JPH0898106A - Rfモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路 - Google Patents

Rfモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路

Info

Publication number
JPH0898106A
JPH0898106A JP6228318A JP22831894A JPH0898106A JP H0898106 A JPH0898106 A JP H0898106A JP 6228318 A JP6228318 A JP 6228318A JP 22831894 A JP22831894 A JP 22831894A JP H0898106 A JPH0898106 A JP H0898106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
modulator
signal
output
frequency
tuner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6228318A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Akiyama
一郎 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6228318A priority Critical patent/JPH0898106A/ja
Publication of JPH0898106A publication Critical patent/JPH0898106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン受像機,VTR等の受信装置で
RFモジュレータの出力信号を受信する場合、入力する
信号がRFモジュレータの出力信号であるときは、自動
的にRFモジュレータの出力信号を選局受信することを
可能とする。 【構成】 チューナ81に入力する信号がRFモジュレ
ータ9の出力である場合には、チューナ81の選局周波
数を変化させると、AFT回路83のAFT電圧が、映
像搬送波fp,音声搬送波fs,及び(2fp−fs)
の3つの周波数点で反転することを利用して、制御回路
84にてAFT電圧を検出することにより、チューナ8
1の入力信号がRFモジュレータ9の出力であるか否か
を判定する。判定の結果、入力信号がRFモジュレータ
9の出力である場合は、制御回路84からの選局周波数
制御信号にてチューナ81を制御してRFモジュレータ
9の出力チャンネルを自動的に選局受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRFモジュレータ出力信
号の自動判別機能付き選局回路に係り、特にAFT電圧
の変化を検出し、RFモジュレータからの信号であるこ
と判定してチューナの受信チャンネルを自動的にRFモ
ジュレータの出力チャンネルに設定できるようにしたR
Fモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(以下、VTRと
いう)の再生信号やビデオカメラの出力などの映像信号
及び音声信号を放送周波の信号(以下、RF信号とい
う)に変換するのにRFモジュレータが使用される。
【0003】例えばVTRの再生信号を、RFモジュレ
ータを通してRF信号に変換し、テレビジョン受像機の
アンテナ端子に入力することによって、VTRの再生画
像を見ることができる。
【0004】図7はRFモジュレータ11を内蔵した電
子機器10とテレビジョン受像機20との接続関係を示
している。電子機器10は、RFモジュレータを内蔵し
たVTR,CATVコンバータ等である。電子機器10
内のRFモジュレータ11はアンテナ入力端子12とR
F出力端子13を備えており、アンテナ入力端子12に
はアンテナ14からケーブル15を介してRF信号が入
力され、RF出力端子13からはアンテナ14からのR
F信号若しくは電子機器10内の例えばVTR部又はC
ATVコンバータ部からの映像信号をRF変換したRF
信号が出力され、テレビジョン受像機20のアンテナ入
力端子21に入力されるようになっている。
【0005】電子機器10内のRFモジュレータ11と
しては、図8(a) に示すようなスイッチ内蔵式のRFモ
ジュレータか、或いは図8(b) に示すようなスイッチ非
内蔵式のRFモジュレータがある。
【0006】図8(a) のスイッチ内蔵式のRFモジュレ
ータ11は筐体11Aの外部にアンテナ入力端子12と
RF出力端子13を備え、筐体11Aの内部にスイッチ
11BとRF変調部11Cを有している。ここで、スイ
ッチ11Bは第1,第2の2つの接続端子a,bを共通
端子cに接続した摺動部にて切り換える構成となってお
り、アンテナ入力端子12とスイッチ11Bの第1の端
子aが接続し、第2の端子bとRF変調部11Cの出力
端が接続し、共通端子cとRF出力端子13が接続して
おり、スイッチ11Bを第1の端子aに接続すると、ア
ンテナ入力端子12に供給された放送波のRF信号がR
F出力端子13にスルーし、スイッチ11Bを第2の端
子bに接続すると、RF変調部11CからのRF信号が
RF出力端子13に出力するようになっている。
【0007】図8(b) のスイッチ非内蔵式RFモジュレ
ータ11は筐体11Aの外部にアンテナ入力端子12と
アンテナ出力端子16とRF出力端子13を備え、筐体
11Aの内部にRF変調部11Cを有している。ここ
で、アンテナ入力端子12とアンテナ出力端子16が接
続し、RF変調部11Cの出力端とRF出力端子13が
接続しており、アンテナ入力端子12に供給された放送
波のRF信号がアンテナ出力端子16にスルーし、RF
変調部11CからのRF信号がRF出力端子13に出力
するようになっている。
【0008】図7の接続構成においては、テレビジョン
受像機20にてRFモジュレータ11の出力信号を受信
するとき、ユーザーはテレビジョン受像機20の受信チ
ャンネルを、リモコン等の選局操作手段30を用いてR
Fモジュレータ11の出力チャンネル(テレビ放送の空
きチャンネルが使用される)に合わすことにより、RF
モジュレータ11の出力信号を受信することができる。
【0009】図9はCATV専用入力端子付きテレビジ
ョン受像機20AとCATVコンバータ10Aとの接続
関係を示している。CATVコンバータ10Aは、内部
にコンバータ部(BSチューナ等を含む)とRFモジュ
レータ(ここでは例えばスイッチ内蔵式RFモジュレー
タとする)11とを有し、外部にアンテナ端子12とR
F出力端子13とを有している。テレビジョン受像機2
0Aは、外部に放送波のアンテナ入力端子21とCAT
V専用入力端子22とを有し、放送波入力とCATV入
力とのモード切換えを行えるようになっている。CAT
Vコンバータ10A内のRFモジュレータ11は入力端
子12とRF出力端子13を備えており、入力端子12
にはCATVケーブル15を介してBSコンバータ等か
らの例えば1.3GHzCATV信号が入力され、内部のコン
バータ部(BSチューナ等を含む)でベースバンド信号
に変換された後、RFモジュレータ11に供給されてR
F信号に変換される。RFモジュレータ11のRF出力
端子13からはCATVのベースバンド信号をRF変換
したRF信号が出力され、テレビジョン受像機20Aの
CATV専用入力端子22に入力されるようになってい
る。なお、テレビジョン受像機20Aのアンテナ入力端
子21にはアンテナケーブル17が接続している。
【0010】図9の接続構成においては、テレビジョン
受像機20Aはアンテナ入力端子のほかにCATV専用
入力端子22わ有しており、このCATV専用入力端子
22からの信号を受信するモードでは、RFモジュレー
タ11の出力チャンネルを選局受信するようになってい
る。
【0011】図10はVTR40とCATVコンバータ
10Aとの接続関係を示している。CATVコンバータ
10Aは内部にコンバータ部(BSチューナ等を含む)
とRFモジュレータ11とを有し、外部にアンテナ入力
端子12とRF出力端子13を有している。VTR40
は内部にVTR回路部とRFモジュレータを有し、外部
にアンテナ入力端子41とRF出力端子42を有してい
る。CATVコンバータ10A内のアンテナ入力端子1
2にはCATVケーブル15を介してBSコンバータ等
からの例えば1.3GHzCATV信号が入力され、さらに内
部のコンバータ部にてベースバンド信号に変換された後
RFモジュレータ11にてRF信号に変換される。RF
出力端子13からはRF信号が出力され、VTR40の
アンテナ入力端子41に入力されるようになっている。
【0012】図10においては、ユーザーが、予めVT
R40のアンテナ入力端子41に入力する信号がCAT
Vコンバータ10AのRF信号であるか否かのモード設
定を行い(CATVモードか否かの設定)、さらにRF
モジュレータ11の出力信号のチャンネルが何チャンネ
ルであるかを設定し、これらの設定がなされた場合に
は、強制的にRFモジュレータ11の出力チャンネルを
選局受信できるようになっている。
【0013】ところで、図7の接続では、テレビジョン
受像機20にてRFモジュレータ11の出力信号を受信
するときには、ユーザーがテレビジョン受像機20の受
