JPH089832A - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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JPH089832A
JPH089832A JP6167375A JP16737594A JPH089832A JP H089832 A JPH089832 A JP H089832A JP 6167375 A JP6167375 A JP 6167375A JP 16737594 A JP16737594 A JP 16737594A JP H089832 A JPH089832 A JP H089832A
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housing
air
cap
fluid
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JP6167375A
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Yoji Nagano
洋士 長野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型でも濾過効率が著しく向上され、しか
も、騒音が発生せず、最少限の付属部材の接続で済む濾
過装置を提供する。 【構成】 ハウジングAと、ハウジング内に設けられた
濾材13と、その濾材の上方においてハウジング内に設
けられたエア噴出部18と、ハウジングの上部に設けら
れ、前記エア噴出部から噴出されるエアにより回転され
るプロペラファン19とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濾過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、水性動植物の飼育観賞用水槽
内には、各種の汚濁因子が発生する。例えば、水性動物
用水槽においては、***物や餌滓あるいは藻類などが水
を汚濁する。これを放置すると、水自体及び水槽の透明
度が低下して、観賞効果が低悪になるばかりでなく、例
えばアンモニアや窒素などの有害成分の発生増加によ
り、動物が生命を奪われたり、植物が異常成長したりす
ることになるので、これを防止するため、従来、水中の
汚濁因子を排除するための各種の濾過装置が用いられて
いる。
【0003】水性動植物の飼育観賞用水槽に用いられて
いる従来の濾過装置には、(1)図6に示すように、水
槽101とは別の容器102内に化学繊維材製の1種又
は複数種のフィルタのみからなる濾材、又は砂層とフィ
ルタとからなる濾材103を収容し、下端部に網かご1
04を有する吸水管105を介してモータポンプ106
により水槽の水を汲上げ、その水を放水管107より容
器102内の濾材103の表面に放水し流通させ、返却
管108から水槽に帰還させるもの、(2)図7に示す
ように、底面又は側面に多数の導水孔を有する容器10
9の中に濾材を収容し、その容器109を水槽101の
底部に置き、容器の上端部を吸水管110を介してモー
タポンプ111に接続して、水槽の水を前記濾材に流通
させてモータポンプ111から返却管112を介して水
槽に還流させるもの、(3)図8に示すように、水槽の
底部に網かご113を有する吸水管114を介して水槽
の水を水槽外の容器115に設けたモータポンプ116
により容器115内に吸引して容器に収容した濾材の中
を通過させ、返却管117を介して水槽に還流させるも
のなどがある。なお、水中に酸素を供給するために、水
槽外に置いたエアポンプからパイプを介して水槽中にエ
アを送り込むことが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の濾過装置は、いずれも固液分離機構として、フィル
タ(化学繊維材、濾紙など)及び/又は粒状濾材層(砂
層など)を用いる清澄濾過方式の1方式だけを利用する
ものであり、水槽の水を直接に濾材に流通させて水中の
汚濁因子を濾材で捕捉するものであるから、濾過効率が
比較的低い。
【0005】すなわち、上記従来の濾過装置では、いず
れの場合も、濾過過程において、汚濁因子である粒子を
直接に濾材で捕捉するため、粒子捕捉量の増加に伴い、
