JPH0880311A - 補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体 - Google Patents

補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体

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JPH0880311A
JPH0880311A JP7064233A JP6423395A JPH0880311A JP H0880311 A JPH0880311 A JP H0880311A JP 7064233 A JP7064233 A JP 7064233A JP 6423395 A JP6423395 A JP 6423395A JP H0880311 A JPH0880311 A JP H0880311A
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JP
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joint assembly
patellofemoral joint
prosthesis
bearing element
slot
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JP7064233A
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Alan Ashby
アラン・アシュビー
Lindsay Laird
リンゼイ・レアド
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Stryker Ireland Ltd
MTG Divestitures LLC
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Howmedica International Inc
Howmedica Inc
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Publication date
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    • A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
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    • A61F2/30—Joints
    • A61F2/38—Joints for elbows or knees
    • A61F2/3877—Patellae or trochleae
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 膝蓋要素の支承面と大腿骨との適合性が改善
された、補綴具としての膝蓋大腿骨の関節組立体を提供
すること。 【構成】 補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体にし
て、可動の支承要素１０を配置することの出来る膝蓋取
り付け要素１であって、可動の支承要素１０の第一の側
部１１が自然又は人工の大腿骨要素に係合する形状とさ
れ、その第二の側部１５が上記取り付け要素１の略球状
の後方凸状支承面６に係合し且つ関節動作することの出
来る、膝蓋取り付け要素１と、使用される膝の中外側軸
線の周囲で支承要素１０が取り付け要素１に関して略垂
直方向に動くのを制限する一方、前記取り付け要素１と
前記支承要素１０との間の略中外側方向への動き及びそ
の相対的な回転は許容するように該要素の間で作用する
制御手段とを備えることを特徴とする膝蓋大腿骨関節組
立体。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、補綴具としての膝蓋大
腿骨の関節組立体（ｐｒｏｓｔｈｅｔｉｃｐａｔｅｌｌ
ａ ｆｅｍｏｒａｌ ｊｏｉｎｔ ａｓｓｅｍｂｌｙ）
に関する。
【０００２】
【従来の技術】膝の関節症全体の最近の調査結果によれ
ば、再手術を必要とする失敗例の５０％は、膝蓋大腿骨
関節の性能、及び伸筋機構が不十分であることが原因で
あることを明らかにしている。この失敗例の原因は、ず
れ及び亜脱臼、部品の摩耗による損傷及び分離、及び膝
蓋骨の植込み体を膝蓋骨内に固定し得ないことによる。
更に、多数の膝蓋骨の破損が観察され、その多くは、臨
床的に無症候であり、消退する。
【０００３】この膝蓋大腿骨関節は、膝における曲げモ
ーメントを釣合わせるとき、極めて大きい接触力を受け
る。階段を上がり下りするとき、膝蓋大腿骨関節に加わ
る接触力は、体重の６倍以内の範囲の値であることが生
物機械的に計算されている。
【０００４】膝蓋大腿骨関節部の従来の型式のものは、
大腿骨に対する膝蓋関節面の接触の適合性と、外科手術
の不正確さ、患者の体形の相違、及び悪影響のある曲げ
力又は不適当な接触状態を生じさせることのない関節動
作に必要とされる動作に伴う相違に対応するための必要
条件との妥協であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】一般に、正確な基準が
無いから、大腿骨の植込み要素上における膝蓋大腿骨溝
の幾何学的形態に正確に適合させ且つ方向設定するため
に、膝蓋要素が回転可能であるように外科的に位置決め
し、配置することは極めて難しい。故に、市場の大部分
の型式のものは、膝蓋要素の支承面に対して非対称の形
態を利用する。この結果、不可避的に、この部分と大腿
骨との適合性が低下する。可能な最大の適合性が得られ
のは線接触である。しかし、この線接触では、大きい応
力が生じ、過早摩耗が生ずる。膝蓋要素上にサドル状の
関節接続部を備える代替的な型式のものは、別の種類の
問題を生じ易い。これらの要素は、理論的に膝蓋要素と
大腿骨との間に大きい接触面を許容するが、整合による
影響を受け易い。外科処置が絶対的に正確でない限り、
その整合誤差により、縁部の荷重及び膝蓋要素の曲げ荷
重が生じ、過早の破損の原因となる。
【０００６】より適合性のある膝蓋支承面の適正な回転
方向を許容するトラニオンを内蔵する膝蓋の表面再形成
要素の設計が提案されている。これらには、ビェチャル
・パパス（Ｂｕｅｃｈａｌ Ｐａｐｐａｓ）の設計のも
の、イザドパンナ（Ｉｚａｄｐａｎｎａｈ）の回転型式
のものがある。
【０００７】それにも拘わらず、これらの装置は、膝蓋
要素の中外側方向の位置決め、及び膝蓋骨の横断面に関
する要素の相対的な傾斜角度が適正であることを保証す
るためには、外科的処置が正確でなければならない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】当該提案された発明は、
かかる問題点を解決することを目的とするものである。
【０００９】本発明によれば、補綴具としての膝蓋大腿
骨関節組立体は、可動の支承要素を配置することの出来
る膝蓋取り付け要素であって、可動の支承要素の第一の
側部が自然又は人工の大腿骨要素に係合する形状とさ
れ、その第二の側部が上記取り付け要素の略球状の後方
凸状支承面に係合し且つ関節動作することの出来る、膝
蓋取り付け要素と、使用される膝の中外側軸線の周囲で
支承要素が取り付け要素に関して略垂直方向に動くのを
制限する一方、上記取り付け要素と前記支承要素との間
の略中外側方向への動き及びその相対的な回転は許容す
るように該要素の間で作用する制御手段とを備えること
を特徴とする。
【００１０】上記膝蓋取り付け要素は、骨の固定面を適
正に処置した後、セメント、止め具、膨張フィン、成長
表面及びその他の適当な手段を含む既に周知の技術の一
つを使用して、膝蓋骨内に固定することが出来る。
【００１１】上記制御手段は、上記取り付け要素に保持
され、上記支承要素の略水平方向スロットに係合する止
め具を備えることが望ましい。
【００１２】該止め具は、上記水平方向スロットにえぐ
り形成した再入拘束部内に保持された、拘束端部の機能
を有する円筒形又は円錐形部分をその後端部に備えるこ
とが出来る。
【００１３】この取り付け要素は、現在、植込み体に使
用されている多数の金属、プラスチック又はセラミック
材料の任意の一つで製造することが出来る。本発明にお
いて、この要素に好適な材料は、コバルト・クロム・モ
リブデン合金である。
【００１４】支承要素は弾性材料で形成することが出
来、この材料に対する従来の最良の選択は、超高分子量
のポリエチレンである。この支承要素が自然の大腿骨に
支承される場合、現在、植込み構造体に使用されている
型式のセラミック又は金属材料の使用が可能である。
【００１５】好適な構造体において、上記取り付け要素
と上記支承要素との相対的な回転動作を制限する働きを
する第二の制御手段が設けられる。これは、支承要素が
取り付け要素に関して不適当な方向となるのを防止す
る。
【００１６】こうした制御手段は、上記支承要素の第二
のスロットに係合するピンを備えることが出来る。
【００１７】該ピンは、上記第二のスロットに広い隙間
を伴って緩く嵌まるものであることが望ましい。
【００１８】第二のスロットは、上記第一のスロットに
対して略平行にすることが出来、該ピンは、上記第二の
スロットに広い隙間を伴って緩く嵌まり、該支承要素が
該止め具の周りで制限された回転することを許容し、支
承要素と取り付け要素との相対的な中外側位置に関係な
く、該回転が第二のスロット内にピンが隙間を伴って緩
く嵌まることで可能であるようにする。
【００１９】また、本発明は、上記支承要素を受け入れ
る膝蓋溝が設けられ、適当に処理した大腿骨に接続し得
るようにした、補綴具としての大腿骨要素が設けられた
上述の補綴具組立体を含む。
【００２０】
【実施例】本発明は、多数の方法で実施可能であるが、
以下に、添付図面に関して単に一例としての一つの実施
例について説明する。
【００２１】図１、図２及び図３には、本発明に使用さ
れる取り付け要素が示してある。該取り付け要素１は、
任意の適当な材料で形成されるが、この実施例におい
て、コバルト・クロム・モリブデン合金で出来た凸型皿
の形態をしている。該皿２は、破線３で示されるよう
に、適当な形状とした固定処理後に膝蓋の他の部分を受
け入れ得る形状としてある。該皿２の前面４は凹型であ
り、膝蓋骨内への固定を許容し得るように３つのボス５
を備えている。例えば、キャストメッシュ、多孔質ビー
ド、スパイク、ピン又はその他の任意の適当な手段のよ
うなその他の代替的な固定手段を採用することが出来
る。
【００２２】皿２の背面６は、円筒形又は円錐形止め具
７を保持しており、該止め具の後端には、垂直方向上方
及び下方に突出する外方伸長突起９を有する拡大頭部８
が設けられている。
【００２３】後方支承面は凸型である。
【００２４】該取り付け要素１は、図４、図５に示した
可動の支承要素１０と共に使用され、該可動の支承要素
は、図６、図７に最も良く示すように人工的な大腿骨要
素１４の膝蓋溝１３に係合する所定の形状部分１２を有
する第一の側部１１を備えている。該支承要素の第二の
側部１５は、取り付け要素１の略球状の後方凸型支承面
６に係合し且つ該支承面に対し関節動作する形状とされ
た略球状の凹型支承面１６を備えている。その内端部に
再入拘束えぐり部分１８が形成された略水平方向に伸長
するスロット１７が支承面１６に形成されている。
【００２５】また、スロット１７と略平行な第二のスロ
ット１９が形成されている。
【００２６】スロット１７及び止め具７の寸法は、止め
具の拡大端部がスロット１７に挿入することが出来、回
転させたとき、伸長部９が再入えぐり部分１８に係合し
て部品を相互に保持するように設定されている。
【００２７】部品を相互に配置したとき、スロットの止
め具は、使用される膝の中外側軸線の周りで支承要素が
取り付け要素１に関して略垂直方向に動くのを制限する
一方、取り付け要素１と支承要素１０との間の略水平方
向への動き及び相対的な回転を許容する働きをする。
【００２８】スロット１７及び止め具７は共に制御手段
として機能することが理解されよう。
【００２９】支承要素１０は、例えば、超高分子量のポ
リエチレンのような弾性材料で形成される。該要素に
は、二つの関節接続面が設けられ、その第一の面１６
は、取り付け要素１の背面２に対し関節動作する。これ
ら二つの面は、同一の幾何学的形態であり、その二つの
要素の間には、大きい接触面積が存在する。
【００３０】スロット１７及びえぐり部分１８の幾何学
的形態は、支承要素と取り付け要素との間の所定の相対
的動作を許容し得るように設定されている。これは、ス
ロット１７の長さに沿って中外側軸線を僅かに移動さ
せ、また、止め具７の周りで支承要素１０を回転させる
ことを含む。
【００３１】外科的誤り及び組立体の必要な動作に対応
し得るよう、これら動きの限界点は、中外側への動きの
±３ｍｍに設定することが出来る。また、取り付け要素
１の上における支承要素１０の許容可能な回転動作も不
適当な変位を回避し得るよう制限することが出来る。こ
の機能を許容するためには、±１５°の回転動作が十分
であると考えられる。この回転動作の制限は、取り付け
要素１の凸型支承面６から突出するピン２０を設けるこ
とにより実現される。このピン２０は、支承要素１０の
支承面１６の第二のスロット１９内に伸長する。このス
ロットの形状は、全ての可能な中外側位置にて止め具７
の周りで支承要素が取り付け要素に関すして回転する程
度を制限するように設定されている。
【００３２】図５の矢印２１は、スロット１７の各端部
に止め具７を設けたときに実現可能である円弧状動作の
可能な範囲を示す。
【００３３】使用される装置又は機能部分が取り付け要
素と大腿骨要素の関節接続面との間の支承プラスチック
材料の磨耗に悪影響を与えない限り、取り付け要素の上
における支承要素１０の利用可能な回転を制限するた
め、その他の装置及び機能部分を使用することが可能で
ある。
【００３４】図８には、支承面６、１６が実現可能な位
置の典型例が示してある。この図において、支承面６の
外縁端は実線で示す一方、支承面１６の外縁端は破線で
示してある。
【００３５】図６、図７には、組み立てた構造体が示し
てあり、その他の図面の要素と同様の要素は同一の参照
符号で表示してある。
【００３６】上述のように、支承要素１０の支承面１１
は、図６、図７の破線１４で示した補綴具用大腿骨要素
に対して関節動作する。更に、この型式は、膝蓋内部の
補綴のための再表面処理に使用し、支承要素が自然の大
腿骨に対し関節動作するようにすることが出来る。支承
要素が補綴具大腿骨に対し関節動作する場合、支承面１
１は、補綴具要素１４の符号１３で示した膝蓋溝に正確
に適合するように配置される。これは、一般に使用され
る雄型及び雌型のサドル状関節接続面を使用することに
より行われる。このサドル状の相互接続は、同一横断面
形状を利用することで膝蓋の関節動作の初期の曲げ段階
から深く曲げた位置まで大腿骨要素に保たれ、膝蓋大腿
骨溝１３の最も深い部分の単一の曲率半径に沿って移動
する。補綴具のこの溝１３は、正常な膝の外反角度に等
しい外反角度にて方向決めすることが出来、又はこれと
代替的に、右側及び左側膝の双方に単一の大腿骨要素を
使用し得るように中立に傾斜させることも出来る。
【００３７】関節部が完全に伸長したとき、実際の大腿
骨又は補綴用大腿骨要素上の膝蓋大腿骨溝の形状は、正
常な解剖学的形態に適合するための条件、及び膝蓋の適
正な追従に必要とされる幾何学的形態のため、サドル状
の形状ではない。本発明の実施例において、略伸長した
位置にて膝蓋と大腿骨要素との間で荷重を必要通りに移
動させ得るように補綴具要素が所定位置に配置されたと
き、補綴具要素が大腿骨の前方皮質に正接するように膝
蓋の大腿骨溝の曲率を増大させ、また、支承要素は、そ
の下方柱及び上方柱に二つの面を有している。これらの
面は、この伸長位置にて膝蓋大腿骨溝に適合するように
配置されている。
【００３８】図９には、関節が伸長位置にあるとき、可
動の支承要素１０が達する位置における大腿骨要素１４
の外形が示してある。図１０には、関節が深く屈曲した
ときに支承要素１０が達する位置における大腿骨要素の
形状が示してある。
【００３９】図１１には、関節が再度、伸長したときに
一側面から見たときの大腿骨要素の形状が示してある一
方、図１２には、関節が深く屈曲したときの形状及び位
置が示してある。
【００４０】関節が伸長したとき、可動支承要素の支承
面の形状は、深く屈曲したときの形状よりも適合の度合
いが少ないことが理解されよう。深く屈曲のときの方が
大きい荷重が支承されるから、このことは、この設計に
適している。
【００４１】このように要素を設計するとき、大腿骨要
素の寸法範囲内で関節動作するためには、単一の膝蓋要
素があればよいことを考慮することが必要である。故
に、幾何学的制約により、大腿骨要素の寸法範囲内でこ
うした幾何学的形態を維持することは一般に不可能であ
るから、大腿骨上の代替的なサドル状の関節形状の範囲
で可能な限り最大限の適合性を得るためには、膝蓋関節
の表面形態を適正に変更する必要がある。図６に線１４
で示した断面形状は一般的なものとすることが出来る
が、図７、図１１及び図１２に示した垂直の断面形状
は、寸法により異なる。この場合、共通のものは何も無
く、この構造により、膝蓋と大腿骨との間の関節表面の
適合性が得られるが、これは、この構造による利点を失
わせる。
【００４２】本発明による組立体は、支承要素と取り付
け要素との間の許容可能な動作に２°の自由度を持たせ
てある。これらは、膝蓋と大腿骨要素との相対的な位置
決めの際の外科的処置に伴う原理的な不正確さに対応す
る。
【００４３】膝の伸筋機構は、「Ｑ」角度として公知の
角度を含む。これは、膝蓋の腱と四頭筋の腱との間の角
度に関係する。四頭筋腱の方向、及びその腱によって膝
の伸筋に加えられる筋力によって四頭筋内の張力は横方
向に向けられる。故に、この型式の設計、即ち可動の関
節接続部は、この横方向の力に対応し得るものでなけれ
ばならない。
【００４４】膝蓋上の腱状構造体は、この構造体の固定
要素に各種の力を付与する。安定的な平衡状態を得るた
めには、取り付け要素上の球状面６は、腱の力及び靭帯
の力により発生したベクトルが、大腿骨に対し要素が関
節動作にすることに起因する接触力によって釣り合わさ
れるようにしなければならないことが理解される。支承
要素と取り付け要素との間の相互接触面の摩擦が小さい
ため、接触力は、この境界を垂直に横断するものでなけ
ればならない。故に、取り付け要素上に凸状の支承面が
必要とされることが容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に使用される膝蓋取り付け要素の背面図
である。
【図２】図１に示した要素の平面図である。
【図３】図１に示した要素の平面図である。
【図４】本発明に使用される可動支承要素の背面図であ
る。
【図５】図４に示した支承要素の正面図である。
【図６】共に組み立てられた取り付け要素及び支承要素
を示す、図７の線ＶＩ−ＶＩに沿った断面図である。
【図７】図６に示した組立体の線ＶＩＩ−ＶＩＩに沿っ
た断面側面図である。
【図８】相対的に回転するときの表面の概略図的な背面
図である。
【図９】ある位置にあるときの大腿骨要素上に位置する
支承要素の概略図的な断面平面図である。
【図１０】図９と異なる位置にあるときの大腿骨要素上
に位置する支承要素の概略図的な断面平面図である。
【図１１】ある位置にあるときの大腿骨要素上に位置す
る支承要素の概略図的な断面平面図である。
【図１２】図１１と異なる位置にあるときの大腿骨要素
上に位置する支承要素の概略図的な断面平面図である。
【符号の説明】
１ 取り付け要素 ２ 皿 ４ 皿の前面 ５ ボス ６ 凸型支承面 ７ 止め具 ８ 頭部 ９ 伸長突起 １０ 支承要素 １１ 第一の側部 １２ 所定の形状部分 １３ 溝 １４ 補綴具要素 １５ 第二の側部 １６ 凹型支承面 １７ 第一のスロッ
ト １８ えぐり部分 １９ 第二のスロッ
ト ２０ ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リンゼイ・レアド オーストラリア連邦ニュー・サウス・ウェ ールズ州，ニューキャッスル 2300，キン グ・ストリート 386，リンゼイ・レア・ プロプライアタリー・リミテッド内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体に
    して、可動要素の可動の支承要素を配置することの出来
    る膝蓋取り付け要素であって、前記可動の支承要素の第
    一の側部が自然又は人工の大腿骨要素の膝蓋溝に係合す
    る形状とされ、前記可動の支承要素の第二の側部が前記
    取り付け要素の略球状の後方凸状支承面に係合し且つ関
    節動作することの出来る略球状の凹状支承面を有する膝
    蓋取り付け要素と、 使用される膝の中外側軸線（ａ ｍｅｄｉｏ ｌａｔｅ
    ｒａｌ ａｘｉｓ）の周囲で前記支承要素が前記取り付
    け要素に関して略垂直方向に動くのを制限する一方、前
    記取り付け要素と前記支承要素との間の略中外側方向
    （ｓｕｂｓｔａ−ｎｔｉａｌｌｙ ｍｅｄｉｏ ｌａｔ
    ｅｒａｌ ｍｏｖｅｍｅｎｔ）への動き及びその相対的
    な回転は許容するように前記支承要素と前記取り付け要
    素との間で作用する制御手段とを備えることを特徴とす
    る膝蓋大腿骨関節組立体。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の補綴具としての膝蓋大
    腿骨関節組立体にして、前記制御手段が、前記取り付け
    要素上に保持され、前記支承要素の略水平方向へのスロ
    ットに係合する止め具を備えることを特徴とする補綴具
    としての膝蓋大腿骨関節組立体。
  3. 【請求項３】 請求項２に記載の補綴具としての膝蓋大
    腿骨関節組立体にして、前記止め具が、その後端に拘束
    端部を有する円筒形又は円錐形部分を備え、前記拘束端
    部が前記水平方向スロットにえぐり形成された再入拘束
    部内に保持されていることを特徴とする補綴具としての
    膝蓋大腿骨関節組立体。
  4. 【請求項４】 請求項１、請求項２又は請求項３の何れ
    かの項に記載の補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体に
    して、前記取り付け要素と前記支承要素との間の相対的
    な回転運動を制限する働きをする第二の制御手段を備え
    ることを特徴とする補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立
    体。
  5. 【請求項５】 請求項４に記載の補綴具としての膝蓋大
    腿骨関節組立体にして、前記第二の制御手段が、前記支
    承要素内の第二のスロットに係合するピンを備えること
    を特徴とする補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載の補綴具としての膝蓋大
    腿骨関節組立体にして、前記ピンが前記第二のスロット
    に広い隙間を伴って緩く嵌まることを特徴とする補綴具
    としての膝蓋大腿骨関節組立体。
  7. 【請求項７】 請求項５又は請求項６に記載の補綴具と
    しての膝蓋大腿骨関節組立体にして、前記第二のスロッ
    トが、前記第一のスロットに対して略平行であり、前記
    ピンが前記第二のスロットに広い幅の隙間を伴って緩く
    嵌まることにより、前記支承要素が前記止め具の周りで
    制限された回転をするのを許容し、前記回転が、前記第
    二のスロット内にピンが前記緩く嵌まる隙間により可能
    とされることを特徴とする補綴具としての膝蓋大腿骨関
    節組立体。
  8. 【請求項８】 請求項１乃至請求項７の何れかの項に記
    載の補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体にして、適当
    に処理された大腿骨に接続し得るようにされ、前記支承
    要素を受け入れる膝蓋溝が設けられる補綴具大腿骨要素
    を備えることを特徴とする補綴具としての膝蓋大腿骨関
    節組立体。
JP7064233A 1994-03-23 1995-03-23 補綴具としての膝蓋大腿骨関節組立体 Pending JPH0880311A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9405746.0 1994-03-23
GB9405746A GB9405746D0 (en) 1994-03-23 1994-03-23 Prosthetic patello femoral joint assembly

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