JPH089095A - 静止画像伝送機 - Google Patents

静止画像伝送機

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Publication number
JPH089095A
JPH089095A JP6162638A JP16263894A JPH089095A JP H089095 A JPH089095 A JP H089095A JP 6162638 A JP6162638 A JP 6162638A JP 16263894 A JP16263894 A JP 16263894A JP H089095 A JPH089095 A JP H089095A
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JP
Japan
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image
still image
signal
unit
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP6162638A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kitamura
義男 北村
Yoshihiro Murata
義宏 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH089095A publication Critical patent/JPH089095A/ja
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 市販のビデオ一体型のビデオカメラのビデオ
テープレコーダ部に替えて画像伝送部を内蔵し、静止画
像信号の劣化をなくし、小形で低価格でシンプルな静止
画像伝送機を提供すること。 【構成】 静止画像を撮像する撮像部3を備えたビデオ
一体型のビデオカメラに、ビデオテープレコーダ部に替
え、前記静止画像の画像信号を電話回線35を通じて送
信する画像伝送部17を内蔵した静止画像伝送機1であ
る。また、前記画像伝送部17が、前記撮像部3により
撮像された画像信号の輝度信号および色差信号の1フレ
ーム分を記憶する記憶部11と、前記記憶部11の画像
信号を電話回線モードにコード変換するコード変換部1
3と、前記コード変換部13により変換された画像信号
を電話回線35に送信するモデム15により形成された
構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、カムコーダー
等のようなビデオ一体型ビデオカメラの撮像部を利用し
て静止画像を伝送する静止画像伝送機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、カラーの静止画像を電話
回線を通じて伝送するには、カラーのテレビカメラ(撮
像機)により所定の静止画像を撮像し、この撮像された
静止画像の画像信号を伝送系を通じて送信することによ
り行なわれている。例えば、ビデオカメラやシングルビ
デオカメラ等を用い、これらのビデオカメラに設けられ
た輝度信号(Y信号)や色差信号(R−Y,B−Y)の
出力端子に同軸ケーブルにより伝送系の変復調プロセス
や入出力ドライバ等の必要な回路部を接続し、電話回線
を通じて静止画像信号を送信し、相手側のモニターに静
止画像を映し出すようにされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の静止画像伝送システムにおいては、カメラ部と変復
調プロセス等の間を同軸ケーブルにより接続して伝送シ
ステムを構成しているために、接続経路が複雑となり、
信号の経路がどうしても長くならざずを得ず、その結
果、伝送信号の劣化を生じ、システム構成にコストが嵩
み、システムを組む操作や静止画像伝送時の操作性が悪
いという不具合があった。また、メモリカードを備えた
ディジタルカメラを用いてカラー画像信号を伝送するこ
とが可能であるが、この場合には、メモリカードとして
大容量が必要となり、さらに、インターフェースが共通
化できず、価格的に実用化するには難点がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みて案出されたもの
で、本発明の目的は、市販されたビデオ一体型のビデオ
カメラを利用し、ビデオカメラのビデオテープレコーダ
部に替えて画像伝送部を内蔵することにより、静止画像
信号の劣化をなくし、小形で低価格でシンプルな静止画
像伝送機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る静止画像伝送機は、静止画像を撮像す
る撮像部を備えたビデオ一体型のビデオカメラに、ビデ
オテープレコーダ部に替え、前記静止画像の画像信号を
電話回線を通じて送信する画像伝送部を内蔵したことを
特徴とする。
【0006】また、本発明の静止画像伝送機は、前記画
像伝送部が、前記撮像部により撮像された画像信号の輝
度信号および色差信号の1フレーム分を記憶する記憶部
と、前記記憶部の画像データを電話回線モードにコード
変換するコード変換部と、前記コード変換部により変換
された画像信号を電話回線に送信するモデムとにより構
成されたことを特徴とする。また、本発明の静止画像伝
送機は、前記コード変換部が、JPEG(ジョイント
フォトグラフィ エキスパート グループ)により構成
されたことを特徴とする。また、本発明の静止画像伝送
機は、前記モデムに電話器が接続されたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】このような静止画像伝送機において静止画像を
伝送するには、まず、伝送する画像の前に撮像部を向
け、撮像部の焦点を合せ、ズーム度を設定しておく。次
に、電話器により静止画像を伝送する相手先に電話をか
け、電話回線が接続されると、所定の伝送操作により、
撮像部のCCDに結像されて作られた輝度信号と色差信
号とからなる静止画像の1画面分の画像信号が記憶部に
記憶され、記憶部内の画像信号がコード変換部によりコ
ード変換され、所定のアルゴリズムに基づいた画像圧縮
が行なわれ、必要最小限の画像信号に圧縮される。そし
て、画像圧縮された画像信号は、モデムにより変調して
電話回線を通じて送信され、電話回線ネットワークを通
じて相手先のモニターに静止画像が映し出され、電話器
で話しながら静止画像が伝送される。
【0008】したがって、市販のビデオ一体型のビデオ
カメラに、ビデオテープレコーダ部に替えて、画像伝送
部を設けることにより、確実に電話回線を通じて相手先
に静止画像を伝送することができる。また、ビデオカメ
ラのケース内に画像伝送部が内蔵されたことにより、従
来のように接続経路が複雑とならず、また、伝送信号の
経路が長くならないので、伝送信号が劣化することがな
く高画質の静止画像を伝送することができるとともに、
市販のビデオカメラに、ビデオテープレコーダ部に替え
て、画像伝送部を設けたので、システムが簡素化し、低
価格で小形化の静止画像伝送機を得ることが可能とな
る。さらに、従来のような同軸ケーブルによる接続が不
要となるので、電力が削減され、長時間動作が可能とな
り、また、画像伝送時の操作性が向上する。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。尚、図1は本実施例のカラー静止画像伝送機を
示す概略斜視図、図2はカラー静止画像伝送機を示す概
略ブロック構成図である。本実施例のカラー静止画像伝
送機1は、図1に示すように、市販のビデオカメラ、例
えば、カムコーダ(ビデオ一体型ビデオカメラ)に設け
られたビデオテープレコーダ部に替えて画像伝送部を内
蔵したものである。
【0010】すなわち、本実施例のカラー静止画像伝送
機1には、図2に示すように、カラー用のCCDを備え
このCCDに撮像を結像する撮像レンズ系(撮像部)3
と、この撮像レンズ系3の焦点を合せたり撮像レンズ系
3のズーム駆動を行なうフォーカス・ズーム駆動部5
と、上記撮像レンズ系3のCCDの原色信号(RGB信
号)に基づいて合成することにより輝度信号(Y信号)
と色差信号(R−Y、R−B)とを作るマトリックス回
路部7と、上記輝度信号および色差信号をアナログ・デ
ィジタル変換するA/D変換器9とが設けられている。
さらに、カラー静止画像伝送機には、ディジタル変換さ
れた上記輝度信号および色差信号の1フレーム分、すな
わち、1画面分の画像信号を記憶するフレームメモリ
(記憶部)11と、このフレームメモリ11内に記憶さ
れた1フレーム分の画像信号を呼出して、符号化による
コード変換を行なって最小限必要な画像信号に圧縮する
コード変換部(JPEG=ジョイント フォトグラフィ
エキスパート グループ)13と、コード変換された
画像信号を所定の変調を行ない電話回線に送出するモデ
ム(変調部)15とが設けられており、これらフレーム
メモリ11、コード変換部13およびモデム15により
画像伝送部17が構成されている。尚、上記コード変換
部13は、所定のアルゴリズムに基づいた画像圧縮を行
なうために、例えば、フーリエ変換によるコード変換が
行なわれる。
【0011】また、上記フレームメモリ11にはD/A
変換器19を介してビューファインダ(EVF=エレク
トリック ビュー ファインダ)21が接続されてお
り、フレームメモリ11内に記憶された画像信号により
白黒の画像が映し出されてモニターすることができる。
さらに、上記フォーカス・ズーム駆動部5、コード変換
部13、およびモデム15にはマイクロコンピュータ
(CPU)23が接続され、このマイクロコンピュータ
23には撮像操作、撮像レンズ系3の焦点やズームの駆
動操作、画像信号のコード変換の指令操作、モデム15
による画像信号の送信指令操作などの各種の操作を行な
う操作部25が接続されており、上記撮像レンズ系3、
操作部25、およびビューファインダ21がケース27
の所定箇所に配設され、ケース27内には上記フォーカ
ス・ズーム駆動部5、マトリックス回路7、A/D変換
器9、フレームメモリ11、コード変換部13、モデム
15、D/A変換器19、マイクロコンピュータ23が
内蔵された構造となっている。また、上記ケース27に
設けられた接続部(図示省略)を通じて、マイクロコン
ピュータ23には上記操作部25で行なわれる各種の操
作を遠隔から行なうためのリモートコントロール部(図
示省略)が接続されている。
【0012】さらに、上記ケース25には電話器29を
接続する端子31が設けられ、この端子31に接続する
ことにより、図2に示すように、電話器29が上記モデ
ム15に接続される。また、上記ケース27には電話回
線用の端子33が設けられ、この端子33に電話回線3
5を接続することにより、電話回線ネットワーク37に
接続された電話回線35がモデム15に接続される構造
となっている。尚、上記撮像レンズ系3、操作部25、
ビューファインダ21、フォーカス・ズーム駆動部5、
マトリックス回路部7、A/D変換器9、D/A変換器
19、マイクロコンピュータ23は従来のカムコーダに
備えられたものであり、フレームメモリ11、コード変
換部13、モデム15からなる画像伝送部17を、カム
コーダのビデオテープレコーダ部に替えてケース27に
内蔵した構造となっている。
【0013】次に、上記構成のカラー静止画像伝送機1
の動作について説明する。まず、静止画像を伝送するに
先立って、ケース27にリモートコントロール部や、電
話器29および電話回線35を接続し、さらに、伝送す
る画像、例えば、人物像、写真、書類等を撮像レンズ系
3の前にセットして撮像レンズ系3の位置決めを行な
い、操作部25を操作することにより、マイクロコンピ
ュータ23およびフォーカス・ズーム駆動部5を通じて
撮像レンズ系3の焦点を合わせてズーム度を設定する。
次に、電話器29により静止画像を伝送する相手先に電
話をかけ、電話回線が接続されると、電話器29により
所定の通話を行なう。そして、静止画像を伝送するに
は、リモートコントロール部により、所定の伝送操作を
行なうと、撮像レンズ系3によりCCDに結像された静
止画像の画像信号に基づいてマトリックス回路部7にお
いて1フレーム分の輝度信号(Y信号)と色差信号(R
−Y、R−B)とが作られる。
【0014】これらの輝度信号(Y信号)と色差信号
(R−Y、R−B)は、A/D変換器9を通じてディジ
タル信号に変換され、上記輝度信号および色差信号の1
フレーム分、すなわち、1画面分の画像信号がフレーム
メモリ11に記憶される。さらに、リモートコントロー
ル部の所定の操作を行なうと、マイクロコンピュータ2
3の指令により、上記フレームメモリ11内の1フレー
ム分の画像信号がコード変換部13に呼出され、コード
変換部13においてコード変換が行なわれ、所定のアル
ゴリズムに基づいた画像圧縮が行なわれ、必要最小限の
画像信号に圧縮される。そして、画像圧縮された画像信
号は、モデム15により変調されて電話回線35を通じ
て送信され、電話回線ネットワーク37を通じて相手先
のモニターに静止画像が映し出され、電話器29で通話
しながら静止画像が伝送される。
【0015】このように本実施例においては、市販のビ
デオ一体型のビデオカメラに、ビデオテープレコーダ部
に替えて、画像伝送部17を設けることにより、確実に
電話回線35を通じて相手先に静止画像を伝送すること
ができる。また、ビデオカメラのケース27内に画像伝
送部17が内蔵されたことにより、従来のように接続経
路が複雑とならず、伝送信号の経路が長くならないの
で、伝送信号が劣化することがなく高画質の静止画像を
伝送することができるとともに、システムが簡素化する
ので、低価格で、小形化を図ることが可能となる。さら
に、従来のような同軸ケーブルによる接続が不要となる
ので、電力が削減され、長時間動作が可能となり、ま
た、画像伝送時の操作性が向上する。
【0016】尚、上記実施例では、モデム15に接続さ
れた電話器29により電話回線35を接続して静止画像
を伝送する場合について説明したが、これに限らず、市
販のパソコンを用いたパソコン通信においても同様にし
て静止画像を伝送することが可能となり、また、白黒の
静止画像についても伝送できることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ビ
デオカメラのケース内に画像伝送部が内蔵されたことに
より、従来のように接続経路が複雑とならず、伝送信号
の経路が長くならないので、伝送信号が劣化することが
なく高画質の静止画像を伝送することができるととも
に、市販のビデオカメラに、ビデオテープレコーダ部に
替えて、画像伝送部を設けたので、システムが簡素化
し、低価格で小形化の静止画像伝送機を得ることが可能
となる。さらに、従来のような同軸ケーブルによる接続
が不要となるので、電力が削減され、長時間動作が可能
となり、また、画像伝送時の操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、静止画像伝送機を示
す概略斜視図である。
【図2】静止画像伝送機を示す概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 静止画像伝送機 3 撮像部 11 記憶部 13 コード変換部 15 モデム 17 画像伝送部 29 電話器 35 電話回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 5/765

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画像を撮像する撮像部を備えたビデ
    オ一体型のビデオカメラに、ビデオテープレコーダ部に
    替え、前記静止画像の画像信号を電話回線を通じて送信
    する画像伝送部を内蔵したことを特徴とする静止画像伝
    送機。
  2. 【請求項2】 前記画像伝送部が、前記撮像部により撮
    像された画像信号の輝度信号および色差信号の1フレー
    ム分を記憶する記憶部と、前記記憶部の画像データを電
    話回線モードにコード変換するコード変換部と、前記コ
    ード変換部により変換された画像信号を電話回線に送信
    するモデムとにより構成された請求項1記載の静止画像
    伝送機。
  3. 【請求項3】 前記コード変換部が、JPEG(ジョイ
    ント フォトグラフィ エキスパート グループ)によ
    り構成された請求項2記載の静止画像伝送機。
  4. 【請求項4】 前記モデムに電話器が接続された請求項
    2および3記載の静止画像伝送機。
JP6162638A 1994-06-20 1994-06-20 静止画像伝送機 Pending JPH089095A (ja)

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