JPH0870724A - 愛玩動物用シーツおよびその製造方法 - Google Patents
愛玩動物用シーツおよびその製造方法Info
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- JPH0870724A JPH0870724A JP21507494A JP21507494A JPH0870724A JP H0870724 A JPH0870724 A JP H0870724A JP 21507494 A JP21507494 A JP 21507494A JP 21507494 A JP21507494 A JP 21507494A JP H0870724 A JPH0870724 A JP H0870724A
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- Japan
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- sheet
- intermediate layer
- roasted coffee
- extraction residue
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は愛玩動物の***物による悪臭に対
し、脱臭性、消臭性において、より高い効果を有する愛
玩動物用シーツおよびその製造方法を提供することを目
的とする。 【構成】 基材上に、吸水材を含有する中間層と、表面
材とをこの順に有する愛玩動物用シーツにおいて、焙煎
後粉砕または磨砕したコーヒー豆からコーヒー液を抽出
した後に得られる焙煎コーヒー抽出残渣を含有すること
を特徴とする愛玩動物用シーツ、および該シーツを製造
する方法であって、前記中間層に前記焙煎コーヒー抽出
残渣を混入し、エンボスロールによるエンボス加工によ
り該残渣を該中間層内に圧着させる工程を有する前記シ
ーツの製造方法。
し、脱臭性、消臭性において、より高い効果を有する愛
玩動物用シーツおよびその製造方法を提供することを目
的とする。 【構成】 基材上に、吸水材を含有する中間層と、表面
材とをこの順に有する愛玩動物用シーツにおいて、焙煎
後粉砕または磨砕したコーヒー豆からコーヒー液を抽出
した後に得られる焙煎コーヒー抽出残渣を含有すること
を特徴とする愛玩動物用シーツ、および該シーツを製造
する方法であって、前記中間層に前記焙煎コーヒー抽出
残渣を混入し、エンボスロールによるエンボス加工によ
り該残渣を該中間層内に圧着させる工程を有する前記シ
ーツの製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は愛玩動物であるペット用
の***物処理材として有用なシーツおよびその製造方法
に関し、特に、脱臭性・消臭性に優れた愛玩動物用シー
ツおよびその製造方法に関する。
の***物処理材として有用なシーツおよびその製造方法
に関し、特に、脱臭性・消臭性に優れた愛玩動物用シー
ツおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、愛玩動物関連産業の周辺技術の開
発は目ざましく、愛玩動物の***物処理材として愛玩動
物用シーツが急速に普及している。かかる愛玩動物用シ
ーツは、優れた吸水性を有し、しかも、***物から生じ
る臭気に対する脱臭性・消臭性を有することが要求され
る。吸水性は高吸水性樹脂の採用により大幅に改善され
ているが、脱臭性・消臭性については未だ十分な効果が
得られていない。例えば、従来よりシーツの脱臭性・消
臭性を向上させるために高吸水性樹脂の増量、マスキン
グ効果を期待しての各種香料の散布、添加などの方策が
講じられているが、いずれの方策も未だ満足する程の効
果は得られていない。また、例えば、ユッカ・シディゲ
ラの抽出乾燥エキスや、茶カテキン又はウーロン茶のエ
キスなどが脱臭効果あると言われているが、いずれも、
***物量が多い場合には十分な効果を発揮するに至って
おらず、***物による悪臭の除去に対し、より高い効果
を有する愛玩動物用シーツが求められている。
発は目ざましく、愛玩動物の***物処理材として愛玩動
