JPH0888780A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0888780A
JPH0888780A JP6221756A JP22175694A JPH0888780A JP H0888780 A JPH0888780 A JP H0888780A JP 6221756 A JP6221756 A JP 6221756A JP 22175694 A JP22175694 A JP 22175694A JP H0888780 A JPH0888780 A JP H0888780A
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JP
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image
image data
color space
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external device
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JP6221756A
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English (en)
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Satoshi Tanio
聰 谷尾
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色空間変換処理をマニュアルで指定すること
なく、自動的に最適な色空間変換処理を行うことを目的
とする。 【構成】 コマンドを入力する入力手段と、第1の外部
装置と通信する第1の通信手段と、第2の外部装置と通
信する第2の通信手段とを有し、前記通信手段と前記外
部装置を対応させて管理する管理手段と、画像データと
該画像データの画像タイプを対応させて格納する格納手
段と、前記格納手段に格納されている画像データに対応
する画像タイプと、前記コマンドに基づき設定される外
部装置と、に基づき自動的に色空間変換する色空間変換
手段と、前記色空間変換手段によって色空間変換された
画像データを前記コマンドに基づき設定された外部装置
に出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処
理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されたカラー画像
データを出力する出力装置に基づき色空間変換する画像
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年様々なデジタルカラー複写機が普及
し、そこに各種インターフェース装置を接続し、デジタ
ルカラー複写機以外からのスキャナ等の他の画像入力装
置からの画像データに基づきプリント出力が得られる様
なシステムが開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】これらシステムを
構成するデジタルカラー複写機等の機器は、それぞれ機
種固有の色空間を有しており、それぞれ異機種間での画
像データの入出力が必要とされる。たとえば画像入力装
置で読み取った画像をカラー複写機でプリントアウトす
る場合、それぞれの機種固有の色空間が有るためプリン
ト前に入力機器の色空間を出力側の複写機の色空間に変
換する必要が有る。また画像ソースとしてNTSCやA
pple13インチ等のモニターの色空間に対応した画
像を複写機プリントアウトする際にも、出力前にモニタ
ーの色空間を複写機の色空間に変換する必要が有る。
【0004】しかしながら、上述の従来例においては、
システム内に格納されている画像データが有する色空間
を管理していないため、色空間変換処理をマニュアルで
指定しなければならないという問題があった。
【0005】本願発明は上述の点に鑑みてなされたもの
であり、色空間変換処理をマニュアルで指定することな
く、自動的に最適な色空間変換処理を行うことを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本願発明は、コマンドを入力する入力手段
と、第1の外部装置と通信する第1の通信手段と、第2
の外部装置と通信する第2の通信手段とを有し、前記通
信手段と前記外部装置を対応させて管理する管理手段
と、画像データと該画像データの画像タイプを対応させ
て格納する格納手段と、前記格納手段に格納されている
画像データに対応する画像タイプと、前記コマンドに基
づき設定される外部装置と、に基づき自動的に色空間変
換する色空間変換手段と、前記色空間変換手段によって
色空間変換された画像データを前記コマンドに基づき設
定された外部装置に出力する出力手段とを有することを
特徴とする。
【0007】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明の好適
な実施例を詳細に説明する。
【0008】図1に本発明におけるシステム構成の1例
における接続概略構成図を示す。101は本発明の中心
をなすインターフェース装置であり、その内部概略構成
図を示す。102はホストコンピュータであり、インタ
ーフェースケーブル106を介してI/F装置101と
接続される。これは、例えばSCSIなどの汎用インタ
ーフェースであり、ホストコンピュータ102からコン
ピュータグラフィクス画像データをI/F装置101の
フレームメモリ201、202へ転送し、カラー複写機
103、104を用いてプリント出力を得ることができ
る。また、制御コマンドを送ることでシステム全体をコ
ントロールすることもできる。デジタルカラー複写機1
03、104は、インターフェースケーブル107およ
び108によってI/F装置101と接続される。これ
らは、前述したようにI/F装置101内のフレームメ
モリ201、202に格納された画像のプリント出力を
得るためのものである。また、カラー複写機103、1
04のスキャナから読み取った画像をI/F装置101
内のフレームメモリ201、202に格納することもで
きる。これらカラー複写機103、104は、ホストコ
ンピュータ102と同様に、その操作部からシステム全
体をコントロールすることができる。109、110は
フィルムスキャナであり、インターフェースケーブル1
11、112によってI/F装置101に接続される。
これらは、カラー複写機103、104と同様に、スキ
ャナから読み取った画像をI/F装置101内のフレー
ムメモリ201、202に格納することができる。ま
た、これらフィルムスキャナ109、110の替わりに
HDTVなどのビデオ画像を取り込む装置、また、その
他の各種画像取り込み装置が接続可能であり、インター
フェース装置101内のフレームメモリに、同様に画像
を格納し、プリント出力することができるようになって
いる。以上は、インターフェース装置101を中心とし
たシステム構成の説明をした。
【0009】以下に、インターフェース装置101内部
構成の説明をする。203は第一のCPUであり外部に
接続されるスキャナ、プリンタ以外のI/Oをコントロ
ールするものである。詳細は後述する。204はCPU
203のCPUバスであり、ホストコンピュータ102
とのインターフェースをするSCSIコントローラ20
5、プログラムメモリ206、I/Oバス208をコン
トロールするバスコントローラ207などが接続されて
いる。また第二のCPU209のCPUバス210と結
合できるようにバスコントローラ211も接続されてい
る。第二のCPU209については後述する。I/Oバ
ス208にはI/Oコントローラ212が接続されてお
り、ハードディスクドライブ213、フロッピディスク
ドライブ214、キーボードコントローラ215、CR
Tコントローラ216、LCDコントローラ217等の
汎用I/Oをコントロールしている。218は液晶表示
装置で、インターフェース装置101の状態を常に表示
できる様になっている。また、キーボードコントローラ
215には操作部219が接続され、インターフェース
装置101の初期設定の変更、また、独立にサービスモ
ードの設定ができる様になっている。必要であれば外部
にCRTコントローラ216を介しモニタ、さらにキー
ボードコントローラ215を介してキーボードを接続で
きる。さらにI/Oバス208にはAUXスロット22
0、221が用意され、例えばCD−ROMなどのイン
ターフェースカードが装着でき、CD−ROMに格納さ
れている各種画像をフレームメモリ201、202に展
開して、プリント出力を得ることもできる。将来、マル
チメディア等の対応も可能となっている。
【0010】第二のCPU209は、外部に接続される
スキャナ、プリンタのコントロール、さらに、フレーム
メモリ201、202に格納される画像の画像処理、例
えば、画像回転、画像の圧縮などの処理も行うことがで
きる。メモリ222はプログラムメモリであり、電源投
入時にハードディスクドライブ213から、バスコント
ローラ211を介して、制御プログラムがロードされる
仕組みになっている。また、メモリ222は、CPU2
03との通信にも用いられる。CPUバス210にはス
キャナプリンタインターフェース223、224の2種
が接続され、各種設定を行いながら、スキャナ、プリン
タのコントロールをしている。225は画像専用のバス
であり、画像のスキャン、プリントを行う際には、画像
はこのバスを流れるようになっている。
【0011】インターフェース装置101は、2種のス
キャナプリンタインターフェースを接続することがで
き、例えば静電写真方式やインクジェット方式等の異な
る方式のスキャナプリンタであっても接続することがで
きる。
【0012】しかも、異なる方式の各機器が同じフレー
ムメモリを共有することができるので、方式の異なる各
機器に対応してフレームメモリを予め設定しておく必要
がなく、効率的にメモリを使用することができる。
【0013】また、これらのインターフェースは、接続
される複写機の方式または、スピードに応じて、新たに
インターフェースボードを差し替えることができる様に
なっており、将来への対応も可能となっている。
【0014】したがって、接続する機器に柔軟に対応す
ることができ、システムの拡張性がある。
【0015】また、本実施例では、上述したようにスキ
ャナプリンタの他にスキャナ・プリンタインターフェー
ス223、224に2種類のフィルムスキャナ109、
110をスキャナプリンタ103、104に加えて接続
することができる。なお、本発明に接続できる機器は上
述のフィルムスキャナ及びスキャナプリンタに限らず、
例えばインクジェットプリンタ、スキャナ等の他の機器
でも構わない。
【0016】図2(a)は、スキャナプリンターフェー
ス223、224及びフレームメモリ201、202の
構成の1例を示す図である。
【0017】フレームメモリ201、202は同一の構
成であり、各々赤(R)、緑(G)、青(B)のプレー
ンメモリ311、312及びプレーンメモリ311、3
12を制御するコントローラ301、302を有する。
【0018】メモリコントローラ301、302は各々
プレーンメモリ311、312における画像データの読
みだし、書き込み及びリフレッシュ等のコントロールを
行う。
【0019】上述の二つのメモリは独立の動作、即ち、
一方がプリント出力中にもう一方は、CPUバス210
からホストコンピュータ102からの画像の転送やポス
トスクリプト画像の展開、または前述したようなCPU
209を用いた画像処理が可能な様になっている。ま
た、二つをつなげて一つのメモリとみなすこともでき、
例えば、両方がそれぞれA4サイズ分のメモリ容量をも
っていた場合、二つをつなげることでA3サイズの画像
を扱うことができるようになっている。
【0020】スキャナ・プリンタインターフェース22
3、224も同一の構成であり、各々において同一の回
路には同一番号を付けた。色変換回路304は入力され
た画像データの色空間を所望の色空間の画像データに変
換する。マスキング色処理回路305は、接続されてい
る出力装置の色再現特性に合わせたマスキング、UCR
演算処理など画像を忠実に再現するための画像編集処理
を行う。FIFO306は、同一のフレームメモリから
画像データの読み出し及び書き込みを行う場合、フレー
ムメモリへの画像データの書き込みタイミングを調整す
る。セレクタ307は、書き込みタイミングを調整する
必要があるか否かに応じて画像データの経路を切り換え
る。コントローラ303は上述の各回路を制御する。
【0021】ここで、スキャナ・プリンタインターフェ
ース223には、ケーブル107を介し、静電写真方式
(以下CLC方式と称す)のカラー複写機103、スキ
ャナ・プリンタインターフェース224にはケーブル1
08を介し、CLC方式のカラー複写機104が接続さ
れているシステムを仮定する。
【0022】ホストコンピュータ102から発行された
プリントコマンドに基づき、インターフェース装置10
1内のプレーンメモリ311に記憶されている画像をカ
ラー複写機103を用いて出力する場合の動作について
説明する。
【0023】ホストコンピュータ102から、SCSI
インターフェース205を介し、CPU203がプリン
トコマンドを受け取る。CPU209はコマンドを解釈
し、バスコントローラ211の制御のもとで、メモリ2
22に受け取ったコマンド内容を書き込む。CPU20
9はコマンドの書き込みを認識すると、メモリ222の
内容を読みプリントコマンドを実行する。CPU209
はインターフェース223内のコントローラ303に対
し、カラー複写機103へのプリントコマンド発行の命
令を出し、コントローラ303はケーブル107を介
し、通信によってカラー複写機103へプリントコマン
ドを発行する。ケーブル107、108、111、11
2内部は同じ接続となっており、画像データ24bi
t、同期信号、クロック、通信が双方向で一つのケーブ
ル内で収まっている。プリントコマンドを受け取ったカ
ラー複写機103はプリンタの起動をかけ、同時に画像
同期信号を送り返す。画像同期信号を受け取ったコント
ローラ303は、画像同期信号に従ってビデオバス22
5内のコントロールバスに画像リクエスト信号を乗せ、
メモリコントロール301に画像出力要求を出す。メモ
リコントロール301は画像リクエスト信号に従って、
画像データをビデオバス225にRGB24bitを出
力する。出力された画像データは、インターフェース2
23内の色変換回路304に入力され、プレーンメモリ
311において、所定のRGB色空間の画像データから
カラー複写機103のマゼンタ(M)、シアン(C)、
イエロ(Y)色空間の画像データへの変換を行い、マス
キング色処理回路305へ出力する。マスキングの色処
理回路305ではカラー複写機103の色再現特性に合
わせたマスキング、UCR演算処理など、画像を忠実に
再現するための画像編集処理を行い、C、M、Y、K
(黒)データをケーブル107を通してカラー複写機に
転送する。
【0024】なお、色空間とはRGB信号やCMY信号
等の信号形式及び各機器に特有の所定の基準値に基づき
表現されるものである。
【0025】ケーブル107では、カラー複写機におけ
る画像の現像に同期させ、画像データ24bitのうち
8bitを用い、M、C、Y、Kの順序で、かつ、面順
次で画像データの転送を行う。その結果、計4回、フレ
ームメモリ201からRGBの同じ画像データが読み出
され、同一の処理を行う。
【0026】なお、本発明は面順次に画像データを転送
するものに限らず、例えば点順次等で転送しても構わず
出力装置がサポートしている方法で画像データを転送す
る。
【0027】図3はカラー複写機103がインターフェ
ース223から受け取った画像データから画像を形成す
る様子を示したものである。401はフレームメモリに
格納されている画像データを示し、例えば、図のA−B
の区間のマゼンタの静電潜像を感光ドラム402に形成
する様子を示したものである。403はレーザ光源であ
り転送される画像データに基づいてON、OFFを行
い、404のポリゴンミラーを経由して感光ドラム40
2に静電潜像を形成する。406は感光ドラム402の
回転方向を示す。この時、ビーム検出センサ405によ
って画像端を検出し、これが水平同期信号(以下HSY
NCと称す)となって、画像転送の同期をとっている。
図4にそのタイミングの様子を示す。これらの動作を、
C、M、Y、Kと計4回繰り返し、画像の形成を行って
いる。以上述べたものは、LOG変換回路、マスキング
回路をインターフェース101側に持つ場合であり、も
ちろん、カラー複写機側のLOG変換回路、マスキング
回路を流用しても良い。その場合は、ケーブル107内
部の画像データ線24bitをフルに用い、RGB画像
データとして転送することになる。
【0028】次に、上述の動作とは逆に、カラー複写機
103のカラースキャナを用いて得られた原稿を示す画
像データをフレームメモリ201に記憶する動作につい
て説明する。
【0029】ホストコンピュータ102からSCSIイ
ンターフェース205を介し、CPU203がスキャン
コマンドを受け取り、認識し、実行する。CPU209
は、コントローラ303を通してカラー複写機103へ
通信によってスキャンコマンドを発行する。カラー複写
機103は、スキャンコマンドに基づき、原稿を走査し
得られたカラー複写機103の入力特性に基づいたRG
B色空間の画像データをケーブル107内部の画像デー
タ信号24bitをフルに用いRGB画像データとして
転送する。インターフェース装置101内部では、転送
されたRGB画像データをインターフェース223内の
色変換回路304に入力し、画像データを接続デバイス
と登録されるファイルタイプに応じて色空間を変換し、
ビデオバス225に出力する。同時に、コントローラ3
03は、メモリコントロール301に対し取り込みリク
エスト信号をコントロールバスに出力し、メモリコント
ロール301はビデオバス225上の画像を取り込みリ
クエスト信号に基づいて画像をプレーンメモリに格納す
る。以上は、フレームメモリ201について説明した
が、フレーム202についても、同様に、例えばコント
ローラ303がメモリコントローラ302に対して、コ
ントロールバス上にリクエスト信号を乗せると、同様に
フレームメモリ202が動作を開始する。この時コント
ローラ303、304のバスのコンフリクトを避けるた
めに、スキャナプリンタインターフェース223、22
4は同時に動作しないようになっている。
【0030】以上は、カラー複写機103についての画
像の入出力の動作を示したが、カラー複写機104、フ
ィルムスキャナ等も同様の動作を行う。
【0031】図5は本I/F装置とカラー複写機、フィ
ルムスキャナ等のデバイス間の信号構成を示す。画像信
号は前述したように24ビットの信号線により伝送され
る。画像信号は画像データを転送するための制御信号で
あり、画素同期信号、ライン同期信号、ページ同期信号
で構成される。通信制御信号は、動作指示、状態管理を
コマンド/ステータスのシリアル通信で行う信号であ
る。シーケンス制御信号は、各装置のパワー状態を示す
情報を送る信号である。
【0032】図6は本実施例で電源投入後プログラムメ
モリにダウンロードされるCPU2側で動作する制御プ
ログラムのモジュール構成を示す。モジュール701は
リアルタイムOSで、複数のタスクの管理を行う。各タ
スクはイベントドリブンで起動される。モジュール70
2は本制御プログラムの起動時に走るタスクで、各種I
C、フレームメモリの初期設定や本制御プログラム中で
使われるパラメータ変数の初期設定並びにインターフェ
ースボードの識別等を行う。モジュール703、704
はカラー複写機またはフィルムスキャナとのコマンド通
信を司るものである。モジュール703は本I/F装置
がマスター側でカラー複写機側がスレーブ側になる場合
で、本I/F装置からコマンドを発行し、カラー複写機
側がステータスを返信する通信制御タスクである。モジ
ュール704はモジュール703の逆のタイプでカラー
複写機側からコマンドを発行し、本I/F装置がステー
タスを返信する通信制御タスクである。モジュール70
5はCPU1とのコマンド通信及び画像転送制御を司
る。これによりホストコンピュータからSCSIコント
ローラを介して受け取ったコマンドをCPU2側で解析
し、通信制御タスクや画像処理タスクへ処理開始の指示
を送る。モジュール706、707、708はそれぞれ
CLC方式/BJ方式のカラー複写機またはフィルムス
キャナとの画像データの入出力制御を司る画像入出力制
御タスクである。モジュール709は画像の圧縮、伸
長、回転、鏡像、色空間圧縮、色空間変換等の画像処理
を司る。モジュール710はフレームメモリ201、2
02に登録される画像ファイルの管理を司る。
【0033】図7は本I/F装置のソフトウエアシステ
ム構成図である。本図を用いてシステムの動作を説明す
る。まず電源投入後モジュール701のリアルタイムO
Sが起動され、タスク901、902を生成する。タス
ク901はブート部702を司り、各初期設定時に図8
(1)のConfiguration Table中の
カードコードをセットする。
【0034】Configuration Table
とは、スロット即ち、スキャナ・プリンタインターフェ
ース223、224の各々にセットされているボード及
び各スロットに接続されている出力装置及びフィルムス
キャナが接続されているか否かを管理するものである。
【0035】図示されていないが、スキャナ・プリンタ
インターフェース223、224はインターフェースボ
ードを差し込む構成になっており、各々ボードタイプ識
別用のボードが有り、これにボードタイプ別にIDがハ
ード的にセットされることにより、CPU2によって読
み出しが可能になり、セットされているボードをスロッ
トに対応して自動認識することができる。ボードIDと
は、通信タイプを示すものである。そして、認識に基づ
き図8(2)に示したエンジンカードコードをConf
iguration Tableの対応するスロットの
場所に書き込む。
【0036】更に、インターフェース上のシーケンス制
御信号で送られるカラー複写機、フィルムスキャナのパ
ワーレディーをボード223、224上に有る信号検知
用のポート(図示されていない)で見て、各デバイスが
起動されていたら、図8(1)のConfigurat
ion Table中のエンジンカードコードに従って
通信制御タスク905、906、907を生成する。タ
スク905、907はモジュール703の本I/F装置
がマスター側の通信タイプの、タスク906はモジュー
ル704の本I/F装置がスレーブタイプの通信制御を
行い、カラー複写機、フィルムスキャナ側とコマンド/
ステータスのやり取りする。この通信で得られた情報に
より、デバイスコード、カセット情報等を図8、図9の
デバイス情報テーブルに設定する。
【0037】従って、まず差し込まれているインターフ
ェースボードを判別し、スロットに対応させてカードコ
ードを管理することにより、通信タイプを設定する。次
に設定された通信タイプに基づき、接続されている機器
と通信を行い、図8(3)及び図8(5)に示したデバ
イスコードを各スロットに対応させて図8(1)及び図
8(4)に示したConfiguration Tab
leの中に設定する。以上の処理により、インターフェ
ース装置101は接続されている各機器をスロットに対
応させて自動的に認識することができる。
【0038】また、上述の接続デバイス認識処理を電源
投入時に毎日行うので常に最新のシステム状態を把握す
ることができる。
【0039】タスク802はモジュール705を司りホ
ストコンピュータから受けたコマンドを解析処理する。
プリント/スキャンコマンドを受けると通信制御タスク
905、906、907を介して画像入出力制御タスク
908、909、910を起動する。このときプリント
/スキャンコマンドに伴うパラメータでI/Fカードが
装着されているスロットを選択し、図8のConfig
uration Table中のデバイスコードに従っ
てデバイス毎に異なる画像入出力制御を行う。
【0040】これによりどの機器でスキャンするか、も
しくはプリントするかをユーザの用途に応じて切り換え
ることができる。更に、接続されている機器に応じて例
えばCLC方式やFS方式等の異なった制御方式の画像
入出力タスクが動作可能になる。
【0041】スキャン・プリント時の色変換テーブルの
設定について説明する。
【0042】まず、図2(b)に示す様に色変換回路3
04は0〜255までのデータを設定できるルックアッ
プテーブル(LUT)304−a、304−bを2つ
と、3×3のマトリクス演算用のテーブル304−cを
1つ有する構成となっている。LUT304−aは色変
換回路304に入力される画像データの入力デバイスに
依存している特性を補正する、べき乗演算用のテーブル
である。マトリクス演算用テーブル304−cは、LU
T304−aによって補正されたデータを出力装置の色
空間上の画像データに変換する3×3のマトリクス演算
用のテーブルである。LUT304−bは、マトリクス
演算用テーブル304−cによって色空間変換された画
像データを出力装置の特性に補正するべき乗演算用テー
ブルである。この各テーブルを組み合わせ例を図14に
示した。
【0043】即ち、本実施例ではLUT304−a、3
04−bにおける入出力特性の補正を各入出力機器の色
空間、即ち、画像タイプに基づき予めLUTを複数用意
しておき、色空間変換処理に応じて各LUTを設定する
ので、保持するLUTが少しで済む。
【0044】さらに、入力特性を補正したデータに対し
て3×3のマトリクス演算テーブルを用いて色空間変換
するので、入力特性に依存しない正確な変換処理を行う
ことができる。
【0045】以上の様に、3つのテーブルの組み合わせ
により、色空間変換を行うことにより図14に示した様
に多様な色空間変換処理に簡単な構成で対応できると供
に、正確に所望の色空間変換処理を行うことができる。
【0046】更に、ハード回路で色空間変換処理を行う
ことができるのでリアルタイムに処理することができ
る。
【0047】次に図10を用いて設定手順について説明
する。S10において、図11のCREAT FILE
コマンドにより画像タイプ、即ち、フレームメモリ20
2に画像データを格納する際の色空間をIMAGE T
YPEとIMAGE TYPE Optional C
odeの組み合わせに基づき指定し、画像ファイルを作
成する。図15にIMAGE TYPEとIMAGE
TYPE Optional Codeとの組み合わせ
と画像タイプの対応の一覧を示した。この時、ファイル
情報として図12のテーブルが作成される。これは、フ
レームメモリ202に格納された画像データを管理する
ための情報であり、CREATE FILEコマンドに
より、ファイル作成時に指定された画像タイプやファイ
ルID等の各種情報を含んでいる。
【0048】S20は、自動変換を行うか否かを設定す
る。自動変換とは、プリントコマンドによって指定され
る出力装置がサポートする色空間にインターフェース装
置内の画像データを出力装置に出力する際に自動的に変
換するものである。
【0049】自動変換は、図13に示したNative
Color Space Auto Convers
ion PAGEコマンドで行うか否か指定する。指定
がなければ自動的に色空間変換は行われない。
【0050】S30は、プリントコマンドを発行する。
また、プリントする出力装置がスロット0に接続されて
いる出力装置、即ち、上述のシステム例においてはCL
C103を用いない場合は、スロット切り替えコマンド
も同時に発行する。
【0051】S40は、S30で発行されたプリントコ
マンドに基づき画像入出力制御タスク908、909が
起動され、まず接続されるデバイスタイプを図8のCo
nfiguration Table中のデバイスコー
ドに基づき認識する。
【0052】S50は、S30においてスロット切り替
えコマンドが発行されているか否かに基づき出力装置の
タイプを判定する。インターフェース装置はデフォルト
としてスロット0が動作するように設定されている。し
かしながら、スロット切り替えコマンドが発行されてい
る場合はスロットを切り替えスロット1を動作すること
によりCLC104に画像データを出力する準備をす
る。
【0053】S60は色変換回路304にS50で判定
された画像データを出力する出力装置と出力すべく画像
データが格納されているファイルに対応する図12に示
したファイル情報に適した色変換回路304内のLUT
304−a、304−bと3×3のマトリクス演算用の
テーブル304−cを図14に示したように各々所定の
テーブルが設定される。
【0054】S70は、通信制御タスク905、906
を介して接続デバイスに起動をかけ、画像データが接続
デバイスであるカラー複写機との入出力の際、色変換回
路304を通ってリアルタイムに変換が施される。
【0055】以上の様に本実施例によれば、自動的に最
適な色空間変換処理を行うことができる。
【0056】なお、本発明に用いる出力装置は、熱エネ
ルギーによる膜沸騰を起こして液滴を吐出するタイプの
ヘッド及びこれを用いる記録法。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、通信手段と外部装置を対応させて管理する管理手段
と画像データを該画像データの画像タイプを対応させて
格納する格納手段とを有するので自動的に最適な色空間
変換処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のカラー画像処理システムの
構成を示すブロック図。
【図2】(a)は図1の101に示す装置の内部構成の
一部を詳細に示した図。(b)は色変換回路の構成の1
例を示した図。
【図3】カラー複写機の第一の例を示す図。
【図4】図3に示すカラー複写機へカラー画像データを
出力する際の信号形態を示すタイミングチャート。
【図5】本実施例のI/F装置と、カラー複写機、フィ
ルムスキャナ間の信号構成の例を示す図である。
【図6】実施例のCPU209の制御プログラムのモジ
ュール構成の例を示す図である。
【図7】本実施例のソフトウエア構成図である。
【図8】カラー複写機・フィルムスキャナのデバイス情
報の格納形式及びその内容を示す図である。
【図9】用紙カセットに関する情報の格納形式を示す
図。
【図10】本実施例の色変換処理の1例のフローを示す
図。
【図11】ファイル作成用のコマンドCREATE F
ILEコマンドのフォーマットとパラメータの説明を示
す図。
【図12】登録されているファイル情報を示す図。
【図13】色変換の自動変換指定コマンドNative
Color Spase Auto Convers
ion PAGEコマンドフォーマットを示す図。
【図14】カラー複写機のデバイスタイプとファイルタ
イプと色変換テーブルの関係を示す図。
【図15】ファイルタイプのコードを示す図。
【符号の説明】
101 インターフェース装置 201 フレームメモリ 202 フレームメモリ 304 色変換回路 305 マスキング色処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/66 310 H04N 1/46 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンドを入力する入力手段と、 第1の外部装置と通信する第1の通信手段と、 第2の外部装置と通信する第2の通信手段とを有し、 前記通信手段と前記外部装置を対応させて管理する管理
    手段と、 画像データと該画像データの画像タイプを対応させて格
    納する格納手段と、 前記格納手段に格納されている画像データに対応する画
    像タイプと、前記コマンドに基づき設定される外部装置
    と、に基づき自動的に色空間変換する色空間変換手段
    と、 前記色空間変換手段によって色空間変換された画像デー
    タを前記コマンドに基づき設定された外部装置に出力す
    る出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記コマンドは、前記外部装置を特定す
    るコマンドもしくは所定の外部装置に画像データを出力
    することを指示することを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記管理手段は、前記第1の外部
    装置及び前記第2の外部装置の各々に対して前記第1の
    通信手段及び前記第2の通信手段を用いて通信すること
    により、該外部装置を自動的に認識する自動認識手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記色空間変換手段は、前記画像タイプ
    の信号形式及び画像信号を表現する際の基準値を変換す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
JP6221756A 1994-09-16 1994-09-16 画像処理装置 Pending JPH0888780A (ja)

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US08/528,536 US5726778A (en) 1994-09-16 1995-09-14 Image processing apparatus with color-space conversion
US08/992,689 US5930389A (en) 1994-09-16 1997-12-17 Image processing apparatus with color-space conversion

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003077534A1 (fr) * 2002-03-11 2003-09-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Processeur d'image et dispositif d'impression d'image
US7330286B2 (en) 2000-10-13 2008-02-12 Seiko Epson Corporation Apparatus, method and computer program product for providing output image adjustment for image files

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