JPH0897945A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH0897945A
JPH0897945A JP6227007A JP22700794A JPH0897945A JP H0897945 A JPH0897945 A JP H0897945A JP 6227007 A JP6227007 A JP 6227007A JP 22700794 A JP22700794 A JP 22700794A JP H0897945 A JPH0897945 A JP H0897945A
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JP6227007A
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Inventor
Hiroshi Shibata
博 柴田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1ページのデータ量に満たない複数のデータ
をそれぞれ区別可能にキャラクタとイメージのまま1ペ
ージ単位で結合して能率良く送信する。 【構成】 データ結合判定部5で複数のデータファイル
がイメージ,キャラクタ,又はそれらの混在データのど
れかを判定した結果に基づいて通常のG3送信モード,
G3キャラクタモード,又はG3ミクストモードのいず
れかを決定し、データファイル変換部6で各データファ
イルのフォーマットを変換し、データ結合判定部5によ
って各データファイルを結合すると共に、付加情報制御
部7によって各データファイルに対するファイル名とペ
ージ番号の付加情報を挿入し、その後、1ページ単位の
データファイルを作成し、通信制御部8によってそのデ
ータファイルを決定された送信モードによって送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ通信制
御機能付きのパーソナルコンピュータやファクシミリ装
置等のデータ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種の機能を備えたファクシミリ
装置等のデータ通信装置が多数提案されている。例え
ば、キャラクタデータとイメージデータをブロックに分
割し、そのイメージデータの内容が2値データ,カラー
データ,又は中間調データに応じて処理を行なうことに
よって処理の効率化を図るデータ通信装置(特開昭63
−115455号公報参照)などが提案されている。
【0003】また、データ通信装置に適用する処理方法
として、ミクストモードデータのブロックがテキストな
らばページ・ディスクリプション・ラングウェイジ(P
DL)に変換し、イメージは変換しないファクシミリ処
理方法(特開平4−13369号公報参照)などが提案
されている。
【0004】従来、複数ページのイメージデータを送信
するとき、各ページのデータ量が1ページに満たない場
合、各ページのデータを1ページのデータとしてファク
シミリ送信する機能(「Into1送信機能」と称す
る)を備えたデータ通信装置があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなInto1送信機能を備えた従来のデータ通信装
置では、キャラクタデータ,又はイメージデータとキャ
ラクタデータの混在データについては、一度イメージデ
ータに変換してからでないと1ページに結合してファク
シミリ送信できないので、データの通信に時間がかかっ
てしまうし、データを受信した側では、いくつのデータ
が結合されたのか、また各データの結合位置がどこなの
かなどがわからないという問題があった。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、1ページのデータ量に満たない複数のデータを
それぞれ区別可能にキャラクタデータ及びイメージデー
タのまま1ページ単位で結合して能率良く送信できるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ通信装
置は、上記の目的を達成するため、送信する複数のデー
タがイメージデータ,キャラクタデータ,イメージデー
タとキャラクタデータの混在データのいずれであるかを
判定する判定手段と、その手段による判定結果に基づい
