JPH088760Y2 - 鍋蓋ラック - Google Patents

鍋蓋ラック

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JPH088760Y2
JPH088760Y2 JP3115490U JP3115490U JPH088760Y2 JP H088760 Y2 JPH088760 Y2 JP H088760Y2 JP 3115490 U JP3115490 U JP 3115490U JP 3115490 U JP3115490 U JP 3115490U JP H088760 Y2 JPH088760 Y2 JP H088760Y2
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JP
Japan
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pot lid
storage box
pan lid
rod
rack
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JP3115490U
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JPH03128039U (ja
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洋子 中御門
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として台所で使用する収納ケースに鍋蓋
を収納する鍋蓋ラックに関するものである。
〔従来の技術〕
この種の鍋蓋ラックとしては従来から、第7図に示す
ように、流し台の下方に一体的に設けた収納キャビネッ
ト(イ)の収納扉(ロ)の裏面に木螺子(ハ)でもって
鍋蓋ラック(ニ)を取着して複数枚の鍋蓋(ホ)を懸吊
するものが汎く知られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような従来の技術にあっては、
収納扉(ロ)の裏面に取着した鍋蓋ラック(ニ)に鍋蓋
(ホ)を複数枚懸吊するために、収納扉(ロ)が重くな
り開閉が容易に行えず、しかも収納キャビネット(イ)
の内側に向かって鍋蓋ラック(ニ)と該鍋蓋ラック
(ニ)に懸吊した鍋蓋(ホ)が突出しているために、収
納キャビネット(イ)内のスペースが狭くなるという問
題があった。又、収納キャビネット(イ)内の収納品と
鍋蓋ラック(ニ)や鍋蓋(ホ)との隙間がわかりにくい
為に、収納品を収納キャビネット(イ)内に入れた後、
収納扉(ロ)を閉めた場合に該収納扉(ロ)の鍋蓋ラッ
ク(ニ)や鍋蓋(ホ)が収納品に当たり、該収納品が倒
れたり破損するという問題があった。
本考案は、従来の技術に係る上記の問題を解決するた
めに考案されたものである。すなわち、その課題は、鍋
蓋を容易に取り出すことが出来て、しかも他の収納品の
邪魔にならない鍋蓋ラックを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の鍋蓋ラックは、上述した問題を解決するもの
であり、 請求項(1)記載の本考案は、収納ケースの収納箱の
対向する両側板の上部に係止片を係着すると共に、該両
係止片間に鍋蓋を支持する支持棒を架設固定して成る鍋
蓋ラックである。
請求項(2)記載の本考案は、収納ケースの収納箱の
一方の側板に係止片を係着すると共に、該係止片から連
結棒を突設し、該連結棒の先端部に前記側板と略平行な
支持棒設けて成る鍋蓋ラックである。
〔作用〕
本考案の鍋蓋ラックは上記した構成をしており、収納
箱のパイプガードや側板に係止片を係着すると共に、鍋
蓋ラックの支持棒に鍋蓋を立て掛け、又は鍋蓋のつまみ
を懸吊して収納箱内に収納するものである。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示した実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図及び第2図に示す鍋蓋ラックは、請求項(1)
記載の本考案の一実施例である。
複数の引き出し式の収納箱1,1・・・を設けた鍋本体
2を収めた収納ケース3であって、収納箱1の左右の側
板4,4の上方にはパイプガード5,5がそれぞれ設けてあ
り、両該パイプガード5,5の化粧板6側には鍋蓋ラック
7が架設されている。鍋蓋ラック7は平行な二本の支持
棒8,8と、該支持棒8の両端部にはパイプガード5,5に係
止片9,9がそれぞれ係着されていると共に、二本の支持
棒8,8の中程の左右には該支持棒8,8を連結保持する二本
の連結棒10,10がそれぞれ固着されている。係止片9は
合成樹脂で出来ており、断面形状が逆U字状であって、
この内面寸法は合成樹脂の弾力でもってパイプガード5
に係着されている。支持棒8及び連結棒10はステンレス
製のパイプを所定の長さに切断したものであって、支持
棒8と連結棒10とは溶着されている。又、二本の支持棒
8,8間の寸法は通常の鍋蓋11のつまみ12を除く高さ寸法
より少し大きめであり、二本の連結棒10,10間の寸法は
収納箱1の化粧板6の内側の高さ寸法より少し小さめと
なっている。又、収納箱1の両パイプガード5,5に架設
した鍋蓋ラック7に鍋蓋11を収納する場合には、該鍋蓋
ラック7の二本の支持棒8,8間に鍋蓋11を挿入し、鍋蓋1
1のつまみ12を一方の支持棒8の上部に載設する。勿
論、鍋蓋11は連結棒10,10間に挿入するだけではなく、
連結棒10とその近傍のパイプガード5との開口部に鍋蓋
11を挿入し載設することも出来るものである。
尚、化粧板6の内側と該化粧板6側に位置する支持棒
8との間に隙間を設けておけば、この隙間にも鍋蓋11を
挿入し化粧板6側の支持棒8に鍋蓋11のつまみ12を載設
することが出来る。
尚、上記実施例において連結棒10,10間の寸法を、収
納箱1の化粧板6の内側の高さ寸法より少し小さめとし
たので、連結棒10,10間に入る鍋蓋であれば、収納箱1
の化粧板6の上端部から突出せずに収納され、収納箱1
を閉めた際に、化粧板6が収納ケース3に収まることが
容易にわかるという効果がある。
第3図及び第4図に示す鍋蓋ラックは、請求項(1)
記載の本考案の他の実施例であり、二本の支持棒8,8の
両端部に係止片9,9を進退自在にそれぞれ設けたもので
ある。係止片9はステンレス製の断面形状がL字状をし
たものであって、押圧板13と、収納箱の側板4の上端部
の厚さ寸法より小さめの寸法の架設板14とから構成され
ている。又、両係止片9,9のそれぞれの押圧板13,13の内
面は、支持棒8側に対向していると共に、該押圧板13の
上端部から支持棒8の外方に向かって架設板14が延出し
ている。更に、押圧板13の内面の両端部には内方に突出
した円筒状で内面の断面形状が方形の連結部15がそれぞ
れ設けられており、支持棒8の先端部が挿入されてい
る。しかも該連結部15内にはバネ体16が設けられ、係止
片9を外方に押圧している。
又、支持棒8は合成樹脂を射出成形して作った断面形
状が円状の棒体であり、両先端には係止片9の連結部15
の摺動面17よりやや小さな方形の鍔部18が設けてあると
共に、連結部15に挿入されており、連結部15の先端部の
フランジ19でもって抜けないようになっている。更に、
支持棒8の中程にはコ字状に屈曲した凹所20を水平方向
に設けると共に、該支持棒8の凹所20の中央部及び該凹
所20の近傍には、鍋蓋のつまみを懸吊することが出来る
大きさの半円状の懸吊部21,21・・・がそれぞれ垂下し
て設けられている。更に、該懸吊部21の下端部には鍋蓋
が自重で傾いて落下しないようにするための支え部22が
下方に延出している。しかも二本の支持棒8,8間に前記
凹所20が突出するように設けてある。
尚、収納箱に鍋蓋ラック7を取着する場合には、両係
止片9,9を内方に向けて押し、押圧板13,13間の寸法を収
納箱の両側板4,4の内面寸法より小さくして、該両側板
4,4の上端部の内側角部に装着する。
尚、支持棒8に凹所20を設けたので隣接する鍋蓋同志
の外縁部が当接せずに懸吊することが出来るという効果
がある。更に、懸吊部21の下端部に支え部22を設けたの
で、鍋蓋が自重で傾いても該支え部22でもって鍋蓋の傾
きを止めるので鍋蓋が落下しないという効果がある。
第5図に示す鍋蓋ラックは、請求項(2)記載の本考
案の一実施例である。
鍋蓋ラック7は収納ケースの収納箱1の側板4の上方に
設けられたパイプガード5の前後の端部にそれぞれ係止
できるようにした係止片9,9と、側板4と平行に鍋蓋を
立て掛けるようにした支持棒8と、係止片9と支持棒8
を連結する連結棒23と、支持棒8の両端部から垂下した
保持棒24とから構成されている。係止片9は断面形状が
逆U字状のものであって、両係止片9,9の係止面はパイ
プガード5の前後の端部に係止出来るように直線上に設
けてある。又、該係止片9の側面には円筒状の連結部25
が内方に向かって突出しており、連結棒23の一方の先端
部がそれぞれ挿着されている。更に、両係止片9,9の連
結部25,25に挿着した連結棒23,23の他方の先端には支持
棒8がパイプガード5と略平行になるように架設一体化
されていると共に、該支持棒8には適宜間隔をおいて鍋
蓋のつまみを懸吊することが出来る大きさの半円状の懸
吊部21,21・・・がそれぞれ垂下して設けられている。
又、支持棒8の両端には、該支持棒8から垂下したL字
状の保持棒24が設けてあり、該保持棒24の中程には嵌入
筒27が設けられている。しかも該嵌入筒27内において
は、保持棒24が切断され、切断された上下の保持棒24,2
4間には隙間を設けてあり、さらに進退自在に摺動出来
るようになっている。更に、保持棒24の下端部は側板4
に向かって折曲しており、該両保持棒24,24の下端部は
補強棒28,28が架設されている。
尚、保持棒24の中程に嵌入筒27を設け、保持棒24を伸
縮自在としたので、鍋蓋ラック7の係止片9から保持棒
24の下端までの高さ寸法と収納箱1のパイプガード5か
ら底板までの高さ寸法が多少違っても保持棒24を伸縮さ
せて同じ高さに調整して、がたつきを防止することが出
来る効果がある。
第6図に示す鍋蓋ラックは、請求項(2)記載の本考
案の他の実施例であり、側板4の上端部に挟着係止でき
るようにした係止片9と、該係止片9の側面29の内方に
支持棒8を側面29と平行に設け、該支持棒8と係止片9
とは連結棒23でもって連結されており、該支持棒8の両
端部にはL字状の保持棒24,24が垂下しており、該保持
棒24,24の先端部が側板4の内面と当接するようになっ
ている。又、係止片9の連結棒23側の側面29の内面と保
持棒24の先端面とは同一平面上に位置しており、保持棒
24の先端部は平板状となっていると共に、支持棒8から
保持棒24の下端までの高さ寸法は、収納箱の側板4の上
端から、底板までの高さ寸法の半分程度となっている。
尚、上記実施例において保持棒24の下方先端部が側板
4の内面に当接するようにしたので、収納箱の側板4の
上端から底板までの高さに関係なく鍋蓋ラック7を取付
けることが出来る効果がある。
〔考案の効果〕
本考案の鍋蓋ラックは、上記したような構成をしてお
り、収納箱の一部に鍋蓋を立て掛け又は、鍋蓋を立てて
懸吊できるので、鍋蓋を容易に取り出すことが出来る
し、しかも他の収納品の邪魔にならないという効果があ
る。
更に、請求項(2)記載の本考案は収納箱の側板と略
平行に、しかも収納箱の側板の近傍でもって鍋蓋を立て
掛けたり、鍋蓋を立てて懸吊できるので、鍋蓋を容易に
取り出すことが出来るし、しかも他の収納品を取り出す
際に鍋蓋が収納箱の側板にあるので邪魔にならないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案の請求項(1)記載の鍋蓋
ラックの一実施例であり、第1図は収納ケースの収納箱
の両パイプガードに鍋蓋ラックを取り付けた状態を示す
全体斜視図、第2図は全体断面図である。第3図及び第
4図は本考案の請求項(1)記載の鍋蓋ラックの他の実
施例であり、第3図は全体斜視図、第4図は係止片と支
持棒との連結状態を示す部分断面図である。第5図は本
考案の請求項(2)記載の鍋蓋ラックの一実施例であり
収納ケースの収納箱のパイプガードに鍋蓋ラックを取り
付けた状態を示す全体斜視図である。第6図は本考案の
請求項(2)記載の鍋蓋ラックの他の実施例の全体斜視
図である。 第7図は従来例の鍋蓋ラックを収納扉の裏面に取り付け
た状態を示す全体斜視図である。 1……収納箱、3……収納ケース、4……側板、7……
鍋蓋ラック、8……支持棒、9……係止片、10……連結
棒、11……鍋蓋、13……押圧板、14……架設板、15……
連結部、16……バネ体、17……摺動面、18……鍔部、19
……フランジ、20……凹所、21……懸吊部、22……支え
部、23……連結棒、24……保持棒、25……連結部、27…
…嵌入筒。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納ケースの収納箱の対向する両側板の上
    部に係止片を係着すると共に、該両係止片間に鍋蓋を支
    持する支持棒を架設固定して成る鍋蓋ラック。
  2. 【請求項2】収納ケースの収納箱の一方の側板に係止片
    を係着すると共に、該係止片から連結棒を突設し、該連
    結棒の先端部に前記側板と略平行な支持棒設けて成る鍋
    蓋ラック。
JP3115490U 1990-03-27 1990-03-27 鍋蓋ラック Expired - Lifetime JPH088760Y2 (ja)

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JP6455049B2 (ja) * 2014-09-29 2019-01-23 Toto株式会社 キッチン用フロアキャビネット
JP7301456B2 (ja) * 2019-10-08 2023-07-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 調理器具用収納スタンドおよびフロアキャビネット

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