JPH0872761A - クローラの張り調整装置 - Google Patents

クローラの張り調整装置

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JPH0872761A
JPH0872761A JP23234094A JP23234094A JPH0872761A JP H0872761 A JPH0872761 A JP H0872761A JP 23234094 A JP23234094 A JP 23234094A JP 23234094 A JP23234094 A JP 23234094A JP H0872761 A JPH0872761 A JP H0872761A
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JP
Japan
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cylinder
crawler
tension
spring
idler
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JP23234094A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okumoto
裕之 奥本
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術のクロ−ラの張り調整装置はグリ−
スシリンダを採用しているため、その調整作業に大変手
間がかかり、作業現場に応じたクロ−ラの張り調整がな
されていなかった。本発明は、この問題点を解決する。 【構成】 スライドブロックを支持するヨ−クの後方に
シリンダを配設し、上記シリンダの前面部にシリンダの
軸に直角なバネ座を形成し、上記ヨ−クの後面部に上記
バネ座に対向してバネ受を形成し、上記バネ座とバネ受
との間に緩衝用のバネを張設し、また上記シリンダの後
方より突出しているピストンロッドの端部をサイドフレ
−ムに支持させ、一方油圧源より供給される圧油を切換
弁を介して上記シリンダのヘッド側室またはロッド側室
に供給することにより上記シリンダを作動させて上記ア
イドラを前,後方向に移動させ、上記クロ−ラの張りを
調整するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として油圧ショベル
など建設機械、作業車両に装備しているクロ−ラの張り
調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来技術のクロ−ラの張り調整
装置の第1実施例を示す下部走行体1の要部側面図であ
る。図において、2は下部走行体1のサイドフレ−ム
で、そのサイドフレ−ム2の一端側に先端が開口したガ
イド部3が設けられている。4は上記ガイド部3に摺動
可能に嵌装されたスライドブロック、5は上記スライド
ブロック4に回動可能に支持されたアイドラ、6は上記
アイドラ5に掛け回したクロ−ラである。つぎに、7は
クロ−ラの張り調整装置を構成するアジャスタ機構を示
す。8は上記アジャスタ機構7のシリンダで、上記シリ
ンダ8の軸方向一側にフランジ状のバネ座8Aと、軸方
向他側にロッド部8Bを形成している。9は上記スライ
ドブロック4の後部に連設したヨ−クで、上記ヨ−ク9
の後部に上記シリンダ8のバネ座8Aに対向するバネ受
9Aを形成し、上記バネ受9Aとバネ座8Aとの間にバ
ネ10が張設されている。11は上記シリンダ8に摺動
可能に挿嵌されたピストンで、上記ピストン11の端部
はサイドフレ−ム2に支持されている。また上記ピスト
ン11の端部付近に上記シリンダ8内にグリ−スを封入
するためのグリ−スニップル12を取付けている。この
ように、従来技術のアジャスタ機構7はシリンダ8、ヨ
−ク9、バネ10、ピストン11及びグリ−スニップル
12とから構成されている。そしてグリ−スニップル1
2を介してシリンダ8内にグリ−スを注入することによ
ってシリンダ8をアイドラ5側に摺動させ、ヨ−ク9を
介してアイドラ5をサイドフレ−ム2の先端側に変位さ
せることによりクロ−ラ6の張力を調整するようになっ
ている。一方、油圧ショベルの走行中にクロ−ラが岩石