比較的短期間の内に濾材中の濾液流路が狭搾化され完全
閉塞されて、いわゆる目詰まりが生じる。そのため、上
記(1)のものにおいては、ポンプで汲み上げられた未
濾過水が濾材の表面を通過してそのまま水槽に戻ってし
まい、また、(2)及び(3)のものにおいては、目詰
まりに伴って、濾過装置内の水通過速度が低下するた
め、水槽内に水流の弱い、又は無い領域が生じて、水槽
の底部に汚濁因子が沈降濃縮して、ヘドロ化し、有害成
分を発生させる。そして、水性動物の遊泳又はエア送り
込みによる水流に伴って、ヘドロ化した汚濁因子が水槽
内を浮遊してしまう。
【0006】このような汚濁物質による濾過面の早期完
全閉塞を防止するには、濾過面積を大きく確保する必要
があるので、濾過装置が大型になる欠点がある。最近、
小型の水槽内で非常に小さな水性動植物が観賞や飼育さ
れる傾向にある。このような小型水槽には、大きさが釣
合う小型で、濾過効率の良い濾過装置が要望されてい
る。
【0007】また、上記従来の濾過装置は、いずれも水
を強制循環させるためにモータポンプを用いるので、電
力コストがかかり、騒音が発生するという問題点があっ
た。
【0008】さらに、従来の濾過装置は、濾過機能を果
たす本体である濾材収容部(102,109,115)
の他に、網かご付き吸水管(104,105;13,1
14)、放水管(107)、モータポンプ(106,1
11,116)、返却管(108,112,117)な
どの付属部材が接続されるため、外観が損なわれ、清掃
時の取扱が容易でないなどの問題があった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑み、小型でも濾過
効率が著しく向上され、しかも、騒音が発生せず、最少
限の付属部材の接続で済む濾過装置を提供することを目
的とする。そして、第一の発明は、モータポンプ以外の
手段を用いて濾材中の流体通過速度を効率的に高揚させ
ることにより、濾過効率が著しく向上され、騒音が発生
しない濾過装置を提供することを目的とする。第二の発
明は、複数種類の濾過方式を特異な順序で組合わせるこ
とにより、小型でも、濾過効率が著しく向上された濾過
装置を提供することを目的とする。第三及び第四の発明
は、上記の濾過装置の組み立てを容易にするための濾材
収容部及び流体加速部の構成を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、第一の発明は、底面及び上面以外が密閉されたハウ
ジングと、ハウジング内に設けられた濾材と、その濾材
の上方においてハウジング内に設けられたエア噴出部
と、ハウジングの上部に設けられ、前記エア噴出部から
噴出されるエアにより回転されるプロペラファンとを有
することを特徴としている。
【0011】第二の発明は、ハウジングと、ハウジング
の底部から原流体をハウジング内上方に導入する導入筒
と、ハウジングの底壁と周壁と前記導入筒との間に形成
された沈殿部と、前記導入筒の上方においてハウジング
内に設けられた濾材収容部と、濾材収容部の上方におい
てハウジング内に設けられたエア噴出部と、ハウジング
の上部に形成された流出口に設けられ、前記エア噴出部
から噴出されるエアにより回転されるプロペラファンと
を有し、前記濾材収容部は、前記導入筒のほぼ中心上に
頂点を有する逆錐状の分離面を有し、その分離面は、前
記原流体に含まれる汚濁因子を衝突させて前記沈殿部方
向に反らす衝突面と、液体を通過させる多数の透孔を有
していることを特徴としている。
【0012】そして、第二の発明は、導入筒の上端部
に、濾材収容部の分離面とほぼ平行にその分離面の中間
位置まで延びる上り漏斗状の案内部と、その案内部の上
端部から沈殿部方向に傾斜する下り漏斗状の案内部とを
有する仕切り部材を備えたことを特徴としている。
【0013】また、第二の発明は、ハウジングの沈殿部
の下側に、重り兼濾材を収容する重り兼濾材収容部を形
成すると共に、その重り兼濾材収容部の底部に原流体を
前記重り兼濾材収容部に通過させる透孔を形成し、か
つ、導入筒に前記重り兼濾材収容部から流体を前記導入
筒に通過させる透孔を形成したことを特徴としている。
【0014】さらに、第二の発明は、分離面の透孔が、
分離面の下端部から上端部まで連続する縦スリットであ
り、円周方向に配設されていることを特徴としている。
【0015】加えて、第二の発明は、ハウジングが、そ
の周壁の上部内側に嵌合された濾材収容カートリッジを
嵌合係止するための係止部を有し、濾材収容部が、下面
に衝突面と流体を通過させる多数の透孔とを有している
逆錐状の分離面を有して内部に濾材を収容する容器本体
と、その容器本体の上面の開口を閉塞する蓋とを有し、
前記ハウジングの周壁の上部内側に嵌合された場合に係
止される被係止部を有してカートリッジ式に形成してあ
り、エア噴出部とプロペラファンが、上、下面に開口す
る異径管状のキャップの下部内側に前記エア噴出部を取
付け、そのエア噴出部に一端部を結合された連結管の他
端部を前記キャップの外側に突出させ、前記キャップの
上部内側の前記エア噴出部の上方にプロペラファンを組
込んでカートリッジ式に形成され、前記キャップの下端
部は前記ハウジングの上端部に着脱自在に結合されてい
ることを特徴としている。
【0016】第三の発明による濾材収容部は、下面に衝
突面と、流体を通過させる多数の透孔とを有している錐
状の分離面を有し、内部に濾材を収容した容器本体と、
その容器本体の上面を閉塞する網状の蓋とを有し、請求
項2ないし7のいずれか一つに記載の濾過装置のハウジ
ングの上部内側に着脱自在に固定されることを特徴とし
ている。
【0017】第四の発明による流体加速部は、下面と上
面に開口する異径管状のキャップの上部内側にエア噴出
部を取付け、そのエア噴出部に一端が結合された連結管
の他端部を前記キャップの外側に突出させ、前記キャッ
プの前記エア噴出部の上方にプロペラファンを組込んで
形成され、前記キャップの下端部が請求項2ないし7の
いずれか一つに記載の濾過装置のハウジングの上部に着
脱自在に取付けられることを特徴としている。
【0018】
【作用】第一の発明は、上記構成により、エア噴出部か
ら噴出される気泡の浮上力によりハウジング内の流体を
浮揚させるとともに、連続的に上昇する気泡がプロペラ
ファンを回転させるため、ハウジング内の濾過流体が強
制的に排出され、通過速度が増大される。従って、ハウ
ジング内の濾材による濾過効率が著しく向上する。ま
た、強い流体の流れにより、ハウジング底部外側の汚濁
因子が強制的に装置内に取り込まれる。
【0019】第二発明においては、ハウジングの底部よ
りハウジング内上方に導入される原流体は、エア噴出部
から連続的に噴出され上昇する気泡と、その気泡により
回転されるプロペラファンとにより上昇速度を増大さ
れ、濾材収容部の逆錐状の分離面に向けて誘導され、原
流体に含まれる比較的径の大きい粒子は分離面の衝突面
に衝突して沈殿部方向に反らされ、沈殿部に沈降し濃縮
される。濾材収容部の分離面の多数の透孔を通過した流
体に含まれる粒子は、濾材収容部に収容されている濾材
に捕捉され、通過した流体は上昇する気泡と回転するプ
ロペラファンにより、強制的に上昇されてハウジングの
流出口から排出される。
【0020】導入筒の上端部に、濾材収容部の分離面と
ほぼ平行にその分離面の中間位置まで延びる上り漏斗状
の案内部と、その案内部の上端部から沈殿部方向に傾斜
する下り漏斗状の案内部とを有する仕切り部材を備えた
場合は、分離面への粒子衝突が促進され、分離効果が向
上し、また、沈殿部に沈降した汚濁物質の舞上がりが防
止される
【0021】ハウジングの沈殿部の下側に、重り兼濾材
収容部を形成し、その重り兼濾材収容部の底部に原流体
を前記重り兼濾材収容部に通過させる透孔を形成し、か
つ、導入筒に前記重り兼濾材収容部から流体を前記導入
筒に通過させる透孔を形成した場合は、重り兼濾材収容
部による一次濾過と、分離面による反射分離と、沈殿部
による沈降と、濾過材収容部による濾材濾過又は閉塞濾
過の四重の濾過作用が行なわれるので、極めて確実な濾
過効果が得られる。
【0022】分離面に、分離面の下端部から上端部まで
連続する縦スリットを、円周方向に配設した場合は、汚
濁因子が分離面に係止されて通過抵抗を高めることが軽
減される。
【0023】ハウジングに、濾材収容カートリッジを嵌
合係止するための係止部を設け、濾材収容部を、前記ハ
ウジングの係止部に係止される被係止部を設けてカート
リッジ式に形成し、エア噴出部とプロペラファンを、異
径管状のキャップの上下に取付けてカートリッジ式に形
成して、前記キャップの下端部を前記ハウジングの上端
部に着脱自在に結合するようにした場合は、ハウジング
に濾材収容カートリッジを嵌合係止し、かつ、エア噴出
部とプロペラファンのカートリッジをハウジングの上端
部に結合することにより、濾過装置の組立てが容易にで
き、また、簡単に分解して洗浄することができる。
【0024】第三の発明による濾材収容部は、カートリ
ッジ式に形成され、ハウジングの上部に嵌合係止される
ための被係止部を有しているので、濾過装置のハウジン
グに対する着脱が容易にでき、分離面の付着物の除去・
洗浄が容易にできる。濾材収容部を単独で交換すること
も可能である。
【0025】第四の発明による流体加速部は、カートリ
ッジ式に形成され、濾過装置のハウジングの上部に着脱
自在に取付けられているので、必要時は取外し、濾材収
容部をハウジングから取出して容易に洗浄することがで
きる。流体加速部を単独で交換することも可能である。
【0026】
【実施例】次に、本発明を水槽用濾過装置として実施し
た場合の実施例について、図面に基づいて説明する。図
1は、第一実施例の濾過装置の縦断面図、図2は同じく
平面図、図3はハウジングに対する濾材収容部及び流体
加速部との保持状態を示す要部の断面図、図4はエア噴
出部の平面図である。
【0027】本実施例装置は、水槽の中に静置して用い
られるものであるが、概括的には、上面と下面以外が密
閉された筒状のハウジングAと、そのハウジング内の上
部に取付けられた濾材収容部Bと、ハウジングの上端部
に取付けられた流体加速部Cとから構成されている。
【0028】ハウジングAの底板1の中央に、ハウジン
グの外部と内部を連通する導入筒2が設けられている。
導入筒2の下端部は底板1の底面と等しく、導入筒2の
上端部はハウジング内を上方に延出されている。そし
て、底板1の上面に、重り兼濾材3、例えば、扱いが容
易な小石群又はセラミックボール群が導入筒2の高さの
中間部まで収容されている。その重り兼濾材3の上側
に、内径が導入筒2の外径とほぼ合致し、外径がハウジ
ングの周壁4の内径と合致するドーナツ状の仕切り板5
が導入筒2に嵌合されて、重り兼濾材3を押さえ、その
導入筒の中間部外面に形成されている係止突起6で仕切
り板5の内径縁を係止することにより、固定されてい
る。仕切り板5は、上方に取外して、重り兼濾材3を洗
浄し、又は交換することができるようになっている。
【0029】そして、底板1及び導入筒2の仕切り板5
よりも下方部分には、多数の透孔7,8が形成されて、
水槽の水が底板1の透孔7から重り兼濾材3の中を経て
導入筒2内に通過することができるようになっている。
ハウジングAの下端部又は底板1の下面には、濾過装置
を水槽の底部に静置した場合に、水槽の底の上面と底板
1との間に水槽内の水を前記導入筒2内に吸引するため
の流路を確保する足9が形成されている。
【0030】また、仕切り板5を導入筒2の高さの中間
部に固定することにより、導入筒2と周壁4と仕切り板
5との間に、上方に開口された沈殿部10が形成されて
いる。
【0031】濾材収容部Bは、中空の容器本体11と、
その容器本体の上面開口を閉塞する蓋12とからなって
いる。容器本体11の中には、化学繊維の塊、セラミッ
ク粒子又はボールその他の任意の濾材13が収容されて
いる。濾材の濾液流路が捕捉粒子で閉塞された時に、そ
の濾材の洗浄を容易にするため、蓋12を着脱自在に取
付けても良い。
【0032】容器本体11は、下部が逆錐状に形成され
た分離面を有し、その分離面には、多数の透孔14が形
成されて、透孔以外の面は、後述される衝突面を形成し
ている。また、蓋12は、網状に形成されている。従っ
て、濾材収容部Bには、その下方から水が透孔14より
容器本体11内に流入し、濾材13を通過して蓋12か
ら上方に流出することができる。
【0033】そして、図3に示すように、濾材収容部B
は、ハウジングAに、その上方から嵌合され、容器本体
11の上端部に形成した被係止部であるフランジ15を
ハウジングAの開口縁付近に形成した係止部である段部
16に係止することにより、分離面の下端部の頂点を導
入筒2のほぼ中心に合致たさせた状態で、ハウジングA
内の上部に取外し自在に取付けられている。
【0034】濾材収容部BをハウジングA内に固定した
状態で、容器本体11は、頂点が導入筒2の中心に対向
し、かつ、斜めの分離面が導入筒2の上端部から上方に
やや離間されている。
【0035】流体加速部Cは、上面と下面に開口する異
径管状のキャップ17と、そのキャップの下部内側に取
付けられたエア噴出部18及びキャップの上部内側に取
付けられたプロペラファン19とから構成されている。
キャップ17は、上部の小径部17aと下部の大径部1
7bとを有して断面凸字形を成しており、大径部17b
はハウジングAの周壁4と等しい径を有し、図3に示す
ように、キャップ17の下端部を周壁4の上端部に嵌合
し、その下端部に形成されている突起20をハウジング
の周壁4の上端部に形成してある孔21に弾性的に嵌合
させるスナップイン方式により固定されていて、必要時
には、流体加速部CをハウジングAから分離することが
できるようになっている。
【0036】キャップ17の段部17cに形成された透
孔22に、その下方から、L字形に屈曲された連結管2
3の一端部がキャップ17の上面から外部に突出させた
状態で圧入されて取付けられ、上方から止めリング24
により抜け落ちが防止されている。キャップ17の内側
に存する連結管23の他端部には、前記エア噴出部18
が接続されている。このエア噴出部18は、図4に示す
ように、中空円盤状に形成され、その上面に好ましくは
一つ又は二重の円周に沿って複数個のエア噴出口25が
形成されている。そして、エア噴出部18は、その中心
がキャップ17の小径部17aの中心に合致する位置に
固定されている。
【0037】キャップ17の小径部17aの下端部と上
端部の内側には、放射状に形成されたリブ26,27が
設けられ、そのリブの外端部がキャップに接続されてお
り、その上下のリブの中心部に、互いに対向する軸受部
28,29が形成されている。そして、その小径部17
aの内側にプロペラファン19が備えられ、その軸30
の上部及び下部がそれぞれ軸受部26,27に回転自在
に支持されている。軸受部28,29によるプロペラフ
ァン19の軸受を容易にするため、キャップの小径部1
7aは、その中間部で上下に分割して形成され、その分
割面において接着、嵌合又はねじ合わせにより結合され
ている。
【0038】上記の構造において、ハウジングAの周壁
4とキャップ17は一体的に結合されても良いが、好ま
しい実施例では、濾材収容部BがハウジングAに対して
着脱自在に取付けられるカートリッジ式に構成され、ま
た、流体加速部Cはキャップ17にエア噴出部18とプ
ロペラファン19とが取付けられたカートリッジ式に構
成されていて、流体加速部CをハウジングAから取外す
と、濾材収容部Bを容易に取外すことができる。しか
し、ハウジングAの形状及びキャップ17の形状は、上
記の実施例の限定されるものではない。すなわち、ハウ
ジングAの周壁4は、キャップ17の大径部17bまで
を一体に有するものとし、キャップ17は、小径部17
bとその下端部に設けられた段部17cとを一体に有す
るものとしても良い。
【0039】続いて、上記の本実施例の構成による作用
を説明する。本発明の濾過装置は、連結管23の一端部
に既知のエアポンプのエア吐出管の先端を結合し、この
濾過装置を水槽の底部に静置し、エアポンプを稼動して
用いられる。エア噴出部18から噴出される気泡は浮上
力によりキャップ17内の濾過水流路を上昇する。これ
により、キャップ部17内の水が浮揚される。また、そ
のエア噴出部18から連続的に噴出され、浮上する気泡
は、プロペラファン19を回転させる。従って、キャッ
プ17内の水が強制的に上方に吐出されて減圧されるた
め、ハウジングAの底面と水槽の底の上面との間から水
槽内の未濾過水が勢い良く導入筒2内に吸い込まれる。
【0040】こうして、水槽内の水は、この濾過装置の
底部から内部に吸い込まれ、上端面から気泡と共に上方
に吐出されるので、水槽内に循環水流が生じる。そし
て、導入筒2から濾過装置内に吸い込まれた水は、濾材
収容部Bの容器本体11の分離面に設けてある透孔14
より容器本体内に入り、その容器本体に収容されている
濾材13を通過し、蓋12を透過してキャップ17の流
路内に流出し、エア噴出部18から噴出される気泡の浮
上力及びプロペラファン19の推進力によりキャップ1
7の流路から再び水槽内に吐出される。
【0041】ハウジングAの底部に重り兼濾材3が収容
され、ハウジング底面と導入筒の下部に透孔7が形成さ
れている場合は、吸い込まれる水の一部が、ハウジング
底部の重り兼濾材3の中を通過して透孔8を経て導入筒
2内に入る。この際に、未濾過水に含まれる汚濁因子が
濾材に捕捉される。時間の経過と共に、増加する捕捉粒
子により濾材の流体流路が閉塞されるため、当初の濾材
濾過から閉塞濾過に移行し、濾過効率が向上する。
【0042】導入筒2内に吸い込まれた未濾過水は、導
入筒内を上昇する。導入筒の上端部は濾材収容部Bの下
面至近でこれに向けて開口しいるので、未濾過水に含ま
れる比較的径の大きい粒子は、濾材収容部の容器本体1
1の透孔14が存在しない部分の衝突面に衝突して沈殿
部10の方向に反射される。沈殿部10には、ほとんど
水流がないので、衝突反射される汚物因子は、沈殿部に
沈降し、時間の経過と共に堆積し、濃縮する。すなわ
ち、この濾過装置においては、水槽の水から分離された
汚濁因子が、装置内に取込まれ、貯溜される。
【0043】導入筒2から上昇する水及び容器本体11
の分離面に衝突反射されない微細な粒子は、容器本体の
透孔14より濾材収容部Bの内に流入し、その濾材13
により微細な粒子が捕捉される。この濾材収容部の分離
面は、水流に対して斜めとなる逆錐状に形成されている
ので、濾過面積を大きく取ることができる。従って、濾
過効率が良い。また、濾材収容部における濾過液は、通
過抵抗の小さな領域に多く流れるから、汚濁因子の捕捉
量は、この装置の使用初期は濾材収容部の周辺部から増
加し、閉塞が進んで通過抵抗が増加してくると、粒子捕
捉領域が徐々に頂点に近い領域に近付いてくる。従っ
て、長期に渡り、強制水流の高い通過速度が維持され
る。
【0044】本実施例装置の効果を述べると、エア噴出
部18からの連続的気泡の噴出上昇、及びこれによるプ
ロペラファン19の回転により装置内に強制水流が発生
し、ハウジング底部の濾材3による濾過、濾材収容部B
の分離面による反射分離及び沈殿部10への沈降濃縮及
び濾材収容部の濾材13による濾過の3種類又は4種類
の濾過作用が行なわれるので、小型装置でも非常に高い
濾過効率が得られる。そして、導入筒2から吸い込まれ
た径の大きい汚濁因子は、濾材収容部の分離面で分離さ
れ、沈殿部10に沈降して濃縮するので、濾材収容部B
による微細粒子の捕捉能力が長期に渡り維持される。従
って、従来装置に比べて、洗浄サイクル期間が長くな
る。また、水槽の水から捕捉された汚濁因子は、装置内
に貯溜されるから、水槽内の動物に対して有害な成分の
発生、あるいは動物の発病が抑制され、又は水槽内の植
物の異常成長が防止される。
【0045】図5は、本発明の第二の実施例を示す縦断
面図である。先の実施例の部材と同一又は相当する部材
には、同一の符号を付すに止どめ、異なる構成について
のみ説明する。本実施例においては、導入筒2の上端部
に、濾材収容部Bの分離面とほぼ平行にその分離面の中
間位置まで延びる上り漏斗状の案内部31aと、その案
内部の上端部から沈殿部10の方向に傾斜する下り漏斗
状の案内部31aとを有する仕切り部材31を備えてあ
る。また、濾材収容部Bの分離面の透孔14は、分離面
の下端部から上端部まで連続する縦スリットに形成され
ており、円周方向に配設されている。
【0046】仕切り部材31は、濾材収容部Bの分離面
とほぼ平行に延びる上り漏斗状の案内部13aを有して
いるので、導入筒内を上昇する水は、前記分離面に接近
した位置をこれに沿って流れるように案内されるため、
濾過水注の粒子の分離面に対する衝突分離が促進される
効果がある。
【0047】また、沈殿部10の方向に傾斜する下り漏
斗状の案内部31bを有するので、沈殿部内に乱流渦流
が発生することが防止されるので、分離された粒子の沈
降作用が確実に行なわれ、さらに、沈殿部10に一旦沈
降した汚濁因子が舞上がることが防止されて、捕捉物質
が確実に保留される。
【0048】そして、容器本体Bの分離面の透孔14
は、縦スリット状に形成されているので、汚濁因子が透
孔に係止して、これを早期に閉塞する恐れがない。ま
た、仮にスリットの一部に汚濁因子が係止しても、連続
する上昇水流によりスリットから離脱され易い利点があ
る。従って、装置内の流体の通過速度の低下の時期が遅
延される。なお、図5の26は、水槽内の魚が浸入する
ことを防止するため導入筒2の下端部に必要により装着
された網である。