物用シーツが急速に普及している。かかる愛玩動物用シ
ーツは、優れた吸水性を有し、しかも、***物から生じ
る臭気に対する脱臭性・消臭性を有することが要求され
る。吸水性は高吸水性樹脂の採用により大幅に改善され
ているが、脱臭性・消臭性については未だ十分な効果が
得られていない。例えば、従来よりシーツの脱臭性・消
臭性を向上させるために高吸水性樹脂の増量、マスキン
グ効果を期待しての各種香料の散布、添加などの方策が
講じられているが、いずれの方策も未だ満足する程の効
果は得られていない。また、例えば、ユッカ・シディゲ
ラの抽出乾燥エキスや、茶カテキン又はウーロン茶のエ
キスなどが脱臭効果あると言われているが、いずれも、
***物量が多い場合には十分な効果を発揮するに至って
おらず、***物による悪臭の除去に対し、より高い効果
を有する愛玩動物用シーツが求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、愛玩動物の***物による悪臭に対し、より高い脱臭
性、消臭性を有する愛玩動物用シーツおよびその製造方
法を提供することにある。
は、愛玩動物の***物による悪臭に対し、より高い脱臭
性、消臭性を有する愛玩動物用シーツおよびその製造方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述のよ
うな脱臭性、消臭性に優れる愛玩動物用シーツを開発す
べく、鋭意研究を重ねた結果、特に焙煎コーヒー抽出残
渣を愛玩動物用シーツに用いることにより愛玩動物であ
る犬、猫などがそのシーツを喜んで利用し、愛玩動物の
***物である糞尿に起因する悪臭を除去あるいは大幅に
減少できることを見出し本発明を完成した。
うな脱臭性、消臭性に優れる愛玩動物用シーツを開発す
べく、鋭意研究を重ねた結果、特に焙煎コーヒー抽出残
渣を愛玩動物用シーツに用いることにより愛玩動物であ
る犬、猫などがそのシーツを喜んで利用し、愛玩動物の
***物である糞尿に起因する悪臭を除去あるいは大幅に
減少できることを見出し本発明を完成した。
【0005】本発明は、基材上に、吸水材を含有する中
間層と、表面材とをこの順に有する愛玩動物用シーツに
おいて、該中間層が焙煎後粉砕または磨砕したコーヒー
豆からコーヒー液を抽出した後に得られる焙煎コーヒー
抽出残渣を含有することを特徴とする愛玩動物用シーツ
を提供する。
間層と、表面材とをこの順に有する愛玩動物用シーツに
おいて、該中間層が焙煎後粉砕または磨砕したコーヒー
豆からコーヒー液を抽出した後に得られる焙煎コーヒー
抽出残渣を含有することを特徴とする愛玩動物用シーツ
を提供する。
【0006】また、本発明は、基材上に、吸水材を含有
する中間層と、表面材とをこの順に有する愛玩動物用シ
ーツであって、該中間層に焙煎後粉砕または磨砕したコ
ーヒー豆からコーヒー液を抽出した後に得られる焙煎コ
ーヒー抽出残渣を含有するシーツを製造するに際し、前
記中間層内部に前記焙煎コーヒー抽出残渣を混入し、エ
ンボスロールによるエンボス加工により該焙煎コーヒー
抽出残渣を該中間層内部に圧着させる工程を有する愛玩
動物用シーツの製造方法を提供する。
する中間層と、表面材とをこの順に有する愛玩動物用シ
ーツであって、該中間層に焙煎後粉砕または磨砕したコ
ーヒー豆からコーヒー液を抽出した後に得られる焙煎コ
ーヒー抽出残渣を含有するシーツを製造するに際し、前
記中間層内部に前記焙煎コーヒー抽出残渣を混入し、エ
ンボスロールによるエンボス加工により該焙煎コーヒー
抽出残渣を該中間層内部に圧着させる工程を有する愛玩
動物用シーツの製造方法を提供する。
【0007】焙煎コーヒー抽出残渣 焙煎コーヒー抽出残渣とは、コーヒー豆を焙煎後、粉砕
または磨砕し、粉砕または磨砕されたコーヒー豆からコ
ーヒー液を抽出した後の抽出残渣をいう。かかる焙煎コ
ーヒー抽出残渣としては、例えば、通常その利用方法が
なく産業廃棄物として処理されている缶コーヒーの製造
の際に発生する焙煎コーヒー抽出残渣を利用することが
できる。
または磨砕し、粉砕または磨砕されたコーヒー豆からコ
ーヒー液を抽出した後の抽出残渣をいう。かかる焙煎コ
ーヒー抽出残渣としては、例えば、通常その利用方法が
なく産業廃棄物として処理されている缶コーヒーの製造
の際に発生する焙煎コーヒー抽出残渣を利用することが
できる。
【0008】本発明においては焙煎コーヒー抽出残渣と
しては乾燥したものを使用し、具体的には、水分含量が
10重量%以下程度のものを使用するのが望ましい。
しては乾燥したものを使用し、具体的には、水分含量が
10重量%以下程度のものを使用するのが望ましい。
【0009】また、焙煎コーヒー抽出残渣の含有割合
は、シーツ重量に対して1〜50重量%の範囲が好まし
く、更に、5〜40重量%の範囲が好ましい。焙煎コーヒ
ー抽出残渣の含有割合が少なすぎると脱臭・消臭の効果
が不十分であり、多すぎるとシーツ全体がごわごわして
ソフト感がなくなったり、シーツの形状が崩れるなどの
不都合がある。
は、シーツ重量に対して1〜50重量%の範囲が好まし
く、更に、5〜40重量%の範囲が好ましい。焙煎コーヒ
ー抽出残渣の含有割合が少なすぎると脱臭・消臭の効果
が不十分であり、多すぎるとシーツ全体がごわごわして
ソフト感がなくなったり、シーツの形状が崩れるなどの
不都合がある。
【0010】愛玩動物用シーツ 本発明の愛玩動物用シーツは、基材上に、吸水材を含有
する中間層と、表面材とをこの順に有してなり、上記焙
煎コーヒー抽出残渣を含有することを除けば一般に使用
されている愛玩動物用シーツの構造と同様である。
する中間層と、表面材とをこの順に有してなり、上記焙
煎コーヒー抽出残渣を含有することを除けば一般に使用
されている愛玩動物用シーツの構造と同様である。
【0011】基材としては、通常、後述の吸水材で吸収
できなかった尿がシーツの裏へ逃げるのを防止するため
に、防水性を有するシートを使用する。防水性を有する
シートとしては、例えば、プラスチックフィルムなどの
合成樹脂シートが挙げられるが、防水性を有する限り、
材質は特に限定されるものではない。
できなかった尿がシーツの裏へ逃げるのを防止するため
に、防水性を有するシートを使用する。防水性を有する
シートとしては、例えば、プラスチックフィルムなどの
合成樹脂シートが挙げられるが、防水性を有する限り、
材質は特に限定されるものではない。
【0012】また、表面材としては、通常、不織布が使
用されるが、これに限定されるものではない。
用されるが、これに限定されるものではない。
【0013】中間層は、吸水材を含有するものであり、
吸水材としては、例えば、吸水紙、粉砕パルプおよび高
吸水性樹脂が挙げられる。
吸水材としては、例えば、吸水紙、粉砕パルプおよび高
吸水性樹脂が挙げられる。
【0014】特に、シーツの吸水性を向上させるために
は、高吸水性樹脂を使用するのが望ましく、該高吸水性
樹脂としては、具体的には、例えば、ビニルエステルと
エチレン系不飽和カルボン酸またはその誘導体との共重
合体鹸化物;デンプンとアクリル酸のグラフト重合体;
ポリアクリル酸の架橋物;ビニルアルコールとアクリル
酸の共重合体;ポリアクリロニトリルの部分加水分解
物;カルボキシメチルセルロースの架橋物;ポリエチレ
ングリコールの架橋物等が挙げられ、これらは1種単独
で、または2種以上の組み合わせで使用される。高吸水
性樹脂を使用する場合、シーツ1m2 当たり1〜10g使
用するのが好ましい。
は、高吸水性樹脂を使用するのが望ましく、該高吸水性
樹脂としては、具体的には、例えば、ビニルエステルと
エチレン系不飽和カルボン酸またはその誘導体との共重
合体鹸化物;デンプンとアクリル酸のグラフト重合体;
ポリアクリル酸の架橋物;ビニルアルコールとアクリル
酸の共重合体;ポリアクリロニトリルの部分加水分解
物;カルボキシメチルセルロースの架橋物;ポリエチレ
ングリコールの架橋物等が挙げられ、これらは1種単独
で、または2種以上の組み合わせで使用される。高吸水
性樹脂を使用する場合、シーツ1m2 当たり1〜10g使
用するのが好ましい。
【0015】また、粉砕パルプを使用する場合は、シー
ツ1m2 当たり10〜30g使用するのが好ましい。
ツ1m2 当たり10〜30g使用するのが好ましい。
【0016】また、中間層には、上記の粉砕パルプや高
吸水性樹脂を挟み込むために、吸水紙や不織布などが使
用される。例えば、吸水紙または不織布の上に所定量の
粉砕パルプや高吸水性樹脂を散布し、その上に吸水紙ま
たは不織布を重ねるなどにより挟み込む。また、吸水紙
は必要に応じて重ねて使用することも可能である。ま
た、高吸水性樹脂を接着した吸水シート等を使用するこ
とも可能である。
吸水性樹脂を挟み込むために、吸水紙や不織布などが使
用される。例えば、吸水紙または不織布の上に所定量の
粉砕パルプや高吸水性樹脂を散布し、その上に吸水紙ま
たは不織布を重ねるなどにより挟み込む。また、吸水紙
は必要に応じて重ねて使用することも可能である。ま
た、高吸水性樹脂を接着した吸水シート等を使用するこ
とも可能である。
【0017】上記の焙煎コーヒー抽出残渣は、上記の粉
砕パルプや高吸水性樹脂と同様に、吸水紙または不織布
の上に単独で、または粉砕パルプ等と共に散布し、その
上に吸水紙または不織布を重ねるなどにより挟み込めば
よい。
砕パルプや高吸水性樹脂と同様に、吸水紙または不織布
の上に単独で、または粉砕パルプ等と共に散布し、その
上に吸水紙または不織布を重ねるなどにより挟み込めば
よい。
【0018】本発明の愛玩動物用シーツは、例えば、以
下のようにして製造される。まず、吸水紙の上に粉砕パ
ルプを敷き、その上に上記焙煎コーヒー抽出残渣および
必要に応じて高吸水性樹脂を散布する。次いでその上に
吸水紙を被せ、エンボスロールによりエンボス加工を施
し前記焙煎コーヒー抽出残渣を前記吸水紙に圧着かつ挟
み込ませる。続いて必要に応じてこれらに更に吸水紙を
載せ、最上層は不織布で、最下層は合成樹脂シートで覆
い包む。このようにして、最下層より、合成樹脂シー
ト、吸水紙、粉砕パルプ、焙煎コーヒー抽出残渣および
高吸水性樹脂、吸水紙、不織布の順に積層されたシーツ
が得られる。
下のようにして製造される。まず、吸水紙の上に粉砕パ
ルプを敷き、その上に上記焙煎コーヒー抽出残渣および
必要に応じて高吸水性樹脂を散布する。次いでその上に
吸水紙を被せ、エンボスロールによりエンボス加工を施
し前記焙煎コーヒー抽出残渣を前記吸水紙に圧着かつ挟
み込ませる。続いて必要に応じてこれらに更に吸水紙を
載せ、最上層は不織布で、最下層は合成樹脂シートで覆
い包む。このようにして、最下層より、合成樹脂シー
ト、吸水紙、粉砕パルプ、焙煎コーヒー抽出残渣および
高吸水性樹脂、吸水紙、不織布の順に積層されたシーツ
が得られる。
【0019】本発明の愛玩動物用シーツの製造は、通常
連続作業により製造されるものであり、焙煎コーヒー豆
の抽出残渣を上記シーツに散布あるいは混入する手段と
しては、粉砕パルプや高吸水性樹脂などに予め混合して
使用してもよく、あるいは別途に専用の散布用ホッパー
を用いて、吸水紙や粉砕パルプの上に散布あるいは混入
させてもよく、いずれにせよその製造工程中の適当な工
程にて混入すればよい。
連続作業により製造されるものであり、焙煎コーヒー豆
の抽出残渣を上記シーツに散布あるいは混入する手段と
しては、粉砕パルプや高吸水性樹脂などに予め混合して
使用してもよく、あるいは別途に専用の散布用ホッパー
を用いて、吸水紙や粉砕パルプの上に散布あるいは混入
させてもよく、いずれにせよその製造工程中の適当な工
程にて混入すればよい。
【0020】
【実施例】表1に示す構成材料を用いて、紙おむつ製造
装置により次のようにして愛玩動物用シーツを製造し
た。まず、ローラに巻掛けた幅30cmの吸水紙(カバー
紙)を順次繰り出し、その上に1次ホッパーより粉砕パ
ルプを層状(1m2 当たり20g)となるように散布し、
次いで2次ホッパーより高吸水性樹脂を1m2 当たり3
g散布し、更に3次ホッパーより表1に示す重量の焙煎
コーヒー抽出残渣の乾燥物を散布する。その上にローラ
で供給される吸水紙を連続的に積み重ね、次いでエンボ
スロールを通過させてエンボス加工を施し、該焙煎コー
ヒー抽出残渣を吸水紙に圧着させる。更に、その上に、
ローラで供給される不織布を載せ、かつ基材であるプラ
スチックフィルムで最下層を包み込み作成し、更に30×
40cmに裁断する。また、裁断と同時にそれぞれのシーツ
の外周部をヒートシールした。このようにして、愛玩動
物用シーツA、B、C、D、E、Fと、対象のシーツと
して焙煎コーヒー抽出残渣を含まないシーツを作製し
た。
装置により次のようにして愛玩動物用シーツを製造し
