JPH0874230A - ダムコア養生マット - Google Patents
ダムコア養生マットInfo
- Publication number
- JPH0874230A JPH0874230A JP23067394A JP23067394A JPH0874230A JP H0874230 A JPH0874230 A JP H0874230A JP 23067394 A JP23067394 A JP 23067394A JP 23067394 A JP23067394 A JP 23067394A JP H0874230 A JPH0874230 A JP H0874230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- mat
- triangular roof
- dam core
- space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Repair (AREA)
- Tents Or Canopies (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 雨水が溜まらずに継ぎ目からの漏水も少な
く、敷設や運搬や収納を容易化する。 【構成】 所定間隔で平行に配した多数の三角屋根型フ
レーム２の周囲及び各三角屋根型フレーム２の面内に柔
軟な不通気性シート３を張設して、各三角屋根型フレー
ム２，２間にそれぞれ気密状の空室４を設けたエアーマ
ット１を形成し、このエアーマット１の底部には底面周
囲及びその内側に垂下した柔軟な不通気性シートから成
るスカート５によって囲まれた空間部６が形成され、前
記エアーマット１の所要位置に前記各空室４及び空間部
６にエアーを圧送するエアーパイプ７，８を配管してな
ることを特徴としている。
く、敷設や運搬や収納を容易化する。 【構成】 所定間隔で平行に配した多数の三角屋根型フ
レーム２の周囲及び各三角屋根型フレーム２の面内に柔
軟な不通気性シート３を張設して、各三角屋根型フレー
ム２，２間にそれぞれ気密状の空室４を設けたエアーマ
ット１を形成し、このエアーマット１の底部には底面周
囲及びその内側に垂下した柔軟な不通気性シートから成
るスカート５によって囲まれた空間部６が形成され、前
記エアーマット１の所要位置に前記各空室４及び空間部
６にエアーを圧送するエアーパイプ７，８を配管してな
ることを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリートを打設
したダムコアを養生するためのマット、主として降雨時
にダムコア上を覆うようにしたマットに関するものであ
る。
したダムコアを養生するためのマット、主として降雨時
にダムコア上を覆うようにしたマットに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、降雨時などにおいてダムコア上を
覆う設備として一般に防水シートを敷設したり、仮設の
全天候型大屋根を設置したりしている。
覆う設備として一般に防水シートを敷設したり、仮設の
全天候型大屋根を設置したりしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の防水シートで
は、雨水が溜まりやすい、継ぎ目からの漏水も多い、敷
設及び撤去を人力で行うのため多大の時間と労力を要す
る、雨水溜まりや泥汚れ等により撤去や運搬や収納が容
易でない、繰り返し使用で痛みやすいなどの問題があ
る。
は、雨水が溜まりやすい、継ぎ目からの漏水も多い、敷
設及び撤去を人力で行うのため多大の時間と労力を要す
る、雨水溜まりや泥汚れ等により撤去や運搬や収納が容
易でない、繰り返し使用で痛みやすいなどの問題があ
る。
【０００４】また、全天候型大屋根ではその設置に多大
の費用がかかり、その組立解体も容易でないなどの問題
がある。
の費用がかかり、その組立解体も容易でないなどの問題
がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定間隔で
平行に配した多数の三角屋根型フレーム２の周囲及び各
三角屋根型フレーム２の面内に柔軟な不通気性シート３
を張設して、各三角屋根型フレーム２，２間にそれぞれ
気密状の空室４を設けたエアーマット１を形成し、この
エアーマット１の底部には底面周囲及びその内側に垂下
した柔軟な不通気性シートから成るスカート５によって
囲まれた空間部６が形成され、前記エアーマット１の所
要位置に前記各空室４及び空間部６にエアーを圧送する
エアーパイプ７，８を配管してなることを特徴とするダ
ムコア養生マットを提案するものである。
平行に配した多数の三角屋根型フレーム２の周囲及び各
三角屋根型フレーム２の面内に柔軟な不通気性シート３
を張設して、各三角屋根型フレーム２，２間にそれぞれ
気密状の空室４を設けたエアーマット１を形成し、この
エアーマット１の底部には底面周囲及びその内側に垂下
した柔軟な不通気性シートから成るスカート５によって
囲まれた空間部６が形成され、前記エアーマット１の所
要位置に前記各空室４及び空間部６にエアーを圧送する
エアーパイプ７，８を配管してなることを特徴とするダ
ムコア養生マットを提案するものである。
【０００６】
【作用】各空室４にエアーを導入して膨張させることに
より、三角屋根型フレーム２で補強された風船状に膨ら
んだ三角屋根状のエアーマット１が形成され、その状態
で底面のスカート５に囲まれる空間部６にエアーを圧送
することにより、ホバークラフトのようにマット１が浮
き上がる。
より、三角屋根型フレーム２で補強された風船状に膨ら
んだ三角屋根状のエアーマット１が形成され、その状態
で底面のスカート５に囲まれる空間部６にエアーを圧送
することにより、ホバークラフトのようにマット１が浮
き上がる。
【０００７】従って、この浮き上がり状態において、マ
ット１をエアーコンプレッサー１２を搭載したトラック
等の車両１１に牽引して運搬移動したり、降雨時にダム
コア上に設置して養生することができ、またマット１上
面中央から両側にかけて下り勾配をなす屋根型であるた
め雨水の排水も良好となる。
ット１をエアーコンプレッサー１２を搭載したトラック
等の車両１１に牽引して運搬移動したり、降雨時にダム
コア上に設置して養生することができ、またマット１上
面中央から両側にかけて下り勾配をなす屋根型であるた
め雨水の排水も良好となる。
【０００８】また、各空室４内の空気を抜き取ることに
より、マット１を蛇腹状に収縮させて折り畳んで小スペ
ースに待機又は収納保管することができる。
より、マット１を蛇腹状に収縮させて折り畳んで小スペ
ースに待機又は収納保管することができる。
【０００９】
【実施例】ダムコアの養生マット１は、所定間隔で平行
に配したＦＲＰなどの軽量で強度の高い素材からなる多
数の三角屋根型フレーム２の周囲及び各三角屋根型フレ
ーム２の面内に、プラスチックシートなどの軽量で柔軟
な不通気性シート３を張設して、各三角屋根型フレーム
２，２間にそれぞれ気密状の空室４を設けた風船状のエ
アーマットとして形成されている。
に配したＦＲＰなどの軽量で強度の高い素材からなる多
数の三角屋根型フレーム２の周囲及び各三角屋根型フレ
ーム２の面内に、プラスチックシートなどの軽量で柔軟
な不通気性シート３を張設して、各三角屋根型フレーム
２，２間にそれぞれ気密状の空室４を設けた風船状のエ
アーマットとして形成されている。
【００１０】この養生マット１には、その底面の周囲及
びその内側にそれぞれプラスチックシートなどの柔軟な
不通気性シートから成るスカート５が下方に垂下され、
底面下方にこれらのスカート５で囲まれた複数の空間部
６が構成されている。
びその内側にそれぞれプラスチックシートなどの柔軟な
不通気性シートから成るスカート５が下方に垂下され、
底面下方にこれらのスカート５で囲まれた複数の空間部
６が構成されている。
【００１１】さらに養生マット１の底面等、所要位置に
各空室４及びその底面の各空間部６にエアーを圧送する
可撓性を有するエアーパイプ７，８が配管され、このエ
アーパイプ７，８には各空室４及び空間部６に対応する
部分にそれぞれバルブ付きエアー吹き出し口９，１０が
設けられている。
各空室４及びその底面の各空間部６にエアーを圧送する
可撓性を有するエアーパイプ７，８が配管され、このエ
アーパイプ７，８には各空室４及び空間部６に対応する
部分にそれぞれバルブ付きエアー吹き出し口９，１０が
設けられている。
【００１２】なお、養生マット１は例えば、30m平方等
の広さに一体に形成し、単体で使用する外、必要に応じ
て養生マット１，１同士を前後面において接合一体化
（ベルベットファスナー等で接着）して使用する。
の広さに一体に形成し、単体で使用する外、必要に応じ
て養生マット１，１同士を前後面において接合一体化
（ベルベットファスナー等で接着）して使用する。
【００１３】降雨時等において養生マット１を使用する
際には、トラック等の車輛１１に搭載したエアーコンプ
レッサー１２によりエアーパイプ７にエアーを圧送し、
バルブ付きエアー吹き出し口９から各空室４にエアーを
充填して風船状に膨らます。
際には、トラック等の車輛１１に搭載したエアーコンプ
レッサー１２によりエアーパイプ７にエアーを圧送し、
バルブ付きエアー吹き出し口９から各空室４にエアーを
充填して風船状に膨らます。
【００１４】その状態でコンプレッサー１２によりエア
ーパイプ８にエアーを圧送し、バルブ付きエアー吹き出
し口１０から底面のスカート５に囲まれる空間部６にエ
アーを圧送することにより、ホバークラフトのようにマ
ット１を浮き上がらせ、この浮き上がり状態においてマ
ット１を車輛１１に牽引して運搬移動し、ダムコア上に
設置してダムコアの養生を行う。
ーパイプ８にエアーを圧送し、バルブ付きエアー吹き出
し口１０から底面のスカート５に囲まれる空間部６にエ
アーを圧送することにより、ホバークラフトのようにマ
ット１を浮き上がらせ、この浮き上がり状態においてマ
ット１を車輛１１に牽引して運搬移動し、ダムコア上に
設置してダムコアの養生を行う。
【００１５】また養生マット１を使用しないときには、
各空室４内の空気を抜き取ることにより、マット１を蛇
腹状に収縮させてコンパクトに折り畳んだ状態で小スペ
ースに待機又は収納保管する。
各空室４内の空気を抜き取ることにより、マット１を蛇
腹状に収縮させてコンパクトに折り畳んだ状態で小スペ
ースに待機又は収納保管する。
【００１６】
【発明の効果】以上の通りこの発明によれば、各空室に
エアーを導入して膨張させることにより、三角屋根型フ
レームで補強された風船状に膨らんだ三角屋根状の軽量
かつ安価なエアーマットが形成され、その状態で底面の
スカートに囲まれる空間部にエアーを圧送することによ
り、ホバークラフトのようにエアーマットを空気圧で浮
き上がらせることができ、この浮き上がり状態におい
て、エアーマットを車両に牽引して容易に運搬移動した
り、降雨時にダムコア上に簡単に設置して養生すること
ができ、また上面中央から両側にかけて下り勾配をなす
屋根型であるため雨水の排水も良好となる。
エアーを導入して膨張させることにより、三角屋根型フ
レームで補強された風船状に膨らんだ三角屋根状の軽量
かつ安価なエアーマットが形成され、その状態で底面の
スカートに囲まれる空間部にエアーを圧送することによ
り、ホバークラフトのようにエアーマットを空気圧で浮
き上がらせることができ、この浮き上がり状態におい
て、エアーマットを車両に牽引して容易に運搬移動した
り、降雨時にダムコア上に簡単に設置して養生すること
ができ、また上面中央から両側にかけて下り勾配をなす
屋根型であるため雨水の排水も良好となる。
【００１７】また、各空室内の空気を抜き取ることによ
り、エアーマットを蛇腹状に収縮させて折り畳んで小ス
ペースに待機又は収納保管することができる。
り、エアーマットを蛇腹状に収縮させて折り畳んで小ス
ペースに待機又は収納保管することができる。
【図１】この発明の養生マットの概要を示す縦断正面
図。
図。
【図２】この発明の養生マットの側部と中央部の縦断側
面図。
面図。
【図３】この発明の養生マットの斜視図。
【図４】この発明の養生マットの収縮折り畳み状態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図５】この発明の養生マットの運搬移動状態を示す斜
視図。
視図。
１ 養生マット ２ 三角屋根型フレーム ３ 不通気性シート ４ 空室 ５ スカート ６ 空間部 ７ エアーパイプ ８ エアーパイプ ９ バルブ付きエアー吹き出し口 １０ バルブ付きエアー吹き出し口 １１ 車輛 １２ エアーコンプレッサー
フロントページの続き (72)発明者 寺崎 正 東京都千代田区富士見２丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 青嶋 憲一郎 東京都千代田区富士見２丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 宮崎 啓二 東京都千代田区富士見２丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内 (72)発明者 荒井 健 東京都千代田区富士見２丁目10番26号 前 田建設工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 所定間隔で平行に配した多数の三角屋根
型フレームの周囲及び各三角屋根型フレームの面内に柔
軟な不通気性シートを張設して、各三角屋根型フレーム
間にそれぞれ気密状の空室を設けたエアーマットを形成
し、このマットの底部には底面周囲及びその内側に垂下
した柔軟な不通気性シートから成るスカートによって囲
まれた空間部が形成され、前記マットの所要位置に前記
各空室及び空間部にエアーを圧送するエアーパイプを配
管してなることを特徴とするダムコア養生マット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23067394A JPH0874230A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ダムコア養生マット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23067394A JPH0874230A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ダムコア養生マット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0874230A true JPH0874230A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16911514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23067394A Pending JPH0874230A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | ダムコア養生マット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0874230A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108316110A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-07-24 | 南昌华学科技有限公司 | 一种道路小地方修补后保护设备 |
| CN112411326A (zh) * | 2020-10-22 | 2021-02-26 | 张佳丽 | 一种混凝土道路铺设后风干时使用的防雨设施 |
| CN113981785A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-01-28 | 李激涛 | 一种公路工程桥梁施工桥面混凝土养生装置 |
-
1994
- 1994-08-31 JP JP23067394A patent/JPH0874230A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108316110A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-07-24 | 南昌华学科技有限公司 | 一种道路小地方修补后保护设备 |
| CN108316110B (zh) * | 2018-01-19 | 2020-11-27 | 绍兴柯桥星蓝能环境科技有限公司 | 一种道路小地方修补后保护设备 |
| CN112411326A (zh) * | 2020-10-22 | 2021-02-26 | 张佳丽 | 一种混凝土道路铺设后风干时使用的防雨设施 |
| CN113981785A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-01-28 | 李激涛 | 一种公路工程桥梁施工桥面混凝土养生装置 |
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