て上記複数のデータの送信モードを決定する送信モード
決定手段と、上記複数のデータを結合して1ページ単位
のデータファイルを作成するデータファイル作成手段
と、その手段によって作成されたデータファイルを上記
決定された送信モードによって送信する送信手段を備え
ている。
【0008】さらに、上記データファイル作成手段によ
るデータファイルの作成時、上記各データ毎にそれぞれ
のデータのファイル名又はページ番号等の付加情報をキ
ャラクタデータで挿入する手段を設けたものである。
【0009】また、上記の判定手段と送信モード決定手
段とデータファイル作成手段と送信する送信手段を備え
たデータ通信装置において、上記データファイル作成手
段によるデータファイルの作成時、各データ間にそれぞ
れのデータの結合位置を示すための識別ラインをキャラ
クタデータで挿入する手段を設けるとよい。
【0010】さらに、上記データファイル作成手段によ
るデータファイルの作成時、上記各データの結合後の各
ページ毎に発信元,宛名,発信時刻等の発信元で付加す
る情報をキャラクタデータで挿入する手段を設けるとよ
い。
【0011】
【作用】この発明によるデータ通信装置は、送信する複
数のデータがイメージデータ,キャラクタデータ,イメ
ージデータとキャラクタデータの混在データのいずれで
あるかを判定し、その判定結果に基づいて複数のデータ
の送信モードを決定し、複数のデータを結合して1ペー
ジ単位のデータファイルを作成すると共に、各データ毎
にそれぞれのデータのファイル名又はページ番号等の付
加情報をキャラクタデータで挿入し、その作成されたデ
ータファイルを決定された送信モードによって送信す
る。
【0012】したがって、1ページのデータ量に満たな
い複数のデータのキャラクタデータはイメージデータに
変換することなく、各データにファイル名又はページ番
号等の付加情報を付けて1ページ単位で能率良く送信す
ることができる。
【0013】また、上記データファイルの作成時、各デ
ータ間にそれぞれのデータの結合位置を示すための識別
ラインをキャラクタデータで挿入するようにすれば、1
ページのデータ量に満たない複数のデータのキャラクタ
データはイメージデータに変換することなく、各データ
間に結合位置を示す識別ラインを付けて1ページ単位で
能率良く送信することができる。
【0014】さらに、データファイルの作成時、各デー
タの結合後の各ページ毎に発信元,宛名,発信時刻等の
発信元で付加する情報をキャラクタデータで挿入するよ
うにすれば、発信元で付加した情報を各ページにキャラ
クタデータのまま挿入して自動的に送信することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例であるデ
ータ通信装置の機能構成を示すブロック図である。この
データ通信装置は、ファクシミリ通信制御機能付きのパ
ーソナルコンピュータ(PC)であり、CPU,RO
M,及びRAM等からなるマイクロコンピュータを内蔵
し、システム制御部1,データファイル管理部2,宛先
管理部3,操作部4,データ結合判定部5,データファ
イル変換部6,付加情報制御部7,及び通信制御部8の
各機能部を備えている。
【0016】システム制御部1は、この装置全体の制御
を司る。データファイル管理部2は、キャラクタデータ
及びイメージデータのデータファイルを格納し、それら
をファイル名称とファイル属性と共に管理するメモリで
ある。宛先管理部3は、データファイルを送信する宛先
の名称やFAX番号等の宛先情報を登録して管理するメ
モリであり、データ送信時の発信元,宛名,発信時刻等
の発信元で付加する情報のキャラクタデータも生成す
る。
【0017】操作部4は、ユーザによる送信するデータ
ファイルの指定や、送信先の宛先名称の指定や、データ
ファイルの各データ毎のファイル名(ファイル番号も含
む),ページ番号等の付加情報、又はデータの結合位置
を示すための識別ラインを付加する指示や、データファ
イルの各ページ毎に発信元,宛名,発信時刻等の発信元
で付加する情報を付加する指示や、その他の各種の操作
を指示を行なうキーボード等の入力装置である。
【0018】データ結合判定部5は、操作部4によって
指定された複数のデータファイルの各ファイル属性に基
づいて、全てのデータファイルがキャラクタデータのみ
ならばG3キャラクタモードに決定し、イメージデータ
