JPH08785A - ゴルフシュミレーション装置 - Google Patents
ゴルフシュミレーション装置Info
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- JPH08785A JPH08785A JP14043294A JP14043294A JPH08785A JP H08785 A JPH08785 A JP H08785A JP 14043294 A JP14043294 A JP 14043294A JP 14043294 A JP14043294 A JP 14043294A JP H08785 A JPH08785 A JP H08785A
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- club head
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- golf
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Abstract
(57)【要約】
【目的】使用者が実際のスイングを計測する時のみ、Ｃ
ＰＵに通電させて消費電力の節約を図ると共に操作性の
良い電源スイッチを備えたゴルフシュミレーション装置
を提供する。 【構成】ゴルフシュミレーション装置は、ゴルフクラブ
をスイングした際にクラブヘッドの移動を検知するセン
サ列６ａ〜６ｄと、センサ列６ａ〜６ｄで検知された信
号を演算処理する制御部２０と、この制御部２０で演算
処理された結果を表示する表示装置７０と、を備えてい
る。前記制御部２０は、クラブヘッドでゴム板５を叩い
たときに生じる衝撃音を検知することによって、所定時
間起動させるように構成されている。
ＰＵに通電させて消費電力の節約を図ると共に操作性の
良い電源スイッチを備えたゴルフシュミレーション装置
を提供する。 【構成】ゴルフシュミレーション装置は、ゴルフクラブ
をスイングした際にクラブヘッドの移動を検知するセン
サ列６ａ〜６ｄと、センサ列６ａ〜６ｄで検知された信
号を演算処理する制御部２０と、この制御部２０で演算
処理された結果を表示する表示装置７０と、を備えてい
る。前記制御部２０は、クラブヘッドでゴム板５を叩い
たときに生じる衝撃音を検知することによって、所定時
間起動させるように構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフクラブをスイン
グした際に、そのスイングしたクラブヘッドの状態を表
示するゴルフシュミレーション装置に関する。
グした際に、そのスイングしたクラブヘッドの状態を表
示するゴルフシュミレーション装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ゴルフシュミレーション装置は、ゴルフ
クラブをスイングした際のクラブヘッドのスピード、方
向、あるいは打球の方向、飛距離等を表示する装置であ
り、例えば、特開昭６３−１０５７７９号公報に開示さ
れているものが知られている。この公報に開示されてい
る装置は、パターをスイングした際の、パターヘッドの
移動を光学センサによって検知し、この検知された信号
を演算処理してパターヘッドの移動軌跡を液晶表示する
ように構成されている。
クラブをスイングした際のクラブヘッドのスピード、方
向、あるいは打球の方向、飛距離等を表示する装置であ
り、例えば、特開昭６３−１０５７７９号公報に開示さ
れているものが知られている。この公報に開示されてい
る装置は、パターをスイングした際の、パターヘッドの
移動を光学センサによって検知し、この検知された信号
を演算処理してパターヘッドの移動軌跡を液晶表示する
ように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記したゴルフシュミ
レーション装置は、装置の電源投入後に装置内にあるＣ
ＰＵが液晶表示部を駆動制御すると共に、光学センサに
よって検知したヘッドのスイングデータを取り込んで演
算処理し、これを液晶表示部に表示するように構成され
ており、以下のような問題が生じる。
レーション装置は、装置の電源投入後に装置内にあるＣ
ＰＵが液晶表示部を駆動制御すると共に、光学センサに
よって検知したヘッドのスイングデータを取り込んで演
算処理し、これを液晶表示部に表示するように構成され
