JPH0881864A - 編み機のシンカ装置及び編み物成形方法 - Google Patents

編み機のシンカ装置及び編み物成形方法

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JPH0881864A
JPH0881864A JP7195059A JP19505995A JPH0881864A JP H0881864 A JPH0881864 A JP H0881864A JP 7195059 A JP7195059 A JP 7195059A JP 19505995 A JP19505995 A JP 19505995A JP H0881864 A JPH0881864 A JP H0881864A
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ロナティ フランシスコ
Ettore Lonati
ロナティ エットーレ
Fausto Lonati
ロナティ ファウスト
Tiberio Lonati
ロナティ ティベリオ
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前のループのテンションにより密度に影響を
受けない編み物、特に均一で安定したテリークロスを得
ること。 【解決手段】 シンカ装置ではテリーシンカ2を2個の
ステッチシンカ3、21の間に介在させ、テリー編み物製
造方法では第一のヤーン12が、ステッチシンカ3、21の
ノッキングオーバの表面8の上に載りながらステッチフ
ック7の下を通り、テリーシンカ2のテリー表面5の上
に載りながらテリーフック4の上を通り、第二のヤーン
13が第一のヤーン12に続き、テリーフック4の上を通る
代わりにテリーシンカ2の作業表面6に沿って通り、粗
メッシュ編み物製造方法では両ヤーン12、13がテリー編
み物の第一のヤーン12と同じ経路を通り、標準編み物製
造方法では両ヤーン12、13がテリー編み物の第二のヤー
ン13と同じ経路を通る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テリーシンカと
ステッチシンカとを備える編み機のシンカ装置並びにシ
ンカ装置の側方に配置する編み針により連動させられ
る、少なくとも1本の第一のヤーンと少なくとも1本の
第二のヤーンとを用いてテリー編み物と普通の編み物と
を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明を容易に理解できるように、編
み機の既知のシンカ装置を図7、図8に基づき説明す
る。図7、8において、全体を符号1で示す既知の装置
は編み針9と連係動作するテリーシンカ2を備える。上
記装置を、他の同一装置に隣接させて編み機のシリンダ
に収容する。編み機に存在する上記装置の数は機械の寸
法及びタイプに従って変わる。テリーシンカ2はテリー
表面5及びそれと平行な作業表面6を形成するテリーフ
ック4を備える。テリーシンカ2の残余部分は、編み機
のシリンダ(図示せず)に対する相対的シンカの選択的
往復運動(矢印F1、F2)を可能とする目的に沿う輪
郭形状をもつ。これらの残余部分は、当業者が知るとこ
ろである上、この発明の目的に重要ではないので詳細な
説明を省略する。
【0003】ステッチシンカ3はノッキングオーバ表面
8に隣接するステッチフック7を備える。この場合もま
たステッチシンカ3の残余部分は当業者に知られている
上、この発明の目的に重要ではないので詳細な説明を省
略する。ステッチシンカ3の残余部分は、編み機のシリ
ンダに対する相対的シンカ3の選択的往復運動(矢印G
1、G2)が可能となる目的に沿った輪郭形状をもつ。
【0004】編み針9は編み針ラッチ11により閉じら
れるヘッド10を周知のように備える。編み針は矢印H
1、H2の方向に往復摺動する。図示する従来の装置1
によるテリー編み物を成形する従来方法では、第一のヤ
ーン12と第二のヤーン13とは下記方法で係合する。
【0005】第一のヤーン12は、テリー表面5上に載
りながらテリーフック4の上を通過し、ヘッド10と係
合する。第二のヤーン13は、ステッチシンカ3のノッ
キングオーバ表面8の上に載りながらステッチフック7
の下を通過し、作業表面6の上にある間、テリーフック
4の下を通過し、そして第一のヤーン12側にある編み
針9のヘッド10に貫入する。編み針9が矢印H1方向
へ移動して、先行の丸形ループ(オールドループ)15
にV字ループ14を挿入することにより新ステッチを形
成する。先行して形成したステッチが前進移動する結
果、同時にこの丸形ループは編み針から取り除かれる
(すなわちステッチを編み針からアンロードする)。そ
れからV字ループは編み針9のシャフトに配置されるこ
れから先の(オールド)丸形ループとなり、そしていつ
でも次のV字ループを受入れ、これとリンクする。この
過程を繰り返して、必要なステッチ数及び寸法をもつ編
み物を得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した編み機
のシンカ装置及び編み物成形方法は下記の問題点を有す
る。それはすなわち、第一の点は、得られる編み物の密
度は前の(オールド)ループの状態と、特にループテン
ションとに依存することであり、第二の点は、編み針か
ら取り除かれるループが、それと共にオールドループを
(上方へ)引きずり上げる傾向をもつので、ステッチを
アンロードすることが困難であり、このことは特に、ヤ
ーンと金属との間の摩擦係数が所定の湿度条件下で或る
値に達すると生じることであり、第三の点は、第一のヤ
ーンが切断すれば編み目を形成せず、そのときもストロ
ーク毎に編み針がヘッドにヤーンを供給し続け、そして
このヤーンを取り除くことができないのでヤーンが堆積
し、過剰なヤーン容積によりヘッドが故障することであ
る。この発明の目的は上述した問題点を解決することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明による編み機のシンカ装置は、テリーシン
カを2個のステッチシンカの間に作動可能なように介在
させ、テリーシンカはテリー表面と作業表面とを形成す
るテリーフックを備え、ステッチシンカの各々はノッキ
ングオーバ表面に隣接するステッチフックを備えること
を特徴とする。
【0008】さらにこの発明によるテリー編み物の製造
方法は、第一及び第二のヤーンが、それぞれ上記装置の
シンカに関し、(i) 第一のパッケージから繰り出す第一
のヤーンが、第一のステッチシンカのノッキングオーバ
表面の上に載りながらステッチフックの下を通過し、次
いでテリーシンカのテリー表面の上に載りながらテリー
フックの上を通過し、それから第二のステッチシンカの
ノッキングオーバ表面の上に載りながらステッチフック
の下を通過し、そしてその後編み機の編み針のヘッド内
を通過して製造下のステッチ内で終わり、(ii) 第二の
パッケージから繰り出す第二のヤーンが、第一のステッ
チシンカのノッキングオーバ表面の上に載りながらステ
ッチフックの下を通過し、テリーシンカの作業表面の上
に載りながらテリーフックの下を通過し、第二のステッ
チシンカのノッキングオーバ表面の上に載りながらステ
ッチフックの下を通過し、そして最後に編成中のステッ
チ内で終わらせるため編み機の編み針のヘッド内を通過
する、状態で延在することを特徴とする。
【0009】またさらにこの発明による普通の幅広メッ
シュ編み物及び標準編み物の製造方法は、第一及び第二
のヤーンが、それぞれ上記装置のシンカに関し、第一及
び第二のパッケージから繰り出すそれぞれの第一のヤー
ン及び第二のヤーンの両者は、第一のステッチシンカの
ノッキングオーバ表面の上に載りながらステッチフック
の下を通過し、次いでテリーシンカのテリー表面の上に
載りながらテリーフックの上を通過し、それから第二の
ステッチシンカのノッキングオーバ表面の上に載りなが
らステッチフックの下を通過し、そして最後に編成中の
ステッチ内で終わらせるため編み機の編み針のヘッド内
を通過する、状態で延在することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明による編み機のシンカ装
置において、テリーシンカとステッチシンカとの間にス
ペーサーシンカを介在させ、テリーシンカが同一であ
り、そして上記シンカ装置を一基以上の供給円形編み機
に設ける。
【0011】また製造方法においては、異なる本数をも
つヤーンを入れ替え、第一のヤーンの本数が第二のヤー
ンの本数と異なり、第一のヤーンの本数を第二のヤーン
の本数より多くし、そして第一のヤーンが綿であり、第
二のヤーンがヘランカ(ストレッチヤーンの商品名)で
ある。
【0012】編み針により近いステッチシンカ、すなわ
ち他のステッチシンカの位置が編み物の密度を決定する
ので、先に述べた第一の問題点を解決することができ
る。
【0013】編み針により近いシンカ、すなわち他のス
テッチシンカのフックにより、編み針シャンクに形成さ
れる最後のループが編み針頂部に摺動することを阻止す
ることができるので、先に述べた第二の問題点を解決す
ることができる。それ故上記ル−プの上方への摺動を阻
止するために成形済みのステッチを使用しない(そして
緊張させない)でよい。
【0014】ステッチシンカの両ノッキングオーバ表面
上にて両ヤーンを連動させ、両ヤーンは上記シンカのフ
ックにより保持するループを形成することが可能となる
ので、先に述べた第三の問題点が解決できる。その結果
たとえ二つのヤーンのうち一方が切断したとしても(そ
れが問題にならないにしても)、残りのヤーンがとにか
くステッチを形成し、編み針からきちんとアンロードさ
れるので、ヤーンが堆積せず、ヘッドを破壊しない。得
られた編み物はいずれにしても欠陥を有するが、この事