とキャラクタデータの混在データならばG3ミクストモ
ードに決定し、データファイルの送信時の送信モードを
決定する送信モード決定処理を行なう。
【0019】さらに、どのデータファイルまでの結合が
可能かの判定処理と、その判定結果に基づいてデータフ
ァイル変換部6によるフォーマット変換後の各データフ
ァイルを結合して1ページ単位のデータファイルを作成
するデータファイル作成処理も行なう。データファイル
変換部6は、指定された各データファイルのキャラクタ
データのフォーマット変換,及びイメージデータの画サ
イズ変換及び線密度変換等を行なう。
【0020】付加情報制御部7は、データ結合判定部5
におけるデータファイルの作成時、各データ毎にそれぞ
れのデータのファイル名又はページ番号等の付加情報を
キャラクタデータで挿入する。また、各データ間にそれ
ぞれのデータの結合位置を示すための識別ラインをキャ
ラクタデータで挿入する。さらに、各データの結合後の
各ページ毎に、宛先管理部3によって生成された発信
元,宛名,発信時刻等の発信元で付加する情報のキャラ
クタデータを挿入する。
【0021】通信制御部8は、G3キャラクタモード,
G3ミクストモードの各送信モードを含むG3通信プロ
トコルによるデータファイル通信の制御を司り、データ
結合判定部5によって決定された送信モードによって、
作成されたデータファイルを指定された宛先へファクシ
ミリ送信する。
【0022】図2は、このデータ通信装置におけるデー
タ送信の処理を示すフローチャートである。この処理
は、ステップ(図中「S」と示す)1のファイル指定と
送信要求によって送信する複数のデータファイルと送信
先の宛先を指定し、ファイル毎又はページ毎の付加情報
の付加を指定し、送信要求を行なうと、ステップ2へ進
んで指定された各データファイルはキャラクタデータと
イメージデータとが混在しているか否かを判定して、混
在していなければステップ3へ進む。
【0023】ステップ3では指定された各データファイ
ルが全てキャラクタデータか否かを判定して、全てキャ
ラクタデータでなければ全てイメージデータであると判
断して、ステップ6へ進んで送信モードを通常のG3送
信モードに決定し、通常のイメージデータの結合処理に
よって各データファイルを結合して1ページ単位のデー
タファイルを作成する。
【0024】その後、ステップ7へ進んで指定された宛
先のFAX番号をセットして通常のG3送信モードによ
って作成された1ページ単位のデータファイルを送信
し、この処理を終了する。
【0025】また、ステップ3で全てキャラクタデータ
であると判定したら、ステップ4へ進んで送信モードを
G3キャラクタモードに決定し、全ての送信(データ)
ファイルをG3キャラクタモードのフォーマットに変換
し、ステップ5へ進んでページ単位の結合処理によって
各データファイルを結合して1ページ単位のデータファ
イルを作成する。
【0026】その後、ステップ8へ進んで付加情報挿入
処理を行ない、ステップ9へ進んで指定された宛先のF
AX番号をセットしてG3キャラクタモード送信処理に
より、作成された1ページ単位のデータファイルをG3
キャラクタモードで送信し、この処理を終了する。
【0027】一方、ステップ2で各データファイルはキ
ャラクタデータとイメージデータとが混在していると判
定したら、ステップ10へ進んで各データファイルはイ
メージファイル(イメージデータ)か否かを判断して、
ステップ11,12の処理によってそれぞれ各データフ
ァイルのフォーマットを変換する。
【0028】つまり、イメージデータでなければステッ
プ11へ進んでそのデータファイルをG3ミクストモー
ドのキャラクタフォーマットに変換し、イメージデータ
ならステップ12へ進んでG3ミクストモードのイメー
ジフォーマットに変換する。
【0029】その後、ステップ13へ進んで指定された
全てのデータファイルのフォーマットの変換が終了して
いなければ、ステップ10へ戻って次のデータファイル
のフォーマットの変換を行ない、指定された全てのデー
タファイルのフォーマットを変換するまで上述の処理を
繰り返す。
【0030】そして、ステップ13で全てのデータファ
イルのフォーマットの変換が終了したら、ステップ14
へ進んでページ単位の結合処理によって各データファイ
ルを結合して1ページ単位のデータファイルを作成し、
ステップ15へ進んで付加情報挿入処理を行ない、ステ
ップ16へ進んで指定された宛先のFAX番号をセット
してG3ミクストモード送信処理により、作成された1
ページ単位のデータファイルをG3ミクストモードで送
信し、この処理を終了する。
【0031】図3は、図2の付加情報挿入処理の処理フ
ローチャートである。この付加情報挿入処理では、ステ
ップ(図中「S」で示す)21でページ単位付加情報挿
入指定ありか否かを、つまりページ毎に発信元の付加情
報を挿入する指定が有るか否かを判断する。
【0032】そして、その指定がなければそのままステ
ップ23へ進み、有ればステップ22へ進んでページ単
位付加情報生成処理によって各データファイルの結合後
の各ページ毎に付加する発信元,宛名,発信時刻等の付
加情報のキャラクタデータを生成して、ステップ23へ
進む。
【0033】ステップ23ではファイル個別付加情報挿
入指定ありか否かを、つまり各データ毎にファイル名又
はページ番号等の付加情報を挿入する指定が有るか否か
を判断して、その指定がなければそのままステップ25
へ進み、有ればステップ24へ進んでファイル個別付加
情報生成処理によって各データファイル毎にそれぞれの
データのファイル名又はページ番号等の付加情報のキャ
ラクタデータを生成して、ステップ25へ進む。
【0034】ステップ25では識別ライン挿入指定あり
か否かを、つまり各データ間にデータ結合位置を示す識
別ラインを挿入する指定が有るか否かを判断して、その
指定がなければそのままステップ27へ進み、有ればス
テップ26へ進んで識別ラインキャラクタ生成処理によ
って各データ間にそれぞれのデータの結合位置を示すた
めの識別ラインデータのキャラクタデータを生成する。
そして、ステップ27で上述の処理によって生成された
キャラクタデータを挿入し、リターンする。
【0035】なお、結合処理が行なわれない1ページの
イメージデータに付加情報を挿入した場合はG3ミクス
トモードで、結合処理が行なわれない1ページのキャラ
クタデータに付加情報を挿入した場合はG3キャラクタ
モードでそれぞれ送信する。
【0036】次に、このデータ通信装置におけるデータ
送信処理についてさらに詳述する。表1は宛先管理部3
に格納されたデータの一例を示す表である。この宛先管
理部3には、データファイルをファクシミリ送信する宛
先名称と、そのファクシミリ番号(FAX番号)を対応
させて格納している。
【0037】例えば、宛先名称「RIHO1」にはFA
X番号「123−456−7890」が、宛先名称「R
IHO−TOKYO」にはFAX番号「098−765
−4321」がそれぞれ登録されている。したがって、
操作部4によって宛先名称が指定されると、宛先管理部
3に登録されているその宛先名称に対応するFAX番号
を読み出して、送信先のFAX番号としてセットする。
【0038】
【表1】
【0039】表2はデータファイル管理部2に格納され
たデータファイルの管理テーブルの一例を示す表であ
る。このデータファイル管理部2には、各データファイ
ルを格納し、管理テーブルに登録したファイル名とファ
イル属性とによって各データファイルを管理している。
【0040】ファイル属性は、ファイル名と、イメージ
データ又はキャラクタデータの識別情報と、サイズ,行
数,1行の文字数等の情報からなる。例えば、ファイル
Aのデータファイルのファイル属性は「1234,イメ
ージ,A4,200*100,MMR」である。
【0041】
【表2】
【0042】まず、ユーザが操作部4によってファイル
A〜Cまでの各データファイルを順番に指定し、その各
データファイルを結合して1ページ単位で送信する指示
も指定し、送信時のデータファイルの各ページ毎に発信
元の情報を付加する指定と、各データファイル毎にファ
イル名とページ番号の付加情報を付加する指定とを行な
い、宛先と共に送信指示を行なう。
【0043】その指定された各データファイルは、それ
ぞれデータ量が送信時の1ページに満たない。そこで、
最初にデータファイル管理部2によってファイルA〜C
の各データファイルをG3ミクストモード又はG3キャ
ラクタモードのフォーマットに変換する。
【0044】このG3キャラクタモードとG3ミクスト
モードは1993年にITU−T(旧CCITT)で以
下の勧告がされている。 (1)G3キャラクタモードで送信するデータのフォー
マットは77文字55行に決まっている。
【0045】(2)G3ミクストモードで送信するデー
タのフォーマットはA4、つまりイメージデータなら標
準解像度で1024走査ライン,キャラクタデータなら
77文字64行に決まっている。したがって、1ライン
のキャラクタデータは標準解像度のイメージデータの1
6走査ラインに相当し、イメージデータは標準解像度で
の16走査ラインの整数倍になる。
【0046】このように、G3キャラクタモードによる
データファイル送信では、データファイルの送信時のフ
ォーマットが規定されており、そのフォーマットと異な
る任意のキャラクタデータは送信できない。
【0047】また、G3ミクストモードによるデータ送
信では、キャラクタデータとイメージデータの送信時の
フォーマットが規定されており、そのフォーマットと異
なるキャラクタデータとイメージデータとが混在した任
意のデータファイルは送信できない。
【0048】そのため、G3キャラクタモード決定後
は、データファイル変換部6によって送信が指定された
各データファイルのフォーマットをG3キャラクタモー
ド送信用のフォーマットに自動的に変換する。また、G
3ミクストモード決定後は、データファイル変換部6に
よって送信が指定された各データファイルのフォーマッ
トをG3ミクストモード送信用のフォーマットに自動的
に変換する。
【0049】まず、ファイルA,Bの各データファイル
のイメージデータは標準解像度で16走査ラインの整数
倍にする必要があるため、不足分は白ラインを追加し、
イメージデータの終了を示すRTCを付加する。その結
果、ファイルAのデータファイルのイメージデータは1
60ラインになり、ファイルBのデータファイルのイメ
ージデータは320ラインになったものとする。
【0050】これらは、キャラクタデータに換算すると
それぞれ10行及び20行に相当する。一方、ファイル
Cのデータファイルのキャラクタデータは1行77文字
以内なので変換の必要はなく、行数は10行である。
【0051】このキャラクタデータのフォーマットの変
換は自動的に行なってもよいし、データファイル送信時
にユーザによって行なうようにしてもよい。また、デー
タファイルのフォーマット変換を自動的に行なうかユー
ザに対して促すかを選択可能にしても良い。
【0052】その後、データ結合判定部5によって全デ
ータファイルをどの送信モードで送信するかを判定す
る。この場合、ファイルA〜Cの各データファイルはイ
メージデータとキャラクタデータとが混在しているから
送信時の送信モードをG3ミクストモードに決定する。
【0053】さらに、フォーマット変換後のファイルA
〜Cの各データファイルのどこまでが1ページとして結
合可能かを判定する。まず、連続するイメージデータ及
びキャラクタデータを結合する場合、結合位置の終結デ
ータを取り除く。つまり、イメージデータの終結データ
RTCと、キャラクタデータの終結データCR,FFと
を取り除く。
【0054】さらに、送信時のデータファイルの各ペー
ジ毎に挿入する発信元の情報は1行のキャラクタデータ
として扱い、各データファイル毎に挿入するファイル名
とページ番号の付加情報も1行のキャラクタデータとし
て扱う。したがって、この3行分の行数も加えて1ペー
ジ内に収まるか否かを判断する。
【0055】その結果、ファイルA〜Cの全データファ
イルをキャラクタ行に換算すると、ファイルA〜Cは合
計44行になり、各データファイルA〜Cと付加情報と
を結合しても1ページの制限である55行を越えないの
で、ファイルA〜Cのデータファイルを結合して1ペー
ジにするものと判断する。
【0056】そして、その判定結果に基づいて、ファイ
ルA〜Cの各データファイルを結合して1ページのデー
タファイルを作成し、ファイルA〜Cの各データファイ
ルの先頭行に宛先管理部3によって生成されたファイル
名とページ数のキャラクタデータを挿入し、このページ
の先頭行に発信元,発信時刻の情報を挿入する。
【0057】図4はデータ結合判定部5によって作成さ
れたデータファイルの各データにファイル名とページ番
号を挿入した場合のフォーマットを示す図である。この
データファイルは、フォーマット変換後のファイルA〜
Cの各データファイルを結合してなる1ページのデータ
ファイルである。
【0058】このデータファイルは、ページの先頭部に
発信元「RIHO−TOKYO」と、発信日付及び時刻
「94.01.01/10:10」と、ファイルAのイ
メージデータに対するファイル名「1234」とページ
番号「P.1」とが挿入されている。なお、この図では
省略しているが宛名も挿入することができる。
【0059】さらに、ファイルBのイメージデータの上
部には、このファイルBに対するファイル名「123
5」とページ番号「P.2」が、ファイルCのキャラク
タデータの上部には、このファイルCに対するファイル
名「1236」とページ番号「P.3」がそれぞれ挿入
されている。そして、通信制御部8によってその作成さ
れたデータファイルをG3ミクストモードで指定された
宛先にファクシミリ送信する。
【0060】このように、ファイルA〜Cの各データフ
ァイル毎のファイル名とページ番号を挿入するようにす
れば、受信側で結合前の各ファイルのファイル名とペー
ジ番号の情報を容易に得ることができ、各データファイ
ルの結合位置も容易に知ることができる。
【0061】なお、各データファイルのファイル名は、
結合前の各データファイルに対応するものでもよいが、
結合後の各データファイルに新たに付加するものを作成
して挿入するようにしてもよい。また、ページ番号は結
合後の各データファイルに対する番号である。
【0062】図5はデータ結合判定部5によって作成さ
れたデータファイルの各データ間に識別ラインを挿入し
た場合のフォーマットを示す図である。このデータファ
イルは、フォーマット変換後のファイルA〜Cの各デー
タファイルを結合してなる1ページのデータファイルで
ある。
【0063】このデータはファイルは、ページの先頭部
に発信元「RIHO−TOKYO」と、発信日付及び時
刻「94.01.01/10:10」と、ファイルAの
イメージデータに対するファイル名「1234」とこの
ページに対するページ番号「P.1」とが挿入されてい
る。なお、この図では省略しているが宛名も挿入するこ
とができる。
【0064】さらに、ファイルAのイメージデータとフ
ァイルBのイメージデータの間と、ファイルBのイメー
ジデータとファイルCのキャラクタデータの間には、デ
ータの結合位置を示すための識別ラインである破線がそ
れぞれ挿入されている。そして、通信制御部8によって
その作成されたデータファイルをG3ミクストモードで
指定された宛先にファクシミリ送信する。
【0065】このように、ファイルA〜Cの各データフ
ァイル間に識別ラインを挿入するようにすれば、受信側
で容易に結合前の各ファイルを区別することができる。
【0066】次に、G3ミクストモードによるデータ通
信処理手順について説明する。図6は、G3ミクストモ
ード送信プロトコルによるデータファイル送信時のシー
ケンス図である。
【0067】送信側のデータ通信装置(以下「送信側」
と称する)は、受信側のデータ通信装置(以下「受信
側」と称する)と回線を接続する。受信側は、送信側と
回線が接続されると、送信側へ被呼端末識別信号(CE
D)を送信し、デジタル識別信号(DIS)によってG
3ミクストモードとG3キャラクタモードの機能を有す
ることを通知する。
【0068】送信側は、受信側からDISを受信した
後、送信データの結合結果に基づいて受信側へG3ミク
ストモードを指定するデジタル命令信号(DCS)を送
信し、トレーニングチェック(TCF)によってモデム
のトレーニングと伝送速度及びチャネルの使用可能のチ
ェックを行なう。受信側は、トレーニングチェックの
後、送信側へ受信準備確認信号(CFR)を送信し、メ
ッセージ送出を開始して良いことを通知する。
【0069】送信側は、受信側からCFRを受信する
と、受信側へ1ページのデータであるファクシミリ画情
報信号(PIX)を送信し、その1ページのデータを送
信し終えたら手順終了信号(EOP)によってページ終
了と共に、送信すべきデータを全て送信したことを通知
する。
【0070】受信側は、送信側からPIXを受信した
後、そのEOPを受信すると、送信側へMCFを送信
し、その11ページのデータを完全に受信したことを通
知する。そして送信側は、受信側へ切断命令信号(DC
N)を送信して回線を切断する。
【0071】このように、複数のデータがキャラクタデ
ータのみの場合、自動的にG3キャラクタモードを設定
し、各データをキャラクタのまま結合して1ページ単位
のデータファイルで送信するので、各データをキャラク
タデータのまま1ページづつにまとめて送信することが
できる。
【0072】また、G3キャラクタコードによるデータ
通信処理手順も、同様にして行なえるのでその説明は省
略する。
【0073】この実施例のデータ通信装置は、1ページ
のデータ量に満たない複数のキャラクタデータをイメー
ジに変換することなく、そのまま結合して1ページ単位
でまとめて送信できるので、データファイル通信時間を
短縮し、能率良く送信することができ、受信側では複数
のファイルを1ページにまとめて印刷できるので、印刷
用紙を節約することができる。
【0074】また、複数のデータファイルがキャラクタ
データとイメージデータの混在データの場合、自動的に
G3ミクストモードを設定し、各データファイルをそれ
ぞれキャラクタとイメージのまま結合して1ページ単位
のデータファイルで送信するので、キャラクタとイメー
ジの混在するデータファイルの通信時間を短縮し、能率
良く送信することができ、受信側では複数のファイルを
1ページにまとめて印刷できるので、印刷用紙を節約す
ることができる。
【0075】したがって、送信時の1ページのデータ量
に満たないキャラクタデータをイメージデータに変換す
ることなく、そのまま結合して1ページ単位で能率良く
送信することができる。
【0076】また、送信時の1ページのデータ量に満た
ないイメージデータとキャラクタデータとからなるデー
タファイルを送信するとき、キャラクタデータをイメー
ジデータに変換することなく、そのままイメージデータ
と結合して1ページ単位で能率良く送信することができ
る。そして、キャラクタデータをイメージデータに変換
することによる画質の劣化も防止することができる。
【0077】さらに、それぞれが任意のフォーマットの
複数のキャラクタデータをG3キャラクタモード用のフ
ォーマットに自動的に変換できるので、キャラクタデー
タを手間無く送信することができる。
【0078】さらにまた、それぞれが任意のフォーマッ
トの複数のキャラクタデータ及びイメージデータからな
る混在データをG3ミクストモード用のフォーマットに
自動的に変換できるので、キャラクタデータとイメージ
データの混在データを手間無く送信することができる。
【0079】そして、イメージデータ,キャラクタデー
タ,及びこれらが混在するデータファイルを1ページ単
位のデータに結合する際、各データファイルに対するフ
ァイル名とページ番号を挿入するので、受信側で結合以
前のファイル名とページ番号の情報を容易にしることが
できる。
【0080】そしてまた、各データファイル間に結合位
置を示す識別ラインを挿入するので、受信側で各データ
ファイルを容易に区別することができる。そしてさら
に、発信元,宛名,発信時刻等の情報をキャラクタデー
タのまま挿入するので、データ量が増加せずにデータ処
理時間と通信時間を短縮することができ、画像劣化を回
避することもできる。
【0081】なお、複数のデータファイルを結合して1
ページ単位のデータファイルを作成する際、各データフ
ァイルのファイル名とページ番号の付加情報と共に、各
データファイル間に識別ラインをも挿入するようにして
もよい。そのようにすれば、ファイル名とページ番号の
情報を容易に得ることができ、各データファイルの結合
位置もより明確に知ることができる。
【0082】また、上述の処理では上記付加情報を1行
単位で挿入するようにしたが、各データファイルに付加
するようにすれば、結合処理時に付加情報を考慮しなく
ても良くなり、より多くのデータファイルを1ページ内
に納めて送信することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るデータ通信装置によれば、1ページのデータ量に満た
ない複数のデータをそれぞれ区別可能にキャラクタデー
タ及びイメージデータのまま1ページ単位で結合して能
率良く送信するので、データの通信時間を短縮し、受信
側の紙資源を節約し、受信したデータ数とデータの結合
位置を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のデータ通信装置の機能構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のデータ通信装置におけるデータファイル
送信の処理を示すフローチャートである。
【図3】図2の付加情報挿入処理を示すフローチャート
である。
【図4】図1のデータ結合判定部5によって作成された
データファイルの各データにファイル名とページ番号を
挿入した場合のフォーマットを示す図である。
【図5】図1のデータ結合判定部5によって作成された
データファイルの各データ間に識別ラインを挿入した場
合のフォーマットを示す図である。
【図6】G3ミクストモード送信プロトコルによるデー
タファイル送信時のシーケンス図である。
【符号の説明】 1:システム制御部 2:データファイル管理部 3:宛先管理部 4:操作部 5:データ結合判定部 6:データファイル変換部 7:付加情報制御部 8:通信制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する複数のデータがイメージデー
    タ,キャラクタデータ,イメージデータとキャラクタデ
    ータの混在データのいずれであるかを判定する判定手段
    と、該手段による判定結果に基づいて前記複数のデータ
    の送信モードを決定する送信モード決定手段と、前記複
    数のデータを結合して1ページ単位のデータファイルを
    作成するデータファイル作成手段と、該手段によって作
    成されたデータファイルを前記決定された送信モードに
    よって送信する送信手段とを備えたデータ通信装置にお
    いて、 前記データファイル作成手段によるデータファイルの作
    成時、前記各データ毎にそれぞれのデータのファイル名
    又はページ番号等の付加情報をキャラクタデータで挿入
    する手段を設けたことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 送信する複数のデータがイメージデー
    タ,キャラクタデータ,イメージデータとキャラクタデ
    ータの混在データのいずれであるかを判定する判定手段
    と、該手段による判定結果に基づいて前記複数のデータ
    の送信モードを決定する送信モード決定手段と、前記複
    数のデータを結合して1ページ単位のデータファイルを
    作成するデータファイル作成手段と、該手段によって作
    成されたデータファイルを前記決定された送信モードに
    よって送信する送信手段とを備えたデータ通信装置にお
    いて、 前記データファイル作成手段によるデータファイルの作
    成時、各データ間にそれぞれのデータの結合位置を示す
    ための識別ラインをキャラクタデータで挿入する手段を
    設けたことを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のデータ通信装置に
    おいて、 前記データファイル作成手段によるデータファイルの作
    成時、前記各データの結合後の各ページ毎に発信元,宛
    名,発信時刻等の発信元で付加する情報をキャラクタデ
    ータで挿入する手段を設けたことを特徴とするデータ通
    信装置。
JP6227007A 1994-09-21 1994-09-21 データ通信装置 Pending JPH0897945A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6377747B1 (en) 1999-04-02 2002-04-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc, recording device and reproducing device
US7336382B2 (en) 2002-04-22 2008-02-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus printing with a decrease in the quantity of printing material
US10250775B2 (en) 2000-05-02 2019-04-02 Ricoh Company, Ltd. Image processing device, image processing method and remote-scan image processing system using the same

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