信チャンネルをRFモジュレータ11の出力チャンネル
に合わせる必要がある。特に、電子機器10において、
RFモジュレータ11が、アンテナ入力端子12からの
放送波信号をそのままスルーするモードと、RF変調部
からのRF信号を出力するモードとを切り換える方式の
場合(電子機器10がVTRの場合は、テレビ/ビデオ
切換えモード)、それぞれのモードに合わせてテレビジ
ョン受像機20の受信チャンネルを変更する必要があ
る。
【0014】また、図9の接続のように、CATVコン
バータ専用入力端子22の場合も、上記のようにRFモ
ジュレータ11でアンテナ入力のスルー信号とRF変調
部の出力とを切り換える方式の場合は、RF変調部でR
F変換された信号のチャンネルのみがテレビジョン受像
機20Aで受信でき、RFモジュレータ11からのアン
テナスルー出力をテレビジョン受像機20Aで受信する
ことができない。
【0015】図11は、外部切換えスイッチ50を使用
した時のCATVコンバータ10AとVTR40との接
続関係を示している。
【0016】図11は図10の接続関係に、2つの入力
端子a,bとこれを切り換える摺動部が接続した出力端
子cから成る外部切換えスイッチ50を加えたものであ
る。図10におけるケーブル16の出力端を、図11に
おける外部切換えスイッチ50の一方の入力端子aに接
続し、もう一方の入力端子bにはケーブル17を介して
外部アンテナを接続し、出力端子cをケーブル18を介
してVTR40のアンテナ入力端子41に接続してい
る。これにより、外部切換えスイッチ50で、CATV
コンバータ10Aからの出力信号と外部アンテナからの
放送波信号とを切り換えてVTR40のアンテナ入力端
子41に供給可能としている。
【0017】しかしながら、図11の場合も、CATV
コンバータ10Aの出力チャンネルと外部アンテナの出
力チャンネルは異なるため、外部切換えスイッチ50の
切り換えに合わせてVTR40の受信モード(又はチャ
ンネル設定)を切り換える必要がある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、テレビジ
ョン受像機,VTR等の受信装置でRFモジュレータ内
蔵機器からの出力信号を受信する場合、受信チャンネル
をRFモジュレータの出力信号のチャンネルに合わせる
必要がある。また、テレビジョン受像機,VTR等の受
信装置に、RFモジュレータ内蔵のCATVコンバータ
を接続するためのCATV専用入力端子を設ける場合、
テレビジョン受像機やVTR等の受信装置にCATV入
力端子のほかに別に放送波用のアンテナ入力端子が必要
であり、受信装置への入力信号がCATVコンバータの
RFモジュレータ出力から放送波入力に切り換わる時
は、受信装置のチャンネル設定や接続を切り換える必要
があった。
【0019】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、テレ
ビジョン受像機,VTR等の受信装置に入力する信号が
RFモジュレータの出力信号であるときは、自動的にR
Fモジュレータの出力チャンネルを選局することができ
るRFモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回
路を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のRFモジュレー
タ出力信号の自動判別機能付き選局回路は、RFモジュ
レータからの出力信号か又はそれ以外の放送波信号を入
力し、放送チャンネルに対応した選局周波数制御信号に
て局部発振周波数を変化させ、所定周波数の中間周波信
号を出力するチューナと、このチューナの出力周波数の
変化を検出し、前記中間周波信号の一定周波数からのず
れをAFT電圧として出力するAFT回路と、前記チュ
ーナに対して選局周波数制御信号を出力する一方、前記
AFT回路に得られるAFT電圧が、前記チューナにて
選局される入力信号周波数の変化に対して3つの周波数
点で反転したか否かを検出するものであって、3つの周
波数点で反転したことを検出した時は、入力信号がRF
モジュレータの出力信号であると判断し、選局周波数制
御信号にてRFモジュレータの出力チャンネルを選局さ
せるように前記チューナを制御する制御手段とを具備し
たものである。
【0021】
【作用】本発明においては、AFT回路を使用して、入
力信号における映像搬送波fp,音声搬送波fs,及び
(2fp−fs)の搬送波の3つの周波数の信号検出を
行う。この検出結果を用いて、制御手段で入力信号の判
定を行う。判定の結果、入力信号がRFモジュレータの
出力信号である場合は、制御手段からの選局周波数制御
信号にてチューナを制御してRFモジュレータの出力チ