等の障害物に衝突して大きな衝撃荷重を受けたり、ある
いはまた砂地を走行中に砂がクロ−ラに噛込みクロ−ラ
が張り過剰の状態になる場合、アイドラ5がヨ−ク9を
介してバネ10のバネ力に抗して後退するので、クロ−
ラ6は適正な張力を維持することができるようになって
いる。
【0003】図5は、従来技術の第2実施例で実開昭6
2−114882号公報に記載されているクロ−ラの張
り調整装置の要部側面図である。図に示すように、サイ
ドフレ−ム13の上面部に長手方向中央に位置して開口
14が形成されている。15は後述のアジャスタ機構1
6を支持するために、上記開口14に臨んでサイドフレ
−ム13上板部の下面に鉛直方向に突設された支持部
で、有底筒状に形成されている。16は上記支持部15
に設けられたアジャスタ機構を示す。17は上記アジャ
スタ機構のシリンダで、上記シリンダ17はバネ座17
A及び小径の油通管17Bを一体に形成している。18
は上記シリンダ17のバネ座17Aに対向して支持部1
5内底部に設けられたバネ受で、上記バネ受18とシリ
ンダ17のバネ座17Aとの間にはシリンダ17を上下
方向に弾性的に支持するバネ19が張設されている。2
0は上記シリンダ17内に摺動可能に挿嵌されたピスト
ンで上記ピストン20のピストンロッド20Aは開口1
4から上方のクロ−ラ6に向けて突出している。そして
上記ピストンロッド20Aの上端にはヨ−ク21が固着
されており、上記ヨ−ク21にはクロ−ラ6をガイドす
るアッパロ−ラ22が回動可能に取付けられている。こ
のように、上記アジャスタ機構16はシリンダ17、バ
ネ受18、バネ19及びピストン20からなっていて、
グリ−スニップル12、油通管17Bを介してシリンダ
17内にグリ−スを注入し、ピストン20を上昇させる
ことによりアッパロ−ラ22を上昇させ、クロ−ラ6が
適正な張力を保持できるように高さの調整を行なう。一
方、油圧ショベルの走行中に障害物に衝突してクロ−ラ
6が大きな張力を受けた場合には、アッパロ−ラ22は
上記クロ−ラ6により押下げられ、ヨ−ク21、ピスト
ンロッド20Aを介してピストン20はグリ−スを圧縮
するように下降する。この結果、シリンダ17はバネ1
9のバネ力に抗して支持部15内で摺動下降し、クロ−
ラ6が衝突時に受けた張力を解消することができ、クロ
−ラ6には常に適正な張力が働くようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記に示した従来技術
のクロ−ラの張り調整装置には、次のような問題点があ
った。油圧ショベルを砂地にて走行させるとき、クロ−
ラに砂が噛込みクロ−ラが強く張られ、張り過剰の状態
となってクロ−ラの部品、とくにトラックリンクピンが
偏摩耗したり、また動力損失が起きることがある。この
ため通常砂地を走行するときには、あらかじめオペレ−
タがシリンダ内のグリ−スを抜取り、クロ−ラの張りを
弛めてから走行する必要がある。しかしその作業は工具
を使ってねじを弛めたり、抜き取ったグリ−スの処理、
清掃などに大変手間がかかるため、現状ではクロ−ラの
調整作業は殆ど行なわれていないようである。本発明
は、上記の問題点を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のクロ−ラの張り調整装置は、スライドブロ
ックを支持するヨ−クの後方にシリンダを配設し、上記
シリンダの前面部にシリンダの軸に直角なバネ座を形成
し、上記ヨ−クの後面部に上記バネ座に対向してバネ受
を形成し、上記バネ座とバネ受との間に緩衝用のバネを
張設し、また上記シリンダの後方より突出しているピス
トンロッドの端部をサイドフレ−ムに支持させ、一方油
圧源より供給される圧油を切換弁を介して上記シリンダ
のヘッド側室またはロッド側室に供給することにより上
記シリンダを作動させて上記アイドラを前,後方向に移
動させ、上記クロ−ラの張りを調整するようにした。
【0006】上記スライドブロックを支持するヨ−クの
後方にバネ座を有するフランジを配設し、上記ヨ−クの
後面部に上記フランジのバネ座に対向してバネ受を形成
し、上記バネ座とバネ受との間に緩衝用のバネを張設し
て上記フランジを上記サイドフレ−ムに支持させ、一方
上記サイドフレ−ムの上面部の長手方向中央に開口を形
成し、上記開口よりサイドフレ−ム内部に向ってシリン
ダを鉛直方向に挿入してサイドフレ−ムに支持させ、上
記開口より突出するピストンロッドの上端部にヨ−クを
固設し、上記ヨ−クに上記クロ−ラをガイドするアッパ
ロ−ラを回動可能に取付け、また油圧源より供給される
圧油を切換弁を介して上記シリンダのヘッド側室または
ロッド側室に供給することにより上記シリンダを作動さ
せて上記アッパロ−ラを上,下方向に移動させ、上記ク
ロ−ラの張りを調整するようにした。
【0007】上記油圧源とシリンダとを連結する管路の
途中にパイロット切換弁を挿入し、また運転室内にパイ
ロット弁を設けて上記パイロット弁と上記パイロット切
換弁とを管路で接続し、上記パイロット弁を操作するこ
とにより上記パイロット切換弁を介して上記シリンダが
作動するようにし、運転室内よりクロ−ラの張りを調整
するようにした。
【0008】
【作用】油圧ショベルを使って作業するとき、例えば砂
地にて機械を走行させると、クロ−ラに砂が噛込んでク
ロ−ラが強く張られ、張り過剰の状態となってクロ−ラ
の部品とくにトラックリンクピンが磨耗したり、また動
力損失が発生することがある。このため通常砂地を走行
するときには、あらかじめオペレ−タがクロ−ラの張り
を弛めてから走行する必要がある。このように現場の状
況に合わせてクロ−ラの張りを調整するのが常である。
本発明のクロ−ラの張り調整装置では、アイドラを支持
するスライドブロックの後部に配設したアジャスタ機構
に油圧シリンダを用い、上記油圧シリンダを切換弁の操
作により作動させながら上記アイドラを前、後方向に移
動させ、クロ−ラの張りを調整するようにしている。あ
るいはまたサイドフレ−ム上面部の長手方向中央に開口
を形成し、その開口のサイドフレ−ム内部に油圧シリン
ダを立設し、上記開口より突出する上記シリンダのピス
トンロッドの上端部に、ヨ−クを介してクロ−ラをガイ
ドするアッパロ−ラを取付ている。したがって、上記切
換弁を操作してピストンロッドを作動させながら上記ア
ッパロ−ラを上,下方向に移動させ、クロ−ラの張りを
調整することができる。このように切換弁を操作するだ
けでクロ−ラの張り調整ができるので、現場の状況に応
じたクロ−ラの張りが手を汚さずに容易に得られる。ま
た上記油圧シリンダの作動にパイロット切換弁を採用
し、また運転室内にパイロット弁を設け、そのパイロッ
ト弁により上記パイロット切換弁を操作するようにして
いる。これにより運転室内にて上記パイロット弁を操作
するだけでクロ−ラの張り調整が容易にでき、さらに便
利になっている。
【0009】
【実施例】図1は、本発明請求項1のクロ−ラの張り調
整装置の説明図である。図において、従来技術と同一構
成要素を使用するものに対しては同符号を付す。サイド
フレ−ム2の一端側にスライドブロック4に回動可能に
支持されたアイドラ5を配設している。23はクロ−ラ
6の張り調整装置を構成するアジャスタ機構を示し、2
4は上記アジャスタ機構23のシリンダで、上記シリン
ダ24の前面部にバネ座24Aを形成している。9は上
記スライドブロック4の後部に連設したヨ−クで、上記
ヨ−ク9の後面部に上記シリンダ24のバネ座24Aに
対向するバネ受け9Aを形成し、上記バネ受9Aとバネ
座24Aとの間にバネ10が張設されている。25は上
記シリンダ24のピストンロッドで、上記ピストンロッ
ド25の端部は上記サイドフレ−ム2に支持されてい
る。また油圧源26と切換弁27を管路30にて連結
し、上記シリンダ24のヘッド側室24B及びロッド側
室24Cと切換弁27とをそれぞれ管路31,32にて
連結している。また管路31の途中にパイロットチェッ
ク弁28を挿入し、管路30より分岐してリリ−フ弁2
9を設けている。このように、アジャスタ機構23はシ
リンダ24、ヨ−ク9、及びバネ10なから構成され、
油圧源26より供給される圧油を切換弁27を介して上
記シリンダのヘッド側室24Bまたはロッド側室24C
に供給することによりシリンダ24を前後方向に作動バ
ネさせ、バネ10,ヨ−ク9及びスライドブロック4を
介してアイドラ5を前,後方向に移動させクロ−ラ6の
張りを調整することができる。また管路31に挿入した
パイロットチェック弁28により上記シリンダ24のヘ
ッド側室24B内の圧油の洩れを防ぎ、クロ−ラ6の弛
みを防止している。またリリ−フ弁29は圧油の最高圧
力を規制し、クロ−ラ6の張り過ぎを防止することがで
きる。一方油圧ショベルの走行中にクロ−ラ6が岩石等
の障害物に衝突して大きな張力を受けた場合、アイドラ
5がヨ−ク9を介してバネ10のバネ力に抗して後退す
るので、クロ−ラ6は適正な張力を維持することができ
る。
【0010】図2は、本発明請求項2のクロ−ラの張り
調整装置の説明図である。サイドフレ−ム13の一端側
にスライドブロック4に回動可能に支持されたアイドラ
5を配設している。33は緩衝装置を示し、34は緩衝
装置33のフランジで、その前面部にバネ座34Aを形
成している。9は上記スライドブロック4の後部に連設
したヨ−クで、上記ヨ−ク9の後面部に上記バネ座34
Aに対向するバネ受9Aを形成し、上記バネ受9Aとバ
ネ座34Aとの間にバネ10が張設されている。また上
記フランジ34はサイドフレ−ム13に支持されてい
る。またサイドフレ−ム13の上面部に長手方向中央に
位置して開口35が形成されている。36は上記開口3
5に臨んでサイドフレ−ム13に設けられた支持部であ
る。上記支持部36にシリンダ37を立設し、上記シリ
ンダ37のピストンロッド38がクロ−ラ6に向けて突
出している。そして上記ピストンロッド38の上端部に
はヨ−ク39が固着されており、上記ヨ−ク39にはク
ロ−ラ6をガイドするアッパロ−ラ22が回動可能に取
付けられている。また油圧源26と切換弁27とを管路
26にて連結し、上記シリンダ37のヘッド側室37A
及びロッド側室37Bと切換弁27とをそれぞれ管路4
1,42にて連結している。また管路41の途中にパイ
ロットチェック弁28を挿入し、管路40より分岐して
リリ−フ弁29を設けている。したがって、油圧源26
より供給される圧油を切換弁27を介して上記シリンダ
のヘッド側室37Aまたはロッド側室37Bに供給する
ことによりピストンロッド38を上下方向に作動し、ヨ
−ク39を介してアッパロ−ラ22を上,下方向に移動
させクロ−ラ6の張りを調整するようになっている。ま
たパイロットチェック弁28により上記シリンダ37の
ヘッド側室37A内の圧油の洩れを防ぎ、クロ−ラ6の
弛みを防止している。またリリ−フ弁29は圧油の最高
圧力を規制し、クロ−ラ6の張り過ぎを防止している。
一方油圧ショベルの走行中にクロ−ラ6が岩石等の障害
物に衝突して大きな張力を受けた場合、アイドラ5がヨ
−ク9を介してバネ10のバネ力に抗して後退するの
で、クロ−ラ6は適正な張力を維持することができる。
【0011】図3は、本発明請求項3のクロ−ラの張り
調整装置の油圧系統図である。図において、43は油圧
源26とクロ−ラ6の張り調整用のシリンダ24との間
に挿入したパイロット切換弁で、上記油圧源26とパイ
ロット切換弁43を管路47にて連結し、シリンダ24
のヘッド側室24B及びロッド側室24Cとパイロット
切換弁43とをそれぞれ管路48,49にて連結してい
る。また運転室46内にパイロット弁45を設け、上記
パイロット弁45を管路50を介してパイロット油圧源
44に連結し、また上記パイロット弁の出力部と上記パ
イロット切換弁43の操作部とをパイロット用管路5
1,52にて連結している。したがって、パイロット弁
45を操作することにより油圧源44より供給されるパ
イロット圧油をパイロット切換弁43の操作部に送り、
上記パイロット切換弁43を作動させて油圧源26の圧
油をシリンダ24のヘッド側室24Bまたはロッド側室
24Cに供給し、シリンダ24を伸縮させてクロ−ラ6
の張りを調整することができる。このように運転室46
内にてパイロット弁45を操作することによりクロ−ラ
6の張り調整が容易にできる。
【0012】
【発明の効果】本発明では、クロ−ラのアジャスト機構
に油圧シリンダを使用し、切換弁の操作により上記油圧
シリンダを作動させるようにしたので、クロ−ラの張り
調整が容易にできるようになった。これにより作業現場
の状況に応じたクロ−ラの適正な張りが簡単に得られ、
クロ−ラの張り過ぎを回避できるのでトラックピンの偏
摩耗を防止し、動力損失を防止することができる。また
運転室内にパイロット弁を設け、運転室内よりクロ−ラ
の張りを調整できるようにしたので、さらに便利になっ
た。これにより調整作業の大幅な時間短縮が可能とな
り、メンテナンス費用の節減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明請求項1のクロ−ラの張り調整装置の説
明図である。
【図2】本発明請求項2のクロ−ラの張り調整装置の説
明図である。
【図3】本発明請求項3のクロ−ラの張り調整装置の油
圧系統図である。
【図4】従来技術のクロ−ラの張り調整装置の第1実施
例を示す下部走行体の要部側面図である。
【図5】従来技術のクロ−ラの張り調整装置の第2実施
例を示す下部走行体の要部側面図である。
【符号の説明】
4 スライドブロック 5 アイドラ 6 クロ−ラ 7,16,23 アジャスタ機構 8,17,24,37 シリンダ 9,21,39 ヨ−ク 10,19 バネ 11,20A,25,38 ピストンロッド 22 アッパロ−ラ 27 切換弁 43 パイロット切換弁 45 パイロット弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体を構成する左右のサイドフレ
    −ムの一端に前後方向に移動自在なスライドブロックを
    介してアイドラを取付け、上記アイドラにクロ−ラを掛
    け回し、上記クロ−ラの張力調整及び緩衝用のアジャス
    タ機構を設けているクロ−ラ式建設機械において、上記
    スライドブロックを支持するヨ−クの後方にシリンダを
    配設し、上記シリンダの前面部にシリンダの軸に直角な
    バネ座を形成し、上記ヨ−クの後面部に上記バネ座に対
    向してバネ受を形成し、上記バネ座とバネ受との間に緩
    衝用のバネを張設し、また上記シリンダの後方より突出
    しているピストンロッドの端部をサイドフレ−ムに支持
    させ、一方油圧源より供給される圧油を切換弁を介して
    上記シリンダのヘッド側室またはロッド側室に供給する
    ことにより上記シリンダを作動させて上記アイドラを
    前,後方向に移動させ、上記クロ−ラの張りを調整する
    ようにしたことを特徴とするクロ−ラの張り調整装置。
  2. 【請求項2】 下部走行体を構成する左右のサイドフレ
    −ムの一端に前後方向に移動自在なスライドブロックを
    介してアイドラを取付け、上記アイドラにクロ−ラを掛
    け回し、上記クロ−ラの張力調整及び緩衝用のアジャス
    タ機構を設けているクロ−ラ式建設機械において、上記
    スライドブロックを支持するヨ−クの後方にバネ座を有
    するフランジを配設し、上記ヨ−クの後面部に上記フラ
    ンジのバネ座に対向してバネ受を形成し、上記バネ座と
    バネ受との間に緩衝用のバネを張設して上記フランジを
    上記サイドフレ−ムに支持させ、一方上記サイドフレ−
    ムの上面部の長手方向中央に開口を形成し、上記開口よ
    りサイドフレ−ム内部に向ってシリンダを鉛直方向に挿
    入してサイドフレ−ムに支持させ、上記開口より突出す
    るピストンロッドの上端部にヨ−クを固設し、上記ヨ−
    クに上記クロ−ラをガイドするアッパロ−ラを回動可能
    に取付け、また油圧源より供給される圧油を切換弁を介
    して上記シリンダのヘッド側室またはロッド側室に供給
    することにより上記シリンダを作動させて上記アッパロ
    −ラを上,下方向に移動させ、上記クロ−ラの張りを調
    整するようにしたことを特徴とするクロ−ラの張り調整
    装置。
  3. 【請求項3】 上記油圧源とシリンダとを連結する管路
    の途中にパイロット切換弁を挿入し、また運転室内にパ
    イロット弁を設けて上記パイロット弁と上記パイロット
    切換弁とを管路で接続し、上記パイロット弁を操作する
    ことにより上記パイロット切換弁を介して上記シリンダ
    が作動するようにし、運転室内よりクロ−ラの張りを調
    整するようにしたことを特徴とする、請求項1及び請求
    項2記載のクロ−ラの張り調整装置。
JP23234094A 1994-08-31 1994-08-31 クローラの張り調整装置 Pending JPH0872761A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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