ており、以下のような問題が生じる。
【０００４】装置の電源投入後であっても、通常、使用
者は何回かスイング練習をした後に実際のスイングを行
う。このため、実際の計測を行うとき以外も電源がＯＮ
してＣＰＵが起動状態となっており、消費する電力が大
きくなる。従って、大きな容量のバッテリを必要とし、
携帯用の場合、装置が大型化してしまう。また、消費電
力を節約するために、使用者が実際に計測する毎に電源
をＯＮ／ＯＦＦすると使用に際しての操作性が悪くな
る。
者は何回かスイング練習をした後に実際のスイングを行
う。このため、実際の計測を行うとき以外も電源がＯＮ
してＣＰＵが起動状態となっており、消費する電力が大
きくなる。従って、大きな容量のバッテリを必要とし、
携帯用の場合、装置が大型化してしまう。また、消費電
力を節約するために、使用者が実際に計測する毎に電源
をＯＮ／ＯＦＦすると使用に際しての操作性が悪くな
る。
【０００５】本発明は、使用者が実際のスイングを計測
する時のみ、ＣＰＵに通電させて消費電力の節約を図る
と共に操作性の良い電源スイッチを備えたゴルフシュミ
レーション装置を提供することを目的とする。
する時のみ、ＣＰＵに通電させて消費電力の節約を図る
と共に操作性の良い電源スイッチを備えたゴルフシュミ
レーション装置を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のゴルフシュミレーション装置は、ゴルフク
ラブをスイングした際にクラブヘッドの移動を検知する
センサ列と、このセンサ列で検知された信号を演算処理
する制御手段と、この制御手段で演算処理された結果を
表示する表示手段と、を備えており、メインスイッチ
と、このメインスイッチと接続され、メインスイッチが
ＯＮの状態にあるとき、外部からの操作に基づいて前記
制御手段を所定時間起動させる操作手段と、を有するこ
とを特徴としている。
に、本発明のゴルフシュミレーション装置は、ゴルフク
ラブをスイングした際にクラブヘッドの移動を検知する
センサ列と、このセンサ列で検知された信号を演算処理
する制御手段と、この制御手段で演算処理された結果を
表示する表示手段と、を備えており、メインスイッチ
と、このメインスイッチと接続され、メインスイッチが
ＯＮの状態にあるとき、外部からの操作に基づいて前記
制御手段を所定時間起動させる操作手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【０００７】
【作用】クラブヘッドのスイングを検知し、この検知さ
れた信号を演算処理して表示装置に出力する制御手段
は、通常、起動状態にない。制御手段は、使用者が外部
から何等かの操作を加えたときのみ、その起動を所定時
間行う操作手段を有しており、実際の計測を行う時の
み、その操作に基づいて制御手段が起動する。
れた信号を演算処理して表示装置に出力する制御手段
は、通常、起動状態にない。制御手段は、使用者が外部
から何等かの操作を加えたときのみ、その起動を所定時
間行う操作手段を有しており、実際の計測を行う時の
み、その操作に基づいて制御手段が起動する。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の好ましい実
施例について詳細に説明する。図１は、本発明に係るゴ
ルフシュミレーション装置１の全体的構成を示す斜視図
であり、図２は、その断面図である。
施例について詳細に説明する。図１は、本発明に係るゴ
ルフシュミレーション装置１の全体的構成を示す斜視図
であり、図２は、その断面図である。
【０００９】平坦状のベース２の上面には、ゴム板５が
覆われており、このゴム板５の前方部にはティ７が差し
込まれるようになっている。ゴム板５には、ゴルフクラ
ブをスイングする方向に対して直交する方向に、複数の
センサ列−この実施例では４つのセンサ列６ａ〜６ｄ−
が所定間隔を置いて配されている。各センサ列は、発光
部と、この発光部から射出され、通過したクラブヘッド
からの反射光を受光する受光部とが１つのセットとな
り、多数セットが直線状に配されて構成されている。図
２に示すように、各センサ列は、ベース２の底板２ａ上
に配された基板１０に設けられており、この基板はゴム
板５に形成されたセンサ列用の孔５ａ〜５ｄ各センサ列
６ａ〜６ｄとがと位置合わせして配される。
覆われており、このゴム板５の前方部にはティ７が差し
