JPH0877479A - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム

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JPH0877479A
JPH0877479A JP21618694A JP21618694A JPH0877479A JP H0877479 A JPH0877479 A JP H0877479A JP 21618694 A JP21618694 A JP 21618694A JP 21618694 A JP21618694 A JP 21618694A JP H0877479 A JPH0877479 A JP H0877479A
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JP
Japan
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card
monitoring
camera
user
floor
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JP21618694A
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Osamu Araki
治 荒木
Hiroki Kishimoto
裕樹 岸本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定の条件に応じた柔軟な監視制御システム
を提供する。 【構成】 カードから読み取った監視カメラを制御する
情報に基づき、対応するカメラを動作させるようにした
制御システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル、工場等における
事故の発生等を監視するために、磁気カード、ICカー
ド、光カードのような携帯用記憶媒体を利用して監視用
カメラの動作の制御を行う制御システムに関するもので
ある。ビル等の管理業務では、事故の発生等を防止しセ
キュリティの向上を図るために、館内に監視用カメラを
設置し、カメラで撮影した内容を監視センター内のモニ
ターで監視している。
【0002】近来、監視範囲、ビル内への入場者等の監
視対象の多様化に伴い、制御すべきカメラ台数も増える
と共に、特定の条件(入場者の資格等)に基づいてカメ
ラを制御するような要請が出てきており、自動的に監視
を制御するようなサービスの提供が望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来、ビル、工場では、監視対象とする
区域内に設置された監視カメラで撮影した内容を、監視
センター内のモニターで監視していた。ところが、監視
範囲の広がり、監視対象とする入場者が増えるなどによ
り監視対象が多様化すると、それぞれの状況に対応して
個別の制御を行う必要がでてくる。監視範囲が広がれ
ば、入場者がなく特に撮影する必要がない区域が出てく
る。また、大量の入場者のうちから、特定の資格を有す
るような者について特に監視を強化したい場合などが出
てくる。この場合には、監視センターにおいてオペレー
タ等の手動操作により監視カメラを動作させる方法が採
用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、監視対象の多
様化に伴い、状況に応じて監視カメラを個別に制御しよ
うとすると、手動操作により制御しなければならず、監
視センターにおけるオペレータ等の負荷が大きくなる、
という問題を生じていた。通常、入場、入室する場合に
は、利用者ID等が登録されたカードを使用しているか
どうか判定され、入場、入室が許可される。従って、入
場者の有無や、有資格者かどうかの判定は、入場、入室
時のカード制御に基づいて制御することが可能である。
【0005】本発明では、カードによる、館内の人の有
無や、入場者の資格の判定に応じて柔軟な監視制御を可
能とする制御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
の監視制御システムは、所定区域内に設置された監視カ
メラと、所定の監視カメラと対応づけられた情報を記憶
する携帯用記憶媒体と、所定区域の入口に設置された携
帯用記憶媒体のリーダで読み取られた前記携帯用記憶媒
体の情報に基づいて、対応する前記監視カメラを動作さ
せるカメラ制御装置を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】本発明の監視制御システムでは、リーダで読み
取られた磁気カード等の携帯用記憶媒体中の制御情報に
基づいて、所定区域に設置された監視用カメラを動作さ
せるようにしたものである。従って、本発明の監視制御
システムによれば、有資格者が入場の際にカードを使用
すると従来の解錠による入場の許可処理の他に、自動的
に任意の範囲をカメラの監視範囲として設定することが
可能となる。また、カメラの監視範囲を設定する他に、
監視範囲内の放送設備に対する作動の指示等を行うこと
が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に基づいて説明する。図1
は、本発明の一実施例の構成図、図2は本発明の概略フ
ローチャート、図3は本発明の一実施例の詳細構成図、
図4は本発明の一実施例のカードデータ図、図5は本発
明の一実施例の条件テーブル図、図6、図7は本発明の
一実施例のフローチャートである。
【0009】本発明の一実施例の構成を、図1に基づい
て説明する。本実施例では、監視用カメラを制御する情
報を記録する携帯用記憶媒体として磁気カードを使用し
て説明するが、その他の記憶媒体でも、携帯できるよう
なもの、例えば,ICカード、光カードであることを妨
げない。図1は、ビルの1フロア中がいくつかのフロア
に区切られているような場合であり、区切られた各フロ
アの入口にはカードゲートが設置されている。カードゲ
ートは、カードリーダを備え、リーダで操作されたカー
ド内のデータに基づいて、入口の施錠及び解錠を行うも
のである。カードを有する入場者は入口に設置されたカ
ードゲートのリーダ30でカードを操作する。読み込ま
れたカード内のデータである利用者IDは、制御装置4
0に通知され、フロアへの入室が許可されるか判定され
る。許可される場合には、フロアの入口は解錠される。
制御装置40では、入室を許可するかどうかを判定する
と共に、許可する場合には、入場者に対応するフロアを
特定し、動作を制御すべきカメラ70を特定する。入場
者に対応するフロアがBフロアの場合には、動作を制御
すべきカメラ70はカメラ2となり、撮影された映像
は、制御センター内のカメラ2に対応するTV2に映し
出される。Aフロアのように1台のカメラでは撮影しき
れない広さの場合には、Aフロア1、Aフロア2とフロ
アを区分し、入場者に対応するフロアがAフロア1の場
合には、カメラ1の向きを変更することで、フロア全体
の中から必要な領域を映すようにする。
【0010】次に、本発明の全体の流れを、図2の概略
フローチャートに基づいて説明する。利用者は、ビル、
会議室等に入る場合、入口に設置されるカードゲートの
リーダで利用者が所有するカードを操作する(ステップ
2−1)。本発明の監視制御システムではカードに書き
込まれている利用者ID等の一定の識別子を読み取る
と、入室許可の対象かどうか判定し(ステップ2−
2)、許可の対象ならば、カメラによる監視対象かどう
かの判定処理に移る(ステップ2−3)。利用者IDが
カメラ監視対象に含まれる場合は、予め設定された利用
者IDに対応する監視場所、監視するカメラ等を決定す
る(ステップ2−4)。監視場所、監視カメラ等が決定
すると、カメラの作動、撮影範囲の変更の制御等を行う
と共に、撮影範囲内の放送設備の作動等をを行う(ステ
ップ2−5)。
【0011】次に図3から図7に基づいて、本発明の一
実施例として、監視範囲を利用者単位に設定する場合を
説明する。図3に、本発明の一実施例の詳細構成を示
す。カードリーダ30は、利用者が所持するカードから
利用者毎に設定される識別子である利用者IDを読み取
るものである。
【0012】錠制御部50は、カードリーダ30で利用
者が所持するカードが操作された場合に、利用条件判断
処理部80でカード中の利用者IDが入室許可の対象者
のIDであるかどうか判断された結果に基づいて、解
錠、施錠の処理をするものである。制御装置40は、カ
ードリーダ30から読み取られた利用者IDに基づき、
利用者IDに対応するカメラの監視範囲を特定し、カメ
ラ及びその他の照明等の設備を制御するものであり、利
用条件判断処理部80、条件テーブル90、監視判定処
理部100、コントローラ制御部110、照明制御部1
30から構成される。
【0013】表示部10は、条件テーブル90中の各種
テーブルへの入力、表示を行うものであり、データの入
力はキーボード等によって行われる。利用条件格納部2
0は、条件テーブル90を参照する際の手順を定めて条
件を格納するものである。利用条件判断処理部80は、
利用条件格納部20に格納された条件に従って条件テー
ブル90を検索し、入室許可対象かどうかを判定するも
のであり、監視判定処理部100に対して監視処理を指
示すると共に、錠制御部50に対して解錠、施錠を指示
するものである。
【0014】監視判定処理部100は、監視処理の対象
とする利用者について条件テーブル90の各種テーブル
を検索し、テーブル中の監視範囲、制御装置番号等の情
報に基づき、コントローラ制御部110に指示するもの
である。条件テーブル90は、カード内に設定された利
用者IDに対応するカメラの監視範囲を導くための各種
条件を設定したテーブルであり、利用者テーブル、特定
者テーブル、カードゲート監視テーブル、カメラ監視テ
ーブルから構成される。利用者テーブルは、入室許可の
対象となる利用者ID等を設定したテーブルである。特
定者テーブルは、利用者のうち特定の利用者毎の情報で
あり、監視の有無、監視対象となるカードゲート等が設
定される。カードゲート監視テーブルは、カードゲート
毎の情報であり、監視範囲等が設定される。カメラ監視
テーブルは、監視範囲毎の情報であり、監視範囲に対応
する具体的な名称、照明等の各種制御装置番号、制御カ
メラ番号等が設定される。
【0015】コントローラ制御部110では、監視判定
処理部100の指示に基づいて、該当するカメラコント
ローラ60に対して制御信号120を送信するものであ
る。各カメラコントローラ60の制御信号受信部140
は、コントローラ制御部110からカメラの制御内容に
ついての信号を受信すると、該当するカメラを制御する
ためにカメラ監視制御部150に指示を与え、監視カメ
ラ70を制御する。
【0016】利用条件判断処理部80は、監視判定処理
部100に対して該当するカメラの制御を指示すると共
に、照明等の各種放送設備の制御部130に対しても、
監視範囲の指示を行う。各種放送設備の制御部130
は、利用条件判断処理部80から指定された監視範囲に
ついて、照明等の放送設備の作動、環境設定等を行う。
図4に、本発明の一実施例で使用されるカードデータの
例を示す。
【0017】カード内には、一定の識別子として利用者
ID等が設定される。図5は、本発明の一実施例で参照
される条件テーブルの例を示す。利用者テーブルは、カ
ードゲートでの入室許可の対象となる利用者IDであ
り、カードリーダにてカードが操作され、利用者IDが
読み込まれると、本テーブルが検索され、本テーブル中
に利用者IDがあれば入室が許可される。例えば、カー
ドから読み込まれた利用者IDが「123456」であ
れば、利用者テーブル中にあるため入室許可の対象とな
る。
【0018】特定者テーブルは、利用者単位に各種情報
を設定するためのテーブルであり、利用者テーブル中に
登録された入室を許可される利用者IDに対する指定カ
ードゲート、及び監視の有無を指定するフラグが特定さ
れる。監視の有無は、指定フラグに「1」が設定されて
いる利用者のみ監視の対象とする。例えば、利用者ID
が「444444」であれば、監視フラグに「0」が設
定されているため監視対象にならない。指定カードゲー
トは、カードリードの操作を有効とするカードゲートを
指定するものであり、指定カードゲート以外でカードリ
ードされた場合は、カメラ監視処理は行われない。指定
カードゲートに「000」が設定されていれば、全ての
カードゲートが対象となり、どのカードゲートでカード
リードの操作をしても監視の対象となる。例えば、利用
者IDが「234567」であれば、カードゲート「0
01」または「002」でカードリードされた場合のみ
監視対象となる。
【0019】カードゲート監視テーブルは、監視範囲を
論理的な番号で規定したものである。例えば、カードが
操作されたカードゲートが「001」であれば、監視範
囲は「A1」となる。カメラ監視テーブルは、カードゲ
ート監視テーブルから導かれた監視範囲に対するグルー
プ名称、照明等の各種設備の制御装置の番号及び、制御
カメラの番号を特定するものである。例えば、監視範囲
が「A1」であれば、グループ名称「Aフロア1」、制
御装置番号「1」、制御カメラ番号「001」となる。
制御装置番号は、監視範囲の放送設備等を特定する番号
であり、制御カメラ番号は、監視カメラを特定する番号
である。監視範囲が論理的な値であるのに対し、制御装
置番号、制御カメラ番号は物理的に装置を特定する値で
ある。グループ名称は監視範囲の具体的なフロア名等で
あり、例えば監視履歴をとるような場合の具体的な名称
として使用できる。
【0020】次に、処理の流れを図6、図7を用いて説
明する。利用者IDが登録されているカードを有する利
用者が、入室の際にカードゲートのカードリーダ30に
おいてカード操作する(ステップ6−1)。カードリー
ダ30で操作されたカードデータは制御装置40の利用
条件判断処理部80に通知され処理される。利用条件判
断処理部80は、条件テーブル90内の各テーブルを利
用条件格納部20の指定に従って参照し、以下の処理を
行う。まず、条件テーブル90内の利用者テーブルを参
照し(ステップ6−2)、カードデータ中の利用者ID
が利用者テーブルに登録されているかどうか判定し(ス
テップ6−3)、登録されていなければ、入室を許可し
ない。利用者テーブルに利用者として登録されていた場
合、利用条件判断処理部80は特定者テーブルを参照し
(ステップ6−4)、特定者テーブルに登録されている
かどうか判定し(ステップ6−5)、登録されていなけ
れば、監視対象ではないため、以降の監視処理をせず、
入室許可の錠制御のみを行う(ステップ6−15)。特
定者テーブルに登録されていれば、特定者テーブルにて
監視の有無を判定するフラグ及び監視の対象となるカー
ドゲートを参照する(ステップ6−6)。監視フラグが
監視対象かどうか判定し(ステップ6−7)、監視対象
でない場合には、以降の監視処理をしない(ステップ6
−15)。また、カード操作されたカードゲートが指定
された監視対象カードゲートかどうか判定し(ステップ
6−8)、監視対象でない場合には、以降の監視処理を
しない(ステップ6−15)。指定カードゲートでカー
ドリードされた場合、監視対象となる。監視判定処理部
100は、対象となるカードゲート番号に対応する監視
範囲を特定するため、カードゲート監視テーブルを参照
する(ステップ6−9)。カードゲート監視テーブルか
ら、カードゲート番号に対応する監視範囲が確定し、次
に制御するカメラを特定するため、カメラ監視テーブル
を参照する(ステップ6−10)。カメラ監視テーブル
から、監視範囲に対応する制御装置番号、制御カメラ番
号が確定する。コントローラ制御部110は確定した制
御カメラの番号に従って、カメラコントローラ60に制
御信号120を送信する(ステップ6−11)。カメラ
コントローラ60の制御信号受信部140が、送信され
た信号を受信すると(ステップ6−12)、カメラ監視
制御部150はカメラの作動または向きの切り換え等を
監視カメラ70に指示し(ステップ6−13)、監視カ
メラ70は指示された内容に従って監視制御を行う(ス
テップ6−14)。
【0021】本実施例では、1フロアが複数フロアに区
切られ、区切られたフロアの各入口にカードゲートが設
置され、カードゲート毎に監視有無を制御するような例
で説明したが、複数のフロアを含む1フロアの入口のみ
にカードゲートが設置されていても、携帯用記憶媒体の
情報に基づいて監視カメラを制御するものであれば本発
明の範囲となる。この場合には、複数フロアを含む1フ
ロアの入口のみでカード操作し、カード内の利用者ID
に従って、該当する監視カメラを制御するため、本実施
例のようなカードゲード毎の監視有無の制御はしない。
【0022】
【その他の実施例】上述の実施例では、監視範囲を利用
者単位に設定する場合を説明したが、会社単位に監視範
囲を設定するような場合でも、カードを用いて監視カメ
ラを制御するものであれば、本発明の範囲となる。以下
に図3から図5及び図8、図9に基づいて、本発明のそ
の他の実施例として、監視範囲を会社単位に設定する場
合を説明する。
【0023】図8、図9は本発明のその他の実施例のフ
ローチャートである。ビル内に複数の会社が入っている
ような場合には、フロア単位、またはフロア内の区画単
位に各社の事務所として使用することになる。従って、
利用者単位ではなく、所属する会社単位で、利用する範
囲すなわち監視する範囲を設定する場合がある。
【0024】会社単位に監視範囲を設定する場合につ
き、図4に示すようなカードから読み取った利用者ID
に従って検索する条件テーブルを図5に基づいて説明す
る。利用者テーブルには、カードゲートでの入室許可の
対象となる利用者ID及び利用者が所属する会社のコー
ドが設定される。利用者IDが読み込まれると、本テー
ブルが検索され、本テーブル中に利用者IDがあれば入
室が許可されると共に、利用者が所属する会社コードが
特定される。例えば、利用者ID「100001」に対
する会社コードは「1234」となる。
【0025】会社単位に監視範囲を設定する場合には、
個人単位で監視範囲を制御しないため、特定者テーブル
は参照しない。カードゲート監視テーブルは、カードゲ
ート番号に対応する監視範囲、及び監視範囲であるフロ
ア等を使用する会社コード、監視フラグ位置と対応づけ
られている。利用者がカード操作したカードゲート番号
に、利用者IDから導かれた会社コードが対応していれ
ば、操作されたカードゲート番号に対応する監視範囲が
監視対象となる。例えば、会社コード「1234」であ
る利用者が、カードゲート「001」でカード操作した
場合は、カードゲートに対応する会社コードであるため
監視対象となり、監視範囲は「A1」となる。会社コー
ド「1234」である利用者がカードゲート「004」
でカード操作した場合には、監視対象とならないため、
以降の監視処理を行わない。または、許可対象フロア以
外に入室したと判断し、防犯設備等へ通知することも可
能である。
【0026】以上のように、会社コード及びカード操作
したカードゲート番号により会社単位での監視範囲が特
定されるが、会社単位には監視の対象であっても、利用
者によっては監視範囲により監視の有無を区別すること
が必要な場合、カード内に設定された監視フラグにより
以下のように制御することができる。カードデータ中の
監視フラグは、各カードゲート番号単位に設定される。
監視フラグが「00010010・・」であれば、ON
(1)になっている4番目、7番目に設定されたフラグ
に対応するカードゲートのみが監視対象となる。カード
ゲート監視テーブル中の監視フラグ位置は上記フラグ上
の参照位置を設定したものであり、カードゲート番号
「001」に対応する監視フラグ位置が「2」であれば
カードデータ内の監視フラグの2番目が対象フラグとな
り、「00010010・・」であれば、2番目のデー
タは「0」のため監視対象とならない。従って、会社コ
ード及び操作されたカードゲート番号により会社単位で
の監視範囲が特定されても、カードデータ内の監視フラ
グの指定により、利用者毎に監視対象とするかどうかの
制御が可能となる。
【0027】監視範囲が決まれば、利用者単位に監視範
囲を設定する場合の説明と同様に、カメラ監視テーブル
を参照し、監視制御のため各制御装置、制御カメラの番
号等を特定する。以上のように、会社単位に監視範囲を
設定する場合には、利用条件判断処理部80、監視判定
処理部100が参照する条件テーブル90中のテーブル
が利用者単位に監視範囲を設定する場合と異なるため、
利用条件格納部20の設定を利用者テーブル参照、カー
ドゲート監視テーブル参照、カメラ監視テーブル参照に
すればよい。
【0028】次に、処理の流れを図8、図9を用いて説
明する。利用者IDが登録されているカードを有する利
用者が、入室の際にカードゲートのカードリーダ30に
おいてカード操作する(ステップ7−1)。カードリー
ダ30で操作されたカードデータは、制御装置40の利
用条件判断処理部80に通知される。利用条件判断処理
部80は、条件テーブル90内の各テーブルを利用条件
格納部20の指定に従って参照し、以下の処理を行う。
まず、条件テーブル90内の利用者テーブルを参照し
(ステップ7−2)、カードデータ中の利用者IDが利
用者テーブルに登録されているかどうか判定し(ステッ
プ7−3)、登録されていなければ、入室を許可しな
い。利用者テーブルに利用者として登録されていた場
合、対応する会社コードを検索する(ステップ7−
4)。次に、会社コードに対応する監視場所のカードゲ
ート番号を確認するため、カードゲート監視テーブルを
参照する(ステップ7−5)。カード操作したカードゲ
ート番号に基づいて、カードゲート監視テーブルから、
対応する会社コードを検索する(ステップ7−6)。検
索した会社コードと、利用者テーブルから特定された会
社コードが一致しているか判定する(ステップ7−
7)。一致していれば、監視対象となるため、対応する
監視範囲が確定する。一致しない場合は、監視処理を行
わず、入室許可の錠制御のみを行う(ステップ7−1
5)。次に、カード操作されたカードゲート番号が監視
対象か確認するため、カードゲート監視テーブルの監視
フラグ位置に基づいてカードデータ中の監視フラグを参
照する(ステップ7−8)。カードデータ中の監視フラ
グを参照し、監視対象かどうかの判定を行う(ステップ
7−9)。監視フラグ位置のフラグが「0」であれば監
視対象としない(ステップ7−15)。次に制御するカ
メラを特定するため、カメラ監視テーブルを参照する
(ステップ7−10)。カメラ監視テーブルから、監視
範囲に対応する制御装置番号、制御カメラ番号が確定す
る。コントローラ制御部110は確定した制御カメラの
番号に従って、カメラコントローラ60に制御信号12
0を送信する(ステップ7−11)。カメラコントロー
ラ60の制御信号受信部140が、送信された信号を受
信すると(ステップ7−12)、カメラ監視制御部15
0はカメラの作動または向きの切り換え等を監視カメラ
70に指示し(ステップ7−13)、監視カメラ70は
指示された内容に従って監視制御を行う(ステップ7−
14)。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
監視カメラの制御情報を記憶したカードを利用すること
で、特定の条件(入場者の有無や入場者の資格等)に応
じた柔軟な監視制御を自動的に行うことができ、監視セ
ンターでの処理の負荷を軽減するという効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の概略フローチャートを示す図である。
【図3】本発明の一実施例の詳細構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施例のカードデータを示す図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の条件テーブルを示す図であ
る。
【図6】本発明の一実施例のフローチャートを示す図で
ある。
【図7】本発明の一実施例のフローチャートを示す図で
ある。
【図8】本発明のその他の実施例のフローチャートを示
す図である。
【図9】本発明のその他の実施例のフローチャートを示
す図である。
【符号の説明】
10:表示部 20:利用条件格納部 30:カードリーダ 40:制御装置 50:錠制御部 60:カメラコントローラ 70:監視カメラ 80:利用条件判断処理部 90:条件テーブル 100:監視判定処理部 110:コントローラ制御部 120:制御信号 130:照明制御部 140:制御信号受信部 150:カメラ監視制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】監視用カメラの動作を制御するシステムに
    おいて、 所定区域内に設置された監視カメラと、 所定の監視カメラと対応づけられた情報を記憶する携帯
    用記憶媒体と、 所定区域の入口に設置されたリーダで読み取られた前記
    携帯用記憶媒体の情報に基づいて、対応する前記監視カ
    メラを動作させるカメラ制御装置を備えたことを特徴と
    する制御システム。
JP21618694A 1994-09-09 1994-09-09 監視制御システム Withdrawn JPH0877479A (ja)

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JP21618694A JPH0877479A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 監視制御システム

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