JPH088705Y2 - 電動カーテン駆動回路 - Google Patents
電動カーテン駆動回路Info
- Publication number
- JPH088705Y2 JPH088705Y2 JP12590290U JP12590290U JPH088705Y2 JP H088705 Y2 JPH088705 Y2 JP H088705Y2 JP 12590290 U JP12590290 U JP 12590290U JP 12590290 U JP12590290 U JP 12590290U JP H088705 Y2 JPH088705 Y2 JP H088705Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photocoupler
- power source
- operation switch
- commercial
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、スイッチ等によりカーテンを開閉制御する
電動カーテン駆動装置に関するものである。
電動カーテン駆動装置に関するものである。
［従来の技術］ モータＭを用いてカーテンを開閉する装置は第３図の
ような構成となっており、一般に操作スイッチSW1を有
する操作スイッチ部と、制御回路部１との間は、ノイズ
による誤動作を防止するためにフォトカプラを用いて信
号の伝達を行っている。
ような構成となっており、一般に操作スイッチSW1を有
する操作スイッチ部と、制御回路部１との間は、ノイズ
による誤動作を防止するためにフォトカプラを用いて信
号の伝達を行っている。
ここで、複数のカーテン駆動装置を１個の操作スイッ
チSW1で同時に駆動させようとした場合、第２図に示す
ように、操作スイッチSW1に対して制御回路部1a,1bを並
列接続することが考えられる。
チSW1で同時に駆動させようとした場合、第２図に示す
ように、操作スイッチSW1に対して制御回路部1a,1bを並
列接続することが考えられる。
しかし、上記のように並列接続すると、商用電源の接
続が互いに逆位相の場合、制御回路部1aのコンデンサC1
の負極側と制御回路部1bのコンデンサC2の負極側との間
に100V程度の電位差が発生し、今、一例としてフォトカ
プラPC2の入力側の発光ダイオードには高圧の逆バイア
スがかかる状態になる。
続が互いに逆位相の場合、制御回路部1aのコンデンサC1
の負極側と制御回路部1bのコンデンサC2の負極側との間
に100V程度の電位差が発生し、今、一例としてフォトカ
プラPC2の入力側の発光ダイオードには高圧の逆バイア
スがかかる状態になる。
一般に、フォトカプラの降伏電圧は20〜30Vなので、
上記の電位差によってフォトカプラPC2は、ブレークダ
ウン状態になり、カソードからアノードへ数mAの電流Ix
が矢印の経路を通して流れる。従って、フォトカプラPC
1は操作スイッチSW1がオフしている状態でありながら、
電流Ixによりオン状態となり、制御回路部1aは操作スイ
ッチSW1がオンしたものと誤認して異常動作を行うとい
う問題があった。
上記の電位差によってフォトカプラPC2は、ブレークダ
ウン状態になり、カソードからアノードへ数mAの電流Ix
が矢印の経路を通して流れる。従って、フォトカプラPC
1は操作スイッチSW1がオフしている状態でありながら、
電流Ixによりオン状態となり、制御回路部1aは操作スイ
ッチSW1がオンしたものと誤認して異常動作を行うとい
う問題があった。
本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
操作スイッチに対して並列接続するのみで複数のカーテ
ン駆動回路を１個の操作スイッチで同時に駆動できる電
動カーテン駆動装置を提供することを目的としたもので
ある。
操作スイッチに対して並列接続するのみで複数のカーテ
ン駆動回路を１個の操作スイッチで同時に駆動できる電
動カーテン駆動装置を提供することを目的としたもので
ある。
本考案は、商用交流電源を半波整流した直流を電源と
し、操作スイッチ、フォトカプラの入力側、抵抗器の直
列回路を上記直流電源に接続し、上記フォトカプラの出
力側を駆動回路の信号処理部に接続した電動カーテン駆
動装置において、上記フォトカプラの入力側と抵抗との
間に商用交流電源電圧以上の逆バイアス時の降伏電圧を
有するダイオードを挿入接続したものである。
し、操作スイッチ、フォトカプラの入力側、抵抗器の直
列回路を上記直流電源に接続し、上記フォトカプラの出
力側を駆動回路の信号処理部に接続した電動カーテン駆
動装置において、上記フォトカプラの入力側と抵抗との
間に商用交流電源電圧以上の逆バイアス時の降伏電圧を
有するダイオードを挿入接続したものである。
而して、商用交流電源電圧以上の逆バイアス時の降伏
電圧を有するダイオードにより、商用電源の接続が互い
に逆位相で上述の電位差が発生した場合でも、電流Ixを
阻止するため、フォトカプラが異常のオン状態となるこ
とがなくなり、操作スイッチに対して装置を並列に接続
することを可能としている。
電圧を有するダイオードにより、商用電源の接続が互い
に逆位相で上述の電位差が発生した場合でも、電流Ixを
阻止するため、フォトカプラが異常のオン状態となるこ
とがなくなり、操作スイッチに対して装置を並列に接続
することを可能としている。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。第
１図に示す制御回路部1aと1bは同一の構成としている。
商用電源V1をダイオードD2とコンデンサC1との直列回路
及び制御回路部1bに接続する。コンデンサC1の両端に
は、操作スイッチSW1、フォトカプラPC1の入力側の発光
ダイオード、ダイオードD1、抵抗R1の直列回路を接続し
ている。フォトカプラPC1の出力側は駆動回路2aに接続
してある。駆動回路2aの出力はモータに接続され、カー
テンを駆動する。
１図に示す制御回路部1aと1bは同一の構成としている。
商用電源V1をダイオードD2とコンデンサC1との直列回路
及び制御回路部1bに接続する。コンデンサC1の両端に
は、操作スイッチSW1、フォトカプラPC1の入力側の発光
ダイオード、ダイオードD1、抵抗R1の直列回路を接続し
ている。フォトカプラPC1の出力側は駆動回路2aに接続
してある。駆動回路2aの出力はモータに接続され、カー
テンを駆動する。
制御回路部1aと1bを並列に駆動するにはフォトカプラ
PC1、PC2同士、及びコンデンサC1、C2の正極同士を夫々
結線し、その両者間を操作スイッチSW1で閉じるように
配線する。ダイオードD1には降伏電圧が数百Ｖ以上のも
のを用いる。
PC1、PC2同士、及びコンデンサC1、C2の正極同士を夫々
結線し、その両者間を操作スイッチSW1で閉じるように
配線する。ダイオードD1には降伏電圧が数百Ｖ以上のも
のを用いる。
今、商用電源V1、V1′が各制御回路部1a,1bに対して
互いに逆位相で入力された場合、Ａ点とＢ点の間には10
0V程度の電位差が生ずるが、ダイオードD1がブレークダ
ウン状態にならないため、第２図に示したような電流Ix
は流れず、操作スイッチSW1がオフしている限り、フォ
トカプラPC1はオフ状態を保ち、異常動作を行さない。
また、操作スイッチSW1をオンすると、電流I1、I2が各
々流れ、各フォトカプラPC1、PC2をオン状態にし、各駆
動回路2a,2bを起動させる。
互いに逆位相で入力された場合、Ａ点とＢ点の間には10
0V程度の電位差が生ずるが、ダイオードD1がブレークダ
ウン状態にならないため、第２図に示したような電流Ix
は流れず、操作スイッチSW1がオフしている限り、フォ
トカプラPC1はオフ状態を保ち、異常動作を行さない。
また、操作スイッチSW1をオンすると、電流I1、I2が各
々流れ、各フォトカプラPC1、PC2をオン状態にし、各駆
動回路2a,2bを起動させる。
本考案は上述のように、商用交流電源を半波整流した
直流を電源とし、操作スイッチ、フォトカプラの入力
側、抵抗器の直列回路を上記直流電源に接続し、上記フ
ォトカプラの出力側を駆動回路の信号処理部に接続した
電動カーテン駆動装置において、上記フォトカプラの入
力側と抵抗との間に商用交流電源電圧以上の逆バイアス
時の降伏電圧を有するダイオードを挿入接続したもので
あるから、商用交流電源電圧以上の逆バイアス時の降伏
電圧を有するダイオードにより、各装置への商用電源の
極性が同位相でも、逆位相でも装置の並列駆動が可能と
なり、異常動作を防止できる効果を奏するものである。
直流を電源とし、操作スイッチ、フォトカプラの入力
側、抵抗器の直列回路を上記直流電源に接続し、上記フ
ォトカプラの出力側を駆動回路の信号処理部に接続した
電動カーテン駆動装置において、上記フォトカプラの入
力側と抵抗との間に商用交流電源電圧以上の逆バイアス
時の降伏電圧を有するダイオードを挿入接続したもので
あるから、商用交流電源電圧以上の逆バイアス時の降伏
電圧を有するダイオードにより、各装置への商用電源の
極性が同位相でも、逆位相でも装置の並列駆動が可能と
なり、異常動作を防止できる効果を奏するものである。
第１図は本考案の実施例の回路図、第２図は従来例の回
路図、第３図は構成図である。 SW1は操作スイッチ、D1はダイオード、C1はコンデン
サ、R1は抵抗、PC1、PC2はフォトカプラである。
路図、第３図は構成図である。 SW1は操作スイッチ、D1はダイオード、C1はコンデン
サ、R1は抵抗、PC1、PC2はフォトカプラである。
Claims (1)
- 【請求項１】商用交流電源を半波整流した直流を電源と
し、操作スイッチ、フォトカプラの入力側、抵抗器の直
列回路を上記直流電源に接続し、上記フォトカプラの出
力側を駆動回路の信号処理部に接続した電動カーテン駆
動装置において、上記フォトカプラの入力側と抵抗との
間に商用交流電源電圧以上の逆バイアス時の降伏電圧を
有するダイオードを挿入接続したことを特徴とする電動
カーテン駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12590290U JPH088705Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 電動カーテン駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12590290U JPH088705Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 電動カーテン駆動回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0481584U JPH0481584U (ja) | 1992-07-15 |
| JPH088705Y2 true JPH088705Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31873482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12590290U Expired - Fee Related JPH088705Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 電動カーテン駆動回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088705Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12590290U patent/JPH088705Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0481584U (ja) | 1992-07-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |