JPH089643Y2 - 血沈管置台 - Google Patents

血沈管置台

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Publication number
JPH089643Y2
JPH089643Y2 JP1989022386U JP2238689U JPH089643Y2 JP H089643 Y2 JPH089643 Y2 JP H089643Y2 JP 1989022386 U JP1989022386 U JP 1989022386U JP 2238689 U JP2238689 U JP 2238689U JP H089643 Y2 JPH089643 Y2 JP H089643Y2
Authority
JP
Japan
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locking
blood
tube
holes
plate
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989022386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02113164U (ja
Inventor
信雄 桑原
Original Assignee
株式会社サンモア
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、血液検査時に使用する血沈管の置台に関す
るものであるが、詳しくは置台を傾斜させても血沈管が
離脱、落下しないようにした血沈管置台に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の血沈管置台は、第4図及び第5図に示すよう
に、2枚の係止板に穴設されている係止穴に差し込むも
のが多用されている。すなわち、基台12上に支板13を逆
丁字上に支設し、該支板の一側面に血沈管Aを差し込み
係止する係止穴15を数個形成した係止板14を上段と中段
に取り付けたものである。従って、上段の係止板14aの
係止穴15aと下段の係止板14cの係止穴15cとの穴形と位
置が全く同じであるから、血沈管Aは単に左右方向と後
方向に倒れない程度に差し込まれている。その結果、従
来の方式では第5図示すように血沈管置台11を前の方向
へ傾斜させたり、持ち運び中に各係止穴15a、15cから血
沈管Aが離脱して倒れたり、落下する欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる従来方式の欠点を解決するところに、本考案が
解決しようとする課題がある。すなわち、従来の2枚
から構成されれいる係止板以外にもう一枚の係止板を用
いて血沈管の差し込みを補強しようとすること、その
補強する係止板の係止穴の穴形を変えると共に、上下2
枚の係止板の係止穴との位置を多少変えることにより血
沈管の離脱を防止しようとすることに本考案が解決しよ
うとする課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の如き課題を解決するために開発したも
のであって、血沈管を差し込み係止する係止穴を複数有
する係止板を設け、該係止板を基台に固定されている支
板に固着して血沈管を係止穴に順次差し込む血沈管置台
において、前記係止板を3枚設け、かつ該係止板4aと4c
との係止穴5a、5cを逆U字形状に形成すると共に係止板
4bの係止穴5bを前記係止穴5aの片側逆U字形状を半円形
状に形成され、前記係止板4a、4bとを支板3の上方部に
多少の隙間を設けかつ係止穴5a、5bとが重なり合うよう
横方向に2段並置し、更に係止板4cを支板3のほぼ中央
部かつ前記係止板4a、4bの係止穴5a、5bと重なり合うよ
う横方向に並置してなり、該係止板4a、4b、4cの係止穴
5a、5b、5cに血沈管を差し込み係止穴5a、5cと係止穴5b
との変形穴により、血沈管の振動ぶれないしは横だおれ
などによる離脱落下を防止することを特徴とする血沈管
置台の提供にある。
すなわち、本考案の課題を解決するための手段は、従
来の血沈管置台に見られる傾斜時の前だおれや持ち運び
中の離脱落下を未然に防ぐところにある。
〔作用〕
(1) 基台2上に支板3を逆丁字条に支設し、該支板
の一側面又は両側面に血沈管Aを差し込み係止する係止
穴5を数個成形した係止板4を3枚取り付けて成る構成
になっているので、係止板の係止穴に血沈管をぶれるこ
となく差し込むことができると共に、必要に応じて両側
面に血沈管を並置させることができる。
(2) 前記3枚の係止板4のうち、2枚の係止板4a、
4bは上方部に多少の隙間を設けて並設して成り、更に前
記係止板4a、4cの形成穴5a、5cと係止板4bの係止穴5bと
の穴形を変えると共に、両穴の位置を多少ずらして取付
けてなる構成になっているので、上下の係止穴5a、5b、
5cとの間に穴形が異なりしかも穴の位置がずらしてある
関係上、血沈管を差し込んだ場合は3つの係止穴5a、5
b、5cに血沈管がぶれることなく完全に係止されること
になる。
〔実施例〕
以下、図面に従って本考案の実施例について説明す
る。
第1図乃至第3図は本考案の血沈管置台を示したもの
であり、1はその血沈管置台である。血沈管置台1は、
第1図に示すように支板3に対して逆丁字状に支設した
基台2を設け、この基台2上の支板3の内側面に係止板
4a、4b、4cが取り付けてある。この各係止板4a、4b、4c
には、血沈管Aを差し込む係止穴5a、5b、5cが穴設され
ている。係止穴15a、15cの穴形と、この穴形を有する係
止板4a、4cは第5図に示した従来の係止穴15a、15cと同
一形状であり、またこの穴形から成る係止板14a、14cの
配設位置も同じである。すなわち、本考案の特徴は係止
板4bの係止穴5bの穴形と、その配設位置にある。以下、
その特徴について説明する。
まず、係止4bの係止穴5bであるが、第2図に示すよう
に上段の係止穴5bは係止穴5aに形成されてる逆U字形状
の先端部の半分が半円形状に成形されているのに対し
て、上段と下段の係止穴5aと5cは従来どおり逆U字形状
に形成されている。
この変形穴の部分と逆U字形穴の部分とを多少左右に
ずらすことによって、穴の位置がずれるので、血沈管A
を差し込んだ場合には第3図に示すように係止穴5a、5
b、5cのコーナー部分に血沈管Aが係止されることにな
る。すなわち、上段及び下段の係止板4a、4cの係止穴5
a、5cの右側コーナーと、中段の係止板4bの係止穴5bの
左側コーナー(変形穴)との間に血沈管Aが挟持される
ように差し込まれることになる。その結果、血沈管置台
1を傾斜させても血沈管Aは各係止穴5a、5b、5cから離
脱されて落下することがない。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成されているので次のよう
な効果を有している。
ア、血沈管の差込みは従来と変わることなく簡単容易
に差し込むことができ、しかも一旦差込んだ後は簡単容
易に離脱されることがないので、血沈管置台を傾斜させ
て使用したり、運搬中の振動などによって従来のように
血沈管が倒れたり離脱して落下したりすることが全くな
くなる。
イ、支板の両側面に係止板を配設することによって、
両側に血沈管を並置させることができるので大変便利と
なる。
ウ、各係止板の型成形が可能となるので、血沈管置台
そのものも安価にしかも量産が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の血沈管置台を示した概要斜視図、第
2図と第3図は本考案の要部を示した一部拡大斜視図、
第4図と第5図は従来の血沈管置台を示した概要説明図
である。 1、11……血沈管置台、2、12……基台 3、13……支板、4、14……係止板 5、15……係止穴、A……血沈管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】血沈管を差し込み係止する係止穴を複数有
    する係止板を設け、該係止板を基台に固定されている支
    板に固着して血沈管を係止穴に順次差し込む血沈管置台
    において、前記係止板を3枚設け、かつ該係止板4aと4c
    との係止穴5a、5cを逆U字形状に形成すると共に係止板
    4bの係止穴5bを前記係止穴5aの片側逆U字形状を半円形
    状に形成され、前記係止板4a、4bとを支板3の上方部に
    多少の隙間を設けかつ係止穴5a、5bとが重なり合うよう
    横方向に2段並置し、更に係止板4cを支板3のほぼ中央
    部かつ前記係止板4a、4bの係止穴5a、5bと重なり合うよ
    う横方向に並置してなり、該係止板4a、4b、4cの係止穴
    5a、5b、5cに血沈管を差し込み係止穴5a、5cと係止穴5b
    との変形穴により、血沈管の振動ぶれないしは横だおれ
    などによる離脱落下を防止することを特徴とする血沈管
    置台。
JP1989022386U 1989-02-28 1989-02-28 血沈管置台 Expired - Lifetime JPH089643Y2 (ja)

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JP1989022386U JPH089643Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 血沈管置台

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Publication Number Publication Date
JPH02113164U JPH02113164U (ja) 1990-09-11
JPH089643Y2 true JPH089643Y2 (ja) 1996-03-21

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ID=31240460

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JP (1) JPH089643Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526041Y2 (ja) * 1975-05-19 1980-06-23
JPH058523Y2 (ja) * 1986-04-22 1993-03-03

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02113164U (ja) 1990-09-11

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