ャンネルを自動的に選局受信する。
【0022】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のRFモジュレータ出力信号の自
動判別機能付き選局回路を示すブロック図 図1において、CATVコンバータ2は内部にコンバー
タ部(BSチューナ等を含む)とRFモジュレータ9と
を有している。CATVコンバータ2内のRFモジュレ
ータ9は入力端子2aとRF出力端子2bを備えてお
り、入力端子2aには図示しないBSコンバータ等から
の例えば1.3GHzCATV信号がCATVケーブル1を介
して入力され、コンバータ部でベースバンド信号に変換
され、さらにRFモジュレータ8にてRF変換され、R
F信号となり、ケーブル3を通して外部切換えスイッチ
4の入力端aに供給される。外部切換えスイッチ4の入
力端bには、アンテナ5からケーブル6を通してテレビ
ジョンの放送波信号が供給される。外部切換えスイッチ
4は、2つの入力端a,bを、出力端cに接続した摺動
部にて選択的に切り換えることができるようになってお
り、外部切換えスイッチ5の出力はケーブル7を介して
受信装置8のアンテナ入力端子8aに供給されるように
なっている。
【0023】受信装置8は、例えばテレビジョン受像機
又はVTRである。受信装置8は、チューナ81と、中
間周波増幅回路82と、AFT回路83と、制御回路8
4を具備している。チューナ81は、アンテナ入力端8
aからのRF信号を入力し、希望の放送チャンネルに対
応した制御回路84からの選局周波数制御信号に応じて
局部発振周波数を変化させ、所定周波数の中間周波信号
を出力する。中間周波増幅回路82は、チューナ81か
らの中間周波信号を増幅し、次段の映像検波部へ供給す
る一方、AFT回路83に供給する。AFT回路83
は、中間周波増幅回路82からの中間周波信号の周波数
の変化を検出し、中間周波信号の周波数の一定周波数か
らのずれをAFT電圧として制御回路84に出力する。
制御回路84は、前記チューナ81に対して選局周波数
制御信号を出力する一方、前記AFT回路83に得られ
るAFT電圧のレベルが、前記チューナ81にて選局さ
れる入力信号周波数の変化に対して、3つの周波数点で
反転したか否かを検出し、3つの周波数点で反転したこ
とを検出した時は、入力信号がRFモジュレータ9の出
力信号であると判断し、選局周波数制御信号にて前記チ
ューナ81を制御して受信チャンネルを自動的にRFモ
ジュレータ9の出力チャンネルとするように制御する。
制御回路84としてはマイクロコンピュータが使用され
る。
【0024】図2は図1のRFモジュレータ9の構成を
示すブロック図である。図2において、入力端子91,
93にはCATVコンバータ2のコンバータ部にてベー
スバンド信号とされた映像信号,音声信号がそれぞれ入
力される。映像信号は映像変調器92で変調され、周波
数fpの映像搬送波が出力され、音声信号は音声変調器
94で変調され、周波数fs−fpの第2音声搬送波
(但し、fsは第1音声搬送波周波数である)が出力さ
れる。そして、加算器95にて合成され、周波数fp,
fs,2fp−fsの3つの搬送波がRF信号として出
力端子96から出力される。
【0025】次に、図1の動作を図3〜図6を参照して
説明する。RFモジュレータ9の出力信号のスペクトラ
ムは、通常、図3に示すようにfp,fs,2fp−f
sの3つの周波数に存在する。これは、RFモジュレー
タ9の構成が、図2に示すようになっており、一般的に
は周波数2fp−fsを減衰させるフィルタが挿入され
ていないために、3つの周波数成分が出力されるためで
ある。
【0026】AFT回路83としては、前記の3つの搬
送波周波数の前後でハイレベル(High),ローレベ
ル(Low)に変化するものを使用する。従って、AF
T回路83においては、チューナ81がRFモジュレー
タ9の出力信号を入力としたときには、選局周波数の変
化に対するAFT電圧特性は、図4に示すように3点A
−B,C−D,E−Fで反転する。
【0027】一方、放送波のスペクトラムは、図5に示
すようにfp,fsの2つの周波数に存在する。この放
送波信号をアンテナ入力端子8aに入力したときの選局
周波数の変化に対するAFT電圧特性は、図6のように
2点A−B,C−Dで反転する。
【0028】従って、入力信号の各周波数に対するAF
T電圧を測定して、図4のような3点でAFT電圧が反
転した場合、RFモジュレータ出力であると制御回路8
4で判定させる。
【0029】この判定結果に従って、入力信号がRFモ
ジュレータ出力の場合は、制御回路84でチューナ81
を制御し、自動的にRFモジュレータの出力チャンネル
(空きチャンネルの例えば2チャンネル)を選局受信す
る。
【0030】次に、受信装置8がVTRである場合につ
いて詳しく説明する。
【0031】制御回路84は、選局動作前に、RFモジ
ュレータ9の出力信号が存在する可能性のあるチャンネ
ルで、搬送波検出を行うが、その搬送波検出を行うチャ
ンネルとしては、例えば次の(1) 〜(3) のような方法が
ある。
【0032】(1) 一般的にRFモジュレータの出力チャ
ンネルとして多く採用されているチャンネルで行う。例
えば、北アメリカの場合は3又は4チャンネル、日本の
場合は1又は2チャンネルで搬送波検出を行う。
【0033】(2) 全チャンネルについて信号の有無を検
出し、信号有りと判断したチャンネルで搬送波検出を行
う。
【0034】(3) 全チャンネルについて搬送波検出を行
う。
【0035】搬送波検出は、fp(映像搬送波周波
数),fs(音声搬送波周波数),2fp−fsの3点
で行う。例えば、アメリカの3チャンネルの場合、fp
=61.25MHz,fs=65.75MHz,2fp
−fs=56.75MHzの3点で、搬送波検出を行
う。各点で搬送波が存在した場合、AFT電圧はハイレ
ベルからローレベルに反転する。従って、制御回路84
は、上記3つの搬送波の各周波数の前後の周波数に受信
周波数を設定し、AFT電圧の変化を検出する。3つの
周波数の前後で図4のA−B間,C−D間,E−F間の
ようにAFT電圧が反転した場合は、VTR8の入力信
号がRFモジュレータ9の出力信号であると判断する。
【0036】搬送波検出の方法としては、例えば次の
(1) 〜(3) のような方法がある。
【0037】(1) 通常の選局時のAFT動作を行い、映
像搬送波を探索する。映像搬送波周波数fpの前後2点
でAFT電圧は反転する。次に、音声搬送波周波数fs
の前後の2点に受信周波数を設定し、AFT電圧を検出
する。音声搬送波の存在した場合には、fs前後の2点
でAFT電圧が反転する。2fp−fsの前後2点でも
同様にAFT電圧を検出する。それぞれAFT電圧が反
転していたら、搬送波が存在すると判断する。
【0038】(2) (1) と同様に映像搬送波を探索する。
次に音声搬送波周波数fs付近にてAFT電圧の反転す
る周波数を探し、反転するポイントがあれば、その周波
数と映像搬送波周波数fpとの差がfs−fp(例えば
NTSC方式の場合は4.5MHz)近くであれば、音
声搬送波であると判断する。2fp−fsについても同
様に、搬送波周波数2fp−fs付近にてAFT電圧の
反転する周波数を探し、反転するポイントがあれば、そ
の周波数と映像搬送波周波数fpとの差がfs−fp近
くであれば、2fp−fsであると判断する。
【0039】(3) 周波数を高い方から低い方まで(又は
低い方から高い方まで)選局周波数を変えてAFT電圧
の検出を行い、3か所で搬送波が検出され(搬送波が存
在したときと同じ方向でAFT電圧が変化した場合)、
かつ3か所の周波数の間隔がそれぞれfs−fpの近く
のとき、RFモジュレータの出力信号であると判断す
る。
【0040】VTR8のアンテナ入力端子8aに入力さ
れる信号がRFモジュレータ9の出力である場合は、f
p,fs,2fp−fsの3点で搬送波が検出され、放
送波の信号等の場合は、fp,fs,2fp−fsの3
点で搬送波が検出されない。
【0041】制御回路回路84は、入力した信号がRF
モジュレータ出力であると判断した場合は、本来選局要
求されているチャンネルではなく、RFモジュレータの
出力チャンネルを優先的に選局し受信する。
【0042】例えば、予約録画実行時など、RFモジュ
レータ出力がアンテナ入力端子に入力されているのに、
RFモジュレータの出力チャンネル以外のチャンネルが
予約されている場合、信号のないチャンネルを録画する
ことなく、RFモジュレータ出力を記録することができ
る。
【0043】また、Gコードで予約録画をする場合、従
来はCATVコンバータを接続するときには、予めCA
TVコンバータの使用の有無やCATVコンバータの出
力チャンネルをユーザーが設定する必要があったが、こ
れらの設定をすることなく自動的にRFモジュレータ出
力を受信することができる。特に、CATVコンバータ
の出力と放送波信号とを、スイッチで切り換えてVTR
に入力している場合には、従来は、2湯信号の切り換え
に合わせて、CATVコンバータ使用の有無の設定を切
り換える必要があったが、本実施例では、入力信号に応
じた選局を行い、CATVコンバータ即ちRFモジュレ
ータの出力信号の場合は、RFモジュレータの出力チャ
ンネルを自動的に選局受信できる。
【0044】次に、受信装置8がテレビジョン受像機と
し、RFモジュレータ9がVTRに内蔵されたものであ