は起こり得る編み針破損に関して何らの影響も与えな
い。この破損は当業者なら十分に熟知しているように極
めて高価につく。なぜなら破損した金属片が機械の可動
部分の内部に入り込み、元の破損より著しく大きな破損
を引き起こすからである。
【0015】
【実施例】この発明を実施例の図面に基づき以下詳細に
説明する。図1、図2では既に図7、8で示した構成部
材を同じ符号で示す。図1、2から明らかなように、全
体を符号20で示すこの発明による装置は、テリーシン
カ2は他のステッチシンカ21を備え、2個のステッチ
シンカ3、21の間に作動可能なようにテリーシンカ2
を介在させる点で従来技術と基本的に相違する。
【0016】他の、すなわち第二のステッチシンカ21
は第一のステッチシンカ3と全く同一である。装置20
の操作性を向上させるため、好適には図2のみに示すス
ペーサーシンカ22をテリーシンカ2とステッチシンカ
3、21との間に配置する。
【0017】少なくとも3種類の方法で半完成又は完成
編み物製品を生産するためこの装置を実施することが可
能である。第一の方法はテリー編み物の生産方法であ
り、第二の方法は幅広ステッチをもつ編み物、すなわち
粗いメッシュの編み物の生産方法であり、第三の方法は
標準のステッチをもつ編み物、すなわち標準の編み物の
生産方法である。
【0018】特に図1、2を参照して説明すると、テリ
ー編み物を生産する第一の方法は下記の通りである。こ
の方法は、この発明によるシンカ装置20側方に配置す
る編み針9により連動させられる、少なくとも1本の第
一ヤーン12と少なくとも1本の第二ヤーン13とを用
いる。上記ヤーン12、13を上記装置20のシンカ
2、3、21に関し以下のような状態で延在させる。
【0019】第一のパッケージ(図示せず)から繰り出
す(矢印L)第一のヤーン12は、第一のステッチシン
カ3のノッキングオーバ表面8の上に載りながらステッ
チフック7の下を通過し、次いでテリーシンカ2のテリ
ー表面5の上に載りながらテリーフック4の上を通過
し、それから第二のステッチシンカ21のノッキングオ
ーバ表面8の上に載りながらステッチフック7の下を通
過し、そしてその後編成中のステッチ内で終わらせるた
め編み機の編み針9のヘッド10内を通過する。
【0020】第二のパッケージ(同じく図示せず)から
繰り出す(矢印L)第二のヤーン13は、第一のステッ
チシンカ3のノッキングオーバ表面8の上に載りながら
ステッチフック7の下を通過し、次いでテリーシンカ2
の作業表面6の上に載りながらテリーフック4の下を通
過し、第二のステッチシンカ21のノッキングオーバ表
面8の上に載りながらステッチフック7の下を通過し、
そして最後に編成中のステッチ内で終わらさせるため、
編み機の編み針9のヘッド10内を通過させる。
【0021】特に図3、4を参照して説明すると、幅広
メッシュの編み物を生産するための第二の方法は下記の
通りである。幅広メッシュの編み物を生産する方法は、
この発明によるシンカ装置20側方に配置する編み針9
により連動させられる、少なくとも1本の第一ヤーン1
2と少なくとも1本の第二ヤーン13とを用いる。
【0022】上記ヤーン12、13を上記装置20のシ
ンカ2、3、21に関し以下のような状態で延在させ
る。第一及び第二のパッケージからそれぞれ繰り出す
(矢印L)第一のヤーン12及び第二のヤーン13は共
に、第一のステッチシンカ3のノッキングオーバ表面8
の上に載りながらステッチフック7の下を通過し、次い
でテリーシンカ2のテリー表面5の上に載りながらテリ
ーフック4の上を通過し、それから第二のステッチシン
カ21のノッキングオーバ表面8の上に載りながらステ
ッチフック7の下を通過し、そして最後に編成中のステ
ッチ内で終わらせるため、編み機の編み針9のヘッド1
0内を通過させる。
【0023】特に図5、6を参照して説明すると、標準
編み物を生産する第三の方法は下記の通りである。標準
編み物を生産する方法は、この発明によるシンカ装置2
0側方に配置する編み針9により連動させられる、少な
くとも1本の第一ヤーン12と少なくとも1本の第二ヤ
ーン13とを用いる。上記ヤーン12、13を上記装置
20のシンカ2、3、21に関し以下のような状態で延
在させる。
【0024】第一及び第二のパッケージからそれぞれ繰
り出す(矢印L)第一のヤーン12及び第二のヤーン1
3は共に、第一のステッチシンカ3のノッキングオーバ
表面8の上に載りながらステッチフック7の下を通過
し、次いでテリーシンカ2の作業表面6の上に載りなが
らテリーフック4の下を通過し、それから第二のステッ
チシンカ21のノッキングオーバ表面8の上に載りなが
らステッチフック7の下を通過し、そして最後に編成中
のステッチ内で終わらせるため、編み機の編み針9のヘ
ッド10内を通過させる。
【0025】好適には以上述べた三通りの方法を下記条
件の下で実施する。 − 第一のヤーン12の本数と第二のヤーン13の本数
とを互いに異ならせる。この場合、図1、2で示した方
法に類似した第四の方法をヤーン12、13を逆にする
ことで実施することができる。 − 第一のヤーンの本数を第二のヤーンの本数より多く
する。 − 第一のヤーン12が綿で、第二のヤーン13がヘラ
ンカである。
【0026】一つの同じテリークロスを生産する間に、
通常の編み機に調整を施すことにより先に述べた方法を
実施することができる。従って編み針毎(多少でも進歩
したステッチシンカを選択することにより)又はコース
毎(先に述べたケースではステッチシンカを再調整する
ことにより又は糸の案内のライズ量を調整することによ
り)の何れか一方でステッチ密度が異なる編み物を生産
することができる。
【0027】テリーシンカの両側に2個のステッチシン
カが存在することにより、先に述べた全ての方法に対
し、結果としてステッチ成形段階を完全に制御すること
ができる。このことはテリーシンカ2を間に介在させた
2個のステッチシンカ3、21のノッキングオーバ表面
8に沿ってヤーン12及びヤーン13の両者が常に通過
するという事実による。
【0028】これまで述べたところから明らかなよう
に、この発明により1基の同じ機械で一つの同じテリー
クロスを生産する間に、互いに著しく相違する多数のス
テッチタイプを得ることができ、その結果入手可能な編
み方及び編み物密度を増やし、よって製品の多様性及び
肌触りの良さを得ることができる。
【0029】また幅広ステッチを狭幅ステッチに変える
ことにより、いわゆるスペシャル編み製品を得ることが
でき、それはシンカを適当なやり方で配列すること、す
なわち編み針の元口を異なる高さとすることで得られる
異なる位置で配列することにより簡便に達成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図示を省略した従来の編み機に収容した、テリ
ー編み物を得る方法に対応するヤーン経路をもつこの発
明によるシンカ装置の斜視図である。
【図2】図1に示す装置の線図的正面図である。
【図3】従来の編み機に収容した、粗いメッシュの編み
物を得る方法に対応するヤーン経路をもつこの発明によ
るシンカ装置の斜視図である。
【図4】図3に示す装置の線図的正面図である。
【図5】従来の編み機に収容した、標準の編み物を得る
方法に対応するヤーン経路をもつこの発明によるシンカ
装置の斜視図である。
【図6】図5に示す装置の線図的正面図である。
【図7】図示を省略した従来の編み機の既知のシンカ装
置の斜視図である。
【図8】図7に示す装置の線図的正面図である。
【符号の説明】
1 従来の装置 2 テリーシンカ 3 第一のステッチシンカ 4 テリーフック 5 テリー表面 6 作業表面 7 ステッチフック 8 ノッキングオーバ表面 9 編み針 10 編み針ヘッド 11 編み針ラッチ 12 第一のヤーン 13 第二のヤーン 14 V字ループ 15 先行の丸形ループ 20 この発明の装置 21 第二のステッチシンカ 22 スペーサーシンカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファウスト ロナティ イタリア国 ブレスシア ヴィア メディ アナ 15 (72)発明者 ティベリオ ロナティ イタリア国 ブレスシア ヴィア セラ 24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テリーシンカ(2)とステッチシンカ
    (3)とを備える編み機のシンカ装置(20)におい
    て、 上記テリーシンカ(2)を2個のステッチシンカ(3、
    21)の間に作動可能なように介在させ、テリーシンカ
    (2)はテリー表面(5)と作業表面とを形成するテリ
    ーフック(4)を備え、ステッチシンカ(3、21)の
    各々はノッキングオーバ表面(8)に隣接するステッチ
    フック(7)を備えることを特徴とする編み機のシンカ
    装置。
  2. 【請求項2】 テリーシンカ(2)とステッチシンカ
    (3、21)との間にスペーサーシンカ22を介在させ
    る請求項1に記載した装置。
  3. 【請求項3】 テリーシンカ(2)が同一である請求項
    1に記載した装置。
  4. 【請求項4】 上記シンカ装置を一基以上の供給円形編
    み機に設けて成る請求項1又は2に記載した装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜4に記載したシンカ装置
    (20)の側方に配置する編み針(9)により連動させ
    られる、少なくとも1本の第一のヤーン(12)と少な
    くとも1本の第二のヤーン(13)とを用いてテリー編
    み物を製造する方法において、 上記ヤーン(12、13)が、上記装置(20)のシン
    カ(2、3、21)に関し、(i) 第一のパッケージから