込まれるようになっている。ゴム板５には、ゴルフクラ
ブをスイングする方向に対して直交する方向に、複数の
センサ列−この実施例では４つのセンサ列６ａ〜６ｄ−
が所定間隔を置いて配されている。各センサ列は、発光
部と、この発光部から射出され、通過したクラブヘッド
からの反射光を受光する受光部とが１つのセットとな
り、多数セットが直線状に配されて構成されている。図
２に示すように、各センサ列は、ベース２の底板２ａ上
に配された基板１０に設けられており、この基板はゴム
板５に形成されたセンサ列用の孔５ａ〜５ｄ各センサ列
６ａ〜６ｄとがと位置合わせして配される。
【００１０】底板２ａ上には、電源１５と、各センサ列
で得られたクラブヘッドの情報を演算処理し、処理され
た信号を表示装置７０に出力する制御部２０が設けられ
ている。この制御部の構成を図３のブロック図を参照し
て説明する。制御部２０は、ＣＰＵ２１を有しており、
このＣＰＵ２１は、電源１５をＯＮ／ＯＦＦするメイン
スイッチ２５と接続された操作手段２７と接続されてい
る。操作手段２７は、使用者が外部から何等かの操作を
加えたときのみＣＰＵの起動を行うものであり本実施例
では、この操作手段は、外部から与えられた衝撃音、す
なわち使用者が実際のスイングをする直前にゴム板５を
クラブヘッドで叩いた際に生じる衝撃音を検知する衝撃
音検知回路で構成されている。
で得られたクラブヘッドの情報を演算処理し、処理され
た信号を表示装置７０に出力する制御部２０が設けられ
ている。この制御部の構成を図３のブロック図を参照し
て説明する。制御部２０は、ＣＰＵ２１を有しており、
このＣＰＵ２１は、電源１５をＯＮ／ＯＦＦするメイン
スイッチ２５と接続された操作手段２７と接続されてい
る。操作手段２７は、使用者が外部から何等かの操作を
加えたときのみＣＰＵの起動を行うものであり本実施例
では、この操作手段は、外部から与えられた衝撃音、す
なわち使用者が実際のスイングをする直前にゴム板５を
クラブヘッドで叩いた際に生じる衝撃音を検知する衝撃
音検知回路で構成されている。
【００１１】ＣＰＵ２１の出力側は、操作手段２７から
の信号に基づいて、その起動状態を保持する保持回路２
９の入力側に接続されており、保持回路２９がＯＮされ
ると操作手段２７はＯＦＦされる。また、ＣＰＵ２１
は、センサ回路３０と接続されており、起動状態となっ
たときに発光部を発光させると共に、クラブヘッドから
の反射光による検知信号を取り込む。
の信号に基づいて、その起動状態を保持する保持回路２
９の入力側に接続されており、保持回路２９がＯＮされ
ると操作手段２７はＯＦＦされる。また、ＣＰＵ２１
は、センサ回路３０と接続されており、起動状態となっ
たときに発光部を発光させると共に、クラブヘッドから
の反射光による検知信号を取り込む。
【００１２】次に、図４を参照して操作手段２７である
衝撃音検知回路について説明する。衝撃音検知回路はマ
イク５０を有しており、このマイクは、拾った音の内、
衝撃音に対応する周波数の分だけを通過させる、ＢＰＦ
（バンドパスフイルタ）と接続されている。ＢＰＦを通
過した衝撃音の周波数に対応する信号は、増幅回路で増
幅され、その後ダイオードＤ、コンデンサＣ及び抵抗Ｒ
１で平滑化されて直流成分が取り出され、トランジスタ
Ｔｒ１のベースに入力される。Ｔｒ１のコレクタは、ト
ランジスタＴｒ２のベースと接続されており、トランジ
スタＴｒ１が、衝撃音を検出してＯＮとなったとき、ト
ランジスタＴｒ２がＯＮする。すなわちトランジスタＴ
ｒ２は、クラブヘッドでゴム板を叩いた時の衝撃音が発
生している時間だけＯＮとなる。
衝撃音検知回路について説明する。衝撃音検知回路はマ
イク５０を有しており、このマイクは、拾った音の内、
衝撃音に対応する周波数の分だけを通過させる、ＢＰＦ
（バンドパスフイルタ）と接続されている。ＢＰＦを通
過した衝撃音の周波数に対応する信号は、増幅回路で増
幅され、その後ダイオードＤ、コンデンサＣ及び抵抗Ｒ
１で平滑化されて直流成分が取り出され、トランジスタ
Ｔｒ１のベースに入力される。Ｔｒ１のコレクタは、ト
ランジスタＴｒ２のベースと接続されており、トランジ
スタＴｒ１が、衝撃音を検出してＯＮとなったとき、ト
ランジスタＴｒ２がＯＮする。すなわちトランジスタＴ
ｒ２は、クラブヘッドでゴム板を叩いた時の衝撃音が発
生している時間だけＯＮとなる。
【００１３】上記したメインスイッチ２５は、本実施例
においては、横置検知スイッチによって構成されてい
る。これは、通常のスイッチの場合、装置の収納時に不
必要にＯＮとなったり、誤操作によって電力消耗の防止
を図るためである。すなわち、シュミレーション装置を
実際に使用するとき（横置状態）のみ、電源１５をＯＮ
状態とし、収納時（縦置状態）では、常にＯＦＦ状態と
しておく。横置検知スイッチの具体的な構成の一例を図
５に示す。（ａ）に示すように、内部空間に球５７が配
された筐体５２に、孔５３を形成して揺動部材５５を挿
入し、付勢部材５６で付勢した状態とする。筐体５２が
水平状態となったとき、球５７は、点線で示した状態か
ら実線で示すように、内部空間にある凹部に落ち込み、
付勢部材の付勢力に抗して揺動部材５５を押し込む。こ
のとき押し込まれた揺動部材５５はスイッチをＯＮす
る。すなわち、水平状態となったときにスイッチがＯＮ
され、それ以外の状態では、球５７は点線で示すように
なり、揺動部材に働く付勢力によってスイッチはＯＦＦ
となる。または、（ｂ）に示すように、筐体５２内にス
イッチである一対の電極６０と、導電部材である水銀６
３とを配しておく。筐体が水平状態となったとき、水銀
６３は点線で示す状態から実線で示す状態となりスイッ
チＯＮ状態となる。また、筐体が傾くと水銀も傾き、電
極６０の接続は断たれ、スイッチＯＦＦ状態となる。
においては、横置検知スイッチによって構成されてい
る。これは、通常のスイッチの場合、装置の収納時に不
必要にＯＮとなったり、誤操作によって電力消耗の防止
を図るためである。すなわち、シュミレーション装置を
実際に使用するとき（横置状態）のみ、電源１５をＯＮ
状態とし、収納時（縦置状態）では、常にＯＦＦ状態と
しておく。横置検知スイッチの具体的な構成の一例を図
５に示す。（ａ）に示すように、内部空間に球５７が配
された筐体５２に、孔５３を形成して揺動部材５５を挿
入し、付勢部材５６で付勢した状態とする。筐体５２が
水平状態となったとき、球５７は、点線で示した状態か
ら実線で示すように、内部空間にある凹部に落ち込み、
付勢部材の付勢力に抗して揺動部材５５を押し込む。こ
のとき押し込まれた揺動部材５５はスイッチをＯＮす
る。すなわち、水平状態となったときにスイッチがＯＮ
され、それ以外の状態では、球５７は点線で示すように
なり、揺動部材に働く付勢力によってスイッチはＯＦＦ
となる。または、（ｂ）に示すように、筐体５２内にス
イッチである一対の電極６０と、導電部材である水銀６
３とを配しておく。筐体が水平状態となったとき、水銀
６３は点線で示す状態から実線で示す状態となりスイッ
チＯＮ状態となる。また、筐体が傾くと水銀も傾き、電
極６０の接続は断たれ、スイッチＯＦＦ状態となる。
【００１４】以上のように構成されているゴルフシュミ
レーション装置１の動作、すなわち使用者がスイングし
て、その結果を表示装置７０の表示部７０ａに表示する
一連の流れを図６のフローチャートを参照して説明す
る。
レーション装置１の動作、すなわち使用者がスイングし
て、その結果を表示装置７０の表示部７０ａに表示する
一連の流れを図６のフローチャートを参照して説明す
る。
【００１５】最初に、ゴルフシュミレーション装置１の
電源となる電池を入れる。実際に装置を使用する場合、
装置（ベース２）は水平状態に置かれる。このとき、メ
インスイッチである横置検知スイッチ２５はＯＮとな
る。この構成により、シュミレーション装置が使用状態
となるまで、メインスイッチがＯＮするようなことはな
い（Ｓ１）。もちろん、このメインスイッチは、通常の
手動操作による方式であっても差支えない。
電源となる電池を入れる。実際に装置を使用する場合、
装置（ベース２）は水平状態に置かれる。このとき、メ
インスイッチである横置検知スイッチ２５はＯＮとな
る。この構成により、シュミレーション装置が使用状態
となるまで、メインスイッチがＯＮするようなことはな
い（Ｓ１）。もちろん、このメインスイッチは、通常の
手動操作による方式であっても差支えない。
【００１６】次に、使用者は、実際のスイングを検出す
る直前に、操作手段２７に対して、予め定められた操作
を与える。この実施例では、クラブヘッドでゴム板５を
叩くことである。クラブヘッドでゴム板５を叩いた際の
衝撃音は、マイク５０に拾われ、この衝撃音によってＣ
ＰＵ２１は起動される。この場合、マイクで拾う音は様
々あるが、図４に示す衝撃音検知回路によって、クラブ
ヘッドの衝撃音のみが検出される（Ｓ２）。衝撃音が発
している間、Ｔｒ２はＯＮとなり、ＣＰＵ２１は、この
ＯＮ信号と同時に起動される。この場合、ＣＰＵ２１に
対して所定時間ｔ１以上衝撃音信号が入力されない場
合、ＣＰＵ２１は起動状態とならない （Ｓ３）。
る直前に、操作手段２７に対して、予め定められた操作
を与える。この実施例では、クラブヘッドでゴム板５を
叩くことである。クラブヘッドでゴム板５を叩いた際の
衝撃音は、マイク５０に拾われ、この衝撃音によってＣ
ＰＵ２１は起動される。この場合、マイクで拾う音は様
々あるが、図４に示す衝撃音検知回路によって、クラブ
ヘッドの衝撃音のみが検出される（Ｓ２）。衝撃音が発
している間、Ｔｒ２はＯＮとなり、ＣＰＵ２１は、この
ＯＮ信号と同時に起動される。この場合、ＣＰＵ２１に
対して所定時間ｔ１以上衝撃音信号が入力されない場
合、ＣＰＵ２１は起動状態とならない （Ｓ３）。
【００１７】所定時間ｔ１以上の衝撃音信号が入力され
てＣＰＵ２１が起動されると、保持回路２９がＯＮされ
ると共に、衝撃音検知回路はＯＦＦとなる（Ｓ４）。こ
の保持回路２９のＯＮによってＣＰＵ２１は起動状態を
保持すると共に、センサ列の発光部は発光状態となり、
クラブヘッドの通過を待機する。この状態で、クラブヘ
ッドが、所定時間ｔ２内（例えば１５秒程度）にセンサ
列を通過しないと、保持回路２９はＯＦＦ（Ｓ５，Ｓ１
０）され、ＣＰＵ２１の起動状態は断たれる。そして、
再び、衝撃音を検知する状態で待機する（Ｓ１，Ｓ
２）。
てＣＰＵ２１が起動されると、保持回路２９がＯＮされ
ると共に、衝撃音検知回路はＯＦＦとなる（Ｓ４）。こ
の保持回路２９のＯＮによってＣＰＵ２１は起動状態を
保持すると共に、センサ列の発光部は発光状態となり、
クラブヘッドの通過を待機する。この状態で、クラブヘ
ッドが、所定時間ｔ２内（例えば１５秒程度）にセンサ
列を通過しないと、保持回路２９はＯＦＦ（Ｓ５，Ｓ１
０）され、ＣＰＵ２１の起動状態は断たれる。そして、
再び、衝撃音を検知する状態で待機する（Ｓ１，Ｓ
２）。
【００１８】各センサ列６ａ〜６ｄは、前記所定時間内
においてクラブヘッドの通過を待ち（Ｓ６）、各センサ
がクラブヘッドの通過を検知すると、その検知信号はＣ
ＰＵ２１に入力される。そして、ＣＰＵ２１は、この入
力された信号を基にして、パターン処理、クラブフェー
スの算出を行うと共に、ヘッドスピード、位置、傾き等
の信号を表示装置７０に出力する（Ｓ７，Ｓ８）。そし
て、表示装置の表示部７０ａでは、例えば、図に示され
るように、各センサ列でのクラブフェースの状態等が表
示される（Ｓ９）。この表示が所定時間行われた後は、
保持回路２９はＯＦＦされ（Ｓ１０）、ＣＰＵ２１の起
動状態は断たれる。そして、再び、次のスイングを測定
すべく、衝撃音を検知する状態で待機する（Ｓ１，Ｓ
２）。
においてクラブヘッドの通過を待ち（Ｓ６）、各センサ
がクラブヘッドの通過を検知すると、その検知信号はＣ
ＰＵ２１に入力される。そして、ＣＰＵ２１は、この入
力された信号を基にして、パターン処理、クラブフェー
スの算出を行うと共に、ヘッドスピード、位置、傾き等
の信号を表示装置７０に出力する（Ｓ７，Ｓ８）。そし
て、表示装置の表示部７０ａでは、例えば、図に示され
るように、各センサ列でのクラブフェースの状態等が表
示される（Ｓ９）。この表示が所定時間行われた後は、
保持回路２９はＯＦＦされ（Ｓ１０）、ＣＰＵ２１の起
動状態は断たれる。そして、再び、次のスイングを測定
すべく、衝撃音を検知する状態で待機する（Ｓ１，Ｓ
２）。
【００１９】以上のように、使用者がクラブヘッドでゴ
ム板５を叩いた時のみ、ＣＰＵは起動され、センサ列の
発光部はＯＮされるので、消費電力を少なくすることが
できる。また、メインスイッチを、通常の使用状態のと
きにＯＮされるように、図５に示す横置検知スイッチで
構成することにより、未使用時にメインスイッチがＯＮ
して、無駄な電力を消費することはない。
ム板５を叩いた時のみ、ＣＰＵは起動され、センサ列の
発光部はＯＮされるので、消費電力を少なくすることが
できる。また、メインスイッチを、通常の使用状態のと
きにＯＮされるように、図５に示す横置検知スイッチで
構成することにより、未使用時にメインスイッチがＯＮ
して、無駄な電力を消費することはない。
【００２０】実際に本実施例のゴルフシュミレーション
装置を使用した場合、図６のフローチャートで示す工程
において、Ｓ１での消費電流は０Ａ、Ｓ２での消費電流
は１μＡ，Ｓ３〜Ｓ１０に至までの消費電流は５〜３０
ｍＡであり、かなりの消費電力の節約が達成された。
装置を使用した場合、図６のフローチャートで示す工程
において、Ｓ１での消費電流は０Ａ、Ｓ２での消費電流
は１μＡ，Ｓ３〜Ｓ１０に至までの消費電流は５〜３０
ｍＡであり、かなりの消費電力の節約が達成された。
【００２１】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されることはなく、以下に述べる
ように種々変形することができる。センサ列の数、配置
位置、表示部での表示は、図示されたものに限られるこ
とはなく、また、パターの練習のみを行うシュミレーシ
ョン装置においても適用することが可能である。
明は上記実施例に限定されることはなく、以下に述べる
ように種々変形することができる。センサ列の数、配置
位置、表示部での表示は、図示されたものに限られるこ
とはなく、また、パターの練習のみを行うシュミレーシ
ョン装置においても適用することが可能である。
【００２２】上記実施例では、メインスイッチとして横
置検知スイッチを用いたが、もちろん、通常の手動で操
作されるスイッチであっても差しつかえ無い。この場
合、手動による確実なスイッチ動作が可能となる。
置検知スイッチを用いたが、もちろん、通常の手動で操
作されるスイッチであっても差しつかえ無い。この場
合、手動による確実なスイッチ動作が可能となる。
【００２３】ＣＰＵを起動させるための操作手段として
は、上記衝撃音検知手段以外にも、使用者によって与え
られる操作に基づいてＣＰＵを起動させるものであれ
ば、様々なものが考えられる。例えば、クラブヘッドを
近付けた時に、ＣＰＵを起動させる近接センサをゴム板
５の上に配しても良いし、クラブヘッドを押当てた時に
ＣＰＵを起動させる接触センサをゴム板５の上に配して
も良い。
は、上記衝撃音検知手段以外にも、使用者によって与え
られる操作に基づいてＣＰＵを起動させるものであれ
ば、様々なものが考えられる。例えば、クラブヘッドを
近付けた時に、ＣＰＵを起動させる近接センサをゴム板
５の上に配しても良いし、クラブヘッドを押当てた時に
ＣＰＵを起動させる接触センサをゴム板５の上に配して
も良い。
【００２４】以下、本発明に含まれる実施の態様を以下
に記載する。 （１）ゴルフクラブをスイングした際にクラブヘッドの
移動を検知するセンサ列と、このセンサ列で検知された
信号を演算処理する制御手段と、この制御手段で演算処
理された結果を表示する表示手段と、この装置全体のＯ
Ｎ／ＯＦＦ動作を行うメインスイッチと、このメインス
イッチがＯＮの状態にあるとき、外部からの操作に基づ
いて前記制御手段を所定時間起動させる操作手段と、を
有するゴルフシュミレーション装置。 （２）前記メインスイッチは、ゴルフシュミレーション
装置の傾斜状態を検知する傾斜角度検知スイッチであ
り、前記装置が水平状態にあるときに、ＯＮ状態とする
ことを特徴とするる前記（１）に記載のゴルフシュミレ
ーション装置。 （３）前記操作手段は、クラブヘッドを検知して前記制
御手段の起動を果たす、近接センサ、または接触センサ
を有する、ことを特徴とする前記（１）または（２）に
記載のゴルフシュミレーション装置。
に記載する。 （１）ゴルフクラブをスイングした際にクラブヘッドの
移動を検知するセンサ列と、このセンサ列で検知された
信号を演算処理する制御手段と、この制御手段で演算処
理された結果を表示する表示手段と、この装置全体のＯ
Ｎ／ＯＦＦ動作を行うメインスイッチと、このメインス
イッチがＯＮの状態にあるとき、外部からの操作に基づ
いて前記制御手段を所定時間起動させる操作手段と、を
有するゴルフシュミレーション装置。 （２）前記メインスイッチは、ゴルフシュミレーション
装置の傾斜状態を検知する傾斜角度検知スイッチであ
り、前記装置が水平状態にあるときに、ＯＮ状態とする
ことを特徴とするる前記（１）に記載のゴルフシュミレ
ーション装置。 （３）前記操作手段は、クラブヘッドを検知して前記制
御手段の起動を果たす、近接センサ、または接触センサ
を有する、ことを特徴とする前記（１）または（２）に
記載のゴルフシュミレーション装置。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴルフシ
ュミレーション装置によれば、クラブヘッドによって、
計測時のみＣＰＵを起動状態とするため、消費電力の節
約が図れ、バッテリの容量をそれだけ小さくすることが
でき、携帯性に優れたゴルフシュミレーション装置が得
られる。また、クラブヘッドによって、スイッチが操作
されるため、操作性が良くなる。
ュミレーション装置によれば、クラブヘッドによって、
計測時のみＣＰＵを起動状態とするため、消費電力の節
約が図れ、バッテリの容量をそれだけ小さくすることが
でき、携帯性に優れたゴルフシュミレーション装置が得
られる。また、クラブヘッドによって、スイッチが操作
されるため、操作性が良くなる。
【図１】本発明に係るゴルフシュミレーション装置の全
体的構成を示す斜視図。
体的構成を示す斜視図。
【図２】図１に示す装置の断面図。
【図３】図１に示す装置の制御部を示すブロック図。
【図４】衝撃音検知回路の構成を示す図。
【図５】（ａ）及び（ｂ）を含み、横置検知スイッチの
構成例をそれぞれ示す図。
構成例をそれぞれ示す図。
【図６】使用者がスイングして、その結果が表示装置に
表示されるまでの流れを説明するフローチャート。
表示されるまでの流れを説明するフローチャート。
１…ベース、５…ゴム板、６ａ〜６ｄ…センサ列、１５
…電源、２０…制御部、２１…ＣＰＵ、２５…メインス
イッチ（横置検知スイッチ）、２７…操作手段、２９…
保持回路、５０…マイク、７０…表示装置。
…電源、２０…制御部、２１…ＣＰＵ、２５…メインス
イッチ（横置検知スイッチ）、２７…操作手段、２９…
保持回路、５０…マイク、７０…表示装置。
Claims (3)
- 【請求項１】 ゴルフクラブをスイングした際にクラブ
ヘッドの移動を検知するセンサ列と、このセンサ列で検
知された信号を演算処理する制御手段と、この制御手段
で演算処理された結果を表示する表示手段と、を備えた
ゴルフシュミレーション装置において、 メインスイッチと、このメインスイッチと接続され、メ
インスイッチがＯＮの状態にあるとき、外部からの操作
に基づいて前記制御手段を所定時間起動させる操作手段
と、を有することを特徴とする、ゴルフシュミレーショ
ン装置。 - 【請求項２】 前記操作手段は、外部からの音を検知す
るマイクと、このマイクで検知された音の内、特定の周
波数領域のみを選択して信号を出力する選択手段と、を
備えており、前記制御手段は選択手段が信号を出力した
場合にのみ起動されることを特徴とする、請求項１に記
載のゴルフシュミレーション装置。 - 【請求項３】 前記制御手段は、前記操作手段によって
起動された状態を前記所定期間保持する保持手段を有す
ることを特徴とする請求項１または２に記載のゴルフシ
ュミレーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14043294A JPH08785A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ゴルフシュミレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14043294A JPH08785A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ゴルフシュミレーション装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08785A true JPH08785A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15268541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14043294A Pending JPH08785A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ゴルフシュミレーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08785A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-06-22 JP JP14043294A patent/JPH08785A/ja active Pending
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