る場合について説明する。テレビジョン受像機の場合
も、入力信号がRFモジュレータ出力かどうかの判断ま
では、前述の受信装置8がVTRの場合と同じである。
【0045】テレビジョン受像機の場合、VTRのRF
モジュレータ出力を受信する場合には、VTRのモード
(TV/VTR切換えモード)によってRFモジュレー
タ出力と放送波信号とが切り換わるため、従来はVTR
のモードに合わせてテレビジョン受像機の受信チャンネ
ルを切り換える必要があったが、本実施例では、入力信
号が切り換わった時に(それまで受信していたチャンネ
ルでの無信号検出の結果が信号無しとなった時に)、入
力信号がRFモジュレータ出力であるかどうかの判別を
行うことで、入力信号がRFモジュレータ出力と放送波
信号とで切り換わるのに応じて自動的に選局チャンネル
を切り換えることができる。
【0046】尚、図1において、CATVコンバータ2
のRFモジュレータ9内のRF変調部には、そのアンテ
ナ入力端子を通さずに、中継回線出力等のベースバンド
信号が直接入力される構成となっていてもよい。
【0047】また、図1では、符号2はCATVコンバ
ータ示しているが、本発明ではCATVコンバータに限
定されずRFモジュレータを内蔵した機器(例えばVT
R)であればよい。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、テレ
ビジョン受像機,VTR等の受信装置の入力信号がRF
モジュレータの出力である場合、入力する信号がRFモ
ジュレータ出力であることを判別し、自動的にRFモジ
ュレータ出力チャンネルを選局受信することができる。
これにより、RFモジュレータ出力を受信する場合に、
ユーザーが受信チャンネルを切り換えたり、予めRFモ
ジュレータの出力チャンネルを設定したりすることが必
要なく、操作性に優れた選局回路を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のRFモジュレータ出力信号
の自動判別機能付き選局回路を示すブロック図。
【図2】RFモジュレータのブロック図。
【図3】RFモジュレータ出力のスペクトル図。
【図4】RFモジュレータ出力を受信した時のAFT電
圧の変化を示す図。
【図5】放送波のスペクトル図。
【図6】放送波を受信した時のAFT電圧の変化を示す
図。
【図7】RFモジュレータ内蔵機器とテレビジョン受像
機との接続関係を示す斜視図。
【図8】RFモジュレータを示す斜視図。
【図9】CATV専用入力端子付きテレビジョン受像機
とCATVコンバータの接続関係を示す斜視図。
【図10】VTRとCATVコンバータとの接続関係を
示す斜視図。
【図11】外部切換えスイッチ使用時のCATVコンバ
ータとVTRとの接続関係を示す斜視図。
【符号の説明】
2…CATVコンバータ 4…切換えスイッチ 5…アンテナ 8…受信装置 8a…アンテナ入力端子 9…RFモジュレータ 81…チューナ 83…AFT回路 84…制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RFモジュレータからの出力信号か又はそ
    れ以外の放送波信号を入力し、放送チャンネルに対応し
    た選局周波数制御信号にて局部発振周波数を変化させ、
    所定周波数の中間周波信号を出力するチューナと、 このチューナの出力周波数の変化を検出し、前記中間周
    波信号の一定周波数からのずれをAFT電圧として出力
    するAFT回路と、 前記チューナに対して選局周波数制御信号を出力する一
    方、前記AFT回路に得られるAFT電圧が、前記チュ
    ーナにて選局される入力信号周波数の変化に対して3つ
    の周波数点で反転したか否かを検出するものであって、
    3つの周波数点で反転したことを検出した時は、入力信
    号がRFモジュレータの出力信号であると判断し、選局
    周波数制御信号にてRFモジュレータの出力チャンネル
    を選局させるように前記チューナを制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とするRFモジュレータ出力信号
    の自動判別機能付き選局回路。
