JPH089068Y2 - 通い箱移送装置 - Google Patents

通い箱移送装置

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JPH089068Y2
JPH089068Y2 JP9127789U JP9127789U JPH089068Y2 JP H089068 Y2 JPH089068 Y2 JP H089068Y2 JP 9127789 U JP9127789 U JP 9127789U JP 9127789 U JP9127789 U JP 9127789U JP H089068 Y2 JPH089068 Y2 JP H089068Y2
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boxes
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vehicle
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JP9127789U
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義信 福田
政弘 太田
博文 水野
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CKD Corp
Shionogi and Co Ltd
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CKD Corp
Shionogi and Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動倉庫・工場など、とりわけ自動組立/箱
詰機(カートナー)を設置した工場において、搬送車両
と、カートンホッパーに至る搬送路の始端部との間で通
い箱を受け渡す装置に関する。
[従来の技術] 従来一般に、包装工場中、自動化/無人化しうるの
は、取り扱う対象が定型(所定の、限られた形状範囲に
あること)の場合に限られると考えられていた。例え
ば、非定型物、すなわち組み立てる前の畳んだ状態にあ
る包装箱等のセットアップ式包装材料を扱う場合は、カ
ートナーに材料を供給する作業は自動化が困難であっ
た。そこで、このような場合はカートナーに材料を供給
するためのカートンホッパーの保有容量をできるだけ大
きくすることによってカートンホッパーへの材料の供給
時間間隔を長くし、省力化を図っている。カートンホッ
パーへの材料の供給は、材料を多数収容した箱(通い
箱)単位で行われ、前工程との間を非自動作業によって
往復する。
[考案が解決しようとする課題] 上記のカートンホッパーにおいては、その保有容量の
限界量が比較的小さいので供給時間間隔がさ程長くなら
ないという問題点があった。また、通い箱は、少なくと
もカートンホッパーが空になる毎に往復させなければな
らず、省力化の妨げとなっていた。上記のような問題点
は、複数の通い箱を使用し、次の通い箱が常時待機して
いて次々と自動的にカートナーに供給される装置を構成
することにより解決されるが、これには以下のような課
題がある。一般に、通い箱の受け入れ場所とカートナー
とは同一レベルに、またカートンホッパーはカートナー
の上部に配置されることが多く、このため両者を結ぶ搬
送路は通常オペレータまたはサービスマンの通過を許容
する高架路として設計する必要がある。したがって搬送
路の始端部は受け入れと上昇の両機能を併有することが
望ましいとされている。
この考案は上記のような課題を解決するためになされ
たもので、非定型物であるセットアップ式包装材料を定
型物のごとく扱い、包装材料のカートナーへの供給時間
間隔を長くし、且つ高架状の構成を有する通い箱移送装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る通い箱移送装置は、複数の通い箱を、上
面開放型搬送車両と、組立/箱詰機のカートンホッパー
に至る高架搬送路との間で受け渡す装置であって下記各
要素を含むことを特徴とするものである。ここで各要素
とは、 (イ)該搬送車両による接近が可能で、該搬送車両とほ
ぼ同一の高さを有する受領座および該受領座に隣接して
直立するように設けられ、該高架搬送路の始端部を形成
する少なくとも昇り降り各一本づつの垂直コンベアが設
置されている静止保持台、 (ロ)該搬送車両と該受領座との間で水平変位可能とさ
れ、少なくとも縦2列の通い箱を載置可能な、複数段の
通い箱と組合わせて引き出し状となる開放棚を設けたス
キッド、 (ハ)該垂直コンベアの上下の水平支持軸間に巻張され
た複数本のベルトまたはチェインにスキッドの開放棚底
板相互の間隔に対応した間隔で取り付けられ該通い箱を
その底面両側稜で支持し得る複数のステップ板、 (ニ)該垂直コンベアに関して、該静止保持台の反対側
に直立するように、かつ該直立状態で該垂直コンベアの
ステップ板のおのおのが向かい合って形成される空間に
侵入可能なように設けられ、該開放棚に載置されている
複数の通い箱のおのおのと吸引接着して、これを引き出
し該ステップ板上にもたらし、あるいは該ステップ板上
の通い箱を該開放棚に押し込み得る吸引手段あるいは緩
衝押圧手段が設けられた可動ポスト、および (ホ)上記各手段を逐次、同期して動作/待機させる制
御手段である。
[作用] 上記手段の組合わせは、非定型物であるセットアップ
式包装材料をあたかも定型物のように扱って搬送させる
ことにより、カートンホッパーの収容能力に限定されず
に供給時間間隔の延長を可能とする作用がある。
また通い箱の受入れ場所とカートナーのカートンホッ
パーを結ぶ高架搬送路の始端部に受け入れと上昇の両機
能を併有させ、包装工場の省力ないし無人化を推進する
作用もある。
[実施例] 第1図は、この考案の一実施例による通い箱移送装置
を含む供給装置全体の概略を示す斜視図、第2図は第1
図に示す開放棚(18)が搬送車(10)に載置された状態
を示す斜視図、第3図は該開放棚(18)から通い箱(1
6)を引き出す過程を示す略側断面図である。第2図に
おいて、スキッド(14)は、搬送車(10)(通常無人)
の開放上面に並設された複数のローラー(12)に底面の
両側部を支持されている。このスキッド(14)上には通
い箱(16)を載置可能な複数(ここでは3段)の、通い
箱(16)と組合わせられたとき引き出し状となる開放棚
(18)が取り付けられている。
第1図において、搬送車(10)が横付け可能である静
止保持台(20)は、該搬送車(10)とほぼ同一の高さの
受領座(20a)を有し、スキッド(14)をその中央部で
支持する複数のローラー(22)を有している。ローラー
(12)とローラー(22)とは同一レベルにあるが、スキ
ッド(14)の裏側のそれぞれ異なる部分に当接する。従
って、いずれか1つのローラー(12又は22)が駆動手段
を備えておれば、スキッド(14)は搬送車(10)と静止
保持台(20)との間で水平移動できる。
静止保持台(20)の搬送車(10)接近側と反対の側に
は搬送路(30)の始端部が配置されている。ここには昇
り降り各一本づつの垂直コンベア(32)が直立して設け
られている。該2本の垂直コンベア(32)は、上下の水
平支持軸(34,36)間に巻装された3本のベルトまたは
チェイン(38)とそれに取り付けた複数のステップ板
(40)を含むものである。このステップ板(40)はスキ
ッド(14)の開放棚(18)底板相互の間隔に対応した間
隔でベルト又はチェイン(38)に取り付けられている。
上部水平支持軸(34)は、通い箱(16)を搬送路(30)
の水平部分まで持ち上げ、受け渡すのに充分な高さの位
置に取り付けられている。一方、下部水平支持軸(36)
は、静止保持台(20)内部で、下記の可動ポスト(42)
の水平往復運動を妨げない位置に設けられている。
また、本実施例のステップ板(40)は、所要の剛性の
見地及び取り付けの便宜上、アングル状部材を用い、そ
の底面両側稜(40a,40a)によって通い箱(16)を支持
するものである。
第1図及び第3図において、2本(内1本は見えな
い)の可動ポスト(42,42)は水平方向に往復運動でき
るようになっていて、通常は垂直コンベア(32)の占有
動作空間を避けた位置(第1図に示す位置または第3図
の実線で示す位置)に退避している。通い箱(16)の受
け渡し時には垂直コンベア(32)の互いに向かい合うス
テップ板(40)の間の垂直に長い空間を通過して通い箱
(16)に接近する。各可動ポスト(42)には、開放棚
(18)に載置されている複数の通い箱(16)のおのおの
と吸着することによって通い箱(16)を引き出しあるい
は押し込み得る複数の吸引手段、たとえば図示しない真
空源と結ばれている吸盤(44)が設けられている。上記
の往復運動は、静止保持台(20)内部に設けられた、た
とえばシリンダ(46)およびロッド(48)によってもた
らされる。
本考案に言う通い箱(16)は、セットアップ式の内装
箱が積み重ねられて収納されたものである。それによっ
て、非定型物であるセットアップ式の内装箱も通い箱
(16)という定型物に含まれて扱われることになる。通
い箱(16)を開放棚(18)の片方の3段に収容した状態
のスキッド(14)は、搬送車(10)によって静止保持台
(20)に横付けされ、前述のローラー(12)及び(22)
の働きにより、静止保持台(20)上に移行する。
この状態から、可動ポスト(42)が垂直コンベア(3
2)への進入方向(往路)の水平運動を開始する。第1
図では他の部材に画されている方(奥)のポスト(42)
の吸盤(44)が、運ばれてきた3個の通い箱(16)のお
のおのと接触すると、吸引によってそれらを吸着し、そ
の復路の水平運動によって通い箱(16)を垂直コンベア
(32)まで引き出す。この時、図に現れている方(手
前)の可動ポスト(42)は、同様な水平運動によって、
往路は垂直コンベア(32)のステップ板(40)に支持さ
れていた3個の通い箱(16)のおのおのをスキッド(1
4)の開放棚(18)に載せ、復路は空荷状態で帰る。こ
の返還動作に限れば、吸盤(44)に代えて緩衝押圧手段
を使用することも可能である。可動ポスト(42)は第3
図の実線及び二点鎖線によって示す両位置間を水平運動
域とする。
この可動ポスト(42)の水平運動が完了すると、第1
図の矢印(A)によって示す方向に、垂直コンベア(3
2)の断続運動が開始される。3個の通い箱(16)のう
ち一番上のものが最上部に達すると垂直コンベア(32)
は休止し、搬送プッシャー(50)がその通い箱(16)を
搬送路(30)の水平部分(高架搬送路(30a))上に押
し出す。以下、同様な動作を繰り返すことによって、通
い箱(16)は3個とも水平部分に載せられ互いに適当な
距離をおいて高架搬送路(30a)上に並べられる。その
後、通い箱(16)は周知手段の組合わせ(例えば、プッ
シャー(55,56,57)及び昇降台(58))によりカートナ
ー(60)(カートンホッパーを含む)に供給される。
一方カートナー(60)から戻されてくる通い箱(16)
は、図の手前の垂直コンベア(32)の最上部に達する
と、前記と逆の手順で垂直コンベア(32)側の、該スキ
ッド(14)の開放棚(18)の対応段に返還される。通い
箱(16)がすべて返還されると、スキッド(14)は搬送
車(10)に移載されて運ばれ、一連の供給工程が終了す
る。
なお、上記の一連の供給工程は、図示しない公知の制
御手段によって、逐次同期して動作させたり待機させた
りすることによって行われる。
[考案の効果] 本考案を実施することにより、非定型物であるセット
アップ式包装材料をあたかも定型物のように扱って搬送
するため、包装工場の省力ないし無人化が容易に達成で
きる。また、カートン・ホッパーの収容能力に限定され
ずに供給時間間隔の延長と高架搬送路下のオペレータお
よびサービスマンの通過と保守のためのアクセスを許容
するという実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による通い箱移送装置を含む供給装置
全体の概略構成を示す斜視図、第2図は第1図に示す開
放棚(18)が搬送車(10)に載置された状態を示す斜視
図、第3図は上記の開放棚(18)から通い箱(16)を引
き出す過程の概略を示す側断面図である。 図において、(10)は搬送車、(14)はスキッド、(1
6)は通い箱、(18)は開放棚、(20)は静止保持台、
(20a)は受領座、(30a)は高架搬送路、(32)は垂直
コンベア、(34)及び(36)はそれぞれ上部水平支持軸
及び下部水平支持軸、(38)はチェイン、(40)はステ
ップ板、(42)は可動ポスト、(44)は吸盤、(60)は
カートナーである。 なお、各図中同一符号は同一部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通い箱を、上面開放型搬送車両と、
    組立/箱詰機のカートンホッパーに至る高架搬送路との
    間で受け渡す装置であって、 該搬送車両による接近が可能で、該搬送車両とほぼ同一
    の高さを有する受領座及び該受領座に隣接して直立する
    ように設けられ、該高架搬送路の始端部を形成する少な
    くとも昇り降り各一本づつの垂直コンベアが設置されて
    いる静止保持台、 該搬送車両と該受領座との間で水平変位可能とされ、少
    なくとも縦2列の通い箱を載置可能な、複数段の通い箱
    と組合わせて引き出し状となる開放棚を設けたスキッ
    ド、 該垂直コンベアの上下の水平支持軸間に巻張された複数
    本のベルトまたはチェインにスキッドの開放棚底板相互
    の間隔に対応した間隔で取り付けられ該通い箱をその底
    面両側稜で支持し得る複数のステップ板、 該垂直コンベアに関して、該静止保持台の反対側に直立
    するように、かつ該直立状態で該垂直コンベアのステッ
    プ板のおのおのが向かい合って形成される空間に侵入可
    能なように設けられ、該開放棚に載置されている複数の
    通い箱のおのおのと吸引接着して、これを引き出し該ス
    テップ板上にもたらし、あるいは該ステップ板上の通い
    箱を該開放棚に押し込み得る吸引手段あるいは緩衝押圧
    手段が設けられた可動ポスト、および 上記各手段を逐次、同期して動作/待機させる制御手
    段、 を備えたことを特徴とする通い箱移送装置。
JP9127789U 1989-08-01 1989-08-01 通い箱移送装置 Expired - Lifetime JPH089068Y2 (ja)

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JPH0331128U JPH0331128U (ja) 1991-03-26
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