JPH0884172A - 携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話装置

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JPH0884172A
JPH0884172A JP21623794A JP21623794A JPH0884172A JP H0884172 A JPH0884172 A JP H0884172A JP 21623794 A JP21623794 A JP 21623794A JP 21623794 A JP21623794 A JP 21623794A JP H0884172 A JPH0884172 A JP H0884172A
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JP
Japan
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circuit
receiving
signal
broadcast
mobile phone
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JP21623794A
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English (en)
Inventor
Tetsuhiro Maeda
哲宏 前田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でラジオ放送受信中の待ち受け動
作を行うことができ、ラジオ放送に多重された文字情報
を表示できる携帯電話装置を実現する。 【構成】 2系統のアンテナと受信回路とを有するダイ
バ−シチ受信方式の携帯電話装置において、FMチュー
ナ34と多重データ復調回路36と表示器30を有し、
FM放送波に多重された文字情報を表示に表示できるよ
う構成するとともに、放送波受信時においても携帯電話
として必要な待ち受け機能を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋外で使用が可能な携帯
電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信技術の発達に伴い、屋外に持ち運ん
で使用が可能な、いわゆる携帯電話装置が一般的になっ
ている。ところでこのような携帯電話装置は、屋外での
使用においては、電話を掛けるときや掛かってきたとき
以外は、着信の有無を検出するための間欠的な受信動作
を行なってはいるが、電話装置としては使用されていな
い。このため、この通話以外の時間に、携帯電話装置を
ラジオとして使用することが考えられ、たとえば特開平
4−134952号公報(H04M 1/02)に記載
されている。この従来技術における携帯電話装置は、カ
セットテープレコーダ部および/またはラジオ部を一体
的に備えたことを特徴とするものであり、電話を使用し
ない時にはカセットテープレコーダまたはラジオとして
活用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来技術では、電話装置本体の回路ブロックと、たとえば
ラジオの機能を実現する回路ブロックとを有しており、
これらの各回路ブロックを必要に応じて制御部によって
切り替えるよう構成されている。このため、回路構成が
大型化し、小型軽量化が要求される携帯電話装置として
は実用的でないという問題点があった。
【0004】一方、現状の携帯電話装置においては、フ
ェージング対策として、受信回路を2系統設け、これら
の各受信回路に空間的に離れた位置に2つのアンテナを
設け、受信時には各受信回路で受信された信号のいずれ
か1つを採用するダイバーシティ受信方式が採用されて
いる。このような携帯電話装置において上記従来技術を
採用する場合、ラジオ受信の為の受信回路がさらに必要
となり、小型の携帯電話装置では実施が困難であるとい
う問題点があった。
【0005】また、近年、既設のFM放送と同一の周波
数にステレオ音声信号とは異なる文字や図形のデータを
多重して伝送する、FM多重放送の研究が進められてい
る。本発明は電話を使用しないときにこのようなFM多
重放送の受信を行うことのできる携帯電話装置を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の従来技術
の問題点を改善するものであり、2系統のアンテナおよ
び受信回路と、2つのIF発振回路とを有するダイバー
シチ受信方式の携帯電話装置において、電話信号処理回
路と、FM放送を受信するためのFMチューナとFM信
号に多重されて放送される多重データを復調する多重デ
ータ復調回路とからなる放送信号処理回路と、表示器と
を有するとともに、携帯電話装置として使用する場合は
一方のIF発振回路よりのIF信号を2つの受信回路に
共通に用い、放送波を受信する場合は一方の発振回路よ
りのIF信号は携帯電話装置として使用する場合と同じ
周波数で1つの受信回路に供給し、他方の発振回路より
のIF信号は放送波受信用としてもう一方の受信回路に
供給し放送波を受信することにより放送波受信時におい
ても携帯電話として必要な待ち受け機能を有する事を特
徴とするものである。
【0007】さらに本発明においては、前記多重データ
復調回路は、LMSK復調回路と、誤り訂正回路と、復
号回路とからなり、放送波受信時には前記表示器に前記
多重データ復調回路によって復調されたデータを表示す
ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】通常の待ち受け状態においては一方のIF発振
回路からの信号を2つの受信回路で共通に使用し、ダイ
バーシティ受信を行うとともに、使用者の設定に基づい
て、待ち受け状態において放送を受信する場合は、2つ
のIF発信回路の内の電話機用の1つが一方の受信回路
に供給され、放送用の他方がもう一方の受信機に供給さ
れ放送波が受信されるとともに、FM信号に多重された
データが復調され表示器に表示される。
【0009】
【実施例】以下図面にしたがって本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を示すブロック図であり、図におい
て、1及び2は互いに距離を隔てて配置されるダイバー
シティ受信用のアンテナ、3はラジオ放送を受信するた
めのアンテナ、4及び5はRF用バンドパスフィルタ、
6及び7はRF増幅器、8及び9は受信信号とRFロー
カル発振器10から出力されるRFローカル信号とを周
波数混合しIF周波数に変換するRF混合器、11及び
12はIF用バンドパスフィルタである。13は第1の
IF混合器、14は第2のIF混合器であり、第1IF
混合器13はIFローカル発振器15から出力されるI
Fローカル信号と受信信号とを周波数混合して第2IF
周波数に変換する。また、もう一方の第2IF混合器1
4は、アンテナ2によって受信された信号かもしくはラ
ジオ用アンテナ3によって受信されたラジオ信号のいず
れかと、IFローカル発振器15もしくはラジオ放送用
IF発振器16から出力されるIFローカル信号とを周
波数混合して第2IF信号に変換する。
【0010】17は受信信号を切り換える第1スイッ
チ、18はIFローカル信号を切り換える第2スイッ
チ、19及び20は第2IF用バンドパスフィルタ、2
1及び22はIF増幅器、23は電話信号処理回路、2
4はラジオ放送信号処理回路、25は電話信号と放送信
号のいずれかを選択し受話スピーカ26及びイヤホン用
端子27に送出する第3スイッチ、28は電話の着信を
示す報知音を出力するリンガー用スピーカ、29はテン
キー、30は各種情報を表示する表示器、31はラジオ
受信用操作ボタン、32は通話・フックスイッチ、33
は装置全体を制御する制御回路である。
【0011】次に本発明による携帯電話装置の動作を説
明する。携帯電話装置のみの機能を動作させる場合に
は、図1に示すように、第1スイッチ17、第2スイッ
チ18及び第3スイッチ25は、制御回路33の制御に
よって接点A側に設定される。したがってこの状態で
は、アンテナ1及び2から受信された信号は、RFバン
ドパスフィルタ4、5で帯域制限され、RF増幅器6、
7で増幅された後、RFローカル発振器10によって発
振されるRFローカル信号とRF混合器8、9で周波数
混合されIF周波数に変換される。ここでIF周波数と
しては一般的に100〜200MHzが使われている。
IF周波数に変換された信号はIFバンドパスフィルタ
11、12で不要な成分を除去した後、IFローカル発
振器15で発振されるIFローカル信号と第1、第2I
F混合器13、14で周波数混合され第2IF周波数に
変換される。この第2IF周波数としては一般的に45
0〜455KHzが用いられる。第2IF周波数に変換
された信号は第2IFバンドパスフィルタ19、20で
不要な成分を除去した後、IF増幅器21、22でリミ
ッタ増幅され、電話信号処理回路23に入力される。電
話信号処理回路23では、アンテナ1もしくは2で受信
された信号のうち強度の高い方の信号について必要な信
号処理を行い、第3スイッチ25を介して、受話スピー
カ26およびイヤホン端子27に送出される。これがダ
イバーシチ受信モードの動作である。
【0012】次に待ち受け状態の動作を説明すると、待
ち受け時にラジオ放送を受信する為に使用者がラジオ受
信用操作釦31を操作した場合、制御回路33により第
1スイッチ17、第2スイッチ18及び第3スイッチ2
5が、接点B側に切り換えられる。これにより、IFロ
ーカル発振器15のIFローカル信号は第1IF混合器
13のみに供給されるとともに、第2IF混合器14に
はラジオ受信用アンテナ3から受信される信号と、ラジ
オ放送用IF発振器16からのIFローカル信号が入力
される。受信されたラジオ信号は、第2IF混合器14
により第2IF周波数に変換された後、第2IFバンド
パスフィルタ20、IF増幅器22を経て放送波信号処
理回路24に入力され、第3スイッチ25の接点Bを通
じてスピーカ26およびイヤホン端子27から出力され
る。
【0013】このとき、アンテナ1から入力する電話装
置用の信号は電話信号処理回路23に入力されているた
め、放送波受信中も電話装置として必要な待ち受け動作
は継続させておく事ができる。この待ち受け動作時にお
いて、電話信号処理回路23が自分の電話呼出を検出し
た場合は、その旨制御回路33に知らせる。制御回路3
3ではこれに基づいてリンガー用スピーカ28を鳴ら
し、使用者に着信を報知する。通話を開始するために使
用者によって通話・フックスイッチ32が操作される
と、制御回路33によって第1、第2および第3スイッ
チ17、18、25がそれぞれ接点A側に切り換えられ
る。この結果、ラジオ放送の受信は中断されるととも
に、アンテナ1、2によって受信される信号によりダイ
バーシティ受信動作が行われ、スピーカ26及びイヤホ
ン端子27には電話信号処理回路23からの信号が出力
され、通話が行われる。
【0014】ところで、放送信号処理回路24は図2に
示すように構成される。図2において、34はFMチュ
ーナ、35はFMチューナによって受信された受信信号
により音声信号を再生する音声信号再生回路、36はF
Mチューナによって受信された受信信号に多重されてい
るデータを復調する多重データ復調回路であり、この多
重データ復調回路はLMSK(Level controlled Minim
um Shift Keying)復調回路37、誤り訂正回路38、
復号回路39から構成される。そして、IF増幅器22
からの信号はFMチューナ34により受信され音声信号
再生回路35によって音声信号に変換された後、スイッ
チ25を介してスピーカ26もしくはイヤホン用端子2
7より出力される。一方、FM信号に多重化されたデジ
タル信号は、多重データ復調回路36により復調され、
制御回路33に送られるとともに表示器30にて文字情
報が表示される。
【0015】図3は表示器33の表示例であり、同図
(A)は本発明による携帯電話でFM信号を受信した場
合を示すものであり、FM信号に多重された文字データ
(放送局名、天気予報等)の表示を行う。同図(B)は
FM放送を受信していないときもしくは多重データが存
在しないときの表示を示したものであり、表示器30に
は電話番号、氏名等が表示される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の携帯電話装
置によれば、簡単な構成でラジオ放送受信中の待ち受け
動作を行うことができ、しかもラジオ放送を聞いていて
も速やかな通話動作への切り換えを行うことができる。
またラジオ放送に多重された文字データを表示器に表示
することができ、携帯用の情報機器として活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯電話装置を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明による携帯電話装置の放送信号処理回路
を示すブロック図である。
【図3】本発明による携帯電話装置の表示器の表示例を
示す図である。
【符号の説明】
1 第1のアンテナ 2 第2のアンテナ 3 第3のアンテナ 13 第1のIF混合器 14 第2のIF混合器 15 IFローカル発振器(一方のIF発信回
路) 16 放送用IFローカル発振器(他方のIF発
信回路) 17 第1のスイッチ 18 第2のスイッチ 24 放送信号処理回路 30 表示器 33 制御回路 34 FMチューナ 35 音声信号再生回路 36 多重データ復調回路 37 LMSK復調回路 38 誤り訂正回路 39 復号回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2系統のアンテナおよび受信回路と、2
    つのIF発振回路とを有するダイバーシチ受信方式の携
    帯電話装置において、電話信号処理回路と、FM放送を
    受信するためのFMチューナとFM信号に多重されて放
    送される多重データを復調する多重データ復調回路とか
    らなる放送信号処理回路と、表示器とを有するととも
    に、携帯電話装置として使用する場合は一方のIF発振
    回路よりのIF信号を2つの受信回路に共通に用い、放
    送波を受信する場合は一方の発振回路よりのIF信号は
    携帯電話装置として使用する場合と同じ周波数で1つの
    受信回路に供給し、他方の発振回路よりのIF信号は放
    送波受信用としてもう一方の受信回路に供給し放送波を
    受信することにより放送波受信時においても携帯電話と
    して必要な待ち受け機能を有する事を特徴とする携帯電
    話装置。
  2. 【請求項2】 前記多重データ復調回路は、LMSK復
    調回路と、誤り訂正回路と、復号回路とからなり、放送
    波受信時には前記表示器に前記多重データ復調回路によ
    って復調されたデータを表示することを特徴とする携帯
    電話装置。
JP21623794A 1994-09-09 1994-09-09 携帯電話装置 Pending JPH0884172A (ja)

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