JPH088713Y2 - シャワーヘッド - Google Patents

シャワーヘッド

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JPH088713Y2
JPH088713Y2 JP14632188U JP14632188U JPH088713Y2 JP H088713 Y2 JPH088713 Y2 JP H088713Y2 JP 14632188 U JP14632188 U JP 14632188U JP 14632188 U JP14632188 U JP 14632188U JP H088713 Y2 JPH088713 Y2 JP H088713Y2
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JP
Japan
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shower
shower head
hose
head body
signal line
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JP14632188U
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JPH0266184U (ja
Inventor
裕司 井上
克浩 河原
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、シャワーヘッドに関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、シャワーヘッドの一形態として、例えば、特開
昭61-153422号公報に示されたものがあり、これは、シ
ャワーホースの先端に、シャワーヘッド本体を連通連結
し、同シャワーヘッド本体にシャワーの吐水・止水の操
作を行なうための操作部を取付け、同部をシャワーホー
ス中に埋設した信号線を介してシャワーの吐水・止水を
制御する制御装置に接続したものである。
そして、かかるシャワーヘッドによれば、シャワーヘ
ッド本体を把持したまま、同シャワーヘッド本体に取付
けた操作部によりシャワーの吐水・止水を手元操作する
ことができる。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記シャワーヘッドでは、シャワーヘッド
本体がシャワーホースの先端に固定状態に取付けられて
いるために、シャワーヘッド本体のシャワー噴出部の向
きを、シャワーを当てたい身体の個所に応じて変更させ
る際には、復元力を有するシャワーホースを捩るのに力
を要し、シャワーを当てたい身体の個所に、シャワー噴
出部を向けることが容易に行なえず、確実な身体の洗浄
が行なえないという不具合があった。
また、捩れたシャワーホースから復元力を受けながら
シャワー噴出部の向きの変更を行なわなければならず、
同変更操作がスムーズに行なえないという不具合があっ
た。
しかも、シャワーを使用する際にシャワーホースが捩
じれたりすると、信号線がシャワーホース中に埋設され
ているので同信号線も捩じれを受けることになり、この
ように捩じれを繰り返し受けると、信号線は疲労により
劣化して切断してしまうおそれがあった。
(ニ)課題を解決するための手段 そこで、本考案では、一端をシャワーホースの先端に
連通連結する筒体に、シャワーヘッド本体を回転自在に
嵌装すると共に上記シャワーヘッド本体に、制御装置を
介して湯水の吐水、止水、吐水量調節を行う操作部を設
け、同操作部と前記制御装置とを接続する信号線を、シ
ャワーホースに沿って配設したことに特徴を有する。
さらに、本考案は、上記操作部を、シャワーホースの
軸心仮想延長線上に設けると共に、信号線をシャワーホ
ース中に埋設したことにも特徴を有する。
(ホ)作用・効果 本考案では、シャワーホース中に埋設した信号線と接
続した操作部を、シャワーヘッド本体の上端部に、シャ
ワーホースの略軸線上に位置させて取付けているため
に、同シャワーヘッド本体をシャワーホースの軸線廻り
に回転させた際にも、操作部は、シャワーヘッド本体の
回転中心位置にあって、信号線を介して接続したシャワ
ーホースとの相対的な位置関係が変わらず、同信号線が
何らシャワーヘッド本体の回転に支障とならない。
このように、シャワーヘッド本体を、シャワーホース
を捩れさせることなく、自由に回転させることができる
ために、シャワーを当てたい身体の個所に応じてシャワ
ーヘッド本体のシャワー噴出部の向きをスムーズに変更
することができ、シャワーによる身体の洗浄を楽に行な
うことができる。
この際、操作部の操作は、シャワーヘッド本体を把持
している手でも、又は反対の手でも、簡単に行なうこと
ができる。また、シャワーホース中に埋設されている信
号線についても、上記したように、シャワーホースが捩
れたりすることがないので、捩じれの繰り返しによって
疲労し切断する等の不具合を生じることがない。
(ヘ)実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第1図
に示す(A)は浴室であり、同浴室(A)の側壁(1)
に設けたシャワーホース連結部(2)にシャワーホース
(3)の基端を連通連結し、同シャワーホース(3)の
先端に、本考案に係るシャワーヘッド(4)を取付けて
いる。
そして、浴室(A)の側壁(1)には、シャワーヘッ
ド(4)からの吐水・止水・吐水量を制御するための制
御装置(5)を設け、同制御装置(5)のON・OFF操作
をするためのタッチ式の操作部(6)をシャワーヘッド
(4)に設け、同操作部(6)と制御装置(5)とをシ
ャワーホース(3)の周壁中に埋設した信号線(7)に
より接続して、同操作部(6)によりシャワーの吐水・
止水の手元操作が行なえるようにしている(第2図及び
第3図参照)。
しかも、シャワーヘッド(4)は、シャワーホース
(3)に対して回転自在として、使用中にシャワーホー
ス(3)が捩れるのを防止している。
すなわち、シャワーヘッド(4)は、シャワーホース
(3)の先端に、上端を閉塞した連通パイプ(8)の下
端連結部(8a)を嵌入して連通し、同連通パイプ(8)
の上端でかつシャワーホース(3)の軸線上に設けた操
作部取付部(8b)に、前記した操作部(6)を取付け、
同操作部(6)に、シャワーホース(3)の周壁中に埋
設した信号線(7)の先端を、同シャワーホース(3)
の先端面より上方へ連通パイプ(8)の外周面に沿って
伸延させることにより接続している。
しかも、連通パイプ(8)の中途部周面には、軸線方
向に縦長の連通孔(9)を周面方向に一定間隔を開けて
多数穿設し、同連通孔(9)を後述するシャワーヘッド
本体(10)内のシャワー流路(S)と連通させている。
また、上端部外周面と下部外周面には、それぞれシャワ
ーヘッド本体(10)を回転自在に支持するための上下側
回転支持部(8c)(8d)を段付張出し状に設けている。
(14)は、連通パイプ(8)の上部に設けた信号線引込
み用孔、(15)は下回転支持部(8d)中を連通パイプ
(8)の軸線方向に穿設した信号線挿通孔である。
そして、上記連通パイプ(8)の外周には、筒状のシ
ャワーヘッド本体(10)を嵌合し、同シャワーヘッド本
体(10)の内周面の上下側に設けた上下側摺動面部(10
a)(10b)を、それぞれ上記した上下側回転支持部(8
c)(8d)に回転摺動自在に面接触させて、シャワーヘ
ッド本体(10)を連通パイプ(8)の外周面の廻りに回
転自在としている。
また、(11)は上部パッキンであり、上側回転支持部
(8c)に設けたパッキン取付用凹部(8′c)中に設
け、外側面を上側摺動面部(10a)に面接触させてい
る。
また、(12)は下部パッキンであり、下側摺動面部
(10b)に設けたパッキン取付用凹部(10′b)中に設
け、外周面を下側回転支持部(8d)に面接触させてい
る。
また、(10c)は、シャワーヘッド本体(10)の上端
開口部(10d)の内周面に設けた上側抜止め用段部であ
り、同段部(10c)に上側回転支持部(8c)の上端面を
係止させて、連通パイプ(8)が上端開口部(10d)よ
り抜けるのを防止している。
また、(13)は、ホース抜止め用リングであり、同リ
ング(13)は、下側回転支持部(8d)の下端面と、シャ
ワーヘッド本体(10)の下端内周面に形成した下側抜止
め用断部(10e)の上端面との間で、連通パイプ(8)
の下端連結部(8a)に嵌合したシャワーホース(3)の
先端外周面に嵌合して、シャワーホース(3)の抜止め
と共に、連通パイプ(8)がシャワーヘッド本体(10)
の下端開口部(10f)より抜けるのを防止している。
また、シャワーヘッド本体(10)は、上半部の一側面
を膨出させて、下半部側に傾斜させた側面にシャワー噴
出部(16)を形成し、同噴出部(16)にシャワー噴出孔
(17)を多数穿設して、シャワーホース(3)より連通
パイプ(8)→連通孔(9)→シャワーヘッド本体(1
0)のシャワー流路(S)内へ強送されたシャワーを、
同噴出孔(17)より外部へ噴出可能としている。また、
シャワーヘッド本体(10)の下半部は把持部(18)とし
ている。(20)はシール材である。
また、シャワーヘッド本体(10)の上端開口部(10
d)は、連通パイプ(8)の直径よりも小径とし、前記
操作部(6)を囲繞する防水カバー(19)の上面(19
a)のみが略面一状に露出するようにしている。そし
て、かかる防水カバー(19)により部(6)を確実に防
水すると共に、同防水カバー(19)の上面(19a)を介
して操作部(6)をON・OFF操作できるようにしてい
る。
また、操作部(6)は、第3図に示すように、吐水ス
イッチ(6a)と止水スイッチ(6b)とから構成し、各ス
イッチ(6a)(6b)を押すことにより、制御装置(5)
を介して吐水・止水の操作が行なえるようにすると共
に、吐水スイッチ(6a)を連続的に押しつづけることに
より吐水量を増大させ、また、止水スイッチ(6b)を連
続的に押しつづけることにより、吐水量を減少させ、最
終的には止水することができるようにすることもでき
る。
また、シャワーヘッド本体(10)は、シャワー噴出部
(16)を設けた上半部と、把持部(18)とした下半部と
を二分割構成すると共に、上半部下端の雄部(10g)と
下半部上端の雌部(10h)とを着脱自在に螺着して、上
半部を取外すことにより、操作部(6)や連通パイプ
(8)のメンテナンス等が容易に行なえるようにしてい
る。(21)はOリングである。
また、第4図に示す(4′)は、他の実施例としての
シャワーヘッドであり、同シャワーヘッド(4′)は、
シャワーホース(3′)の周壁中に埋設した信号線
(7′)を連通パイプ(8′)中を通して伸延させ、伸
延端を同連通パイプ(8′)の上端に取付けた操作部
(6′)に接続している。
そして、シャワーホース(3′)は、連通パイプ
(8′)の下端部に設けた連通孔(8′a)を介して、
シャワーヘッド本体(10′)の内面と連通パイプ
(8′)の外周との間に形成されるシャワー流路
(S′)と連通させている。(17′)は噴出孔である。
このように、かかるシャワーヘッド(4′)では、シ
ャワーは連通パイプ(8′)中を通ることなく、シャワ
ーヘッド本体(10′)の内面と連通パイプ(8′)の外
周との間に形成されるシャワー流路(S′)中を通っ
て、噴出孔(17′)より噴出されるようにしているため
に、信号線(7′)及び同コード(7′)と操作部
(6′)との接続部を連通パイプ(8′)内に配設し
て、防水性を確保することができる。
本考案の実施例は、上記のように構成しているもので
あり、本実施例によれば、以下のような作用効果が生起
される。
すなわち、シャワーホース(3)の先端に連通連結し
た連通パイプ(8)の上端にタッチ式の操作部(6)を
取付け、同連通パイプ(8)の外周に、筒状のシャワー
ヘッド本体(10)を嵌合すると共に、同シャワーヘッド
本体(10)を同連通パイプ(8)の周面廻りに回転自在
とし、シャワーヘッド本体(10)の上端開口部(10d)
より上記操作部(6)のON・OFF操作をして、シャワー
の吐水・止水が行なえるようにしているために、シャワ
ーヘッド本体(10)を連通パイプ(8)の周面廻りに回
転させた際にも、操作部(6)は、シャワーヘッド本体
(10)の回転中心位置にあって、信号線(7)を介して
接続したシャワーホース(3)との相対的な位置関係が
変わらず、同信号線(7)が何らシャワーヘッド本体
(10)の回転に支障とならない。
従って、シャワーヘッド本体(10)は、シャワーホー
ス(3)を捩れさせることなく、自由に回転させること
ができるために、シャワーを当てたい身体の個所に応じ
てシャワーヘッド本体(10)のシャワー噴出部(16)の
向きをスムーズに変更することができ、シャワーによる
身体の洗浄を楽に行なうことができる。
この際、操作部(6)の操作は、シャワーヘッド本体
(10)の把持している手でも、又は反対の手でも、簡単
に行なうことができる。ところで、シャワーホース中に
埋設されている信号線(7)についても、上記したよう
に、シャワーホース(3)が捩れたりすることがないの
で、捩じれの繰り返しによって疲労し切断する等の不具
合を生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるシャワーヘッドを取付けた浴室
内の説明図。 第2図は、同シャワーヘッドの拡大断面図。 第3図は、他の実施例としての操作部の平面図。 第4図は、他の実施例としてのシャワーヘッドの断面
図。 (A):浴室 (3):シャワーホース (4)(4′):シャワーヘッド (6):操作部 (7):信号線 (10):シャワーヘッド本体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端をシャワーホース(3)の先端に連通
    連結する筒体に、シャワーヘッド本体(10)を回転自在
    に嵌装すると共に上記シャワーヘッド本体(10)に、制
    御装置(5)を介して湯水の吐水、止水、吐水量調節を
    行う操作部(6)を設け、同操作部(6)と前記制御装
    置(5)とを接続する信号線(7)を、シャワーホース
    (3)に沿って配設したことを特徴とするシャワーヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】上記操作部(6)を、シャワーホース
    (3)の軸心仮想延長線上に設けると共に、信号線
    (7)をシャワーホース(3)に埋設したことを特徴と
    する請求項1記載のシャワーヘッド。
JP14632188U 1988-11-08 1988-11-08 シャワーヘッド Expired - Lifetime JPH088713Y2 (ja)

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JP14632188U JPH088713Y2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08 シャワーヘッド

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JPH0266184U JPH0266184U (ja) 1990-05-18
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