51の先端を突出形
成し、同一端部を前記第１の方形導波管24の開口部に連
結し、前記入力端子51より取り込んだマイクロ波信号を
中間周波信号に変換するためのコンバータ回路52を内部
に備えている。前記コンバータ回路52は高周波増幅回路
部、混合回路部、局部発振回路部、中間周波増幅回路部
等により構成されている。なお、53は前記コンバータ回
路52より伝送するBS-IF信号の出力端子である。
32を備えた金属製の円形導波管31と、同円形導波管31に
隣接する第２の方形導波管33と、前端部35が前記円形導
波管31内にあって前記マイクロ波を収束し、後端部を36
を前記第２の方形導波管33内に突出する収束器34と、前
記後端部36に合成樹脂製の継手37を介して連結し、前記
垂直または水平の偏波を選択的に受信するために前記前
端部35を垂直または水平の２位置に回動する回動手段38
とにより構成されている。そして、前記第１の方形導波
管24と、前記第２の方形導波管33とは第３の方形導波管
４を介して連通している。前記コンバータ５は、一端部
に前記マイクロ波を取り込む入力端子51の先端を突出形
成し、同一端部を前記第１の方形導波管24の開口部に連
結し、前記入力端子51より取り込んだマイクロ波信号を
中間周波信号に変換するためのコンバータ回路52を内部
に備えている。前記コンバータ回路52は高周波増幅回路
部、混合回路部、局部発振回路部、中間周波増幅回路部
等により構成されている。なお、53は前記コンバータ回
路52より伝送するBS-IF信号の出力端子である。
以上のように本考案によれば、一つのパラボラアンテ
ナ装置で円偏波を用いる衛星放送と、直線偏波を用いる
衛星通信との双方に利用することができるので、従来の
ように複数のパラボラアンテナ装置を設置するための場
所と費用とを節約することができる。
ナ装置で円偏波を用いる衛星放送と、直線偏波を用いる
衛星通信との双方に利用することができるので、従来の
ように複数のパラボラアンテナ装置を設置するための場
所と費用とを節約することができる。
第１図は本考案のパラボラアンテナ装置の概要を示す平
面図、第２図は同側面図、第３図は第１図の一部断面要
部拡大図、第４図は従来例を示す側面図である。 １……リフレクタ、２……第１のフィードホーン、３…
…第２のフィードホーン、４……第３の方形導波管、５
……コンバータ、23……円−直線変換器、24……第１の
方形導波管、33……第２の方形導波管、34……収束器、
51……入力端子。
面図、第２図は同側面図、第３図は第１図の一部断面要
部拡大図、第４図は従来例を示す側面図である。 １……リフレクタ、２……第１のフィードホーン、３…
…第２のフィードホーン、４……第３の方形導波管、５
……コンバータ、23……円−直線変換器、24……第１の
方形導波管、33……第２の方形導波管、34……収束器、
51……入力端子。
Claims (1)
- 【請求項１】マイクロ波を受信反射するパラボラアンテ
ナのリフレクタと、前記マイクロ波のうちの円偏波に対
応する円−直線変換器と同円−直線変換器の後端部に隣
設する第１の方形導波管とから成る第１のフィードホー
ンと、前記マイクロ波のうちの直線偏波に対応する収束
器と同収束器の後端部を内部に突出する第２の方形導波
管とから成る第２のフィードホーンと、前記第１の方形
導波管と前記第２の方形導波管とを連通する第３の方形
導波管と、入力端子を備えると共に、同入力端子の先端
が前記第１の方形導波管乃至前記第３の方形導波管の何
れかの内部にあって前記第１のフィードホーンまたは前
記第２のフィードホーンを経由するマイクロ波を取り込
み中間周波信号に変換するコンバータとから成るパラボ
ラアンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7947490U JPH089930Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | パラボラアンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7947490U JPH089930Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | パラボラアンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0438115U JPH0438115U (ja) | 1992-03-31 |
| JPH089930Y2 true JPH089930Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31623669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7947490U Expired - Fee Related JPH089930Y2 (ja) | 1990-07-25 | 1990-07-25 | パラボラアンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089930Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-25 JP JP7947490U patent/JPH089930Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0438115U (ja) | 1992-03-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |