JPH089349A - 映像信号多重装置、映像信号分離装置および映像信号多重伝送システム - Google Patents

映像信号多重装置、映像信号分離装置および映像信号多重伝送システム

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Publication number
JPH089349A
JPH089349A JP6143192A JP14319294A JPH089349A JP H089349 A JPH089349 A JP H089349A JP 6143192 A JP6143192 A JP 6143192A JP 14319294 A JP14319294 A JP 14319294A JP H089349 A JPH089349 A JP H089349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
video
transmission
signal
points
Prior art date
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Pending
Application number
JP6143192A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Jinno
善行 神野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH089349A publication Critical patent/JPH089349A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の映像信号源からの同時映像伝送を受信す
るための伝送路を低減するとともに、伝送課金を低減す
ることを目的とする。 【構成】複数地点P1〜P4の各映像信号源から発信さ
れた映像信号を、映像信号多重装置1によって、同期確
立用信号を付加して多重するに際して、同期確立用信号
を、各発信映像源を示す発信源識別子として付加して1
本の伝送路3で伝送し、受信側では、この同期確立用信
号に基づいて、各映像信号源毎の映像信号に分離するよ
うに構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議、テレビ電
話あるいは遠隔多地点監視装置などのように、複数地点
間で同時に映像を伝送するのに好適な映像信号多重装置
および映像信号分離装置並びにそれらを用いた映像信号
多重伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビ会議のように複数地点間
で同時に映像伝送する従来例として、多地点制御装置を
利用したシステムがある。この多地点制御装置は、通
常、複数の入力伝送路と、複数の出力伝送路とを備えて
おり、多地点制御装置内において、それら複数の入出力
伝送路が論理的に接続されることで、複数地点間で同時
に映像伝送できるように構成されている。
【0003】図6は、このような従来例の多地点制御装
置を用いてn地点、この例では4地点間の同時映像伝送
を行う場合の映像データの流れを示す図である。各地点
P1〜P4の図示しない映像信号源から発信された映像
信号は、各地点P1〜P4と多地点制御装置20とを結
ぶ入力側伝送路を経由し、多地点制御装置20内で分配
処理されて多地点制御装置20と、発信地点以外の地点
とを結ぶ独立した出力側伝送路を経由して分配される。
【0004】図7は、各地点P1〜P4にそれぞれ配置
されている映像送受信装置の内、地点P1における映像
送受信装置21を代表的に示すブロック図であり、各地
点P1〜P4には、同様の構成の映像送受信装置が配置
されている。
【0005】映像送受信装置21は、映像信号源として
の映像信号送信装置22と、同期確立用のビットを付加
する伝送フレーミング装置23と、多地点制御装置20
から各々独立の伝送路を介して分配された映像データを
それぞれ受信する3つの同期確立装置242〜244と、
各同期確立装置242〜244からの映像信号をそれぞれ
受信する3つの映像受信装置252〜254から構成され
ている。
【0006】この図7においては、地点P1の映像送受
信装置21を示しているので、各同期確立装置242
244には、各地点P2〜P4からの映像データが、多
地点制御装置20を介して与えられる。
【0007】伝送フレーミング装置23は、同期確立用
ビット(S1,S2,S3…Sn)を、図8に示される
ように、時分割された映像データの先頭ごとに1ビット
ずつ挿入して伝送し、受信側の同期確立装置は、上記同
期確立用ビットが規定どおり受信されたかどうかを検出
し、規定どおり受信されたことで同期確立したと判断
し、映像信号を伝送された映像データの中から抽出す
る。
【0008】このように従来の多地点制御装置20を用
いても、複数地点の映像伝送を同時に行うことが可能で
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来例では、各地点P1〜P4の映像送受信装置21の
伝送フレーミング装置23は、他の地点とは全く別個独
立に、映像データを伝送フレーミングしており、また伝
送フレーミングされた映像データを伝送する伝送路自体
も他地点とは全く独立である。
【0010】このため、任意地点において、複数地点か
らの同時映像伝送を受信するためには、その地点におい
て複数地点から伝送される映像データを各々独立に受信
するための複数の伝送路が確保されていなければなら
ず、なおかつ、それら伝送路毎に複数の同期確立装置が
必要である。
【0011】したがって、複数地点との多地点映像伝送
を行おうとするユーザは、上記複数地点分の伝送路を引
き込み、複数地点分の伝送課金を支払う必要があった。
【0012】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、複数の映像信号源からの同時映像伝送を受信
するための伝送路を低減するとともに、伝送課金を低減
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0014】すなわち、請求項1の本発明の映像信号多
重装置は、複数の映像信号源から発信された映像信号
に、同期確立用信号を付加して多重する映像信号多重装
置であって、前記同期確立用信号を、各映像信号源を示
す発信源識別子として付加する多重制御部を備えてい
る。
【0015】請求項2の本発明の映像信号分離装置は、
複数の映像信号源から発信された映像信号に、同期確立
用信号が付加されて多重された多重映像信号を分離する
映像信号分離装置であって、前記同期確立用信号に基づ
いて、各映像信号源毎の映像信号に分離する分離制御部
を備えている。
【0016】請求項3の本発明の映像信号多重伝送シス
テムは、請求項1の映像信号多重装置と請求項2の映像
信号分離装置とを備えて構成されている。
【0017】
【作用】請求項1の映像信号多重装置によれば、例え
ば、複数地点にそれぞれ配置された各映像信号源から発
信された映像信号に、同期確立用信号を付加して多重す
るに際して、前記同期確立用信号を、各映像信号源を示
す発信源識別子として付加するので、1本の伝送路によ
って、複数地点からの映像信号を、各発信地点を識別で
きる状態で多重して伝送できることになる。
【0018】請求項2の映像信号分離装置によれば、例
えば、複数地点にそれぞれ配置された各映像信号源から
発信された映像信号に、同期確立用信号が付加されて多
重された多重映像信号を、前記同期確立用信号に基づい
て、各発信地点の映像信号に分離するので、1本の伝送
路によって伝送された多重映像信号を、受信側で各発信
地点毎の映像信号に分離できることになる。
【0019】請求項3の映像信号多重伝送システムによ
れば、請求項1の映像信号多重装置と請求項2の映像信
号分離装置とを備えているので、例えば、複数地点にそ
れぞれ配置された各映像信号源から発信された映像信号
を多重して1本の伝送路で伝送し、受信側では多重伝送
された映像信号を、各発信地点毎の映像信号に分離でき
ることになる。
【0020】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例の映像信号多重
装置を用いてn地点、この実施例では、4地点間の同時
映像伝送を行う場合の映像データの流れを示す図であ
り、図6の従来例に対応する図である。
【0022】各地点P1〜P4から発信された映像信号
は、各地点P1〜P4と映像信号多重装置1とを結ぶ入
力側伝送路21〜24を経由し、映像信号多重装置1内に
おいて、同期確立用ビットを、後述のように発信地点識
別子として用いつつ1本の伝送路3に多重される。1本
の伝送路3に多重化された映像データは、映像信号多重
装置1から出力され、同じ信号が4地点P1〜P4に分
配される。
【0023】図2は、この映像信号多重装置の詳細構成
を示すブロック図である。各地点P1〜P4から発信さ
れた映像信号は、複数のバッフア41〜44にそれぞれ蓄
えられ、カウンタ5かのカウンタ値に応じて、各地点P
1〜P4からの映像信号が、データ選択部6で順次選択
されて多重制御部7に与えられる。一方、前記カウンタ
値に基づいて、同期ビット発生部8から同期確立用ビッ
トが発生され、多重制御部7に与えられる。多重制御部
7では、選択された映像信号に、発信地点識別子として
同期確立用ビットを付加して多重映像データとして出力
する。
【0024】図3は、この多重映像データの構成を示す
図である。同期確立用ビット(S1,S2,S3……S
n)は、データ選択部6で選択された映像信号の先頭毎
に、1ビットずつ挿入されて多重化される。このとき、
各発信地点毎に、同期確立用ビットを個別的に対応させ
て発信地点識別子としている。すなわち、この実施例で
は、発信地点P1からの映像信号には、同期確立用ビッ
トS1を付加し、発信地点P2からの映像信号には、同
期確立用ビットS2を付加し、発信地点P3からの映像
信号には、同期確立用ビットS3を付加し、発信地点P
4からの映像信号には、同期確立用ビットS4を付加し
ている。
【0025】この同期確立用ビットとしては、例えば、
CCITT勧告H.261の送受同期用のビットを利用
することができる。このCCITT勧告H.261によ
れば、映像信号の伝送は、映像信号を符号化したシリア
ルビット列(データ)に対して誤り訂正符号(パリテ
ィ)を加え、そのデータに送受同期用のビット(SYN
C)を付加して構成されており、送受同期したときのビ
ットが(00011011)と定義されているので、こ
のビットの並びから最大8地点までの識別が可能であ
る。
【0026】例えば、この実施例では、この送受同期用
のビットの「0」を地点P1、次のビットの「0」を地
点P2、次のビットの「0」を地点P3、次のビットの
「1」を地点P4、次のビットの「1」を地点P1、次
のビットの「0」を地点P2、次のビットの「1」を地
点P3、次のビットの「1」を地点P4に対応させてい
る。
【0027】図4は、各地点P1〜P4にそれぞれ設け
られて映像信号多重装置1に対して映像信号を発信する
とともに、多重された映像データを受信する映像送受信
装置9の一実施例のブロック図であり、この図4では、
地点P1における映像送受信装置9を代表的に示してい
る。
【0028】映像信号送受信装置9は、映像信号多重装
置1に対して映像信号を発信する映像信号源としての映
像信号送信装置10と、映像信号多重装置1からの多重
映像信号を、後述のように分離する映像信号分離装置1
1と、分離された映像信号をそれぞれ受信する4つの映
像受信装置121〜124とを備えている。映像信号分離
装置11は、従来の同期確立装置に相当する処理と、同
期確立用ビットを発信地点識別子とした映像信号の分離
処理とを行う。
【0029】図5は、この映像信号分離装置11の詳細
構成を示すブロック図である。
【0030】映像信号多重装置1からの多重映像データ
は、同期装置13に与えられ、この同期装置13は、予
め定めた同期条件、例えば、上述のCCITT勧告H.
261の送受同期用のビットによる同期が満たされる
と、同期確立信号を、カウンタ14および同期ビット除
去部15に出力する。カウンタ14は、同期確立信号に
より発信地点P1〜P4を特定するための信号であるカ
ウンタ値を発生する。同期ビット除去部15は、多重映
像データから同期ビットを除去する。分離制御部16
は、同期ビットを除去されたデータとカウンタ値とから
映像データを、各発信地点P1〜P4に対応した受信デ
ータに分離する。
【0031】この各発信地点P1〜P4毎の受信データ
が、図4の各映像受信装置121〜124にそれぞれ与え
られる。
【0032】以上のように、4つの地点P1〜P4から
の映像信号を多重して1本の伝送路を介して各地点P1
〜P4に伝送するので、伝送路の数および伝送課金を低
減できることになり、また、各地点P1〜P4に配置さ
れる映像送受信装置は、1つの同期確立装置をそれぞれ
備えればよく、同期確立装置の数を従来例に比べて低減
することができる。
【0033】なお、この実施例では、各地点P1〜P4
からの映像信号を時分割多重して伝送するので、従来例
に比べて伝送できる映像信号のデータ量が、1/4にな
るので、例えば、従来の画面の1/4の画面として伝送
するようにすればよい。
【0034】上述の実施例では、4つの映像信号源が、
4つの異なる地点にそれぞれ配置されたけれども、本発
明は、異なる映像信号源が、同一地点に配置されている
場合にも適用できるのは勿論である。
【0035】また、本発明の他の実施例として、地点識
別子を予め定めることなく、送受信で一定の規則に従っ
て地点識別子を変更していくことにより、多地点の映像
伝送にてするスクランブル処理を施すように構成しても
よい。
【0036】上述の実施例では、4地点の映像伝送に適
用したけれども、本発明は、任意の地点数の映像伝送に
適用できるのは勿論である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の映
像信号源から発信された映像信号に、同期確立用信号を
付加して多重するに際して、同期確立用信号を、各映像
信号源を示す発信源識別子として付加して伝送し、受信
側では、この同期確立用信号に基づいて、各映像信号源
の映像信号に分離できることになり、これによって、例
えば、複数地点のそれぞれに配置された各映像信号源か
ら発信された映像信号を1本の伝送路で多重伝送するこ
とができ、従来例に比べて、伝送路を低減できるととも
に、伝送課金を低減できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の映像データの流れを示す図
である。
【図2】図1の映像信号多重装置のブロック図である。
【図3】多重映像データの構成を示す図である。
【図4】本発明の映像送受信装置のブロック図である。
【図5】図4の映像信号分離装置のブロック図である。
【図6】従来例の映像データの流れを示す図である。
【図7】従来例の映像送受信装置のブロック図である。
【図8】従来例の映像データの構成図である。
【符号の説明】
1 映像信号多重装置 7 多重制御部 9 映像送受信装置 11 映像信号分離装置 16 分離制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の映像信号源から発信された映像信
    号に、同期確立用信号を付加して多重する映像信号多重
    装置であって、 前記同期確立用信号を、各映像信号源を示す発信源識別
    子として付加する多重制御部を備えることを特徴とする
    映像信号多重装置。
  2. 【請求項2】 複数の映像信号源から発信された映像信
    号に、同期確立用信号が付加されて多重された多重映像
    信号を分離する映像信号分離装置であって、 前記同期確立用信号に基づいて、各映像信号源毎の映像
    信号に分離する分離制御部を備えることを特徴とする映
    像信号分離装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の映像信号多重装置と請求項2
    の映像信号分離装置とを備える映像信号多重伝送システ
    ム。
JP6143192A 1994-06-24 1994-06-24 映像信号多重装置、映像信号分離装置および映像信号多重伝送システム Pending JPH089349A (ja)

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