    繰り出す第一のヤーン(12)が、第一のステッチシン
    カ(3)のノッキングオーバ表面(8)の上に載りなが
    らステッチフック(7)の下を通過し、次いでテリーシ
    ンカ(2)のテリー表面(5)の上に載りながらテリー
    フック(4)の上を通過し、それから第二のステッチシ
    ンカ(21)のノッキングオーバ表面(8)の上に載り
    ながらステッチフック(7)の下を通過し、そしてその
    後編成中のステッチ内で終わらせるため編み機の編み針
    (9)のヘッド(10)内を通過し、(ii) 第二のパッ
    ケージから繰り出す第二のヤーン(13)が、第一のス
    テッチシンカ(3)のノッキングオーバ表面(8)の上
    に載りながらステッチフック(7)の下を通過し、テリ
    ーシンカ(2)の作業表面(6)の上に載りながらテリ
    ーフック(4)の下を通過し、第二のステッチシンカ
    (21)のノッキングオーバ表面(8)の上に載りなが
    らステッチフック(7)の下を通過し、そして最後に編
    成中のステッチ内で終わらせるため編み機の編み針
    (9)のヘッド(10)内を通過する、 状態で延在することを特徴とするテリー編み物の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 異なる本数をもつヤーン(12、13)
    を入れ替える請求項5に記載した方法。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜4に記載したシンカ装置
    (20)の側方に配置する編み針(9)により連動させ
    られる、少なくとも1本の第一のヤーン(12)と少な
    くとも1本の第二のヤーン(13)とを用いて幅広メッ
    シュ編み物を製造する方法において、 上記ヤーン(12、13)が、上記装置(20)のシン
    カ(2、3、21)に関し、 第一及び第二のパッケージからそれぞれ繰り出す第一の
    ヤーン(12)及び第二のヤーン(13)の両者は、第
    一のステッチシンカ(3)のノッキングオーバ表面
    (8)の上に載りながらステッチフック(7)の下を通
    過し、次いでテリーシンカ(2)のテリー表面(5)の
    上に載りながらテリーフック(4)の上を通過し、それ
    から第二のステッチシンカ(21)のノッキングオーバ
    表面(8)の上に載りながらステッチフック(7)の下
    を通過し、そして最後に編成中のステッチ内で終わらせ
    るため編み機の編み針(9)のヘッド(10)内を通過
    する、 状態で延在することを特徴とするテリー編み物の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 上記請求項1〜4に記載したシンカ装置
    (20)の側方に配置する編み針(9)により連動させ
    られる、少なくとも1本の第一のヤーン(12)と少な
    くとも1本の第二のヤーン(13)とを用いて標準編み
    物を製造する方法において、 上記ヤーン(12、13)が、上記装置(20)のシン
    カ(2、3、21)に関し、 第一及び第二のパッケージからそれぞれ繰り出す(矢印
    L)第一のヤーン(12)及び第二のヤーン(13)の
    両者は、第一のステッチシンカ(3)のノッキングオー
    バ表面(8)の上に載りながらステッチフック(7)の
    下を通過し、次いでテリーシンカ(2)の作業表面
    (6)の上に載りながらテリーフック(4)の下を通過
    し、それから第二のステッチシンカ(21)のノッキン
    グオーバ表面(8)の上に載りながらステッチフック
    (7)の下を通過し、そして最後に編成中のステッチ内
    で終わらせるため編み機の編み針(9)のヘッド(1
    0)内を通過する、 状態で延在することを特徴とするテリー編み物の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 第一のヤーン(12)の本数が第二のヤ
    ーン(13)の本数と異なる請求項5〜7に記載した方
    法。
  10. 【請求項10】 第一のヤーン(12)の本数が第二の
    ヤーン(13)の本数より多い請求項5〜7に記載した
    方法。
  11. 【請求項11】 第一のヤーン(12)が綿であり、第
    二のヤーン(13)がヘランカである請求項5〜8に記
    載した方法。
JP19505995A 1994-07-29 1995-07-31 編み機のシンカ装置及び編み物成形方法 Expired - Fee Related JP3604199B2 (ja)

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