た。まず、ローラに巻掛けた幅30cmの吸水紙(カバー
紙)を順次繰り出し、その上に1次ホッパーより粉砕パ
ルプを層状(1m2 当たり20g)となるように散布し、
次いで2次ホッパーより高吸水性樹脂を1m2 当たり3
g散布し、更に3次ホッパーより表1に示す重量の焙煎
コーヒー抽出残渣の乾燥物を散布する。その上にローラ
で供給される吸水紙を連続的に積み重ね、次いでエンボ
スロールを通過させてエンボス加工を施し、該焙煎コー
ヒー抽出残渣を吸水紙に圧着させる。更に、その上に、
ローラで供給される不織布を載せ、かつ基材であるプラ
スチックフィルムで最下層を包み込み作成し、更に30×
40cmに裁断する。また、裁断と同時にそれぞれのシーツ
の外周部をヒートシールした。このようにして、愛玩動
物用シーツA、B、C、D、E、Fと、対象のシーツと
して焙煎コーヒー抽出残渣を含まないシーツを作製し
た。
【0021】
【表1】
【0022】次に、A〜Fおよび対象のシーツの脱臭
性、消臭性を下記のようにして調べた。A〜Fおよび対
象のシーツを敷いた単飼ケージを各シーツについて2
個、計14個用意した。計14匹の超小型犬、小型犬に分類
されるチワワ、ポメラニアン、ヨークシアテリア、シー
ズー及びミニチュアダックスフントを用意し、前記の14
個の単飼ケージに、各々1匹ずつ収容した。単飼ケージ
内のシーツを1日1回交換する方式で、単飼ケージ内で
犬を10日間飼育し、各シーツの1日目及び10日目の臭気
をそれぞれケージの入り口で嗅ぐ方法により官能的に評
価した。その結果を表2に示す。なお、試験期間中、犬
にはまったく異常は見られなかった。
性、消臭性を下記のようにして調べた。A〜Fおよび対
象のシーツを敷いた単飼ケージを各シーツについて2
個、計14個用意した。計14匹の超小型犬、小型犬に分類
されるチワワ、ポメラニアン、ヨークシアテリア、シー
ズー及びミニチュアダックスフントを用意し、前記の14
個の単飼ケージに、各々1匹ずつ収容した。単飼ケージ
内のシーツを1日1回交換する方式で、単飼ケージ内で
犬を10日間飼育し、各シーツの1日目及び10日目の臭気
をそれぞれケージの入り口で嗅ぐ方法により官能的に評
価した。その結果を表2に示す。なお、試験期間中、犬
にはまったく異常は見られなかった。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】本発明の愛玩動物用シーツは、犬猫など
のペットの糞尿に起因する臭気を軽減、改善、消去させ
る効果を有する。従って、本発明の愛玩動物用シーツに
よれば、飼い主である人間に対しては悪臭による不快感
を除去することによって動物飼育による満足を与え、ま
た愛玩動物である犬や猫など自身に対しても快適な糞尿
用の***場所を提供することができることが期待され
る。
のペットの糞尿に起因する臭気を軽減、改善、消去させ
る効果を有する。従って、本発明の愛玩動物用シーツに
よれば、飼い主である人間に対しては悪臭による不快感
を除去することによって動物飼育による満足を与え、ま
た愛玩動物である犬や猫など自身に対しても快適な糞尿
用の***場所を提供することができることが期待され
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材上に、吸水材を含有する中間層と、
表面材とをこの順に有する愛玩動物用シーツにおいて、
該中間層が焙煎後粉砕または磨砕したコーヒー豆からコ
ーヒー液を抽出した後に得られる焙煎コーヒー抽出残渣
を含有することを特徴とする愛玩動物用シーツ。 - 【請求項2】 焙煎コーヒー抽出残渣の割合がシーツ重
量に対して1〜50重量%である請求項1に記載の愛玩動
物用シーツ。 - 【請求項3】 基材上に、吸水材を含有する中間層と、
表面材とをこの順に有する愛玩動物用シーツであって、
該中間層に焙煎後粉砕または磨砕したコーヒー豆からコ
ーヒー液を抽出した後に得られる焙煎コーヒー抽出残渣
を含有するシーツを製造するに際し、前記中間層内部に
前記焙煎コーヒー抽出残渣を混入し、エンボスロールに
よるエンボス加工により該焙煎コーヒー抽出残渣を該中
間層内部に圧着させる工程を有する愛玩動物用シーツの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21507494A JPH0870724A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 愛玩動物用シーツおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21507494A JPH0870724A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 愛玩動物用シーツおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0870724A true JPH0870724A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16666329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21507494A Pending JPH0870724A (ja) | 1994-09-08 | 1994-09-08 | 愛玩動物用シーツおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0870724A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002371494A (ja) * | 2002-03-11 | 2002-12-26 | Daiki:Kk | 衛生用紙 |
JP2003239166A (ja) * | 1999-02-26 | 2003-08-27 | Daiki:Kk | 吸収体及び該吸収体を使用するシーツ |
JP2004137662A (ja) * | 2003-11-04 | 2004-05-13 | Daiki:Kk | 不織布及び該不織布の製造方法 |
JP2006341105A (ja) * | 2002-07-01 | 2006-12-21 | Daiki:Kk | 衛生シーツ及びその製造方法 |
JP2008248470A (ja) * | 2008-07-17 | 2008-10-16 | Daiki:Kk | 衛生用紙及びその製造方法 |
WO2018136763A1 (en) | 2017-01-19 | 2018-07-26 | Javacube, Inc. | Cellulosic composition containing coffee parchment cellulose and uses thereof |
-
1994
- 1994-09-08 JP JP21507494A patent/JPH0870724A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003239166A (ja) * | 1999-02-26 | 2003-08-27 | Daiki:Kk | 吸収体及び該吸収体を使用するシーツ |
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JP2006341105A (ja) * | 2002-07-01 | 2006-12-21 | Daiki:Kk | 衛生シーツ及びその製造方法 |
JP2004137662A (ja) * | 2003-11-04 | 2004-05-13 | Daiki:Kk | 不織布及び該不織布の製造方法 |
JP2008248470A (ja) * | 2008-07-17 | 2008-10-16 | Daiki:Kk | 衛生用紙及びその製造方法 |
WO2018136763A1 (en) | 2017-01-19 | 2018-07-26 | Javacube, Inc. | Cellulosic composition containing coffee parchment cellulose and uses thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040928 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |