JPH0894213A - アキュームレータ - Google Patents

アキュームレータ

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JPH0894213A
JPH0894213A JP25450494A JP25450494A JPH0894213A JP H0894213 A JPH0894213 A JP H0894213A JP 25450494 A JP25450494 A JP 25450494A JP 25450494 A JP25450494 A JP 25450494A JP H0894213 A JPH0894213 A JP H0894213A
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JP
Japan
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pipe
gas refrigerant
container
inlet pipe
accumulator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25450494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Honma
一美 本間
Mitsuru Nakamura
満 中村
Makoto Watabe
眞 渡部
Susumu Yamashita
進 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アキュームレータ8内で液冷媒のミストをガ
ス冷媒から効率良く分離するとともにアキュームレータ
8内下部に貯溜された液冷媒の液面の波立ちを防止する
ことによって圧縮機1への液バックを防止する。 【構成】 入口管10と出口管11との間にガス冷媒のみを
流すバイパス管12を接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機等に好適なア
キュームレータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の冷媒回路の1例が図
4(A) に示されている。空気調和機の冷房運転時、圧縮
機1から吐出されたガス冷媒は、実線矢印に示すよう
に、四方弁2を経て室外熱交換器3に入り、ここで室外
フアン14から送られる外気に放熱することによって凝縮
液化する。
【0003】この液冷媒は逆止弁4を経て冷房用絞り6
で絞られることにより断熱膨張した後、室内熱交換器7
に入りここで室内フアン15から送られる室内空気を冷却
することによって蒸発気化する。このガス冷媒は四方弁
2を経てアキュームレータ8に入り、ここでガス冷媒中
に含まれる未蒸発の液冷媒を分離した後、圧縮機1に戻
る。
【0004】空気調和機の暖房運転時、四方弁2が上記
と逆に切り換えられるので、圧縮機1から吐出された冷
媒は、破線矢印で示すように、四方弁2、室内熱交換器
7、冷房用絞り6、暖房用絞り5、室外熱交換器3、四
方弁2、アキュームレータ8をこの順に経て圧縮機1に
戻る。
【0005】アキュームレータ8の小型化又はその据付
スペースの都合上、図4(B) に示すような横形のアキュ
ームレータが用いられる場合がある。このアキュームレ
ータ8は横長の容器81と、その一方の側壁上部に接続さ
れた入口管10と、他方の側壁上部に接続された出口管11
と、容器81の底に接続された油戻し管9からなる。入口
管10の先端開口は上部空間82の左側において右方に向っ
てほぼ水平に開口し、出口管11の先端開口は上部空間82
の右側において左方に向ってほぼ水平に開口している。
【0006】液冷媒を含むガス冷媒は入口管10を経てそ
の先端開口から容器81の上部空間82内に噴出し、このガ
ス冷媒中に含まれる液冷媒のミスト83は重力によって落
下して容器81内底部に溜まる。そして、ガス冷媒のみが
出口管11を経て流出する。
【0007】容器81内底部に溜った液冷媒84は油戻し管
9及びこれに介装された流量調整用絞り13を経て圧縮機
1のドーム内に徐々に戻る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のアキューム
レータにおいては、入口管10から容器81内に流入するガ
ス冷媒の流速が速い場合には、液冷媒のミスト83が落下
せずに出口管11に吸入されて圧縮機1に戻り、所謂、液
バック現象を惹起して圧縮機1を損傷するおそれがあ
る。
【0009】また、容器81内底部に溜まった液冷媒84の
液面が上昇した場合には入口管10から噴出するガス冷媒
によって液面85が大きく波立って飛沫が生じ、この飛沫
が出口管11に吸入される場合がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、横長の容器内下部に貯溜された液冷媒の上部空
間に入口管と出口管を開口させ、上記容器の底部に接続
された油戻し管に流量調整用絞りを介装するとともにそ
の他端を上記出口管又は圧縮機のドームに連結してなる
アキュームレータにおいて、上記入口管と出口管との間
にガス冷媒のみを流すバイパス管を接続したことを特徴
とするアキュームレータにある。
【0011】他の特徴とするところは、上記バイパス管
を上記入口管からY字形に分岐させて上方へ立上げたこ
とにある。
【0012】他の特徴とするところは、上記バイパス管
を水平に配設した入口管から垂直上向きに立上げたこと
にある。
【0013】他の特徴とするところは、上記バイパス管
を弯曲形成した入口管の内径側に接続したことにある。
【0014】更に他の特徴とするところは、上記入口管
及び出口管をそれぞれ上記上部空間内で水平に延伸さ
せ、その先端を閉塞するとともにその管軸方向に沿って
所定の間隔を隔てて下向に開口する複数の穴を設け、か
つ、上記入口管を出口管より低位に配設したことにあ
る。
【0015】
【作用】本発明においては、入口管を流れて来た液冷媒
を含むガス冷媒は分岐部で分岐し、ガス冷媒の一部がバ
イパス管を通って出口管に流入し、残部のガス冷媒と液
冷媒が入口管を通って容器内上部空間に入る。かくし
て、容器内上部空間に入るガス冷媒の量が少なくなり、
その流速が減少するので、このガス冷媒中に含まれる液
冷媒のミストは上部空間でガス冷媒から効率良く分離さ
れて容器内底部に落下して貯溜される。容器内底部に貯
溜された液冷媒は油戻し管及びこれに介装された流量調
整用絞りを通って出口管又は圧縮機のドームに徐々に戻
る。
【0016】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。図
1(A) 、(B) に示すように、アキュームレータ8の入口
管10と出口管11とは容器81の近傍においてガス冷媒のみ
を流すバイパス管12によって互いに接続されている。
【0017】ガス冷媒のみをバイパス管12に流入させる
ため、図2(A) に示すように、バイパス管12を入口管10
からY字形に分岐させて上方に立上げることができる。
このようにすると、ガス冷媒中に含まれる液冷媒のミス
ト83は入口管10内を流下するので、バイパス管12に流入
することはない。
【0018】また、図2(B) に示すように、水平に配設
された入口管10からバイパス管12を垂直上向きに立ち上
げることができる。このようにすると、液冷媒のミスト
83は入口管10内底面を流れるので、バイパス管12に流入
することはない。
【0019】また、図2(C) に示すように、入口管10を
弯曲せしめ、この弯曲部の内側、即ち、内径側にバイパ
ス管12を接続することもできる。このようにすると、液
冷媒のミスト83はこれに作用する遠心力により入口管10
内の外径側を流れるので、バイパス管12に流入すること
はない。
【0020】なお、油戻し管9の一端は図1(A) に示す
ように圧縮機1のドームに接続しても良いが、図1(B)
に示すにように、出口管11に接続することもできる。他
の構成は図4に示す従来のものと同様であり、対応する
部材には同じ符号が付されている。
【0021】しかして、四方弁2から入口管10内を通っ
て来た液冷媒のミストを含むガス冷媒はバイパス管12と
の分岐部でガス冷媒の一部のみが分岐してバイパス管12
を通って出口管11に流入し、残部のガス冷媒が液冷媒の
ミストを伴ってアキュームレータ8の上部空間82に入
る。
【0022】この結果、容器81内に流入するガス冷媒の
量が少なく、従って、その流速も遅くなるので、液冷媒
のミスト83は上部空間82でガス冷媒から効率良く分離し
て重力により落下して容器81内底部に溜まり、ガス冷媒
のみが出口管11に吸入される。
【0023】本発明の第2の実施例が図3に示されてい
る。この第2の実施例においては、入口管10及び出口管
11が容器81の上部空間82において水平に延伸され、入口
管10は出口管11より若干低位に位置せしめられている。
入口管10及び出口管11の先端は閉塞され、かつ、その下
部には管軸方向に沿って所定の間隔を隔てて多数の穴10
A 、11A が穿設されて下向に開口している。他の構成は
図1に示す第1の実施例と同様である。
【0024】この第2の実施例においては、上部空間82
へのガス冷媒の流入面積及び上部空間82からの流出面積
が大きいので、上部空間82におけるガス冷媒の流速がよ
り遅くなり、従って、液冷媒のミストをガス冷媒から完
全に分離できるとともに容器81内底部に貯溜された液冷
媒84の液面の波立ちを防ぐことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明においては、入口管と出口管との
間にガス冷媒のみを流すバイパス管を接続したため、ガ
ス冷媒の一部がバイパス管を通って出口管に流入し、残
部のガス冷媒と液冷媒が容器内上部空間に入る。かくし
て、容器内上部空間に入るガス冷媒の量が少なくなり、
その流速が減少するので、容器内下部に貯溜された液冷
媒の液面の波立ちが少なくなり、かつ、このガス冷媒中
に含まれる液冷媒のミストは容器内上部空間でガス冷媒
から効率良く分離されて容器内かぶに落下する。この結
果、圧縮機への液バックを防止できるので、圧縮機の損
傷を防止できる。
【0026】上記入口管及び出口管をそれぞれ上記上部
空間内で水平に延伸させ、その先端を閉塞するとともに
その管軸方向に沿って所定の間隔を隔てて下向に開口す
る複数の穴を設け、かつ、上記入口管を出口管より低位
に配設すれば、容器内上部空間におけるガス冷媒の流速
をより遅くしうるので、液冷媒のミストをより確実にガ
ス冷媒から分離できるとともに容器内下部に貯溜された
液冷媒の液面の波立ちを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例が示され、(A) は空気調和機
の冷媒回路図、(B) はアキュームレータの拡大断面図で
ある。
【図2】(A) 、(B) 、(C) はそれぞれ入口管とバイパス
管との分岐部を示す略示的構成図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示し、(A) はアキュー
ムレータの縦断面図、(B) は(A) のB−B線に沿う断面
図、(C) は(A) のC−C線に沿う断面図である。
【図4】従来の1例を示し、(A) は空気調和機の冷媒回
路図、(B) はアキュームレータの縦断面図である。
【図面の説明】
8 アキュームレータ 81 容器 10 入口管 11 出口管 12 バイパス管 9 油戻し管 13 流量調整用絞り 1 圧縮機
フロントページの続き (72)発明者 山下 進 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横長の容器内下部に貯溜された液冷媒の
    上部空間に入口管と出口管を開口させ、上記容器の底部
    に接続された油戻し管に流量調整用絞りを介装するとと
    もにその他端を上記出口管又は圧縮機のドームに連結し
    てなるアキュームレータにおいて、上記入口管と出口管
    との間にガス冷媒のみを流すバイパス管を接続したこと
    を特徴とするアキュームレータ。
  2. 【請求項2】 上記バイパス管を上記入口管からY字形
    に分岐させて上方へ立上げたことを特徴とする請求項1
    記載のアキュームレータ。
  3. 【請求項3】 上記バイパス管を水平に配設した入口管
    から垂直上向きに立上げたことを特徴とする請求項1記
    載のアキュームレータ。
  4. 【請求項4】 上記バイパス管を弯曲形成した入口管の
    内径側に接続したことを特徴とする請求項1記載のアキ
    ュームレータ。
  5. 【請求項5】 上記入口管及び出口管をそれぞれ上記上
    部空間内で水平に延伸させ、その先端を閉塞するととも
    にその管軸方向に沿って所定の間隔を隔てて下向に開口
    する複数の穴を設け、かつ、上記入口管を出口管より低
    位に配設したことを特徴とする請求項1記載のアキュー
    ムレータ。
JP25450494A 1994-09-23 1994-09-23 アキュームレータ Withdrawn JPH0894213A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101871676A (zh) * 2009-04-23 2010-10-27 乐金电子(天津)电器有限公司 节能型窗式空调
WO2022210794A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 ダイキン工業株式会社 ヒートポンプ装置
KR20220170108A (ko) * 2021-06-22 2022-12-29 엘지전자 주식회사 냉매 사이클을 구비하는 기기

Cited By (4)

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CN101871676A (zh) * 2009-04-23 2010-10-27 乐金电子(天津)电器有限公司 节能型窗式空调
WO2022210794A1 (ja) * 2021-03-31 2022-10-06 ダイキン工業株式会社 ヒートポンプ装置
KR20220170108A (ko) * 2021-06-22 2022-12-29 엘지전자 주식회사 냉매 사이클을 구비하는 기기
US11988424B2 (en) 2021-06-22 2024-05-21 Lg Electronics Inc. Device having refrigerant cycle

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Effective date: 20020115