【0049】上述のように、本発明による濾過装置は、
流体の中に静置し、流体を装置内に流通させて、その流
体に含まれる汚濁因子や物質又は粒子を分離して捕捉す
るために用いられる。従って、この濾過装置は、上述さ
れたように、溜まり水が用いられる水性動植物の飼育鑑
賞用水槽の濾過装置として適切有効であるが、こればか
りでなく、例えば、工作機械における研磨油又は切削油
から、これに含まれる砥粒又は切り粉を分離するために
も利用することができる。また、閉塞された室内の空気
から塵埃を分離するためにも利用することが可能であ
る。その用途に応じて、適切な種類の濾材を選択すれば
良い。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、第一の発明によ
る濾過装置は、ハウジング内の濾材の上方に設けられた
エア噴出部から噴出されるエアによりプロペラファンが
回転されるようにしたので、小型でも濾過効率が著しく
向上され、しかも、騒音が発生せず、最少限の付属部材
の接続で済む。
【0051】また、第二の発明によれば、ハウジングの
底壁と周壁と導入筒との間に形成された沈殿部を有し、
濾材収容部は、前記導入筒のほぼ中心上に頂点を有する
逆錐状の分離面を有し、その分離面は、原流体に含まれ
る汚濁因子を衝突させて前記沈殿部方向に反らす衝突面
と、液体を通過させる多数の透孔を有しているので、直
接濾材に捕捉される汚濁因子の量が少ないため、濾材の
流体通過速度の早期低下が防止され、完全閉塞の時期が
遅延されるので、濾過効率が一層向上される。
【0052】さらに、第三の発明によれば、濾材収容部
がカートリッジ式に形成され、ハウジングの上部に嵌合
係止されるための被係止部を有しているので、濾過装置
のハウジングに対する着脱が容易にでき、分離面の付着
物の除去・洗浄が容易にできると共に、濾材収容部を単
独で交換することも可能である。
【0053】さらに、第四の発明によれば、流体加速部
がカートリッジ式に形成され、濾過装置のハウジングの
上部に着脱自在に取付けられているので、必要時は取外
し、濾材収容部をハウジングから取出して容易に洗浄す
ることができると共に、流体加速部を単独で交換するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の縦断面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】ハウジングに対する濾材収容部及び流体加速部
との保持状態を示す要部の断面図である。
【図4】エア噴出部の平面図である。
【図5】本発明の第二の実施例の縦断面図である。
【図6】従来の水槽用濾過装置の一例の縦断面図であ
る。
【図7】従来の水槽用濾過装置の他の例の縦断面図であ
る。
【図8】従来の水槽用濾過装置のさらに他の例の縦断面
図である。
【符号の説明】
A ハウジング 1 底板 2 導入筒 3 重り兼濾過材 4 周壁 5 仕切り板 7,8 透孔 9 足 10 沈殿部 B 濾材収容部 11 容器本体 12 蓋 13 濾材 14 透孔 15 フランジ(被係止部) 16 段部(係止部) C 流体加速部 17 キャップ 18 エア噴出部 19 プロペラファン 23 連結管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面及び上面以外が密閉されたハウジング
    と、ハウジング内に設けられた濾材と、その濾材の上方
    においてハウジング内に設けられたエア噴出部と、ハウ
    ジングの上部に設けられ、前記エア噴出部から噴出され
    るエアにより回転されるプロペラファンとを有すること
    を特徴とする濾過装置。
  2. 【請求項2】ハウジングと、ハウジングの底部から原流
    体をハウジング内上方に導入する導入筒と、ハウジング
    の底壁と周壁と前記導入筒との間に形成された沈殿部
    と、前記導入筒の上方においてハウジング内に設けられ
    た濾材収容部と、濾材収容部の上方においてハウジング
    内に設けられたエア噴出部と、ハウジングの上部に形成
    された流出口に設けられ、前記エア噴出部から噴出され
    るエアにより回転されるプロペラファンとを有し、前記
    濾材収容部は、前記導入筒のほぼ中心上に頂点を有する
    逆錐状の分離面を有し、その分離面は、前記原流体に含
    まれる汚濁因子を衝突させて前記沈殿部方向に反らす衝
    突面と、液体を通過させる多数の透孔を有していること
    を特徴とする濾過装置。
  3. 【請求項3】導入筒の上端部に、濾材収容部の分離面と
    ほぼ平行にその分離面の中間位置まで延びる上り漏斗状
    の案内部と、その案内部の上端部から沈殿部方向に傾斜
    する下り漏斗状の案内部とを有する仕切り部材を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の濾過装置。
  4. 【請求項4】ハウジングの沈殿部の下側に、重り兼濾材
    を収容する重り兼濾材収容部を形成すると共に、その重
    り兼濾材収容部の底部に原流体を前記重り兼濾材収容部
    に通過させる透孔を形成し、かつ、導入筒に前記重り兼
    濾材収容部から流体を前記導入筒に通過させる透孔を形
    成したことを特徴とする請求項2又は3記載の濾過装
    置。
  5. 【請求項5】分離面の透孔は、分離面の下端部から上端
    部まで連続する縦スリットであり、円周方向に配設され
    ていることを特徴とする請求項2ないし4の一つに記載
    の濾過装置。
  6. 【請求項6】ハウジングは、その周壁の上部内側に嵌合
    された濾材収容カートリッジを嵌合係止するための係止
    部を有し、 濾材収容部は、下面に衝突面と流体を通過させる多数の
    透孔とを有している逆錐状の分離面を有して内部に濾材
    を収容する容器本体と、その容器本体の上面の開口を閉
    塞する蓋とを有し、前記ハウジングの周壁の上部内側に
    嵌合された場合に係止される被係止部を有してカートリ
    ッジ式に形成してあり、 エア噴出部とプロペラファンは、上、下面に開口する異
    径管状のキャップの下部内側に前記エア噴出部を取付
    け、そのエア噴出部に一端部を結合された連結管の他端
    部を前記キャップの外側に突出させ、前記キャップの上
    部内側の前記エア噴出部の上方にプロペラファンを組込
    んでカートリッジ式に形成され、前記キャップの下端部
    は前記ハウジングの上端部に着脱自在に結合されている
    ことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか一つに記
    載の濾過装置。
  7. 【請求項7】下面に衝突面と、流体を通過させる多数の
    透孔とを有している錐状の分離面を有し、内部に濾材を
    収容した容器本体と、その容器本体の上面を閉塞する網
    状の蓋とを有し、請求項2ないし7のいずれか一つに記
    載の濾過装置のハウジングの上部内側に着脱自在に固定
    されることを特徴とする濾材収容カートリッジ。
  8. 【請求項8】下面と上面に開口する異径管状のキャップ
    の上部内側にエア噴出部を取付け、そのエア噴出部に一
    端が結合された連結管の他端部を前記キャップの外側に
    突出させ、前記キャップの前記エア噴出部の上方にプロ
    ペラファンを組込んで形成され、前記キャップの下端部
    が請求項2ないし7のいずれか一つに記載の濾過装置の
    ハウジングの上部に着脱自在に取付けられることを特徴
    とする流体加速カートリッジ。
JP6167375A 1994-06-27 1994-06-27 濾過装置 Pending JPH089832A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123412A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Suisaku Kk 内部式濾過装置
CN108744685A (zh) * 2018-07-30 2018-11-06 北京四季沐歌太阳能技术集团有限公司 自吸过滤头
KR20190142175A (ko) * 2018-06-15 2019-12-26 김영건 수조용 이물질 포집장치
KR102254551B1 (ko) * 2020-10-12 2021-05-21 조희 수조용 이물질 포집장치

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