JPH0878960A - テレメータ受信装置 - Google Patents

テレメータ受信装置

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JPH0878960A
JPH0878960A JP21583294A JP21583294A JPH0878960A JP H0878960 A JPH0878960 A JP H0878960A JP 21583294 A JP21583294 A JP 21583294A JP 21583294 A JP21583294 A JP 21583294A JP H0878960 A JPH0878960 A JP H0878960A
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signal
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distributor
telemeter
signals output
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JP21583294A
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Setsuto Shimizu
節人 清水
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一周波数の2つの被測定系からのテレメー
タ信号を、同時に受信できる機上受信型のテレメータ受
信装置を得ることを目的としている。 【構成】 第1、第2のアンテナ3a、3bを第1、第
2の分配器4a、4bに接続し、第1の分配器4aの一
方の出力端と第1の合成器5aを接続し、また第2の分
配器4bの一方の出力端と第1の合成器5aを第1の位
相器13aを介して接続し、第1の分配器4aの他方の
出力端と第2の合成器5bを接続し、また第2の分配器
4bの他方の出力端と第2の合成器5bを第2の位相器
13bを介して接続し、第1、第2の合成器5a、5b
を第1、第2のフィルタ6a、6bに接続する。 【効果】 右旋円偏波と左旋円編波のテレメータ信号を
同時に受信・記録するため、周波数利用効率を上げるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレメータ送信装置
から放射されるテレメータ信号を受信・記録する機上受
信型のテレメータ受信装置に関するものである。
【0002】テレメータ送信装置とは、ミサイル・ロケ
ット等に搭載し、被測定系の内部信号に対し、信号処理
・多重処理・変調等の処理を施した後に、アンテナより
空間にテレメータ信号を放射する装置である。
【0003】テレメータ受信装置は、テレメータ送信装
置と対で使用し、テレメータ送信装置が放射したテレメ
ータ信号を受信・記録する装置である。
【0004】我が国におけるミサイル等のテレメータ計
測は、危険回避のため地上から遠方の海域等で実施され
ることが多い。テレメータ送信装置は、ミサイル等の移
動体に搭載されるため、送信側の運動による受信側との
相対角度の頻繁な変動に対処するためアンテナの指向性
を無指向性に近くすることが多く、そのため利得を低く
せざるを得ない。また、質量・寸法が極端に制約される
ため高出力の送信機を搭載することが困難である上に、
電波法により送信信号の周波数・出力が制限されるた
め、テレメータ受信装置を地上等に設置してテレメータ
信号を受信することは極めて困難である。そのためテレ
メータ受信装置を航空機等に搭載し、テレメータ送信装
置の付近でテレメータ信号を受信・記録し、記録したテ
レメータデータを地上に持ち帰り地上設備にて復調・信
号処理等の処理を施した後、再生・解析する方法が行わ
れている。
【0005】ミサイルの内部信号の計測に用いられる機
上受信型のテレメータ受信装置においては、航空機内に
テレメータ受信装置の構成品を搭載し、航空機のレーダ
アンテナをテレメータ受信装置のアンテナに交換して運
用するタイプが主流であったが、航空機の大幅な改修が
必要であり、また、改修することにより航空機の持つ本
来の機能が制約されるという欠点があった。
【0006】近年になり、航空機の改修をできるだけ少
なく、また航空機本来の機能をできるだけ損わずテレメ
ータ信号の受信ができるようにとの要求から、航空機外
部に外付けする方式の機上受信型のテレメータ受信装置
が考案された。一例として、航空機の燃料タンク等を改
修したきょう体内部にアンテナをはじめとする各構成品
を搭載する機上受信型のテレメータ受信装置がある。
【0007】
【従来の技術】図5は、従来からある機上受信型のテレ
メータ受信装置の一例を示したものである。図5におい
て、1はテレメータ送信装置、2はテレメータ信号、3
はアンテナ、4は分配器、6a〜6cは第1〜第3のフ
ィルタ、7は増幅器、8は局部発振器、9はミクサ、1
0は主搬送波復調器、11は副搬送波復調器、12は記
録装置である。
【0008】従来の機上受信型のテレメータ受信装置は
上記のように構成され、テレメータ送信装置1から送信
されたテレメータ信号2は、アンテナ3で受信され、第
1のフィルタ6aに入力される。ここで、テレメータ送
信装置1は、ミサイル等の被測定系に搭載されており、
テレメータ信号2は、テレメータ送信装置1により空間
に放射されたもので、被測定系の内部信号に対し信号処
理・多重化・変調等の処理が施されたものである。テレ
メータ信号2の一例を図6(a)、(b)に示す。図6
(a)は、このテレメータ信号の時間と周波数の関係を
示し、図6(b)は周波数とパワーの関係を示してい
る。図6(a)、(b)はアナログ信号と、数種類の2
値データを時分割多重化したPCM信号に副搬送波変調
を施したFSK信号を周波数多重化し、主搬送波変調と
してFM変調を施した例である。
【0009】第1のフィルタ6aでは、入力されたテレ
メータ信号2の帯域外の雑音を除去し、増幅器7に出力
する。増幅器7では入力信号を増幅しミクサ9に出力す
る。ミクサ9では、局部発振器8からのローカル信号に
より、入力信号をダウンコンバートし、主搬送波復調器
10に出力する。主搬送波復調器10では、図7に示す
ように入力信号に対し主搬送波の復調を行い分配器4に
出力する。図7では例としてFM復調を施した様子を示
している。
【0010】分配器4では、入力信号を分配し第2のフ
ィルタ6b、第3のフィルタ6cに出力する。第2のフ
ィルタ6b、第3のフィルタ6cでは、フィルタの帯域
内の信号のみを通過させることにより、図8に示すよう
に周波数多重化された入力信号を分離抽出し出力する。
副搬送波復調器11では、第3のフィルタ6cからの入
力信号に対し、図9に示すように副搬送波の復調を行い
出力する。図9では例としてFSK復調を施しPCM信
号を復元した様子を示している。記録装置12では、第
2のフィルタ6bと副搬送波復調器11からの入力信号
を各チャンネルに記録する。
【0011】このようにして、記録装置12で記録され
たテレメータデータは、地上に持ち帰られ、復調・信号
処理等の処理が施された後、再生・解析される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の機
上受信型のテレメータ受信装置では、ミサイル等の被測
定系の同時発射時の影響を評価する等の目的において、
2つの被測定系からのテレメータ信号を同時に受信する
必要がある場合、テレメータ信号の周波数を2種類設定
しなければならず、広い周波数領域を占有するという問
題点があった。
【0013】また、燃料タンク等を改造した機上受信型
のテレメータ受信装置であり、航空機の翼下に搭載して
使用するため、航空機の胴体や翼の影になる方向から飛
来するテレメータ信号に対して受信感度が低くなり、良
好な受信感度が得られるようなフォーメーションの自由
度が低くなるため、運用範囲が制限されるという問題点
があった。
【0014】また、取得したデータは記録装置にて記録
して、フライト後に記録媒体を地上に持ち帰り、別途、
再生・解析するため、取得したデータの有効性をフライ
ト中に評価することができないという問題点があった。
【0015】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、同一周波数の2つの被測定系から
のテレメータ信号を、同時に受信でき、周波数利用効率
の良い機上受信型のテレメータ受信装置を得ることを目
的としている。
【0016】また、この発明は広角度範囲にわたり、良
好な受信感度でテレメータ信号を受信でき、フォーメー
ションの自由度が高い機上受信型のテレメータ受信装置
を得ることを目的としている。
【0017】また、この発明は受信したテレメータ信号
を、リアルタイムで再生・解析でき、フライト中に取得
データの有効性を評価できる機上受信型のテレメータ受
信装置を得ることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる機上受
信型のテレメータ受信装置においては、2個のアンテナ
に第1の分配器と第2の分配器を接続し、第1の分配器
の一方の出力端と第1の合成器を接続し、また第2の分
配器の一方の出力端と第1の合成器を(+π/2)の位
相器を介して接続し、第1の分配器の他方の出力端と第
2の合成器を接続し、また、第2の分配器の他方の出力
端と第2の合成器を(−π/2)の位相器を介して接続
し、第1の合成器と第2の合成器を、2チャンネル設け
た従来の機上受信型のテレメータ受信装置の第1のフィ
ルタの前段にそれぞれ接続し構成した。
【0019】また、この発明は複数のアンテナに複数の
フィルタを接続し、複数のフィルタに複数の増幅器を接
続し、複数の増幅器に複数のミクサを接続し、複数のミ
クサの入力端に局部発振器を接続し、複数のミクサの出
力端に複数の分配器を接続し、複数の分配器の一方の出
力端にスイッチング素子を接続し、複数の分配器のもう
一方の出力端に、信号のパワーの大小を比較するよう作
用する判定回路を接続し、判定回路にスイッチング素子
を駆動するよう作用するドライバ回路を接続し、スイッ
チング素子に増幅器を接続し、増幅器を従来の機上受信
型のテレメータ受信装置の主搬送波復調器の前段に接続
し構成した。
【0020】この発明は2個のアンテナに第1の分配器
と第2の分配器を接続し、第1の分配器の一方の出力端
と第1の合成器を接続し、また第2の分配器の一方の出
力端と第1の合成器を(+π/2)の位相器を介して接
続し、第1の分配器の他方の出力端と第2の合成器を接
続し、また第2の分配器の他方の出力端と第2の合成器
を(−π/2)の位相器を介して接続し、第1の合成器
に第3の分配器を接続し、第2の合成器に第4の分配器
を接続し、第3の分配器と第4の分配器のそれぞれ一方
の出力端を、2チャンネル設けた従来の機上受信型のテ
レメータ受信装置の第1のフィルタの前段にそれぞれ接
続し、第3の分配器と第4の分配器のそれぞれ他方の出
力端にフィルタを接続し、フィルタにそれぞれ増幅器を
接続し、増幅器にそれぞれ第7の分配器と第8の分配器
を接続し、第7の分配器の一方の出力端と第3の合成器
を接続し、第8の分配器の一方の出力端と第3の合成器
を接続し、第7の分配器の他方の出力端と第4の合成器
を(+π/2)の位相器を介して接続し、第8の分配器
の他方の出力端と第4の合成器を(−π/2)の位相器
を介して接続し、第3の合成器と第4の合成器に、送信
用に増設した2個のアンテナを接続し構成した。
【0021】また、この発明はアンテナに合成器を接続
し、合成器の入力端に受信用に増設したアンテナを接続
し、合成器の出力端に分配器を接続し、分配器の一方の
出力端を従来の機上受信型のテレメータ受信装置の第1
のフィルタの前段に接続し、分配器の他方の出力端に第
4のフィルタを接続し、第4のフィルタに増幅器を接続
し、増幅器に送信用に増設したアンテナを接続し構成し
た。
【0022】
【作用】上記のように構成された機上受信型のテレメー
タ受信装置は、2個のアンテナで入力した同一周波数の
右旋円偏波と左旋円偏波の2つのテレメータ信号を、第
1、第2の分配器で分配し、第1の分配器から出力され
た2つの信号と、第2の分配器から出力され(+π/
2)、(−π/2)の位相器により位相がシフトした2
つの信号を、第1、第2の合成器で合成することによ
り、右旋円偏波のテレメータ信号の信号成分と左旋円偏
波のテレメータ信号の信号成分を分離抽出した後、複数
の受信機・復調器で処理することにより、同一周波数の
右旋円偏波と左旋円編波のテレメータ信号を受信・記録
することが可能となり、周波数利用効率を高めることが
できる。
【0023】また、航空機の機体や翼等によるブロッキ
ングを補完し合うような場所に複数のアンテナをそれぞ
れ設置し、複数のアンテナから入力されたテレメータ信
号に対し、フィルタリング・増幅・ダウンコンバート等
の処理をした後、判定回路・ドライバ回路・スイッチン
グ素子により複数の受信信号の中から最も受信レベルの
高いものを選択することにより、常に良好な受信感度を
得ることが可能となるため、フライト時のフォーメーシ
ョンの自由度を高くすることができる。
【0024】2個のアンテナで入力した同一周波数の右
旋円偏波と左旋円偏波の2つのテレメータ信号を、第
1、第2の分配器で分配し、第1の分配器から出力され
た2つの信号と、第2の分配器から出力され(+π/
2)、(−π/2)の位相器により位相がシフトした2
つの信号を、第1、第2の合成器で合成することによ
り、右旋円偏波のテレメータ信号の信号成分と左旋円偏
波のテレメータ信号の信号成分を分離抽出した後、複数
の受信機・復調器で処理を行い、データを記録するとと
もに、第7の分配器と第8の分配器により、それぞれ右
旋円偏波と左旋円編波のテレメータ信号の信号成分を分
配し、第3の合成器により、右旋円偏波と左旋円偏波の
テレメータ信号の信号成分を合成し、また右旋円偏波と
左旋円偏波のテレメータ信号の信号成分を、(+π/
2)、(−π/2)の位相器により位相がシフトした2
つの信号を、第4の合成器により合成した後に、送信用
に増設した2つのアンテナからそれぞれ空間に放射する
ことにより、2つのアンテナから放射された信号が空間
で合成されるため、同一周波数の右旋円偏波と左旋円偏
波のテレメータ信号が生成され、同一周波数の右旋円偏
波と左旋円編波のテレメータ信号を受信・記録できると
同時に、地上設備等で同一周波数の右旋円偏波と左旋円
偏波のテレメータ信号を受信でき、復調・信号処理・再
生及び解析をリアルタイムで行うことが可能となり、フ
ライト中に取得データの有効性を評価することができる
とともに、周波数利用効率を高めることができる。
【0025】また、航空機の機体や翼等によるブロッキ
ングを補完し合うような場所に複数のアンテナをそれぞ
れ設置し、複数のアンテナから入力されたテレメータ信
号を合成器により合成し、受信機・復調器で処理を行
い、データを記録するとともに、合成器から出力された
信号を、フィルタリング・増幅した後、送信用に増設し
たアンテナから空間に放射することにより、常に良好な
受信感度が得られ、フライト時のフォーメーションの自
由度を高められるとともに、地上設備等でテレメータ信
号を受信でき、復調・信号処理・再生及び解析をリアル
タイムで行うことが可能となり、フライト中に取得デー
タの有効性を評価することができる。
【実施例】
【0026】実施例1.図1はこの発明の一実施例を示
すブロック図であり、1a、1bは第1、第2のテレメ
ータ送信装置、2a、2bは第1、第2のテレメータ信
号、3a、3bは第1、第2のアンテナ、4a〜4dは
第1〜第4の分配器、5a、5bは第1、第2の合成
器、6a〜6fは第1〜第6のフィルタ、7a、7bは
第1、第2の増幅器、8は局部発振器、9a、9bは第
1、第2のミクサ、10a、10bは第1、第2の主搬
送波復調器、11a、11bは第1、第2の副搬送波復
調器、12はテープレコーダ等の記録装置、13a、1
3bは第1、第2の位相器である。
【0027】このように構成されたテレメータ受信装置
においては、第1、第2のテレメータ送信装置1a、1
bからそれぞれ送信される右旋円偏波と左旋円偏波の同
一周波数の第1、第2のテレメータ信号2a、2bは、
第1、第2のアンテナ3a、3bより受信され、第1、
第2の分配器4a、4bに出力される。第1の分配器4
aは入力信号を分配し、第1の合成器5aと第2の合成
器5bに出力する。第2の分配器4bは入力信号を第1
の位相器13aを介して第1の合成器5aに出力し、ま
た第2の位相器13bを介して第2の合成器5bに出力
する。第1、第2の合成器5a、5bは入力信号をそれ
ぞれ合成し、第1の合成器5aからは左旋円偏波の信号
成分、第2の合成器5bからは右旋円偏波の信号成分が
抽出され、第1、第2のフィルタ6a、6bに出力され
る。
【0028】第1のフィルタ6aと第2のフィルタ6b
は、第1の合成器5aから出力された左旋円偏波の信号
成分と、第2の合成器5bから出力された右旋円偏波の
信号成分に含まれる雑音を除去し、第1の増幅器7a、
第2の増幅器7bに出力する。第1の増幅器7aと第2
の増幅器7bは入力信号を増幅し第1のミクサ9a、第
2のミクサ9bに出力する。第1のミクサ9a、第2の
ミクサ9bは、局部発振器8からのローカル信号を入力
し第1の増幅器7aと第2の増幅器7bからの入力信号
をダウンコンバートし第1の主搬送波復調器10a、第
2の主搬送波復調器10bに出力する。第1の主搬送波
復調器10a、第2の主搬送波復調器10bは、入力信
号に対して主搬送波の復調を行い第3、第4の分配器4
c、4dに出力する。第3の分配器4cは入力信号を分
配し第3のフィルタ6cと第4のフィルタ6dに出力す
る。第4の分配器4dは、入力信号を分配し第5のフィ
ルタ6eと第6のフィルタ6fに出力する。第3〜第6
のフィルタ6c〜6fは、入力信号に対しフィルタの帯
域内の信号のみを通過させることにより、周波数多重化
された入力信号を分離抽出する。第1の副搬送波復調器
11a、第2の副搬送波復調器11bはそれぞれ第4の
フィルタ6d、第6のフィルタ6fからの入力信号に対
して副搬送波の復調を行う。記録装置12は第3のフィ
ルタ6c、第5のフィルタ6e、第1の副搬送波復調器
11a、第2の副搬送波復調器11bからの入力信号を
各チャンネルに記録する。
【0029】以上のように同一周波数の右旋円偏波、左
旋円偏波のテレメータ信号2a、テレメータ信号2bを
同時に受信・記録することができる。
【0030】実施例2.図2はこの発明に係わる第2の
実施例を示したものである。1はテレメータ送信装置、
2はテレメータ信号、3a、3bは第1、第2のアンテ
ナ、4a〜4cは第1〜第3の分配器、6a〜6dは第
1〜第4のフィルタ、7a〜7cは第1〜第3の増幅
器、8は局部発振器、9a、9bは第1、第2のミク
サ、10は主搬送波復調器、11は副搬送波復調器、1
2はテープレコーダ等の記録装置、14は判定回路、1
5はスイッチング素子、16はドライバ回路である。
【0031】このように構成されたテレメータ受信装置
においては、テレメータ送信装置1から送信されるテレ
メータ信号2は、第1のアンテナ3aと第2のアンテナ
3bにて受信され、第1のフィルタ6a、第2のフィル
タ6bにそれぞれ出力される。ここで、第1、第2のア
ンテナ3a、3bは図10に示すように一方のアンテナ
はテレメータ受信装置前方に、もう一方のアンテナは、
航空機の機体あるいは翼等によるブロッキングを補完す
るような位置に設置する。
【0032】第1のフィルタ6a、第2のフィルタ6b
は第1のアンテナ3a、第2のアンテナ3bから出力さ
れる信号に含まれる雑音を除去し、第1の増幅器7a、
第2の増幅器7bに出力する。第1の増幅器7a、第2
の増幅器7bは入力信号を増幅し第1のミクサ9a、第
2のミクサ9bに出力する。第1のミクサ9a、第2の
ミクサ9bは、局部発振器8からのローカル信号を入力
し、第1の増幅器7a、第2の増幅器7bからの入力信
号をダウンコンバートし第1の分配器4a、第2の分配
器4bに出力する。第1の分配器4a、第2の分配器4
bは入力信号を分配し、判定回路14とスイッチング素
子15に出力する。
【0033】判定回路14は、第1の分配器4aと第2
の分配器4bからの入力信号のパワーの大小を比較す
る。ドライバ回路16は判定回路14で比較した信号の
中でパワーの大きい信号を通過させるようスイッチング
素子15を駆動する。スイッチング素子15はドライバ
回路16によって駆動され、第1の分配器4a、第2の
分配器4bのうちパワーの大きい信号を第3の増幅器7
cに出力する。第3の増幅器7cは入力信号を増幅し主
搬送波復調器10に出力する。主搬送波復調器10は入
力信号に対して主搬送波の復調を行い第3の分配器4c
に出力する。第3の分配器4cは入力信号を分配し第3
のフィルタ6c、第4のフィルタ6dに出力する。第3
のフィルタ6c、第4のフィルタ6dは入力信号に対
し、フィルタの帯域内の信号のみを通過させることによ
り、周波数多重化された入力信号を分離抽出する。副搬
送波復調器11は第4のフィルタ6dからの入力信号に
対し副搬送波の復調を行う。テープレコーダ等の記録装
置12は第3のフィルタ6cと副搬送波復調器11から
の入力信号を各チャンネルに記録する。
【0034】以上の一連の動作により、常に良好な受信
感度を得ることが可能となるため、フライト時のフォー
メーションの自由度を高くすることができる。
【0035】実施例3.図3はこの発明に係わる第3の
実施例を示したものである。1a、1bは第1、第2の
テレメータ送信装置、2a、2bは第1、第2のテレメ
ータ信号、3a〜3dは第1〜第4のアンテナ、4a〜
4hは第1〜第8の分配器、5a〜5dは第1〜第4の
合成器、6a〜6hは第1〜第8のフィルタ、7a〜7
dは第1〜第4の増幅器、8は局部発振器、9a、9b
は第1、第2のミクサ、10a、10bは第1、第2の
主搬送波復調器、11a、11bは第1、第2の副搬送
波復調器、12はテープレコーダ等の記録装置、13a
〜13dは第1〜第4の位相器である。
【0036】このように構成されたテレメータ受信装置
においては、第1、第2のテレメータ送信装置1a、1
bからそれぞれ送信される右旋円偏波と左旋円偏波の同
一周波数の第1、第2のテレメータ信号2a、2bは、
第1、第2のアンテナ3a、3bより受信され、第1、
第2の分配器4a、4bに出力される。第1の分配器4
aは入力信号を分配し、第1の合成器5aと第2の合成
器5bに出力する。第2の分配器4bは入力信号を第1
の位相器13aを介して第1の合成器5aに出力し、ま
た第2の位相器13bを介して第2の合成器5bに出力
する。第1、第2の合成器5a、5bは入力信号をそれ
ぞれ合成し、第1の合成器5aからは左旋円偏波の信号
成分、第2の合成器5bからは右旋円偏波の信号成分が
抽出され、第3、第4の分配器4c、4dにそれぞれ出
力される。第3、第4の分配器4c、4dは入力信号を
分配し、第1、第2のフィルタ6a、6b及び第7、第
8のフィルタ6g、6hに出力する。
【0037】第1のフィルタ6aと第2のフィルタ6b
は、第3の分配器4cから出力された左旋円偏波の信号
成分と、第4の分配器4dから出力された右旋円偏波の
信号成分に含まれる雑音を除去し、第1の増幅器7a、
第2の増幅器7bに出力する。第1の増幅器7aと第2
の増幅器7bは入力信号を増幅し第1のミクサ9a、第
2のミクサ9bに出力する。第1のミクサ9a、第2の
ミクサ9bは、局部発振器8からのローカル信号を入力
し第1の増幅器7aと第2の増幅器7bからの入力信号
をダウンコンバートし第1の主搬送波復調器10a、第
2の主搬送波復調器10bに出力する。第1の主搬送波
復調器10a、第2の主搬送波復調器10bは、入力信
号に対して主搬送波の復調を行い第5、第6の分配器4
e、4fに出力する。第5の分配器4eは入力信号を分
配し第3のフィルタ6cと第4のフィルタ6dに出力す
る。第6の分配器4fは、入力信号を分配し第5のフィ
ルタ6eと第6のフィルタ6fに出力する。第3〜第6
のフィルタ6c〜6fは、入力信号に対しフィルタの帯
域内の信号のみを通過させることにより、周波数多重化
された入力信号を分離抽出する。第1の副搬送波復調器
11a、第2の副搬送波復調器11bはそれぞれ第4の
フィルタ6d、第6のフィルタ6fからの入力信号に対
して副搬送波の復調を行う。記録装置12は第3のフィ
ルタ6c、第5のフィルタ6e、第1の副搬送波復調器
11a、第2の副搬送波復調器11bからの入力信号を
各チャンネルに記録する。
【0038】第7、第8のフィルタ6g、6hは、第
3、第4の分配器4c、4dから出力される信号に含ま
れる雑音を除去し、第3、第4の増幅器7c、7dにそ
れぞれ出力する。第3、第4の増幅器7c、7dは入力
信号を増幅し、第7、第8の分配器4g、4hに出力す
る。第7の分配器4gは、入力信号を分配し、第3の合
成器5cと第3の位相器13cに出力する。また、第8
の分配器4hは、入力信号を分配し、第3の合成器5c
と第4の位相器13dに出力する。第3、第4の位相器
13c、13dは、入力信号の位相をそれぞれ(+π/
2)、(−π/2)シフトさせ第4の合成器5dに出力
する。第3、第4の合成器5c、5dは、入力信号を合
成し、第3、第4のアンテナ3c、3dに出力する。第
3、第4のアンテナ3c、3dは、入力信号を空間に放
射する。ここで、第4のアンテナ3dから放射される信
号は、第3のアンテナ3cから放射される信号に対し
て、位相が(+π/2)シフトした信号と、位相が(−
π/2)シフトした信号の合成信号であるため、第3、
第4のアンテナ3c、3dから放射された信号は、空間
で合成され、それぞれ同一周波数の右旋円偏波と左旋円
偏波が同時に生成される。
【0039】以上のように同一周波数の右旋円偏波、左
旋円偏波の第1、第2のテレメータ信号を同時に受信・
記録できるとともに、地上設備等でこの発明による機上
受信型のテレメータ受信装置から送信される右旋円偏波
と左旋円偏波のテレメータ信号を受信することにより、
復調・信号処理・再生及び解析をリアルタイムで行うこ
とが可能となり、フライト中に取得データの有効性を評
価することができる。
【0040】実施例4.図4はこの発明に係わる第4の
実施例を示したものである。1はテレメータ送信装置、
2はテレメータ信号、3a〜3cは第1〜第3のアンテ
ナ、4a、4bは第1、第2の分配器、5は合成器、6
a〜6dは第1〜第4のフィルタ、7a、7bは第1、
第2の増幅器、8は局部発振器、9はミクサ、10は主
搬送波復調器、11は副搬送波復調器、12はテープレ
コーダ等の記録装置である。
【0041】このように構成されたテレメータ受信装置
においては、テレメータ送信装置1から送信されるテレ
メータ信号2は、第1のアンテナ3aと第2のアンテナ
3bにて受信され、合成器5に出力される。合成器5
は、入力信号を合成して第1の分配器4aに出力する。
ここで、第1、第2のアンテナ3a、3bは図10に示
すように一方のアンテナはテレメータ受信装置の前方
に、もう一方のアンテナは、航空機の機体あるいは翼等
によるブロッキングを補完するような位置に設置する。
【0042】第1の分配器4aは、入力信号を分配し、
第1のフィルタ6aと第4のフィルタ6dに出力する。
第1のフィルタ6aは入力信号に含まれる雑音を除去
し、第1の増幅器7aに出力する。第1の増幅器7aは
入力信号を増幅しミクサ9に出力する。ミクサ9は、局
部発振器8からのローカル信号を入力し、第1の増幅器
7aからの入力信号をダウンコンバートし主搬送波復調
器10に出力する。主搬送波復調器10は、入力信号に
対して主搬送波の復調を行い、第2の分配器4bに出力
する。第2の分配器4bは、入力信号を分配し第2、第
3のフィルタ6b、6cに出力する。第2、第3のフィ
ルタ6b、6cは、入力信号に対し、フィルタの帯域内
の信号のみを通過させることにより、周波数多重化され
た入力信号を分離抽出する。副搬送波復調器11は、第
3のフィルタ6cからの入力信号に対して副搬送波の復
調を行う。テープレコーダ等の記録装置12は、第2の
フィルタ6bと副搬送波復調器11からの入力信号を各
チャンネルに記録する。
【0043】第4のフィルタ6dは、入力信号に含まれ
る雑音を除去し、第2の増幅器7bに出力する。第2の
増幅器7bは入力信号を増幅し第3のアンテナ3cに出
力する。第3のアンテナ3cは入力信号を空間に放射す
る。
【0044】以上により、常に良好な受信感度を得るこ
とが可能となるため、フライト中のフォーメーションの
自由度を高くすることができると同時に、地上設備等で
この発明による機上受信型のテレメータ受信装置から送
信されるテレメータ信号を受信することにより、復調・
信号処理・再生及び解析をリアルタイムで行うことが可
能となり、フライト中に取得データの有効性を評価する
ことができる。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を有する。
【0046】2個のアンテナに第1の分配器と第2の分
配器を接続し、第1の分配器の一方の出力端と第1の合
成器を接続し、また第2の分配器の一方の出力端と第1
の合成器を(+π/2)の位相器を介して接続し、第1
の分配器の他方の出力端と第2の合成器を接続し、また
第2の分配器の他方の出力端と第2の合成器を(−π/
2)の位相器を介して接続することによって、偏波面が
それぞれ右旋円偏波、左旋円偏波の同一周波数の2種類
のテレメータ信号を受信・記録することができ、周波数
利用効率を上げることができる。
【0047】また、航空機の機体や翼等によるブロッキ
ングを補完し合うような場所に、複数のアンテナを設置
し、複数のアンテナに複数のフィルタを接続し、複数の
フィルタに複数の増幅器を接続し、複数の増幅器に複数
のミクサを接続し、複数のミクサの入力端に局部発振器
を接続し、複数のミクサの出力端に複数の分配器を接続
し、複数の分配器の一方の出力端にスイッチング素子を
接続し、複数の分配器のもう一方の出力端に、信号のパ
ワーの大小を比較するよう作用する判定回路を接続し、
判定回路にスイッチング素子を駆動するよう作用するド
ライバ回路を接続し、スイッチング素子に増幅器を接続
することによって、複数アンテナからの受信信号の中か
ら最も受信感度の高いものを選択でき、常に良好な受信
感度を得ることが可能となるため、フライト時のフォー
メーションの自由度を高くすることができる。
【0048】さらに、2個のアンテナに第1の分配器と
第2の分配器を接続し、第1の分配器の一方の出力端と
第1の合成器を接続し、また第2の分配器の一方の出力
端と第1の合成器を(+π/2)の位相器を介して接続
し、第1の分配器の他方の出力端と第2の合成器を接続
し、また第2の分配器の他方の出力端と第2の合成器を
(−π/2)の位相器を介して接続し、第1の合成器と
第2の合成器にそれぞれ第3、第4の分配器を接続し、
第3、第4の分配器の一方の出力端にフィルタを接続
し、フィルタにそれぞれ増幅器を接続し、増幅器にそれ
ぞれ第7、第8の分配器を接続し、第7の分配器の一方
の出力端と第3の合成器を接続し、また、第7の分配器
の他方の出力端と第4の合成器を(+π/2)位相器を
介して接続し、第8の分配器の一方の出力端と第3の合
成器を接続し、また、第8の分配器の他方の出力端と第
4の合成器を(−π/2)の位相器を介して接続し、第
3、第4の合成器にそれぞれ送信用に増設したアンテナ
を接続することによって、偏波面がそれぞれ右旋円偏
波、左旋円偏波の同一周波数の2種類のテレメータ信号
を受信・記録でき、周波数利用効率を上げることができ
るとともに、地上設備等でテレメータ信号を受信すれ
ば、復調・信号処理・再生及び解析をリアルタイムで行
うことが可能となり、フライト中に取得データの有効性
を評価することができる。
【0049】また、航空機の機体や翼等によるブロック
キングを補完し合うような場所に、複数のアンテナを増
設し、複数のアンテナに合成器を接続し、合成器に分配
器を接続し、分配器にフィルタを接続し、フィルタに増
幅器を接続し、増幅器に送信用に増設したアンテナを接
続することによって、従来良好な受信感度が得られなか
った角度範囲においても良好な受信感度を得ることがで
き、フライト時のフォーメーションの自由度を高くする
ことができるとともに、地上設備等でテレメータ信号を
受信すれば、復調・信号処理・再生及び解析をリアルタ
イムで行うことが可能となり、フライト中に取得データ
の有効性を評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示すブロック図であ
る。
【図2】 この発明の実施例2を示すブロック図であ
る。
【図3】 この発明の実施例3を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明の実施例4を示すブロック図であ
る。
【図5】 従来のテレメータ受信装置を示すブロック図
である。
【図6】 テレメータ信号の一例を示す図である。
【図7】 主搬送波復調器の処理の説明図である。
【図8】 分配器とフィルタでの処理の説明図である。
【図9】 副搬送波復調器の処理の説明図である。
【図10】 アンテナ増設位置の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 テレメータ送信装置、2 テレメータ信号、3 ア
ンテナ、4 分配器、5 合成器、6 フィルタ、7
増幅器、8 局部発振器、9 ミクサ、10主搬送波復
調器、11 副搬送波復調器、12 記録装置、13
位相器、14判定回路、15 スイッチング素子、16
ドライバ回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機に搭載されるテレメータ受信装置
    において、第1、第2のテレメータ送信装置からそれぞ
    れ送信される右旋円偏波と左旋円偏波の同一周波数の第
    1、第2のテレメータ信号を受信する第1、第2のアン
    テナと、上記第1、第2のアンテナから出力される信号
    を分配する第1、第2の分配器と、それぞれ(+π/
    2)、(−π/2)の位相特性を有し、上記第2の分配
    器から出力される信号の位相をそれぞれ(+π/2)、
    (−π/2)シフトさせる第1、第2の位相器と、上記
    第1の分配器と上記第1の位相器から出力される信号を
    合成することにより、左旋円偏波の信号成分のみを抽出
    する第1の合成器と、上記第1の分配器と上記第2の位
    相器から出力される信号を合成することにより、右旋円
    偏波の信号成分のみを抽出する第2の合成器と、上記第
    1、第2の合成器から出力される信号に含まれる雑音を
    除去する第1、第2のフィルタと、上記第1、第2のフ
    ィルタから出力される信号を増幅する第1、第2の増幅
    器と、ローカル信号を出力する局部発振器と、上記第
    1、第2の増幅器から出力される信号と上記局部発振器
    から出力されるローカル信号を入力し、上記第1、第2
    の増幅器から出力される信号を、ダウンコンバートする
    第1、第2のミクサと、上記第1、第2のミクサから出
    力される信号の主搬送波を復調する第1、第2の主搬送
    波復調器と、上記第1、第2の主搬送波復調器から出力
    される信号を分配する第3、第4の分配器と、上記第
    3、第4の分配器から出力される信号を帯域制限し、上
    記第3、第4の分配器から出力される信号にそれぞれ含
    まれる第1の主搬送波復調後の信号と第3の主搬送波復
    調後の信号だけを通過させる第3、第5のフィルタと、
    上記第3、第4の分配器から出力される信号を帯域制限
    し、上記第3、第4の分配器から出力される信号にそれ
    ぞれ含まれる第2の主搬送波復調後の信号と第4の主搬
    送波復調後の信号だけを通過させる第4、第6のフィル
    タと、上記第4、第6のフィルタから出力される信号の
    副搬送波を復調する第1、第2の副搬送波復調器と、上
    記第3、第5のフィルタと上記第1、第2の副搬送波復
    調器から出力される信号を記録するテープレコーダ等の
    記録装置とを備えたことを特徴とするテレメータ受信装
    置。
  2. 【請求項2】 航空機に搭載されるテレメータ受信装置
    において、テレメータ送信装置から送信されるテレメー
    タ信号を受信し、ブロッキングを補完し合う場所にそれ
    ぞれ設置される第1、第2のアンテナと、上記第1、第
    2のアンテナから出力される信号に含まれる雑音を除去
    する第1、第2のフィルタと、上記第1、第2のフィル
    タから出力される信号を増幅する第1、第2の増幅器
    と、ローカル信号を出力する局部発振器と、上記第1、
    第2の増幅器から出力される信号と、上記局部発振器か
    ら出力されるローカル信号を入力し、上記第1、第2の
    増幅器から出力される信号を、ダウンコンバートする第
    1、第2のミクサと、上記第1、第2のミクサから出力
    される信号を分配する第1、第2の分配器と、上記第
    1、第2の分配器の一方の出力端に接続され、上記第
    1、第2の分配器から出力される信号のパワーの大小を
    比較し、判定信号を出力する判定回路と、上記第1、第
    2の分配器のもう一方の出力端に接続され、上記第1、
    第2の分配器から出力される信号を入力し、上記第1、
    第2の分配器から出力される信号を切替え出力するスイ
    ッチング素子と、上記判定回路と上記スイッチング素子
    の間に接続され、上記判定回路から出力される判定信号
    に従い、上記スイッチング素子が、上記第1、第2の分
    配器から出力される信号のうち、パワーレベルの大きい
    信号を出力するように、上記スイッチング素子を駆動す
    るドライバ回路と、上記スイッチング素子から出力され
    る信号を増幅する第3の増幅器と、上記第3の増幅器か
    ら出力される信号の主搬送波を復調する主搬送波復調器
    と、上記主搬送波復調器から出力される信号を分配する
    第3の分配器と、上記第3の分配器から出力される信号
    を帯域制限し、上記第3の分配器から出力される信号に
    含まれる第1の主搬送波復調後の信号だけを通過させる
    第3のフィルタと、上記第3の分配器から出力される信
    号を帯域制限し、上記第3の分配器から出力される信号
    に含まれる第2の主搬送波復調後の信号だけを通過させ
    る第4のフィルタと、上記第4のフィルタから出力され
    る信号の副搬送波を復調する副搬送波復調器と、上記第
    3のフィルタと上記副搬送波復調器から出力される信号
    を記録するテープレコーダ等の記録装置とを備えたこと
    を特徴とするテレメータ受信装置。
  3. 【請求項3】 航空機に搭載されるテレメータ受信装置
    において、第1、第2のテレメータ送信装置からそれぞ
    れ送信される右旋円偏波と左旋円偏波の同一周波数の第
    1、第2のテレメータ信号を受信する第1、第2のアン
    テナと、上記第1、第2のアンテナから出力される信号
    を分配する第1、第2の分配器と、それぞれ(+π/
    2)、(−π/2)の位相特性を有し、上記第2の分配
    器から出力される信号の位相をそれぞれ(+π/2)、
    (−π/2)シフトさせる第1、第2の位相器と、上記
    第1の分配器と上記第1の位相器から出力される信号を
    合成することにより、左旋円偏波の信号成分のみを抽出
    する第1の合成器と、上記第1の分配器と上記第2の位
    相器から出力される信号を合成することにより、右旋円
    偏波の信号成分のみを抽出する第2の合成器と、上記第
    1、第2の合成器から出力される信号を分配する第3、
    第4の分配器と、上記第3、第4の分配器から出力され
    る信号に含まれる雑音を除去する第1、第2のフィルタ
    と、上記第1、第2のフィルタから出力される信号を増
    幅する第1、第2の増幅器と、ローカル信号を出力する
    局部発振器と、上記第1、第2の増幅器から出力される
    信号と上記局部発振器から出力されるローカル信号を入
    力し、上記第1、第2の増幅器から出力される信号を、
    ダウンコンバートする第1、第2のミクサと、上記第
    1、第2のミクサから出力される信号の主搬送波を復調
    する第1、第2の主搬送波復調器と、上記第1、第2の
    主搬送波復調器から出力される信号を分配する第5、第
    6の分配器と、上記第5、第6の分配器から出力される
    信号を帯域制限し、上記第5、第6の分配器から出力さ
    れる信号にそれぞれ含まれる第1の主搬送波復調後の信
    号と第3の主搬送波復調後の信号だけを通過させる第
    3、第5のフィルタと、上記第5、第6の分配器から出
    力される信号を帯域制限し、上記第5、第6の分配器か
    ら出力される信号にそれぞれ含まれる第2の主搬送波復
    調後の信号と第4の主搬送波復調後の信号だけを通過さ
    せる第4、第6のフィルタと、上記第4、第6のフィル
    タから出力される信号の副搬送波を復調する第1、第2
    の副搬送波復調器と、上記第3、第5のフィルタと上記
    第1、第2の副搬送波復調器から出力される信号を記録
    するテープレコーダ等の記録装置と、上記第3、第4の
    分配器から出力される信号に含まれる雑音を除去する第
    7、第8のフィルタと、上記第7、第8のフィルタから
    出力される信号を増幅する第3、第4の増幅器と、上記
    第3、第4の増幅器から出力される信号を分配する第
    7、第8の分配器と、それぞれ(+π/2)、(−π/
    2)の位相特性を有し、上記第7、第8の分配器から出
    力される信号の位相をそれぞれ(+π/2)、(−π/
    2)シフトさせる第3、第4の位相器と、上記第7、第
    8の分配器から出力される信号を合成する第3の合成器
    と、上記第3、第4の位相器から出力される信号を合成
    する第4の合成器と、上記第3、第4の合成器から出力
    される信号を入力し、その信号を空間に放射する第3、
    第4のアンテナとを備えたことを特徴とするテレメータ
    受信装置。
  4. 【請求項4】 航空機に搭載されるテレメータ受信装置
    において、テレメータ送信装置から送信されるテレメー
    タ信号を受信し、ブロッキングを補完し合う場所にそれ
    ぞれ設置される第1、第2のアンテナと、上記第1、第
    2のアンテナから出力される信号を合成する合成器と、
    上記合成器から出力される信号に含まれる雑音を除去す
    る第1のフィルタと、上記第1のフィルタから出力され
    る信号を増幅する第1の増幅器と、ローカル信号を出力
    する局部発振器と、上記第1の増幅器から出力される信
    号と上記局部発振器から出力されるローカル信号を入力
    し、上記第1の増幅器から出力される信号をダウンコン
    バートするミクサと、上記ミクサから出力される信号の
    主搬送波を復調する主搬送波復調器と、上記主搬送波復
    調器から出力される信号を分配する第2の分配器と、上
    記第2の分配器から出力される信号を帯域制限し、上記
    第2の分配器から出力される信号に含まれる第1の主搬
    送波復調後の信号だけを通過させる第2のフィルタと、
    上記第2の分配器から出力される信号を帯域制限し、上
    記第2の分配器から出力される信号に含まれる第2の主
    搬送波復調後の信号だけを通過させる第3のフィルタ
    と、上記第3のフィルタから出力される信号の副搬送波
    を復調する副搬送波復調器と、上記第2のフィルタと上
    記副搬送波復調器から出力される信号を記録するテープ
    レコーダ等の記録装置と、上記第1の分配器から出力さ
    れる信号に含まれる雑音を除去する第4のフィルタと、
    上記第4のフィルタから出力される信号を増幅する第2
    の増幅器と、上記第2の増幅器から出力される信号を入
    力し、その信号を空間に放射する第3のアンテナとを備
    えたことを特徴とする機上受信型のテレメータ受信装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007098012A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Olympus Corp 被検体内情報取得装置
JP2009198441A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Nec Corp ターゲット探査装置及び探査方法

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