JPH0895835A - ファイルスペースの予約方法 - Google Patents

ファイルスペースの予約方法

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JPH0895835A
JPH0895835A JP6229115A JP22911594A JPH0895835A JP H0895835 A JPH0895835 A JP H0895835A JP 6229115 A JP6229115 A JP 6229115A JP 22911594 A JP22911594 A JP 22911594A JP H0895835 A JPH0895835 A JP H0895835A
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JP
Japan
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file
data
reservation
application program
dummy data
Prior art date
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Pending
Application number
JP6229115A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Tsukamoto
恵一 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイルスペースの予約手続きを持たないO
Sの便利さを損なわずに、ファイル毎のスペースを必要
分だけ予約する。 【構成】 オペレーティングシステムを介してデータ処
理を行うアプリケーションプログラムが外部記憶装置を
使用するに際し、当該アプリケーションプログラムが必
要とするファイルスペース相当分のダミーデータを前記
オペレーティングシステムを介して外部記憶装置に予め
書き込ませることにより、アプリケーションプログラム
が必要とするファイルスペースを予約し、アプリケーシ
ョンプログラムが出力する実データは前記ダミーデータ
に重ね書きして使用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスクなどの外
部記憶装置にファイルを作成する際のファイルスペース
の予約方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて外部記憶
装置に作成するファイルの管理は、オペレーティングシ
ステムの重要な機能の1つであるが、アプリケーション
プログラムから外部記憶装置にファイルを作成する場合
は、必要とするファイルのスペースをアプリケーション
プログラムから予約させていた。
【0003】しかし、そのための操作が面倒であるう
え、ファイルスペースの大きさを事前に決められない場
合には運用が難しいという問題がある。
【0004】そこで、UNIX(米国AT&Tベル研究
所によって開発されたTSS用オペレーティングシステ
ム)などのOS(オペレーティングシステム)のよう
に、ファイルスペースの予約手続きを廃止し、ファイル
スペースを自由に拡張可能にしたものが開発されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファイ
ルの運用は簡単になったが、反面、1つのファイルで外
部記憶装置の媒体を使い尽くすこともあり得るため、こ
のような事態になった場合は1つのファイルの溢れが外
部記憶媒体全体での溢れにつながるという問題が生じて
いる。
【0006】本発明の目的は、ファイルスペースの予約
手続きを持たないOSの便利さを損なわずに、ファイル
毎のスペースを予約可能にするファイルスペースの予約
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、オペレーティングシステムを介してデー
タ処理を行うアプリケーションプログラムが外部記憶装
置を使用するに際し、当該アプリケーションプログラム
が必要とするファイルスペース相当分のダミーデータを
前記オペレーティングシステムを介して外部記憶装置に
予め書き込み、アプリケーションプログラムが出力する
実データは前記ダミーデータに重ね書きすることを特徴
とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、必要とするファイルスペース
相当分のダミーデータをオペレーティングシステムを介
して外部記憶装置に予め書き込ませることにより、アプ
リケーションプログラムが必要とするファイルスペース
が確保される。実データはダミーデータに重ね書き(上
書き)される。
【0009】ダミーデータとは、値に意味を持たないデ
ータを指し、通常は「ゼロ」や「空白」を用いる。しか
し、本来の実データと区別可能なものであれば、「ゼ
ロ」や「空白」以外のデータを用いることもできる。
【0010】したがって、ファイルスペースの予約手続
きを持たないOSの便利さを損なわずに、ファイル毎の
スペースが予約可能になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0012】図1は、本発明を適用したコンピュータシ
ステムのファイルスペース予約機構の一実施例を示す機
能ブロック図であり、外部記憶装置である磁気ディスク
装置1には、OS2によってアプリケーションプログラ
ム3から要求されたファイルが作成される。なお、磁気
ディスク装置1内には、容量予約型ファイル10と容量
非予約型ファイル11が作成可能になっている。
【0013】次にアプリケーションプログラム3からの
実データを出力すると、この実データはファイル10の
ダミーデータ上に上書きされる。
【0014】図4(b)の例に示すように、1000バ
イトの実データ102を出力したとすると、出力位置で
示される出力位置から1000バイト分のダミーデータ
上に実データが上書きされる。
【0015】この上書きの後は、出力位置100の値は
管理情報長+1000に更新される。
【0016】OS2は、ファイルスペースの予約手続き
を持たないUNIX等のOSである。
【0017】本実施例では、ファイルスペースを予約す
るために、アプリケーションプログラム3とOS2との
間に予約ルーチン4が設けられている。
【0018】この予約ルーチン4は、ファイルスペース
を予約するためのファイル予約処理部41とデータ出力
処理部42とから構成され、ファイルスペース予約型の
ファイル割当て要求31がアプリケーションプログラム
3から入力されると、ファイル予約処理部41からOS
2に対し、ファイルの生成を行うOS2の関数「cre
ate」43と、管理情報とダミーデータの出力を行う
OS2の関数「write」44が渡され、OS2によ
って磁気ディスク装置1内に管理情報とダミーデータの
出力バイト数分のスペースを持つファイル10が作成さ
れる。
【0019】このファイル10に対して、アプリケーシ
ョンプログラム3から実データのデータ出力要求32が
予約ルーチン4に入力されると、予約ルーチン4のデー
タ出力処理部42は実データの出力を行うOS2の関数
「write」45をOS2に渡し、実データをファイ
ル10のダミーデータに上書きする。
【0020】一方、容量非予約型ファイル11を作成す
る場合、アプリケーションプログラム3は、ファイル1
1の生成を行うOS2の関数「create」33と、
実データの出力を行うOS2の関数「write」34
をOS2に入力する。OS2は、関数「create」
33に基づきファイル11を作成し、このファイル11
に実データを順次書き込む。
【0021】図2は、ファイル予約処理部41の処理手
順を示すフローチャートである。
【0022】ファイルスペース予約型のファイル割当て
要求31がアプリケーションプログラム3から入力され
ると、ファイルの生成を行うOS2の関数「creat
e」43をOS2に対して発行する(ステップ21
0)。次に、出力位置100に管理情報長および予約容
量値101にアプリケーションプログラム3から要求さ
れた予約容量値を設定し(ステップ220)、データ書
き込みを行うOS2の関数「write」44をOS2
に対して発行して管理情報の書き込みを行わせる(ステ
ップ230)。次に、予約容量値分のダミーデータを生
成し(ステップ240)、データの書き込みを行うOS
2の関数「write」44をOS2に対して発行して
ダミーデータの書き込みを行わせて(ステップ250)
終了する。
【0023】図3は、データ出力処理部42の処理手順
を示すフローチャートである。
【0024】ファイル10に対するアプリケーションプ
ログラム3から実データの出力要求32が入力される
と、データ出力処理部42は、出力位置100に記録さ
れている出力位置にアプリケーションプログラム3から
渡された書き込みデータ長をプラスした値が予約容量値
110に記録されている予約容量値以内かを判断し(ス
テップ310)、越えている場合はアプリケーションプ
ログラム3にエラー通知を返信する(ステップ35
0)。予約容量値以内である場合は、実データの書き込
み位置を出力位置100に記録されている出力位置とし
てデータの書き込みを行うOS2の関数「write」
44をOS2に対して発行して実データの書き込みを行
わせる(ステップ320)。次に、管理情報内の出力位
置100に記録されている出力位置を更新する。具体的
には、今書き込んだ実データのデータ長を出力位置にプ
ラスする(ステップ330)。そして、書き込みを行う
OS2の関数「write」44をOS2に対して発行
して管理情報の書き込みを行わせて(ステップ340)
終了する。なお、必要なら、更新された出力位置をアプ
リケーションプログラム3に渡してもよい。
【0025】なお、ファイル10に対するアプリケーシ
ョンプログラム3からのデータ入力要求があった場合
は、「読み出し位置+読み出し長」が出力位置100に
記録されている「出力位置」以内かを判断して、出力位
置以内であればOS2に対して読み出し(read)要
求をする。「出力位置」を越えている場合はアプリケー
ションプログラム3にエラー通知を返信する。
【0026】また、本実施例ではアプリケーションプロ
グラム3のデータ入出力要求の妥当性確認のためにファ
イル10から管理情報を読み込んでくる処理を省略して
いる。
【0027】図4(a)は、容量予約型ファイル10作
成直後の例を示す説明図である。
【0028】容量予約型ファイル10には、容量非予約
型ファイル11には存在しない出力位置100と予約容
量値101とからなる管理情報が存在する。管理情報
は、アプリケーションプログラム3からの入出力要求の
妥当性を確認するために使用される。
【0029】管理情報の後には、ダミーデータがアプリ
ケーションプログラム3から要求された容量分書き込ま
れている。
【0030】管理情報を構成する出力位置100には、
追加される実データの書き込み位置を示す出力位置が記
録されている。ファイル10作成直後は、出力位置10
0には管理情報長が記録されている。また、管理情報を
構成する予約容量値101には、アプリケーションプロ
グラム3から要求された容量値である予約容量値が記録
されている。図4では、10000バイトの容量を予約
した例を示しているので、予約容量101には「100
00」が記録され、この後に10000バイトのダミー
データが書き込まれていて、結果として10000バイ
トの容量のスペースが確保される。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、オペレー
ティングシステムを介してデータ処理を行うアプリケー
ションプログラムが外部記憶装置を使用するに際し、当
該アプリケーションプログラムが必要とするファイルス
ペース相当分のダミーデータを前記オペレーティングシ
ステムを介して外部記憶装置に予め書き込ませることに
より、アプリケーションプログラムが必要とするファイ
ルスペースを確保し、アプリケーションプログラムが出
力する実データは前記ダミーデータに重ね書きして使用
させるようにしたので、ファイルスペースの予約手続き
を持たないOSの便利さを損なわずに、ファイル毎のス
ペースを必要分だけ予約することができ、1つのファイ
ルの溢れが外部記憶媒体全体での溢れにつながるような
事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコンピュータシステムのファ
イルスペース予約機構の一実施例を示す機能ブロック図
である。
【図2】ファイル予約処理部の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】データ出力処理部の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図4】容量予約型ファイルの作成例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…磁気ディスク装置、2…OS、3…アプリケーショ
ンプログラム、4…予約ルーチン、10…容量予約型フ
ァイル、11…容量非予約型ファイル、41…ファイル
予約処理部、42…データ出力処理部、100…出力位
置、101…予約容量値。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルスペースの予約手続きを経ずに
    外部記憶装置内にファイルスペースを確保するオペレー
    ティングシステムを使用したコンピュータシステムにお
    いて、 前記オペレーティングシステムを介してデータ処理を行
    うアプリケーションプログラムが外部記憶装置を使用す
    るに際し、当該アプリケーションプログラムが必要とす
    るファイルスペース相当分のダミーデータを前記オペレ
    ーティングシステムを介して外部記憶装置に予め書き込
    み、アプリケーションプログラムが出力する実データは
    前記ダミーデータに重ね書きすることを特徴とするファ
    イルスペースの予約方法。
JP6229115A 1994-09-26 1994-09-26 ファイルスペースの予約方法 Pending JPH0895835A (ja)

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