JP6228318A 1994-09-22 1994-09-22 Rfモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路 Pending JPH0898106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6228318A JPH0898106A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 Rfモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6228318A JPH0898106A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 Rfモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0898106A true JPH0898106A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16874571

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6228318A Pending JPH0898106A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 Rfモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0898106A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002247492A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Ftl International:Kk 配信広告情報受信アダプタ
JP2007110425A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Funai Electric Co Ltd 受信装置及びテレビジョン受像機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002247492A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Ftl International:Kk 配信広告情報受信アダプタ
JP2007110425A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Funai Electric Co Ltd 受信装置及びテレビジョン受像機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4592093A (en) Super high frequency receiver
CN1528048A (zh) 在不同操作模式下通过比较射频信号质量优化射频信号电平的装置
KR890000648B1 (ko) 텔레비젼 음성신호 수신기
JPH0898106A (ja) Rfモジュレータ出力信号の自動判別機能付き選局回路
JP3969828B2 (ja) テレビジョン信号受信装置のrfコンバータ出力チャンネル自動設定装置、ビデオチューナ装置及びvtr
US7373074B2 (en) Video recording apparatus
KR19980052942A (ko) 채널별 음량레벨 변동폭 자동 조정기능을 갖춘 텔레비전 수상기
KR0184962B1 (ko) 강신호 선별 예약녹화기능을 갖춘 텔레비디오
JPH05252455A (ja) 放送方式の自動識別切換装置
JPS6367366B2 (ja)
KR0128018Y1 (ko) 텔레비디오수상기의 두 종류방송녹화장치
JP3446396B2 (ja) 高周波受信変換装置
KR100994939B1 (ko) 광대역 증폭기의 동작 상태의 자동 설정
KR0181405B1 (ko) 텔레비전의 전원오프시 프로그램 탐색장치 및 그 방법
KR200179568Y1 (ko) 복합 영상기록 시스템
JPS61200781A (ja) テレビジヨン受信機におけるチユ−ナ回路
KR100249804B1 (ko) 브이시알의 알에프변조채널 자동설정 방법
KR100286275B1 (ko) 비정상적 음향모드의 신호처리방법
KR0158324B1 (ko) Kbps코드를 이용한 채널 자동설정장치 및 그 방법
JP2005079698A (ja) 選局装置
JPH1041839A (ja) Fm送信局の検出装置およびfm送信局のオートプリセット装置
KR20000033624A (ko) 방송신호 수신기기의 오토서치시 스크램블된 채널 삭제방법
EP1401199A2 (en) Television receiver and television broadcast receiving method
JPH08340489A (ja) 高周波受信変換装置
KR19990039735A (ko) 티브이씨알에서의 사운드 버즈 제거 방법